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幕張メッセで開催中の第39回東京モーターショーに行ってきました。もちろん目的はただ1つ。話題のGT-R PROTOをこの目で確認するため。午後から行ったにも関わらず、週末だけあって会場は激込み。当然というべきか、一番人を集めているのは日産ブース。とりわけ、真ん中に特設されているGT-Rの周りには、幾重にも人だかりができていて、しばし順番待ち。映像と音楽がボルテージを高める。で。第一印象は予想以上に小さいなぁ、と。ただしばらくすると、次第に大きく見えてくる。そして、完全に魅了されている。それにしても、ものすごい完成度だ。今すぐにでも発売できるんじゃないか、と思うほど。とにかく。完全に惚れた。これはマジで欲しい。2007年発売予定ということなので、今から貯金をしないと。で。他のブースも確認したけれど、どれもぱっとしないなぁ、というのが正直な感想。遊び心が足りないというか、夢がない。まあ、どこも大変なのは分かるけど。個人的には、光岡、現代、三菱、ダイハツには少し惹かれた。意欲的に取り組んでいる。期待していたトヨタ、アウディは全くダメ。とにかくGT-Rのためのモーターショーといっても過言ではないぐらい、オーラだしまくりだった。(写真もアップしました。画質がえらい落ちてるのが残念ですが・・・)
2005.10.30
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やっとカフェーパウリスタに行った。明治42年創業の、知る人ぞ知るカフェの老舗。”鬼の如く黒く 戀(こい)の如く甘く 地獄の如く熱き コーヒー”とゆうのが謳い文句。”鬼”だとか、”地獄”だとかいう辺りが、怪しげな雰囲気を醸し出し、未知の世界へと誘う感じで、抜群のセンスを伺わせる。銀座の喫茶店では、松屋の裏手にある仏蘭西がお気に入りなんだけど、ちょっと離れたところにあるパウリスタには、なかなか足が向かなかった(てゆうか途中にある銀座ライオンの誘惑に負けてしまう)。で。店内の印象はすごくいい。予想以上に、”モダン”でキレイ。客層も、若いお姉さんから、御年配の夫婦までかなり広範囲。もちろん、タバコをふかしてスポーツ新聞を読むおっさんなどいない。メニューは予想以上より少なかったけれど、オリジナリティ溢れるネーミングなのが面白い。迷ったあげく、ブルマンを超えた自信作という、パウリスタNO.1を注文。値段が良心的なのがうれしい。銀座では、1杯4桁を越す店があるから注意しないといけない。で。味は、酸味が強く、ちょっと苦手だったけど、確かにおいしい。酸味が強いとはいえ、苦味とのバランスがよくて好印象。またカップも凝ってるのがいい。で。店内においてるパンフレットには、ちょっとしたトリビアが。「銀ブラ」は、銀座をぶらぶら散歩する事として解釈されているが、そうではなく、銀座(パウリスタ)のブラジルコーヒーを飲みに行くこと、というのが正しいという説明をしている。当時の慶応の学生たちが作った造語だという。たしかに、ありそうな話ではある。大正時代のハイカラな学生が、銀座にコーヒーを飲んで議論するのに、「ところで諸君、今日もそろそろ銀ブラしようではないか」ってな感じで使ったのかもしれない。
2005.10.30
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突然ですが。誰が何と言おうとグレングールドが大好き。CDはほとんど持ってるし(海賊品は除く)、DVDから書籍、そしてあげくの果てに写真集までゲット。バッハはもちろん、ベトベンも、そして賛否両論のモーツアルトだって、全部すばらすぃ。そもそものヤツとの出会いの1枚は、モーツアルトのピアノソナタ集。ぷつぷつ途絶える、完全にふざけきったトルコ行進曲や、超速の8番まで、まさにやりたい放題だけど、これでハマッテしまった。なかでも特に感動したのは、ドキュメント番組「27歳の記憶 off the record on the record」の中の、バッハの”パルティータ第2番ハ短調”の演奏シーン。1人で、もくもくとピアノを練習している途中で、何度弾いてもうまく弾けない箇所にぶつかり、立ち上がって一旦窓際へ。そこで弾けなかったフレーズを口ずさみながら頭に入れる。で。再びピアノに戻り、途中止まった箇所から、マシンガンのように弾きはじめ、弾き終わると同時に颯爽と立ち去る。チョーカッコエエ♪それにしても。本などから得られる情報によれば、ちょっとやそっとのヒネクレ度合いじゃないらしい。そこに堪らなく魅力を感じるし、また自分と同じニオイを感じる。いつの日か「草枕」を携えてトロントに行こう。そして、周りが引くほどのアマノジャクで、かつ見事なまでに異端児で、またどうしようもない頑固者で、それでいて人一倍ナイーブで、情けないほどの人見知り同士として挨拶しよう。
2005.10.27
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阪神弱すぎだからマジで。パリーグ党から「ロッテが出るまでもなかったな」とか言われるし。ソフトバンクにしてもそうだけど、ペナントレースって一体何なんだろうという気がする。クイズ番組でよくある、”最後の問題はなんと1問100万点です!”、みたいな感じ。来年は1リーグでいいと思う。てゆうか、もう1リーグしかないやろ。
2005.10.26
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「阿片王」に続く佐野眞一シリーズは、ダイエー中内の全容を追った『カリスマ』。これまたかなりの力作で上下2巻ある。とりあえず上巻読了。ほんと例によって調べまくっているので、とにかく”へぇー”の連発。なかでも「主婦の店・ダイエー」という有名なキャッチフレーズが、実はダイエーが考えだしたものではなくて、当時日本で起こった「主婦の店運動」の一環だったというのは驚いた。あと中内が神戸の闇市からスタートしていたことも初耳だった。戦後闇市は、新宿など東京の一部を除いて、詳しい実態はよく分かっていないと思うけど、神戸や小倉が、官ぐるみで支えていたことで機能していたという話は、ダイエー云々を抜きに興味深かった。それにしても。やっぱり戦後の流通のことを話すには、いろんな壁があるんだろうな、というのが文面から伝わってくる。そういう意味で、分析がなんとも中途半端な箇所が多々あるけれど、それは仕方ないんだろうな、という気がする。実はそこにこそ核心があったりするんだろうけど、そこは「聖域」というか、我々素人にはうかがい知ることができない世界なんだろう。それと、これは佐野氏の特色でもあるんだけど、”オレは全てを見通していた”、とでも言わんばかりの記述が気になる。そもそも結果を知った上で書いてるんだし、たとえ同時代においても当事者よりも冷静な目で動向をウォッチしてるんだから、”俺は変化に気づいてたよ”、といいたい気持ちはすごく分かるんだけど、それを言うのは少しもったいない。とゆうか言うべきじゃないと思う。歴史の醍醐味って、当事者の判断はいかに優れていたのか、あるいはダメだったことを明らかにすることにあるのではなくて、当時の状況下で、当事者がいかに考え、そしてその結果何が起こったのかを、客観的に記述することで、当時の問題を現在の目で考えることにあるんだと思う。まあ、そんなカシコマッタことはサテオキ。中内とはどうゆう人で、何を考えて、またどこを目指して事業をしていたのかは、すごくよく分かるし、高度成長の時代とは、どんな雰囲気に包まれていたのかを感じ取れせてくれる貴重な本だと思う。次は下巻。ダイエー転落の道です。
2005.10.25
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久しぶりに見た「世界遺産」がすごく良かった。スウェーデンのヴァルベルイってところにある、巨大な鉄塔が立ち並ぶ無線電信局の話なんだけど、すごく勉強になった。それに何か番組の雰囲気がハイグレード(死語)な感じに変わっていて、ついつい見入ってしまった。1つは、ナレーションがオダギリジョーに変わってるのが大きい鴨。これまでの緒方や寺尾の明快な語り口と違い、ぼそぼそと語る口調が、実に絶妙で個人的にはかなりハマッタ。こりゃ、毎週見なきゃいかんな。
2005.10.23
