日本語で話そう

January 6, 2015
XML
カテゴリ: 中山道六十九次


でも犬山の近くを中山道がかすめた以上、川向こうとはいえ寄り道しないわけにはいかない。倉敷方面への旅以来、どういう訳かお城が付いて離れなくなったのである。
中山道と城、二兎を追いながらの旅である。

ましてや犬山城は日本に4つしかない国宝の1つ。山の家が有る県にある国宝松本城はもう何べんも外国人を案内して行った。先日姫路城を見た以上、ここは制覇しなければ。

実際、昔犬山城は来たことが有るのであるが、すべて忘れてしまったからやり直し。




ホテルの朝風呂に入り、動けなくなるぐらい朝ごはんを食べ、部屋に荷物を置いたまま、早朝の犬山城に登った。


  • IMG_3452.JPG


城に登城とはよく言ったもので、大概山を登ってお城に行く、本丸はともかく天守にはまた狭い階段を登る。
姫路城の入り口ではそのあまりの広大さに「殿、火急のお知らせがと城門を入ってから殿のいる天守まで何分かかるか」と夫と話していたのだが、さて犬山城ではその狭さと急さの為、「火急の御知らせ」のためには何べん階段で足を滑らせ、何べん梁に頭をぶつけるだろうかと話し合った。


犬山城も好きになった理由。大勢の人が上り下りしてつるつるぴかぴかになった歴史のあるこの階段。



  • IMG_3478.JPG



天守からはすぐ足もとに木曽川が見えた。ここも天然の要塞になっていた。
このお城のすごいところは最近まで城主がいたこと。その城主の血統が初期の頃よりこの地で脈々とこの城を守ってきたこと。長い長い江戸幕府、転封もされず、お家断絶もなく。


さて、此の先中山道の旅を続けて行くと、4つ目の国宝の城がルート上にある。
二兎を追う旅人にとって願ってもない旅は続く。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 7, 2015 12:35:59 AM コメント(8) | コメントを書く
[中山道六十九次] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: