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65冊のうち、これは良かったモノを、読んだ順に並べてみます。『慟哭(貫井徳郎)』『映画を見れば分かること(川本三郎)』『雪沼とその周辺(堀江敏幸)』『カウントプラン(黒川博行)』『「仁義なき戦い」をつくった男たち(山根貞男)』『ドキュメンタリーは嘘をつく(森達也)』『サービスの底力(相澤賢二)』『「話して考える」と「書いて考える」(大江健三郎)』『今日も映画日和(和田誠・川本三郎・瀬戸川猛資)』『黒部の太陽・ミフネと裕次郎(熊井啓)』『本、そして人(神谷美恵子)』『優しい音楽(瀬尾まいこ)』『博士の愛した数式(小川洋子)』『庭のつるばら(庄野潤三)』以上の、14冊。丁度2割+1強でした。小説が6冊。エッセイ・ノンフィクションが8冊。8冊のうち、映画に関するものが、5冊。文学とその周辺のものが2冊。ビジネス書らしいものが1冊でした。振り返ると不思議ですが(自分だけが不思議と思うのですが)、結構ノンフィクションを読んでいるのです。ビジネス書は、あまり読みません。マーケティングに関するものくらいです。庄野潤三のこのシリーズは、今年3冊読みました。どれも面白かったです。来年は、この人をもう少し読もうと思っています。それと、横山秀夫もまだ読んでいないもの、川上弘子の最近のもの、荒川洋治の作品、大江健三郎の今年の作品などを来年は読む予定です。本に関しては、この日記にほぼもれなく書いていますから、ご奇特な方がおられれば、遡って見て下さい。
2005.12.30
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『ベルリンフィルと子供たち』から『ベアテの贈りもの』まで、24本でした。以下がその24本。(ド)はドキュメンタリー(外)は外国映画(日)が日本映画です。ベルリンフィルと子どもたち(ド・外)五線譜のラブレター(外)パッチギ!(日)花はんめ(ド・日)タイマグラばあちゃん(ド・日)運命を分けたザイル(外)最後の恋のはじめ方(外)50回目のファーストキス(外)クローサー(外)交渉人 真下正義(日)大統領の理髪師(外)ザ・インタープリター(外)アラキメンタリ(ド・日)ミリオンダラー・ベイビー(外)マラソン(外)チャレンジ・キッズ~未来に架ける子どもたち(ド・外)フィ・メール(日)アイランド(外)容疑者 室井慎次(日)ヒトラー~最期の12日間~(外)シンデレラマン(外)NANA(日)蝉しぐれ(日)ベアテの贈りもの(ド・日)ベスト3は運命を分けたザイル(外)ヒトラー~最期の12日間~(外)ベアテの贈りもの(ド・日)しかし、ボクには、この作品が飛びぬけてよかったと言うものはなかった。ドキュメンタリーのそれぞれは、見ることが出来てよかった。平和・憲法を考えさせてくれる点で、『ベアテの贈りもの』は広く見られることを希望します。
2005.12.30
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図書館で借りてきました。これは今この著者の単行本の最初の本。ボクは、『優しい音楽』に始まって5冊目、これが最後になりました。「卵の緒」「7'blood」の二編が収録されています。初めの「卵の緒」を読んだところ。これは、第七回坊ちゃん文学賞の大賞受賞作。中々いいです。期待以上でした。これから、もうひっつの「7'blood」を読みます。これを読み終えて、感想を書きます。
2005.12.29
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結婚50年の夫婦の記録と言う小説のシリーズの第一作。1995年新潮45に一年間連載されたもの。庄野潤三の自筆年譜(筑摩現代文学大系78 1976/7刊)によると、1921年生まれ、1946年結婚(妻は浜生千寿子)、1947年10月長女夏子生る、1951年長男龍也生る、1956年次男和也生る。この家族5人がこのシリーズの主人公達。1995年は庄野潤三74歳、結婚49年、夏子48歳、龍也44歳、和也39歳。そういうことが頭に入っていると、余計にこの本が面白い。ボクは、この一作目が3冊目になるので、途中から見た映画を初めから見ている感じだった。所々で話がつながることになる。今も雑誌に連載されているという。というより、2005年12月号で終わったのだろうから、次はどの雑誌に書くのだろうか?『貝がらと海の音』に「最近出て来たという父の手紙を表装した掛け軸がかかっている」の一節があった。手紙も表装して軸に出来るのだと発見。だが、良くよくか考えれば、昔の人の手紙はよく軸になっている。和紙に毛筆なら軸にしやすいのかもしれない。来年も庄野潤三に付き合ってみようと思っている。
