日本語で話そう

June 26, 2013
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お料理が終わって、プディングの食べ比べに入る頃、ウェイトレスが紅茶かコーヒーか注文を取りに来て、各自の前にそのポットが置かれ、プディングを食べる自分用のお皿が置かれた。

プディングを取りに行く順番はテーブル毎。
指名されたナンバーのテーブルの全員がお皿を持ってプディングの前に行き、シェフなどに切り分けてもらう。その場合プディングは、各自好きなケーキから始めて良いのである。

「もっと大きく」とか
「ちょっとにして」とか皆それぞれ言っている。

ソースはいろいろな種類から選んで自分でかける。この選択を間違えると、プディングとの相性で大変なことになるのである。

最初のプディングはどれから始めるか?
ソースはどれを合わせるか?
どの位ソースをかければ良いか?


こうやってテーブル順が巡って行き、1巡すると2巡目に入る。
皆、今度は違うケーキをもらって来て、ソースを合わせ、テーブルで食べ、紅茶やコーヒーを飲み、隣の人が何を食べたか聞き、それはおいしかったか聞き、次に選ぶプディングの参考にしている。



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ポイント票↓

自分の食べたプディングの評価を書く紙があらかじめ配られている。
私は10点満点評価で採点した。

2つ選んだところで隣の男性に聞いてみた。「2つの内どっちがおいしかった?」
男性はダメダメという顔をして、「まだどっちも駄目」
さすが場数を踏んでいる会員だけ有って、厳しい。


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途中でクイズが入った。
しかし、早口の英語とプディングの専門用語ばかりで、英語が全く分からない。
クイズに正解した斜め前のオランダ人女性は、70種類のホテルのプディングレシピが載った分厚いレシピ本を獲得した。


英語がわからないところは旅行中、いっぱい有る。
そう言ったところはすっぽかしても全然影響ないところが旅行における英語なのである。
旅行中の英語なんて、間違って理解していたら、親切な人が教えてくれ、訂正してくれるものなのだ。
そしてほとんどがすっぽかしてもどうってことない。
そう、ウサギの英語はそんなもの。



プディングに話を戻す。
だいたい6巡目ぐらいになると、皆、おなか一杯、だんだん甘いものに碧僻して来て、最初に大きく取り分けてもらったことを後悔するようになる。

7巡目、そろそろリタイヤし始める人が出て来る。
皆、シェフの前に行って、「少しにして、もっと少し」と言っている。

8巡目、それでももっとおいしいのが残っているかもしれないからと、がんばって行く。
今月の目玉、カレントやべりーがいっぱい入った物をスポンジで被せたサマープディングの評価が私と娘で分かれる。
私はおいしかった。
スポンジ部分を食べた娘が、スポンジがびちゃびちゃが考えられないという。
そういえば私はサバランが好きだからかなあ。

9巡目、まずオランダ人がギブアップした。
娘も夫ももう入らない。
家族では私だけが、見た目魅力的なシャルロッテをまだ食べてないので誘惑に負けてもらいに行く。
「このくらい?」
「いや、もっと少しにしてください」

10巡目はテーブル誘導は無しで、まだ食べられる人がお代わりに行く。
その勇気?根性? にあちこちで拍手が上がった。

隣の男性、一番好きなスティッキータフィー&デーツを「もっと頂戴」とお代わりしている。

そしていよいよ投票。

進行係の持つワインクーラーの中にホテルで売っているお土産用の大きなプディングが入っている。その中に皆投票用紙を入れるのだ。
だけどここがおかしい。集計は挙手なのである。

私の選んだサマープディングはわずか9人ぐらいしか選ばなくて、少数派。
1番人気は娘が選んで、隣の男性がお代わりしていたスティッキー・タフィー&デーツが圧倒的勝利。

ワインクーラーの中の投票用紙は、くじ引きで当たった人が中のお土産プディングをもらうためのものだった。


  • IMG_0291.JPG


卒業証書?
いや参加証書が皆に配られた。

気が付けば10時をとっくに回っている。
明日のハイキングは大丈夫だろうか?








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Last updated  June 27, 2013 10:59:30 AM
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