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「人間の創れなくなった今の日本をひっくり返します」数年前から読めと言われ続けていた、史村翔+池上遼一の『サンクチュアリ』を読む。少年時代、内戦が続くカンボジアで生き地獄を経験した男2人が、帰国後、腐敗しきった日本社会を見て、1人は極道の世界から、もう1人は政治の世界から日本を変えようというストーリー。とにかく問題設定がストレートで、それでいて真面目なストーリーがいい。ヤクザものって結構あるのだろうけど、ここまで政治とリンクさせ、メッセージ性の強いマンガって稀有だろうと思う。怒りの矛先が、1980ー90年代の政治状況にあるので、今読むとあの頃の雰囲気が改めて思い出される。こういった硬派でアツイ日本改造ものを踏まえた上で、今の「20世紀少年」のような壮大な物語へと繋がっていくんだなぁ、と妙に納得されされた。
2005.10.23
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あのヘタレの上田次郎が帰ってくる。てゆうか真面目な話、上田次郎こそ理想の大学教師像だったりする。絶対にあーゆうセンセイになってやる。まずは来月13日のテレ朝。で、来年は再び映画化だとか。回を経るごとにシュール度が落ちてきてるとはいえ、とりあえず必見。ただ、できればドラマ化がいいんですけどね。それも深夜枠で。あんなに良いソフトは、なかなかないと思うんだけど。まあ、とにかく喜ばしい限りっス。
2005.10.22
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知ってる人は知っている、銀座にある日比谷バーのウイスキー専門店。各種ビンテージウイスキーが揃っているお店。大好きな山崎の品揃えはこの店がピカイチ。今月はキャンペーンで全商品39%引きという大盤振る舞い。本日はハナキンだし、行ってきました。それにしても、やっぱりウイスキーはウマイ。ただ、古けりゃいいというわけではなく、それぞれの個性があるし、好き嫌いも人それぞれ。今日飲んだ中では1992年ものが最も良かった。店員さんに進められた1991年は、パンチがあったけど深みが足りない。これまた個人的な意見だけど、何やかんやいってストレートに勝る飲み方はないと思う。今日も店員さんが進める飲み方に従い、ハーフロックやトルネード(ワイングラスみたいなのに入れて飲む)を試したけれど、すぐ薄くなるので何とももったいない。ただ、ストレートばかりだとダウンしそうで怖い。とにかく。ウイスキーはサイコー。次回は80年代に挑戦だ。
2005.10.21
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今でこそ普通にクラシックを聴いているけど、ひと昔前までは、全く何も分からなかった。楽器も全く弾いたことがないし、クラシックを聴くなんて、ブルジョアキドリ以外の何ものでもないと真面目に考えていた。ただ、大学時代の友人に、モーツアルト狂い、通称”モルキチ”がいた。どうみても、ただの大阪出身のあんちゃんなんだけど、モーツアルトを語るときだけは別人だった。”そうないいんならオススメの曲をMDに録ってよ”と言ったのが全ての始まり。そのとき最初に録ってくれたMDが、実にいい選曲だった。最初はよく分からない曲も多かったけれど、何度も聴いてるうちに次第に良さが分かってくる。しかもいいとこ取りではない完全版なのがよかった。いわゆる”どこかで聴いた~”なんて邪道だと言うことで、容赦なく2楽章とかも入ってた。でも、これがクラシックの奥深さに対して興味をもつきっかけとなり、結果的に良かった。そいつがすごいのは、曲に分かりやすい解説をつけて渡してくれたところ。送られてきた添付ファイルには、オレ様のコメント、略して”オレ評”とある。中日の落合よりも、数年早い元祖オレ流。で。久しぶりに読み返してみたら、これが実にイイ。モーツアルトに対する思いがひしひしと伝わってくる。これを読みながら聴いたのが、スムーズに入れたのかもしれない。とゆうわけで。せっかくなので公表しちゃいます。著作権上問題かもしれないけど、そろそろ近づいてきている生誕250年を祝うとともにモーツアルト普及活動の一環とゆうことで許してちょ。* * * * * * * * * * * * * * *モーツァルトMD Vol.1<オレ評>●ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488この流れるようなメロディの美しさは完璧というものであろう。