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思うところあって暫くお休みしていましたが、やっぱりこちらに書くことはもうない、かなぁ。今まで通りコンサートはガンガン行っているし、合唱団で絞られながら酒飲んでいるし、美しいお花も愛でています。年相応のガタはきているけど、それなりに元気です。ご心配おかけしました。とりあえずこのまま放置して、他の方々のブログを拝読、たまに茶々を入れさせてもらいます。それではまた。ごきげんよう。
2015.08.20
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ヴァイオリン:小池彩織ヴィオラ:徳高真奈美チェロ:渡邉辰紀コントラバス:小笠原茅乃ピアノ:小埜寺美樹クラリネット:エマニュエル・ヌヴー(ゲスト)ミヨー/ヴァイオリン・クラリネット・ピアノのための組曲ボッテジーニ/クラリネットとコントラバスのためのグランデュオピストン/ヴィオラとチェロのためのデュオハルヴォルセン/ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリアストラヴィンスキー(城谷正博編曲)/「兵士の物語」初回の演奏会でゲッツという作曲家の曲を演奏し、お笑い芸人のネタとも合わせてアンサンブル名にしてしまったという、「ゲッツ」の第4回演奏会。三軒茶屋にある小さなサロンは満員御礼、当日券を求める方を泣く泣くお断りしていました。クラリネットのヌヴーさんは東響の首席奏者。南フランスのキラキラした風が吹く。それぞれの音が小さなパステルカラーのタイルになってはめ込まれていくみたい。ボッテジーニはコントラバス界のパガニーニと言われ、超絶技巧満載。対してあくまでも優雅なクラリネット。ピストンは初めて聞く名前。辰紀さんのチェロは言わずもがな、ヴィオラがこんなにもふくよかな音だなんて、ちょっとビックリ。休憩時間にワインを一杯。お客様にヴァイオリンの大御所もいらしていて、その方がお隣でお茶休憩。なぜか緊張。石田&山本組で聴きなれたパッサカリア、奏者が違うとまったく違うんだなぁ。聴き比べると面白い。そして「兵士の物語」何回か聴いているのに、その都度結末を忘れているのはなぜだろう?兵士が勝った?悪魔が勝った?私は睡魔に負けて、後もう少しというところでうつらうつらし始めた時、ヌヴーさんのフランス語のセリフが。きれいな響きだなぁ。もちろん、何て言っているかわからないけど。小さな会場での濃密なひととき。日頃のあれやこれやを脇に置いて、身体の中が浄化されていく感じ。楽しかったな~。下界に降りたくないなぁ。
2015.06.07
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先週、先々週と日記はサボっていたけれど、ちゃんと練習は出ていましたよ。今日の出席者はS2A1T1B3、ソプラノ2人かぁ。集まりもイマイチだったので、まずは「第九」の言葉読みを始める。言葉を読む時も、口元でもごもご言わないで、高い位置で、前に向けてはっきり言う。語尾の子音tは唾を飛ばすくらいきっぱりと言い切る。もちろん母音も大切。いつもeは明るく言うよう注意されるけど、ここでは暗くとか、eが伸びてiっぽくなるとか、uはあんた達だと薄くなってしまうからoでいいとか、初登場のウムラウトで口の形混乱とか、慣れないドイツ語は難しいけど楽しい。それじゃあ歌ってみましょう。短い音符の中に二重、三重子音がひしめき合って、思うように口が回らない。以前歌ったことがあるけど、間違えて覚えていたこと、昔の癖がなかなか直せない。五線の上は気合いだ!とキャーキャー言ってはみたものの、短い音符でサッと触る程度はいざ知らず、白い玉がいっぱい並んでいて、そして恐らくうちの先生はそこはゆっくり振るに違いなく…やっぱり出なかった。が、とりあえず口を開けてシャーシャー言って歌ってるふり。大勢いたら、誰かは歌えるでしょう。って、皆が皆思ってるよね。が、頑張ります。で、646小節辺りまでいって終了。それにしても、練習とはいえ第九をこの人数で歌うって、なかなかないよ。第九に限らず、少人数だと疲れるけど勉強になります。ソプラノの相棒のマダム、第九だけは避けてきたとあって、「全然出来ない、口が回らない、本当に駄目ね…」と相当お嘆きというかお力落としというか、とにかくしょんぼりなご様子。本番は12月だから、それまで続ければなんとかなりますよ、なんていい加減な慰めも言えず、さてどうしたものかしら。
2015.05.25
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本日の「石田組」石田泰尚、塩田脩、佐久間聡一、村井俊朗(ヴァイオリン)鈴村大樹、原田友一(ヴィオラ)門脇大樹、田草川亮太(チェロ)モーツァルト/ディヴェルティメント ヘ長調K.138モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調K.423ヘンデル(ハルヴォルセン編)/パッサカリアJ.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV1004より 「シャコンヌ」メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20アンコールモーツァルト/ディヴェルティメント ニ長調K.136より2楽章U.K.(近藤和明編)/Caesar’s Palace Blues「コンサート行くの?台風来てるのに?」と心配する社長をよそに、浜離宮ホールへ。アフタヌーンコンサートというけれど、追加公演の夜の部参戦。築地市場駅って初めて降りたけど、結構魚のにおいがするのね。湿度が高いせいかな?まずはモーツァルトで耳慣らし。初めのうちは音の鳴りがイマイチ?と思ったりもしたが、徐々に楽器とホールと馴染んできて良い感じに。いや、良い音を求めるならもう少し後ろで聴けばいいだけの話なんだけど、彼らの演奏は目でも楽しみたいじゃない、ねぇ。で、今回石田さんをじっくり見て(!)わかったのは、あれだけダイナミックに動くのに、弦と弓の関係においてはまったく無駄が無いということ。弦を弓でこすって弾くものだから、密接にくっていているのは当然なんだけど、本当にもうぴたーって吸い付いている感じで、次の動作に滑らかに移ることが出来るというか…うーん、表現が難しい。左手の弦を抑える動きに注目しがちだけど、実は右手が凄かった!ってこと。何を今更?そんなの知ってたよ、っていう方々、ごめんなさい。そして、もひとつ。門脇さん、いいっ!真面目そうでおとなしそうなあの雰囲気で、パッサカリアでは石田組長に熱く対峙する。なんとなくだけど、石田さんも嬉しそう。神奈川フィルは良い奏者が多すぎて、個別に追っかけし切れないよ。シャコンヌは教会で聴いていたかと思うと、いつの間にか宇宙の始まりに遭遇するような、いつも言葉にならないものが胸に迫ってくる。終曲はメンデルスゾーンなのに西部劇みたい。荒野の八人?カッコいいなぁ。と、興奮冷めやらぬところ、アンコールのモーツァルトで一旦静め、最後の最後にプログレ!?なんだよ、カッコよすぎだよ。石田組長、カーテンコールでは左右バルコニー席にも頭を下げ、手を挙げて拍手に応える。組員たちもつられて、ちょっと照れながら手を振る。「帰るぞ。お前ら先に行け」とばかりに組員に退場を促し、「組長、お先にどうぞ」と待たれて「おう」とばかりに引っ込む。いいキャラだなぁ。愛されてるなぁ。立ち上がったら、肩、背中、足腰パンパンで、どんだけ力入れて聴いていたんだよ自分、と笑ってしまいましたとさ。
2015.05.12
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出席者はS4A1T1B3、今日もなかなかの集まり。発声はいつも通り。最近aがよくわからなくて、気持ち良くない。iとeの延長上にあるなら、イメージとしては眉間を突き抜ける直線なんだけど、a本体は頭蓋骨に沿ったドーム型のイメージで、どうやったら一気にそこまで移動できるか謎。今度聞いてみよう。まずはVesperaeのLaudate Dominumから。とにかく母音をスパッと変える、の注意にもかかわらず、出来ないんだなぁ。gloriaのiを早く迎え入れるよう言われてやってみても、まだまだ遅い。そこに気をつけると勢いだけになってしまう。音程もおかしい。一度にふたつ以上のことが出来ないって・・・。さて、いよいよベートーヴェンの「第九」に手をつけますよ。初めての方はドイツ語の読みに四苦八苦。読み方がわからなくても、ふりがな(日本語)は付けないように。私も昔の書き込み消しておかなきゃ。言葉を読んで、音取って、もう一度リズム通りに読んで、さあ歌いましょう!って、五線の上のラとかシとか。音大生でもちゃんと歌えてる人は少ない(先生談)そうなので、我々は気合いで、それらしく乗り切ればいいか(最初から諦めちゃダメだけど)。語尾の子音も勢いよく飛ばさなきゃいけないし、とにかくまずは気合いだな、うん。「初めてにしては上出来」とのお言葉をいただき、練習番号G;320小節まで進んで終了。中華屋。キャーキャー言ったせいか、ビールが美味い。ごくごく飲んで、ぱくぱく食べて、ほんと、歌って体力だわ。
2015.04.27
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指揮:川瀬賢太郎コンサートマスター:石田泰尚レスピーギ/交響詩「ローマの噴水」レスピーギ/交響詩「ローマの松」レスピーギ/交響詩「ローマの祭」アンコールマスカーニ/「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲ローマ三部作。特に好きということもないけれど、一度に全て聴ける機会は滅多にないので楽しみではある。まずは「噴水」。キラキラ輝いていて、石田さんが噴水のように吹き上がる(笑)。チェロは山本さん、門脇さんのツートップ体制で、まずは門脇さんの落ち着いたソロ。山本さんが膝上で手をぱたぱたしていたの、見逃しませんでしたよ。