日本語で話そう

June 7, 2008
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カテゴリ: 東海道五十三次
東海道五十三次いよいよ最大難関、箱根越え。

250px-Hiroshige_le_Lac_d'Hakone.jpg

この区間実際は3週間も前に挑戦したのだが、本日UPする。
東海道ウォーキングを1人で始めたと家族に告げた時娘達が「じゃあ、箱根の手前まで行ったら知らせて、その区間は一緒に歩いてあげるから」と言われた。
確かに箱根は山の中を歩くから1人では危ない。でも、彼女達の魂胆は知れている。温泉つき、食事つき、宿つき、それに今までのコースの中で一番風景が良く昔の東海道の雰囲気を残しているだろう所だ。虫のいい申し出だが、1人より2人、2人より4人のほうが楽しいのは分かっているので、家族全員で参加。
宿は東海道をやる以上は出来るだけそれらしい雰囲気のあるところという事で、仙石原で少し遠いが「はたご一の湯」という名前につられて予約した。

一日目は芦ノ湖湖尻まで行く舟に乗るために、最終便の5時までに箱根町の船着場に到着すればいい。
では、出発。

箱根湯元駅でお弁当を買い。
川沿いにこの区間の出発点である三枚橋まで戻る。

娘がお土産屋に飛んで行った。
「おいおい、早くも横道ですか?」

真剣味のない家族を引き連れて旧街道に入ると温泉宿が並び、今まで東海道で味わったことのない観光地らしい雰囲気が漂う。でも昔の箱根は難所でありこんなに温泉があったわけではなく、小田原の宿を越えたこの辺は湯元茶屋ではあったが宿場でもなかったのだから昔と今とは全然雰囲気が違ったのだろう。それに昔の人は4時間かかる6時の関所の開門に間に合うように小田原を出たというから、ここを通過した頃はまだ夜明け前だったと思われる。

IMG_3108.JPG

車が通る道から少し下に脇道がある。
「ここを入るのかな」と言うと。
「えー、その道下がっていくよ。箱根の山は登りだから、下がったらそれ以上に登らなきゃならないよ。違う道だよ」娘達+1名が合唱する。
案の定、下りのわき道に入ると「旧東海道石畳」の案内板。
東海道の旅で培った感は間違いなかった。
それにしてもこのぶうたか家族を連れて無事に時間までに芦ノ湖まで行かれるのだろうか心配になって来た。

一度下ってまたそれ以上に登って車の通る道に合流して少し行くと東海道自然歩道「女転し坂」の碑が有った。

IMG_3116.JPG

ここから車の道と離れ森の中の道を歩く。少し薄暗いくらいのうっそうとした森の道だ。

しばらく歩くと須雲川に着いた。橋は無い。岩と何枚かの渡してある板を渡って向こう岸に行くようになっている。
この先うっそうとした森や細い道しかなかったらまずいので、この河原でお弁当を食べることにする。箱根湯元を10時に出発し、まだ12時になっていないが昼食タイム。
本当はお茶もお弁当も後ろにしょっているよりはおなかに入れたほうが楽だと思ったから。
ハイキング気分で皆楽しくお弁当を食べる。
この先とんでもない急坂が続くなんて夢にも思わず。





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Last updated  June 7, 2008 09:04:31 PM
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