2005.12.27
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写真集である。安村崇の名も、このオリシスという出版社も聞いたことがない。タイトル『日常らしさ』は『Domestic Scandals』と英訳されている。写っているものは、松の絵のふすまと薄い紅色の敷物に始まり、籠に盛られたみかん、机の上のホチキスなど、本当に単純な写真。こういう写真集は誰が見るのか、誰が買うのか・・・。ボクは図書館で借りてきたので、そういう疑問。でも、こういう写真は普通では撮れないことも分かる。図書館の有難さだ。
2005.12.25
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久し振りに見た。名古屋では「ミリオン座」が復活し、記念にこの『ローマの休日』を上映している。そんな、こんなでTVで見ることが出来た。それも、音声切り替えでオリジナル?原語で見た。でも、殆んど分からない。物語を多少知っているのでおぼろげながら何を言っているのか分からなくもなかったが、やはり細部はさっぱりだった。さて、『ローマの休日』はモノクロ作品、CMは言うまでもなくカラー。しかし、CMになるとどういうわけか、色褪せた感じになる。それほどまでに、この映画は画面が素晴らしいのだろう。色があろうがなかろうが、映像の力には関係がないということが、偶然だが分かった。今日は、クリスマス・イヴ。ケンタッキー・フライドチキンを買いに行く。全く甘かったのだ。普通のフライドチキンは1時間から1時間半待ち。でも、クリスマス用のバーべキューチキンや、ローストチキンならすぐ買えるという。待てなかったので、迷いながらもバーベキューチキンを買う。こういうことでもなければ食べなかったバーベキューチキン。思いのほか美味しかった。
2005.12.24
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結婚して五十年の夫婦の日常を書いたシリーズの第一作。庄野潤三夫婦と長女、長男、次男一家。その子供たち、ということは作者の孫たち。友だちやその家族との付き合い。頂き物のお裾分けや育てている薔薇を頂いたり、の近所付き合い。そういうことが、繰り返し繰り返し書かれている。もう10年も前の本だが、古さを感じさせない。ボクは、3冊目。飽きないのが不思議。作者の筆力なのだろう。来週には読み終えられそう。昨日帰り道に口ずさんだ、「冬の夜」もこの本から・・・。NHK-BS2で「チャングムの誓い」を楽しみに見ています。地上波では毎週土曜日未だ、始まったばかり。全55話から出来ているようです。BS2では、12/29に最終回。最終回を見てから、テープを巻き戻すようにして、地上波で見直すことになりそうです。それと、ページのデザインを変えました。
2005.12.23
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この冬は暖冬だという予想であった。にもかかわらず、58年ぶりの大雪。今晩も、また雪。帰りのバスから、マックのドライブするーで買い物をする車を見かけた。夜の雪、光の中の車。連想ゲームではないが、ふいっと思い出した、映画のワンシーン。それは、『シェルブールの雨傘(ジャック・ドゥミ)1964』のラスト。Essoのガソリンスタンドでかつての二人が邂逅する場面。それも、俯瞰でとらえた雪のガソリンスタンのシーンであった。帰ってすぐにそれを見られるとよいが、今ビデオが故障(そのままにしてある)そして、この『シェルブールの雨傘』のビデオも少し離れた家内のじかに保管してある。だから、記憶が頼り。たしかに、そういう場面があったはず・・・。バスを降りてから家までの数分は、新しく降った雪を踏みしめ『冬の夜』の一番を口ずさみながら歩く。
2005.12.22
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先週と今週、2回にわたってNHKで放送された。主人公、悠木に佐藤浩市、等々力に岸辺一徳など。ボクは、『ヴァイブレータ』以来、佐山を演じた大森南朋が最近お気に入り。日曜日のドラマ、『恋の時間』にも出ている。時々見ている。ドラマの出来は、あまりよくなかった。10店満点で言えば、6点くらいか?原作の面白さを、2時間30分で伝えるのは困難であったかもしれない。原作にある、日航ジャンボ事故を扱う新聞社内の人間関係の暑苦しさをTVは表現できなかった。記事を追う記者の熱気なども・・・。省かれたエピソードもあった。一方、NHKはニュース映像を当時のそのままを使い、それは説得力がある。流石にNHKだ。もう一つ、TV(映像)でしか表現できないこと、遺族の遺書(飛行機が墜落中に家族に書いたもの)をそのまま、見せる事が出来たことである。もし、TV化するなら、10回程度の連続ドラマにしたらよいのではないか。先に言った、NHKのニュース映像や、当時の番組を上手く使いながら、できるともっと面白いものに仕上がったと思われる。
2005.12.17
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あっという間にベストセラーになった、『国家の品格』です。付箋が6箇所に付きました。1、真のエリートには二つの条件があります。第一に、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていること。そうした教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていること。第二の条件は、「いざ」となれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があることです。この真のエリートが、いま日本からいなくなってしまいました。2、愛国心と言う言葉には二種類の考えがあります。ナショナリズムとパトリオティズムです。私(藤原正彦)のいう祖国愛は、英語の「パトリオティズム」に近い。自国の文化、伝統、情緒、自然そういったものをこよなく愛することです。ナショナリズムとは、他国のことはどうでもいいから、自国の国益のみを追求するという、あさましい思想です。戦争につながりやすい考え方です。ナショナリズムは不潔な考えです3、美しい情緒は「戦争をなくす手段」になるということです」「天才を生む土壌には三つの共通点がある。第一の条件は「美の存在」。アイルランドは静岡県くらいの規模の国で人口も400万人に満たない。だが、ハミルトン、ジョナサン・スィフト、オスカー・ワイルド、ウィリアム・イェーツ、ジェイムス・ジョイス、サミュエル・ベケットなど、世界文学の古典となるような作品を書いた作家をごろごろと生み出している。イギリスの田園風景は実に美しいものです。第二の条件は「何かに跪く心」第三条件は「精神性を尊ぶ風土」です。役に立たないことを尊ぶ風土で、文学、芸術、宗教などを重んじる、金銭や世俗的なことを低く見る。そういう風土です4、「国家の品格」と言うのは、それ自体が防衛力でもあります。日本が開国した当時、イギリスにせよアメリカにせよ、植民地化しようと思えば出来たはずです。日本は品格ある国家であったが故に、植民地にならずに済んだのです。このように(江戸の人たちが本を読んでいた=識字率の高さ)文化度が高いこと、国家に品格があることは、防衛力にもなるということです5、「独立不羈」には、自分の国は自分で守るという覚悟も必要です。注意すべきは、確固たる防衛力は、隣国への侵略力にも転じかねないということです。だからこそ一層、美しい情緒と形が必要なのです。6、品格ある国家の指標として、次の四条件を挙げています。独立不羈、高い道徳、美しい田園と天才の輩出です。家族愛、郷土愛、祖国愛、人類愛の順序で。武士道と惻隠の情。そういうことを何度もこの中で藤原氏は繰り返している。この本が売れているのは藤原氏が言っていることが今の日本には無いからだと言うことを皆が思っているからだろう。自分もそうである。さて、惻隠の情も、郷土愛も、田園風景も、なにもかもよく分かる。だが、藤原氏は、この中で憲法第9条について触れては居ない。なにも直接、それについて触れなくてもよいが、この本を読むと、憲法第9条については上手く迂回しているとしか思えない。戦争はよくない。自分の国は自分で守る。国家の品格が防衛力になるなどの表現には、やはり憲法第9条を上手く避けて書いているように思える。はっきりとかけない理由でもあるのだろうかと、かんぐりたくなる。とは言っても、人間にとっての品格は大切な概念だ。
2005.12.16
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主人公の佐和子と別居している母親がチーズケーキを作り、佐和子に食べさせるシーン。「昨日のとは違うのよ」「どこが」私はケーキを口に入れてみた。まったく違いが分からなかった。「チーズの種類が違うの。昨日は明治のクリームチーズだったけど、今日は森永なのよ」「何、そのわかりづらい変化は。そんなのどっちにしてもクリームチーズでしょ?わかるわけないよ」「でも、森永と明治の社員にとっては大問題よ」という、シーン。なるほどと、納得させられる会話だ。しかし、今まで、小説を読んでこういう会話に出くわしたことはなかった。瀬尾まいこの手柄だと思った。このことを、書き忘れていました。
2005.12.14
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「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」という、何が始まるのだろうと思わせる書き出しの『幸福な食卓』。主な登場人物は、主人公(この物語の語り手)の中原佐和子とその兄の直ちゃん、父と母。それと、佐和子の恋人大浦勉学、直ちゃんの恋人小林ヨシコの六人。読む側は心が穏やかになるかもしれないが、幸福とはいうものの悲しい物語だ。何でも(運動も勉強も)出来、喧嘩も強い兄、学校の先生を辞め父親を辞めた父、別居している母、とても優しい大浦君、奇妙な女、小林ヨシコが繰り広げる、ありそうで、中々ありえそうもないお話。よく考えると、やはり不思議な世界だが、そう思わせない所が瀬尾まいこの力量だろう。だから、魅力的。自分には前に読んだ『優しい音楽』の方が出来がいいと思う。でも、『図書館の神様』『天国はまだ遠く』よりはいいと思う。まあ、お薦め。一冊だけなら、『優しい音楽』です。まだ、『卵の緒』を読んでいないから、その点は省いてですが。
2005.12.13
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『ベアテの贈りもの(監督・脚本:藤原智子)』を12/10、日進市の市民会館で見ました。男女共同参画事業の一環でした。これは、今年9月に「あいち国際女性映画祭」でも見る機会がありましたが、時間がとれず今回見ることが出来てよかったと、思いました。以下が、この映画に関する内容です。ベアテ・シロタ・ゴードンというアメリカの女性が、日本の敗戦後新しい憲法の草案作成の時「男女平等」の文言を加えた事実は、10年程まえに公にされすでに多くの日本女性たちの知るところだ。しかし、ベアテが書いたこの「第24条」が戦後の日本女性の地位向上と権利にとってどれだけ強い後ろ楯になったか。この映画はベアテが書いた「24条」を起点にして、戦後日本の女性たちが今日までどのような地道な歩みと活発な運動を展開してきたかを検証する、いわば、映像による戦後女性史の一断面である。そして、ベアテが不思議な運命の糸に導かれ、世界的ピアニストであり、多くの日本のピアニストを育てた父レオ・シロタと母の深い日本への愛情、さらに日本女性の幸せを願うベアテ自身の情熱に支えられて、この条文が書かれたことを20世紀の世界的視野で捉えた作品である。このように、日本における女性の地位や開放を歴史を追いながら見せてくれました。今、日本国憲法は危うい状態です。特に戦争放棄が危機です。それを、守るには特に女性の力が大切だと思います。今の子供たちやその子供たちが平和で、戦争にまきこまれないようにしなくてはなりません。この映画は、子供たち、中学生や小学生、あるいは高校生に見せる価値のある映画です。我が市でも、そういう動きが出てくればよいと思いながら、この映画を見終えました。さて、JR名古屋駅のイルミネーションが綺麗です。とくに今夜は寒く、空気が澄んでいるからでしょう、青色と白の光が冷え冷えとした感じで、とても純粋な美しさです。毎日、会社の帰りに近くを通り見ています。これも、地の利ですね。
