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2016年12月16日
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カテゴリ: 航空事故
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 MV-22 オスプレイは飛行機とヘリコプターのイイトコどりを狙った機種。
 ヘリコプター(回転翼機)のメリットは、なんといっても垂直離陸やホバリングが出来、滑走路が不要であること。
 デメリットは回転翼で揚力を得るため速度が遅い(200km/h~300km/h)こと。
 飛行機(固定翼機)のメリットは最高速が高くでき、長い航続距離が実現しやすいこと。
 デメリットは垂一般に直離着陸やホバリングができず、離着陸に滑走路が必要なこと。
 その両者のいいとこどりを実現するのがオスプレイのようなティルトローター機。
 両翼についた離着陸時にはヘリコプターと同じようにプロペラは水平方向に回転して揚力を得て垂直離着陸が可能。
 飛行時には、両翼のプロペラがプロペラ機のように、垂直方向に回転し、翼で揚力を得て、高速飛行が可能。
 垂直離着陸でき、ヘリコプターでは実現不可能な550km/hの最高速を実現し、比較的大きな航続距離と積載量(ペイロード)を実現している。

 オスプレイ
 2016年12月14日 毎日新聞.
 防衛省によると、米海兵隊のMV22オスプレイの10万飛行時間あたりの事故件数を示す「事故率」は、米軍普天間飛行場への配備前の2012年9月時点は1.65だったが、最新の15年9月時点で2.64と上がっている。
 ただし、この数字は米海兵隊全体の平均事故率と同じ数値で、他の米軍機と比べて突出しているわけではない。
 …(略)…
        ​
 防衛省の資料によると、「10万飛行時間あたり」の「被害総額が200万ドルを超えるや死者を出した」事故率は、2012年4月現在では1.93。
 海兵隊の平均2.45よりも低く、米軍が運用している航空機の中でも平均以下だった。
        ​
 オスプレイの導入を予定している防衛省は“様々な角度から安全性の検証を行った結果、機体の安全性には特段の問題はなく、MV-22オスプレイが他の航空機と比べて特に危険と考える根拠は見出し得ない”と指摘。
 垂直離着陸、高速、長い航続距離と大きなペイロードは、米・海兵隊が実施する軍事的侵攻作戦に有効。
 陸上自衛隊は2018年度までに17機を購入する予定。
 同時に災害救助にも極めて有効に活用できる特徴。
 おおすみ型輸送艦と組んで運用すれば、様々な自然災害後の救援業務に大活躍できる。

 革新的機構を備えたティルトローター機であるオスプレイを、米軍機の事故の象徴として取り上げるのは非科学的な行為。
 ティルトローター機を攻撃して利を得るのは同系機種を実現できていない中国やロシア。
 オスプレイに対する言論攻撃は、言葉の悪い意味での政治的行為。


 では、なにが問題か。
 普天間基地も、横田基地も、厚木基地も住宅街(人口密集地)と近すぎることが最大の問題。
 軍隊の飛行機は様々な訓練を行うため、民間機のように堕ちないことが前提ではない。
 今回の沖縄での事故も、落ちる場所を選んでおり、不時着と解釈できる。
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最終更新日  2018年09月29日 09時59分56秒
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