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2026.08.26
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カテゴリ: 報徳
(現代語訳)


p.2
 従天保十癸亥年(1840年)
相馬興国救民問答
 至天保十二辛丑年(1842年)
一 草野大夫興国頼みの文
 未だ貴意を得ませんが、いよいよご安寧なされ、御勤務なされ奉りよろこびになえません、今般不思議の事で、富田久助が勉学中のところ、先生の膝下に随い、かねて行われる徳化を片端をも伺って、ご教諭にも預っていて、始終は相馬藩の荒廃の地を開きたいよりどころと仕りたく、富田の赤心をいささかでもご察しくだされ、ご仁恵の援助をくださいますように。先生のご奉仕先まで召し連れられ、信誠の行いも執行させてくだされたく、ご許容下されたくあらあらもうしあげます。
さてまた一家の衰廃を起される件は、容易の粉骨にではないところ、貴君の桜町のご再興のご丹精耳を驚かせ感じ入っています。江戸に在府の際にご名誉のお話も承りたいものです。及ばずながら赤心をお話し申したいものです。場所も離れ思いのままにもできず、まったく残念なところです。

 天保十年十一月八日  相馬大膳亮内 草野半右衛門
  二宮金次郎様


全集第31巻相馬仕法

p.2
 従天保十癸亥年
相馬興国救民問答

一 草野大夫興国頼文
 未得貴意候得共、弥御安寧被成御勤務奉欣然候、今般不思議之事にて、富田久助雲水執行中、御膝下に随ひ、兼て被行候徳化を片端をも相伺、御教諭にも預り候て、始終は在所荒廃之地を相開候據と仕度、赤心聊御察し取被下、御仁恵之御扶助可被下候間、御奉仕先迄被召連、御信誠之御行ひも執行仕候様、御許容被下候段粗申聞候、扨又一家之衰廃を起し候儀、容易之粉骨に参り候事に無之候処、貴君桜町御再興之御丹精驚耳感入候事に御座候、御在府にも相成候はゞ、為御名誉之御咄も承、乍不及赤心を御談し申度候得共、懸隔懸命之御互不能其儀、厚残念奉存候、何卒久助寸才を以、高徳之十が一にも至候はゞ、於私も厚可致大慶候、右御礼且奉謝度如斯御座候恐惶謹言

  二宮金次郎様





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最終更新日  2026.08.26 00:00:09


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