日本語で話そう

December 28, 2014
XML
カテゴリ: 中山道六十九次
倉敷旅行から帰って、ほとんど1週間ぐらいしか間をおかず、今年最後の中山道の旅に行って来た。


今回は3泊2日、前回の木曽路を出て、美濃路を歩く旅。
伏見宿(可児町)から赤坂宿(大垣)の近くまで歩く予定で新幹線に乗った。名古屋駅で新幹線から名鉄犬山線で犬山経由、日本ライン今渡駅で降りた。

天気予報の通り、雨。完璧な雨。

喜多さんも弥次さんも雨具装備の中山道。しかし雨はやっぱり辛いなあ。歩き始めてすぐ、木曽川を渡る。
木曽川の土手を中山道は歩く。中山道が木曽川の土手から離れると、太田宿。脇本陣後の旅籠、資料館なども整備されていた。

資料館は地域ふれあい館のようになっていて野菜の直売所にもなっている、次から次と自家製野菜を持ちこむお年寄りが車で集まり、そのまま併設のカフェでおしゃべりしながらモーニング。
木曽川向かいの愛知のカフェのモーニングは有名だが、ここでもモーニングは人気らしい。気が付けば歩いてくる道にもやたらレストランではなくカフェが多い。


  • IMG_3414.JPG




ウサギは地図の読める女なのである。しかし、なんとしたことか、いくら地図とにらめっこしながら、道路際を探しても、地図にあるはずの国道から反れて山の中に入る中山道の道しるべも、入り口らしきものも見つけられないのであった。

探しながら先へ先へと歩くと、それらしき脇道を見つけた。
しかし、それは中山道ではなく、本来の中山道に入る地点をとっくに過ぎていたのである。ウサギは太陽が無い時の方向には弱いのである。東海道でも、中山道でも道に迷う時はいつも方向を示す太陽が無い。


結局、後戻りを絶対しない喜多さん(夫)がいるので、本来の中山道を反れているのは解っちゃいるが、IphoneのGPSにお世話になりながら、本来の道の行く手に合流する落としどころを探りながら歩いたのであった。本来の道に復帰するのに30分掛かった。

合流地点の少し手前で、運よく昼食時、江戸時代から続く本物の弥次、喜多さんも食べたという鰻屋、うな神を見つけたのである。
喜多さん(夫)、鰻は大好きだけど、ひつまぶしはあまり好きじゃないんだそうだが、その店はおいしかったそうだ。
そうでしょ2,700円もするんだから。ぶうたら言ったら罰が当たる。

  • IMG_3417.JPG


そしてまた中山道。鵜沼宿を通り越し、トラックに水を撥ねられながら雨の中歩いた。その日は4時少し前、名電各務原駅でリタイヤ。
実は宿は川向こうの愛知県犬山に取ったので、あまり遠く離れすぎない方が良いと、その日の歩きはそこでやめ電車で宿に向かった。

ホテルは、名鉄犬山ホテル。
夫には中山道の旅はビジネスホテルで十分だからといつも言っているのに、自分の泊まりたい理由が有ると勝手にグレードを上げるウサギなのである。


実はその敷地内に国宝の茶室如庵を持った有楽苑が有るのだ。如庵の割引券ももらえる。
国宝犬山城のほぼ真下というロケーションも翌日も中山道続ける我らには時間の節約になるのだった。

シティホテルもいいけれど、九州の旅行以来、昔ながらの観光ホテルもなかなかいいということがわかって来た。部屋もリゾートなので広いし、駅にはお迎えバスが待機しているし、昔からの日本的サービスがあって小奇麗。レストランもゆったりロビーも売店も、荷物を運んでくれるスタッフもドアガールもいる。
そして何より浴衣で行かれる大浴場の温泉!

  • IMG_3441.JPG










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 28, 2014 11:47:32 PM
コメント(8) | コメントを書く
[中山道六十九次] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: