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2009.02.09
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カテゴリ: Figure Skating(2008-2009)
すいません、急遽別のエントリーを載せます。昨日の続きは、また明日に。



フィギュア関連の記事の酷さは目を覆うばかり。これだけ層の厚い、フィギュア王国アメリカを凌ぐ優れた選手を多くかかえながら、メディアのアタマにあるのは相変わらず「表現力VSジャンプ」の伊藤みどり時代の評価手法。なんでもかんでもそれに当てはめて、順位を説明しようとするから、一般人は混乱するばかり。

単に個人ブログにすぎない拙ブログに、フィギュアネタとなると、1日2万件近いアクセスがあるのだって、元来メディアが伝えるべき、年々少しずつ変わり、結果わけのわからない点数が出てくるようになった採点システムの奇妙なカラクリを、大手メディアがどこも追及しようとしないからだろう。ただ「宿命のライバル対決」でファンを煽り、ハラハラドキドキさせて注目だけ集めさせようとしている。

それだけならいいのだが、キム選手と浅田選手に関して、信じられないくらいキム選手贔屓のメディアが多く、必死に「キム選手は表現力が抜群」「実力ではキム選手のほうが上」などと一般ファンを洗脳しようとしている。キム選手自身は、本当に素晴らしい選手であるにもかかわらず、こうした変に偏向したメディアの姿勢が、逆に普通のファンの疑惑と反発に火をつけていると思う。

動的で華麗なステップのテクニックをもち、柔軟性では明らかにキム選手を凌ぐ美しいビールマンスピンを見せ、スパイラルでのすらりと長い脚のラインも惚れ惚れするほど。キム選手にはないエレガントで明るい雰囲気があり、ジャンプでは女子では誰もやったことがないフリーでの3A2回という快挙をなしとげた。それでも、なぜ点数が出てこないのか? 日本人だったら誰でもいぶかしく思うのではないか? そういう部分に疑問をもって、現行の採点システムがどんなふうに作られてきたかやそれによって生じた矛盾を調査しようとする記者がただの1人もいないというのは、いったいどういうわけなのか。

複数の読者の方から怒りを込めて情報をいただいたのだが、 毎日新聞の来住哲司 記者の四大陸選手権の記事。これはもう、偏向などというレベルではなく、浅田選手に対する悪意すら感じる、信じられないものだ。

http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20090208k0000m050026000c.html

http://mainichi.jp/enta/sports/general/figure/news/20090208k0000m050064000c.html



かつてフジテレビが浅田選手が世界選手権で転倒したときの写真を大伸ばしにして使い、一般人の大顰蹙を買ったことがあったが、それに匹敵するぐらい、礼を欠いている。

さらに内容。

右ひざが本調子でないなか、ジャンプ構成を落としながら、それでもフリーで1位となり、6位から総合で3位に食い込んだ浅田選手を肯定的に伝えるのではなく、「浅田真は運が強い」「そうそう何度も、運に頼るわけにはいかない」??

運が強いから勝った? 冗談も休み休み言ってください。運がいいのは、浅田・安藤選手の欠点を狙い撃ちにしたかのようなルール改正(ロングエッジ減点、回転不足によるダウングレード判定の厳密化)に助けられて、なんら新しいジャンプに挑戦しないのに、抜群に強くなったキム選手でしょう。

突然、これまでの強い武器をハンディに変えられながら、常に真っ向勝負でここ大一番で勝ってきている浅田選手は、やはり実力が図抜けている、と考えるのが普通ではないですか? どうして素直に自国の大天才を褒めずに、一生懸命貶めようとするのですか?

さらに「だが、ライバルたちも本調子ではなく」??