協奏曲にはカデンツァというのがある。曲の終わりのほうにソリストがその腕前をみせるため、ソロになる部分のこと。この部分は作曲者が作曲する場合もあれば、演奏家が作曲する場合もある。だからこの部分は即興的な要素が大であるが、この曲の場合第1楽章にのみカデンツァがおかれており、この部分をモーツァルトは入念にピアノのパートに書き入れている。つまり、通常は大いに望まれる即興的な演奏もほとんど入る余地がないほど、天衣無縫ということ。第2楽章のはかなさも印象的。●セレナード第13番ト長調 “アイネ・クライネ・ナハトムジーク” K.525おれの中でもまさに原点の曲。おれも最初はオムニバスでクラシックを聴いていて、当然この有名な第1楽章もはいっていた。ある日、この曲にあと3つの楽章があると知り、それを聴いたときの衝撃はおれの人生をかえるほどのものだった。他もええやん!て感じで、それからモーツァルトの曲をかたっぱしから聴こうと思うようになった。聴いてみてわかるように他の楽章もどこかで聴いたことがある曲やろ。ちなみにこの曲、今は4つの楽章で成り立っているが、元はもうひとつメヌエットがあった。その曲がなぜ、いつ、なくなったかは今も謎である。それでもこの曲もまさに完璧といえるものである。●クラリネット協奏曲イ長調 K.622モーツァルト死の年につくられた、最後の協奏曲。同じ年につくられたピアノ協奏曲第27番と同様、晩年の特徴である清澄なスタイルとともに、死期の迫った(作曲して2ヶ月後に死んでる)モーツァルトの心情を情緒豊かに表現している。第1楽章の流れるような旋律は、ピアノ協奏曲第23番と共通するものがある。どちらもイ長調であり、モーツァルトの場合同じ調整で同じにおいがすることがよくある。第2楽章はモーツァルトの白鳥の歌ともいわれる曲で、泣けてくる。●交響曲第40番ト短調 K.550交響曲第39番~第41番までを3大交響曲といい、古典派シンフォニーの金字塔をうちだしている。しかもこれら性格の異なる3曲を、わずか2ヶ月あまりで作曲している。中間にあたる40番は、ト短調という調性(モーツァルトのト短調は論じられることが多い)が示すように、言葉にならない悲劇的な叫びを感じてしまう。哀愁というべきか。なんであれ、第1楽章のあまりに有名なため息音形から、この曲にはまりこんでしまう。●ミサ曲ハ長調“戴冠式ミサ” K.317声楽曲、それも宗教音楽もいれよう。若いころはたくさんの宗教音楽を書いている。(全作品の1割強の割合)詞がわからなくても、曲のよさはわかるだろう。この曲は副題がついているように(副題はほとんど後世による)ミサ曲の中でもポピュラーなもの。オペラのように豊かなオーケストラに優美な旋律、そしてハーモニー。ゆえにモーツァルトのミサは俗っぽいという批評もあるが、そんな批評はどうでもよい。●交響曲第25番ト短調 K.183モーツァルトの数ある交響曲の中で短調の曲は2曲しかない。40番とこの曲で、いずれもト短調である。片や32歳のとき、これは17歳のとき。40番とは違った激しい感情(まさに悩める青春期かのよう)が感じられよう。40番と比較して小ト短調と呼ばれるが、映画アマデウスの主題曲に起用されて、大ト短調に負けない人気を博すようになる。●2つのコントルダンス K.603●3つのドイツ舞曲 K.605モーツァルトは晩年、宮廷音楽家となったが、与えられた仕事は、望んでいたオペラではなく、こういった音楽であった。しかし、片手間につくったと思われるこれらダンス曲だが、実に味のある名曲ぞろい。ここが、モーツァルトのすごいところ。●モテット『アヴェ・ヴェルム・コルプス』 K.618最後の年につくられたこれぞ珠玉の名作。宗教音楽だが、キリシタンでもないおれでも泣ける。弦とオルガンが静かに奏で始め、旋律は澄み切っており、そして天に召されるかのごとく上昇していく。わずか3分の中に、深い宇宙をつくりだしている。
2005.10.20
