日本語で話そう

April 6, 2015
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カテゴリ: 中山道六十九次


その上春である。いっそのこといつもでは見られない遠くの桜とお城のコラボを見る良いチャンスとばかり、桜の咲くであろう時期にホテルの予約を設定した。

しかし、それは見事に外れたのである。関東で桜が満開になりつつある頃、岐阜市から琵琶湖に向かう地域は桜前線は1週間も遅いのだった。道理で簡単にホテルが予約できた訳だ。

今回の旅は2泊3日。加納宿(岐阜市)から関ヶ原を抜けて、あわよくば滋賀県琵琶湖の彦根あたりまで行かれればと思って出発したのである。

1日目、前回終わった加納宿から歩き始めた。前回過ぎた木曽川、長良川、次にやってくる根尾川、揖斐川と大きな川がいくつも有る地帯なので、標高は低く、それら大河に流れ込む小さな川が無数にあって、大垣市に入ると水都という表示の通り、池や小川、泉がきれいな地域だった。どんなに小さい小川でも両側に桜の木がぎっしり植えられ、桜の園を形成しているのだった。
悲しいかな 桜はほとんど2分か3分咲き。「満開だったらもっときれいだったのにね」と何回言ったことだろう。

中山道根尾川
中山道根尾川 posted by (C)灰色ウサギ


中山道揖斐川近く
中山道揖斐川近く posted by (C)灰色ウサギ

その辺りの中山道は水都を歩くだけ有って、起伏のほとんどない平らな道なので小雨が降ってはいたが歩き易かった。


実はその樽見鉄道を50分ほど北に行くと日本3大桜の根津の薄墨桜に行かれるのである。もちろん計画立てる時は旅の途中に立ち寄るはずだったが、インターネットぎりぎりまで検索しても結局、蕾状態から変わらないのだった。

仕方がないので最後の望みを託して赤坂宿(大垣)に到着してホテルにチェックインしてから、ライトアップしている大垣城を見学に行ったのである。

大垣城にはソメイヨシノの桜祭りはまだであったが、城の前には美しいしだれ桜が3本ほど咲いていて、緑色にライトアップしたお城を飾っていた。



IMG_4144
IMG_4144 posted by (C)灰色ウサギ

その日の中山道、歩いた距離はだいたい18Km。
いつものようにお城から帰ったら安宿の割に、広くてセミダブルのベットがゆったり置いてある部屋で、バタンキュウと桜の夢も見ず爆睡したのであった。






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Last updated  April 6, 2015 12:06:21 PM コメント(6) | コメントを書く
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