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4ナンバーは毎年車検なので、当たり前だが年に1回車検がある。毎年の恒例行事と言えばそうなのだが、今回は足回りの整備をしたのでサイドスリップが心配だ。ということで、こんなものを購入してみた。簡易サイドスリップテスターだ。構造はすこぶる単純で、プラスチックの板が左右に動くようになっているだけのもの。アマゾンなどのレビューを見ていると、一応使い物になるようなので、思い切って購入してみた。値段が12000円ほどするので、一度しか使わないのであれば、お金を払って車屋で測定、調整してもらうほうが安上がりである。自分は、今後もランクルの足回りを整備するであろうから、あれば便利かなと思った次第である。(ちなみに滋賀県にはテスター屋がないのである。あれば助かるのだが・・・。)使ってみた感想としては、確かに使い物にはなる。ただ、使用法には注意が必要で、傾いた場所であれば重心のかかるほうへ板がずれてしまうので正確な測定ができなくなる。目安としては、左右の車輪を測定したときに、両側ともインあるいはアウトとなればオッケーだと判断できる。まあ、使えばわかるのだが。一応、これを使ってトーインを調製してからユーザー車検に挑んだ。いつもの検査場である。今年から光軸測定がロービームとなっているが、ランクルは古いのでハイビーム受験となる。初年度登録が平成10年以降はロービーム測定となるようだ。他の車の車検状況を見ていると、ロービームでの測定で不合格の車が続出していた。というか、ほとんどの車が不合格だったような印象だ。だが、ロービーム不合格でも、その後ハイビームでの計測を行なって合格としてラインを通過していたようだ。暫定処置としてそうしているのだろうか?詳しいところはよくわからないが、ハイビームがオッケーでもロービームではダメという車が多いのは実際のようである。さて、いよいよ自分の番だ。しょっぱながサイドスリップ測定なので、祈る気分でテスターを通過したのだが、見事合格。難関クリアである。簡易テスターのおかげだ。が、なんと光軸で左が不合格・・・。なぜだ。昔ならライン上で手直しもできたのだが、現在はそれは無理。光軸にバッテンをもらったままラインを通過。ブレーキや下回りは問題無しでオッケーだった。出口で何がダメだったか聞くとなんと光量不足だとのこと。アクセル吹かせばよかったのかも?今までオッケーだったから、まさか光量とは思わなかった。まあ仕方がない。バルブ切れのことを考えて新品を持ってきていたので、とりあえず左を新品バルブに交換。もう一度並んでラインに入り、再検査。念のために測定中はアクセルを吹かしておいたがあんまり関係ないかも?新品の威力なのかどうかわからないが、無事合格。ちょっと冷や汗だったな(苦笑)。なんとか今年も無事車検合格。黒煙検査にいつまで合格できるかなぁ。その辺が分水嶺のような気がするが・・・。
June 21, 2016
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前に右のタイロッドエンドを交換したが、そのときにエンドのセットを購入したので(というかセット販売だった)そろそろ車検だし、全部交換することにした。フロントを上げる。この作業だけでも結構手間だ。汚いなー。これが長年トヨタで車検受けてきた車だぜ?信じられないね。とりあえずタイロッドとドラッグリンクを外してしまう。エンドリムーバーでガンガン外す。今回一番手間取ったのは、ドラッグリンクとステダンが勘合しているところ。固いのもあるが、うまくリムーバーがはまってくれなかったのもあるかと思う。ステダンは再使用するので、ラバーを破らないようにと手加減すると手間がかかる。そのうち「どーでもえーわ!!」と思い切りやると、「ガキン!!」と外れる。そんなものか。全部外して、ばらしていく。エンドが固着してそうだったが、こんな感じでネジ穴を広げるとサクサク回るようになる。あまりいいやり方ではないかもしれないが・・・。スピード重視だ。今回はマニュアルに書いてある通りの長さにしてから車に組み付けた。・・・のだが、どう考えてもおそろしくトーイン状態になっていた。簡易的にタイヤの中心間の距離を前後で測って比べただけだが、1cmくらいの差がでた。まあ、タイロッドもリレーロッドも組んでる時点で元の長さと全く違っていたので、こうなるとは思っていたのだが。とりあえず、簡易的にタイヤ前後の中心間距離を大まかに合わせる程度で組んでおいた。組み付け後の写真撮るの忘れたな。まあいいか。試運転の状況は、普通なのだが、なんとなく変な違和感というか、奇妙な感覚だ。左のタイヤの外側がかなり偏磨耗してきていたので溝の残っているスペアタイヤと交換したこともあるかもしれない。ステアリングのセンターも10時くらいの位置に来てしまったし、リレーロッドの調整もせねば。この程度の整備で車がメチャおかしくなることはないと頭ではわかっているのだが、なんとなく最近はランクルが全く信用できないのでビビリながらの運転だ。最終的にサイドスリップは調製せねばならないので、仕方がないのでアマゾンで簡易サイドスリップテスターを注文した。これからショックやリーフなど整備することもあるだろうし、一つあれば何かと約にたってくれるだろうと己に言い聞かせておく。うーん、こんなものを買うならバリオスのショックが欲しいぞ!!
May 29, 2016
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また不調が再発した。アイドリング中のハンチング。今回はエンストこそしなかったものの、状態は以前と全く同じ。なんとか帰宅して速攻でエンジンルームを見てみると、案の定というか、ブレーキマスターの負圧ホース差込部分がまたもや抜けかけていた・・・。ビニールテープでグルグル巻きにしていたのだが、熱で伸びてしまっていた。手で触れるだけで動くような状態・・・。だが、これが原因だという確証は得られないので、またまた悩んでしまう。とりあえず、ビニールテープではアカンということがわかったので、今度はアルミテープで巻いてその上からダクトテープ、そしてさらにアルミテープで巻いて処理。これでカッチリとはまる状態になった。本来なら、ホースを抜いた状態で走行してみて再現されるかどうかを試みるべきだと思うのだが、それで本当にエンストして再始動できなくなってしまうとどうしようもない。この辺りが、最悪、同僚に連絡して牽引や積載車の手配が出来るプロとの差だ。一応、現状、近所を走行するくらいなら問題ないのだが、症状が出るのが20kmくらい走行して、一旦停車。その後、再び走行してゴーストップを繰り返すような場合なので、なかなか難しい。色々と考えた末、MAPセンサーと関係が深い水温センサーと、点火コイルを修理してもらったときに、なぜか交換されなかったプラグを交換してみることにした。エンジンカバーを外す。コイルをどうやって抜くかちょっと考えてしまったが、アンダーカバーを下からこじるような感じでカバーごと抜くとうまく外れてくれた。外したプラグはさほどかぶっているようでもないが、ネジ部分は錆びていた。今のエンジンはプラグホールがかなり奥まっているので、水分が入り込んでしまうとなかなか抜けず、気化した水分でプラグが腐食するような事例が多いと思う。コイルを交換したときにプラグをチェックしてくれたのか、はなはだ疑問だ。自分で整備するときくらいは丁寧に、ということで、外す前にはエアーで埃やカスを吹き飛ばし、新しいプラグを装着するときはアンチシーズを使用して焼付きを防止する。その後、水温センサーを交換。2.0エンジンはかなり手の届きにくいところにあるようなネットの書き込みだったが、1.6エンジンはエンジン真横、EGRの下にある。2ピンのソケットがそれだ。ネジ混みではなく、プラのソケットのようなものに突っ込んで、サイドからプラのEリングで留めているだけだ。プラグもセンサーもパーツのパルカで購入。わざわざセンサーのOリングを別に購入したのだが、センサーにちゃんと付属していたw。160円無駄だった・・・。とりあえず、交換完了。まだ、距離は走っていないが、嫁が近所を走ったところ、発進時にガタガタするような症状がでたらしい。これは点火系不良のような・・・作業ミス?うーむ、なんかワケワカランような感じになってきた~!!!もうイヤヤーーーー!!
May 25, 2016
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リード100のフロントタイヤがひびだらけなので、交換をする。タイヤを何にしようか悩んだのだが(貧乏人はこういう余計な悩みが多い)、やはり安いタイヤで行くべし!ということで、チェンシンタイヤをチョイス。純正標準タイヤだという記述もあるので、品質は間違いないだろう(と思う)。モノタロウで注文すると25日くらいのお届けとなったのだが、昨日ひょっこりと届いてしまった。今日もリードで通勤するつもりだったので、これは交換でしょう!夕方の5時前だったが、なんとかなるだろうと作業を開始。アクスルのナットが鬼のように固かった!!17mmのナットだが、1/2ラチェットでは歯が立たない。クロスレンチでトライするが手首が折れそうだ!ここは素直にインパクトで緩めるか・・・。カカカカ、カーン!!一撃ですな。最初からやれよな。なんとなくね、スクーターのアクスルくらい手で緩めてやりますよ!!という妙な意気込みで開始したもので・・・。いつもの通りに外すだけ。先日作業したバリオスのタイヤよりも固い?小さいからやりやすいかと思いきや、径が小さい分きついようだ。リムガードなんか使うと余計きつくなるので、ちょっと傷が付くくらいいいやってことで・・・。外れ始めたらあっという間である。先日のamazon購入のDUROはタイヤそのままが薄っぺらいビニールに入って届いたが、これはこの状態でしかもダンボールに緩衝材てんこ盛りで届いた。さすが、モノタロウさん。タイヤバルブを換える。バリオスも換えたかったのだが、パーツが間に合わなかったのだ。まあいいや。空気が漏れてきたら交換しよう。そして組み付け。これもなかなか固かった。ちょいコツがいる感じ。はめていった部分をひざで押さえていきつつ、グイグイ入れていけばそのうちにはまるのだ。これもコツかなぁ。何度かやって苦労すれば誰でもできるであろう(多分)。はめ込めれば、コンプレッサーで一気にビードを上げる。これは一瞬だった。2kgもいかないうちにパンパンと簡単に完了。・・・あ、空気圧2.5kくらいのままだ。あとで調べたらフロントは1.75kのようだ。また調整しておかねば。新しいタイヤはいいのう。3500円くらいだった。↑2500円の間違い・・・。3500円もあればダンロップが買えるよな。モノタロウさんゴメンナサイ。乗り心地は大変良い。もう一つサスペンショが付いたようだ、こんなに違うものなんだなぁ。スピードメーターのギヤにグリスアップしておく。せっかくばらしたのだから、やっておかねば。完了だ。昨晩コレを書き込んでいるときは半分寝ていたので・・・少し訂正して加筆しておきますw。タイヤの具合は大変良いのは本当。安心感が違う。古いタイヤは、グリップ云々もあるだろうが、硬くなって乗り心地にも影響するということが本当なんだと初めて実感できた。ランクルのタイヤも交換すれば違ってくるんだろうなぁ。
May 19, 2016
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今日はフロントタイヤの交換を行なった。リヤタイヤは比較的新しそうだったが、フロントは溝こそ残っているものの、サイドがひび割れており、とてもではないが命を預けようと思える代物ではない。さて、タイヤの選定をどうするかだが、悩んだ末にDUROを選んだ。ズバリ、安いのにそこそこ評判が良かったからだ。また、リヤタイヤはKENDAがはまっており、それにつりあうかな~という考えもある。基本、雨の日は乗らないし、峠を攻めるわけでもない、まだまだロングツーリングに行くでもなし、まあ安いものでいいかという割り切りだ。早速だが、車体をジャッキアップする。以前作成したパンタジャッキ改を使用。足を拡大しているので、安定感がある。作成の手間が無駄にならず、良かった。アクスルシャフトとカラーが左右逆に入っており少々手間取ったが、ホイールを外す。あっという間にタイヤが外れた。古いタイヤなので固いかと思ったが杞憂であった。バイクは楽で良い。新しいタイヤは一応日向で両面温めておいたので、非常にやわらかくなっていた。サイドに磨いたような傷があったので良く見てみると、少しえぐれたような跡が・・・。返品、交換はできるだろうが、めんどくさいし機能に問題はなさそうだし、無視することにする。安いタイヤにはこういうこともあるということだ。おそらく、国産タイヤでは考えられないことだろう。ビードクリームをたっぷり塗ってから組み込むが、コレもあっという間に組めた。車に比べればラクチンこの上ない。ビードを上げるのは少々てこずった。当初バルブのムシを外さずに普通に空気を入れる感じでやっていたのだ。ホイールが邪魔をして、いつもの直入れ空気入れがうまくはめられなかったからだ。だが、それでは空気の流入量が少なくてうまくビードが上がらない。しかたがないので、バルブをえいやっと少し曲げて直入れ空気入れを接続し、一気に空気を入れたらすぐにビードが上がってきた。手押しの空気入れでビードを上げるという人もいるようだが、やはりコンプレッサーを使った方が楽でいいと思う。バランスはとらない。人にもよるが、バイク屋でも気にしないところはとってないからなぁ。法定速度+αで走る分には問題ないと思う。完了だ。新しいタイヤはやっぱりいいね。80k程度で試運転したが、特に問題はなさそう。これで安心して運転できる。コーナーでびびる必要も無い。こけるとすれば運転技術の問題だ(笑)。お金ができたらリヤもDUROにしようかな。・・・あ、リムから空気漏れがないか調べるの忘れてた(笑)。しばらくは空気圧のチェックを忘れないようにしよう。
May 14, 2016
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先日のリードの修理の際に、バリオスのキャブを外しておいた。オーバーフローの疑いが濃厚なので、とりあえず確認だけでもしておこうと考えたからだ。なんと簡単に外せることよ!大昔にカタナのキャブを外したときは散々苦労した記憶があるが・・・。外したキャブに燃料タンクからホースを繋いでガソリンを流し込むと、予想通り3・4番からジャバジャバとガソリンが流れ出てきた。後から良く考えてみると、写真のように水平にすると実際の設置状態とは全く角度が異なってしまうので、フロートの傾きが正常ではなくなってしまっているのだが、1・2番からは全く出てこなかったので、まあそれなりに判断基準にはなっているのだろうと思う。オーバーフローは間違いないということで、どう処置するか考えていたのだが、思ったよりもキャブの脱着が簡単そうなので、とりあえずフロート室をばらして内部を確認して、フロートバルブを簡易に清掃してみることにした。そして昨日、作業を行なった。四番は特に汚い状態。ネジが錆びていたりしてカスも溜まっているし、これはゴミ噛みしても不思議ではない。フロートバルブは微妙だったが、バルブシートの方は汚れが堆積してそうだったので、キャブクリを吹いて綿棒でゴシゴシと清掃。コンパウンドをつけてグルグル回してシート部がピカッとする状態にしておいた。その後でバルブの先にもコンパウンドをつけすり合わせをする。ここはグルグル回すのはご法度とのことなので、トントンと軽く叩くように満遍なく当たりをつける感じで行なう。三番も同様に行なう。二番のジェットがこんなんでした・・・。どうしたらこんなふうになるのかね?三番のパイロットスクリューが完全に締めこまれた状態だったり、うーん謎だ。ジェットは全て外さず、特に通路の清掃などもしていない。現状でアイドリングはしているし、吹けが悪いとも思ってないからだ。今回はガスケットなども全て再利用。なので、液体ガスケットを使用した。こんなやり方は邪道だと思うが、まあ何事もやってみないとわからないので、これはこれでいいだろう。フロート室を元通りに組みなおして、一応、同調をとっておく。完全に目視に頼って、しかも初めて行なう作業だが、キャブを空に向けてバタフライにごく僅かな隙間が出来る状態に全て合わせてやった。我ながらなんて適当なのだ・・・。作業が終わったので、車体に組みなおして、充電をしておいたバッテリーを積んで、いよいよ始動確認である。一応、組む前にガソリンを流して漏れが無いという確認はしてある。セルを回すが・・・始動しない。もちろんコックをPRIにして10数秒、ストレーナー部の流れが止まるまでガソリンを送ってから始動しているのだが、何度セルを回しても初爆の気配が無い。一番、四番のプラグを外してみるとびしょ濡れだ。ガソリンは来ている。オーバーフローしたままなのだろうか?その後も何度もセルを回し続けるが、いっこうに始動する気配が無い。・・・やり直し、いや、ちゃんとパーツを用意してきちんとオーバーホールをしないとやはり駄目なのか。そりゃそうだろうなぁ。ガソリンでかぶっているのは間違いない。これで最後と思い、バッテリーは空になってかまわないからアクセルを全開にしてセルを回し続けてみると、かすかに初爆の気配が!!その数秒後に、バウーンとエンジンがかかった!そのご、軽くふかしながらアイドルアジャストスクリューで回転を上げてやると、普通にアイドリングしている。一旦エンジンを止めて、しばらく放置してから再始動するとあっさりとエンジン始動。前よりもスムーズにアイドリングしている感じだ。この日はこれで一旦終了。で、今日、あらためてエンジンをかけてみたが、一瞬で始動した。うーん、始動性が良すぎるのはオーバーフローの疑いもあるのだが・・・。意を決して試運転に向かう。運転するのも久しぶりだw。近所をぐるりと回る。途中で道端に停めて様子を見るが、怪しい感じはない。一旦家に戻り、エンジン停止。しばらく置いて再始動させると、問題なく始動する。よし、近所のバイパスに挑戦だ。インターへ向かい、バイパスへ乗り入れる。初めて60k+@、一万回転オーバーで巡航を行なうが、調子は良さそうだ。次のインターで降りて家に向かうが、信号での停止中も特に問題はない。無事に帰宅して、とりあえず試運転は終了。組んだ直後になぜ始動しなかったのかは謎だが、短距離の走行では特に問題は見つからない。暖気は完全に済んでいたと思うのだが、これから気温がもっと上がってエンジンに負荷がかかるとどうなるかはわからない。これで整備が完了したというつもりは全く無いので、これからどうしていくかおいおい考えていくつもりである。まあ、しばらくは様子を見ながら距離を少しずつ伸ばしていくことにしよう。予算さえ確保できれば、各パーツを新しくしたいのだが・・・。なかなかそこまではいかないだろうなぁ。
May 4, 2016
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ランクルが整備で乗れない時用にバイクを買おうと一念発起して手に入れたのが、これも結局まともに運用できないバリオスだったというオチは前に書いた通りなのだが、このままでは結局何も解決しないので、スクーターを手に入れた(泥縄?泥沼?)。お金が無いことには何の変わりもないので、パリッとした車体はとても無理なのだが、ほんとに偶然、知り合いから安く譲ってもらうことができたのが、このリード100である。当然、嫁は呆れを通り越して怒り手前だったが、値段を聞いたら「ハァ?」という感じだった。まあ、普通の人はそんな値段でスクーターが買えるとは思わんわなw(ヘルメットの値段だ)。一応ヤフオクでアドレスV100あたりを探していたのだが、ソレよりもずっと安い値段で手に入れることができた。もちろん、多少の問題はある。アクセルの戻りが悪い、フロントタイヤは交換時期である、ブレーキも要チェック、マフラーが錆び錆び、キックレバーの戻りも悪い、バッテリーは上がり気味、シート破れあり、こんなところか。まず、一番重要なアクセル。ワイヤーを交換すれば確実なのだが、予算の事もあるしとりあえず注油してみる。メットインを外せばエンジンまる見えなので、とりあえずワイヤーが二股に分かれるポイントから潤滑剤を吹きまくると、アクセルグリップ部分から水がどばっと出てきたw。水が出きったところでワイヤーをぐりぐりやってやると、かなりスムーズになった。思ったより錆は出てこなかったので、ワイヤーはそれで良し。むしろスロットル部の動きが渋い感じだったので、グリップがボロボロだったこともあり、思い切ってスロットルを交換。キタコのハイスロセットが1000円ほどだった。安いね!交換するには上部のカバーを全部外す必要がある。ちょっとめんどくさい。交換後はフィーリングもバッチリ。操作感もとてもスムーズ。キックレバーはクランクケースを外してパーツクリーナーでギヤ部を清掃して潤滑剤を適量塗布。これでバッチリ復活。ベルトも交換時期だが、インパクトがあるので簡単に交換出来そう。予算ができたら交換しよう。スクーターはパーツが安いので、エアクリも購入。サクッと交換。シートは張替え用の表皮が1000円ほどだったので、迷わず購入。古い表皮を外すとウレタンがびしょびしょだったので、干して乾燥させてから作業。タッカーで留めていくだけだ。とても簡単。張り替えると見違える!!これはやらないと損だ!ってくらい、気持ちがいい。勢いで、リヤのボックスも購入。NBSの32Lのタイプが、アマゾンのタイムセールで2800円ほどだったのでポチってしまった。GIVIを買うつもりだったのだが、使ってみるとこれで十分である。一応、ちゃんと取り外しできるタイプだ。ベースの取り付けも楽チンだった。リードはキャリアがしっかりしているので、ガッチリと取り付けられる。タンデム時の背もたれにもなるし、そのうち何かクッションを取り付けしたいなと考えている。なにか、いいものないかな?前々から子供がバイクに乗りたいとうるさかったのだが、これでようやくタンデム出来るバイクができた。スクーターなので、乗せる前はそれほどテンションも高くなかったのだが、とりあえず近所をぐるっと一周してやると超興奮w。「ヤバイ!ヤバイ!メッチャ面白い!!」とハイテンション。遊園地じゃないので、気をつけて乗らないとアカンのやぞ!!と言っておいたが、天気が良い日にプチツーリングでも行ってみるかぁ~と思っている。ライトが暗いのが難点だが、ウチで一番調子のいい車ではないだろうか?いやー、スクーターって楽でいいね!ビグスクがたくさん走ってるのも納得だ。やっぱ、コマジェ買っといた方が良かったんじゃね?(プチ後悔)
