日本語で話そう

October 2, 2015
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カテゴリ: ドイツ旅行



早く旅行記終えなければ・・・。

さて、アイゼンナハのヴァルトブルグ城に向かうバスに乗って山の途中の駐車場まで向かう。中世の城であるからしてやっぱり山の頂上にある。
バスを降り駐車場から黙々と木々の中を城に向かって歩いた。ひいはあ言って歩いた。20分ほど急坂を歩いただろうか。絶景かな、アイゼンナハを遥か眼下に見渡せる山の上の城門に着いた。

アイゼンナハ ヴァルトブルグ城から
アイゼンナハ ヴァルトブルグ城から posted by (C)灰色ウサギ

フランクフルトや主要都市から時間がかかることもあって、観光客は今まで巡ってきた観光地の中でもぐっと少ない。
この城もガイドの案内でしか見学できない。跳ね橋の城門を入って売店でガイドツアーの時間を聞く「英語ガイドとドイツ語ガイドどっちがいい?ドイツ語ガイドのほうには日本語のパンフレットもついているわよ。ドイツ語のほうが待ち時間は5分で早いわよ」

待てない夫であるから、ドイツ語ガイドツアーのチケットを買って、集合場所を教えてもらい時間を待った。
うーん、ドイツ語分からない。たった一枚の日本語の説明じゃよくわからない。やっぱり英語のガイドツアーにすればよかった。そしてなんとすぐ後ろの部屋に英語ツアーもついて来ていたのであった。

ヴァルトブルグ城 アイゼンナハ
ヴァルトブルグ城 アイゼンナハ (C)灰色ウサギ


さすが世界遺産、1000年の歴史を誇る城の中の壁画はいくつかのストーリーになっていてとても面白かった。
聖エリザベートの物語も壁に描かれ、順に壁画を見ていくと彼女の人生が進んで行き。まるでおとぎ話の中に入り込んでしまい出られなくなるような錯覚を覚えた。
リヒャルトワーグナーのオペラ「タンホイザー」の舞台、マルティン・ルターがかくまわれていた歴史ありで何層にも積み重なった歴史をひしひしと感じた。

そして歌合せの間。あれどっかで見たような。それもそのはず、あの白鳥城、ノインシュバンシュタイン城の城主であるルートヴィッヒ2世がこの城と歴史に憧れ、この城を手本におとぎ話の中世の城を作りたいと願った城なのである。

ヴァルツブルグ城 歌合せの間
ヴァルツブルグ城 歌合せの間 posted by (C)灰色ウサギ


城見学を終え、この地の記念切手を買って、城のポストから毎日のように出し続けたポストカードの最後の2枚を投かんした。出してから、「うん?このポストで良かったのかしらん」

ヴァルツブルグ城内 ポスト
ヴァルツブルグ城内 ポスト posted by (C)灰色ウサギ

帰りはバスには乗らず、チューリンゲンの森を少しでも体感しようと、歩いて町まで下ることにした。
ところがどっこい。そうは問屋が卸さないと、やっぱりハプニングは最後まで付いてくるのであった。下り道の傾斜のきついこときついこと。おまけに砂利道で、落ち葉が積もっていて、そのうえ麓まで一直線の道だったのだ。普通は山道って曲がりくねって勾配を緩やかに降りて行くはずじゃないのかとぶつぶつ言いながらおっかなびっくりそろりそろりと下山する。

ズズー、ステン!
やっぱりね。転ぶ転ぶと思いながら見事にお尻から滑ったのだった。


古い古いホテルの夕食レストランは迷路のようなドアをいくつも開けて進む趣あるレストランだった。

カイザーホフ
カイザーホフ posted by (C)灰色ウサギ

そして夜もまた眠らせてもらえない。

あまりに暑い日、雷がぼんぼん落ちたのだった。雨も降らないのに、町の外の森のほうで花火のような間隔で雷が落ちるのである。毬つきのような感覚でぼんぼん落ちるのである。日本の雷のぴか、ゴロゴロ、ドシャンではなくて。
ぴか、ドン。ぴか、ドンとぼんぼん落ちるのだった。その雷が町に来たらどうしようと怖くて怖くて眠れなかったのである。


後はホームホテルに戻って、最後にとってあったフランクフルトの町を見学して空港駅にお別れをして、帰国するだけ。








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Last updated  October 2, 2015 08:28:12 PM
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