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久々にゆっくりとDVDを見ました。海外ドラマは1話1時間ないので、わりと見るんですけども、2時間まとまった時間を作るというのがなかなかできないんですよね。ついつい休みは仮眠をとりすぎてしまうので、別の事々が優先してしまいます。久々に見るDVDは、まずはゆったりしたものを、ということで借りてきました。小林聡美さん、もたいまさこさん、フードスタイリストの飯嶋奈美さん、等々、大好きな映画である「めがね」や「かもめ食堂」と同じキャストで、監督さんだけ違う、という一作。役者さんが同じなので、どうしても荻上監督と比べられてしまうのか、ネット上の感想は賛否分かれていたようですが、個人的には十分楽しめました。タイで暮らすことを決めて旅立ってしまった母親に、大学の卒業旅行として4年ぶりにタイまで娘が会いに行く。簡単に言ってしまえばそんな内容です。自分を祖母に預けてまでタイに行ってしまった母親に、娘は勿論、ぎこちなく接することしかできないわけです。それが母親の周りで暮らす人々と過ごすうちに、ゆっくりと心もほどけていきます。起伏なく非常に淡々とした内容ですので、そういった映画が好きでない方にはつらいかもしれません。説明も殆どされずに沈黙が物語に積もっていきます。ただ、私はこういった沈黙を重ねていくような映画が好きですので(たまに寝ますが)、静かな南国のゲストハウスの空気感と、登場人物がまとう雰囲気と距離感が、「いいなあ」と思って見ていました。だから余計に、終盤の母親がタイでの生活を決めた理由を話すところは残念でした。娘に「一緒に暮らしたかった」と責められて、理由を話すんですけどね。ここまできたら、とことん「語られないこと」というものを大事にしてほしかったなと。頭をぐりぐりなでるだけでも、伝わるものはあったのになあ、とも思ったり。役者さんがうまいですからね、なんと言ったって。言えないことも、言わないことも、どうしたって伝わることはあります。表情や、仕草や、目の色や、空気を通して。空気感が好きだったので、それが最後に崩れてしまったのが、残念だったなと。
2011年01月30日
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スタッフの1人が1ヵ月ほぼ休みという、試練の1ヵ月がやっと終わります。特に今週は、ずっと1人で仕事をしなければならなかったので、疲れましたね~どうなることかと思いましたが、なんとか抜けもなく今週が終了。昨日はやりきった感で久々に乾杯しようかと思っていたのですが、何故かすっかり忘れて普通に本を読んだりしていました。なので、今日ひっそりと乾杯です。忘れなければ……池谷裕二氏の脳についての本ですね。「人は幸せになるようにできていた!?」という興味深いサブタイトル。目次を見るだけでも、「脳はなにかと思い込む 虹は本当に七色か?」「脳はなにかとやる気になる モチベーションはどうやって高める?」「脳はなにかとド忘れする それは「歳」のせいではなかった!」「脳はなにかとウソをつく その「選択」に根拠はなかった!」などなどなどなど、興味深い話題がてんこ盛りです。実際、中身でも非常に魅力的に脳と人間について書かれています。仕事柄、脳についての文献は読むこともあるんですけども、体の機能についてのことが中心で、人間独自の高次な精神の機能にはあまり触れないので、自分の今までの知識と照らし合わせて、より運動や動作に関わる脳機能の理解が深まったりもします。ただ、池谷氏の本の魅力はそれだけでないんですね。池谷氏は脳を専門にする学者さんなんですけども、その著書は脳の仕組みや役割を魅力的に紹介するだけでなく、よりよく生きていくためのヒントをふんだんに盛り込んでいるんですよね。なので、著作を見ると本屋さんでぺらぺらと中身を確かめなくても、無条件に読んでみたくなります。ただ、脳について知るということは、怖いことでもあるんですよね。あまり固定的に考えてしまうと、機能自体に縛られてしまうと不自由ですから。生きる上での1つのヒントとして知っておく、というのが調度いい気がします。
2011年01月29日
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信号待ち人ごみの中で空仰ぐ ただただひとりの世のいとしさよ仕事以外は寝てばかりの最近、どうにもブログに書くことがなく……ということで、このごろ考えていることをば少々。まだまとまってないんですけどね。「ひとりであること」というのをよく考えます。自分の中のテーマとして、以前は「孤独であること」と考えていたのですが、最近は「孤独」という言葉の意味が強すぎる気がして、考えるときにも「ひとり」という言葉を好んで選んでいます。普段はそんなに意識することがなくても、ふとした瞬間、よく知っている人でも、見知らぬすれ違う人でも、この人たちひとりひとりがそれぞれの考えと目的を持って動いてるんだなあと、そう強く実感して不思議に思うことがあります。同時に怖くもあるんですけどね。当たり前といったら当たり前なんですけども、忘れがちなことでもあるのかな、と。それを忘れていると、思い通りにならないことやわかってもらえないということを、どうにかしようとして余計に苦しむと思うんですよ。ひとはひとり、それぞれが圧倒的にひとり。だから、違って当然ですし、すれ違って当然ですし、思い通りになんてなりません。これは「どうせひとりなんだから無駄だよ」という諦めということではないんですね。「人は孤独なものである」と悟っているのとも違うと思うんですよ。ただ、別々の人間なんだよ、ということを、忘れてしまうと、とても生きにくくなるのかなあと思うんです。一歩間違えれば諦めになってしまうんですけども、ひととひとの間にあるどうにもならない距離というものを知っておかないと、すごく不自由で苦しいんじゃないかなあ、と。本当はその距離の向こうにある多様性というものを楽しめるまでいければいんですけど、私自身は、そうは思ってもやはりいらいらしてしまったり、まだまだです。でも、そのひとりの世界でも、「伝える」ということは勿論できます。伝えようとする、手を伸ばそうとする、そしてそれがどこにつながると信じる。それが、希望ということなんじゃないかなと思います。諦めなければ失敗ではない。テレビで誰かが言っていた言葉。それもまた、希望ですよね。「ひとり」の世の中を、どう明るく過ごすか。これからも考えていきたいと思っています。
2011年01月23日
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あっという間に前回の更新からほぼ1週間。3~4日に1回は更新しようという、新年の目標の1つは早くも崩れ去ってしまいました……どうにも仕事から帰るとごろごろしてしまって。言い訳ですねえ。ここから取り返すことができるでしょうか。12月号は「恋する春画」という特集でした。芸術新潮、間口が広いなあと思いつつぱらりぱらりと。基本的に興味の無い記事でも全部読むのですが、残念ながら、私はこの時代の人物表現が苦手なことに加えて、春画の誇張表現も苦手なので、流し読みにとどまりました。特集がよいとか悪いとかではなく、ただ苦手なんですよね。好みの問題かと。ただ、おかしみはありますよね。春画は昔は「笑本」とも呼ばれていたそうで、納得しました。「あらあらまあまあ」という、人間という生き物のどうしようもないかなしみといいますか、おかしみをまとったかなしみ、みたいなものがあるのは確かです。官能性というよりは、その笑い飛ばしておくしかないような滑稽さが、人の営みを描いた春画という作品の魅力であるような印象を、個人的には受けました。ぱらぱらーっと読んでいったおかげ、というのも変ですが、遂に芸術新潮を読むペースが刊行ペースに追いつきました。ただ、週間西洋絵画の巨匠も止まってますからね……こちらもまた苦手なエル・グレコで止まっております。読みかけの本がたくさんたまっておりますが、気長に1つずつ読みましょう。ゲームが邪魔をするんですよね。お正月に買ったPSPのゲームがやりこみ要素が強くて、本編そっちのけでひたすらレベルをあげてしまったりする始末。まあ、結局は私の選択の問題なんですけども。本日は中休みの水曜日。寒い日が続いていますね。昼寝はそこそこにして、今日こそ本を読みたいと思っている次第ですが、ご飯を食べてしまうとダメなんですよね。おなかが満たされると眠る方へ……これもまあ、私の意志の問題なのですけども。
2011年01月19日
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さぐるよにおそるおそる差し伸べた せめてその手がこごえぬようにこう毎日毎日寒さが厳しいと、本当に「あったかい」ということは心を満たすなあ、と思います。寒い外から帰ってきて、あったかい。自販機の缶ジュースが、あったかい。こたつでぬくぬく、あったかい。鍋をつつけば、あったかい、などなどなど。暑い夏の盛りに涼しいところに入っても、爽快さはあると思いますが、このじんわりとした安心感はないんですもんね。同じように、心も「こうすればあったまる」というのがあればいいんですが、そんな処方箋はないから、まず体をあっためる、というのも大事かと思います。求めて、差し伸べた手が、いつも何かとつながれるとは限らない。振り払われるかもしれないし、届きさえしないかもしれません。生きるためには体温を保たねばならないように、心も本来とても寒がりだと思うのですよ。でも、どんなに洋服を着込んだって、無防備なところはあるし、風も入り込みます。だから何かとつながろうとして、言葉だったり、行動だったり、表情だったり、そっとそっと伸ばしてみたりもするんでしょうけどね。だから、そんな風に孤独の中でためらいがちに差し伸べられた手が、せめて凍えずにすむような、そんな世界があればいいなあと思うこともあります。勿論、全てを受け入れるのはどうしたって無理ですし、1人が全てを背負う必要もないのは前提条件として、何か1つでも、寄る辺を見つけられる世界があればいいなあ、と。冬というのは、「あたたかみ」の効用を考えるのに、一番の季節ですね。どんなときでも、あったかさが恋しくなりますから。
2011年01月13日
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疲れたな~、と思っているうちに、あっという間に1週間ですね。残業して帰ってくると、なかなかパソコンを立ち上げる元気がなく。今月中である程度仕事も落ち着くかとは思うんですけども。そんなこんなで、ぼんやり海外ドラマを見るか、PSPをついついやりすぎてしまうかのどちらかになっています。特にPSPは、ディスガイアというやりこみゲームを買ってしまったので、気づくとあっという間に寝る時間になっていたり。今見ている海外ドラマは『クリミナル・マインド』です。やっとシーズン1を見終えたのですが、案の定いいところで次のシーズンに続く……FBIの行動分析課(だったような)という部署で、プロファイリングを通して犯人をつきとめる、というような内容です。課、という名の通り、チームで犯人像を組み立てていくため、誰が主役、という感じはあまりないのですが、メンバーの全員が魅力的です。その中でも年長の2人、ベテラン捜査官とチームの責任者の男性がうまいんですよね。思慮深く、優しくて、口数が多いわけではないのだけど、何もかも見透かしたような目で状況をじっと見ている。物語というより、その2人がまとめるチームの姿を見たくて、1シーズン見続けたようなものかもしれません。本日は2連休1日目の日曜日。お天気はいいのですが、とにかく寒い。今日は念願の電子辞書が届きます。以前、ゴッホの手紙をちまちま読んでいる、ということを書きましたが、その都度グーグル翻訳や携帯辞書で単語を検索するんですけども、やっぱり不十分なのですよ。なので、通販で買ってしまいました。これで少しは、読み進めやすくなるといいんですが……まだまだ先は非常に長いです。
2011年01月09日
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あけましておめでとうございます。ころころ寝正月で過ごしているせいか、体が重い……ちょっと長めの休みになると、肩こりとか、腰痛とか、頭痛とか、なんだか色々不具合が起こってくるんですよね。殆ど動かず座っているか、寝ているかなのが問題なんでしょう。そういう意味でも、仕事に行くことは大事みたいです、私の場合。せっかく新年ですので、2011年の抱負をば。毎年とりあえず目標を立てているんですけども、達成しないばかりか、何を目標にしたかも覚えていない始末……というわけで、ここに残しておこうかと。本当は抱負というほど大げさでもなく、心がけたいこと、くらいなんですけども。1つは「身の丈」の言葉を使う、ということです。私はそんなに普段口数は多くないですが、たまーに調子にのってしまうんですよ。何やらわかった風な口をきいて、後で「あんなに喋るんじゃなかった」と後悔しきり。勿論、今の自分の中におさまって満足するという意味ではなく、自分をおっきく見せるようなことをしない、という自戒です。糸井さんがこんなことを書いているんですね。「『わかりません』とわかるのが、どれだけむつかしいことなのか。 『わかりません』と答えるまでに、どれだけの知ったかぶりをせねばならないのか。 たまに『わかりません』と言えるようになっても、 まだ、わかったような気になってる自分に出会う」ほんとにそうだよなあ、としみじみ感じました。わからないことは恥ずかしいことではなく、わかろうとしないことが恥ずかしい。そう思っているつもりでも、実際の行動は伴ってないんですよね。「わからない」とわかるのも、言うのも、本当に難しい。というわけで、「身の丈」の言葉を、自分の言葉を使って話す、というのが今年の1つ目の目標です。あとは、できるだけ機嫌よくいる、ということですかね。去年の途中から、心がけていたこと。今年はいっそう、胸にとめておきたいと思います。それでは、2011年もよろしくお願いします。
2011年01月03日
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