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相変わらずの亀更新が続いている間に、ブログのレイアウトが変わっておりましたね。横長に。ちょっと調子を崩しましたがわりと早く持ち直し、いつも通り生きておりますです。「読書メモ」にメモしておきたい本がたまっております。どうして私たちは「明るく社交的で勤勉がよい」なんて思うようになったんだろう。それは人間の本性に根差したことなのか、それとも、現代社会のあり方が、単に私たちを規制しているだけなのか。コミュニケーションの進化の研究は、私たちがそもそもどんな動物なのかを知り、結局は何が幸せなのかを教えてくれるのかもしれない。(本文より)生物心理学、動物行動学、言語起源論などの研究者である岡ノ野一夫教授が、高校生に向けて「コミュニケーション」について語った講義をまとめたのがこの本。帯に書かれているこの本文からの抜粋が、本の内容をそのままに表していると思われます。非常に面白い本で、今もちょっとした暇に少しずつ読み返したりしています。動物のコミュニケーション方法やその行動から、やがて人の心を紐解く講義へと映っていくその講義に参加できた学生さんたちは、とっても幸運だったと思います。心から羨ましいくらい。コミュニケーションの起源を紐解くことで、言葉の起源、そして心の仕組みを解き明かしていく内容は、自分自身の今後のコミュニケーションや心を考えていく上でも、非常に参考になるものでした。といいますか、何よりわくわくして面白かったですね。こころを謎を解くということは、どうしてこんなに好奇心を刺激するんでしょう。自分を、ひとをわかりたいという動機の強さは、個人的な印象ではありますが、結構いろいろな行動への原動力となっている気がします。
2013年09月22日
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夏の暑さにバテておりましたら、いつの間にか3週間も更新があいていたのですね。だいぶ涼しくなって参りまして夏バテからも回復し、無事に生きておりますです、はい。やっぱり私、ほんとに暑いのダメですね。その場から1歩も動きたくなくなってしまいます。ただひたすらにクーラーの下にころがっていたい……そんなこんなで久しぶりの更新は、暗い映画についてでございます。実際にあったスノータウンマーダーという残虐な殺人事件をテーマにした映画です。主人公はおとなしく、やさしそうな少年。あるときこの少年は、隣人から兄弟ともども性的虐待を受けてしまいます。そんなある日、町にやってきたのが、ジョンという男性。明るく気さくで、いい兄貴分、という感じの男性です。主人公は徐々に、ジョンを信奉するようになるのですが、実はジョンは、身近にいる性的異常者を根絶しようと、次々に残酷な殺人を繰り返している犯罪者だった……というストーリーです。非常に、くるしい映画です。何が正しいのかわからぬままに、見終わりました。子どもに性的虐待をするような人間を許しておけない。そして法律が、社会が、そのような人間を放置するのなら、自分が裁く。その考えを、私には否定できないな、と思ってしまったからです。明らかにやりすぎですし、加害者だけでなく、単にマイノリティであるという、そんな社会的弱者さえ対象にしているので、そこはまったくもって賛同はできません。ですが、これもまた、いためつけられたこころのとりうるひとつの選択なんだと、そう思いながら見ておりました。主人公がやさしすぎるのもまた、こころにくるんですよね。信奉するジョンに殺人に巻き込まれ、殺されるか、協力してひとを殺す人間になるのかの二者択一の選択を迫られる。そのこころの揺れ動きが、淡々とではありますが非常に丁寧に描かれていて、とても苦しくなりました。実際の事件では、犯人は性的異常者を対象にしたと主張しているようですが、被害者の大半が抵抗もできない社会的弱者であった、とされています。『この世にひとり、信じたおとなは凶悪犯だった』自分と同じ傷を負い、自分を救い上げてくれたひとに、正義を貫けと言われたら……見終わったあともこころに爪痕を残すような、そんな映画でした。
2013年09月01日
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