全5件 (5件中 1-5件目)
1
![]()
キム・ギドク監督作品。 第六十一回 ヴェネチア国際映画祭 監督賞ほか 全四部門受賞。この世は夢か現か、幻か・・・。ひとは誰しも孤独を抱え、ぽっかりした虚空を埋める誰かを待ち続ける。(この映画の冒頭の文章)暴力的な夫によって幽閉された屋敷の中で、抜け殻のように生きるソナのもとに、留守宅に無断で侵入しては何も盗らず、しばらくその家で暮らすという不可解な生活を繰り返している青年テソクが現れる・・。まるでソナもテソクもこの世に存在していない者のように会話を全くしない。でも行動を共にするうちに、強い愛情で結ばれていく・・。とても不思議な映画でした。ソナは心に魂を取り戻し、夫とは別れず、同じ家に影のように存在し続けるテソクに生きる喜びを見出す。実態がないのに存在感があり、あやふやなようで真心があり、現実的に思えるけれどとても幻想的な・・・そんな印象の映画でした。
2008.09.24
![]()
人種隔離政策“アパルトヘイト”が行われていた80年代の南アフリカを舞台に、非人道的な時の政府に対しテロ行為で対抗、“自由の闘士”として民衆の英雄となった実在の男パトリック・チャムーソの半生を映画化した社会派サスペンス。 まず感想として、稀に見るすばらしい映画だと思った。”アパルトヘイト”からの解放がテーマの作品であるだけに、ドキュメンタリータッチで少々重たい映画なのかな・・と思っていたら、フィリップ・ノイス監督の、観客を退屈させないテンポある見事な演出力もあって、惹きこまれるように見終えた。テロ対策捜査官ニック (ティム・ロビンス) に対抗する主人公の黒人のパトリック・チャムーソ (デレク・ルーク) の表情がとてもいい。瞳が演技をしている感じで、感情が胸に伝わってきた。
2008.09.24
〈 事故米・汚染米転売流通問題 まとめ ↓ 〉http://www20.atwiki.jp/aflatoxin/pages/1.html 内閣府、農林水産省、厚生労働省は22日、農薬などに汚染された事故米の不正転売問題をめぐり、再発防止策の具体策を発表した 。残留農薬などの基準値を超えた事故米 → 輸入や国産を問わず、全面的に流通させない。輸入検疫時や輸入後に残留農薬などの食品衛生法上の問題が判明した場合 → 輸入業者に輸出国への返送や焼却などの廃棄処分をさせる。輸入米や備蓄の国産米で、保管時にカビなどが発生した場合 → 国が廃棄処分する。事業者に売却していない政府の事故米 → 水ぬれや袋破れなどを除いて販売停止し、廃棄処分とする。 ↑ 上記のことは当然のことで、なんで今までそれをしなかったの? 誰もが疑問に思う。 それから、汚染米と知らずに購入した事業者の救済措置 → 商品の回収・廃棄費用の一部を政府が負担するほか、売り上げ減少で、経営に支障が出た被害業者に支援を行う。 ↑ これも、国民に対する農水省の不祥事を、なんで国民の税金だけで補うのかっていう声も上がっている。 そして今日24日午前、米粉加工販売会社「三笠フーズ」による事故米の不正転売事件で、大阪、福岡、熊本の3府県警は、食品衛生法違反(有害食品の販売)と不正競争防止法違反(虚偽表示)の両容疑で大阪市北区の本社やグループ会社の辰之巳、福岡県筑前町の九州工場など7都府県の関係先28カ所の一斉捜索を始めた。 3府県警は今後、押収した資料を解析。冬木三男社長(73)ら関係者の事情聴取を進め、事件の全容解明を目指すという。 また同時に、中国で、有機化合物メラミンに汚染された粉ミルクを飲んだ乳児が死亡し、何万人ものこどもが健康被害を訴えている事件で、日本も中国の牛乳を原料に加工食品を製造している食品メーカーが明らかになってきているので、健康被害の報告がないとはいえ、実態調査が急がれている。 食品は、国民の命に係わる問題なので、関連省庁には常に徹底的な検疫をお願いしたいです。
2008.09.24
今、大問題になっている米穀加工販売会社 「三笠フーズ」(大阪)が、農水省から購入した工業用の汚染米を食用として転売していた件について。この汚染米は通常、工業用接着剤などに加工される。 人体に有害な成分・・・残留農薬の有機リン系殺虫剤 「メタミドホス」、 「アセタミプリド」 発癌性のカビ毒 「アフラトキシンB1」 が混入。この 「アフラトキシンB1」 については、天然発癌性物質で、その毒性はダイオキシンの10倍以上であり、肝臓癌の発生率が非常に高いとされる。 (ラットやマウス実験では100%)270℃くらいで加熱すると毒性を失う。でも焼酎は蒸留されるので安心?アフラトキシンは脂溶性で融点が268~269℃なので、焼酎の蒸留工程では気化せずに粕に残り、焼酎の製品には混入しない・・・とすれば、残った焼酎粕の食品への再利用が問題。