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日曜の夜Savillで働いている友達から連絡があって私に見せたい景色があるから来ない?ってなことで、課題の締め切りがあるのにも関わらず二つ返事でOKをし、翌日仕事が終わってからSavillGardenへ行ってきました。先週行ったValleyGardenと同様、ウィンザーグレートパークの中にあるこの庭園はロードデンドロンで有名なところ。ロードデンドロンにはまだ早いかなあと思っていましたが、もう既に開花が始まっていて、マグノリア、カメリア、ロードデンドロンの競演を楽しむ事ができました。そしてメインは、バルボコジウムが両側に咲き乱れる小川のほとり。黄色いミズバショウ(学名:Lysichiton americanus、英名:Yellow skunk cabbage)が春を強く感じさせてくれて、そこにいるカモや鳥たちの鳴き声も全て保存したくなるようなおとぎばなしに出てくるような所でした。Valleyのスイセンの谷が天国だとしたら、そこはメルヘンの世界。仕事帰りにそんなところでぼーっとできるって本当に幸せです。日本の生活をよく思い出す私ですが、こういう時間を過ごしているときには、ここにいなかったら絶対ありえない時間だって感じます。でも、本当に夢のようで、帰国したときイギリス生活が全て夢だったんじゃないかって錯覚を起こしそうで怖いくらいです。とは言っても、今年の秋からカレッジに戻ったときそこでまず現実を見るんでしょうけど。次のupはラトビア&ロシア旅行記(の予定)です。では来週!!!
2006年04月11日
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先週仕事帰りWisleyに行っただけでは飽き足らず、土曜日も再びWisleyに出かけてきました。抜けるような青空に恵まれて、どんな悩みもすべて吹っ飛んでしまいそうなそんな気分の一日でした。バティストンヒルにある大きなコブシの下でお花見弁当食べて、木曜日に見ていなかったフルーツフィールドの奥の方まで廻って、満開のサクラやプラムの花を楽しんできました。他のガーデンに行くときには見学気分でうきうきしていることが多いのですが、Wisleyに行く度に、自分の知識のなさや勉強の足りなさを痛感してしまって、もっともっとがんばらないといけないなあって感じて帰ってきています。木曜日にまだ蕾だったへザーガーデンの桜が、土曜日には5分咲きになっていました。きっと今週末は満開に近い状態になるんだろうなあ。私が次行くときはすべての木々に新芽が吹いて、世の中が萌黄色になっているんだろうと思います。Wisleyでこんないい時間を過ごせて、私は幸せです。
2006年04月11日
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今週からヘッドガーデナーのJuliaがお休みで、昨日、今日の2日間のみ上司(?)がいない状態で作業していました。なんだか日本で現場を見ていた頃の感覚で、ガーデンを自分でチェックしてやらなきゃいけないことを済ませて・・・ってやっていたら時計なんか見る間もなくあっという間に時間が過ぎてしまいました。作業内容うんぬんではなく、そういう感覚が久しぶりで、ちょっと日本の生活が懐かしくなりました。忙しいけど自分で責任持って動く感覚はやっぱりいいもんです。朝まず、グラスハウスをチェック。新しく播いた種の発芽状況、潅水状況を見て、週一回くるおじさんに作業を指示、で私は大量のキクイモ掘り上げ作業。そして面倒だったのは、課題の再提出期限をすっかり忘れていて、休み時間をフルに使って職場のコンピューターで作業しないといけなかったこと・・・ほんと、いつになってもケツ火状態にならないと課題やんないんだなあって自分でさすがに嫌になってしまいました。ご飯も休憩も取らず、まあ自業自得なんですけどね。やること一応済ませた状態にして明日からイースターホリデー!!!ラトビア&ロシア行ってきます。ロシアのビザは取れたけど、ラトビアからのバスチケットをまだ予約してなくて、未だ本当に行けるかどうかわかっていません。一緒にいく友達からの情報によると、私が行くサンクトペテルブルグはモスクワより北に位置していて、今3℃とか。イギリスは最高の陽気だっていうのに、ヴェネツィアに続きまた寒い思いをするようです。ダウンジャケット着て、カイロ持って行って来ます。では次回のupは自宅でできることを願って・・・写真upしたいよー。
2006年04月11日
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2/10に撒いたサルビアファリナセアをプリッキングアウトして1ヵ月以上経ち、PotUpし始めています。プリッキングアウトした苗の大部分がよく生長してるのですが、たまに小さくて生育不良の苗が。何も考えずに、あー同じトレーの中で大きくなるものとそうでないものがあるんだなあと眺めていた毎日でしたが、ふとヘッドガーデナーのJuliaに疑問を投げかけてみたら意外な答えが返ってきました。「その小さい苗のそばに虫が卵を産んでいるのよ」と。そしてその2日後の朝、GlassHouseに行ってみると、見慣れない白い筒状の入れ物が置いてあるではないですか。なんだろ???と思って、その筒のラベルを見てみたら「Hypoaspis Miles Tube contains 25,000 predatorsSciarid fly lavae and Thrip predator」天敵でダニ類(調べたらトゲダニ科のダニとなっていましたが日本名がわかりません)で、ハエとスリップス(アザミウマ類)を防除するものでした。細かいバーミキュライトに25000匹の天敵が入っていて、ハウス中のトレーにそれが撒かれていました。農薬は極力避けて、バイオロジカルコントロールで対応するやり方が日本でもどんどん広まるといいなあと思っています。もう播種もプリッキングアウトもないのか・・・とちょっと残念に思っていたらとんでもない!今週また新たに30種類の種を播種しました。イースターホリデーの後の発芽が楽しみです。
2006年04月07日
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春になって気分が良くて、週末だけじゃガーデン巡りしきれない!!!ってことで、仕事が終わってから一昨日はウィンザーグレイトパーク内にあるバリーガーデンへ、昨日はウィズリーガーデンへ行ってきました。友達がいろんなガーデンで働いてるっていうのは本当にいいことで、解説付、そして閉園後の人のいないガーデン独り占め状態。そんなわけで、一昨日からなんだか週末気分が続いています。バリーでは今スイセンが見ごろ。イギリスに来てこんなにたくさんのスイセンが咲いてるところを見たことがないって言うくらい、谷に沿って咲きほこるスイセンを堪能してきました。西日が当たる斜面は、まるで天国にいるかのようで、大木の根元に腰掛けながらぼーっとしている時間が、本当に夢のようでした。一緒にいった友人のブログです。是非見てください。ウィズリーは日曜日に引き続きバルボコジウムか満開。そして桜がとてもきれいで、春爛漫。そして今までじっくり見たことがなかったスイセンとチューリップのトライアルがとても興味深くて、たくさんの珍しい品種を一つ一つ見ることができました。そうしたら今日HorticulturalWeek(イギリスの園芸雑誌)にウィズリーのスイセンのトライアルの特集が載っていて、とてもタイムリーだったので職場から借りてきちゃいました。そして明日もウィズリー行ってきます。簡単ですが報告まで。あー写真upしたい!!!
2006年04月07日
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3/17に学生が撒いた夏花壇用の草花30種類。彼らは播種してすぐイースターホリデーに入り、その草花はすべて私がプリッキングアウトすることになりました。今回初めて知ったこと。今までプリッキングアウトの時は播種したものの中でよく育ってて発根状況がいいものからトレーに移していた。単種の種ならそれでいいけれどカラーがmixされてるものは要注意。通常優性の色の植物がよく育つので、小さいものもちゃんと選ばないと偏りのある色ばかりになってしまうということ。よく見ると、双葉の形や小さな本葉の芽の色が微妙に違ったり、茎の色が違うこともあるけれど、見分けがつかないものも結構あるのも事実。トレーに移すときには大きいのだけ選ぶんじゃなくて小さいのも選ぶようにすること!!!(あまりにも小さすぎるのは一週間後再びプリッキングアウトします)指先に神経を集中させて、根気よくトレーに移し変えなければいけません。今日でひとまずプリッキングアウトの作業はおしまい。数えてみたら私今まで300トレー近いプリッキングアウトをしていました。(20苗/トレー×300トレー=6000苗!!!)でも明日から既に生長したトレーの植物を3インチポットに植え替える作業が始まる。今週末の今年初のオープンデーに控え、芝刈り、除草、マルチング・・・金曜日までやることがてんこ盛り。春が来て外での作業は最高です。
2006年04月04日
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私的に、今のイギリスがベストシーズン。今の時期を一年間待ちわびて、ずーっと心待ちにしているんです。先週も先々週もその瞬間を逃したくなくて、WisleyGardenに通っています。昨日は私の大好きな大好きなバルボコジウム(Narcissusbulbocodium)が、アルパインメドウにたくさん咲いてて、感動のあまり涙がとまらなくなってしまいました。バティストンヒルのマグノリアも満開!カメリアもスイセンも満開だし、ロードデンドロンもたくさん咲き出しました。ワイルドガーデンではアネモネブレンダ(Anemone blanda)がきれいだし、こんないいときに写真載せられないのは悔しくてたまりません。昨日はイギリスに来て3本の指に入るいい日になりました。本当に本当にいい時間をすごすことができました。でも帰り食事してWokingの駅にに21時過ぎにはいたのに、電車の切り離しに気づかず違う方向へ向かってしまった私。再びWokingに戻りレディングに帰ったのは0時半でした。日曜日の夜だし帰れるかどうかもままならず、どきどきでした。ふう~。そして図書館での時間が限られてて最低限しか内容を報告できないのも、消化不良みたいな気分です。イギリスはどこも春♪天気のいい日の作業は最高です。作業内容他また明日upします。
2006年04月03日
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今更遅れて報告するのですが、レディングFCがチャンピオンシップで初優勝!!!長い歴史あるチームでのこの記念すべき歴史的瞬間の試合に、立ち会うことができました。記事はこちら前半は得点がなかったけど、後半は波に乗って結果5-0!!!そして、この試合でレディングが勝って、2位のチームが負けか引き分けで優勝という状態だったのですが、試合終了とともに掲示板に2位のチームが引き分けって表示され、そのとたん、観客は一気にグランドへ。ぼ、暴動???と最初は思ったけど、そんなんじゃなかったんです。スタンド席の観客がみんなグランドに出て、選手、監督達がスタンドへ。そこで観客が歌を歌い、監督や選手はシャンパンをまいて、もうそれはそれは感動のシーンに立ち会うことができました。写真後日絶対upします。来期からはプレミアリーグ♪ほんと楽しみだー。エセックスから頑張ってレディングまで応援に行かなきゃ。
2006年04月03日
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今週になって、気温が12度以上の日が続いています。去年と比べて遅かったスイセンが次々と咲き、マグノリアやサクラの開花が始まり、日を追う毎に色づくガーデンに、心躍らせている毎日です。こんなにいい時期がやってきたのに写真がupできないのはホント悔しい・・・来月一気に写真を張り込みますのでそれまでは文章のみでご勘弁ください。2週間前の週末、コルチェスターにあるベスチャトーガーデンに行ってきました。秋の初め、まだ霜が降りる前一度行ったときのベスチャトーは宿根草がたくさんあるイメージが強く、まだスイセンも咲いてない寒い時期はどんな感じなのか、正直あまり期待をしないで出かけました。ところが冬には冬のよさがあるって改めて考えさせられたすばらしいガーデンでした。ベスチャトーガーデンを有名にした理由は、湿地、日陰、旱魃などの悪条件を逆手にとり、環境にあった植物を選択、また環境を徹底してつくっていることです。冬のコルチェスターは特に降水量が少なく、風が強い場所。でも私を待っていたガーデンはそんな悪条件をまったく感じさせないものでした。エントランス脇にあるグラベルガーデンは常緑の生垣やユーカリ、ユッカなどが大きなポイントになっていて冬の寂しさを感じさせないものになっていました。この庭でこの時期特に目に付くのがベルゲニア(ヒマラヤユキノシタ)。緑だけでなく赤や紫の葉が色づきの少ないガーデンでアクセントになっていました。そしてグラス類、ユーフォルビア他、乾燥に強いだけでなく、冬はアクセントになり、夏は色づいた花たちを引き立たせるそんな植物が元気に生育していました。庭に入ると池の奥にシェードガーデンがあります。秋に来たときには土壌改良のためにすべて撤去され整地されていた場所に新規に植栽が施されていました。その中で今回気になった植物はアジュガの大葉のもの(Ajuga reptans'Catlin's Giant')。遠めで最初ヒマラヤユキノシタの新芽かと思うくらい大きな葉でその存在感にびっくりしました。今回特に感動したところはWoodland。秋にシュウメイギクが咲いていた落葉樹の下にはたくさんのスノードロップスが咲いていました。夏のベストシーズンはきっとすばらしいと思うけれど、冬の厳しい環境をみることはガーデン管理や植物選択の上でとっても重要なこと。そしてマルチングや剪定などのメンテナンス状況がとってもよくわかることもいいと思っています。春またここに来ます。そして9月学校に戻ってからは毎月通う場所になりそうです。
2006年03月30日
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いまさらながら本当に遅い話なのですが、このブログにどうしても昇格した内容を載せたかったのに、時間がとれず今日になってしまいました。自分が今住んでいる町からプレミア昇格ってほんとうれしい!でもわたし、サッカーのことほとんど知らないんですけどね。こっちきてEuro2004見て、初めてルールとか教えてもらって、テレビつけるとよくやってるから見ていた程度なんですが、レディングFCこれからも応援します!!!これを機会に日本でもレディングって名前メジャーになるかな?今週土曜日ホーム試合のチケット取ったので行って来ます。まだ今期リーグの順位は決まってないのでがんばって応援してきま~す♪
2006年03月29日
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「そうだ、ロシアにいこう!」って感じの突然の思いつきでロシアに行くことにしたのですが、初めてのロシアビザ申請ってことで、不安を抱えながらロシア大使館に行ってきました。日本で調べていたときには、旅行会社を通さないとロシアには行けないということばかりで、個人旅行を無理なのかと思っていましたが、調べてみたらちゃんと自分で手配できることが判明。自分で宿をブックして、ビザ申請用の書類を作成してもらい、それを持参して、大使館で出されてる書類のフォームに必要事項を記入すればOK。当日発行だと£90もするので、郵送にしてもらって手数料は£30。ロシア大使館だからキューができてないとたかをくくっていたら、とんでもない。午前中受付で済ませないと当日発行手続きを午後しないといけないってことで、どきどきでしたが受付終了5分前に入館することができました。あとはビザが郵送してくるのを待つばかりです。久々休暇をとってロンドンに行き、大使館のそばのケンジントンパレスのオランジュリーティールームでお茶して、その後、POTERHOUSEっていうコベントガーデンにあるビールの種類がやたらたくさんあるパブへ。そこにあるベルギーのフレーバービールを堪能してきました。アップル、ラズベリー、ストロベリーまでは想像可能な味かとは思うのですが、今回はじめてチョコレートビールなるものを飲んできました。匂いがチョコレートだけど、案外味は苦くてすっきりでした。その後食材いっぱい買い込んで、充実感いっぱいでレディングに戻ったら、駅に置いておいた自転車がまた盗まれてました。レディング来て2回目。このくらいではもう動じない自分が怖いです。
2006年03月28日
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仕事の後図書館にパソコンを使いにくるのですが、すぐに閉まってしまってなかなかブログをupできず、今週も終わろうとしています。今週は、ヘザーベッドの刈り込み、プリッキングアウトが主な仕事でした。先週の金曜日、大学の生徒が授業で夏花壇用の植物の種まきをしたのですが、今週になって、それを全部私がプリッキングアウトすることが判明。30種類の植物×4トレー(1トレーに20苗)+ペチュニア40トレー分だそうな。この作業が私は好きだからいいけど、嫌いな人にはたまらなく苦痛な作業だろうと思います。以前ダリアのカッティングについて書いた時ミーシャ1225さんより質問をいただいていた件で、一応わかったことをお伝えします。球根を更新して植えるのとカッティングで更新するのと何が違うのかということですが、秋に堀上をした際、ここには30種類近いのダリアがあって、一種類につき一鉢ずつ養生してるのですが、それでも尺鉢なのでたくさんのスペースがいるんです。スペースの問題もあって更新はカッティングで行ってるということと、更新すること=新しい株にしていく ということで、花が大きくていいものが咲くのだそうです。あとtirokuroさんより芽が出た宿根草のボーダーにどのようにマルチングをするのかと言う件ですが、ここでもすでにヘメロカリスやらユーフォルビアやら、にょきにょきいろんなものが生え初めています。まずハンドフォークを使って除草をしました。その際土の表面すべてを耕し、その後コンポストを上からかけただけです。それもコンポストを積んだ荷台からシャベルでばんばん投げる形で。そうすることで、うすーく土をかける事が可能なんです。宿根草のボーダーの場合種類ごとに固まって植栽されているので、違う種類同士の間は少し間隔があるのですが、そこは少し厚めに、同じ種類の島の中はほんとに薄くマルチしました。文章にするとわかりづらいですね、これは。あ、バラのマルチングも同様です。除草して土の表面を耕して、3cmくらいの厚みでコンポストをかぶせました。日本にいるときは穴掘って牛糞いれたりしたんですけど、そんなことしてないです。あ、時間がない・・・図書館おわっちゃう。まだまだ書き足りないのに。今週末はウィズリー行ってきます。スイセンがやっと咲き出したと思うので楽しみ!ついでにイースターホリデーはEU圏脱出計画を立ててて、ラトビア&ロシア行きを計画中!!!個人でロシアのビザを取った人が周りにいなくてすったもんだしてますが、ひとまず、来週月曜日にロンドンにあるロシア大使館に行ってがんばってトライしてきたいと思います。無事に取れることを願って・・・ではまた時間をみて更新します。
2006年03月24日
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週末、ベスチャトーガーデンのことやアイルランドでのことをupしていた矢先、パソコンがものすごい音を立て始め、あせって強制終了をした後から、パソコンが起動しなくなってしまいました。前から調子悪かったからいつかこの日が来るとは思っていたのですが・・・修理のためコンピューターを日本に送るので、しばらくは写真をupすることができません。外付けのHHDを付けた後で壊れてよかった・・・今までバックアップ取ってなかったし、イギリス来てからの写真データがすべてなくなったら涙流してすむ問題じゃないもん。幸い、大学の図書館で日本語入力が可能なパソコンがあるので、こうやってブログをupすることは可能です。仕事帰り、メールチェックしがてらupしていきますのでよろしくお願いします。
2006年03月20日
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1週間以上upしてなくて、ご無沙汰してます。今週はなんだかうちに帰ってからもばたばたしてて、気付くと深夜まわってて、寝不足の毎日。イギリスはまだ日中10度前後の気候で、春はもうすぐ・・・って思い焦がれているのにまだノックしでこないー。今年は去年と比較してどこもスイセンの開花が遅れていると、木曜日の新聞に書いてありました。去年が暖かすぎただけで、地球温暖化を考えたら今年くらいの方がいいとのことでしたが、やっと蕾が色づいて開花が始まってきたといった感じです。今週はローズガーデンやミックスボーダーのマルチング、先週播種したハーブ類のプリッキングアウト、そして大好きなBonfire!フォークを持って一日中外で体を動かしている時間が長かった1週間でした。今日はこれからお弁当持って初春のベスチャトーガーデンに行ってきます。先週末のアイルランド旅行記と同時に、今週末upしたいと思います。去年秋の初めに行ってものすごく良かったのですが、宿根草主体のガーデンがこの時期どんなかを見て来たいと思います。
2006年03月18日
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今週はイギリスでも春を感じさせることもあって、でも晴れる日の朝は霜が降りて寒く、ちょっとマイルドな日は曇りか雨。でも、低木類に緑の葉が少しずづ見えはじめているのを見て、春はもう目前って実感した1週間だった。晴れたり、曇ったり、雨降ったり、風と共に動く雲がころころと天気を変えていく。そんな中Juliaは雲の動きを眺めながら作業内容を決めていく。だから、ブランブリング、ホーリーの剪定、除草、プリムローズの植え付け、ダリアの挿し芽(カッティング)、シギタリスのプリッキングアウト、ハーブ類の播種・・・ガーデンとポッティングシェッドでの作業を繰り返しでばたばたと時間が過ぎていった。今週の作業の中で初めての作業はダリアのカッティング。12月中旬に掘り上げてポットに球根を植えつけたものをグラスハウスで養生していた。(最低気温16度以上)球根から出てきた新芽をカットしたものをポットに挿し芽したのが2月上旬。3週間経って、発根したのでそれを3.5インチポットにそれぞれ植え替える作業をした。そして再度発芽したものを再びカットする作業も行った。カットするときはなるべく球根に近いダリアの生長点の下でカット。そこから発根するので生長点を含めてカットすることがポイント。ダリアの球根って掘り上げたものを再び春になったら土に戻すのかと思っていた私。ほんと、Propagationに関すること何も知らないんだなあ。1ヵ月間楽しんだスノードロップスが終わりを向かえ、かわりにクロッカスが見頃になった。あちらこちらからにょきにょき伸びてきたスイセンに蕾が付いて、スイセンが咲くのも時間の問題かな。今週の作業は今日でおしまい。明日からアイルランドに行ってくる。去年行ったときにはまだ3ヶ月だった彼女の子供に会うのがとっても楽しみ。アイルランドはイギリスと比べてただでも寒くてどんよりしてるのに、今週末はどーもお天気が悪いらしい。ま、彼女の家で日本食でも作っておしゃべりしてれば満足だけどね。では行ってきます。
2006年03月09日
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語学学校の友達6人でコーチを使ってリバプールに来た時も朝が寒かった。リバプール(サッカーチーム)のスタジアム行って、ビートルズ博物館行って、マイカルミステリーツアーでストロベリーフィールズやペニーレーン行って、キャバーンクラブ行ってビートルズの音楽聴いて・・・あれから2年、私以外の5人はみんな日本にいる。もう当時のことなんてみんなの中では遠い過去の思い出なんだろうなあ。そして2年後再び1人でリバプールに来るだなんて、そう思いながらリバプールのコーチステーションを出発した。まだ朝8:00すぎ。教会なら朝でも開いているだろうと、まず最初にメトロポリタンカセドラルに向かった。 スペースマウンテンのような外見でものすごく近代的で一見新興宗教の怪しい建物のようにも見えた。でも中に入るとそこは今まで感じたことのない不思議な空間に包まれた場所だった。 外の東側から射す朝の陽射しが青いステンドグラスを通して、内部中央部の祭壇に向かって、ラインを作り出していて、それが何かの力で吸い寄せられた神秘の光のように見えて、光が織り成すページェントのように見えた。次に向かったのはリバプールカセドラル。100年前に作られたこの教会は最初に行った教会とは全く違うタイプのでもものすごく豪華で美しいステンドグラス、そして流れるパイプオルガンの調べが自分の気持ちをすごく落ち着かせてくれた。隣接したメモリアルパークを歩きながら、持ってったマフィンを食べて簡単なランチを済ませて、アルバートドックへと向かった。 リバプールは再開発が進行中だった。チャイナタウンから海方向へ向かう途中はすごくおしゃれなレストランとストリートアートがミックスされてるような不思議な場所だった。そのアート探しがすごく楽しくて、予期せぬものがたくさん出てきて、そんな新しい発見がリバプールの魅力を更に深めさせてくれた。 アルバートドックではTATEへ行った。アートを楽しんだ後にbaby creamっていうカフェで一服。このカフェは赤をポイントに使ってて、窓から射す光が赤いラインを作っていてすごくいい感じのところだった。抜けるような青空に恵まれた1日。新しい発見、読書して、日記書いて、私にとって大満足な時間を過ごすことができた。で、何でリバプールに行ったのか?それはマッキントッシュの作品の教会がリバプールにあるって聞いてたから。でも情報収集不足で結局どれが作品だったのかわからず終い。リバプールカセドラルはかつてコンペがあってマッキントッシュも参加したんだけど、バタシーパークのパワーステーションをデザインした人が設計したみたい。でも、そんなのどーでもいいって言うくらい満足できた時間だった。わかったら今回みたいに時間ができた時ぷいって行けばいいんだもん。かつて一人旅なんて私の選択肢にはなかった。今回こんな時間の使い方もいいなって感じた。私すこしだけ大人になったかな。
2006年03月06日
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最近週末というとガーデンやらナーセリーやら行っていたけど、今週は突然ですがリバプールに行ってきました。「一人旅」とか大そうな題名だけど、0泊2日の正味28時間のデイトリップ。金曜日、仕事が終わってうちで一休みしたあと夜9:00にうちを出発。Victoriaのコーチステーションを23:30に出て一路リバープールへ!直通リバプール行きもあったけど金曜日の直通便だと2シート確保ができないことが懸念されたし、朝6:00についても暗いし寒いだけだし、マンチェスターでの乗り継ぎ便を使うことにしました。そうそう、こっちのコーチは夜行便だからってリクライニングなんかじゃないです。ほんとにフツーのバスなので。行きに横になっていけるかどうかは旅行を大きく左右するんです。あとは服装。寒いと寝れないし、朝着いてから辛いので、長袖シャツにフリース2枚着て、ダウンジャケット着て、カイロ張って、予備もいっぱい持って、万全な状態に。こういうとき1人はいい、だって格好とか関係ないし。予想通り2シート確保できてラッキー。っていうかVictoriaで既に寝てて、いつ出発したか知らないし。どうやら喉が渇いて夜中飲んだらしい水のペットボトルがふたを開けたままになってて、起きたら床が濡れていた・・・←水でよかったほんとどこでも爆睡可能なんだって自分のすごさを改めて実感しました。マンチェスターのコーチステーションに着いても寝ぼけてた私。到着時間が予定より45分も遅れてたことに全く気付いてなくて、6:05に来るはずのリバプール行きのバスを待っていてもなぜか来ない・・・そしたら時刻表が変わっていたらしく、同じNoの先のバスは既に出発してしまっていたけどそれに気付いたからまたそこでもう一寝入り。昔だったら焦ってドキドキだっただろうに、今じゃごり押しでも次の便に乗るからいいやって思えるから、簡単に夢の世界に戻ることができました。待つこと一時間。リバプール行きのバスに乗ってまた更に寝続けた私。8:00頃着いたとき外は一面雪景色。運転手さんに起こされるまで到着していたことすら全く気付いてなかったけど。そんなこんなで目覚めたときには元気元気!!!抜けるような青空と雪化粧で目がちかちかしてました。→次に続く
2006年03月05日
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今日は珍しくレディングに雪が降った。夕方外を見たら自転車に乗って帰るのは不可能って位モーレツな勢いで降ってて、しょうがないから時間つぶしに大学の売店に行った。そしたらコアラのマーチやらカルビーポテトチップスやらプリッツやら売ってて(中国語のパッケージだけど)びっくりした。ポテトチップスがBBQ味だったから我慢できたけど、これがコンソメ味だったら絶対買ってた・・・イギリスでは日本のコンソメ味は味わえないのよね。今週は朝冷え込むけど、朝10時過ぎると青空が広がってる時間があって、太陽の陽射しを浴びながらの作業っていいなあって思う。朝は2週間前に蒔いたグレビレアやらジギタリスやらプリッキングアウト、その後は除草やらなにやら。ガーデンで余分なヘリアンサスの球根を掘り起こしていたとき、Juliaが「これ食べれるから持って帰っていい」って言ってくれた。あれ、どうも見覚のある球根・・・以前よく食べてたキクイモの味噌漬けのことを思い出した。おとうの実家は長野の松本。子供の頃よく松本からいろんなものがよく送られてきて、うちの食卓には野沢菜をはじめ梅やら瓜の粕漬けやら、やたらたくさんの漬物がいつも並んでいた。その中で私が好きなもの、それはキクイモの味噌漬け。おとうも好きで夜飲んだ後、みじん切りにした古漬けの沢庵とキクイモのお茶漬けよく食べてた。このヘリアンサス、キクイモとそっくり。まったく一緒の種じゃないと思うけど、属は一緒だから味噌漬けを作って見ることにした。※キクイモ Helianthus tuberosus(英名:Jerusalem Artichoke)どんなに古漬けになってもシャキシャキしてて、ご飯何杯でも食べれるのよね。どんな味に出来上がるかなあ。今日はおとうの誕生日。(イギリスはまだ3/1です)生きていれば61歳だね。いつも見守っていてくれてどうもありがとう。
2006年03月02日
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昨日ウィズリーガーデンに行ってきた。まだまだ寒い日が続いてはいるけれど、ガーデンには常に少しずつ変化が見られる。1ヵ月前はまだ蕾が固かったスノードロップスが見頃を迎え、クロッカスやシラーの開花が始まり、スイセンの葉がいたる所から顔をのぞかせていた。 ▲いろいろな球根類が次々に咲くこのベッドは私の大のお気に入り。今は、スノードロップスの白とクロッカスの淡い紫のコンビネーションが見られる。▲グラスのベッドに植えられたアイリス▲可憐に咲くシクラメン私が大好きなバルボコジウムもアルパインメドウで元気に生長してて、来月にはメドウ一面咲き誇る姿が見れるに違いない。あー、楽しみだな♪
2006年02月28日
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金曜日は2年次最初で最後の登校日だった。7ヶ月ぶりに会うクラスメイトの中にはかっこよくなってる~って思った子もいたりして、なんだか夏休みが終わった後の始業式の日の様なそんな気分だった。今のワークプレイスメントについての新たな課題、3年次の選択科目の説明や履修希望など1日かけて久々のキャンパスライフは幕を閉じた。その後も私は学校にずーっといて、学校満喫!!!久々のメインビルディグや寮の匂い、学内の散歩、友達とのおしゃべり。毎日食べると飽きる学校のレストランの味も懐かしくて、カロリーが高いってわかっていながら滞在中がっつり食べてきた。昨日は友達に誕生日プレゼントを買いにロンドンに出かけた。ふと紅茶専門店で棚をみるとダージリンのファーストフラッシュが売られていた。見たときネパールに旅行にいったことを思い出した。10年前の私の誕生日はネパールで過ごした。おねえの会社の人がカトマンズで市場に連れて行ってくれて、「なんとかかんとかのファーストフラッシュって言ったら日本じゃ買えないから絶対いいものだから買って帰りなよ」って言われて言われるがままに買って帰った。今思うとそれは超極上タイプのグレードのダージリンのファーストフラッシュ。でもそんなこと全く知らないから会社の人にその紅茶をあげる(っていうより配る)時にもそんな前置きなくその辺のみやげやの紅茶のようにあげちゃった。市場の紅茶やで買ったままであげてるからラベルとかなくただのビニール袋に入っていたし。でもね、紅茶の価値すらわからない私でもその紅茶だけはおいしくて、今でもその味を覚えてる。普段はコーヒーしか飲まないのに、そしてファーストフラッシュって言葉すら知らなかったのに、本当においしいものってラベルとかなくてもわかるんだって思った。10年前の私の誕生日、チトワンで象が川を横切る背後で、大きな夕日が沈んでいく風景を見ながら、自然はこの川の流れのようにゆったり、時に厳しく動いているんだって思っていた。日本の現実とその時間は対照的でものすごくのんびりしていて、同じ時間の経過とは思えないくらいのギャップがあった。忙しかったけれど公私共に充実してて毎日が一生懸命で楽しかった。まさか10年後イギリスにいるとはこれっぽっち考えもしなかった、あの時。ダージリンのファーストフラッシュを飲むとき、20代で一番楽しくて輝いていたあの頃を思い出す。でも今はその頃まったく悩まなかったような壁が自分を阻むことがある。そんな時友達は言ってくれた、「やまない雨はない」って。雨があって初めて大地は潤う。いつかこの雨が上がるとき、自分なりにいい笑顔でいれるようになりたい。そして30代の今、再び違った輝きを手に入れることができたらいいのにね。
2006年02月26日
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tirokuroさんより「春のガーデンにむけての苗作りは,終わりましたか。」という質問をいただきました。厳密に言えば春に露地植えする苗作り(=夏花壇用)になりますが、今までやってきた作業をまとめてみようと思います。■去年の夏花壇で使用していたものをpotにあげてグラスハウスで養生しているもの2005.09.22 夏花壇のカンナ掘り上げ2005.10.19カンナpotting2005.10.31ジャカランダ、グレヴィレア、コルディリネ potting2005.11.01ペンステモン 鉢をひとまわり大きくするメコノプシス シードトレーより鉢に植え替える2005.12.01ベゴニア ベッドより掘り上げ、Potting2005.12.02アエオニウム(aeonium)挿し芽フューシャ2005.12.15ダリア掘り上げ2005.12.16ダリアpotting2006.01.03アブチロン挿し芽■既に播種したベジタブルガーデンのための野菜類2005.12.16Celeriac monarchCeleriac balderBroad Bean2006.01.05Pea fortuneCabbage2006.02.10Onion Bedfordshire championOnion North horlland bloodred redmate■既に播種した花壇用草花、植物2006.01.05Digitalis grandifloraSilver leaf yellow Daisy flowerPawpaw(ポーポーの木)Chionochloa cospicua(大型のグラス類)Chionochloa flavicans大型のグラス類)2006.02.10Physalis franchetii(ホオズキ)Begonia F1 non stop mixedAgastache Golden Jubilee(アガスタキ ゴールデンジュビリー)Cleome spinosa colour fountain mixed(クレオメ)Salvia farinacea Victoria(サルビアファリナサセア)Grevillea robusta(黄花のグレヴィレア)Jacaranda mimosaefolia(ジャカランダ)Cobaea scandens(コバエア スカンデス紫花のつる性、1年草)Mina lobata(ミナロバータ 黄~オレンジの花をつける)Rhodochiton Purple bell vine(ロドキトン 紫花のつる性一年草)Helichrysum Silver mist(ヘリクリサム シルバーミスト)Cordyline Australlis(コルディリネ)Eucalyptus Globulus(ユーカリ)Datura Ballerina mix(ダチュラ) まだ書き落としてるものもあるかも知れませんが、雨の日、極寒の朝などを使って少しずつ挿し芽や播種作業をしてきました。ポットにあげたフューシャやダリアなどは既に地際から新芽がででます。上記にはあげてないけどニンジンはすでに露地に直接播種しました。豆類はフレームをかぶせた形で露地に既に植わってます。来月あたりから本格的に夏花壇用1年草の播種、プリッキグアウトが始まると思います。イギリスで始めて様々な種類の種を蒔いたりメカニズムを知ったり。日本では苗ばかり購入してたけど種を蒔いて増やすことが身近に感じるようになりました。簡単ですが一応報告まで。
2006年02月22日
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イギリスと日本のガーデンとの違いの1つに冬の時期のガーデンがあげられる。日本では「この時期なんにも花ないね~」とよく言ってたけれど、ここではそんなこと言ったことない。冬には冬の植物の見せ方があるから。それをとても強く感じたのはHillire Gardensに行った時。ここはイギリスで最も有名な、樹木を専門に取り扱っている所で、ガーデンとナーセリーから構成されている。特に今の時期、他の草花が少ないので樹木が持つテクスチャーやカラーはガーデン内の大きなポイントとなる。特にここはたくさんの品種の樹木が一同に集められてて、樹木を知らない人にも楽しめるように、その週の見所にはナンバーが付けられ、受付で説明のパンフレットを読むだけでも興味をそそられるのではないかと思う。樹木とグランドカバーを多く使って構成されてて宿根草や球根類もまだ少ししか咲いていなかったけどとっても楽しむことができた。日本でも新樹種がどんどん導入されているけど、私が望む新樹種は「コンパクトタイプ」のもの。Cornus のコンパクトの品種(alba?なんとかcompactataとか???、どの品種を指してるかわかった人がいたら教えてください!!!)とかRhododendron'olive'とか良かったです。そしてこっちでたまに見るのが小ぶりの花のサザンカ。どうして同じ名前なのにこんなにかわいいんだろう?↓ちなみにこれはトピアリー仕立今回見た中で気になったのはこの常緑の株立ち。日本では聞いたこともない名前なのですが Luma apiculata っていうので、幹肌も葉っぱの感じもいいんだけど 気になるのは原産がチリ-アルゼンチンってなってること。イギリスでも生育はしてるけど日本ではどうなんでしょう。AcerやらBirch(Betula)やら見たこともない幹肌の樹木もたくさん見ることができた。またそんな樹種を使ってWinterGardenが造られてて、同じ科の低木を1つのエリアにうまく構成してて、花期の違いとか樹形とか品種による違いとか見分けやすくて面白かった。ヒリアにいる友達と樹木を見てると短大時代がよみがえる。樹木アドベンチャーで名前を覚えてるとき勝手に名前を付けて、そっちだけいつまでも覚えててほんとの名前は覚えてない。今回彼女から聞いたのはPolylepis autralis(通称:ぺらぺらの木)たぶん"ぺらぺらの木"って名前だけずーっと記憶に残ることでしょう。基本私たちが会話してるとき学校の中の目印は全て植物。目線がいつの間にか一緒ってこと?しばらくは毎週どこかのガーデンに行く時間が続きそう。私は今の時期のガーデンが大好きです。
2006年02月21日
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今朝一番の作業は、金曜日レクチャーで使われたスイセンの花の切り戻しと移動作業。ものすごい芳香に包まれながら、(週末締め切りの教室に置かれていたため)「あーほんの4時間のレクチャーのためにあたしこの管理ずーっとやってたんだ」ってちょっと悲しくなった。翌年のための球根を育成させるため咲いた花は全て切り戻し。大きなバケツ2杯分のスイセンが収穫(?)できた。その後は先々週、先週に引き続きMixBorderのForkingとWeeding。最近はセダムやらへメロカリスの仲間やらエレムルスやらいろんな芽がひょこひょこ出てきてて、油断してるとうっかり踏んづけちゃいそうで慎重に作業しないといけない。私的に紛らわしかった雑草と言えばシギタリス(上)とバーバスカム(下)最初は見分けつかなかった・・・今日でここでの生活の丁度折り返し。あっという間の5ヶ月間だった。あと残り5ヶ月。負われるものもなく、自由な時間が過ごせるなんて一生で今しかないかも。学校戻ったら課題に追われる生活になっちゃうもの。それではもう寝ようかな、まだ夜9時過ぎだけど。おやすみなさい。
2006年02月21日
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昨日は本来冬期クローズのヒドコートマナーガーデンのWinterOpendayだった。前から冬のヒドコートに行きたいって言ってた友達と、冬のガーデンの姿を見にコッツウォルズに出かけた。朝はものすごい霧に包まれていたコッツウォルズ丘陵だったけど、着くころには突然霧がキレイに晴れて、憂鬱な冬を全部包み込んでしまいそうなくらいの青空と太陽の陽射しに包まれて、最高のガーデン&ドライブ日和に恵まれた。これでヒドコートに行くのは4回目。初夏は美しいカラースキームを、晩秋には紅葉と秋の宿根草の姿を楽しんだこのガーデンの冬の姿は、スノードロップスやクロッカス、エランティスが咲き、冬だからこそ目に付くものが数多く印象の残る庭だと思った。ヘッジで区切られたガーデン内の宿根草からは小さな新芽が芽吹き、春を待ちわびる姿をたくさん見ることができた。花が少ないこそ感じる、舗装材や建物の存在感、ヘッジやトピアリー、そして流れや池に映る影までが印象に強く残った。敷地のはずれから眼下に広がるコッツウォルズ丘陵を見ているとき、うちから2時間足らずでそこに行ける所に今自分がいるんだって思うと、本当に贅沢な時間を過ごしてるんだなあって感じた。昼はガーデンのはずれにある太い木の下枝に座ってお弁当(めちゃくちゃお袋弁当だけど)を食べ、典型的イングリッシュガーデンにいながらにしてここ日本?って感じで そのアンバランスさがなんだか私的にはおもしろかった。ガーデンを見た後はボートンオンザウォーターに出てバリバリ観光をし、パブに寄ってギネスを飲んだ。たくさんの日本の思い出話をし、過去のことを考えながら自分が今はイギリスで生活してるんだってことを再確認した一日を過ごした。今日は久しぶりのうちでのオフタイム。年明けから動き続けてちょっと疲れ気味なので1日電話したりメール打ったり。明日からまたお仕事がんばります。
2006年02月19日
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2月12日、記念すべき33歳のお誕生日、私が今まで行ったガーデンの中でWinterInterestを見るならここ♪っていうガーデンに行くことができた。ケンブリッジの中心地から車で20~30分のところにあるAnglesey Abbeyではこの時期カラーステムやカラーリーフで構成されているウィンターガーデンやスノードロップスやエランティスを見ることができる。エランティスはまだ蕾だったけど、スノードロップスはたくさん見ることができた。このガーデンはスタチューがあっちこっちにあってその存在は場所によってはちょっとおっかない。夏はダリアがすばらしいらしいので今度他の時期も訪れてみたいと思っている。 私にとってここは幼い頃読んだ本の世界。ロシアの児童文学「森は生きている」の4月のお兄さん(森の妖精です)が主人公の女の子のために年末、雪の森の中でスノードロップスを咲かせてあげるのですが、子供のころ思い描いていた「森は生きている」のあの世界がここにはある。私1人で勝手に感動してて、ついでにいろんな人に勝手にこの話を説明しまくってるけど(←ただのありがた迷惑)今のとここの話誰も知らないんですけどね。去年も2月上旬、同じカレッジの園芸を専攻してる女友達3人でここにやってきた。1年ぶりに行ったのに、ふとしたところで1年前の記憶が突然よみがえり、会話の内容まで思い出してしまってなんだかそれがものすごくおかしかった。日本にいる頃からスイセンは好きだったけど、イギリスに来てスノードロップスが大好きになった。この時期まだ冷たくて湿った土の中からたくさんの清楚な姿が現れる。プロパゲーションしてまで増やそうって思える大好きな花。日本ではたくさんの種類を見ることはできないと聞いたので、これは自分で増やすしかないって考えてる。最後みんなと別れるとき、誕生日プレゼントをもらった。クラスメイトからはスイセンの入った寄せ植えのバスケットを、夏にいたガーデンの人たちからは麦藁帽子を。お気に入りで真冬もかぶり続けていた私の麦藁帽子の頭の部分が外れてしまって、購入したくても同じものが手に入らず、壊れたまま使い続けていた。そしたら全く同じものを準備してくれてて、ものすごく手に入れたかったものだったから本当に本当にうれしかった。大好きな場所で大好きな人たちといい時間を過ごすことができてとってもうれしい誕生日を過ごすことができた。この一年は自分のために、自分の精一杯でがんばろうと思っている。今まで限界を感じるまでがんばったことってなかったけど、今年は自分から逃げないでやってみるつもり。今までのイギリス生活で正念場になるだろう。前の会社の先輩に何度も言われた「初志貫徹!」って言葉、今の私にはとても大きく感じているけど、その重圧に負けないでやっていこうと思う。昨日はヒドコートマナーのオープンデーに行ってきた。続きは次のブログにて。
2006年02月19日
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最近パソコンの調子が悪く、金曜の夜ブログ更新を決意したのにもかかわらず、尻切れトンボで終了。来週日本に送って修理を出す予定にしています。先週末の土曜日、バーミンガムの側にあるAshwoodNurseryへ行ってきた。ここは多くのヘレボラス、そして花木類、球根類、ハウスプランツを取り扱っている。またガーデンセンター、モデルガーデン、レストランも併設していて、ここにいるだけで多くの情報を得ることができた。 この日は、ヘレボの交配を中心としたレクチャーが開催され、いくつかのグラスハウスをまわりながら、交配の仕方、母種に適した種類の説明、播種してからの生長過程などの説明を聞くことができた。ヘレボに多くの花の色と形があることに驚き、露地植えだけじゃない使い道があるんだろうと感じた。自分が植栽計画をするとき常に考えるのが経年変化。まったく知らない人がデザインしていることが日本では多い。今回はヘレボの他にもシクラメン、スノードロップスなどWinterInterestを中心に、自分が知りたかった植物の経年変化を把握することができた。この後はバーミンガム植物園へ。以前ここで働いていた人の紹介でストックヤードの方まで見ることができた。観光で来ていた頃にはこんなことはできなかったし、考えもしなかったって思って、こういう機会がもてる今を大事にしようって思った。夜はNewMordenに出てコリアンフード食べてきた。NewMordenに行くたびに、ご飯のあと行きたくなるのがクリスピークリームのドーナツ。ここ1年でイギリスのあちこちで見るようになったこの店の揚げたてドーナツを食べたくて、いっつもトライするんだけど時間が遅くて今回も食べれず・・・2年前の誕生日、私はハワイに行った。(24時間かけて)前の会社の同僚からマウイにクリスピークリームができたって街で盛り上がってる~って話を聞いて、どんなとこだろうって言いながら食べたのが初クリスピークリーム。あの時はdozenでなんかドーナツいらんしって思っていたのに、今じゃ、dozenの方がお得だよって言えるようになってる。翌日はケンブリッジへ。続きは次のブログにて。
2006年02月19日
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ブログupしなきゃって毎日思いながら2週間が過ぎてしまいました。この2週間、仕事とガーデン巡り、そして体調を崩したりといった感じで、ばたばたと時間が過ぎ去ったって感じ。今日は金曜の夜なので夜更かし覚悟でupしようと思っています。2月になってイギリスは寒波がちょっと落ち着いていて、朝の通勤時霜をほとんど見ていません。日を追うごとに通勤時自転車のライトを付けなくても平気になってきて、ガーデンを照らす陽射しも心持強くなって来てるようにも感じていて、春はもうすぐそこまできてるのかなあって感じる今日この頃です。ここ2週間で行った作業は、MixBorderのフォーキング、除草、クライミングローズの剪定、サマーベッドやベジタブルガーデンの為の種まき、そしてプリッキングアウト、園内の木製ベンチにオイルを塗るためのブラッシングなどなどなど、いろんなことしてました。 中でも種まきはやっぱり楽しい作業。日本にいる頃は、現場に植えつける一年草は全て購入していたけれど、ここでは全て種から育てます。1月に撒いたビーンズは既にフレームをかぶせて露地植え完了。キャベツやセルリアックもグラスハウスで順調に育っています。一週間前にオニオンやら、サルビアファリナセアやら10種類以上の播種をし、昨日早速サルビアファリナセアのプリッキングアウトをしました。これから春は死ぬほどこの作業が待ってるよ♪ってJuliaに言われました・・・ 毎週金曜日はここの大学生の実習があります。時々生徒のための準備をするのですが、今日はスイートピーの種まきと春咲き球根のついてということで、今まで100鉢以上育ててきたスイセンをグラスハウスから教室に運び並べる作業をしていました。今日のこの授業のために秋から私はずーっとスイセンの作業をしてきたので、今日にあわせて咲きそろった花を見て感慨無量。すべて違う品種でそれはそれは見事で、一見何かのコンペティションのようでした。秋に前年度の球根を全て鉢からあげて、分球、土の入れ替えをし、全て鉢に植えつけ直した後プルンジング(鉢の上に砂をかぶせて発芽させる)、発芽したら今日にあわせて生長させるため全て掘りあげてグラスハウスにその鉢を移動。グラスハウスによって温度が異なるため、花芽が付いたら気温の低いハウスに随時鉢を移動させ、生長とともに支柱をし・・・この5ヶ月間何かしらスイセンに携わってきてたので、本当に今日はうれしく感じました。2週間分の作業を1回で書くことはできないですね、やっぱり。でも週末ガーデンやらナーセリーやら行っててそれについても書きたいので、ひとまずここで一区切り。
2006年02月18日
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先週の日曜日、イギリス最大規模の盆栽専門のナーセリーに行ってきました。イギリス盆栽業界(?)においてはパイオニアであるナーセリー。オーナーはPeter Chan という人でチェルシーフラワーショウでゴールドも取ったことがある実績を持っている。ここで日本人が働いていて、その人を訪ねに行ってきました。彼は京都で職人として5年間働いていた人。そんな彼の手にかかれば、どーしようもない松もご覧のとおり立派な仕立物によみがえることができる。 日本の技術の細やかさと計算された美しさを感じて、改めて日本の文化の良さを実感しました。そして「ここは日本???」と言うくらいたくさんの盆栽があり、多くは日本から輸入されているものでした。他にも資材やツールも販売され、中でも私がうるうる来そうになったもの・・・赤玉土!!!も~久しぶりに見て胸がときめきました。他にも日向土やらなにやら、見覚えのあるものがたくさん。あー、日本だ~ってうれしくなっちゃいました。イギリス人は想像以上に日本の文化に興味があります。ガーデンにおいてもそう。でもJapaneseGardenだかChineseGardenだかよくわかんないのを見ても「Oh! fantastic!!!」って感動してるけどね。こんなに外国の人が日本の文化に興味を持っているのに実は日本文化について満足に説明できないことが多い。日本庭園についても同じことが言える。まあ、庭園史とか灯篭だのつくばいだのずーっと昔に講義は聞いたけど、今自分で据え付けろって言われても絶対できない・・・はずかしい話です。
2006年02月04日
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毎月1回Wisleyに行くこと。これだけは、渡英したときから継続していることです。毎月様々な姿を楽しませてくれるので、何度行っても飽きることはありません。先週の土曜日、去年まで学校で一緒だった友達と今年初Wisleyに行ってきました。既にスノードロップやクリスマスローズが開花し、クロッカスやスイセンの芽がにょきにょきしていました。最近思うのですが、1月上旬のガーデンの主役はロビン(おなかがオレンジ色の小鳥で、クリスマスのシンボルにもなっている)かもしれません。2月上旬になると春咲きの球根類のシーズンになるけれど、1月中は数種類の低木の開花、もしくはウィンターガーデンって言う中で、休憩時間何を目で追っていたのか考えたら、答えはたくさんの鳥達でした。この時期、特にバードフィーダーの存在が重要。ひっきりなしに飛んでくるたくさんの鳥とそのさえずりに耳を傾けることができます。2007年春にオープン予定のグラスハウスの工事でロックガーデンとワイルドガーデンの間で大規模な園路拡張の改修工事が始まっていました。私の夏の思い出が消えていくようでちょっと悲しくなりました。あそこで切り戻しや池掃除をしたのが幻になってしまいそう。去年の夏、本当に毎日が幸せだったもの。ついこの前までは友達とメンテナンス話をすることは少なかったのに、今みんなガーデンや造園会社で働いているので、会話も自然に剪定時期やらメンテナンスのことが中心。こうやって同じような環境で一緒に生活をして同じものを見てきている友達は、私にとってとっても大きな財産だと思っています。マグノリア類の蕾が大きく膨らみ初めてます。あと1ヵ月もしたらマグノリア祭り(?)開催です!
2006年02月04日
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イギリスは冬真っ只中。最低気温-1℃、最高気温1℃といった感じで気温差がほとんどないので、朝のどんより寒い感じが一日中続いているといった感じ。気分も天気もgloomyです。今週は、クライミングローズの剪定、鉢植えのスイセンの支柱、ミックスボーダーの掃除やら、ブランブリングやら、作業内容もどんよりしてました。ブランブリングは痛いけど、体が温まるので○。グラスハウス内での作業は◎。天気が良ければ楽しいバラの剪定ですが、こう寒いと勘弁してって感じです。 ▲これは仕事が始まった9月より地道に改修を繰り返してきたオータムバンクです。私が来た時は草ぼうぼうで見たとき正直唖然・・・▼去年の9/20はこんなだったんです 全ての雑草を抜き、植え込み地に盛土・マルチングを、宿根草や低木を伐採・切り戻しをし、やっと整地された状態になりました。おととい、Juliaが園路部にマルチングをしてひとまず現在この状態です。このマルチング材ですが、これはBonfireによって生み出された灰なんです。山のようにあった伐採して発生した枝を延べ3日間燃やし、1/20かそれ以下の灰になりました。雑草の種が一切入っていないのでとてもいい補充用の土壌になります。今後一度転圧すると話していました。今回このマルチングを見ていて、自然がこうやって土に還っていくんだって感じました。人が手を加えると人工的になってしまうことが多いけど、自然の力を最大限に活用して資源を有効利用していくことは、日本で緑地管理をしていく上で今後更に必要不可欠であり最重要課題だと思っています。実際には現場で焼却は禁止されてるので同じことはできないですけどね。来週はお日様が顔を出しますように。
2006年02月04日
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tirokuroさんより下記のようなご質問がありました。チッティングというのは,肥沃な土地でないからですか。球根などと同じで,実に養分ががふくまれていないのでしょうか。発芽のための温度不足と言うことは,考えられないのでしょうか。ヘッドガーデナーより答えをいただいたので紹介します。チッティングをすることで、生長が早くなるというのが答えです。芽が出ないということではありません。イギリスの土はtirokuroさんからの質問の通り、温度が低く常に湿っていて3月に植えつけたとき発芽に適した温度ではないそうです。なので二期作目はチッティングしてもしなくても問題ないようですが、特に一期目に対しては重要なプロセスになります。質問を頂けて自分にとってもいい勉強になりました。今後も何かあったらご意見や質問お待ちしています。
2006年01月27日
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今日は1日寒かった。久しぶりに背中にカイロ張って過ごしました。今日もブランブリングかと思っていたら、木にからまったホップの枯れたツルを取り除く作業でした。これが、結構手間のかかる作業。で、なおかつスコップは使わないから寒くて寒くて。絡まった木がバラやらメギやらなぜか刺のついたものばかり。久しぶりにぶつぶつ言いながら作業していました。その中でハニーサックルのブッシュの中から大量にはびこったホップがあって、果敢にも(?)四つんばいになってゴソゴソと作業をしていたら鳥の巣をみつけた。地面に近い目線でずっと作業していると目線が子供の頃に戻った気分になる。なんだがものすごい宝物を見つけた気分で、そしてそこにも1つの生態系があるんだって感じて、なんだかほんわかした気分になった。その後は宿根ボーダーのセダムの切り戻し。他の宿根草は去年のうちに全て切り戻しだけれど、セダムは花が終わった後も草姿が美しい。特に霜が降りた朝のセダムはきらきらと光って神秘的は感じにさえさせる。多くの宿根草の切り戻しのうち一番すきなのはこのセダム。それは根元の新芽がお行儀良く並んでいる様子がとってもかわいいから。新しい命がこれでもかってかんじで生まれていて切ったとたんにこんにちはってご挨拶されてるみたい。そんな作業をしていたら、夏から毎日使っていた麦藁帽子がずたぼろになり、とうとう頭の部分がほぼ取れてしまった。こんな冬の時期どこにも同じ帽子売ってない・・・明日もブランブリングかな。ではおやすみなさい。
2006年01月27日
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朝ヘッドガーデナーのJuliaより「昨日は-3℃だったけど今日はたったの-1.5℃!。だから朝から外でブランブリング♪」という温かい(涙)お言葉をいただき、ほとんど1日ブランブリングだのサッカー(ひこばえ)のカッティングやら、体があったまる仕事をしていました。途中英語のクラスで2時間中座。春のタームになって初めての英語のクラス。アカデミックスチューデントの皆様とのスピーキングクラスは聞いてる分には楽しいけど、話すとなると自己嫌悪。夜ちょっと悲しくてうちでビール飲んじゃいました。では今日もお仕事いってきます。
2006年01月26日
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今朝のイギリスは予想通り霜が降りていました。今日も昨日の続きでブランブリングかと思っていたら、「寒いから10時まではポッティングシェッドで作業しててね♪」という暖かい指示が。今朝は1/6に播種したジギタリスをシードトレーに移植する作業の他にチッティング(Chitting)という作業をしました。最初はぴんと来なかったこの言葉。なぜなら日本でこんなことしたことなかったからです。作業内容はただジャガイモの種芋をトレーに並べるだけ。でもこれはイギリスでジャガイモを育てる上でとても重要なプロセスのようです。通常日本でジャガイモを育てる場合は露地に直接種芋を植え付けますが、日本のように肥えた土ではないイギリスでは露地植えする前に発芽させる必要があります。発芽させるために購入した種芋をトレーなどに並べ風通しのいい室内に置いておきますその時根が出る場所を下に、芽の出る方を上に向けて置くことに注意。6週間程度で芽が25mm(1インチ)になったら植え付けます。今朝私が暖かい室内で作業してるとき、ヘッドガーデナーのJuliaは屋外で作業していました。すごく気を使ってくれて本当にいい人とめぐり会えたと感じています。明日も寒くなるのかな。今週はブランブリングウィークになりそうです。
2006年01月25日
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イギリスは日本と比較して雑草が少ないといううれしい事実があります。でも、ないわけではないんです。私が思うに特にやっかいものの代表として上げられるのが「ブランブルBramble(Rubus rosanthus)」というキイチゴのような植物です。 ▲Bramble(Rubus rosanthus)何がやっかいって、勢い良くシュートがでるので、あっと言う間に草花やら低木やら覆い隠してしまって、日本でいうヤブカラシがもっと立派になったような感じの存在なんです。雑草というだけあって、実生で増えるは、シュートの先が地面に付こうもんならそっち側から根っこは生えるは・・・何よりもむかつくのは、こいつら刺を持ってて扱うのに一苦労。キイチゴの仲間の癖に常緑低木のブランブルは、冬になると落葉樹の木の下で特に目立つ存在になります。昨日はそんなブランブルを一日中伐根していました。ヘッドガーデナーから「今日はブランブリングね!」と言われたのですが、この作業名は正式な言葉ではなく内輪だけで使う言葉かと思います。でも、言いやすいので今後は使って見ようかと思っています。家でシャワーを浴びたとき腕と足にたくさんの赤い点やら、引っかき傷やら・・・今日もブランブリングかなあ・・・朝寒いときにはいいウォーミングアップだけど、痛いのはいやだなあ。今日は久々の氷点下みたい。ふぅ。ではお仕事行ってきます。
2006年01月24日
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週末は友達が働いているウィンザーグレートパーク内にあるバリーガーデンとサヴィルガーデンへ行ってきました。今はハマメリス(マンサク)が満開!黄花の花木を見ると春を感じます。マグノリア(特にコブシ)のつぼみも膨らみ、球根類の芽があちらこちらから顔をだしていました。天気もよくて、ガーデンにいるだけでたくさんのエネルギーをえることができました。▲ウィンターガーデンサヴィルに素敵なウィンターガーデンがありました。大きな面積ではないですが、カラーコンビネーションとバランスがとてもよかったので写真を載せておきます。ウィンターガーデンとはCoruns、Rurbus、カエデ類などのカラーステム、ヒマラヤユキノシタ、コクリュウ、シキミア、ニューサイランなどの低木、グランドカバープランツなどの葉色やテクスチャーを組み合わせた冬にしか見ることのできないガーデンです。来週末は今年初WisleyGardenに行ってきます。ではお仕事行ってきます。
2006年01月23日
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今日は土曜日♪朝まだ暗い7:00からジョギング(半分散歩みたいな・・・)して、普段は朝が辛いのに、なぜか休みの日になると目がしゃきっと冴えるのはなぜ???昨日はおとといに引き続きひたすらエッジカッティング。この時期は、ベッドのラインをきちんと整えるって意味も兼ねてこの作業をするので、普段の3倍くらい時間がかかった。暖かい日が3週間近く続いて、エッジカッティングしてて、デージーやヤロー他の芝の中の雑草も日に日に生長していくのがわかる。Sarcococca confusaやLonicera fragrantissimaが風にのって上品な匂いが春を感じさせる。誰もいないガーデンで天気がいいとそこいら中で飛びまわるリスたち、作業してる私のそばによってくるロビンたち、そんなものを見ていると単調な作業だからこそ、自分の周りのいろんなものに五感が働くんだなあって感じる。昨日、このガーデンで初めて物を壊した。昨日壊したのは畑に設置してあった苗を保護するガラスフレーム。ほんといろんなもの壊すんだけど、夏Wisleyではグラスハウス(ストックヤードのです!!!)割って壊したし、以前ホームステイしてた家では8ヶ月で3つティーポット割ったし。注意散漫なので、気をつけないと・・・昨日ふと感じたことが。私が一番好きな花をひとつあげるとしたら迷わずスイセンと答える。それを神様は知ってるのかどうなのか、去年の夏Wisleyにいるときから常にコンスタントにスイセンの管理をしていることに今更のように気付いた。今までの作業について「スイセン特集」を今度組んでみようかな。日本にいたとき、たしか2001年。あの時私は「スイセンイヤー」を自分で勝手に決めて、開花期の早春の時期、時間を作って見に行った。房総、淡路島、そしてイギリス。寒さの中で凛と咲き誇り、芳香を香せて人々を魅了する姿、そして、たくさんの強健種があり病害虫に強くて、たいした手間もかからない。冬寒い時期の存在感、そして強く生きる姿が私の心をいつも感動させる。既にイギリスのスイセンも芝の中から顔を出している。今はスノードロップの時期がはじまったところ。今日はハマメリスを見にVallyGaedenに行ってきます。
2006年01月21日
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イギリスはMildな気温が続いています。今日も10~12℃。一時の極寒はどこへやら。今日はローズガーデンの芝のエッジカッティングをしていました。普段はカットするだけですが今日はHoeを使ってエッジを作っていたので時間がかかるは、背中と肩がいたいわ、地味な作業のわりに案外疲れた一日でした。昨日のバラの剪定についてrosypeachさんよりコメントどうもありがとうございました。昨日私が剪定したのは全部で16株15品種。品種名を列挙してみます。"Sympathie"(HT/CL)"Altissimo"(CL)"Banty Bay"(CL/HT)"Pink Perpetue"(CL)"Highfield"(CL)"Schoolgirl"(CL)"Breath of Life"(CL/HT)"Compassion"(CL/HT)"Ellinor Legrice"(CL)"Golden Dawn"(CL/HT)"Iceberg"(CL/F)"Madame Alfred Carriere"(N)"Galway Bay"(CL/HT)"Leaping Salmon"(CL/HT)"Dublin Bay"(CL)書いといて無責任ですが、このうち知ってるのはIcebergのみ・・・3月にマルチングを行う予定です。10年近く前、現場でバラを初めて扱ったとき、何も知識がないのにスタンダードタイプのバラを勝手に剪定して、普段怒らないスタッフがちょっとむっとしてたのがついこの前のことのようで思い出してしまいました。そして初めてイギリスに来たのが1997年。リージェントパークでバラの匂いに包まれた時からバラが好きになりました。日本と比較して温暖な上に湿度が低い気候なので、今後病害虫が出にくいのではと思っています。今後、バラの管理についても少しずつupしていこうと思います。今週もあと1日。明日1日がんばります。
2006年01月19日
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先週末の土曜日、短大の同級生DENOがイギリスにやってきたので久しぶりに会うことになりました。彼も植物園で働いていて、今回は仕事の一環でイーデンプロジェクト、Heligan、WisleyGarden、Kewを周る研修でイギリスに来たとの事でした。土曜の午後、研修一行に合流して、Kewの近くのあるサイオンハウスというところに行ってきました。ここはロンドン近郊のテムズ川沿いに広がるサイオンパークの中に、サイオンハウスがあります。16世紀にサマセット公爵邸として建てられ、18世紀にノーサンバーランド公爵が、今あるサイオンハウスと庭園を改修しました。 残念ながら冬期でサイオンハウスは非公開になっていてガーデンしか見れなかったけれど、見ごたえは十分。宮殿のようなつくりの大温室のある庭園には、きちんと刈り込まれたトピアリーと緑の芝が美しく映えていました。また園内はさまざまな生態系が見られ、たくさんの動物や鳥を観察することができました。残念なことにデジカメの充電が足りなくてこの週末一枚も写真がない・・・DENO、これを見たらSyonHouseの写真送ってください!!!デリケートな(?)彼はイギリスで体調を崩してしまい、ロンドンでの夕食は日本の定食屋にいくことに。そこで普通にご飯食べて話したあとに外にでたら、英語話してる人がいっぱいいて、そこがイギリスだってこと忘れてる自分がいました。DENOに会ったのは出国前だからもうかれこれ2年以上前。学生時代の友達に会うときは時間の全てを忘れることができます。今月久しぶりに研究室のみんなで会うとか。あー私もみんなに会いたいな。この日、Kewの近くにあるTheNewensという有名なティーショップに行ってきました。ここのスコーンがおいしいって評判で、試しに食べることに。甘さ控えめで、クロテッドクリームとジャムがぴったりマッチする手作りの味で、本当においしかった。Kewには何度も行ってるのに、SyonHouseもこのティーショップも初めてで、まだまだ開拓する場所がたくさんあることを実感した日でした。そしてこのあとは別の友達と合流してロンドンのクラブへ。朝までクラブにいて、その後食べたパニーニがおいしかった♪日曜日は友達の家で仮眠してからブリックレーンとスピタルフィールズマーケットへ。夕方、ブリックレーンで有名なベーグル屋さんに行って、ベーグルの他に友達に勧めれられてチーズケーキも買った。そのチーズケーキが日本の味がしておいしいの。こっちのって見た目はいいけど、すっごくあまかったり、砂糖がジャリジャリしてたりすることがあって、久しぶりに食べた食べやすいおいしいチーズケーキだった。ガーデン行って、友達に会って、クラブ行って、お買い物もして、おいしいもの食べて 大充実の週末を過ごしました。今度の週末はハマメリス友の会(?)開催します。初春の花木の季節がやってきたので、ガーデンめぐり再開です。→追伸DENO、データどうもありがとう。早速添付させてもらいました!!!
2006年01月18日
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日頃、まったくサッカーに興味のない私ですが、昨晩突然サッカーの試合を見てきました。わが街ReadingにWestBromwichがやってきて FAcup第3戦の再試合が行われたんです。ニュースをチェックしたら最近稲本選手が試合に出てる感じだったし、前日思いついて、仕事の後スタジアムにチケットを買いに行き、昨日突然行ってきたというわけです。結果から言うと2-2で引き分けのあとエクストラタイムでReadingが1点ゴールして3-2でReading勝利!!!個人的にはものすごく稲本選手を応援してますが、やっぱ地元チームを応援してしまいました。途中Readingのゴール前でイエローカードを出される場面もあり、さすがにその時はちょっと微妙・・・Readingサポーターは喜んでる訳で、でもちょっとかわいそうだった。以前フラムにいた頃試合を見に行ったけど、その時は試合時間中ずーっとウォーミングアップしてる姿しか見れなくて、試合してる生の姿を初めてみました。ほんとにすっごくいい動きだったし、なにより彼がイギリスで結構長い間がんばってる姿を見てすごく勇気付けられました。スタジアムの興奮に包まれる感じはサイコーです。またReading応援しに行ってきます。そして中田も見たいからボルトン試合も行ってこようと思っています。次は先週末のこと書こうと思います。
2006年01月18日
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仕事帰り、大学の図書館に来ています。毎日、ブログ更新しなきゃって思いながら夜になると寝ちゃうので今日は学校の図書館で更新してからうちに帰ります。年明けからイギリスは暖かい日が続いています。朝強い霜は1回しか降りてないし、日中気温が10度近くあって、ついこの前まで硬く閉じていたバラの小さな芽が少しずつほころびはじめました。 昨日と今日の2日間、クライミングローズの剪定をしました。剪定自体は難しくなくて付け根から数えて2ないし3つ目の芽までを残してカット。作業してて思ったのですが、葉芽とシュートになる芽って何か違いがあるのでしょうか?それとも全ての芽から花芽がつく枝がでてくるのでしょうか?どなたかお判りの方がいらっしゃったら、教えてください。気づいたら作業中、本当に花が咲くかなあ、とか 変な方向に枝が伸びたらどうしようとかずっと考えてました。こうやって、バラの虜になっちゃうガーデニングファンが増えることを実感。他の作業の時、こんなに思い入れを入れて作業してないかも。バラが咲いたら絶対写真Upします。2日間誘引を兼ねてこの作業をしたら分厚い皮の手袋の甲斐なく、手には引っかき傷だらけ。でも棘なんか作業中は気にならないし、なによりもイギリスでバラの剪定をしてる自分が、なんだかすごくうれしくて、イギリスのガーデンで働けてよかったってずっと思い続けていました。では、今日の作業についてはこれまで。Upしてない分、今日はいっぱい書くつもりです。
2006年01月18日
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今まで日々の作業内容についてあまり触れてなかったけれど、できるだけ今年は書いていこうと思います。今日は久しぶりに強い霜が降りてガーデンが真っ白。あー寒い中作業かぁと思いきやJuliaが、煙を吐く煙突を見上げ「今日は風向きがBonfireね」と。今日は微風な上に、風向き最高、そして天気もよく朝から枯れ木や伐採した枝などを1日燃やし続けた。全てに霜が降りてる状態なので朝火をつけるまでい少し時間がかかったけれどついてしまえばがんがん燃やすのみ。山積みした植物に火が付く時って炎に勝った気になる。積みかたがうまいんだって。逆にうまく燃えないとすごくいらいらするけど。いつもJuliaはわかりやすい指示で的確なことを言ってくれる。そしてよく働く。要領がいい上に、力持ち、そしてイギリス人とは思えないほど時間まできっちり働く。そして優しくて、厳しくなくて、無理も言わない。今日、太い枯れ木を燃やす場所まで移動しようとずりずり引っ張っぱろうとして、でもそれがすごく重くて動かせないでいたらスタッフから「のこあるわよ」って一言、それも遠くから見て大きい声で。普通だったら叫ぶだけじゃなくて手伝うとかするんじゃんって言いたくなった。Juliaだったらそばまで来てくれて、指示するとかするとか、手伝うとか、してくれるのに。普段心地よく作業させてもらっているから今仕事の不満がないんだって気付いた。普段つきっきりでそばにいてもらってるわけじゃない。彼女はここで手伝って欲しいってタイミングやその指示が的確。私が目指したいヘッドガーデナーだ。話は変わって、1/6に撒いたキャベツが1/11には既に発芽していた。発芽の早さにびっくり。今日チェックしたら同じ日に撒いたPea fortuneも発芽開始。明日もBonfireの続きから。ではおやすみなさい。
2006年01月13日
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Readingでの仕事が始まって10日余り。大学には学生が戻ってきて、ホリデー前の活気が戻ってきた。最後まで葉を残していたTurkey oakがホリデーの間に全て落葉してこの時期になって最後の落ち葉掃除に追われている。毎朝白い息を吐きながらガーデンのゲートの鍵を開けに行くとき冬真っ只中だと感じつつも、植物を見ていると既に春の準備を始めていることに気付く。スノードロップのつぼみが膨らみ、スイセンの葉が芝の陰からにょきにょきと顔を出し、あと数日後からは私が1年で一番好きな春咲き球根類の季節が到来する。週末は、久しぶりに学校に行って課題を提出してきた。9月から始まったワークプレイスメントの報告書。改めて3ヶ月半の作業内容を振り返り、写真をチェックしてみると、短い間にたくさんの経験を積んでいるんだと実感することができた。久しぶりに学校で友達とゆっくりコーヒーとタバコを片手にたくさんおしゃべりができた。そして友達がご飯を作ってくれた。1人で食べると味気ないチャーハンが友達と一緒だとこんなにおいしいんだって感じた。図書館で 数ヶ月前にはそこでクラスメイトと座っていたことや、図書館を出たところで友達の後姿を思い出したりして、建物は何も変わっていないのに あの頃の全てが幻のような気がしてちょっと切なくなった。次回は、Readingでの3ヶ月間を振り返ってガーデンでの作業をまとめてみたいと思っています。
2006年01月12日
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思えば1週間前の今日、私はヴェネツィアのサンマルコ広場で年越しをしていた。なのに既に仕事が始まり、あの時は遠い昔のことのよう・・・年末ドバイから一度ロンドンに戻り、そのままその足でヴェネツィアに向かった。初日着いた時には既に日が落ちていて、ひとまずヴァポレットに乗ってサンマルコ広場に向かった。イルミネーションの中に浮かび上がるサンマルコ寺院はとても幻想的で、私を物語の中の異空間に誘い入れた。翌日は朝から街を散歩して歩いた。歴史のある街並みは人の匂いや息づいた文化を感じさせ、私は再び物語の世界に迷い込んだ。古びたレンガ、角の取れた石畳、モルタルが剥がれた壁、窓の鉄格子、教会の鐘の音、水辺で荷物を運搬する人々、窓の外に吊るされた洗濯物・・・何もかもがヴェネツィアを演出してるものに思えてその調和が異空間を創り上げていた。沈む夕日を眺めているとき、自分の存在について考えていた。2年過ぎたイギリスでの今年の自分がどうあるべきか、たくさんの人たちに支えられ助けられて生活しているって再認識しながら、今しかできないことをくいのないようにがんばろうって思った。自分で自分を認められる人間になろうそれが今年の目標。相当自分にとっては難しいことだけど今やらなくていつやるの?って気持ちでやっていこうと思う。遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。
2006年01月07日
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rosy peachさん、コメントありがとうございます。せっかくなのでホテルのお話を少ししたいと思います。私が泊まったのはジュメイラビーチホテルというホテルでした。ホテルにはビーチ、プール、ジムなど至れり尽くせりの設備付きリゾートホテルでした。▲こちらがお部屋▲窓の外にはプールとビーチが広がっていましたここは5つ星ホテルでしたが、お向かいのヨット型のこのホテルはいまやドバイのシンボルになっているバージュアルアラブです。ここはな、なんと7つ星ホテル☆☆☆☆☆☆☆。フロントがなく、宿泊客は直接部屋に行くことができます。全室スイートルーム。アメニティグッズはエルメス。そしてここはホテルへ入るのにも入場規制がありました。アフタヌーンティを予約して行ってきたのですが、ホテル手前の橋を渡るときリザベーションカードをきちんと見せないと通行すらできませんでした。いつかバージュアルアラブに泊まってみたいわぁ。そしてこの後ヴェネツィアでは、現実に戻った宿にとまりました。ドバイは夢の世界だったって思い知らされた・・・次回ヴェネツィア旅行記upします。
2006年01月05日
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12月19日から9日間、おねえが住んでいるドバイへ行ってきました。日本から母親が来て、私はイギリスから行って、久しぶりに家族と長く過ごすことができました。最初の3泊はちょっとリッチなリゾートホテルに宿泊。部屋に行くにもチェックが入る厳重なセキュリティにはびっくりしました。アメニティグッズはブルガリだし、シャワーの水量は十分すぎるくらい出てくるし、ルームサービスのフルーツは毎日たっぷり。青い空と海を眺めているだけで本当にうれしかった。おいしいご飯食べて、ビーチに行って、ジム行って、部屋でテレビ見て(NHKが見れた!)ドバイリゾートを満喫しました。その後、おねえの家に泊まり、市内ツアーやらデザートサファリやら参加したり、アイススケートしてみたり、ジムやらプールやら行ったり。なによりもうれしかったのは上げ膳据え膳だったこと。朝起きたらご飯が出てくるし、買い物行かなくても掃除しなくてもいいし。そして人と食べるご飯はやっぱりおいしい。ドバイは1969年に石油が発見されるまでは砂漠にあるただの港町。基本的に自生してる植物は少ない。リゾート開発で使われている植物のほとんどは輸入されてるとのこと。夏は50℃近くなるため、植栽地には灌水チューブが設置されていた。土壌はもちろん砂質土だけれど、触ってみたら思ったよりも粒子が細かった。水は保てても、栄養分はどうやって補っているんだろう。ドバイの太陽をたくさん浴びたあと、そのまま家に帰らず寒いヴェネツィアへ行ってきました。続きはこの次に。
2006年01月04日
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ドバイでの時間があっという間に流れて、今日の昼の便でイギリスに戻ります。こんなに長く家族と過ごしたのは何年ぶりだっただろう。毎日おいしいもの食べて、何もしないでだらだらしてました。たくさんわがまま言って、好きなことさせてもらって本当にどうもありがとう。また今日から、家族ばらばらだけどそれぞれ体に気をつけてがんばろうね。2006年も素敵な年になりますように。
2005年12月27日
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ここは、青空が広がるリゾート、ドバイです。姉の家はホテルの隣のレジデンスなので、プールやらレストランやらラウンジやらホテル並みの施設が建物内に整っています。リビングからは、青い空と穏やかな海,そして次々に造られている近代的な建物の風景。I Love sunshine!!!母親も日本から今朝無事に到着し、サンタクロース並みにたくさんの物を日本から持ってきてくれました。その中でも特に感動したもの、それは生卵♪(それもヨード卵光)明日の朝ごはんが楽しみです。
2005年12月20日
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いつも休みというと出歩いたり友達と会ってる私ですが、今日は珍しくReadingにいてタウンセンターにお買い物に行ってきました。というのも、ここのランドレディーや前のホストファミリー達へのプレゼントを買おうと思って。結構仕事帰りよくタウンセンターでぷらぷらしてて何をあげようかずっと悩んでいたんだけど、特にこれと行って心に響くものもなくて。でも、クリスマスは迫ってくるし明日は前のホストマザーのShirleyに会うし、重い腰を上げて混んでいるショッピングセンターに行ってきました。かごいっぱいにいろんな物を買って、いよいよレジでお会計。その中に、値札がついていないカバンとマフラーが。お会計のバイトの若いおにーさんが、「タグは?」って聞いてきたから「知らない」と答えると、その人めんどくさかったらしくレジ通さずにカバンとマフラーを袋に入れてくれました。普通にレジから離れたけど、マフラーは12ポンドするし、カバンは40ポンドもするの。えー、ちょっとびっくり。さすがイギリス!素敵な国!そんなイギリスのいい加減さが大好きです。
2005年12月18日
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今日で今年の仕事が終わった。Readingに来て3ヶ月。季節の移り変わりとともに、あらゆるガーデンでの仕事を経験することができた。今日の仕事はまず、昨日掘り上げたダリアの球根のPotting、そしてBroad BeanとCeleriac(Vegtable seeds)の播種、MixBorderの切り戻しと掃除、最後にAnnualBedまわりのエッジカッティングだった。このガーデンのよさは、ヘッドガーデナーのJuliaと二人の作業であるということ。作業が単発ではいるということはなく、流れの中でこなすことができる。一日中同じ作業をすると言うわけではなく、その日その時最優先でやる作業をこなすといった感じ。私も彼女と同じようにガーデンを見て、次の作業で指示されることは何かを考え、彼女の指示内容と自分が考えていたことが一緒かどうかを比較しながら作業をしている。彼女のすごいところは、時間管理。私に作業を指示した後、彼女自身は自分の作業をしているのだが、私が作業が終わる頃に必ず様子を見にくる。だから時間に追われることも、逆に時間が開くこともない。自分が庭園管理をするようになったとき、彼女のようになりたいと常に思っている。休みにはドバイにいる姉の家に家族で集合することになっている。母は日本から、私はイギリスから行って、クリスマスにいっぱいおせち料理を食べる予定。日本食が楽しみ。来月は3日から作業が始まる。Diggingやら生垣の刈り込みやらハードな仕事が待ってる。また来年もがんばんなきゃ。
2005年12月17日
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