2005.12.12
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『博士の愛した数式』に数字と同じくらい重要なものとして、阪神タイガーズが出てきます。中でも江夏豊が大切なポイントです。『博士の愛した数式』での、江夏もそうですが、ボクにとっての江夏は、オールスターの9打者連続三振と近鉄との日本シリーズでの、広島の江夏です。オールスターのときは阪神だったと記憶しています。そのとき、TVを見ていました。そして、もっともボクの江夏の印象は、1979年の近鉄と広島の日本シリーズです。この時のことは、『江夏の21球(山際淳司)』に詳しく書かれています。1979年、ボクは結婚をしており、長女が1歳の時です。近鉄の西村監督は日本一になったことはありません。ボクは、西村監督に日本一になってほしいと思っていたので、近鉄を応援していました。3勝3敗で迎えた第7戦。4-3で広島がリードの9回裏。近鉄はノーアウト満塁の絶好機を迎えました。広島のピッチャーは江夏。この9回の裏に江夏が投げた球数が21だったのです。ボクは手に汗を握りTVを見つめていました。今でも、思い出します。詳しくは『江夏の21球(山際淳司)』を読んでください。あるいは、当時のビデオがあれば、それを見て下さい。球史に残る、奇跡の9回裏です。江夏は凄いの一言です。『博士の愛した数式』がこの『江夏の21球(山際淳司)』を読ませてくれました。感謝・・・。
2005.12.11
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遂に、読んだ。本屋大賞獲得のベストセラー。出た瞬間、これは面白そう、という直感が働いたが、あまりにも売れたので買いそびた。図書館で借りて読もうと思った。でも、中々図書館では空くことがなく、今までかかった。予想に反せず、面白かった。素数は知っていたが、友愛数、完全数など、数学の好きな自分にはこれらも興味深く、面白かった。友愛数とは、220と284。それぞれの、220の約数は1.2.4.5.10.20.22.44.55.110で、284の約数は142.71.4.2.1。それぞれの和1+2+4+5+10+20+22+44+55+110=284142+71+4+2+1=220という関係。完全数は、6=1*2*3 1+2+3=6 28=1*2*4*7*14 1+2+4+7+14=28と言う数字。28の次の完全数は496、その次は8128、次は33550336と言う風にこの物語で、語られる一部である。タイトルは数式だが、どちらかと言えば「数字」「数」そのものへの愛着、こだわりといったことが中心。その他、こんなことがあるんだという驚きが物語に、詰め込まれている。作者は随分調べたのだろう。こういう風に調べたことがよく分かるものも珍しい。映画化されて、来年公開される予定。こちらも楽しみ。でも、キャストが・・・?ではある。
2005.12.09
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忘年会を早めに引き上げ、『デスパレートな妻たち』を見ました。急展開?来週は行方不明の女性が見つかるようです。なんだかんだと言いながらも夫婦は元の鞘なのかと思わせながら・・・。どうなるのでしょうか?ご覧でない方は、是非。今日の中日新聞の「中日春秋」にあった、俳句。ひとりでに子は起き橇は起こさるる(中村汀女)とても、いい句だと思います。こういうのが好きです。このような子供を温かい目で見ている状態。今の子供の危機は想像を絶する。あらためて、この句のような視線が必要ではないでしょうか?
