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2009.02.08
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カテゴリ: Figure Skating(2008-2009)


http://www.sanspo.com/sports/news/090207/spm0902071946015-n1.htm

すでに本田武史、太田由希奈という天才の選手生命を怪我で終わらせ、高橋大輔の右ひざもプレ五輪にメスを入れるという大失態を繰り返している某国の某連盟。このまままた、天才を使い捨てにさせていいのでしょうか?

実は浅田選手の右ひざは、ほぼ「定期的に」悪くなっているのです。去年も2月に痛め、公表しないまま世界選手権にのぞみました。

以下、去年の3月21日付け毎日新聞の記事:
「関係者によると、転んだ時に靴のブレード(刃)で左足付け根を切った。2月の4大陸選手権後には右ひざを痛めていた。だが、報道陣には一切明かさなかった」

トリプルアクセルは右足で着氷しますが、体重の4倍とも5倍とも言われる加重が足首にかかる過酷な技なのです。

浅田選手の右ひざが悲鳴をあげているのが聞えませんか? 聞える方は、こちらに署名をお願いいたします。

http://www.shomei.tv/project-608.html





四大陸フィギュアの女子フリーが終わった。あまり自分の不調のことは口にしない浅田選手でさえ、「入る前からベストでなかった」と言わざるをえないぐらい疲労が蓄積した身体でのぞんだフリー。日本中が心配していたと思うが、ジャンプが2つそれぞれシングル、ダブルになった以外はトリプルアクセルも1度決め、転倒もなく、最後のステップも根性で踏んで、なんとか滑りきった。

だが、全体としてはやはり精彩を欠いた演技だったと思う。ところが、点が出てみたら案外いい。いや、118.66というのは決して浅田選手としてはよくないのだが、他の選手の点が意外とのびない。結果、なんとフリーでは、1位浅田、2位ロシェット、3位キム・ヨナ。

「ええ?」

と思った方も多かったのではないだろうか。3ループに挑戦してモロコケしたとはいえ、セカンドに3Tを2度入れ、ルッツも2度入れて(しかもお約束の「1つは失敗」もなく)、全体的に元気よく滑ったキム・ヨナ選手。コケても高得点のキム・ヨナ選手の点が120点に行かない?

Mizumizuブログを読んでる方なら、推測ができると思う。
「どこかでダウングレードされた」

1つは明らかだ。コケてしまった3ループ。これは完全に回転不足で降りてしまってコケた。だが、それだけではこの点数は、ない。

Mizumizuが真っ先にアヤシイと思ったのは、最初の3F+3Tの3T。認定こそされているが、キム選手のセカンドの3Tは2回入るうちのどちらか1つは必ずといっていいほどアヤシイ。グランプリ・ファイナルのときは2A+3Tがアヤシかった(つまり、「降りてから若干回った」ようにもみえたのだ)。ファイナルの場合は何度か見てみたが、「ギリギリセーフかな」という結論だったが、本当にギリギリだった。

今回のフリーの3F+3Tの3Tもスローで再生してみたが、こちらはやっぱり「足りていなかった」。これは間違いない。ただ、4分の1以上足りていないのかと聞かれれば、わからない。



キム選手のダウングレードはこの2つだな、と思ってプロトコルを見たら…

違った!(苦笑)

最初の3F+3Tの3Tはダウングレードされていなかった。アメリカのジャン選手のセカンドの3Tだって、そうとうギリギリのところを厳しくダウングレードされていたから、キム選手の認定をみたら、ジャン選手としてはおさまらないところだろう。だが、ジャン選手というのはあれこれジャッジに質問して、相当「報復」ともいえる厳しい採点をされている。ジャッジに選手サイドからあまりクレームをつけるのはタブーなのだ。

ただキム選手の連続ジャンプは、3Fに「!」がついて、加点が抑えられ(加点されるのが、そもそもおかしいと思うが)9.5点の基礎点に対して10.1点。「!」がついて加点というのはおかしいとは思うが、この「!」判定自体がちょっと厳しいようにも思った。ショートは確かに、よくよく見たら一瞬エッジがアウトに入っていた。フリーのほうは角度も悪くてよくわからなかったが、中立に入っているだけのようにも見えた。これで「!」がつくとなると、安藤選手のフリップも警戒しなければならない。安藤選手は矯正以来、違反は取られていないが、相当に中立のエッジだ。

3ループのダウングレードは、まあ当然。続く3ルッツもダウングレードされ、さらになんと3連続の最後の2ループもダウングレードされていた。「ループには異常に厳しいダウングレード判定」を証明したような結果だ。スローで再度見たが、言われてみれば、足りていないかもしれない。本当にループはダブルでさえ、非常に危険だ。ここでキム選手は2つもダウングレードされたので、 3連続ジャンプを跳んで3.22点 にしかならなかった。

一方、3Fから2Loを2つつなげた3連続をきっちり降りた浅田選手は加点ももらって 9.3点 もの点を稼ぎ出している。こちらは文句なく、ピタッピタッと2ループを降りている。

キム選手のルッツからの3連続がなぜ2つも回転不足になったのか? もちろん、その前に試みた3ループの転倒が響いている。

ループに不安のあるキム選手は、今季初戦の直前練習でコケて(本番では1ループに回避)以来ずっと回避してきた。そしてダブルアクセルを3つも入れるという露骨な得点稼ぎ。今回は大会前から、「今回は3ループを入れる」と韓国系のメディアには公言していた。キム選手は練習では3ループを跳べないわけではない。ただ、失敗すると減点が厳しい現在のルールでは、避けたほうが有利だと判断したのだ。そして、回避したほうが点が出た。