http://www.shochu-kikou.com/tanosimu/setumei/setumei23_2.htm でも一方で、飲用焼酎で工業用アルコールのような高純度の精製をしているのか・・という疑問点も出ている。 食用として信じて 「三笠フーズ」 や、仲介業者から購入していたという、九州の酒造メーカー、光酒造(福岡)、抜群酒造合資会社(熊本)、六調子酒造(熊本)、喜界島酒造(鹿児島)、西酒造(鹿児島)、西平本家(鹿児島奄美市)は、風評被害が拡大し経営上の損害が出ている。 そして、これらのメーカーからお酒を購入して飲酒していた人々にも健康上の不安が増大している。 九州の酒造メーカー以外にも、「三笠フーズ」 の転売先である仲介業者を通し、米穀店や、菓子メーカー・和菓子メーカーにも汚染米が流れているという。 農水省から汚染米(中国産もち米)を購入し、契約に違反して転売していた業者が新たに2社発覚した。 名古屋市の接着剤製造会社 「浅井」 と、愛知県小坂井町の 「太田産業」。 事態はそこから更なる広がりを見せている。 「三笠フーズ」 に対する農水省の 立ち入り検査については、抜き打ちで行わず事前通告をして検査。 結果、帳簿の改ざんや製造機械の状況に関して、見抜くことができなかったという。 → 検査する日を通告すれば証拠隠滅するのは当たり前。農水省も同罪に匹敵すると思う。 この事件、問題は非常に大きいと思う。 追伸 農水省は16日、米粉加工会社、三笠フーズ(大阪市北区)が不正転売した事故米の流通先計377社の社名公表に踏み切った。http://mainichi.jp/select/jiken/graph/jikomaiichiran/3.html メタミドホス 有機リン系の殺虫剤。直接摂取すると、頭痛や倦怠(けんたい)感の症状が出るため、国内では使用が禁止されている。 アセタミプリド たばこに含まれるニコチンに似た作用のある、ネオニコチノイド系の殺虫剤。吐き気などの中毒症状を起こす。 アフラトキシン 主にナッツ類や飼料のカビから生まれる発がん性物質。カビ毒の中では特に毒性が強い。専門家は、事故米を使った商品を大量に食べたとしても、「人体への影響は少ない」と指摘している。メタミドホスは中国製冷凍ギョーザの中毒事件で問題となった有機リン系の殺虫剤だが、内閣府の食品安全委員会では、体重50キロの人が1日に事故米3キロを食べなければ、悪影響はないとしている。 アセタミプリドはメタミドホスより毒性は低く、事故米の濃度では、人体に影響が出るのは1日に167キロを摂取した場合だ。 カビ毒の中でも特に毒性の強いアフラトキシンも、内藤裕史・筑波大名誉教授(中毒学)によると、加工の過程で毒自体は希釈されるため、人体に影響が出る可能性は極めて低いという。 (2008年9月17日 読売新聞) ・・・・・・・・・ 10年前から食用として流通させているのに、人体に影響がないなんてどうして言える?健康被害が確認されていないのは、因果関係がわからないからじゃないの?
2008.09.11

間寛平 マラソン&ヨットで世界一周挑戦-デイリースポーツonlineより- マラソンとヨットで世界1周することになり、会見に出席した間寛平=東京・新宿区の吉本興業東京本部 タレント・間寛平(59)が、マラソン&ヨットで世界一周する企画「Earth Marathon」に挑戦することになり31日、都内で会見し た。マラソン2万キロ、ヨット1万6000キロを人力と風力だけを使って進む“超人企画”に「3年ほど前に(企画が天から)下りてきてこれはやらないとい けないと決めた。東に出発するもんで必ず西から帰ってきます」と意気込んだ。寛平は12月17日、大阪を出発し、千葉・鴨川から東回りに米・ロサンゼルスまでヨットで太平洋を横断。その後、アメリカ大陸、大西洋、ユーラシア大陸を経由して2011年3月ごろにゴールの大阪に帰ってくる。企画は所属する吉本興業グループの創業100周年の記念事業の一環として行われ、途中経過はインターネットで公開するという。ホノルルマラソン17回完走など鉄人ぶりで知られる寛平だが、1日50キロのマラソンやヨットスクールに通うなど入念な準備を進めてきた。ゴールまでは帰国せず、すべての芸能活動を休止するといい、人生を懸けてのチャレンジとなる。 24時間TVのエド・はるみさんの走る姿を見て、後に続く女性ランナーがいるのかなぁと感動しながら見ていたけれど、上記のニュースを見て驚愕しました!間 寛平さんってすごいね! もはや人間業ではない・・・。 「3年ほど前に(企画が天から)下りてきて・・・」 この言葉には笑った。 -MSN産経ニュースより-
2008.09.04
全5件 (5件中 1-5件目)
1


![]()