SAC.COM

PR

×

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月

カレンダー

フリーページ

2022年12月13日
XML
テーマ: 航空機(566)
カテゴリ: ロシア、ソ連
 ロシアの主要都市で原因不明の爆発と火災が続いているが、高価な軍用機の墜落も続発している。
 ウクライナ侵略戦争の開戦当初からロシア空軍の活動は、現代の航空戦略の常軌を逸した低調ぶりだった。航空優勢を確保できないまま攻撃を続け、戦争の長期化ととともに継続的に被害を拡大させていった。ロシア空軍は質量ともに低下の一途をたどっているはずだ。
 最近続発している軍用機の墜落の主な原因は、整備不良とパイロットの技量不足と推定される。
 ロシアの戦闘機などのジェットエンジンは、同程度の出力の欧米製のエンジンより耐用時間が短い。したがって頻繁な整備・交換が必要となる。頻繁な整備にあたっては、十分な技量を備えた航空整備士と各種消耗部品などの交換が必要となる。
 現状のロシア軍の航空機について考えられることは主に以下3点。
1.パイロットの技量不足
・訓練不足の操縦士の乗機
2.整備士の技量不足
・熟練整備士の徴兵による減少
・整備士の業務量が過大となったことによる、整備士不足
3.整備部品の不足
・在庫の消耗部品の不足
・国際的な経済封鎖による電子部品などの不足
 質の悪い代替部品の使用、代替措置の適用などにより、ロシア軍機はこれからも墜落を続けることだろう。
     ​
...ロシア空軍、戦争どころではない現状
Russian Jets Just Keep Crashing
ブレンダン・コール
2022年12月3日 Newsweek
<ウクライナ侵攻後のロシア国内で軍用機の墜落が相次いでおり、市民が事故に巻き込まれるケースも少なくない>
 ロシアのMiG-31戦闘機が12月2日、離陸から間もなくロシア東部ウラジオストク近郊の森林に墜落する事故が起きた。ウクライナ侵攻後、ロシア国内では同様の航空機の墜落事故が相次いでいるが、いったい何が起きているのか。
 ロシア国内の報道によれば、今回の墜落事故はウラジオストクから約50キロに位置するアレクセーエフカ周辺の森で発生。乗組員は脱出したとされるが、けがの状態などについては発表されていない。軍当局によれば、事故は技術的な不具合によるものである可能性があり、森林地帯であるため地上における被害はなかったとしている。
 ウクライナ侵攻の開始以降、ロシアでは市民の被害を伴うものを含め、航空機の墜落事故が相次いでいる。独立系メディアThe Bellによれば、「開戦」から10月までの時点で少なくとも10件の事故が発生したという。
     ​
 10月18日にはSu-34爆撃機が、ロシア南部クラスノダール地方の町エイスクの集合住宅に墜落し、15人が死亡した。同じ10月の23日には、東部イルクーツクでSu-30戦闘機が住宅に突っ込み、少なくとも2人が死亡した。
 ロシアによる占領が続くクリミア半島セバストポリでも、ベルベク空軍基地を離陸した直後のMiG-31戦闘機が墜落する瞬間が撮影された。この事故では、乗組員が脱出できなかったとする報道もある。
 10月にはSu-25攻撃機が墜落する場面とされる動画が拡散されたほか、6月にはIL-76軍用輸送機が訓練飛行中のエンジン不良により緊急着陸を試み、モスクワ近郊の町リャザンの近くで墜落。炎上する事故が起きた。
熟練パイロットの多くはウクライナで撃墜された
 なぜ、これだけ軍用機の墜落が続くのか。英国防相によれば、ロシア空軍は十分な数の乗組員を派遣してウクライナ侵攻を空から支援することにも苦労しているという。さらに空軍の任務を遂行するためには、今では民間軍事会社ワグナーグループの契約社員として働いている退役軍人に頼らざるを得ない状況だという。
 バルト安全保障財団の軍事アナリストであるグレン・グラントは本誌に対し、「問題はパイロットよりもメンテナンスにあるとは思うが、パイロットたちも十分な訓練を受けていないと思われる」と語った。「戦争が始まる以前、パイロットたちが受けていた訓練は『最小限』と言えるものだった」
  ―  引用終り  ―
     ​
 戦闘機よりも耐用時間の長い戦略爆撃機は今のところ温存されているようだ。
 主力はツポレフ Tu-95 (NATOコード名「ベア」)とツポレフ Tu-160 (NATOコード名「ブラックジャック」)。
 Tu-160Mの新規の量産を開始とのことだが、電子部品の不足などにより、生産は困難なことだろう。
 ロシアなら真空管を多用してダウングレードした「新型機」を作ることをやりそうではあるが…。
     ​
超音速爆撃機の量産初号機が初飛行 ロシア
2022.01.16 乗りものニュース
原型Tu-160とは8割がた異なるアップグレード型
 ロシアのユナイテッドエアクラフトコーポレーションは2022年1月12日(水)、新たに製造されたTu-160M戦略爆撃機の量産初号機が、カザン航空機工場の飛行場から飛び立ち、初飛行したと発表しました。
 機体は高度600mを約30分飛び続けたとのことで、テストパイロットらは、操縦しながら空中における機体の安定性や制御性をチェックしたそうです。
 Tu-160Mは、従来のTu-160戦略爆撃機のアップグレード型で、最大の特徴は4基あるエンジンを新型のNK-32-02ターボファンエンジンに換装している点です。また、搭載する各種システムも新型に換装されているため、全般的に性能が向上しているとのこと。
  ―  引用終り  ―
     ​
 ウクライナで後退戦となったロシアは、中国軍と共同飛行し極東で存在感を示している。
 いっしょに飛ぶことはできても、作戦データの共有などを経た共同作戦を実施する体制はないと考えられる。
 ロシアの東の国防は中国と共同で行い、東方の守りに怠りはないとみせかけている。
     ​
防衛省「重大な懸念」
成沢解語
2022年12月1日 朝日新聞デジタル
 中国の爆撃機、戦闘機とロシアの爆撃機が11月30日、日本周辺の防空識別圏を共同飛行したため、防衛省は自衛隊機を緊急発進させて対応したと発表した。中ロ機の共同飛行が公表されるのは5回目で、爆撃機同士だったこれまでと違い、今回は中国の戦闘機が初めて合流した。より実戦的なものとみられ、同省は「示威行動を明確に意図した」としており、両国に外交ルートで「重大な懸念」を伝えた。
  ―  引用終り  ―
     ​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年12月13日 06時00分10秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:マスク効果とマスク・リスク(05/05) 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
maki5417 @ Re:コメ 品薄の構図、値上げの秋(09/09) 需給ギャップは20万トン程度。 6月頃か…
maki5417 @ Re:福島原発の核燃料デブリ取り出し…着手できず作業中止(08/31) 核燃料デブリ取り出し 元請けから下請け…
maki5417 @ Re:香川産 養殖鮭に注目(07/07) 外国のように船ごとの漁獲高制限をしない…
maki5417 @ Re:星野リゾートトマム 施設売却(07/05) 中国に買われていたとは知りませんでした…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: