日本語で話そう

October 20, 2015
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カテゴリ: 中山道六十九次


滋賀県の鳥居本宿から草津宿まで3日で43.2kmである。中仙道は江戸日本橋から、京都の三条大橋までであるが、最後の大津宿場と草津宿場は東海道と共有している。
われら弥次喜多道中で5年前に東海道を京都まで完歩しているので、草津から先は歩いたことにして、中仙道今回にて完歩である。あとは新幹線で行って、三条大橋をちょこんと踏んで終わり。

前回からドイツ旅行などしていて時間が経ってしまったが、近江鉄道の無人駅、鳥居本は印象深く覚えていた。そこから、琵琶湖、彦根城、石田三成の佐和山城、信長の安土城跡、近江商人の近江八幡など、戦国武将が駆け抜けた地や近江商人の夢の跡をはるか右手に見ながらひたすら平らな道をいくつかの宿場を通過しながら草津を目指した。

ほんのちょっとだけコスモスにつられて回り道をしながら・・。


中山道
中山道 posted by (C)灰色ウサギ

その道はかやぶき屋根の家がたくさん残っていた。

中山道
中山道 posted by (C)灰色ウサギ


中山道 鳥居本から
中山道 鳥居本から posted by (C)灰色ウサギ



中山道
中山道 posted by (C)灰色ウサギ

近江商人の町だけあって、丸紅と伊藤忠商事を作った伊藤長兵衛さんと伊藤忠兵衛さん兄弟の屋敷があったり、第75代総理大臣の宇野宗助さんの家があったり、近隣も中仙道上もなかなか面白い。


宇野家
宇野家 posted by (C)灰色ウサギ

一日目は鳥居本宿から、高宮宿、愛知川宿を通り、武佐宿まで。23.6km翌日近江八幡見学のため無理して歩く。
二日目は武佐宿から10km歩いて途中の駅から近江八幡に戻って近江八幡を見学。
三日目は前日終わったところから武佐宿を通って草津宿。9.6km

中仙道は東海道と違って山の中を通る。碓氷峠、鳥居峠、和田峠、十三峠など常に熊ベルを持ち、熊や猪の痕跡に怯え、サルに威嚇されながら山の中を歩く旅であった。
厳しい自然の洗礼を受け他雨の峠越え、南木曽の土砂崩れで中断し、御嶽山の噴煙を見ながらの旅でもあった。

しかし、厳しい道のりであったからこそ、美しい自然や山懐に昔のまま残る保存された街並みを目にすることができ、美しい日本を体験しに来たたくさんの外国人にも出会った。


遠くの目標を達成することが難しい年齢になって、宿場を一つずつ踏むような目の前の一つ一つの目標をクリアーしながらの旅は本当に楽しいものだった。

草津駅では東海道の旅で草津駅でお会いしたブロ友のringoさんが再び待っていてくれた。懐かしい友との再会。琵琶湖を車で案内してくれ草津のクラブハリエでお茶を飲んで近況を語り合った。

クラブハリエ イチジクのババロア
クラブハリエ イチジクのババロア (C)灰色ウサギ








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Last updated  October 20, 2015 02:22:25 PM コメント(7) | コメントを書く
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