May 3, 2016
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手軽に乗れるバイクを買うつもりだったのに、なぜかバリオスを買ってしまったことは前回書いたのだが、おかげで色々としなければならない作業が増えてしまった。今回はとりあえず簡単で値段も安い、フロントのブレーキパッドの交換。色々と種類はあるようだが、安い中でも割と評判の良さそうなYAMASIDAのパッドをチョイス。1680円は安い。峠を攻めるわけではないので、十分かと思う。ブレーキをディスクから外す。ボルト2本を外すだけだ。パッドの残量はこのくらい。外から見た感じではほとんど残っていない感じだったが、思っていたよりも残っていた。まあ、交換時期ではある。そしてロッドを押し込んでパッドを外す。ピストンがこのくらい飛び出ている。ピストンの錆び付などはなさそうなので、ブレーキクリーナーを吹いて軽く清掃する程度にしておく。そのあとシリコングリスをピストン周囲に軽く塗布してからピストンを押し込む。押し込む前にリザーブタンクを開けてブレーキオイルをある程度抜き取っておく。押し込んだ分、オイルが戻ってくるからである。今回、ピストンの動きが良く、オイルの戻る勢いが結構あって、ついうっかり画像のようにふたを開けた状態でやってしまって、気がつくとオイルが噴水のようにタンクまで飛びまくっていた(笑)。軽くふたをかぶせておくこと!パッドグリスを塗ってからパッドを組み付け、元のようにバイクに組み付ける。そして、ブレーキレバーをタッチがしっかりと戻るまで何回か握って、作業終了。リザーブの液面の調整も忘れずに。それから、テスト走行に出るのだが、若干エンジンのかかりが悪い。すぐにかかるのだが、アイドリングにばらつきがある。うーん、なんだろうと思ってエキマニを触ってみると、4番気筒が冷たいままだ。エンジンを止めてプラグを外してみると、ガソリンで濡れている。失火している。火花が飛んでいないのか?1番を外してみると、ちゃんと焼けている。ギャップなどプラグの状態はほぼ同じ。電極が減っている感じも無い。ただ、番手が違うものが付いている。4番は8で1番は9だ。1・4番と2・3番で番手が違うというのは聞いたことがあるが・・・。まあいい、失火の原因を探らねば。プラグを入れ替えて再始動するが、状態は同じ。アイドリング中に4番のコードを抜いても変化がないので失火したままだ。圧縮を確認しようと思って4番プラグを抜いた状態でセルを回すと、なんとガソリンがドバッと飛び出てきた!!なんじゃこりゃ!?考えられるのはオーバーフローで、動かしていない一週間の間にエンジンにガソリンが流れてしまったということ。だが、コックはオンなので、ガソリンは流れてこないはずだが、ホースに残った分だけが流れているのだろうか?とりあえず、プラグコードの端子が汚れていたので、クリーナーで清掃して潤滑剤を吹いておく。今、シリンダー内のガソリンは出たはずなので、プラグを組み付け再度エンジンをかける。今度は明らかに回転の勢いがある。エキマニを触ると4番もきっちりと熱くなっている。だが、今度は1番が少しぬるい感じだ・・・。もう、わけがわからん。とりあえず、このまま走ってみる。少し走ると、アイドリングの回転数が3千回転くらいになっていたので、1500くらいに調整して、軽く近所を走ってみるが、とりあえずエンストすることはない。オーバーフローしているとすれば、このまま走り続ければアイドリングが不安定になり、最悪エンスト、再始動困難となるので、怖くて乗っていられたものではない。うーん、まだコレと決まったわけではないが、やはり一度キャブをばらす必要がありそうだ。まあ、避けては通れないと思ってはいたが、めんどくせーなーーー。フロートバルブがかなり高そうなので、これを交換するかしないかで値段がガラッと変わるな。磨り合わせで済ませるか・・・。悩むところである。
April 10, 2016
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突然だが、バイクを買った。前々からいつかライダーとして復活したいと思っていたのだが、なまじ、大型に乗っていたものだから、大型で復活したいと思ってしまい、予算や不安が先に立ちなかなか踏み出せないでいた。今回はそもそもの始まりが125ccのスクーターを買ってみようというところから始まり、なんだかんだ考えているうちにオークションでなぜかバリオスをポチってしまったのであった。いまだに、なんでこれを買ってしまったのかわからんところもあるのだが、今現在、ウチにあるのだから乗らないと仕方がない。初期型のバリオスである。年式は不明だが初期のフルパワーのものである。250の四発は昔GFに乗っていたことがあるが、それよりも遥かに高回転型、2万回転も回るエンジンてどんなんやねん?おかげで下はスカスカなので、15年以上ぶりにバイクに乗るオジサンとしては発進ももたついて軽トラにも抜かれるし、恥ずかしい限りである。この固体の状態は、まあまあ現役で乗られていたような感じで、そこそこ整備もされていたようだ。おかげで、一応、すぐにエンジンはかかるし、アイドリングもするし、今のところ普通に走ってくれている。だが、ホントに近所を20kmほど走っただけで、まだまだ遠くまで行く勇気はない。とりあえずオイル交換をしたところだ。ランクル用にガルフの10w-40を購入していたのだが、これは中型バイクにも使えるオイルであるため、安心して使用できる。パッと見たところ、フロントパッド要交換、フロントタイヤも要交換、外装はヤレヤレなので、サイドカバーとリヤカウル?は缶スプレーで塗りなおすつもり。また手のかかる車体が増えてしまったが、ボチボチやっていくつもりである。
April 3, 2016
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ようやくミッションが降りたので、早速クラッチを取り外す。クラッチディスクは問題が出るほど減ってはいない。新品と比べてもほとんど変わらないように見える。なぜすべるような感じになっていたのか・・・。プレッシャープレートもきれいなものだ。交換の必要などないくらい、新品みたいである。フライホイール側が相当荒れているように見える。波うちが出ていて、度合いは少ないがかなり筋状に磨耗している。もしかするとここで圧着力が弱まって、ディスクがあまり減っていないのにすべりが出てくるのかもしれない。これが原因だとすると、またミッションを降ろしてフライホイールを面研磨しなければならない。まあ、もう脱着も慣れたような気がするが。次は倍のスピードで作業できそうだ(笑)。とりあえず、今日はこのまま組むしかない。レリーズはどうか気になっていたのだが、どうも無いようだ、ベアリングは買ってあるのだが、プレス無しで叩きだすのは少し乱暴過ぎると判断して、今回は再使用する。フライホイールにクラッチディスクとプレッシャープレートを取り付け、センター出しをする。自作SSTw職場に捨ててあったモップの柄が、奇跡的にディスクのスプラインにドンぴしゃり!先を削ってパイロットにはまるようにして何とかクラッチディスクをセンターに合わせる。この作業をきちんとしておくと、載せるときの作業がまったく違ってくるので、慎重にあわせるそしていよいよ載せ作業開始。ゆっくりと上げていき、ベルハウジングがボディと干渉しないように、左に少し傾けながら進める。ジャッキはとても安定している。傾きや上げ下げの微調整が利くので非常にやりやすい。手間取ると思っていた知恵の輪のような揚げ作業もあっという間にクリアできた。買ってよかった~このあたりからが難しい。ここからもう少し入ってくれればいいのだが、最後の一押しが難しい。ディスクのスプラインには割りとすぐに入ったのだが、パイロットで使えている感じだ。何度も押して入れようとするが、なかなか入らない。エンジンとミッションの傾きが合わないのかと思って、この状態のままトランスファーをジャッキで持ち上げてみると、ゴソンと入ってくれた。思ったよりもスムーズに進んだ!後はもう、外した部品を組んでいくだけだ。ペラシャのボルトにはネジロック剤を塗布。本当はボルトナットは交換が望ましいのだが。ミッションオイルとトランスファーオイルを抜いたので、交換する。オイルは純正ギヤオイル85w-90 GL3を購入。思っていたよりも安かったので、助かった。GL5はデフだけに使えばよいので、ミッションはGL3で十分だろう。レバー類も取り付け、セルやレリーズも取り付け、いよいよ完了である。長かったなぁ~ようやくである。車体をウマから下ろし、バッテリーを繋いで、エンジンをかける。ギヤをローに入れて発進・・・・しない。なぜ!!??バックも、二速もどこに入れても前にも後ろにも進まない。ギヤは入っているし、クラッチも繋がっている感触はあるのに!?冷や汗が流れそうだ~~~何か失敗したのか?冷静になってよく考えてみたら、トランスファーレバーがニュートラルになっていた・・・。組みつけのときに動いたのだな。このレバー、動かしたことがなかったので、全く気がつかなかった。レバーをH2に入れて、再度クラッチを繋ぐと、動いた!(当たり前だが)。良かった~。近所を一周してきたが、特に問題はなさそうだ。時間がなくて色々と試走したかったのだができなかったので、通勤でボチボチ様子を見ることにしよう。まあ、どこかミスるようなところは無いはずだし、あとは走行フィールがどうなっているかって所だな。あー疲れた。しばらく整備はしたくない。ま、そうもイカンのだが。
February 28, 2016
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昨日の続きだ。いよいよミッションの取り外しに取りかかる。トランスファーに車載ジャッキに材木をあてがい支える、そして、いったん取り付けなおしたサブフレームを再び取り外す。そしてミッションジャッキの登場。ミッションマウント部とトランスファー前部あたりをミッションジャッキに乗せるような感じ。トランスファー部はジャッキ付属の腕(爪?)が当たってバランスよく載せられないので、後方部は腕を外して木材を挟んで支えることにした。動いてずれると怖いので、前方部は付属のチェーンで固定して動かないようにする。ジャッキに確実に載ったことを確認してからトランスファーを支えていた材木を外してみる。若干ぐらつくが、問題なく支えられているようだ。(ぐらつきは受け台が可動なのでその遊びのようで、本体のぐらつきではなかった)締結しているボルトを全て外し、ベルハウジングとエンジンの隙間に大マイナスを差し込んでこじると、ごそっとミッションが抜けた!全く問題ない!そのまま、後方に抜き出そうとするが・・・ベルハウジングのセルの部分がボディに当たってシャフトが抜けない。マジか・・・。シャフトを抜くにはミッションをもう少し後方にずらさないと駄目なのだが、ボディが当たる。ボディをクリアするにはミッションをもう少し降ろさないと駄目なのだが、シャフトが抜けないことには降ろせない。八方ふさがりである。・・・シャフトを軸にミッションを左回転させればボディ部分を回避して後方に移動できそうだ・・・だが、このジャッキは前後には角度を変えられるが左右の角度は変えられない。少し悩んだが、よく見ると受け台を回転させても角度変更部分は動かない構造のようだ。受け台はお皿のようになっていて、角度機構はミッションジャッキボディに固定されてるのである。ということはジャッキ本体を90度移動させてから角度を変えていけば、シャフト軸方向へ回転させられるということだ。ちょっとわかりにくいのだが、こういう必死な時は全く写真を撮れていないので、画像で説明できないのがつらい。見た感じはジャッキを車の横から突っ込む形になって、ミッションを真横に載せている状態である。そこから角度を上向きにしていくとミッション自体は横に回転するような状態になるわけだ。ちょっとずつ角度を変えて上げて変えて上げてを小刻みに調整しながらでっぱり部分をよけるような感じでずらしていくとゴソっという感じでミッションが抜けてくれた!真横に支えているので、バランスが悪くなるかと思ったのだが、さすがにしっかりとした作りなのでびくともしない。ジャッキを真横に移動させるわけだがスムーズに動くし、なんちゃってジャッキとは雲泥の差だ。何よりも、こんな今やったような横回転など絶対に無理である。少し知恵の輪のような作業であったが、何とかミッションが降ろせた。やはりミッションジャッキがあると作業が楽だ。安心感が全く違う。まあ、問題は載せるときのことだが・・・時間をかければ何とかなるかな?
February 27, 2016
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ランクルのクラッチ交換である。であるのだが、大変なことなのだ。技術的にはたいしたことではないのだが、なにせでかくて重たい・・・でかすぎだ。ということにようやく気付いた。だが、もう後は降ろすだけのところまできたので、とりあえず自作ミッションジャッキに載せてみるのだが・・・なんかスゲーみしみし言ってる気がするのだが・・・。おそるおそる、ミッションを留めているボルトを外していき、全て外したのだが、よく見てみるとミッションジャッキの位置がずれてきているではないか。ミッションはまだエンジンにひっついているのだが、ミッションジャッキが10cmくらい前方に移動してしまっている。というか、ミッション後方が重過ぎて下にずれていき、ジャッキが前に押し出されてきているのである。ぎゃー!!!えらいこっちゃ!!!あわててボルトを締めなおし、トランスファー部を車載のジャッキと角材で支える。アカン!これはアカンやつや!!これは絶対無理だ。こんなちんけな自作ジャッキでは絶対に降ろせない。というか、降ろせたとしても元に戻すのは完全に無理!!ようやく現実を認識できたので、ここは潔く撤退だ。後日録った写真だが、大きさ的にはいけそうなのだが、この位置ではリヤヘビーで後ろに落ちるだろう。マウント部分あたりで支えるのがいいようだが、どちらにせよ、この自作ミッションジャッキでは役不足だ。この時点で、自分で作業するのは断念することにした。また組みなおしてどこかに作業を頼まねばならない・・・。あー落ち込む。部品を買ってしまったので、持込でやってもらえるところじゃないと駄目だな。知り合いのバイク屋さんのお友達が整備をやってるし、そこにお願いするか・・・。四駆のクラッチ交換とかしてもらえるのだろうか?リフトあったかなぁ。その夜はハンパない敗北感とともに床に就いたのだが、悶々と色々考えていたらメラメラと負けん気が出てきた。待て待て、今から作業工賃4万円近くを出費するのなら、いっそのことミッションジャッキを買ったらいいんじゃないのか?もう、降ろす寸前までばらしているのだから、乗り越えねばならないのは脱着のみ。ミッションジャッキがあればできるのではないか?そうだ、その通りだ!買えばいいのだ、ミッションジャッキを!!!とまあ、バカは死んでも治らないって誰が言ったのか知らないが、本当です。買いました。ミッションジャッキ。アストロのが一番安いのだが、正直、少し不安である。ミッションジャッキの重量が32kgしかない。ランクルのミッションはおそらく80kg近くあるはず。もっとガッチリした、本格的な物でないとアカンと思う。で、探して買ったのがこれだ。KIKAIYAというお店のもの。楽天やヤフーショッピングにお店がある。工具専門店でプロ向けの工具を比較的安い値段で販売している。評価も良く、しっかりとしたものを取り扱っているようだ。見た目はアストロのものと変わらないが、重さはほぼ倍の62kg、大きさは一回り大きい。これなら間違いなく降ろせるだろう。続く・・・
February 26, 2016
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クラッチがやばい。ウチにきた時から1・2・3速の入りが悪いとか、踏み代が少ないとか、クラッチが減ってるというサインはばっちりあったのだが、一度は交換しているということを前オーナーから聞いていたので、まだ13万キロそこそこだし、15万キロくらいまではいけるやろ!と軽く考えていたのだ。だが、先日、緩やかな上りの発進でいつもの通りに出たつもりが、2秒ほど前に進まずズルズルという嫌な感触があり、軽くガツンという感じで発進したのだ。その後も同様で、つまりは半クラが効かないのである。だめだこりゃ!!クラッチ、あかんやん?!いきなり来るものなのだな。どうしよう?選択肢は二つ、ショップに頼むか、自分で換えるか。(廃車にするというのもあるがw)ディーラーに頼むと10万円コースだという話もあるし、良心的なショップでも7万円はかかりそうだから、ここは自分でやるか!とか、馬鹿なことを考えてしまったのが運のつき。ほんとにアホやねぇ。とりあえず、やると決めたので準備をする。部品はいつもの秋田自動車に問い合わせると、外品でクラッチ三点セットが28000円弱だったのですぐに注文。もっと高いと思っていたので助かった。一番肝心なのはミッションをどうやって降ろすかである。普通はミッションジャッキを使うが、もちろん持っていない。昔、ストレートでアダプターを売ってたなとチェックするも、今は取り扱っていない(売り切れ?)ようだ。残念。アストロのジャッキが一番安いが25000円ほどするので、それを買うならショップに頼んだ方が賢い選択だろう。なので、自作することにする。ちょうど、パンタジャッキが二つあるので、これを使って作ってみる。ネットで「ミッションジャッキ 自作」で検索して、それを参考にした。足部と受け部に鉄板を溶接して安定して保持できるようにして、それを代車に固定する。最終的に上に板を固定して、あとは現場でミッションに合わせて固定部を木材であてがえば完成である。ミッションジャッキの製作に目処がついたので、ばらしていくことにする。フロントプロペラシャフト。デフ側が異様に固かった。ネジロック剤が使われていたようだ。トランスファーリヤアウトプットのシールが少しダメのようでオイルがにじんでいる。これは見なかったことにしよう(苦笑)。ここだけならまた後でも出来るだろう。シフトレバー。整備書ではSSTを使用とあったが、そんなものは無いので、どのように外すのか少し悩んだ。上部のストッパーが左右の突起にバネの力でかかっているだけだった。押して、ちょっと回すだけで外せた。わかってみればなんてことないのだが、やり方がどこにも見つからなかったので、力任せに引き抜くところだった・・・。わかってよかった~。トランスファーレバーやメカニカルウィンチのシャフトトレバーなども外す。初めての作業で手探り状態なのと、寝作業のやりにくさで結構時間がかかってしまう。首と肩が痛い!!作業二日目は雨だったが、ブルーシートをかけて作業。だが、これは失敗だった。床に流れる水は防げない。悪態をつきながらびしょぬれになるだけで作業効率は恐ろしく悪い。テンション下がるだけでよいことは一つもなかった。次は絶対しないぞ。整備書ではマフラーのセンターパイプも外せとあるが、どう見てもステーだけ外せば行けそうなので、そのままにしておく。マフラーのナットは完全に焼きついているので、外すとしたらサンダーでカットしないと無理だろう。セルモーターも外して、脇によけておく。いよいよ、ミッションとエンジンを締結しているボルトを緩めていく。上部はエンジンルームから。エンジンミッションを傾けて車体下部から緩める方法もあるようだが、ミッションジャッキで確実に固定しておかないと危険な気がしたので、とりあえずサブフレームで固定されている状態でエンジンルームから外すことにしたのだ。一番狭そうなセル側のボルトはスパナをかけただけでするっと緩んだ。おいおい、前回作業した時にまったく締めていないってことか?ちなみに、ばらすとわかったのだが、シフトレバーのカバーのボルトが一本無かったり、トランスファーレバーのリンクの割りピンが折れているものを再使用していたり、けっこうひどい組み付け状態だった。走るのに関係ないと言えばそうなのだが、おい、トヨタディーラー!!えーかげんにせーよ!!なんとか上部のボルトも外せて、いよいよミッション脱着に近づいてきたのだが、それとともに不安も増してくる。ミッション、でかくね?でかいよね?でかすぎだよね?ホントに大丈夫なのかねぇ・・・。自分ひとりで降ろせるのだろうか?
February 24, 2016
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エンジン不調の修理を行ってから、おかげさまで非常に調子が良い。年末に往復250kmほどの遠出を行ったのだが、何事もなく無事に帰ってくることが出来た。アイドリング不調からエンストに至る一連の不具合は、一応、完治したと考えてよいように思える。もちろん、年式からして、今後も何らかの不調が起きる可能性は大であるが、今回の経験を踏まえてなんとかできるのかなという自信がちょこっと持てた次第である。つーことで、オイルとオイルエレメントの交換。去年に行った作業なのだが、まあエレメントは初めて交換したので書いておこう。ここしばらくはモービルワンを使っていたのだが、今回はカストロールのエッジにした。理由は単純にエッジのほうが安かったからだ。最近、オイルが割高で困っている。たかが500円ほどの差なのだが、品質の違いもなかろうということだ。エレメントはいつも「交換せねば」と思いつつ、購入が面倒で先延ばしにしていた。それにしても、10年、3万km無交換って・・・アカンやん!!これもパーツのパルカで購入したもの。☆ MEYLE (マイレ) ☆アウディ/VW オイルフィルター 1.4,1.6 A1/8X A3/8P イオス ゴルフ5 ジ...価格:1,370円(税込、送料別)この値段なら、もっとまめに交換しなければ・・・と思ってしまう。もっと高いと思い込んでいた。この有様である。エレメントとして機能していなかったのではないか・・・。反省しきりだ。フィルター本体とオーリングが廃棄物として発生するが、これは燃えるゴミとして廃棄できるのでありがたい。金属フィルターであれば、燃えないゴミとなるので、時間をかけてオイル分を排出する必要があるので、面倒だからである。このあたりはドイツらしい構造だ。ちなみに、先日交換したMAPセンサーはこれ。エンジン不調で困っている方は、一度交換を検討してみても良いのではないかと思う。その際は適合確認をお忘れなく。☆ BOSCH (ボッシュ) ☆VW インテークエアープレッシャーセンサー/MAPセンサー ゴルフ5 ゴル...価格:7,700円(税込、送料別)ところで、年始早々に血尿で騒いでいたのだが、検査結果待ちの状態である。検尿の潜血反応もなく、医者の応対を見るに、さほど慌てて何かをせねばならないような状況では無さそうなのだが、腹部のエコーがイマイチはっきりと見えなかったとのことで、尿の詳しい検査結果を聞きにいく時にもう一度エコーを見てみましょうという、なんとも中途半端な状態なのである。ちなみに、膀胱のエコーを見てもらうときはオシッコを貯めておかねばならないそうだ。「次回はギリギリまで貯めてから来てください」とのこと。病院のホームページには「食事を抜いてこい」と書いてあったので、昼飯抜いて腹ペコペコで行ったのに・・・。逆に尿があまり溜まっていなくて見えにくかったという悲惨な結末であった。意味無かったやん?検査の結果がどうなるかは楽観的に考えているのだが、やっぱり気分はあまりウキウキにはならないものだ。こういうことがあると、なんだか人生のことをしみじみと考えてしまうなぁ。歳も歳だしなぁ。新年早々、暗いなぁ・・・。
January 18, 2016
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先日、スロットルボディとEGRバルブの分解清掃を行ったわけだが、確かにアイドリングは安定しているように感じるものの、肝心のハンチングが収まらない。嫁の話によると、エンストしたときのような連続したものではないようだが、やはり信号待ちなどでいきなり回転が1000回転を超えて車がグンっと前に出ていく動きをするとのこと。ボヤっとしてると前の車に追突しかねないので、力を入れてブレーキを踏むようにしているようだ。今のところエンストの兆候はないとのことだが、このアイドリング異常がエンストにつながるのは間違いないことなので、なんとか原因を突き止めたい。とはいうものの、これ以上の故障探求はかなり困難である。自分が運転する時にOBDアダプターによるデータロギングを行っているが、取得できるデータを解析するのが非常に難しい。点火波形や燃料噴射時間といった比較的目に見えて分かりやすいものが無いため(多分)、今のところ何を目安にするべきかということすら絞り込めていない。まあ、ロギング中には症状が全く再現してくれないので話にもならないのだが(苦笑)。とりあえずネットでトゥーランの故障部位を調べているが、燃料系、EGR、水温センサー、スロットルボディ、カム角、クランク角センサーなど、まあたくさんあるのだが、絞り込めないなら怪しいところから交換していくしかないのだろうか。いつものように夜中のネットサーフィンでトゥーランのことを調べていたら、あるブログが目に付いた。ウチと同じ1.6のEのオーナーさんだが、アイドリング異常の症状がウチのと非常に似通っているのである。このブログは、EGRバルブ関連でチェック済みだったのだが、それ以降の記述を見逃していた。チェックできていなかった部分にウチのとほぼ同じ、信号待ちでグッと前に進みそうになる症状が出ると書いている。そして、その症状の原因が何であったかもきっちりと書いてあった!!確実に断定できたわけではないようだが、MAPセンサーの可能性が非常に高いとのことだ。もちろんそのオーナーさんはディーラーにてMAPセンサーを交換済み。現在も乗っているようだが、症状が再発したというような記述は見当たらないので、完治したと判断してもいいのではないか。MAPセンサーか・・・。ありそうな感じだ。トゥーランではどのような形状か、値段がどのくらいかは書かれていないが、インテークの形状から考えてもそれほど大きなものではないだろう。エアーフロセンサーほど大きなものではなく、もっとコンパクトなものだろうから値段もたいしたものではないはずだ。問題はどこで部品を調達すべきかだ。ディーラーに注文するのは癪に障るので(自分が苦労して手に入れた情報を教えたくない)、ネットを探してみると「パルカ」という輸入部品を扱っているショップを発見。ドイツ本国の部品を仕入れているようで、シャシ番による適合確認もしてくれる信頼できるお店のようだ。ここでMAPセンサーを販売していた(ここしか見つからなかった)。さっそく適合確認をしてから注文。在庫があるのですぐに届いた。ボッシュ製である。早速交換作業だ。取り付け位置を探すのは少し迷ったが、ベルト側の奥のほう、インテークの端っこ辺りだ。下からの写真こんな所にあったとは。・・・と、ここでふと目に留まったものがある。何か、ホースが割れておるではないか?なぬ、こ・・これは!?ブレーキのマスターバッグに入る負圧ホースではないか!!!このホースはブレーキマスターに負圧をかけるためにインマニと繋がっているのだ。よーく見てみると、かなりひびが広がっている。触って確認すると、ほとんど外れているのと同じような感じで、力をいれなくてもそのままするっと抜けてしまう。・・・コレって、もしかしなくても相当怪しいのではないか。アイドリング異常で真っ先に頭に浮かぶのが負圧ホースからの負圧漏れと言ってもいいくらいなのだ。もしホースが抜けたらエンストしてもおかしくないよな・・・。マジか?うーむ、ここはよく考えないとアカンところやぞ。もし、常時負圧が抜けているなら、絶えず異常が出るはずだ。たまに、とかは考えにくい。だが、何かのはずみで漏れたり漏れなかったりすることはホースの状態からも考えられなくも無い。ブレーキ踏みっぱなしでマスターに負荷がかかったりとか?あるかもな。とりあえずはテーピングで対処しよう。しばらくはこれで大丈夫だろう。ガッチリとはまっている。このホースの割れがトラブルの原因である可能性もあるのだが、MAPセンサーも信頼度の高い情報であるし、部品もあるので、交換作業はもちろん行う。ここで少々問題発生。エンジンカバー(インテーク)を外す時にホースを折ってしまった。ブローバイホースだろうか。ここは慌てずに、ちょっと短くなるがホースを挿しなおして対処。長めの作りなので特に問題ないであろう。慎重にいこうw。センサーはトルクスネジ二本で取り付けてあり、オーリングで勘合しているので取り外しには少々力がいったが無事に外せた。購入した部品と少し形状が異なる。インテークの奥に位置しているためか、カーボンがびっちりと張り付いている。どろっとした状態だ。これで正しい数値を読み取れているのか、疑問である。もしかすると清掃するだけでも症状が収まるかもしれない。交換完了後、エンジン始動してみるが、特に異常は無い。心なしか、さらにアイドリングがスムーズになったような気がする。まあ、これは完全に気のせいだと思うがw。だが、ブレーキのフィーリングは変わった。今までよりもタッチは甘い感じだが、効きがよくなった。やはり負圧が漏れていたのかもしれない。このあと、一週間ほど嫁が通勤で使用しているのだが、いまのところ症状は全く起きていないようだ。もっとも、さらにロングの運転をしてみなければなんとも言えないので、現状では完治の判断は保留中である。ウチの車と同様の症状でお悩みのオーナーさんがおられたら、とりあえずこのMAPセンサーの交換もしてみてはいかがだろう。値段も7560円だし、他の部品に比べると安いものだ。点火コイルやEGRバルブ、スロットルボディなど、基本的なところは抑えておく必要はあるが。もちろん、負圧ホースもw。三週間もディーラーで見てもらっていたのだからという予断もあって、エンジンルームをきちんと点検するのを怠っていたのは痛恨の極みである。しかし、ディーラーさんよ、ほんとにちゃんと点検してくれたのか?あんなホースの亀裂、見つけられないのか?まったく、やる気が無いにもほどがある。
December 19, 2015
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トゥーランのスタッドレスの交換と同時にランクルもスタッドレスに交換した。去年はバランスを取らずにそのまま乗っていた。中古で手に入れたフロントタイヤは安かったのだが、若干ノコギリ状に磨耗していたりして予想通り60km/h程度でもハンドルが微妙にぶれたりしていた。今年はちゃんとバランスを取ったので大丈夫だぜ!!とご機嫌で交換していたのだが、いつも通りに足回りのチェックをしていると、異様にガタがあるのを発見。なぬ?このガタはもしかして・・・ぐはっ!!右タイロッドに1cmくらいのガタがあるではないか!!そう言えばここしばらくハンドルの据え切りが異様に重かった。タイヤがかなり減ってきているのでそのせいかと思っていたのだが・・・。これはちょっと危険なレベルである。ここが抜けてしまうともう走れなくなる。これで我が家には、安心して走れる車がなくなってしまったことになる。嫁にどちらの車を運転させるか。エンストの危険のあるトゥーランか、タイロッドが壊れるかもしれないランクルか・・・究極の選択である。ランクルがウチに来たときから「ハンドル周りは全交換せんとアカンで!」と言っていたのだが、予算の関係上ほったらかしにしていたのだ。そのツケが今、まわってきてしまった。まあしかし、この場合は修理方法で悩む必要は無い。部品を買って交換するだけだ。この際なので、左右タイロッドにドラッグリンクのエンドも合わせて購入することにする。いつも通りにネットで部品注文したのだが、なんと肝心の右タイロッドエンドが製造中止だというではないか!なぬ?困った。ウチのは初期の70なので、そのようなことになっているのだろう。70シリーズで流用はきくはずだが、部品商では流用情報などは扱っていない。パーツ番号を指定すればそれを売ってくれるが、その番号がわからないのではどうしようもない。フォーラムなどで聞けば誰かが教えてくれるのかも知れないが、検索した程度ではなかなか分かるものではない。ネットで色々探していると、大阪の「リバーサイドガレージ」という四駆ショップで70用エンドセットが14000円(税抜)で販売されているのを見つけた。早速メールで問い合わせると、電話連絡をしますという返事がすぐに来た。で、携帯に電話をもらって、「初期の70でも大丈夫やし、代金を振り込んでくれたらすぐに送るよ」、とのこと。もちろんソッコーで振り込んだのは言うまでもない。ちなみに、リバーサイドガレージの大将はいかにも大阪のおやっさんという感じで、すごく良い人であった。まあ、送料は「う~ん、大体こんくらいとちゃうかな」だし、領収書とかもないし(工場直送だと思われる)、アバウトなところはあるのだが、「代金は今日中に振り込みます」と電話で伝えると、「それやったら、信用するし品物は今日送っとくで!」という神対応。いやいや、大将、そこは入金確認してからの方がいいと思いますよ。オレが悪者だったらどうするんですか・・・。しかし、そのやり取りだけで人柄がわかるよなぁ。そのおかげで、振り込んだ翌日にはエンドセットが届いたので、その次の日は平日だったが仕事が終わってから早速作業を行った。届いたものを見ると、しっかりとJAPANの文字がある。大阪の町工場で作られた逸品である。正直なところ、ebayなんかでワンセット5000円くらいで外国物が売ってるので、そういうものが送られてくるのではないかという懸念もあった。だが、届いたものはしっかりとしたメイドインジャパン。下町ロケットではないが、町工場の確かな技術で作られた品物である。とにかく、交換作業だ。エンドを外すには特殊工具が必要。ダブルハンマーで外せなくも無いが、タイロッドやナックルが変形するのでやめたほうがいい。エンドリムーバーをセットしてボルトをねじ込んでいく。世界の工具を扱うアストロプロダクツとのコラボ販売!【エンジン・足回り】 CLEVER タイロッドエンドリムーバーうまくいくと、これでガキンと外れるのだが、相当締めこんでも外れない場合は、仕方がないのでテンションのかかった状態でエンドをハンマーで一撃するとガキンという音とともにジョイントが外れる。この場合も、直接エンドをぶっ叩くのは厳禁で、当てハンをして叩こう(別のハンマーをエンドにあてがい、そのハンマーを叩く)。(エンドと書いてるが、もちろん叩くのはナックル側を叩く)ジョイントが外れれば、ロックナットを緩めて外す。交換部品が全く同じものなら、シャフトから出ているねじ山の数を覚えてておけば、取り付け時に同じ状態にもどすことでトーの再調整が不要になる。今回のような外品の場合はそれが出来ないので、ねじ山で大まかな位置を合わせて、あとは事前にフロントタイヤの前後の中心間の幅を計っておいてその位置で再調整をした。これは本当に適当な調整法なので、出来ればどこかでトーを計ってもらった方が良いだろう。もっとも今回は装着後の試運転でもハンドル位置はほぼセンターが出ていたので、トーの狂いはほとんど無いと思われる。時間も無いので、今回は本当に駄目な右タイロッドエンドのみとしたが、それだけでもカッチリとしたハンドルになってくれた。譲ってもらった当初から曖昧なハンドル感だと思っていたのだが、正常な状態であればちゃんとハンドル切ったほうへ向くんだなと安心した(笑)。これでなんとか嫁にも運転させられる。実際に運転もさせたが、「前はすごくカーブが怖かったけど、全然大丈夫になってる!」という感想であった。とりあえず一件落着。リバーサイドガレージさん、ありがとう!!
December 14, 2015
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今回はEGRバルブ。フォルトコードでP0400が出たので、何らかの不具合が起きた可能性は高いはず。ネットで調べてもここはたくさん不具合事例が出てくるので、やっておいて損はないであろう。これがEGRバルブなのだが、エキゾーストマニホールドとインテークマニホールドをつなぐ金属のジャバラ状のパイプの間に位置している。そのパイプを外していくのだが、エキマニ側はt30のトルクスで簡単に外せたのだが、インマニ側がかなり固い。最初、インマニ側も同じトルクスだと思って外しにかかったのだが、どうも手ごたえがおかしい。ぐにっという感じでおかしな感覚だったのだが、そのまま力を加えていくと何とか緩んでくれた。だが、よく確認してみるとトルクスではなくヘックスの5mmだった・・・。やばいやばい。もう一本のボルトをソケットをヘックスに換えて外そうとするのだが、手持ちのソケットではパイプが邪魔でまっすぐ入らない。斜めでは絶対にボルト穴をなめそうなので、困ってしまった。なぜ、インテーク側だけこんな固く締めているのか?普通に考えればエキマニのほうが温度は高いと思うのだが。しかもボルトの頭の形状を変える意味が分からん。普通のヘックスのレンチならかかってくれるのだが、レンチがしなるまで力をかけても緩む気配がない。ここをなめてしまうととんでもないことになるので、ここは慎重にいかねば。考えた末に、パイプごと外すことにした。インマニに少し入り込んでいるのだが、このまま抜き出せそうだ。パイプごと外せた。しかし、パイプを外さねばバルブ内を清掃できない。このボルトが鬼の硬さである。ソケットが使えればいいのだが、5mmのヘックスのロングは持っていない。ここはヘックスレンチでなんとかせざるを得ない。部品単体にしてしまえば力を入れやすい体勢で作業できるので、レンチを使って渾身の力を込めて緩めると「バキン!!」という音とともに緩んでくれた。やれやれ。このフランジの上部に冷却水が入っている。漏れたのかどうかわからないがわずかにクーラントがボルト部にしみこんで焼き付いたようになっていた。ねじロック剤のような状態で固まってしまっていたようだ。カーボンはそれなりだが、コテコテというほどでもない。これが原因で不調が起きるとは考えにくいが・・・。バルブの動きもスムーズだ。インマニに入っているパイプの状態。ネットではこの部分が詰まってしまったという事例も紹介されていた。定期的に清掃するのが好ましいと思う。この写真は、一回清掃し終わった後のもの。最初はもう少しカーボンがまとわりついている感じだった。外したあと。ヘッドカバーには固定されているだけだ。内部ギアも再度確認したが、まったく不具合はない。このあとエンジンチューンナップを用いてある程度清掃したが、あまり丁寧にする必要も感じられなかったのでそこそこに終わらせて組みなおした。距離の伸びている車体であればやる意義はあると思うのだが、うちの場合はとりあえずひどい状態ではなかったという確認程度の作業だったと思う。ここが原因でエンストするとはちょっと思えないなぁ。モーターユニットに不具合がある、とかなら別だが。次にやるとすれば部品交換しかない。エンストが頻発して、そのたびに同じフォルトが出るようなら考えることにしよう。
December 13, 2015
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エンスト問題だが、とにかくこのままでは何も解決しないので出来ることをやる。EGRバルブとスロットルボディの清掃だ。両者ともトゥーランではお約束のようなもので、エンジンの調子が悪いとなると必ず出てくる部分だ。特にスロットルはvw車では定番となっている。ウチの場合は目視した限りでは、ネットで見かけるような「ひどい」ものと比べるときれいな感じだった。が、アイドリングに関して言えばスロットルバルブの小さな隙間が問題になってくるので、けっして安心できるものでもない。ということで早速ばらす。ネジ四本で簡単に外せる。外れたところ。余談だが、外したネジはこのマグネット小皿に置く。これはストレートでオマケにもらったものだが、案外便利なものだ。車のボディに張り付くしネジが落ちることもなく失くす心配がない。インマニ内部もカーボンでしっとりと覆われている感じだ。本当はこの内部もきっちりと清掃したいところだが、クロスフローで下からエンジンに入るタイプなのでエンジンコンディショナーなどを吹き込んでも下部に溜まってしまいそうなので、ちょっと難しいだろう。やるとしたらインマニを外したほうがいいかもしれない。さて、清掃していこう。清掃用にタイホーコーザイのエンジンチューンナップを購入した。モノタロウで1025円だった。燃焼室、キャブ洗浄剤(泡タイプ)タイホーコーザイ NX5000 エンジンチューンアップ 00056もっと安いやつもあるのだが、カーボンが良く取れるという評価で選んだ。カーボンのオチが悪いのでは使う意味がない。たっぷり泡を吹きかけて少し置いてから歯ブラシで軽くこするようにした。匂いは強烈だ。昔からあるヤツだな。こういう作業で自分が気をつけているのは、薬剤が機械や電子部品に入らないようにすることだ。トゥーランはフライバイワイヤなので、スロットルをモーターで駆動している。当然バルブのバタフライのシャフトはモーター部に直結しているはずだ。ここから薬剤が入り込む可能性もある。そうなると内部の基盤やモーターが壊れてしまうだろう。なので、常にモーター側を上にするようにして薬剤が出来るだけ入り込まないように気をつけている。これは次に行なうEGRバルブでも同様だ。国産車でもISCVなどのアイドル制御にステップモーターを使っている車種は多い。へたにスロットルにクリーナーを吹き込むと、スロットル下部にステップモーターが付いているものだと壊れてしまうことが良くあるようだ。作業を行なった直後は調子が良くなるのだが、じきにモーターが壊れてしまい余計に調子が悪くなってしまうのである。安易にクリーナーを使用するのも考え物ということだ。見た目ではさほど汚れていないと思っていたのだが・・・少し清掃しただけでこれだ。思っている以上に汚れているものである。ここまで綺麗にした。これ以上はもうこだわりの世界だw。自分はこれで十分。見ると、スロットルバルブの隙間がこんなにある。以前はほとんど向こうが見えない状態であった。このことから考えると、何かの原因でハンチングを起こしているときに、バルブを戻しすぎてしまったときにほとんど閉じた状態になってしまったとすればエンストする可能性もあるかもしれない。本来であればこれだけの隙間が確保できるからそんなことはありえないが、汚れて隙間がふさがってしまえばエンストしても不思議ではない。そう考えると無駄な作業ではなかったと言えるだろう。・・・と思っておこう。次回はEGRバルブをばらして清掃する作業を紹介する。
December 12, 2015
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部品が届いたので交換作業を行う。Mタッチの内容を確認。ミヤコ自動車工業(Miyaco) Mタッチブーツ(分割式ブーツ)M-543G 1セットブーツとバンド2本、潤滑剤とグリスだ。グリスはおそらく補充用なので量は少ない。アウトボードを完全に洗浄するつもりならグリスは別に用意した方が良いように思える。構造としては簡単なもので、片側の溝にもう片方の突起をはめ込むだけ。はめるときに潤滑剤を塗る。接着剤ではない。作業の手順を書いた説明書もあるので、この通りにやっていけばほぼ問題なく出来る。まず、既存のブーツを外す。バンドがやたらと頑丈である。国産車の場合はニッパーで切断できるのだが、これは分厚くて普通のニッパーではまず切断できそうにない。よく観察してみると、バンドの端を引っ掛けて固定するタイプだったので、その部分をニッパーでこじるようにすれば意外と簡単に外れてくれた。バンドが外せたら、ブーツをカッターで切ってパカっと外す。ブーツが破れて間もないからか、内部はさほど汚れておらず、グリスも十分残っているのでアウトボードの洗浄はしないことにする。メンドクサイというのが本当のところだが。周りに飛び散っているグリスを拭き取る。ドラシャ部は特にキレイにする方が作業性が良い。Mタッチにグリスが付いてしまうと滑ったりしてやりにくくなるからだ。Mタッチを取り付ける。グリス部分をガードするカバーが付属しているのだが、これは便利だ。よく考えられている。はめていくのは少々コツがいる。大事なのは力を入れすぎないということだ。はめる前にブーツ単体で端のほうをはめてみれば分かるが、ホントにするっという感じで軽くはまっていく。斜めにならないように水平に向かい合わせて押し付ければはまるのである。潤滑剤が乾いてくれば塗りなおしてから行う。(最初に全量を使わないようにする)はまらないときはムキになって力を入れると駄目だ。はまらないということは向きが斜めになっているとかはめる場所がおかしいとかそういうことだから、とにかく正しい場所を水平に合わせることを意識して真っすぐ押し込めばあっけないくらいするっと入るのである。アウトボードボディ側が半分ほどはめられたら、とりあえずボディに装着する。グリスが減っているようならこのときボディにグリスを補充してから行う。それからシャフト側をはめ込んでいく。完全にはめられたら、バンドで固定する。バンドの向きに注意すること。回転方向側に倒してしまわないようにする。完了である。30分程度の作業時間だった。はめるのに手こずると大変そうだが、何度も言うが無理なアングルではどれだけ力を入れてもはまらないので、とにかく水平を意識することだ。このあと、バイパスの高速走行も含めて100kmほど走行したが、特に不具合はない。今のところは漏れも見当たらない。車検直前にどうしよう!という用途であれば十分に使えるものではないかと思う。ボルトやジョイントの脱着が無い分、DIYとしてのリスクは少ないだろう。
December 7, 2015
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エンストの話はとりあえず脇に置いておくとして、スタッドレスタイヤの用意をする方が先だ。先日ホイールから外したものをトゥーラン用のアルミにはめていく。タイヤが新しいからか、スルスルはまってゆくので楽だ。はめる対角側は足で落としておく。コレ基本。エアバルブは新品に交換。専用工具があるので、安いので買っておいたほうが良い。ホイールのビード部は紙やすりでキレイにしておく。タイヤのカスなどが張り付いているので、気持ちの問題だが自分でやるのだからこのくらいはしておきたい。軽点も一応合わせる。タイヤを完全にはめる前に合わせておくほうが無難。はめてしまうと動かせなくなるかも。タイヤがはまればコンプラッサーから空気を入れてビードを上げる。空気圧よりも空気量が必要なので補助タンクをつなげて流量を稼ぐ。インパクトレンチで大トルクが必要な時も圧よりも供給量が大事になってくるので意外と補助タンクの出番は多い。去年、ランクルでは苦労したビード上げだが、サイズのせいもあるのかもしれないが、リムチューブを使うまでもなく速攻でビードが上がる。ちなみにビード上げの時はタイヤバルブの虫は抜いておく。そして一気に空気を入れるようにする。よくある押し当てて使う空気入れではなく、チャックできるもので両手がフリーにできるものが必要。当然、虫がないので先にバルブの付いてる空気入れは使えないので注意。タイヤがはまれば、はめ換えといきたいところだがバランスを取らねばならない。ランクルはバランス無しでいったが、さすがにトゥーランは高速走行が多いのでそういうわけにはいかない。タイヤショップでのバランス工賃の相場は1000円~/本だ。だが、ウチの近所のガススタではなんと500円!!これは助かる。ちなみに四駆タイヤは倍の1000円。ついでにランクルの前輪タイヤもバランスを取ってもらうことにする。実家の車を借りてタイヤ6本積んでガススタへ行き作業をお願いしてバランス完了!〆て税込4320円也。このスタッドレスはタダでもらったものだから、はめ換えは自分で行ったし、バランスの2160円だけで手に入ったことになる。もらった人に聞いたところ、なんとワンシーズンしか使っていないし、距離も1000kmも走ってないそうだ。ほとんど新品やん?!スタッドレスタイヤが用意できたので早速交換しておく。最近急に寒くなってきたので、雪が降る前の交換がキモである。スタッドレス交換のときは足回りの点検もしておく。パッドが減ってないか、ブレーキ液の漏れやホースの破損はないか。ガタはないか等など。まあ、この車は3万kmしか走ってないし、何もなかろう・・・ん??このオイルはなんだ?いやグリスか?うはっ?!マジか!!!ドライブシャフトブーツがパックリと割れておるではないか!!!!!ぐはっ!!やられた・・・。マジか・・・。ここに来てこれはちょっとダメージでかいぞ。ああ、どうしよう。ブーツ交換か・・・。普通に考えるとハブからシャフトを抜かないと駄目だ。ハブナット堅そうである。とりあえず試しにハブナット(ハブボルトだった)をインパクトで緩めてみる。27mmソケット・・・あったぞ。インパクトで(逆ネジじゃないよな)ガツっと・・・緩まない・・・。はぁ~アカンか。まあ、最後の手段として3/4インチヘッドの化け物みたいなラチェットも持ってるので、タイヤはめたままハブ穴からソケット入れて緩めることは出来るだろう。だが、問題は整備時間だ。実作業に半日、なんだかんだやってると一日作業になることは目に見えている。タダでさえ忙しいのに・・・。設備の整ったガレージとは言わないが、工具類が収納できるちょっとした倉庫と屋根と壁と照明のあるガレージさえあればなぁ・・・・・・いかんいかん、現実逃避している場合ではない。とりあえずスタッドレスにはめ換えて作業は完了。道具を片付けてから、ネットで調べてみる。特に作業は問題なさそう。ジョイントも簡単にばらけるようだ。部品代は3千円くらいはするのか?ハブボルトは交換か。周り止めはないのでそうなるか。ブーツバンドが面倒なようだ。このタイプは専用工具が必要になるが、なんとか既存の工具で代用できるか?うーん、どうしよう。スピージィ・・・パッカンブーツでいっちゃう?あまり使いたくはないのだが、この際贅沢を言ってられない。検索をかけてみるとアマゾンでトゥーラン用が4205円也。型式を見てみると2.0GLI用のようだが、1.6Eも同じかな?色々と調べてみるも、確証は得られない。買ったはいいが使えないでは話にならんし、どうするかな。GLIだが一つ古い型のVW-01Rというのを使っている人はいるようだ。ゴル4などと同じだとの記述あり。意外にサイズは変わっていないようである。車パーツならモノタロウがあるなと思い調べてみるが、件の01Rは取り扱い終了となっている。うーむと悩んでいると、ページの下のほうに代替品有りとの但し書きが。ミヤコブーツのMタッチブーツのM-543Gが同等品として3930円で販売している。スピージィより安いやん?休日割引で5%オフの3733円でゲットだぜ。3,240円以上ご購入で送料無料!ミヤコ自動車工業(Miyaco) Mタッチブーツ(分割式ブーツ)M-543G 1セットちなみに、パッカンブーツは整備士には不評で、なぜかというと隙間からグリスが漏れてくるのである。もちろんそれでも車検は通るのだが、ホイール内側がグリスだらけになって非常に汚くなるし、漏れているということはそのうちグリスが無くなるということで、そうなるとジョイントが駄目になり例のパキパキ音が出てしまうことになる。それと、作業が簡単なので工賃が大幅に安くなってしまう(こっちの方が問題かもw)。通常のブーツ交換なら左右で15000円ほど工賃が発生するが(国産車)、パッカンだと5000円もらえれば良いところ。なれた車種だと左右ブーツ交換くらい1時間もあれば出来るので、けっこう美味しい修理なのだが、パッカンははめるのが割りと面倒で同じくらい時間がかかってしまうこともあり、あまりやりたくない作業だった。でも客に、パッカンでやってね、と言われれば断れないので(苦笑)。スピージィやこのMタッチははめるだけのファスナータイプ。必ず隙間は出来るので漏れは必ずあると思ったほうが良い。では、溶着タイプなら大丈夫なのか?と思うだろうが、それでも漏れてくることはあるのだ。もちろん、はめ込んである部分は溶着してあるので問題ないのだが、アウトボードボディやシャフトの部分、つまりバンドで締め付けてあるところから漏れることが多い。おそらく、ある程度の汎用性を持たせるためにサイズが若干アバウトに作られてあるのだと思うのだが、そのせいで若干の隙間が出来ることがありそこからグリスが漏れてくるのだ。純正はほんとにピッタリとはまり、バンドをはめるとびくとも動かないくらいボディに密着するのだが、パッカンは物によってはバンドを締めても手でブーツがグルグル回せるくらいの状態の場合がある(緩いわけではない)。まあ、それならグリスも漏れるわけだ。今回はそういうことを承知で敢えて選択。割れたまま走るよりはいいだろうと思うし、気になるなら時間が出来た時にちゃんとしたものに交換すればよいだけだ。ということで、部品は購入した。作業は次回ということで。
December 4, 2015
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故障箇所をある程度絞り込んだものの、見当で部品交換を行うにはちょと値段が高いので躊躇してしまうものばかり。外車に乗るような人は10万円くらいの出費でギャーギャー言っては駄目なのかもしれないが・・・うちは庶民なので。VWも大衆車だしな。かと言ってこのままウダウダと悩んでいても何も進まない。とりあえず状態を確認できるところは確認してみよう。スロットルボディとEGRバルブをばらしてみることにする。エンジンの上部カバーを外す必要があるようだ。とにかくこの車はディーラーにまかせっきりだったので、自分ではオイル交換とバッテリー交換くらいしかやってない。ただのエンジンカバーだと思っていたものが、どうやらエアインテークを兼ねているようである。合理的なようだが、プラスチッキーなのはあまり好みではない。しかもこのカバー兼インテークはゴムのクリップのようなものではまっているだけなのだ。このゴムの穴にこのポッチがはまるこんなのでいいのだろうか。まあいいか。ディーラーで交換された点火コイル。今更だが、本当に駄目になっていたのか?これも外品なら半額で済んだのだが。プラグは交換してないので、そのうち交換しよう。て言うか、状態は見ておく必要がある。ディーラーはプラグの確認したのだろうか?これがEGRバルブ。冷却水も入っているようだ。キャブ車の話だが、冷却水通路のガスケットが抜けていて水温がマックスになるとキャブからインテークに水が入って不調を起こすという事例を経験したことがある。あれは見つけるのに苦労した。そういうことも考えておく必要がある。ネットで見た故障の多くは内部のギヤが削れてしまってバルブが開閉しないようになってしまったものだった。なので、この車もそうかと考えて上部を外してみたのだが・・・いたってキレイだ。ここだけ見ると新品のようである。もしかして、サービスキャンペーンで知らないうちに交換されていたのか、と思えるほどだが、ホース類の取り付けを見ても手が入った様子はない。やはり、内部の確認すらされていないのだろう。バルブが固着している様子もない。バルブ側のギヤを手で動かすとスムーズに動く。うーむ、本体の故障の線は薄いか?モーターがたまに動かなくなるということも考えられないわけでは無いが。今回はばらすのはここまでにする。ボディを外すと冷却水もこぼれるし、排ガスを通すホースも外さねばならないので多少の時間を見ておかねばならない。すぐに交換する必要はない、ということが確認できたので良しとしよう。そしてスロットルボディ。入り口から見る分にはそれほどではないが、この裏が問題なのだ。外してみる。ネジ四本で取り付けられている。インマニが樹脂なのでボルトではなくタッピングネジだ。こういうのはなんとなく取り外しを繰り返すと緩みがおきそうで不安がある。ネジ穴を馬鹿にしないように気をつけねば。オーリングも本来は新品にするべきだが、仕方がない。へたに液ガスを使うのもなあ・・。で、裏側はどうかと言うと・・・たいして汚れていないようだ。カーボンは付いているが、思ったほどではない。ネットで散見するひどいものとは比べ物にならないくらいキレイ。うーむ、困った。もっとひどいものを想像していたのだが。まあ、極わずかな隙間なので少しのカーボンでも影響はあるだろうが、これで不調を起こすようならそこらじゅうのVW車がエンストしてしまう。(してるのか?)これも確認にとどめて一旦元に戻す。後日、EGRと一緒に清掃してみよう。とは言うものの、結局振り出しに戻ってしまった感じだ。それこそ、ギヤが破損していたりカーボンでゴテゴテだったりしていれば、「ここが原因だ!!!」と断定できたのだが、現状ではエンストの原因となるほどのものとは思えないところばかり。とりあえずは清掃して様子を見るしかない。しかし、本来こういうことはディーラーがやるべきことではないのか?自分ならスロットルとEGRの洗浄してアダプテーションを行ってから一旦ユーザーに納車する。普通はそうするだろう。10年も同じ車に乗り続けるやつは客でもなんでもないってことだろう。ディーラーも慈善事業ではない。それはよくわかる。自分もそういうディーラー体質がいやになってやめたクチだからなあ。何はともあれ、なんとか部品代を工面せねば・・・。誰か、お年玉ください(クリスマスプレゼントでも可)。
December 3, 2015
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以前から少し調子が悪かったのだが、とうとうエンストしてしまった。顛末はこうだ。普段は嫁が乗っているのだが、20kmほどの距離を走った後、信号待ちからの発進時に「ガクガク」っとなることがあると言い出した。症状から推測すると、ATのジャダーか点火ミスによる息継ぎあたりだろう。だが、自分が乗る時には症状が出ず、色々と忙しかったこともありほったらかしにしていた。が、ある日とうとう走行時にエンジン回転が急激に上がるのに速度が出ないという状態になり、ディーラに担ぎ込まれてしまった。その時は「点火コイル不良」の診断が出て、コイルの交換となった。47000円の修理代・・・痛いなぁ。それで完治したと思っていたのだが、三日ほどたってから今度はエンストしてしまった。もちろん嫁が運転中、しかも街中の交差点で・・・。「エンジン止まった!エンジンかからない!!どうしよう!!」と携帯に電話してくるのでびっくりして、「かからんて、ほんまか?もう一回やってみ!」と言うのだが、「キーが回らない!!!」と仰る。いや、それはシフトレバーをパーキングに入れてないやろ、と思うのだがもう完全にパニくってるので、「ディーラーのすぐ近くやろ?電話して積載車で来てもらえ!」と伝えて一旦電話を切る。その後、二転三転して結局ディーラーが代車を積んでやってきてなんとかなったのだが・・・。おい!!こないだ修理したばっかりだぞ!!という怒りは当然あるのだが、違う原因で不調が連続して起きることは間々あるということを良く知っているので怒る嫁をなだめて、再びディーラーへ入庫となった。だがしかし、いつまでたっても修理完了しない。どうもエンストが再現しないうえに、フォルトコードも残っていないようで原因が絞り込めないようだ。結局、3週間もの間預けていたのだが原因が分からないということで戻ってきてしまった。・・・調子が悪い程度ならまだしも、エンジンが止まるというのはえらいことである。エンスト経験者である嫁は完治するまでは乗りたくないと仰る。当然だ。幹線道路の交差点でのエンストなど、考えただけでも背筋が凍る。しかし困った。ディーラーが匙を投げてしまったものをどうしろというのか。ディーラーの見解としては、エンストということなら燃料コンピューターが怪しいとのこと。実際にここが駄目でエンストする車もあったらしい。だが値段は25000円もするものだから、見当で交換するわけにも行かないと言う。しかし、今回のエンストに関しては燃料系では無さそうな匂いがプンプンなのだ。以前から調子が悪かったのはアイドリング中にハンチング症状が起きていたということなのだ。で、今回エンストする際にもこのハンチングが起きて回転が1300回転くらいまで上がってから落ちていく時にそのままストンと止まってしまったのである。これってスロットルとかその辺りじゃないのか?ディーラーに聞いてみると試運転中にもハンチングは起きたらしい。しかしエンストはしなかったとか。おいおい、じゃあハンチングの原因を調べてくれよ!!燃ポンではハンチングはしないと言う。水温センサーかも・・・とか言うのだが、アイドルアップするなら分かるがそれでハンチングするの?と聞くと、無いですかねーと仰る。もういいよ。おたくらは当てにしません。色々と調べてみると、確かに燃料コンピューターの故障も多いようだ。で、コンピューターも対策品らしきものに変更されているようで、オークションには古いものばかり出品されている。だが、中華ネットショップで純正対策品がかなりの安値で手に入れられそうだ。まあ、これは次善の策として後回しにしておく。一番怪しそうなのはスロットルボディとEGRバルブ。スロットルはカーボンが付着しやすいようでコテコテになっていれば今回のような症状が起きてもおかしくない。EGRは以前この関連でチェックランプが付いたことがあり、その時は異常無しで戻ってきたが、今回調べてみるとここの故障も非常に多いようだ。めちゃくちゃ怪しくないか?もちろんディーラーにもこのことは言ったのだが、EGRは考えにくいですねーとあっさり流されているのだ。・・・なんだか調べれば調べるほどディーラーへの不信感が募っていく。全くやる気がないんじゃなかろうか。コイルのときも全く試運転もせずに納車されたし、エンストのときの嫁への問診もほとんどしなかったようだし、普通では考えられない対応だ。まあ、仕方がないのでしばらく通勤で乗ってみたが、確かに全く症状は出ない。ハンチングはそもそも一時間程度運転しないと出なかったものなので、15分の通勤程度では全くでない。しかし、先日、嫁が遠出をするのでどうしてもトゥーランに乗るというので、仕方がないので運転手を買って出たのだが・・・出ましたハンチング!!ちょっとした渋滞でゴーストップを繰り返すと出るんだ、これが。「出たなー」「出たね」と言いながら運転してると、止まったよエンジン。隣で嫁が息を飲むのが分かる。が、前回エンスト時も再始動は容易だったとディーラーからは聞いていたので、ここは落ち着いて一旦パーキングに入れてキーを抜き、再びエンジン始動。あっさりとエンジンはかかってくれた。そして、ここで待望(?)のチェックランプが点灯してくれたのだ!「大丈夫?大丈夫?またディーラーに行く?」と、嫁はしきりに聞いてくるが、ちょうど帰路についていたこともあり、そのまま真っすぐ家に帰ることにした。少し走れば渋滞も抜けるし、あとはバイパスをかっ飛ばせばいいだけだ。アクセルを踏んでる限りはエンストしない。やはり燃ポンの線は薄いな。なんとか無事に帰宅して、さあ、フォルトコードを確認しようではないか。こんなこともあろうかと、秘密兵器のOBDアダプターを手に入れておいたのだ。紹介しよう、ELM327君だ。【送料無料】超小型★ELM327 OBDII(OBD2)スキャンツール 診断 ELM327 Bluetooth ブルートゥース スキャンツール テスター コンピューターたった1500円のコイツで、車載コンピューターの色々な情報をスマホやタブレットに無線で飛ばすことが出来るのである(自分はamazonで購入)。もちろんフォルトコードも確認できるし、リセットも出来るという。マジか?マジなんです。アプリは定番のtorque pro(有償版)である。早速起動させて接続、コードを読み取る。読み取るのにしばらく時間がかかるが、1分ほどで読み取り完了。でた!!「P0400」やっぱりEGRやん!?ネットで調べてみるとディーラーコードではもう少し細かく出てくるようで、閉じる方か開く方かもわかるらしい。だが、エンストするということからすると開く方だと考えられる。もちろん、これだけでEGRが原因と決めるのは早計である。が、このフォルトが出たということは、開くべき時に開かなかったかその逆をセンサーが感知したということだと思うので、原因の一端であるとしてトラブルシュートすべきだろう。とりあえず怪しいEGRバルブを交換するべきか?しかし、お値段は驚愕の5万円超え・・・。嘘やろ?ここは中華ネットショップか!と探してみるも、中国では負圧制御のバルブしか見つからない。これはあれか、お国柄、排ガス基準が極甘だから電子制御する必要がないということか?そもそもEGRは排ガス制御装置で、排ガスを燃焼室へ戻すことによって燃焼温度を下げて排ガスをクリーンにするというもの(だったはず)。極論を言えばバルブなんて閉じっぱなしでもいいわけで、装置を殺してしまえば今回の不調も納まるかもしれないのだが、そうするとおそらくチェックランプは点きっぱなしになるだろうからそれはマズいということだ。困った。e-bayを探してみると、125ユーロで販売されているのを発見。しかし送料込みだと150ユーロとなり、関税や消費税をとられた場合、31000円ほどとなってしまう。ヤフオクで同等品が34000円で出品されているので、ここは悩みどころだ。今回はこれまで。実を言うと故障はこれだけに止まらず、トゥーランはもとより、ランクルにまで飛び火していくのであった・・・。誰か助けてくれー!!