気が狂ってませんか? ハードな国内選手権を戦い、年が明ければイベント試合やショーにひっぱりだされ、オーバーワークからくる右ひざ痛で練習がつめず、それでも何も言わずに出場した浅田選手が一番の絶不調。逆にライバルたちは絶好調。グランプリ・ファイナルでは力を抜いていたロシェット選手も、明らかにこの大会に照準を合わせてきて、銀メダルという彼女としては最高の成績をおさめたし、全米でサゲられたジャン選手も根性の会心の演技で全米女王を凌ぐ4位。

国内大会すらパスして調整してきた最大のライバルのキム選手の好調ぶりは、インタビューでも本人が語っているし、朝鮮日報もこんなふうに伝えているんですよ。

「たまにはすごく上手にできる時もなくちゃ」


http://www.chosunonline.com/article/20090207000019


キム選手の調子のよさは、ショートの出来を見ても明らか。フリーでこれまで徹底的に回避してきた3ループに挑戦したのだって、調子がよかったから。不調だったら苦手のジャンプに挑戦などしません。

あるいは試合前の公式練習で、キム選手が3F+3Tや3ループを失敗しているのを見て、「本調子ではない」と思ったのでしょうか? だとしたら、それが彼女の実力です。キム選手は本番に強く、ほとんど必ずといっていいほど3F+3Tを決めてきますが、練習ではときどき転倒します。3ループは本来苦手なので、本調子であっても練習で、いつも完璧に決めることはないのです。

キム選手の得点がのびなかったのは先日書いたとおり。滅多にやらない(苦笑)挑戦が、ダングレード判定を呼び込み、連鎖的に回転不足が生じて減点されたから。さんざん日本女子選手が苦しめられているルールが今回はキム選手に凶と出ただけ。



実際には演技・構成点の差はたった0.8点。1点もない。点の拾われ方によっても違っているような誤差。しかもカナダはオーサーの地元、キム選手の準ホーム。

なのに、キム選手は格段の美しさで、浅田選手は伸びやかさがない? ではお聞きしますが、そんなにスピードもなく、スケートも伸びないにもかかわらず、演技・構成点の差が1点にもならなかったというのは、浅田選手がそれだけ健闘したということではないんですか? それなのに、点差のことは無視して、「(キム選手は)プログラム構成点はトップ」? まるでフリーで浅田選手が1位となり、キム選手が3位に沈んだのが悔しいかのような書き方ですね。

毎日新聞はNHK杯で織田選手が高得点を出したら、織田選手の「思ったより点が出た」という控えめなコメントを根拠にして、「地元へのサービスがすぎた」などと暴論を書いたメディア。謙虚な日本選手が、高得点をもらったからといって「オレなら当然」などと言うわけないでしょう。それより、ファイナルでさんざんだったロシェット選手やチャン選手が、自国開催の四大陸でいきなり加点てんこ盛り・爆アゲの演技・構成点をもらったことについて、「地元へのサービスがすぎた」と批判しないんですか?

締めくくりは、「18歳同士の浅田真とのシニアでの対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、次の勝負は来月の世界選手権」「ライバルから世界女王の座を奪うつもりだ」――完全にキム選手・必勝祈願の心情が出ていますね。

こんな偏向した視点にこりかたまった記者に、浅田選手の出場する大きなフィギュアスケートの大会の取材はしてほしくありません。



怒りを感じた方は、声を届けることが肝要です。コチラ↓

https://form.mainichi.co.jp/toiawase/index.html

追記:「おかしなルールを改正すべき」の署名サイトの主旨を英訳して国際スケート連盟に届ける件、やめる結論に至った理由も、想像していただけると思います。自国の選手を守ろうとしない大手マスコミに変にゆがめて伝えられたら、返って日本選手が窮地に陥るからです。

たとえば、「ルールを変えろと一部日本のファン、国際スケート連盟にチェーンメール攻撃――自国の選手に不利だとクレーム」とかね。それに尾ひれがついて、アメリカや韓国で悪意をもって喧伝される、という展開だって予想できます。


オマケ

これも酷いね、イヤハヤ…

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_mainichi__20090209_3/story/20090209jcast2009235631/

毎日記者、「ゲイは気味が悪い」 コラムで謝罪

前回のコラムでは、ゲイの男性の取材後に、「かくしごと、ないですか?」と聞かれたことを明かしたうえで、「ゲイは繊細だというから、何か特別な感覚で察したのか。そうだとしたら気味が悪い」などと書いていた。
実際はこの男性は「書く仕事」と言っていたという。





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最終更新日  2009.02.09 18:44:18
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