2005.12.07
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やっと、読み終えました。これは、先に読んだ『庭のつるばら』の前の巻。全部で10冊くらいあるはず。次回は何を読むかは未定。出来れば、一作目の『貝がらと海の音』が読みたい。寒い一日。暖かくして、風邪を引かぬように気をつけましょう。
2005.12.05
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会社の健保が設立40周年ということで、記念品を呉れた。それが、「体脂肪計付ヘルスメーター」で3人分のデータを登録出来る。早速登録し、体重と体脂肪率を測定。今朝は体重=65.1kg 体脂肪率=14.6% しかし今(23:30)は、体重=67.2kg 体脂肪率=17.5% これほどまでに、差がある。体脂肪率は「-標準」という判定。標準だがやや少なめ。体重の変化が気になる。64~65kgが自分にはいいと思っている。もう少し減らさねば。減らすというより、絞ることが出来ればいいのだろう。この齢で、それをするのはきつそうだ。毎朝計測し、記録をしていくことで、健康を見ていこうと思っている。図書館に行く。『博士の愛した数学(小川洋子)』が見つかり、早速借りてくる。庄野潤三の後はこれ。
2005.12.04
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読書が好きな人ならご存知の純文学中心の文庫。第58回平成16年度に毎日出版文化賞を「講談社文芸文庫出版部」が受賞。この地味ながら普通は文庫にしなかったり、すでに絶版になったものを文庫本にする仕事が評価されたのだろう。しかし、待てよ・・・?なんか納得いかない・・・。それは、偏に価格の問題。最近嵌っている、庄野潤三の日常を書いたシリーズ。以下が価格の比較。一作目は『貝がらと海の色(新潮社)』¥1835→¥620二作目が『ピアノの音(講談社)』¥1785→¥1418三作目が『せきれい(文藝春秋)』¥1800→¥630四作目が『庭のつるばら(新潮社)』¥1575→¥460価格は前が単行本の時の値段、矢印の後が文庫本になった時の値段。『ピアノの音』は講談社文芸文庫です。如何に高いかが分かります。文庫本は安いからこそいいのではないか?文庫本で1000円超えたら高いと思うのは変だろうか?他にも、同じ庄野潤三の傑作といわれている『絵合わせ』は講談社文庫(1997年1月刊行)の時は380円。しかし、今は講談社文芸文庫(1989年6月刊行)に移り、1100円。自社の絶版をこういう風にして出すのはいかがなものか?いくら、この出版企画の姿勢を評価しようとも、380円が1100円は、あまりにも、商魂たくましくはないか・・・?例えば、大江健三郎の文庫化は講談社文庫でしている。従って、講談社文芸文庫と普通の講談社文庫の区別が分からない。
2005.12.03
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『日本は、本当に平和憲法を捨てるのですか?(Are You Really Going to Junk Your Peace Constitution?)』という本を見つけた。買って読んだ。著者は1936年サンフランシスコ生まれの米人。沖縄に在住。今、日本国憲法はこれまでにない危機に面していると思う。永遠の処女の貞操が犯されそうな危機だ。生まれたばかりの女の子に、男は悪い、狼だよと教え込んだが、この子が成長するにつれ、思いもよらない良い女になってきて、男どもが言い寄り始めた。手を握るくらいはいい、キッスぐらいじゃ貞操に触れない、多少の体の触れ合いは問題ないなどと、まさに危機だ。最後の一線を守れなくなりそうになってきた。本人も、このくらいで許そうか、などと考えることがあるようになってきた。これは、かなりまずい、やばい、誰かが守らなくては、本当に危ない。そういう、状態だ。そのことは、色々な人が色々言い始めた。守る守らない、どちらからの立場の発言も目立ってきた。そんな、中で出た本だ。他にもこういう本がある。そして、こういう本をまとめて棚に飾る本屋がある。それで、本屋の姿勢が見える。
2005.12.02
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『せきれい』の60%位読む。結婚50年を過ぎたという夫婦の日常が繰り返し書いてある。鳥がよく出てくる。四十雀、つぐみ、めじろ、オナガ、椋鳥、ヒヨドリなど。脂身をかごに入れて鳥のために出してやる。四十雀やつぐみ、めじろは歓迎だが、ヒヨドリ、椋鳥は歓迎されない。時々猫がその脂身を取っていくらしい。そんなことが繰り返し書かれている。それらの鳥を『けさの鳥・朝日新聞社』で見る。四十雀はきれいな紫色の羽と黒い頭、つぐみは雀のような茶色の羽と白い頭。めじろは勿論白い枠を持った目が印象的。椋鳥は群れており、くちばしが黄色いのでよく分かる。オナガは灰青色に羽に黒い頭、ヒヨドリは鳴き声に特長があり、上下しながら飛ぶ、色はにごった感じ。そして、毎日筆者のハーモニカに合わせて、その妻が歌う。歌は、「春の小川」や「早春賦」「旅愁」など。妻のピアノの稽古も繰り返し書かれている。そして、読んでいて楽しいのは、長女の手紙。とても、ユーモラスで機知に富んでおり面白い。あと、2日くらいで終わる予定。終わるのが惜しい。
2005.12.01
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