2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全5件 (5件中 1-5件目)
1
遅ればせながら、甲子園の話題など。今年は、久しぶりに記憶に残る大会ではなかったか。まさか、北海道の高校が優勝するとは。駒大苫小牧、去年は悔しい負け方をしたからなァ。<プレイバック2003夏>大会2日目、初出場の駒大苫小牧は、倉敷工と対戦。試合は8点差を奪う大勝ムードだったのだが、“雨”が運命を変えた。なんと降雨ノーゲーム。勝負は翌日に仕切り直されることとなった。さあ、結果はどうなったか。……敗北。場内には倉敷工の校歌が鳴り響く。♪ 轟くエンジン 飛びちる火花~こんな訳のわからん曲を目の前で聴かされるとは、さぞかし理不尽な思いをしたことだろう。あの粘りある打線の2~3割くらいは、このときの敗戦で培われたのではなかろうか。そうじゃなかったら.448も打てるものか。……さて、甲子園といえば。毎年、大会を見ていて思うことがある。高校球児って人種は、なぜ土を持ち帰りたがるのか。理解不能だ。何か利用方法があるのか。負けた記念? イヤ、あいつらは優勝しても持ち帰る。しかも、意外に膨大な量を。あまりに小僧どもが土を掠奪していくので、甲子園の1塁ブルペン奥では補充用の土が用意してあるという。……量産するほどの人気とは。思えば、甲子園の土を取り入れている球場ってのがあった。鳴尾浜球場(兵庫)としまなみ球場(岡山)だ。鳴尾浜は阪神のファームが本拠としている球場だし、甲子園と同じ阪神園芸が整備をしているので、同じ土を使っていてもおかしくはない。しかし、しまなみの方はどうして?むう、謎だ。やはり、何か特殊な効果があるのか。牡羊座のムウが聖衣の修復に使うとか。すると、高校球児たちはみんな、心の中で小宇宙(コスモ)を燃やしているのか。……スンマセン。調子に乗り過ぎました。特別な効果を持つ土といえば、こんなものがある。ベースボールの本場、メジャーリーグ。試合前の審判室では、ゲームに使うニューボールを土や泥で磨くのが慣習となっている。表面を滑り難くするためだ。日本でも、この慣習は行われているが、グラウンドの土や泥でやるのが通例。しかし、本家はメリーランド州デラウェア川の「ペンサウケンの淀み」とかいう場所の泥しか使わない。これには理由がある。1930年、元大リーガーのレナ・ブラックバーンが「ボールを傷めず、滑りを止める」この泥を発見し、1缶20ドルで販売したことが始まりなのだ。商品名「レナ・ブラックバーン滑り止めの泥」!そ・の・ままだ――ッ!!因みに、メジャーでの採用は1938年からとのこと。流石は伝統を重んじるお国柄。最後に1つ、話を脱線して「滑り止め」に関わるトリビアを紹介しておこう。……読売ジャイアンツが使っているロージンバッグは、蕎麦屋が作っている。<補足トリビア>この蕎麦屋は山形にある蝋燭庵とかいうお店。「何でロージン?」とキッカケを問い質すと、「粉繋がりだから」とかいう謎の回答が返ってきたという。……アンタんとこで出してる蕎麦は、マグネシウム製なんですかィ?イヤ、冗談だけど。
2004.08.27
最近「結婚」という単語を連想するにあたり、夫婦の関係性について思うことがある。旦那 < 嫁すなわち、嫁は旦那よりも強し。谷夫妻が今回の五輪で残した結果を見ても、その事実はハッキリと表れている。亮子は金なのに、佳知は銅。ただでさえ、世間では「ヤワラちゃんの付き人」と思われているというのに(言い過ぎか?)、これでは本当に立つ瀬がない。また、彼女は金メダルを決めた直後、旦那の涙を見て「泣かしてやった」と思ったらしい。やはり、嫁の方が強そうだ……。アテネ五輪ということで例を挙げるなら、馬術なんかは、わかりやすいかもしれない。何せ、夫と妻の直接対決があったのだ。夫 = アンドリュー・ホイ(豪代表・45歳)妻 = ベティナ・ホイ(独代表・41歳)馬術という競技は、男女共通で競われる。国籍も違う彼らは、メダルを争う敵同士だったわけだ。さあ、結果はどうなったのか。夫 = メダルなし妻 = 金メダル(しかも、団体・個人の2冠)旦那は総合馬術団体で1992年バルセロナ五輪から3連覇したほどの実力者である。決して弱くはない。ところが、結婚した途端に立場は逆転……。結婚すると、女性は強くなるのか?鈴木健想のところなんかも、いい例である。夫 = プロレスラー(WWE) 新日、WJを舞台に迷走の限りを尽くす。 WWEにはトライアウトに何とか合格して入団。 しかし、塩っぷりは相変わらず。妻 = ディーバ(WWE) 旦那の通訳として同行した会議の席上で、 オーナーに楯突いた度胸を買われ、 デビューを勧められる。浩子夫人、元は福島中央テレビのアナウンサーなのだが、入団の経緯を見ると、明らかに旦那より期待されている。契約金も、同じ3000万円……。本職じゃないのに。勿論、世の中の全てがこんな夫婦ばかりではないだろう。しかし、あまりに印象的なこの差は何なのだ。頭の中に、昔の偉い人が残した格言が思い浮かぶ。明日は我が身。肝に銘じときましょ。近い将来、誰かと結婚したとしても、嫁に食われないように。カマキリなんて、交尾の後で文字通り食べられちゃうし。そして、気を付けましょ。結婚した途端に、頭皮の砂漠化が進んだ渡辺久信のようにならないように。
2004.08.25
千葉マリンに行くと、いつも思うこと。遠くて肌寒い。しかし、試合には勝つ。この日も例外ではなかった。球場は相変わらず遠く、東京の連続真夏日記録も途絶えた。そして、ロッテ戦の勝ち越しも決めた。Bw 040 001 022 9M 003 000 000 3試合の見所は以下の通りだ。○ 伊原イズム炸裂の重盗による追加点。○ 早川のダイビングキャッチ。○ 爆乳キラー・後藤の今季初本塁打。○ 不振の本柳に2ヶ月ぶりの白星。○ 日曜日の連敗が13でストップ。う~ん、勝ったのは嬉しいのだが、今は高校野球の方が面白いなァ。早川の美技も良かったけど、翌日、済美(愛媛)の選手(甘井と鵜久森)は、同じようなプレーを3度も披露していたし。そんなことよりも。印象的だったのは、むしろ観客の反応である。両翼のスタンドには「合併反対」の横断幕。球場を出てからも、署名を呼びかける声が聞こえた。そんな光景を見て、ふと思う。ファンに出来ることって、この程度なのか?もっと他の策はないものだろうか。いくら署名を集めたところで、あの老人どもが意見を翻すものか。12色のミサンガを買ったところで、願いなんか叶うものか。というか、あんな頑丈そうなミサンガ、切れっこないって。テリーマンの靴紐じゃないんだし。そもそも、金なんか取るなよ、選手会……。世の中には、こんな話がある。チャールトン・アスレチックFC。ロンドン南東部に位置するこの街には、世界一の行動力を持つサポーターたちが住んでいる。今、この話を読んで、皆さんは何を感じるだろうか。彼らのこれまでを年表形式でまとめてみた。<1919年>チャールトンの初代本拠地「ザ・ヴァレー」が完成。建設用地は、スタジアムを作るのには不向きな廃坑だったが、サポーターたちが自ら地面を掘り、見事に築き上げた。<1950年代>1947年のFAカップで優勝して以降、チャールトンは昇格と降格をひたすら繰り返すような浮き沈みの激しいチームとなった。それゆえ、次第に資金とファンは減っていった。<1982~1985年>大枚を叩き、デンマークのアラン・シモンセンを獲得。欧州最優秀選手に2度も輝くほどのストライカーにサポーターは大いに期待したが、結局は不発。莫大な契約金による負担だけが、クラブには残された。負債は増えるわ、観客は減るわ、訴訟は起こされるわ。もはや、チャールトンは再起不能の状態だった。そんな事態に立ち上がったのが、サポーターたちだ。彼らは連合を組み、クラブを買い取って危機を救った。1985年には、新たな衝撃がクラブを襲った。国内ではスタジアムの安全基準が大幅に見直しとなり、全てのクラブが本拠地の改装を行わなければならなくなったのだ。ここで問題となったのは、ザ・ヴァレーの所有権だ。実のところ、サポーター連合は、スタジアムまでは買い取れなかったのだ。チャールトンは、住み慣れた家を放り出された。<1988~1991年>他球場を間借りすること3年。遂にクラブの所有権とザ・ヴァレーの所有権が統合された。そこで、ファンたちは朽ち果てたかつての本拠地に集まり、スタジアムの整備に勤しんだ。しかし、その行為も結局は骨折り損に終わった。ザ・ヴァレーのガタつき様は、あまりに重傷だったのだ。それでも、彼らは諦めなかった。修復が無理なら、建て直せばいいじゃないか。ということで「ザ・ニュー・ヴァレー」の建設を提案。地元の議会はこれを承認しなかったが、彼らは「ヴァレー党」なる政党を組織し、不認可を覆そうとした。チャールトンを再びザ・ヴァレーへ。ヴァレー党は、新スタジアム建設に賛成だった2人を除く、60議席全てに対して候補を立てた。サッカーのファン集団が政治活動を行う。そんな話が、本当にまかり通るのか。……まかり通っちゃったのよ。ヴァレー党はなんと、10.9%もの投票を獲得。1991年4月2日には、圧倒的多数でザ・ヴァレーの再建が承認されたのだった。……。サッカーと野球の違いはある。イングランドと日本とでは文化も違う。だが、それでも我々は考えなくてはならない。行動せよ。合併が嫌なら、それを訴えるだけではダメだ。もっと、人々の心に響くような行動を起こさねば。具体案も提示せず、無責任な意見だとは思うのだが、いかがだろうか。
2004.08.15
本日は、手短に伊豆でのこぼれ話など。噂には聞いていたが、宇津木監督のノックは凄かった。名物・速射砲ノック。まさに、1人マシンガン打線。速い、速い、速い。メチャクチャ間隔が短いの。受け手が3人いても、全く休む暇なし。監督の足元を見ると、規則正しいステップを高速で繰り返している。見ていて、笑いが込み上げてきたわ。打つのも速いが、ボールを渡す方も速かった。マネージャーの吉野弘美さん。その作業たるや、まるで餅つきの介添え役のごとし。喩えるなら「陸(おか)のシンクロ」か。コツを尋ねると「集中力です」と一言。「監督の手に衝撃を与えないのが理想です」……衝撃って。ボールを渡す人が気を配る要素なんか?こんな台詞に、職人のこだわりが見えた。しかし、監督の声って選手に届いているのかね。なんか1球ごとに声をかけているのだが、どうも聞きにくそうだ。気になったので、確かめてみた。すると……、やっぱり聞こえていなかった。選手たち、基本的には聞こえているフリをしているのだそうだ。ただ、監督の言わんとしていることは、何となくニュアンスでわかるのだという。この日は、日テレの取材で長島一茂も来ていた。となると、お約束の企画もあったわけで。そう、速射砲ノックを体験。引退したとはいえ、元プロである。槙原が完全試合をやらかした試合では、守備固めも務めていた。それなのに……、ドロドロ、ヘロヘロ。顔面蒼白になり、口数が減っていく一茂。初めは笑っていたギャラリーも、洒落にならない辛さを感じ取り、最後の方は祈るような気持ちで見守っていた。「ほっほ~う♪ ここは生存率10%、玉の試練」泥だらけになった一茂の姿を見て、集英社『ワンピース』の1コマを連想した。あのノックは、凶器でござる。ロケ終了後、監督の目はグラウンドの端っこに避難していた松岡修造(テレ朝)に向けられたが、夢のチャレンジは実現せず。因みにその数日前、TBSもまた同様の企画で日本代表の下を訪れたらしいのだが、監督の表情には、ある異変が見られたのだという。ニコニコニコニコ。……あの厳しそうな人が。何でも、監督はSMAPが大好きらしい。んんんんん、中居くんねえ。あんな読売ファンのどこが良いのやら。あと、凄かったといえばやはり上野由岐子の投球は圧巻だった。流石に“女・松坂”の異名は伊達じゃない。とにかく、速い。バットに当たる気がしない。自己ベスト、117km/h(世界最速)。野球の距離で換算すると、体感速度は165km/hにもなる。バケモノめ。最近は、アウトコースのコントロールを磨いているから、奪三振も増えた。ある意味、野手泣かせの投手である。そうそう、気になる点もあった。左バッターという左バッターが、みんな打席内で走りながらバットを振っとるのだ。あれは「スラップ」というらしい。あんなんで確実なミートができるのか。不思議な打ち方だ。今回のアテネ五輪、宇津木ジャパンはアレを多用するらしいのだが。……。ソフトボール日本代表の初戦が、明日に迫っている。相手はオーストラリア。はたして、彼女らの戦いはどんな結末を迎えるのか。
2004.08.13
容赦なく降り注ぐ陽光が、ジリジリと肌を焼く。今から3週間前の伊豆・天城。そこは、女子ソフトボール日本代表が、最終合宿の地として選んだ場所だった。そんな中、金メダルを誰よりも欲する、ある女性アスリートを見てきた。宇津木麗華。本名、任彦麗(ニン・エンリ)。年齢は……、41歳。麗華の故郷は、中国である。日本に帰化したのは1995年のこと。以来、彼女は激動の人生を歩んできている。1996年、祖国・中国に出場を承認されず、不完全燃焼に終わったアトランタ五輪。1998年のアジア大会では、右肩に死球を食らい、選手生命を脅かすような大怪我を負った。また、そのリハビリ中には、親友を癌で亡くしている。そして……、「入ったぁ~、宇津木麗華~!」4年前、シドニー五輪の決勝で聞いたこの実況を、今も鮮やかに覚えている。美しい放物線が、センターの頭上を越えていった。ソフトボールという競技は、野球と比べて圧倒的に点が入りにくい。しかも、マウンドに立っていたのは、米国のリサ・フェルナンデス。当時、世界最速を誇った右腕である。それだけに、あの先制弾はとても貴重だった。しかし、日本は逆転サヨナラ負け。延長8回、夢だった金メダルが、こぼれ落ちた。麗華は、予定していた引退を撤回した。37歳の肉体は悲鳴を上げていたが、何が何でも金メダルが欲しかった。悲願を成就するための覚悟か。今年1月、彼女は父の死に目にも敢えて立ち会わなかった。……。伊豆で、麗華はいつも通り“オレ流”の合宿を過ごしていた。選手が輪になってアップをしている時も、彼女はひとり外野でストレッチ。中国では、みんなが揃って体操をするような習慣がないのだそうだ。打撃練習が始まっても、ワガママ放題。10球交代のはずなのだが、なかなか打席を譲らない。若手たちは、何も言えないまま順番を待っている。「10球って、いい当たりが10球だと思ってました(笑)」なんというツラの皮の厚さか。アンタの神経は硬度10(ダイヤモンド)か。ところが、そんな彼女を咎める者は誰もいない。「和」を重んじる宇津木妙子監督でさえも、VIP待遇を許している。一体、何故なのか。よくよく考えてみると、答えは簡単だ。麗華がどれだけ金メダルを欲しているか。チームの全員が、その思いの強さを、覚悟を知っているからだ。我が道を真っ直ぐ走る。簡単なようでいて、非常に難しい。だからこそ、宇津木麗華という人物には魅力がある。練習後の麗華は、まるで聖闘士だ。体中をアイシングという鎧が包んでいる。そんな痛々しい姿を見るのも、今年が最後となる。彼女には、何としても金の輝きをその胸に宿してもらいたい。アテネの地で、幸多からんことを。
2004.08.12
全5件 (5件中 1-5件目)
1
![]()

