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テラビシアにかける橋 原作は、国際アンデルセン賞を受賞した、キャサリン・パターソンのベストセラー。「ナルニア国物語」を手がけたウォルデン・メディア製作、ガボア・クスポ監督による愛と勇気のファンタジー。絵を書くことが大好きな11歳の少年ジェスは、いじめっ子にからかわれてばかりいるナイーブな男の子。 ある日、ジェスは同じクラスで、隣の家に引っ越してきた明るくて個性的な女の子レスリーに自分と同じ孤独な心を感じる。 家へ向かうスクールバスを降りると、ふたりは意気投合し森へ走った。森の入り口、ぶら下げられたロープを使ってターザンのように川を越えれば、そこから向こうは無限に広がるファンタジーな世界。 レスリーはジェスを空想の世界へとナビゲートする。 ふたりで高い木によじ登り、魔法の瞳で見た絶景にジェスは感動する。 レスリーは、深い森の奥に存在するこの王国を 「 テラビシア 」 と名づけた。 でも、ふたりの前に、闇の支配者 ”ダークマスター” と その手下どもが襲いかかってくる。モンスターたちは実際に存在するのではなく、 ふたりの空想の世界の中だけにCG化されている。 木の上に自分たちの住み家をせっせと造り、忍び寄る悪の勢力との戦いがある。 ふたりが 「 テラビシア 」 の中で、活き活きと遊ぶようすが伝わる。 ゚・.゚・.⌒Y☆゚・.。⌒Y☆゚・.。⌒Y☆゚・.゚・.⌒Y☆゚・.。⌒Y☆゚・.。⌒Y☆ 「 テラビシア 」で体験した世界がジェスを変化させ、耐え難い悲しみからも彼を成長させ、ふたりで築いたこの空想の王国を、自力で完成させるラストは感動的でした。ファンタジーな森の中で、同じ気持ちを共有するレスリーのワンちゃんも可愛かったです。 テラビシアにかける橋 オリジナル・サウンドトラック
2009.02.28
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バレエ・ダンサーに憧れる少年の成長を描いたヒューマン感動作。 ビリーは純粋にダンスの好きな男の子。 「 男はサッカーやボクシングやレスリングをするもんだ!」 父親は怒鳴った。 イギリス東北部の炭鉱町。 炭鉱夫の父と兄、年老いた祖母が家にいる。11歳のビリーは、父親から譲られたグローヴを持ってボクシングを習いに行っている。写真立ての中にいる母親。 町では炭鉱会社相手に組合員たちが激しいストライキを実行していた。ホールで練習したあと、同じホール内で行われていたバレエ教室のレッスンを見たビリーは気持ちを押さえられず飛び入り参加する。ウィルキンソン先生に才能を見出されたビリーは父親に内緒でバレエ教室に通うようになり個人レッスンを受ける。 この映画の泣けるところは、かたくなな父親がビリーを理解し、お金を作る為に組合を裏切り妥協した者が乗るバスに乗ったこと。 罵声を浴びせられ、窓に生卵をぶつけられる。 兄のトニーはバスを追いかけた。「 俺たちに未来が・・? だがビリーには未来がある・・」 父はトニーと抱き合い泣いた。 ロイヤル・バレエ学校受験の費用を作るために父親は妻の形見のネックレスや指輪も質に入れる。 ラストは感動。この監督の優れた手法は、輝かしい瞬間を一瞬だけ見せてラストにしてしまう。もっと見たいという心理が、ビリーのダンスを脳裏に延長させる効果を生み出している。
2009.02.26
アラン・パーカー監督、オリバー・ストーン脚本、第51回アカデミー賞受賞作品。 今やアメリカ映画界に燦然たる足跡を刻む一流スタッフが製作している ’78の映画。実在のビリー・ヘイズが異国の地で体験した手記を映画化するにあたり、若き日のオリバー・ストーンが脚本を手がけているが、類まれなるその実力を当時から見せている。 とにかく、リアルで生々しく悲惨。 絶望的。爆弾テロに対し厳戒態勢の70年代のトルコ・イスタンブールで、麻薬不法所持の罪で身柄を拘束されたアメリカ人旅行者ビリー・ヘイズは、裁判により執行猶予無しの実刑4年の判決を受け収監される。収監された刑務所はひどく不潔で荒廃していて、無慈悲な看守の前に囚人たちは死んだように生きている。模範囚に徹していても、中東情勢の政略絡みで不当にも終身刑を言い渡されてしまう。 囚人の中に2人のアメリカ人ジミーとエリックという男がいた。ジミーはビリーに言った。「 この刑務所に入れられたら、半病人になるか、ミッドナイト・エクスプレスに乗るかのどちらかだ。 」ミッドナイト・エクスプレス=囚人用語で「脱走」 のこと。でも この映画は、一般的脱走映画に見る緻密な計画のもとに秘密の地下道を抜け脱走に成功する・・というような想像できる終わり方をしない。 原作が実話であるだけに 最後まで重い。 でも幸運が彼を救う。感情を荒立て暴れるシーンや、廃人のような顔で恋人と面会するビリー(ブラッド・デイビス)の、人間臭くて哀しい演技は見応えがあった。 その時々の演出もすばらしかった。セイガミルカー刑務所で絶望的な日々を送る囚人たちは、役者さんたちが演じているとは思えないほどリアルだった。 監督、スタッフ、役者さんの実力をまざまざと見せつけられる名作映画だった。
2009.02.20
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ワーナー・ホーム・ビデオ 黙秘 原作:スティーヴン・キング、キャシー・ベイツ主演のミステリー。 過去と現代にわたる二つの殺人事件の容疑者ドロレス(キャシー・ベイツ)を執拗に追い続ける老警部マッケイ。ひとつは夫殺し。ひとつは富豪の未亡人殺し。 過去と現代を交差させながら、ひとり娘セリーナとの確執、ドロレスの薄幸な人生を振り返りながらその時々の複雑な深層心理を巧みに描いている。ストーリーとしては単純で複雑怪奇なところは全く無いんだけど、キャシー・ベイツが生み出すリアリティが映画を超越していて吸い込まれてしまう。逃げ場を失う中年女性の哀しさや夫への懐疑心。娘への愛。切迫する危機への心理描写。彼女の演技力に勝る女優はそういないと思う。生活苦の為に人使いの荒い富豪の女主人に仕えるが、身分は違えど共感しあえる女同士の心情から、ドロレスは言われるがままに実行に移す。 「 事故は不幸な女の最高の友達よ。 」 女主人ヴェラ・ドノヴァンがつぶやく一言が怖い・・。 キャシー・ベイツ主演の作品は、「ミザリー」が有名だけど、もっともっと見てみたいと思った。
2009.02.13

1月3日千倉港を出発したエオラス号は幾多の艱難を乗り越えながら2月2日、無事日付変更線を超えました!! (*≧ヮ≦*)//♪♪ 寛平さんの雄叫びが大海原に響き渡りました。 そして現在、少しゆとりのある表情に変わられましたね。あとはエオラスの故郷ロサンゼルスを目指し猛進するばかりですね。 それにしても技術面もさる @((・エ・o))@ ことながら、お二人のその精神力は尊敬に値します・・スゴイ。 洋上から送信される穏やかな時の絶景の写真にも癒されました。 比企さんがブログ更新される度に疑似体験しているようなリアル感に包まれています。ブログの中でもトビウオのエピソードには感動しました。きっと神様からのプレゼントです。 とっても美味しそうでした。ところで、昨日の寛平さんの動画、明石家電視台のメンバーへのメッセージは面白かった♪ 笑いました。 太平洋の真ん中にはたくさんのイルカが泳いでいるわけですね。 上田さんじゃなくても勉強になりました(笑い)。 それから寛平さんは、仕事先ではさんまさんに怒られ、家では奥さんに怒られ、ヨットでは比企さんに怒られ、電話では外人さんに怒られてるわけですね(笑い)。 私も中川家は冗談抜きにダイマル・ラケットさんの名をもらうに値する芸達者な漫才師さんだと思います。 何回見ても笑うコントで、「携帯電話屋」が私は特に好きです。面白い。 / / . ☆ . ☆ ☆ ~~~~~~~ ~~~~~ 日々、寛平さんのアースマラソンに感動しているので、今日は応援ブログを書きました。『 エオラス号の航海の無事を心からお祈りしています。 』
2009.02.05
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