2009年03月の記事
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旭山動物園物語
マキノ雅彦監督（俳優：津川雅彦さん）、園長役の西田敏行さんを始め、飼育係：長門裕之さん、六平直政さん、塩見三省さん、岸部一徳さん、柄本明さんらベテラン実力派俳優中心、個性派豪華キャストで製作された感動の旭山動物園、再生物語を見ました。経営赤字や、動物愛護団体の抗議などで閉園に追い込まれていく旭山動物園の滝沢園長は、園の動物たちを愛するあまり、市の予算をなんとか工面してもらえないかと市長や議会に何度も掛け合いに行きます。ある日、中村靖日さん演じる新人の飼育係がやってきました。 彼は幼少期、まわりの子供たちからいじめられ、ひとりっきりで昆虫や鳥に夢中になっている少年でした。彼の頭の中には夢の光景があり、それは 「ペンギンが空を飛ぶ」 というダイナミックなビジョンでした。感動的なのは、園長がそんな漠然とした彼の夢 「ペンギンを空に飛ばしたい」 という言葉に、「おもしろい、飛ばして見せろ。夢は見られるだけ見ればよい」 と 答えたことです。そして、ベテランの飼育係さんたちの努力や奮闘が繰り広げられます。新市長の理解で予算が付き、園のスタッフが一丸となって新しい形の動物園 「行動展示」 を目指します。 「行動展示」 は、観察する側にも新たな発見を与え、動物たちをも生き生きと育てます。 そして・・旭山動物園再建・成功の裏には、閉園を望む市長への市民の抗議運動がとても大きかったと思います。 マキノ監督へのインタビューの欄で印象的だった言葉は、 「 野生動物っていうのは、弱肉強食が本質。強い者が生き残っていくことが、種の保存にとって一番大事な使命なんだ。弱い者は淘汰され、他の動物の食べ物とな る。そして全ては土に還る。その、野生動物の尊厳をバックに描きながら、人間の素晴らしさを強調したかった。人間だけは、弱い者を生かし、弱点を個性とし て育て、大成に導くことができる叡智を持っている。」 本当にそうだなって思います。 守ってやらなければいけない絶滅危惧種がたくさんいます。 見終わって、 長門裕之さんが、動物をこよなく愛しているお茶目で個性的でとても人間的な飼育係の韮崎さん役を名演技していてとても良かったです。 韮崎さんの死はとても残念なことだったけど、ゾウは韮崎さんの気持ちを理解して、ともに喜んだ為のアクシデントだったと思います。 花束を抱え園を後にする滝沢園長（西田敏行さん）に、園の中から動物たちが一斉に鳴き始めます。 悲しみが伝わるのか次々に連鎖反応を起こします。 動物たちにはわかるのです。ラストのこのシーン、もう・・ (Ω□Ω泣) グググッときました。 でも、実際に悲しんで鳴いている園の動物たちのシーンは撮れないので、 映画では別の時に鳴いている動物たちの画像を貼り付けた感じがしてちょっと残念でした・・。仕方がありませんが・・。でも感動できるイイ映画でした。 旭山動物園に行きたいなぁ・・。
2009.03.31
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侍ジャパン優勝
ＷＢＣ優勝おめでとうございます！！ やった～!! ＼(≧∀≦)／ 侍ジャパン 優勝胴上げ 2009年3月24日（日本時間）、ロサンゼルス、ドジャースタジアムでの決勝戦で、日本が１０回、５－３で北京五輪金メダルの韓国を破り、２００６年大会に続く２連覇を果たしました！ ♪祝v(^O^)v祝♪ １０回２死２、３塁、イチローが勝ち越し２点打を放つ
2009.03.24
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さくら道
読売テレビ開局50年記念ドラマ 『さくら道』 （３月１７日放送） は、とても感動的で良かった。「太平洋と日本海を桜で結ぶ」という夢を実現しようと、名古屋市から金沢市までを結ぶ名金急行線の路線沿いに桜を植え続けた、旧国鉄バスの車掌、佐藤良二さんの物語。彼が桜を植え始めた昭和４１年から亡くなるまでの１２年間に植えた桜の木は２０００本にもなる。それは、５万本の桜を植えるという、途方もない夢 から始まった。 でも、桜を植えはじめて５年目の昭和４６年秋、良二さんは、医者から 「血管免疫芽球性リンパ節症」 という癌の診断を受ける。 昭和３５年岐阜県を流れる庄川に「御母衣ダム」が完成し、３６０の集落がダムの底に沈んだ。樹齢４００年をこえる大きな２本の桜の木があり、 村人の思いによって２本の木の移植工事が行われた。3年の月日が経った。 満開の花のもとで人々が宴会するなか、桜の木にすがりつき涙を流す老婆がいた。それは桜の木が母親のようにやさしく老婆を抱いている光景にも見えた。良二さんの心は大きく揺さぶられた。「桜は強くてやさしくて、人の心を呼ぶんや」 良二さんは幼い頃から尊敬するお父さん（昭和３６年に亡くなる）に、 「人様のためになることをせないかん」 と言われて育った。人生に何の希望も見出せなかったとき、敬愛する作家、武者小路実篤さんのお宅を訪ねて貴重な助言をもらう。『 君が来た日 健康な胃腸のように 自分の血や肉となるものを取って 他はこだわらずに忘れること 僕は心がけている 』 この言葉の意味は後々に、娘の未央子さんへ伝えられる。「 いいことだけ自分の財産にして くだらないことは忘れてしまえ 」家族や周囲から非難されるなか、良二さんが１人黙々と桜を植え続けた理由はそこにあった。 このドラマは、良二さんの純粋な夢、桜への思い、植樹の難しさ、周囲からの非難、家族の苦悩、病気との闘い、家族の愛と絆、人と人の心のつながりが大きくなって実現へと展開していきました。 ラストシーン、 奥さん（役：薬師丸ひろこさん）の胸に抱かれた良二さんの遺影が、春の「さくら道」を走ります。 車窓から親子３人幸せそうに桜を眺めています。 ･ﾟ･(ﾟ´д｀ﾟ)･ﾟ･（涙） 荘川さくら 1994年、名古屋城から兼六園までを2日がかりで走破する、第1回さくら道国際ネイチャーランが開催され、現在も毎年4月下旬に行われているそうです。 とても心に残ったシーンで、 赤木春恵さん演じる桜の木にすがり泣く老婆、それは ほんの短いワンシーンだったんですが号泣しました。
2009.03.18
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エオラス号 ロス到着！
↑ 今朝のズームインSUPERより 世界一周アースマラソンに挑戦している間寛平さんが、元マネージャーでヨットマンの比企さんと千葉県を出発してから距離にして1万2710ｋｍの太平洋横断に成功し、１０日午後（日本時間１１日午前）、ロサンゼルス、ロングビーチ港に無事到着しました！1月1日に出航してから日数にして70日間の航海でした。 本当に おめでとうございます。 エオラス号から比企さんにより、臨場感あふれる動画やブログ、写真など、インターネット上に配信されるのを毎日のように見て、大自然の怖さ、それに立ち向かう強い精神力と絆、技術力、どれほどすごいことに挑戦されているか、あらためて知りました。 でも苦難の中、寛平さんは芸人さんのサービス精神から明るいギャグを何度も見せてくれました。 日付変更線を超えた時の ” アメマ ” の叫びは最高でした。でも反面、大自然がもたらす美しさや優しさ、神様からの恵み、生き物たちの声、お二人を乗せたエオラス号が太平洋に同化する姿なども一緒に伝わってきました。 今夜はお疲れの体を癒しながら、しみじみと大きな達成感に包まれておられると思います。でも、ゆっくりと養生する間もなく、寛平さんは 「３日後には、歩きから（マラソンを）始める」 とTVで元気に話されてビックリ。 ３日後！次はアメリカ大陸4550キロを横断。 ニューヨークには6月下旬につく予定だとか。いくら船内で毎日筋トレしていたとはいえ・・・。 一日に換算すると何キロくらい走るのでしょう。 ４５～５０キロくらいのペースかな？ 人間というレベルをはるかに超えています・・・。 今後ますます寛平さんから目が離せません。
2009.03.11
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