December 2, 2015
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今回は、再利用するタイヤをホイールから外す作業。処分するタイヤではないので傷が付かないように外さねばならない。前回使用した単管のビード落としは、構造がシンプルでコツさえ掴めばすばやくビードが落とせる優れものだが、タイヤのサイドウォールに与えるダメージが大きいので、再利用するには少し不安がある。ということで、ネットを参考にして作り直したものがこれだ。オーソドックスな構造なので、特筆すべきところはない。自分の場合、ウチに使っていない単管があったので躊躇なく作成しているが、これだけの材料を揃えるとなると5000円では済まないかもしれないので、市販のビードブレーカーを購入した方が安く付くかもしれない。鉄筋が安く手に入るなら自分で作ってしまう手もあるのだが、置いておく場所のことを考えると単管はすぐにばらせるし、屋外放置でも錆の心配が少ないしで、サンデーメカには便利な材料ではある。若干の工夫箇所はビードを押す部分。ネットでこのようにしている人を見つけたので真似させていただいた。コンクリ製の溝蓋の隙間を使って端っこを折り曲げているところもポイント。この部分は色々と工夫している人もいるので、もう少し手間をかけて工夫しても良いかもしれない。とりあえず作業開始。タイヤだけでなく、ホイールもキレイなので傷をつけないように慎重に作業する。が・・・、やはりというか、なかなかスムーズには行かないものだ。力をかけていくと支柱が前方に傾いてきてしまう。取り付けが一点なので、硬く締め付けてもどうしても傾くようだ。短い単管が余っていたので、筋交いを追加する。ちなみに単管は金鋸で切断している。職場から電鋸を借りてくるのを忘れたので、長いのを三分割したのだが、人力はしんどい・・・。これでなんとか力をかけても傾くことはなくなったが、微妙に全体がゆがむ感じになってしまった。特に問題はなかったのだが、多少使いにくい。全体をきっちりと歪みなしに組むことは大事なようだ。前の写真の筋交いのかけ方では簡単に前傾してしまったので、下の写真のように変更した。このあたりは現物合わせだが、改良の余地もある。ビードを落とせるだけの力がかかるのは間違いないのだが、力をかけるポイントにうまく当てるのと、タイヤが動いてしまうとポイントもずれてしまうので、タイヤが動かないようにするのが思ったより難しく、最初は少々てこずった。が、タイヤをタイダウンで単管に固定し、位置調整はタイヤをちょんちょん蹴りながら行うことでなんとかスムーズにビードを落とせるようになった。まあ、結局最初の二本まではトライアンドエラーで結構時間がかかってしまい、二時間程度ロスしてしまったが後半の二本は5分から10分もあれば落とせるようになった。作業が終われば分解して片付ける。めでたく四本ともビードが落ちたので、あとはタイヤを外すだけだが、これは既にコツを会得しているのでスムーズなものだ。タイヤが新しいこともあると思うが一本5分もかからず、四本15分ほどであっさりと外すことができた。ちなみに外す手順はこんな感じ。表はタイヤレバーでささっと。外す側と反対のビードは足できちっと落としておくのがポイント。バイク用のレバーは一つあると便利。とても使いやすいぞ。表が外れたら裏側からレバーを通してひっくり返してテンションマックス。黄色で囲ってる部分をプラハンでぶっ叩いたら外れてくるのでこのくらいになったら手で簡単に引っこ抜ける。次回はトゥーランのホイールにタイヤをはめて、終了だ。バランスはどこに頼むかねぇ。
November 24, 2015
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翌日は仕事だったが、タイヤのことが頭から離れない。(ホイールからも離れてくれないわけだが)何かやり方が間違っているのか、もっといい方法があるのか・・・。昼休みにyoutubeで「タイヤ 手組み 手外し」で検索して動画を見てみる。何が違うのだろう?じっくり見ているとあることに気付いた。スムーズに外せている人と自分のようにてこずっている人がいる!何だ?どこか違うのか?タイヤの差もあると思うのだが、明らかにきつめにはまっているタイヤでもあっさりと外している人の動画をよく観察してみると、「タイヤは縦置き」「長いレバーを水平近くまで思い切りこじっている」「結果的にホイールリムとタイヤビード部にかなりのテンションがかかる」「そこをプラハンでぶっ叩く」という感じである。自分はやりやすく感じたのでタイヤを水平置きにして作業していた。結果として、レバーのこじり加減はホイールの回転方向程度、あっさり外している人の半分程度しかこじっていなかったことになり、テンションもさほどかかっていない状態だったのではなかろうか。思いついたら即実行だ!!仕事が終わって帰宅したら、すぐに作業にかかる。動画のように縦置きにしてレバーを突っ込み、思い切りこじる。かなりの力がレバーにかかるが、太ももで押さえ込むようにすると楽に維持できる。そしてプラハンで叩くとグリグリって感じでビードが外れていく。ものの数発で四分の一ほどビードが外れた。その状態でホイールをタイヤからはがすようにするとあっさりと外れた。ふう~~。残りのタイヤも同様に外すことができ、昨日あれだけ苦労した作業が2本で10分もかからずに終了した!何事もコツを掴むのが大事だなぁ。それと、うまくいかない時は意地になって同じことを繰り返すのではなく、冷静に頭を冷やして考えないとアカンなぁとしみじみ思った。この日はこれで作業終了だが、次は再利用させてもらうタイヤを外さねばならない。タイヤに傷をつけないようなビード落としを考えねば・・・。もう少し複雑な、市販のビードブレーカーのような構造を考えている(と言っても、ネットで見たものを真似て作るだけだが)。
November 18, 2015
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スタッドレスタイヤの季節がやってきた。トゥーランのスタッドレスは元々中古を買ったこともあり、さすがにそろそろ限界である。コンパウンドは硬くなり、山も減り、もはや、「かつてスタッドレスだったタイヤ」である。新品購入かと思っていたのだが、親戚が車を乗り換えるということでそれまで使っていたスタッドレスを譲ってくれた。サイズが195/65r15とピッタリだ。使用期間も二~三年、バリヤマである。しかし、タダで手に入ったはいいが、組み替えねばならない。8本ものタイヤを外し、4本を組み付ける必要がある。考えるだけで気が遠くなる作業だ。ガススタなどで作業してもらえば楽なのだが、残念ながらこのような作業を引き受けてくれるところはほとんどない。ネット購入の新品なら可能だが中古のハメ換えは断わられる。ちなみにタイヤショップだと新品でもほとんどのお店がNGだ。知り合いの店でチェンジャーを借りるか、工賃を払って作業してもらう手もあるのだが、迷惑をかけてるようで気が引けるしなぁ。ここは気合をいれて手作業に挑戦だ。まず、問題は外し作業である。軽自動車では経験があるが、乗用車タイヤは初だ。とにかくビードを落とすのが大変なので、ネットで色々研究して、単管のビード落としを作ってみた。これだ。挟み込むタイプで非常にシンプル。これで出来れば万々歳だが・・・うまくいかない。タイヤが古いからなのか、全く落ちていかない。朝の10時から始めて悪戦苦闘すること2時間あまり・・・。残念ながらギブアップである。昼飯を食べて頭を冷やし、ネットで調べながら今度はタイヤレバーで挑戦してみる。レバーでコジコジしながら少し落ちてきた気がしたので、レバー2本挿しで両足乗せてグイグイこじる作業を全週にわたり何度も繰り返すと、ようやくビードが落ちてくれた。落ちることは落ちたが、1時間ほど時間がかかってしまった。11月なのに汗びっしょり。達成感よりも、ようやく一本目という現実の重さのほうがのしかかる。このままではどれだけ時間がかかるのか・・・。しかし、とりあえず2本目の作業を開始する。今度はある程度コツが分かったので、レバーのみで作業して、やはり1時間ほどでなんとか完了。しかし、このペースではビード落とすだけで8時間もの時間が必要だ。しかも、薄々分かっていたのだが、ホイールのリム部(ビード部分)にかなりこじり跡の傷が付いてしまっている。見えないところではあるが、エア漏れの原因などになってしまう恐れが・・・。どうする?youtubeで、単管でビードを落としている動画を何度も見返し、なんとなく自分のやり方と違っているように思えたので、もう一度単管にチャレンジしてみることにする。これまではペンチのような挟み込みをイメージして作業していたが、どうやら挟み込んでから→上側の単管をほぼ垂直にタイヤに押し付け→そのままタイヤを潰すように体重をかけていく、という感じのようだ。試しにそのようにしてみるとなんとかビードが落ちることが分かった。使い方を間違えていた!!ちょうどいい長さや角度など微調整しながらやってみると30分ほどで3本目が完了。続けて4本目に取り掛かると、ものの5分で完了した。コツって大事だなー。しかし、このやり方だとタイヤにかなりの傷が残ってしまう。本来は捨てるべきタイヤを外すのだから問題ないのだが、今回は使えるタイヤを外すという作業もあるため、そっちの方は出来るだけ無傷で外す必要がある。これは次への課題ということにしよう。さて、ビードも落としたことだし、さっさとタイヤを外してしまおう。これははめるのと逆の作業だから慣れたものだ。表側からタイヤを外して、続けて裏側のタイヤを・・・・外れない。表を外すのとは少し要領が違ってくるのは分かっていたが、思った以上にやりにくい。表と同じやり方ではうまく外せないというか、タイヤが邪魔で同じようには作業できない。これもネットの動画を見て、ホイールの裏側からレバーを差し込んでこじってから、プラハンでタイヤを叩いて、というやり方でやってみるのだがなかなか外れてこない。結局、一本はなんとかフルパワーで無理やり引き剥がしたが、かかった時間は1時間・・・。これでは駄目だ。少し休憩してから2本目に取り掛かるが、少しは短縮できたが、やはり筋肉へのダメージがハンパない状況。どうする・・・。ここで既に日も落ちてきたので、一旦撤収。本日の戦果・・・携帯だとボケボケだな・・・日を改めてチャレンジすることにしよう・・・。
November 17, 2015
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ちょっと長いタイトルになってしまったが、とりあえず漏れ止め剤の件から。前回の修理後、やはり四日ほどでエアコンの効きが悪くなってきた。このパターンでいくと後三日ほどでコンプレッサーが回らなくなるくらいガスが抜けてしまうであろう。こうなるともう例のアレしかないのか?そう、アレだ。漏れ止め剤だ。何かと評判が悪かったりするヤツだ。まともな整備士からは完全に敵視されているというヤツだ。でも、もうしょうがない。精根尽き果てたからね。ということで、色々と考えた結果、やはりお値段でセレクトしたのがこれ。モノタロウで550円也。有名なスーパーなんとかは5000円以上するのに、なぜか550円w。あまり強力じゃなさそうなので逆に良いかなと思ったりもして、ちょっと腰が引けているところなんかは自分らしいなと・・・。漏れ止め剤の原理は、水分と反応して固まる成分が含まれており、漏れ箇所で外気の水分と反応して固まって塞いでしまうというものだ。なので、デメリットとしては、配管内に水分があると内部で固まってしまって詰まってしまう恐れがある。特にエキパンのような細いオリフィス部分とか、レシーバーに水分が溜まっていたりすると危険。(ちなみに、このファルコンさんの製品の説明には「強力なシール剤、うんぬん・・・」としか書かれていないので、固まる成分があるのかどうかは不明である。)まあ、詰まれば詰まったですぐわかるから、その時はしょうがないということで。モノも届いたので早速注入。ゲージを繋いでみると、やはり高圧も低圧も低くなっており、確実に漏れているのがわかる。まずはエアコンプロテクターを注入し、その後ガスを補充する。さすがに一缶分入れると入れすぎかなと思ったので、高圧が16k程度まで上がった時点で完了。ガス缶にはまだガスが残っているので、缶を繋いだままゲージごと保管しておく。部屋に吊るしておくことにするw。さすがに冬を越したりするのは無理だと思うが、次の補充までくらいは十分もつだろう(漏れる前提で話をしているところが悲しい)。で、この作業を行ったのが二十日ほど前なのだが・・・なんと、ガス漏れが止まっているようなのだ。マジで?!自分自身、ちょっとびっくりなのだが、ホントに漏れが止まったか、かなり少なくなっているようなのである。今日もけっこう暑い日で、外気温は31度ほどあったのだが、エアコンをかけるとちゃんと冷風がでて室内温度も下がっていき、快適に運転できている。ブラボー!!絶対に無理だと思っていたので、これは嬉しい誤算だ。もっとも、今後もしかすると詰まったりしてしまうかもしれないので、ここですぐに「この商品はとても良いものですよ!」と言うことは出来ないのだが。しかし、もう諦めるしかない、というような状態になっているとしたらチャレンジしてみる価値はあると思う。スーパーなんとかみたいに高値ではないからね。完全にガスが抜けてしまっているようなエアコンの場合は、注入前に真空引きをきちんとして、配管内の水分除去を行なってからというのはお約束である。ところで、話が長くなってしまったが、レトロフィットの件だ。前回の記事にコメントを下さった方がいて、その方からなんと純正のレトロフィットの情報を頂いたのである。せっかくなので、ここで紹介させていただこうと思う。通りすがりの奇特な御仁は「13B-T」さんである。88年式のBJ71Vに乗っておられるとのことだ。以下、コメント一部を転載させていただく。『04884-33110にラベル一式、サービスポート変換バルブ(Hi/Lo各1個)、レトロフィット用レシーバーがセットになって4,000円くらいです。加えてサービスポートのヘッドを外してオイルの交換を行なう場合はOリングが4個必要です(品番は共販が各モデルのレトロフィットリストを持っていますので教えてくれます)。オイルはデイトンがあれば十分です。オイル規定量は100cc、冷媒はR12標準で800gですのでレトロフィットの場合は650gくらいが目安です。』オイルに関しては自分はデイトンがあるので大丈夫だが、通常の134a用のオイルでもいいのか、POEオイルでないと駄目なのかは自分にはわからないので、そのあたりはディーラーか共販に問い合わせていただきたい。あとは、自分の70Vと71Vのコンプレッサーが同じかどうかというところか。年式もそれほど離れていないので大丈夫かとは思うが、コンプレッサーシールが134aに対応していなければレトロフィットが難しいケースがあるようなので、注意が必要かと思う。もちろん、そのあたりも共販に聞けばわかると思うし、自分の車の類別型式でキットが出れば、そもそも大丈夫だということだ。しかし、レシーバーも付いて4000円とは安すぎる。今まで使ってきた金額を考えると・・・。今回、漏れ止め剤で一旦ガス漏れが止まっていることから考えると、やはり圧力スイッチが怪しそうだ。ここは素直にキットとスイッチを購入して交換作業を行なうべきだろうか・・。悩むところだが、キットと部品があるうちに購入しておくのがベストかな。13B-Tさん!本当にありがとうございました!苦労して手に入れられたであろう情報を惜しげもなく教えてくださって、感謝感激です。一人で苦労して整備を続けて、嫌になるけど頑張ろうと思えるのがこういう時ですねぇ。明日への活力にさせていただきます。
August 26, 2015
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エアコン修理。何回目だ。もうほとんどガスが残っていない。一番怪しいのはレシーバー部分だが、こんなに早く抜けてしまうものか?一応、新しいOリングを使用しているのだが。ということで、唯一目視できていなかった室内ユニットを外してみることにした。めんどくさいけど、しょうがない。ここをクリアしておかないと、次のステップに進まない。助手席グローブボックス奥にある。左側はブロアユニット。その隣がクーラーユニット。グローブボックスを外す。写真には残っているがふたももちろん外す。ビスとボルトで止まっているだけなので、全て外していく。表に見えているので簡単だ。上部の二つはナット止めになっていて、ステーがボルトに引っかかっている状態なので、全て外しても落ちてくることは無い。ネジを全て外したら、エンジンルームに繋がっている配管接続を外す。高圧と低圧、二本ある。配管が外せたら、ユニット下のドレンのホースも外しておいて、室内側からユニットを引き抜くと外れる。と思ったら、クーラーアンプのステーが引っかかったので、これも外す。外れた。やってみるとわかるが、意外と簡単だ。車によってはダッシュボード奥などに配置されているので、クソのように大変なことがある。経験した中ではインスパイアはダッシュボードを丸ごと外さなければユニットにアクセスできず、死ぬほど大変だった(このとき外したのはブロアファンだったが)。こんな感じでごっそり抜け出す感じ。ユニットの噴出し側はこんな感じだが、吸入側は・・・こんな感じw。30年近い車歴からするとましな方か。しかし、期待していたのは「おー!こっからガスがだだ漏れやんけ!」という有様だったが、意に反してオイルが付着しているような箇所がない。エキパン付近はきれいなものだ。圧力スイッチ部分が怪しいと言えなくも無い。接続部ではなく本体から漏れてくる。気持ちオイルっぽい感じ。ここから漏れているパターンも経験したことがあるが、もっとオイルでべっとりするはずだが。しょうがないので、清掃だけして組みなおす。きれいにはなったが、このまま組んでもガス漏れは止まらないだろうなぁ。気休めだが、コンプレッサーのバルブコアも交換しておく。一応、新フロン対応品だ。古いものを観察しても、漏れるほど古いとも思えず・・・。しかし、いざ交換しようとすると、虫回しが見つからない。二時間ほど探し回った末、ブチ切れ寸前で仕方がないので近所のイエローハットにチャリで買いに行った。これ買うの三つ目だぞ!なんでこんなに無くなるのだ、コイツは!真空引きしてからガス注入。これも何回目だ。もちろん真空度の保持確認も30分程度かけて行っている。針はびくとも動かない。1時間くらいやってみるべきだが、ゲージの信頼度が低いのであまり厳密にやっても仕方がないと思える。これでダメなら圧力スイッチ交換かな。それでダメなら、全バラしてOリング全交換?たぶんやらないと思うけど。コンプのシールは大丈夫と思うのだが・・・。コンプなら絶対蛍光塗料が反応するはずなので、それ以外となるとコンデンサー裏側とかそのあたりか。配管くらいは全て外してみるべきかも?もういい加減、なにやってるかわからんようになってきた。最初から電装屋に出すべきだったか。でもなー、電装屋だとコンプ交換、エバポ、エキパン交換、コンデンサ交換、レシーバ交換、〆て15万円の見積もりです!とか言われそうだ。
August 1, 2015
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このところ、特に何も書くことが無く(予算が枯渇し、何も出来なかったのだが)ブログもほったらかし状態。本日は久しぶりに修理を行った。エンジン始動時にキーを回しても無反応な時があり、もう一度回すと変な感じで「グッグググイン」という感じでセルが回るようなことが何度かあった。バッテリーだと思い、充電をしても同じような感じで、セルが回りだすと勢いは良く、セルかキースイッチかであろうと目星をつけた。作業が簡単なのはキースイッチで、おそらく一度も交換はされていないだろうし値段もも4000円チョイだったので(財布に痛いのは痛いが)、予防整備のつもりで部品を注文。アンダーカバーを外す。キーシリンダーのお尻にスイッチが付いている。ネジ一本で付いているので簡単に外れる。新旧比較するが外からでは何もわからない。内部のグリスが液化している感じはある。この年式だと、リレーなどが無いかもしれないので、スイッチの接点への負担が大きいと思う。接点は磨耗していくものなので、隙間が出来てくると劣化したグリスなども焼けてしまい導電は悪くなってくる。昔、良く軽トラのキースイッチをばらして磨いたりもしたが、まず復活したことはない。一時復活したように見えてもすぐに焼けてしまい、また同じ症状が出てしまうのだ。接点は銅製なので、銅を盛るようなテクニック(溶接など)がなければ修理はほぼ無理だと思う。時間があればこの古いスイッチもばらしてみてみたいが、今回は交換のみ。カプラー部のカバーを新しい方へ付け替えて、スイッチを交換。カバーを元に戻して作業完了。テスト始動をしてみたが、以前は最後までグッと回しきらないとセルが回らなかったが、交換後は回した瞬間にグワンとセルが回るようになった。気のせいか勢いも良くなったようだ。こうやって少しずつ調子を戻していかねば。ちなみにエアコンのガスが再び漏れている・・・。今回ついでなので、レシーバーのOリングも一緒に注文した。この部分だけの漏れではない気もするので、いよいよ室内ユニットもばらそうという気になってきた。あぁ、気が重い。
July 19, 2015
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年に一度のランクルの車検。貨物なので、諸費用も安いと思っていたのだが、何かと金額がアップしているので、そこそこ金がかかってしまう。自賠責が高くなって3000円ほどアップ。腹が立つのが重量税で、18年超の車体だと3割以上アップの13200円。合計で6000円以上高くなっている。手数料も合わせると、合計で32000円ほどが車検費用となる。二年で64000円となると、貨物だから維持費が安くなるとは言えないな。いつもどおり、ネットで検査予約をして月曜日の午前のラウンドで受験。二度目なので黒煙検査も余裕だぜ。一番端のラインでバイクの車検も受けられる。そのうち自分のバイクのユーザー車検にくることがあるだろうか。バイク、買えるのかな・・・。下回りの検査だけが心配だったが、特に何の指摘もなくあっさりと検査終了。新しい検査章を交付してもらって無事にユーザー車検終了である。帰宅してから、ライトのバルブだけHIDに戻す。一応車検対応と謳われている製品を使っているのだが、3980円なので不安がある。なので、検査時だけ普通のハロゲンに戻して受験した。奥に見えるのがバーナー。抜いてプチプチで巻いて下のほうにブラブラさせているだけ。ノーマルバルブを外して、HIDのカバーをはめる。そこに防水カバーをはめてからバーナーを差し込む。これで完了。車検は完了したが、手を入れなければならないところはいっぱいある。最低限度のブレーキ整備は行ったが、ステアリングやナックルは乗り続けるなら避けては通れない部分だ。クラッチもそろそろ限界っぽいし、重整備への秒読みが・・・。その前にオレの体力と気力の限界が来そうだ。
June 22, 2015
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リヤブレーキシューとカップキットを交換したので、ブレーキオイルのエア抜きを行う。人手があるなら二人でやると早いのだが、一人でも出来る。ABSなどが付いている車だと、エンジンかけながら行うとか、最新の車ではスキャンツールが無ければ出来ない車があったりするのでややこしいのだが、この車は全く関係ないので、ラクチン。こういう道具を用意しておくと便利。ネットで売ってたりもする。ホースの間にワンウェイバルブをかましているだけのもの。ホースはシリコンホースを使用。これをブリーダーに接続してブリーダーを開ける。そしてブレーキペダルを踏む。それだけだ。細かい人はブリーダーからのエア噛みやペダルを踏んでいない間にオイルが戻ってしまうことなどを気にすると思うが、まあ今までこれでエアを噛んだことがないので大丈夫だろう。真空ポンプがあるので負圧で引っ張る道具を作ることも出来るが、メンドクサイし・・・。マスターへオイルを継ぎ足すことだけ忘れないようにすればオッケー。ついでにクラッチオイルも交換しておく。両者とも、思ったよりもキレイなオイルが出てきたので一応オイル交換はしていたようだ。ドラムブレーキなのでシュー隙間の調整をしなければならないのだが、いちいちドラムを開けるのが面倒。重たいし。バックプレートから調整できるように穴はあるのだが、それもメンドクサイし隙間を詰めすぎるとえらいことになるのでやらない。横着して、ある程度目安でアジャストボルトを調整してからドラムをはめ、あとはサイドブレーキを引くと自動調整機構でカチカチとアジャスターが動いてくれるので「うおおおおお!!」と50回くらいサイドを引き続けるとカチカチ言わなくなったので、それで完了w。若干、前より踏み代は増えた感じだが、特に問題はないであろう。ジャッキアップしたついでに下回りの点検をしておく。ステアリング周りやナックル周りは、おそらく手付かずのままだと思われる。予算があれば一式スパッと交換してしまいたいのだが・・・。こんな感じである。グリスアップすりゃいいってモノではない。グリスでパンパンのゴムブーツ・・・。破裂しそうだ。ナックルシールも換えたことあるのだろうか?まあ、この部分がきれいな四駆ってほとんど見たこと無いのだが。しかし、重たい車だ・・・。ブレーキの整備が完了したので、エアコンの修理にかかる。ガス漏れでOリングを換えたのだが、やはり漏れている。どこから漏れているのか、リークテスターや蛍光材&ブラックライトなどを購入して調べたのだがいまひとつはっきりしないままだった。ところが先日、暑い日にボンネット前辺りから「シュ~」という音が聞こえるので調べてみると見事にレシーバーの継ぎ手部分からガスが漏れていたのだった。ここまでくれば間違いないので、純正部品を買えばいいのだが、Oリングだけ買うのもなあ。近くにトヨタ共販があればいいのだが、ちょっと遠いし、ディーラーで取り寄せてもらうのも気が引ける。っつーことで、こういうものを購入。これだけあればどれかはフィットするだろう。レシーバーをばらして現物合わせをしてみると、6.05×1.78というサイズがピッタリだった。モノタロウで購入した6.0×1.9では少し大きすぎたわけだ。外してみたOリング。やはり噛み込んだ跡がある。そのせいで締まり具合もゆるかったので、漏れてしまったのだろう(タブン)。再度、オイルを30ccほど追加して真空引き開始。そしてガス入れ開始。二缶、400g入れた時点で高圧15kg、低圧3.5kg程度になったので終了。冷え具合はR12よりは悪い感じだが、じゅうぶん冷えているのでまあいいだろう。これで漏れが止まってくれるといいのだが、そもそもは最初にレシーバーと一緒にOリングも買っておけば何の問題もなかったということになってしまうのだが。今までの苦闘と、要らんモノを買いまくってしまったという後悔が・・・。ってか、ディーラもこのくらいのエアコン修理はやっておいてくれよな!
June 15, 2015
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年に一度の車検の時期がやって来た。昨年はブレーキまわりの整備をしなかったので、今年はやらねば・・・。ということで、リヤブレーキのカップキットとシューを注文しておいた。以前、ドラムを開けて見たところ、シューのフロント側がだいぶ減っていたので予防整備という形だ。今日は雨も大丈夫そうだったので昼から作業を開始。車をウマにかますだけで息切れが・・・。自転車の整備のようにはいかんね。ドラムを開ける。取り立ててびっくりするような部分は無いので、黙々と作業。左側から開始してとりあえず交換完了。カメラを用意してなかったので、ここから頑張って写真も撮る。シューの新旧比較。新品の半分くらいは残ってそうだが。そんなにあわてて交換しなくても良かったかな?右側の作業開始。ブレーキオイルの漏れもなく、シリンダーもピストンもきれいな感じ。と思ったが、少しだけピストンに当たり跡が見える。特に問題はなさそうだが、以前に何かあったのかもしれない。ランクルのカップキットはかなりはめるのが大変だった。ピストンに対して内径が小さい。気合を入れて一気に行かないとはめきれない。指が痛い・・・。右側の作業をしていて気がついたのだが、シューの調整を行うアジャストボルト?の部品が一点、左側についていない。この、カバーのような部品。特に無くても問題はなさそうだが、なぜ無いのだ?ディーラーでの整備で付け忘れているとしか思えない。うーむ、トヨタさん、しっかりしてくれ。左には入っていない。まあいいけど。カップの新旧の違い。右が交換後。やはりこれだけ張り出しが違ってくるのだ。効きには影響ないだろうが、交換しないとブレーキオイルが漏れてくる原因となるのだ。定期的に交換すべきだと思う。オマケとして裏技を一つ(たいしたことではないが)。ドラムの整備で大変だと思うのが、リターンスプリングの取り付け。固いものは恐ろしく固いのだが、こんな感じでシューを締め付けてから行うと比較的楽に出来たりする。簡単なことなので、是非お試しあれ。
June 13, 2015
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以前、レシーバーを交換してエアコンガスを入れたのだが、やはりガス漏れしている。レシーバー部のOリングを発注し忘れて再使用したのがいけなかったのかと思い、モノタロウでサイズの近いものを購入して再度ガス入れをしたのだが、それでも漏れている。うーむ、レシーバー以外から漏れているのだろうか。目視する限りではオイルが滲んでいる箇所はない。室内ユニットを除けば・・・。全部ばらした方が確実なのはわかっているのだが、めんどくさくて。とりあえず一番手っ取り早く一番安くできる方法から始めているのだが、それが仇になっている。室内をばらすのもたいしたことではないのだが、やる気が起きない。ってことで、安いガステスターを購入して各部をチェックしてみるが反応なし。ガスが少なくて圧が2kくらいまでしか上がらないので(笑)だめなのか。考えるのがめんどくさくなって、ガスを134aにすることにした。レトロフィットというやつだ。色々と調べたのだが、一番お手軽な方法でいく。デイトンPOE+というオイルを使ってガスだけを交換するというもの。Oリングはそのままだ(レシーバー部だけさらに大き目のサイズを購入して交換)。そもそもNBRがHNBRになっているだけで、基本的には耐久性が上がっているだけのことではないのか?いや、きっとそうなのだ。ホースからガスが滲み出すようだが、どのくらいのペースで減っていくのかも定かではない。ここは一つ、実験することにしよう。これが噂のオイルだ。説明文だけ見れば魔法のようなオイルだ。PAGやPOEの弱点である、水分と反応しやすいという性質を改善しているようなので、レトロ化したときのネックであるコンプレッサーシール部の劣化防止にも期待が持てる。そして、漏れ部発見のためのアイテム。そもそもこういった便利なケミカル類がR12ガス用としてはもう販売されていないのがレトロ化に踏み切った理由なのだ。当然ガス代も全く違うし。代替ガスと134aガスの値段差が積もっていけばPOE+の値段と変わらんということ。ちなみに缶バルブはもちろん134a用を新たに購入。ゲージマニホールドはR12用なので変換アダプター(メスM10→オス1/4)も購入。車側のバルブはR12のままでいく。あとで134aステッカーを作って貼っておくか。ま、自分しか整備しないから問題ないけどね。完全にガスが抜けていたので、コンプ部にPOE+を50ccほど注入して真空引き。負圧の保持を確認してから134aガスを一缶注入してエアコンを始動。そして蛍光剤をぶち込みさらにガスを入れる。400g入れた時点で程よく冷えていることを確認して終了。低圧2.5k高圧13kほど。サイトグラスは泡々だが、入れすぎ注意ってことで。まあ、ぼちぼちやるしかない。ワンシーズンでももってくれればめっけもんだ。
May 4, 2015
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久しぶり~(笑)ちょっと冬眠してたということで・・・。パソコンに向かう気がなかなか起きなかっただけで、ちょこちょこと作業はしていたのだが。誰が見るでもないブログをアップするのも、気力が必要になってしまったということだ。今回の作業は、実家の車のシフトインジケーターのランプが切れたので、それの修理。母親から電話があって、D(ドライブ)ポジションのランプが点かなくなったようだ。それくらい走行に影響はないから、そのままでもええやん!と思ったのだが、母はランプが点かないイコールDにチェンジしないのではないかという不安が拭えないらしく、怖くてたまらないと言うので、しゃあないですな。軽い気持ちで引き受けたのだが、よく考えればディオンはコラムシフトだから、シフトインジケーターランプはインパネにあるのだった。メーターパネルを外さないとアカンのか。が、調べてみると簡単に外せるようなのでドライバーだけ持って実家へ。メーターのカバーは手で引っ張ると外れるので、この状態になる。あとはネジを四本外すとメーターが外れる。当然メーターケーブルなども無く、簡単なものですなぁ。ランプの交換バルブなど手元にあるはずも無く、今回はほとんど使われることが無いであろうLポジションのバルブと交換ということにする。簡単なものよのう、と思っていたら、なな、なんと、Dのバルブの位置が実に悩ましい位置にあるではないか。距離計(デジタル)のリヤカバーの下に隠れている、ちょうど真ん中のバルブがDの位置なのだ。このカバーを外すにはどうやらメーターをかなりばらす必要がありそうだ。しばし悩んだのだが、カバーの固定ネジをゆるめて少しだけカバーを浮かせることでなんとかバルブを外すことができた(よかった~)。何とか無事に作業完了。Dポジションでランプが点灯することを確認して納車w。お駄賃に饅頭と熱いお茶を頂いてから帰宅。先日は姉の車のステレオが壊れたので、安いオーディオをアマゾンで購入して交換もしてきたし、まー便利に使われてますわ~。そろそろ、自分の車の修理も再開しないとイカンね。
February 16, 2015
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本日も引き続き作業・・・。本当は今日はやめておこうと思ったのだが、ちょっと作業方法を考えたので朝から整備を開始した。考えたことというのは、昨日の整備でシャックルピンを引き出したスラハンをピボットにも使ってみようということ。プレートを少したたき出した状態のところにスラハンの先端を引っ掛けられるのではないか?と考えたのだ。とにかくやってみようということで、早速ジャッキアップしてウマをかまし、ハンマー作業を始める。相変わらず固い、というか叩きにくい。ので、なかなかプレートを引っ掛けられる程度にたたき出すだけでも一苦労。そしてようやくある程度出てきたのでスラハンをなんとか引っ掛けて引っ張りを開始!!・・・駄目だ。うまく力がかからずに先端が逃げてしまいまったくシャフトが抜けてこない。あれこれ考えて引っ掛け方を変えたり針金で固定したりするがどうにもならない。もともとシャックルを引き出すための形状なので、丸型のプレートではうまく行かないようだ。ここに溶接機と丸鉄筋や平鉄筋があればプレートにあわせた先端を作成できるのだが。残念ながら全て職場に置いてあるものだ。10時頃から初めて早1時である。作業はほとんど進行していない。これはもう叩くしかないと意を決してひたすら叩きにかかる。さすがに直でシャフトを叩くと再使用不可になってしまうので、一応片手ハンマーを当て物にして叩きまくる。やはりシャフトを直に、まっすぐに当てないと力の伝わりが少ないのか、なかなか出てこないが、何とか叩き出した。ボルトとナットはボロボロだ。ネジの先端はまたやすりで削ってやらないとアカンやろうなぁ。P1070317 posted by (C)みすたけP1070318 posted by (C)みすたけシャフトに錆びはない。ピボットは全部そうだった。P1070319 posted by (C)みすたけブッシュが固着しているので、マイナスをぶち込んで潤滑剤を吹き込んでこじり外す。固いわー。P1070324 posted by (C)みすたけブッシュが外れた。P1070323 posted by (C)みすたけこれはどこの鍾乳洞だ?ナヌ?リーフの内側?うひゃーーーー!!これだけ錆が育つのだ。皆さんも気をつけましょう。入れるときはすかすかで、取り付けもぱっぱと完了。結局作業完了に5時間かかったぞ・・・。両腕はもうパンパンだ(プロテイン飲んどこ)。あー疲れた。もうホントに嫌になってきたよ!
December 7, 2014
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ブッシュ交換。これで完了といきたいのだが、はてさて・・・。今回は右リヤのシャックルブッシュ。前回、燃料タンクに邪魔をされて叩きにくく、えらく手間がかかったので、新兵器を用意した。ジャーン!!P1070302 posted by (C)みすたけ内側から叩けないので、外から引っ張ればいいのである。自作のスライドハンマー。ガス管と鉄のアングル材で適当に作ってみた。P1070306 posted by (C)みすたけこのように、バーベルのウエイトを取り付けて使用する。単純な作りだ。P1070304 posted by (C)みすたけブッシュ自体はそれほど変形している感じはない。とりあえず叩いてみるが、やはり下はすぐに抜けてくるが上は全く抜ける気配がない。なので、自作スラハンを取り付けガンガン引っ張ってみる。が、ウエイトが少し足りない感じなのでもう一枚追加。合計、10kgでガツンガツン引っ張る。P1070308 posted by (C)みすたけちなみにウエイトは職場に転がっていたもの。錆びてしまって使わないというので拝借してきた。10kgの威力はすさまじい。20回ほど引っ張るとこの通り、ズボっと抜けてきた!やったね!!P1070309 posted by (C)みすたけいやー、こんなにうまく行くとは。こういう事があると、しんどい作業も少しはやる気が出てくるものだ。P1070311 posted by (C)みすたけ出てきたシャックルピンはこの状態。ちょっと恐ろしい有様である。P1070313 posted by (C)みすたけ錆で膨れているため、ブッシュに張り付いて抜けてこないのだ。このまま乗っていたらそのうちピンが折れてしまうかもしれない。早々にピンを交換したいものだが、先立つものがない・・・。しばらくはこれで乗るしかないなぁ。とりあえずシャックルブッシュは交換できたので、リヤのピボットの交換に突入する。まず、右から開始したが前回の経験を生かして、思い切り良く叩くと割合すんなりと抜けてくれた。P1070315 posted by (C)みすたけパンタジャッキを知り合いの捨てる車からもらってきたので、リーフを下げる作業も簡単である。ジャッキはあると色々と便利なので、もう二つくらいは欲しいものだ。ってか、あったはずなんだがなぁ。ピボットシャフトは錆びてはいないのだが、リーフがひどく錆びていた。これはどこも同じで、結局この錆でブッシュが押されて固着するのだろうか?シャフトを叩くと当然ネジ部が若干変形する。思い切り叩くものだから、組み上げてナットを締めようとしてもねじ込めなくなってしまう。なので、先端部をやすりで削ったりして何とか締め込んだのだが、本来はシャフトもナットも交換すれば楽なのである。予算が少ないというのは色んなところにしわ寄せが来る。悲しい現実だ。ねじ山修正工具が欲しいなぁ。タップ、ダイスのセットでもいいけど。リヤ左ピボットがうまく行ったので、昼飯を食べてから右リヤに取り掛かったのだが、こちらはペラシャが邪魔をしてうまく叩けない。どうしても打撃力が逃げてしまうので、5mmほどは抜けてきたのだが、今日はこの冬一番の寒波が襲来しており雪のちらつく中の作業ということもあり、体力の限界が来てしまった。残念ながら作業を断念。悪態をつきながらナットを組みなおし、また後日挑戦ということにした。昼の作業は二時間近く費やして成果なし・・・。午前のやる気も一気に吹っ飛んで、モチベーション下がるなぁ。これだけやっても基本整備ばっかりで、走りが劇的に良くなるわけでもなし・・・。これがショックの交換とかだったら、このあとウキウキ気分で試走に行くところなのだが。ちょっと空しい。ま、頑張るしかない。
December 6, 2014
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延び延びになっていたエアコンの修理。ようやく真空ポンプを購入したので、作業をした。故障内容はおそらくガス漏れ。見た感じではレシーバーから完全に漏れている状態なので、レシーバーを交換する。さくっと取り外す。こういうところは楽でいいね。レシーバー自体がオイルでベトベト。これを放置しておくディーラーもどうかと思うが・・・。これを交換すれば完治すると言い切れないのはわかるが、漏れているのは間違いない。サイトグラス部分からオイルがにじみ出ているので、この部分が漏れ箇所だと思われる。部品は普通に純正部品が出た。ロングセラーのメジャー車種の良いところだ。交換完了。真空引きに入る。このポンプは楽天で購入。9800円ほど。ちょっとリスキーかと思ったが、あまりお金をかけられないので・・・。届いたものは割合しゃんとしたものだった。少し悩んだのがオイルの補充。レベルゲージでは明らかに少ないので、補充をしたいのだが、注入口がどこかで悩む。マニュアルには上面に補給口があると書いてあるのだが、購入した機種にはそれが無い。さらに、ガスインレットから補充しろと書いてあるがどう考えても入り口が小さすぎて非常に困難である。普通に考えればオイルタンク上にあるでかい口から入れるのだが、ここはオイルガスセパレーターとあり、なにかフィルターのようなものが間に入っていたりすると、ちょっとややこしい事態になりそうだ。キャップ上面には「AIR」と書いてある・・・。しかし、悩んでもしょうがないので、一番でかいセパレーターから注入。が、少々入れたくらいでは全くオイルレベルが上がってこない。ちょっと不安・・・。傾けたりしていると、明らかに新油と思われる透明な色のオイルが窓から見えてくるので入っているのは間違いない。加減しながら入れるが結局あまりレベルは上がってこない。本体横のコーションラベルにはオイル容量160mlと書いてある。すでに100mlは入れているので、これ以上はまずいと考えて補給は完了とする。真空引き開始。ポンプが動いてゲージが負圧に振れるが、完全には真空に到達しない。10分ほど動かしたが、結局ここまでしか行かないので、ゲージの不良も考えられるし、ここで真空引きを終了し、5分ほど放置してゲージが動かないことを確認し、ガス入れを開始する。ちなみに、散々手こずってきたガスバルブとはおさらばし、新しく専用のバルブを購入した。やはりちゃんとした工具は安心できる。まったく漏れることも無く、ヒヤヒヤすることも無く作業が出来る。最初からこうするべきであった。外気温が10度そこそこしかないので、お湯につけながら作業する。二缶入れた時点でコンプレッサーが停止しだしたので、これ以上は入れてもあまり意味がないと判断してこの時点で終了。とりあえず、寒いときの窓の結露を解消できればそれで良いので、夏場になったらさらなる補充をする予定。それまでにガス漏れするようなら・・・どうしようかねw。リークテスト用のガスを入れて、地道に漏れ箇所を探すしかないか・・・。ってか、室内のクーラーユニットしかないので、外すしかないな。そうなったら、ついでにエバポの掃除とエキパンの交換するか。ちなみに、真空ポンプだが、やはりオイル量が少なかった。作業後にネットで調べると、やはりセパレーター部からオイルを入れるのが正解だったようだ。というか、他のメーカーでは普通にセパレーターのキャップに「OIL」と書いてあるではないか。きちんとレベルまで補充したら、付属のオイルが全部なくなった。おいおい、330mlやぞ?どこがタンク容量160mlやねん!!!ゲージを繋ぎなおしてポンプ作動させたらばっちり負圧がかかる。そうそう、真空ポンプの音はこういう「ビチビチベチベチ」というオイルをかき回す音がするのだ。思い出したよ!まあいいか。昔は真空ポンプなど使わずにガスパージしてたんだから。やってないよりはましだな。と、思っておこう。
November 15, 2014
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先日はスタッドレスを手組みしたという報告をした。その翌日には残りの二本を組む作業を行った。・・・が、撃沈の憂き目に合ってしまった。この二本は去年製造の新しいタイヤで、ほとんど使われていないもの。保管もタイヤから外して屋内保管、ほぼ新品に近い状態であった。そのため、タイヤのビードがかなり狭い状態のものであったのだ。そういったことには全く頓着せずに作業を始め、ホイールにはめるところまではスムーズに行ったのだが、ビードを上げる段階で躓いた。空気を入れても隙間から逃げるだけで、ビードの上がる気配が全くない。さすがにここで、先日のタイヤとはビードの開きが全く違うことに気がついた。「よし!!ここは爆発法だ!!」意を決してタイヤ内部にCRCを吹き、パーツクリーナーで着火!!・・・しかし、火が出るだけで爆発というものではない。色々と試したが、結局うまくはいかなかった。三時間。タイヤをはめてから三時間粘ったが何をやっても無理。ということで仕切りなおし。色々と考えたが、爆発法はベストではない。ガスの量、着火のタイミング、ビードの隙間などの条件が自分のケースでは向いていないということなのだと思う。それに、何度も火を入れるのはタイヤに良くないに決まっている。ので、正攻法でいくことにした。まずは、空気入れを適切なものにする。今まではバルブに押し当てて使う一般的なものだったが、これをチャッキング可能なオープンタイプに変更。P1070274 posted by (C)みすたけ久しぶりに「ストレート」で工具を購入。DSC02021 posted by (C)みすたけDSC02022 posted by (C)みすたけチャックとエアバルブとカプラーを買って、ビード上げようの空気入れを作成。チャックはオープンタイプのため、バルブレバーを開にするとエアーが入り続ける構造。合計で1200円くらい。そして、ビード上げ専用のツール、ラバーリング。15インチ専用で汎用性はないが、ウチのメインカーのスタッドレスも15インチなので、まあ良しとする。ラバーリングはこのように裏側に装着する。バルブ部のビードをある程度上げないと空気が全部漏れてしまうのでそれはまずいということ。P1070276 posted by (C)みすたけ表のビードはある程度密着させつつ、ラバーリングとビード、ホイールの隙間を出来るだけ少なくするような感じにしつつエアーの注入を開始する。コンプレッサーの容量が小さいので、空気圧の高い最初の数秒が勝負。ここで一気にビードが上がって来れば成功。とりあえず、一発で上がってきた!さすが専用ツール!リングとビード、ホイールにタップリとビードクリームを縫っておかないと、リングがビードに挟まりそうで怖い。うまく行くとまず表のビードが「バン!!」と入り、次にリングが「ムニュー」と出てくる。P1070279 posted by (C)みすたけこうなったらエアーを止めて手でリングを引っ張り出してから、再度エアーを充積。これで完了。ここまでで10分くらいかな。やはりツールは偉大である。三時間を返してくれー!!ラバーリングもストレートで購入。3000円弱であった。ラバーリング 15インチちなみにこの純正ホイールはオフセット-20というもの。ウチのBJ70は-10。試しに車に装着してみた。P1070282 posted by (C)みすたけギリギリつらいち?いや、微妙にはみ出てるな。P1070283 posted by (C)みすたけタイロッドとはこのくらいの隙間。車検に通すなら、やはり-10のホイールが無難ということだ。あと、タイヤレバーはこのくらいギリギリの部分に差し込んでこじるほうがやりやすい。P1070273 posted by (C)みすたけそのため、出来るだけ先端が薄いほうがやりやすいということだ。レバーの長さはこのくらいあれば十分。力はそんなにいらない。今回の作業で、やはり道具は大事で専用の道具があれば楽だという事。もちろんそんなことは承知であるが、今回の作業だけを見れば業者に頼むのと変わらないコストがかかってしまっている。ただ、業者はほとんどが中古タイヤのはめ変えはしてくれないし、今後二度三度と使うことになれば元は取れる計算だ。何より、自分でやった達成感は気持ちがいい(そこに到達するまではストレス満載だが)。後は足回りだな。こつこつとやっていかねば・・・。
November 3, 2014
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冬に向けて、ランクルのスタッドレスタイヤを用意した。基本、スタッドレスは中古でまかなうことにしている。新品がベストなのは言うまでもないのだが、いかんせん値段が高すぎる。決してスキーやスノボをしに雪国へ出かけるわけではなく、ごくたまの積雪時に出勤しなければならないだけなので、夏タイヤよりはましであればよいのだ。この地ではいまだに積雪時にも夏タイヤで走り回る猛者(馬鹿モノとも言う)がいるくらいなのだから、中古とはいえスタッドレスに履き替えるだけでもお利口さんである。色々と探したのだが、結局、ホイールとタイヤを別々に、しかもタイヤは二本ずつの購入となった。時期もあるのだろうが、四駆用のタイヤサイズはなかなかお高い値段となってしまう。ホイールはランクル用の純正、送料込みで1万円。今回はめたタイヤも二本で送料込み1万円以内。それなりに古いが山は残っている。ちょっと外側のブロックがノコギリ状に段減りしている(一本だけ)。このタイヤは減りの早いフロントに使用する予定。バラで購入しているので、当然ホイールに組み込まなければならない。店でお願いすると安く購入した意味がなくなってしまうので、手組みをすることにした。パジェロミニの時にやったことはあるが、結構苦労した記憶があるので、手動チェンジャーの購入も考えたが、外すときには重宝しそうだが組むときにはあまり意味がなさそうだったので、タイヤレバーのみで行うことにする。P1070262 posted by (C)みすたけP1070263 posted by (C)みすたけ用意したものはこんな感じ。タイヤレバー大二本は前から持っているもの。三本必要かもしれないのでグリップ付きの物をモノタロウで購入。あとはリムガードとビードクリーム。早速開始。タイヤとホイールにビードクリームをしこたま塗る。食器用のスポンジを使用。とりあえず、片側をはめる。力だけではさすがに入らず、ちょこっとだけタイヤレバーを使用したが、意外にあっさりと入った。P1070264 posted by (C)みすたけ問題はここからだ。気合を入れて開始する。ところがこれがまた・・・あっさりとはまってしまった。P1070266 posted by (C)みすたけリムガードはつけているが、結局ほとんど使っていない。ガード部分の厚みが増えて余計に力が必要になるので、ホイール直でレバーを当てて使用した。ほとんど力むことなく、ほぼスムーズにタイヤをはめることが出来た。うまく行った理由としては、80タイヤであることはもちろんなのだが、ビードクリームの功績は大きい。いままでシリコンスプレーなどを使っていたが、すぐに乾いてしまったりしていたので、終始ヌルヌル感を保ってくれたこのクリームはナイスであると思う。(乾きの遅い黄色を購入した)あとは今回購入したタイヤレバー。先の部分が割りと薄く出来ており、はめ込み時の力加減がとてもわかりやすい。やはり道具は大事である。1000円もしないものだが、馬鹿に出来ないものだ。ホイールへの攻撃性も低い。直で当てて使用したが、キズはほぼ無しで完了した。ただし、安モノホイールの薄い塗膜であればはがれる可能性もあるので、そこは注意である。なんだかんだで、タイヤレバーも一本だけではまってしまった。タイヤ自体は2005年製造物なので、決して柔らかい状態ではないと思うのだが、拍子抜けするくらい簡単にはまってしまった。今日はとりあえず時間もないので二本だけで終了。残りの二本は2013年物なのでさらにやりやすいかと思っている。バランスは店に持ち込んでとってもらうつもりだが、めんどくさいのでとりあえず走行しちゃうかも?100km/hも出すことはほぼないので、80km/hくらいまでならノーバランスでも問題ないことが多いしなぁ・・・。ちなみに、ビードを上げるのはもちろんコンプレッサーを使用している。はめるよりこっちの方が苦労したくらいだ。しかし、引っ張りタイヤでもないので、タイヤを立ててドンドン押しながら入れるとうまいこと空気が入ってくれる。それでもダメなら爆発させればいいのでw。とりあえずこんなところ。思ったよりスムーズにいけたのでやれやれだ。たまにはこういうこともないと、やってられないからなー。3,240円以上ご購入で送料無料!モノタロウ ビードクリーム1kg-イエロー 黄 1個(1kg)3,240円以上ご購入で送料無料!モノタロウ タイヤレバー グリップタイプ1本
October 29, 2014
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今日は休みを取ったので一日フリーである。が、ちょっと前回の整備の無理がたたって風邪気味でちょいしんどい。しかし、じっとしていても余計にしんどくなる性質なので、軽い運動がてら実家の車の整備をする。本当はブレーキ周りの整備などもしなければならないのだが、とりあえず、何年も前に購入しながら交換をしていないファンベルト。少しジャッキアップをしてアンダーガードを外し、テンショナーへアクセスできるようにする。テンショナーを1/2のスピンナーハンドルを使って緩めればベルトは外せるという、最近の車はみんなこんな感じで簡単にベルト交換が出来るようだ(と言っても10年以上前の車であるが・・・)。P1070243 posted by (C)みすたけしかし、作業スペースは非常に狭い。P1070238 posted by (C)みすたけベルトを横にしなければ通せないのだ。まあ、通せるだけましか。P1070240 posted by (C)みすたけ外すのは比較的簡単、取り付けの方がてこずった。リブベルトは見た感じひび割れもなく良好のように感じるが、比べてみるとかなり磨り減っているのがわかる(実は写真で見てようやくわかった次第である)。P1070242 posted by (C)みすたけベルトの交換が終わったので、スロットルボディの清掃にかかる。エンジンルーム奥の方に位置しているので、邪魔なものを外していく。エアクリーナボックスにエアフロ、ヒューズボックス、バッテリーなど。P1070244 posted by (C)みすたけビフォーP1070246-1 posted by (C)みすたけアフターこの車はアイドリング調整をスロットルを直で動かすことにより行っている。そのため、この部分にスス、カーボンなどがたまることでアイドリングが不安定になるようだ。スロットル直前に排気を戻すホースも入っており、そのあたりもカーボンのたまる原因らしい。よくあるISCバルブでコントロールするものではないので、クリーニングの仕方も違ってくる。ちなみにエアクリ部からキャブクリを吹き込むようなやり方をすると、スロットルのシャフト部のグリスが飛んでしまって動きが悪くなったり、コントロールモーター部にまで液が進入して壊れたりしてボディ交換となってしまうことがあるようなので注意が必要。P1070247 posted by (C)みすたけ清掃前ウエスにキャブクリを拭きつけ、直接スロットル周りを吹き上げていく。スロットルを手で押し込んだりして大丈夫なのか?という疑問をもちつつ、まあいいかという感じで自分なりに丁寧にやっていくが、やはり途中でめんどくさくなり適当なところで済ませておくことにする。それでもウエスは真っ黒になった。P1070248 posted by (C)みすたけ清掃後写真ではあまり変わりがないが、目視でもあまり変わりはなかった(笑)。ま、いいか。気分の問題だ。ちなみにバッテリーは外して行っている。一応、念のため。スロットルの位置関係が狂ってくるはずだが、学習機能があるためしばらく走っていると自然とアイドリングも安定してくるはず・・・である。そして、最近ちょっと気になっていた、ゆる~く発進したときに一旦息つきするような挙動は収まらなかった。スロットルではないのか・・・とちょっと調べてみたら「APS」アクセルポジションセンサーというものがあり、ひょっとするとそいつが悪さをしている可能性があるようだ。アクセルポジションセンサー?ほんまや、付いてる!あれ、スロットルワイヤーはどこ?え!!フライバイワイヤーやん!!すげー!!知らんかった(爆)リコール対象にもなっているくらいなので(ウチのは関係ないが)、交換すると治るかもしれない。しかし、もうそんなに長く乗る車でもないしな。来年までの寿命であろうか?次はデミオのディーゼルがええなぁ。でも三菱やろなー。ミラージュかな・・・。
October 24, 2014
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はい、やってきました、整備日記です(笑)。今回は週末天気が良かったので、気合を入れてピボット側のブッシュ交換に挑んだ。ネットを見ていてもピボット側は大変だということで、それなりの覚悟をしていたのだが・・・本当に大変であった。P1070215 posted by (C)みすたけとりあえず前回同様、ジャッキアップしてウマをかます。スタンバイオッケーだ。ここからまあ二時間以上、どついたりこじったり・・・正直、心が何回折れそうになったか。いらいらしすぎて、関係ないフレームとかをハンマーでどついたりもした(ゴメン)。とにかく、ピボットのピンは固い。普通にハンマーで叩いても全く動く気配が無いので、バールでこじったりひねったり色々やったのだが本当にびくともしない。寝作業でやってるので力が入りにくいというのもあるが、ボルトのネジ側を叩くということもあり、ネジを壊してしまうと組み立てられなくなるという不安もどこかにあって遠慮して全力では叩けてなかったというのもあった。しかし、二時間以上なんだかんだしているともう吹っ切れてきた。で、手持ちのもっともでかいハンマーをフルパワーでかましてみた。もう壊れてもいいぞ!!って感じだ。すると・・・ようやく抜けてきた!二~三回ズコズコと出だすとあとは調子いいものだ。銅棒をあてて叩きまくるとスコーンと抜けてきた。こういうことは遠慮したらアカンのだな。わかっちゃいるんだが、やはりどこかでリミッターをかけてしまう。仕事でやってるときは、ボルト類は壊しても値段がしれているので、加減なんてしないでどつく。在庫があれば一日で届くものだから、納期も気にしない。しかし個人でやってるとそうも行かんしなぁ。P1070216 posted by (C)みすたけ抜けてしまえば後は楽だ。P1070218 posted by (C)みすたけリーフにブッシュが張り付いているので、外側は壊すような感じでこじって外して、内側は大ドライバーで叩き出す。P1070228 posted by (C)みすたけピボットのシャフトは意外ときれいだった。錆もなし。リーフ側はかなり錆びていたが・・・。P1070220 posted by (C)みすたけ嵌めるほうは割りと楽だ。シャックルよりは若干穴位置の微調整が面倒だが。P1070222 posted by (C)みすたけ逆側は要領がわかってくるので、早く済むのはいつもどうり。P1070226 posted by (C)みすたけピボットブッシュを外すにはこうやって少しリーフを広げてやらないと当然外せない。パンタジャッキが欲しいところだが、手持ちがない。実家に二つほど確保していたものはどうしたのだろう?仕方がないので油圧ジャッキで無理やり代用。意外と使えたが、ちょっと不便だし外れやすくて危険かも。朝の10時半頃から初めて、終わったのは2時半ごろ。とりあえず飯だ。(途中、家族から握り飯とお茶の差し入れがあった。ありがとさん!)もう少し腹にエネルギー補給をさせて、再度開始。ホントはここでやめとこうと思ったのだが、道具類が出てるのでこのまま継続することにした。(準備が大変なのだ)午後からはリヤのシャックルブッシュに取り掛かる。これは経験済みなので、軽くいけるやろうと甘く見たのがまずかった。左から始めたのだが、燃料タンクがかぶってきていて、ボルトを叩きにくい。それでも何とか叩いていくが、なんとか叩けるほうの下のピンはすぐに外れてきたのに、上側はびくともしない。ここからがまた延々一時間半くらい叩きまくり。シャックルのプレートしか叩けないのでとにかくどつくが、なんとなく変形しそうな雰囲気である。やばい、諦めるか・・・と自暴自棄になってきてが、バールがうまいことかませるくらいシャックルが1センチほど出てきたので、懇親の力でバールをこじってみると、ズズッとなんとなく出てきたような・・・もうここから必死で、折れても知らんぞ!!くらいの力でなんとかこじり出した。マフラーを少しずらさないと抜けないというオマケもついたが、なんとか抜けたよ~。見よ、このシャックルピン!これは抜けんわ。馬鹿やろう。ここまでほっとくなや!!アホタレ!!P1070230 posted by (C)みすたけまー後ははめるだけなんで、楽なもんだが、もう暗いぞ!!P1070231 posted by (C)みすたけシャックルのどつき跡わかるかな?こういう時はスライドハンマーが欲しいと思うな。外から引っ張り出すほうが楽そう。この日はここでタイムアップ。体力もそうだが、左の手首がもう駄目だ。前から痛めているところがもう限界近い。仕事に差し支えてしまう。左しか交換できなかったが、まあ仕方がない。後、右リヤシャックルとリヤのピボット左右か・・・。もう少し・・・?スコッと抜けて欲しいなあ。ちなみにブッシュは固くなっているものの、致命的な切れとかはほとんどなかった。ちょっとがっかり、フロンとシャックルみたいなぼろぼろを想像してたのでw。乗り心地にはあまり関係ないかもしれない。
October 19, 2014
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ディーラーで車検を受けてた割には整備がされてなさそうなウチのランクル。三速の入りが悪かったり、一速に入らない時があったりするので、とりあえずオイル交換しておく。オイルはとりあえずマルチグレードの手頃な値段のものをチョイス。モノタロウで20L缶を購入。P1070191 posted by (C)みすたけフラッシングの代わりというか、とりあえずってところ。JXTGエネルギー ギヤオイルギヤグランド GL-5 80W-90 20L/缶 大型車向け ミッション・デフ兼用油 宅配便利用=沖縄県の全域各都道府県離島は別途送料1缶ごと800円必要となりますP1070193 posted by (C)みすたけミッションオイルはアンダーガードを外して行う。思ったよりもオイルの量が多い。5~6Lくらいは出てる感じ。P1070192 posted by (C)みすたけ鉄粉もそれなり。出てきたオイルは一見きれいに見えたのだが・・・。P1070199 posted by (C)みすたけこの状態。オイル自体もメタリックな感じだ。P1070196 posted by (C)みすたけオイルの注入は新兵器を同時購入。ペール缶用のオイルポンプ。これはとてもオススメ。シリンダー式のサクションガンも持っているのだが、けっこうオイルが垂れるのである。商品にもよると思うが、根本からだらだら漏れてくるような状態になるので手はもちろん、地面もオイルまみれになるので、ちょっと使いづらかった。これはとてもスムーズに使えるし、ペール缶に直で装着できるし4L缶にも対応している。基本、金属キャップの缶にしか対応していないが、使おうと思えばどんな容器にも対応できる。それこそバケツからでも吸える。値段は2300円程度なので、買って損はないと思う。ペール缶ポンプ STRAIGHT/36-771 (STRAIGHT/ストレート)次はフロントのデフオイル。しかし、ドレンボルトが異様に堅い。ばかめ、俺にこの手を使わせるとは・・・。P1070200 posted by (C)みすたけこれで緩まないボルトはないのだ!!良い子はまねしないように。P1070202 posted by (C)みすたけ鉄粉・・・。しかしもっとすごいのはこれ。P1070204 posted by (C)みすたけこっちは注入口のボルトなのだが、なんとワッシャー二枚重ね!!実はドレンにはワッシャーが入ってなかった。それで締めこんでるものだから固かったのだ。おかしいなと思ったのだが、謎はすべて解けた!!ドレンのワッシャーを間違えてこちらにつけてしまったのだろう。なにやっとんねん!!!P1070209 posted by (C)みすたけリヤデフも交換。P1070205 posted by (C)みすたけ鉄粉・・・。そしてここも・・・。P1070207 posted by (C)みすたけこの状態。なにこれ?これはディーラーか?それともスタンドで交換してたのだろうか?ワッシャーくらい交換せーよ!!当然のことながら、今回ワッシャーはすべて交換している。エンジンオイルのドレンのワッシャーと同じサイズが使えるので、助かった。20枚のセットを買っておいて正解だった。モノタロウ 国産車用ドレンパッキンDPM-106 1パック(20個)P1070210 posted by (C)みすたけちなみに、デフオイルはこんな感じ。まあ、距離走るとこうなるだろうが、やっぱりオイル交換はしないとアカンな。トランスファーは今回交換していないが、もう少し固めのオイルの方がいいようなので、別途購入して交換する予定。まあ、自分はほとんど四駆にはしないのだが。この程度の作業でも半日かかってしまう。工具の出し入れに時間がかかるのが痛いな。せっかく新築したのに、そういうところは全く考えさせてもらえなかったし・・・。内装にウン百万かけるくらいなら、全ての作業工具を入れられる倉庫併設とかたいした金額じゃないんだが。こんな手間のかかる車に乗るとは考えてなかったからな・・・。深く考えると悲しくなるので、考えないようにしよう。駐車スペースを確保できただけでも良しとしなければ!ではまた。
October 11, 2014
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今回はシャックルブッシュの交換。先日、ネットで部品を何点か購入した。エアコンのレシーバーとサスのブッシュだ。純正のショックが一本7000円だったので欲しかったのだが、予算が無いとのことで断念。とりあえず単価の安いブッシュを前後分、24個を購入しておいた。年式から考えてたぶんヘタってるだろう位の考えだったが、今日何気なくシャックルブッシュを観察してみると・・・えらいことになっているではないか!RIMG0001 posted by (C)みすたけピントが合ってませんが・・・カメラが汚れると嫌なので昔の愛機、リコーのカプリオG4Wで撮ってますw。これを見てしまうともう駄目。やる気は全く無かったのだが、急遽作業を開始した。実家に預けてほったらかしのガレージジャッキを取りに行き、初めてのランクルのジャッキアップ。いやーこれは3000円のジャッキでは上がらんよ。でかいの買っといてよかった。シャックルを外すのは初めてなので、とりあえずおっかなびっくりで慎重に作業。結局デフごと落としきってしまえば大丈夫だとわかったのでシャシーにウマをかませて、一応リーフ下からとバンパー部分も支えながら行った。RIMG0004 posted by (C)みすたけしかしまあ、外してびっくり。シャックルもリーフも錆だらけ。ブッシュはボロボロ。ネットで色々と画像を見ていたが、自分のも同じ状態とは・・・笑えない。RIMG0012 posted by (C)みすたけRIMG0015 posted by (C)みすたけシャックルのピンの根本が恐ろしい。そのうち折れてもおかしくないぞ。近いうちに新品に交換したい。RIMG0009 posted by (C)みすたけリーフの錆がすごい。これはどうしようもない。削れるだけ削ったが、本気で削るとなくなりそう・・・。前オーナーは新車から毎年トヨタで車検をきっちりと受けていたのだが、これはひどいだろ!普通は交換するだろ!!ここまでほっておくか?考えられないね。RIMG0008 posted by (C)みすたけ上が新品。ここまでボロボロとはねぇ。左から作業を始めて、二時間かかって左が完了。ピボット部も交換しようとしたのだが、堅くてピンが抜けない。時間が無いので、ピボット部のブッシュはまだ形を保っていたので、後日作業することにして右のシャックルブッシュを交換する。二度目の作業は早いので、30分もかからずに終了。RIMG0017 posted by (C)みすたけRIMG0016 posted by (C)みすたけとりあえずフロントのシャックルブッシュだけ交換。リヤもちょっとやばい感じなので、早いうちに交換したい。試運転はまだなので、明日がちょっと楽しみ。直進時のハンドルの流れが解消されてるとうれしいのだが・・・。全部変えないと駄目かね、やっぱり。ぼちぼちやるしかないなぁ・・・。