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勤務先には、妙にいろんなことに詳しい人がいて、”何なんですかそれは?”とか言うと、”オマエはホント何も知らんなぁ”と言ってはいぢられる。そんな関係が、ここ3年間、習慣になってて、定期的に攻撃を受ける。で。今日は平家物語。帰り際に、”日本人なら必読の吉川英治の平家物語は読んだの?”とか言われる。こうゆう言い方のときは完全に確信犯だ。人生のすべてが盛り込まれているらしい。詰め込み教育世代の哀しさで、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」ってなことは、スラスラ出てくるのに、肝心の中身はサッパリ知らなんだ。”何だ。京都でカフェを開くのに、まだ読んでないのか”と笑いながら帰って行った。こう言われると、近いうちに読んでおかないと、次の攻撃を受けることができない。ってなわけで、帰りに本屋に寄ってみると、なんと全16巻。おひおひ。最近忙しいんだってば。
2005.10.17
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今、日本経済が大きな変化を遂げつつある気がする。村上ファンドや楽天なんかの攻勢もその1つのあらわれだろうけど、それらの動きも含めて、何かが大きくうねりをあげて変わりつつあると思う。それも単なる世代交代ではなく、新旧勢力が入り乱れた本格的な再編がいよいよ始まったんだと思う。そんな時代に第一線にいないのが何ともくやしいけれど、逆に外から冷静に見届けられると考えて諦めるしかないのかもしれない。これまでにも何度となく言ってきたけれど、この流れから完全に切り離されて、腐りつつあるのが、文科系アカデミックの世界であり、このまま推移するようだと、将来的に、日本の文科系大学なんて存在価値が皆無になると断言できる。ってなことを、とあるセンセイに言うと、”将来、大学は専門学校化するから需要は高まってくと思うよ”、と一蹴された。確かに一理あるけど、一体、それを誰が推進するんだろうか?という一抹の不安は残る。それでなくとも、保守の塊のような世間知らずのセンセイ方が時代のニーズを掴んで、ますます稀少価値化していく人材の育成に貢献できるとは、とても思われないんですけど。きょうびの学生は利口だし、また従来にましてセンセイの存在を相対化して見るようになってるから、時代から取り残されているセンセイ方の出る幕なんてあるのだろうか。たちが悪いのは、センセイ方が何を勘違いしているのか知らないけれど、自分は世間のことを分かってると思い込んでること。ほんと重症。それが淘汰される仕組みなら問題ないけれど、そうじゃないから事態は深刻。我々の世代がどうにかして変えて行くしかないけど、これがなかなか・・・ってなこともあり、村上、ホリエモン、三木谷といった”異端児”には、無条件で共感する。まあ、そんな瑣末なことはさておき。時代が流れ、世界が変わりつつある、今この瞬間を見届けなきゃ、と思うと日々ワクワクする。で、こんな刺激的な今を感じながらも、元来のアマノジャクがまたしても顔を出し、1つの時代を作り、今や瀕死の状態にあるダイエーについて考えなきゃな、と思い佐野眞一「カリスマ」(新潮文庫)を読み始める。少し遅れたけれど中内追悼の意味も込めて。「戦後、神戸から出て大きくなったのは山口組とダイエーだけや」という、何とも深い中内発言に凝縮されている「戦後」を考えるという意味でも格好な本だと思うし。ここにきて、資源、メディア、鉄道、金融、不動産、自動車といった「古い」産業が注目されているけど、個人的には、流通も負けず劣らずキーになると思うので。
2005.10.16
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最近のオトモはもっぱらサザン。特に2曲目の”セイシェル”がいい。哀愁漂うメロディが秋になって少しづつ寒くなってく今の季節にぴったり。ほんと旅に出たくなる、てゆうか出なきゃ。流石にセイシェルは無理だけど、どこか海の近くへ。とりあえずD論のプロポーザル終了。いよいよ追い込みっス。
2005.10.13
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ふと入ったコンビニで、ミニカーが付いた缶コーヒーを発見。てゆうか、どっちがメインかわからないぐらいデカイ。それもそのはず1/72サイズ。なんでも「感動の名車コレクション」とかで、本体のコーヒーはブルボン。おいおい、んなもんみたことねえぞ。完全に抱きあわせ販売じゃん。で、30種類あるという車種の中に、なんと2000GTをハケーン!しかも、スピードトライアル&SCCAのゼッケン33がある。さっきまで毒づいてたのに条件反射で確保しているオノレが哀しい。で。レジに行くと一つなんと498円!缶コーヒーが498円!!ブルボンの缶コーヒーが498円!!!完全にミニカーwith缶コーヒー。でも、まあよく出来てる。店頭で中身が見えているのも良心的ではある。とりあえずコレクションルームに飾ってみました。
2005.10.11
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やっと佐野眞一『阿片王ー満州の夜と霧』を読みおわった。とにかくよく調べてあって、ただ脱帽。分析方法や切り口に関しては、言いたいことはたくさんある。歴史研究の動向から言えば、戦後日本経済の原型が満州にあった、ということは、今さら誰も言い出さないほど、既に手垢にまみれた議論だし、大陸における阿片の重要性は指摘の通りだろうが、そのことが、戦後の日本や中国にいかなる意味を持ったのか、ということが分からない限り、やっぱり”里見甫伝”の域を超えることにはならない。佐野氏のポリシーは、”唯一、そこに生きた人間を、人間だけを徹底的に描き出すこと”であるから、その意味では初志貫徹してるし、それはそれで有効な手法なんだろうけれど、個人的には、”人間の行動が、意図せざるものをも含めて、いかなる結果を生み出したのか”、ということに強い関心があるため、どうしても、もう少し先に進んで欲しかった、というのが率直な感想。ただし、彼が調べた事実は、今後、満州研究において貴重な資料になるといっても過言でないほどの重みを持つだろう。それにしても、改めて歴史ってのは難しいもんだ、と痛感。記録に残っていないからといって、その事実がなかったことは意味しないのだから。本当に大事なものは記録には残らないし、また普段のわれわれの暮らしってのも記録には残らない。だとすると、残ったものを使って描く歴史が、どれほど真実を捉えきれているのかは、実に怪しい。阿片のような問題は、まさにその典型なんだろう。その意味で、佐野氏の仕事から学ぶべきことは実に多いし、とりわけ、我々のような歴史研究者はそのことを、多いに自覚すべきなんだと思う。で。3連休だし、勢いで里見甫のお墓がある市川の総寧寺にまで行ってしまった。しかし。岸信介が刻んだという「里見家之墓」は見つからなかった・・・雨が降ってたということもあるんだけど、お墓をウロウロするってのは、何とも気味が悪くて、あえなく退散。天気のいい秋晴れの日にでも再チャレンジしよう。
2005.10.10
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"KILLER STREET" is wonderful CD.Especially, DVD of extra is good. I got the inspiration from exciting views.The person who wants to do creative work should buy it!
2005.10.04
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日曜日の横浜の夕暮れです。最近の出来事と感想をつらつらと。(こうやって更新しなくなるんだろうか)・学習院で勉強会→ほんとは飲みがメインだったりして・・・・久しぶりに中華街へ→めっちゃうまい饅頭屋を発見。・南翔饅頭店にも行く→ほんまうますぎ。・御徒町で羊料理に挑戦→ちょっと変わった味だけどウマイ。・会社内での引越し→大変だったけどすこぶるキレイになった。・外国人記者クラブで食事→ホントいつ行っても夜景がキレイっス。・サザンのニューアルバムゲト→三十路世代には必須アイテムでしょ。・電車で「閨閥」を読む→面白いんだけど、どこまで信じていいものやら。・ついにトミカが気になりだす→気が付けば買ってる自分が怖い。これからガキ使の罰ゲームを見ます。
2005.10.04
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