今回もやはり、結果として、「3ループにはチャレンジしないほうがよかった」のだ。キム選手というのは、助走のスピードでジャンプを跳ぶ選手だ。3F+3Tも、ものすごいスピードで滑ってきて、その力を利用して大きな連続ジャンプを成功させる。これは1つにはストロークが非常に伸びるというスケート技術の巧みさがある。中野選手はストロークがあまり伸びない。だから、スピードをつけるために何度も「漕がなければならなく」なり、かつ油断するとスピードが落ちてしまってジャンプを失敗するのだ。

だが、ループはむしろ離氷時の跳躍力が必要とされるジャンプ。上に跳びあがるための強靭な脚の筋力が必要なのだ。キム選手はそのループまで助走のスピードを利用して跳ぼうとする。だから、エッジが抜けて、スピードがうまくジャンプの力に変換されず、逆に「コケる力」として働いてしまう。結果、キム選手がループを失敗するときは、本当に派手な転倒になってしまうのだ。アメリカ大会のときに直前練習のときの3ループのコケも、会場がどよめくぐらいモロに転倒していた。



転倒してしまったため、いつものスピードがないまま3ルッツに入ったキム選手は案の定回転が足りないまま降りてしまい、そのまま予定どおり3つジャンプを入れたために、最後のループがやや足りなくなった。「ループには異常に厳しい」目を光らせているジャッジは、それを見逃さなかったということだ。

すべて、「苦手な3ループへの挑戦」が招いたこと。いかに今のルールが、「難しいことをやったらダメ」な変なルールかわかると思う。

浅田選手の点を見ても、それが言える。全日本の浅田選手は3Aを2つ、後半に渾身の3F+3Loをもってきて、きれいに降りた(ように見えた)。ところが、3Aは2つともダウングレード、3F+3Loの3Loもダウングレード。

ダウングレードというのは、何度も言っているが、トリプルアクセルを跳んでダブルアクセルの失敗と見なされ、3ループを跳んで2ループの失敗と見なされるということだ。

だから、全日本での浅田選手の技術点は 54.67点 58.58点

トリプルアクセルは1回だけにして、セカンドの3Loを2Loにしたのが成功したのだ(苦笑)。浅田選手にとってはチャレンジングなジャンプのない今回のフリーは、1つもダウングレード判定がない。

逆にキム選手は、得点差もあったせいか、チャレンジした3ループが足かせになって3つもジャンプをダウングレードされた。

もう1つある。それはスピンのレベル取り。

ショートでは、浅田選手は2つのスピンがレベル2に留まった。これはポジションに入ってからの回転数が不足と見なされたのだと思うが、実は日本男子の小塚選手もこれをやられてしまった。小塚選手はショートのスピンで、コンスタントにオールレベル4を取れる選手なのだが、今回は2つのスピンでレベル3に留まった。本人は「ちゃんと回った」つもりだったはずだ。

浅田選手もそうだったと思うが、選手自身は「ここでポジションを決めた」と思っていても、ジャッジは「ポジションチェンジをしている途中」と判断することがある。どうも今回のジャッジはスピンのレベルに非常に厳しい。ショートでレベル取りに失敗した浅田選手は、フリーでは気をつけたのだろうと思う。レベル4を3つ、レベル3を1つ。

一方、スピンのレベル取りでめったに失敗しないキム選手が、フリーでレベル4が2つ、レベル3が1つ、レベル2が1つ。本人はこれには驚いたはずだ(浅田選手や小塚選手同様)。

こうした思わぬ厳しい判定が、「ジャンプ構成を簡単なものにした」浅田選手に軍配をあげさせる結果になった。実は、キム選手の3F+3Tの3Tほどではないが、浅田選手のトリプルアクセルもほんのちょっとだけ足りていなかった。ただ、こちらは明らかに4分の1回転以下。だが、4分の1回転以下だろうがなんだろうが、足りないと見るとさっそくダウングレード判定してくるスペシャリストもいるので、今後はもっとピタッと降りたい。

とはいえ、調子の悪いなかでもちゃんとトリプルアクセルを成功させ、最後のステップでは加点2と3がずらりと並ぶ成績を出したのだから、立派だろう。

ジャンプ構成をあげて、点を落としてしまったのは村主選手も同様。村主選手は全日本ではサルコウ回避の2A3つ、おまけにルッツはモロにロングエッジという酷いものだった。今回はサルコウを入れて最後に2Aを2つ連続させるという、本来のジャンプ構成でのぞんだが、結果は、サルコウまではなんとか決めたが、後半がダメ。

勝負ジャンプの後半の3F+2Tは連続ジャンプにできずに、回転不足、もちろんダウングレード判定。全日本ではロングエッジに戻して決めた2つのルッツも、エッジに気をつけたら後半の単独ルッツで大きく乱れてしまった。グチるわけではないが、後半の単独のルッツはエッジはちゃんとアウトだったと思うのだ(そうやってエッジに気をつけたから、きちんと着氷できなかったのだ)。なのに「!」を取られてしまった。ショートのもろロングエッジが響いているのだと思う。一度目をつけられると決め付けられてしまう部分もある。


<続きは明後日>












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最終更新日  2009.02.09 20:02:10
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