September 21, 2014
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ここしばらく天気が悪くて休みの日はボーっとしていたのだが、久しぶりに良い天気だったので作業してみた。この車に乗り始めてすぐに気がついたのがタコメーターの故障。アクセルを踏んだ瞬間にメーターを振り切るからである。かと思えば動かなくなったり・・・とにかく、動きはするが飛び跳ねるような挙動なのだ。ネットで検索してみると似たような症状のメーターを修理しているケースがあった。メーター裏の基盤の半田を焼きなおすことで治ったということだ。ウチの場合も年式から考えるとじゅうぶん有りえる話なので、どうせ壊れているものなのでやってみることにした。メーターパネルを外す。古い車は構造が単純なので助かる。よく見るとメーターパネルを止めているネジの種類が違うところがある。以前に外しているのか?それにしてもネジが違うって・・・この車はディーラーしか整備をしていないはずなのだが、こんな初歩的なミスをする?まあいいけど。タコメーターだけを外す。基盤の裏を見てみると、怪しいところがある。とりあえず全て焼きなおしておく。(写真は治す前のもの)元通りに組む。思ったよりも簡単に出来た。トゥーランのメーターを外したときとは大違いである。最悪、メーターが無くても車は動くと思うので、気楽である(笑)。そして、テスト走行だが・・・バッチリ治った!!やったね!!ディーゼルエンジンはオーバーレブさせると一発で壊れる可能性があるので、やっぱりタコメーターはあるほうがいい。まだ運転にも慣れていないので、燃費走行をするにも回転計は必須なので治ってくれて良かった。まだまだやることは山ほどあるのだが、少しずつでも消化していかねば。
August 30, 2014
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ランクルのエアコンがほとんど効かない。それはわかっていたことなので、とりあえずガスを確認してみると少ないような感じ。そもそもコンプレッサーがオンしない。だが、バルブを押してみるとプシュっとガスは出る。でも出方が弱い。完全な故障かガスか・・・判断するにはマニホールドゲージを繋いでガス圧を確認するのが早いので、ゲージを購入することにした。一万円くらいで売っているのは知っていたが、あらためて調べてみると3000円くらいから売っているようだ。さすがに最安のオクで買うのは少し不安だったので、レビュー評価のある楽天で購入。込みで4500円だった。それにしても安い。品質が不安だったが、故障探求とガス補充くらいには使えそうだ。缶バルブが独特。これは使えるのか?雄ネジに雄ネジでどうやってはめる?と、一瞬悩んだが・・・こうやってベースを固定してバルブをねじ込むことでパッキンが当たって気密を確保するようだ。かなり危ういのだが、なんとか使えた。しかし、途中で漏れかけるシーンもあり、ヒヤヒヤしながらの作業となった。バルブをねじ込みすぎると、当たり前だがベースが外れる力がかかるので適度な力で締め付けなければならないようだ。この日は雨で気温も低め。ガス缶が凍りだしたので、バケツに水を入れて温めながらの作業。ちなみに、ゲージを接続したらそこそこ圧はあるので、ガスを補充することに決定。補充を開始したらすぐにコンプレッサーがオンしてエアコンが効きだした。圧力スイッチの不良も疑っていたが、それは大丈夫だったようだ。(ちなみに圧力スイッチはエンジンルーム内にはなさそう。エバポの付近にあるのかもしれない)付属のホースが少し短いので、エンジン直上までゲージをおろす必要あり。ちょっと値段の高いものは150cmのホースだが、これは100cm。奥まったところにコンプレッサーがあるものだと届かない恐れもある。そんなこんなで30分ほどの作業で2缶のガスが吸い込まれていった。サイトグラスでは泡がたくさん出てるし高圧の圧力も5k程度しか上がっていないが、吹き出し口はかなり冷えているのでまあよしとする。ガスを入れすぎていいことは一つもない。年式が年式だけに詰まりがあるのだと思う。この夏を乗り切れば、ガスをいったん回収してもらってばらしてみるつもり。見た感じ、レシーバーの接続付近から漏れてる形跡があるので、エキパンとレシーバーを交換すればおそらく完治するはずだが・・・。部品がなければエキパンも清掃で済ませなければならない。古い車だからなぁ・・・。
July 14, 2014
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先日車検を受けたディーゼル四駆にHIDを取り付けた。パジェロミニと同じH4なのだが、ボルト数が違うため残念ながら流用は出来ない。(バーナーは使えるという話も聞くが・・・)24V用は値段も高いのかなと思っていたが、ネットで探してみると意外に安値で出ている。よく考えればトラック用品としての需要があるのだ。ということで、楽天の最安値に近い4800円という驚きの値段で購入した。安いものはあまりよくないという話も多いが、以前使っていたものは7800円程度のものだったが、特に不都合なく一年間使えたので、まあダメならしようがないというつもりだ。ヘッドライトのレンズもガラスなので、温度のことも気にする必要が無い。(リレーが写っていないが、リレー付き)(24V用リレー)取り付けは特に難しいところは無い。エンジンルームも広々としているので、外さなければならないものは何もない。配線もバッテリーまでギリギリ届いたので、加工する必要は無かった。バルブの台座の加工精度が悪く、左右ともこの部分が若干広くてライトにはまらなかったので、少しだけニッパーで挟んで狭める必要があった。やすりで削るほうがいいのだが、取りに行くのがめんどくさくて・・・バラストだけボルトで固定したが、他はタイラップで止めているだけ。まあ、十分だろう。右側。スライド式なのでこの程度の出っ張りとなるが、ギリギリでセット可能だった。ウオッシャーを外すとなると少し面倒だったがラッキーだった。左側。配線を固定する前に試験点灯。明るさはピンとこないが、白さはわかる。6000Kだが、若干青白いような気もするが・・・。とりあえず点灯確認できたので、配線を固定。各接続部分はビニールテープで一応防水。要所には防水カプラが使用されているので大丈夫とは思うのだが、念のため。抜け防止という意味もある。二時間弱で取り付け完了。暑いので午前中の日陰があるうちにと思ったが、後半は照りつけられながらの作業だった。早く屋根をつけてガレージ化したい!!ってことで、車が何かもうわかりましたね?そうです、トヨタのランクル70です。BJ70のショートです。っていうか、ショートしかなかったのかな?このあとFRPトップの少し長いボディが出たのだが、うちのはホントのショートボディ。FRPトップのヤツはたまに見かけるのだが、ウチのヤツは最近ではお目にかかったことが無い。四駆好きの人に聞いても、3Bエンジンのショートボディは今では珍しいのではないかということだ。(単に人気が無いだけかもしれないが・・・)まあ、不人気車大いに結構。乗るつもりも無かった車種ではあるが、これも運命だ。がんばって快適装備車に変えていくつもりである(笑)。パワーウィンドウ化とキーレス取り付け、バックカメラとか・・・。まあ、がんばります。
July 12, 2014
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色んな経緯があったのだが、古ーいディーゼル車を所有することになった。とりあえず、パジェロミニからの乗り換えである。親戚がワンオーナーでずっと乗り続けてきた車を「しんどくなってきたので廃車にする」と言うので、譲り受けることにしたのだ。毎号オールドタイマー誌を購読し旧車好きを標榜している人間が、ワンオーナーで30年乗り続けてこられた車の廃車を打ち明けられ「はい、そうですか」と知らん振りするわけにもゆくまい。自分的にはそろそろワンボックスバンに乗りたいと思っていたのだが、これも運命だ。ということで、車検切れも間近だったのでとりあえず車検を通すことにした。4ナンバーの貨物なので毎年車検だが、前オーナーはきっちりとディーラーで車検を受けていた。なので、特に心配はしていなかったのだが、ディーゼルの場合、黒煙検査が大きなネックになっていると色んなところで書かれている。30年前のディーゼル車があっさりと通る可能性は普通に考えるとかなり低いということだ。ディーラーは指定整備工場なので、インチキとまでは言わないが、多少の手心を加える余地は十分にある。規定はフルアクセルでの測定だが甘く踏み込めばいくらでも数値はコントロールできる。しかし、陸自での検査では目一杯踏み込まれるのは間違いない。とは言え、出来ることはそう多くは無い。とりあえず灯火類や下回り、ブレーキ周りを点検し、異常が無いことを確認。黒煙対策としてはエンジンオイルの交換くらいしか出来ることがない。スモーク減少添加剤などもあるようだが、近所では売ってないし、ネットで買う時間も無かった。まあ、バイパス道路で三速フル加速してもほぼ黒煙は視認できなかったので、大丈夫だろうと楽観的に考えることにした。運悪くひっかかってしまった時は燃ポンに細工するしかない、と覚悟を決めた。車検当日。いつものように月初の週明け、午前のラウンド。最近は混んでいる陸自を見たことが無いなあ。ちょっとどきどきしながら順番を待つ。トラックとかも来ているので黒煙検査を受けているが、古そうな車だが大丈夫なのだろうか。何か装着しているのかもしれない。自分の後方ではランクル80が思い切り空ぶかしを繰り返している。なるほど、ああやってススをできるだけ出し切っているのか。旧車ユーザーの敵、オパシメーター。お手柔らかにお願いします・・・。いよいよ検査。わりと若い検査員がやってきた。「アクセル吹かしますね」と言いながらアクセルを手で押して一発吹かして測定。若干緩めのアクセルな感じがしたのは気のせいか。測定値は・・・問題なし!ふぅ~、やれやれ。三回測定と聞いていたが、一回だけの測定だった。数値が低かったからかもしれない(何パーセントだったかは聞いていないが)。人の良さそうな検査員だったので(検査員の当たり外れはかなり大きいと思う)、ラッキーだったかもしれないが、たぶんきっちり測定しても合格してそうな按配であった。その後、ラインを通ってブレーキ、速度、光軸、下回りと問題なく合格して晴れて検査完了となった。しかし、最近めっきり古いディーゼル車が減ったと感じていたが、この黒煙検査はなかなか難物だなーと思う。ガソリンの排気ガスはなんとか調整しようもあるが(キャブ車)、ディーゼルの燃ポンはいじることがほぼ出来ない。スロットルでごまかすくらい?一旦不合格を食らってしまうと、なかなかユーザーで通すのは難しいと思う。自分もあと何年乗り続けられるか・・・。まめにエンジンオイルを交換するのと、車検前に添加剤入れてひとっ走りという習慣をつけなければ、と思った次第である。ちなみに、いつもの「検査場をバックに一枚」というカットを撮り忘れたので、この車がなんなのかはまた次の機会にということで・・・。(ボンネット見ればだいたいわかりますよねw)
July 2, 2014
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いやー、しばらくぶりですw。最近、気分の上下が激しくて、やる気が出ない時は全くブログ書く気にならないので・・・。ネタはそれなりにあったのだが。先日、母からメールがあり、車の窓が上がらなくなったとのこと。早速見に行ってみると、みごとにレギュレータのワイヤがブチ切れていた。レギュレータの交換が必要なわけだが、実際問題として古い車なので新品部品を使いたくない。となるとオークションで中古を購入するわけだが、手元に届くまで時間が数日はかかる。その間、窓をどうするかというのが問題。窓を全閉して固定するわけだが、ワイヤ式のレギュレータだとワイヤを外してしまうと窓はフリーとなり、閉じた状態で固定するのが意外と難しい。結構重たいので、ガムテープで止めたくらいではずり落ちてしまうのだ。思案した末、ワイヤを引き出して引っ張り上げ、なんとかドア内部のボルトを利用して固定することにした。レギュレータの交換自体はさほど困難ではないのだが、こういった一時的な処置に時間と労力を取られるのがなかなか自家修理の大変なところだ。幸い中古品はオークションですぐに見つかった。最初は右フロントのレギュレータがなかなか見つからず、あってもかなり高額なものであった。運転席側の窓の上げ下げの頻度が圧倒的に多いことを考えると中古品の需要もまた多いのは当然だろう。色々と検索項目を変えながら探していくと、あるショップが右フロントのパーツを適正価格でいくつも出品していてくれたので助かった。時間をかけるとこういう良心的なショップに行き当たるところがオークションの良いところか。がんばってくれているパーツショップさんもたくさんあるので、助かる。数日後に部品が届いたので、早速交換。急ぎすぎたため、グリスアップを忘れてしまったのが悔やまれるが、時間が出来たら内張りをはがして処置すればいいだろう。30分ほどで作業は終了。動いて当たり前のドアガラスだが、壊れる時は突然だ。雨の日なんかだと最悪なので、近所の買い物の時に壊れたのはラッキーだったということにしておこう。
May 23, 2014
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先日、実家の車のユーザー車検に行って来た。年末で車検が切れるので、早いうちに行っておかないと車検場が大混雑で大変なことになるのだ。いつものことだが、出来るだけ月初の週初め、午前のラウンドが比較的空いているので良い。朝一で検査場へ行く。この日は雨がパラパラと降っているので気分もローだ。万が一、下回りの不具合が出た場合、濡れた地面に這い蹲っての作業になるのだ。それを避けるためにも万全のチェックをしてから行きたいものだが、そんな時間が取れなかったので多少の不安は残る。DVC00062 posted by (C)みすたけDVC00063 posted by (C)みすたけDVC00065 posted by (C)みすたけ一年以上ぶりの検査場。ヤナセの積載車がかっこよし。今回は特に書類の変更も無くスムーズに手続き完了。ラインへ並びに行く。DVC00064 posted by (C)みすたけ左端のラインの調子が悪いらしく、少しだけ混んでいる。灯火周りのチェックで「ブレーキランプ一つ切れてますね」と指摘される。マジ!?チェック済みのはずなのに・・・。「ハイマウントが二つ切れてるね。これ直してきてね」本当だ・・・一つしか点いていない。壁に映してチェックしたからわからなかったのだった。がーん・・・LEDではないので、簡単に交換できるとは思うが・・・。後から出口の検査員に聞いたところでは、この年式は最悪外してもらえばオッケーとのこと。平成18年以降はそれは出来ないので、LEDタイプだと部品交換しないといけないようだ。そうなるとその日のうちに検査を通すことが不可能になるので、これは気をつけないといけない。とりあえず、そのままラインに突入。ランプ切れの動揺があり、ブレーキテストでパーキングに入れてしまうというチョンボはしたものの、特に問題なくランプ以外は合格。いったん外に出て、ランプをばらす。一般的なウエッジ球だった。見事に二つ切れている。DVC00066 posted by (C)みすたけDVC00068 posted by (C)みすたけこのタイプなら陸運事務所の受付(整備振興会があるので)で売っているはずだ。行ってみると一つ200円で売っていたので二つ購入。無事修理完了。出口横に車を持って行って、点灯を確認してもらって無事合格。車検証を新たに交付してもらって完了。DVC00067 posted by (C)みすたけ年取るとなかなか億劫になってくるけど、お金のことを考えるとやはり手間をかける価値はあると思う。まあ、自分できっちり整備をするという前提は外せないのだが。・・・ちゃんと整備をしなければ。
December 11, 2013
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ホントに久しぶりの整備。半日ほど時間を作って、パジェロミニのファンベルトとパワステ・エアコンベルト、それからファンカップリングを交換した。半年以上前から部品はそろっていたのだが、時間が作れず今になってしまった。エンジンかけるたびにキュルキュルなるし、もう恥ずかしい限り。ようやくあの音から開放される・・・DVC00057 posted by (C)みすたけラジエーターのアッパーホースを外してシュラウドを外して、ベルト二本を外す。そしてウォーターポンプからカップリングを外す。楽勝のはずが・・・なぜかボルトが一本異様に固く、途中から回せないほどに。DVC00056 posted by (C)みすたけこのボルトを折ってしまうとウオポンを交換しないといけない羽目になる。しかしこのままではカップリングが外れない。いっそのこと金ノコで切ろうかと考えたが、なんとかかんとか無理やり抜くことができた。ねじ山は間違いなくつぶれているだろうが、数山は生きている感触があったので、短いボルトを使ってとめる事にした。ホントはウオポン換えるべきなんだろうが、そんな予算はないのだ。まあいいだろう。ということにしておく。DVC00058 posted by (C)みすたけ新しいベルトに新しいカップリング。カップリングは手で回した感触はそれほど変わらない。ここ数年はいやにオーバークールな感じだったので思い切って換えたのだが、さてどうなることやら。DVC00061 posted by (C)みすたけ工具を持ち出したついでに、走り始めのブレーキ鳴きが気になっていたのでパッドにグリスを塗っておいた。DVC00059 posted by (C)みすたけいつものやつである。これは本当におすすめ。ワコーズのケミカル類は優れものが多い。ヒューエルワンにも何度助けられたことか・・・。しかし、今回のネジの件。こんな経験は今まで一度もない。どこで何を間違えたのだろうか?整備の腕の衰えを感じる今日この頃だ。ブレーキとか触るの怖くなってくるなぁ。
December 5, 2013
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修理というには微妙だが・・・先日、急にキーレスが効かなくなった。そろそろ電池も切れる頃かと思っていたところだったので、早速交換したのだがうんともすんとも言わない。電池の接触が悪いのかと思って色々とやってみたが同じ。ユニット自体は数年前に交換しているので、まだ比較的新しいものだからユニット不良は考えにくい。これはロックコントロールユニットかーと、ちょっと頭が痛い状態・・・。オークションを見てみると数千円で出品されてはいるが、微妙なところ。とにかくキーレスが使えないと不便なことこの上ない。しばらくネットをさまよって修理事例を探してみるが、社外キーレスへの交換はあるものの、そのものを修理というのはほとんど見つからない。と、ここでキーレスユニットを交換したときのキー登録の方法を書いているblogを発見。キーレスが反応しなくなった時に、再登録をしたら復活したとか!これはやってみる価値有りですな。で、早速実践してみる。OBDカプラーの1番4番を短絡(1番をアースに落とす)。その後、あーしてこーして・・・(一応、セキュリティ上、あまり公開しない方が良いようなので、知りたいかたは自分で検索してください)。一回目は無反応・・・。やっぱりアカンか、と思ったがもう一度トライ!すると、「ガッチャンガチャン!」とロックが反応して、再登録完了!なおったじゃん!ラッキー!なぜ登録内容が飛んでしまったのかは不明だが、再登録でイマイチ反応悪かったキーレスがシャキシャキ反応するようになってくれたのも怪我の功名か。とりあえず、良かった良かった。もうしばらくは働いてもらわないといかんので、がんばってくれよ!
March 3, 2013
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