「松」と言えば、白砂青松とか盆栽とか、極めて日本的なものしか浮かばず、ローマの街道沿いの松がイメージできない。初めて聴いた時は、「なんじゃ、このドンジャカぶりは!?」って思ったもの。今日も平尾さんのシンバルと神戸さんのティンパニ乱れ打ちに、私の心も乱されまくり。パーカッションが活躍する曲はステージ上か横で見たいなぁ。「祭」も更にパワーアップ。金管、打楽器のカッコよさもさることながら、間の木管さんの渋いこと。いぶし銀?そして最後は花火をドッカンドッカン打ち上げて、祭は終わったのです。アンコールの「カヴァレリア」が染みるなぁ・・・。終演後は年度初めの乾杯式。相変わらずご挨拶が長くてなんだけど、黒岩知事が「てっぺんを目指す」なんてぶち上げて、川瀬さん俄かに緊張。でも、てっぺんは確かに厳しいけど、かなり良いところまで来ているはず(上から目線?)だし、私にとっては国営放送オケや大新聞オケよりずっと上なんだけどね~。
2015.04.25
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出席者はS4A1T1B3、悪天候にもかかわらず多く集まった。少し遅れて参加して、発声が廊下で聞こえたのだけれど、oのはずがaっぽく聞こえる。きっとaでやればoみたいに聞こえるんだろうね。客観的に聴くとわかるけど、そこから修正するのが難しい。今日はVesperaeのLaudate Dominumから。もう何万回と言われているけど、母音をパキッと変えること、音を育ててから跳躍すること、音を常に動かすこと、短い音符ほど丁寧に歌うこと、などなど、覚えられないんだよなぁ。イメージする位置が低く、音もぶら下がっていて気持ち悪い。なのに修正が利かないって、本当に悔しい。Beatus virに戻る。とにかく1拍目を合せること。4人4様のスピード感は相変わらず。一生懸命細かく刻んでいる伴奏の上で、のたのたズレズレ、申し訳ない。そして、今になってまだソリストの後で入れない箇所がある。休んでないで、歌詞を追うなりカウントするなりしようよ。先生からのインフォメーション。先生が指揮を振る12月の「第九」演奏会、一般公募だからあんた達もどう?って。長らくステージに立てていないし、参加費お安いし、最高の会場だし、すっかりやる気満々。個人で第九を歌ったことのある人は多いけど、団として歌ったことはないので、今後練習していくことになりそう。ただ、最高の会場なだけに、本番が平日の夜、当日昼間がゲネプロ。年末の忙しい時期、お休み取れるかな?
2015.04.20
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出席者はS3A1T1B3、雨でも全パート揃った。昨日から喉が痛くなったので、正しい発声で喉を締めつけないように気をつけよう。今日の発声はiとeがメイン。上へ、前へ、常に動いて進んでいく。eが暗いと言われ、先生のお手本でもよくわかるけど、具体的にどこをどうすれば明るくなるか、わからない。次回ボイトレの時にでも吉田先生に伺ってみよう。まずはAve verum corpusを母音で。跳躍、母音の移り変わり、ずり上げない、前へ進むなどなど、数小節ごとに止められてつまらない。ひとつのことに気を付けると、もうひとつのことを忘れてしまう、キャパシティの狭い頭よのぅ。俗に言う鳥頭。次はRegina coeli、いつも歌いだしてすぐ息が苦しくなる曲。今日もダメだと思ったけれど、喉が痛いことだし、下手に加減せず「声出していこう!」と自分の中で体育会のノリで歌ってみた。おや、怪我の功名?そこそこ出せた。ま、声が出るのと、ちゃんと歌えるのとでは全然違うけどね。短い音符のキレと長い音符の滑らかさ。高い音に上がる時は、いきなりその音に飛び上らないで、その前の音を育てながらだと楽にたどり着ける。テンポ感は3人3様、お互い聴き合いましょう。他パートと一緒に動くところも(余裕があれば)聴き合いましょう。ということで、1回通しておしまい。中華屋。雨のせいか、今日は空いている。お酒は控えめに、その分いっぱい食べちゃった。そして風邪本格化の気配・・・。
2015.04.13
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指揮:川瀬賢太郎ホルン:豊田実加(首席ホルン奏者)ソロ・コンサートマスター:石田泰尚第一コンサートマスター:崎谷直人モーツァルト/ホルン協奏曲第3番変ホ長調KV.447ハイドン/交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」シューマン/交響曲第3番変ホ長調「ライン」会場に着いたら、川瀬さんと、新任の副指揮者阿部未来さんのプレトークが始まっていて、慌てて着席。聴きどころ(見どころ)を頭に入れて、まずはモーツァルト。実加ちゃん(なれなれしい)はワインカラーのふんわりドレス。初めは緊張していたのかな。こちらも姉のような心境で見守る。でも、まろやかな音色を聴いて一安心。オケの皆さんも温かくバックアップ。うんうん。アンコールは大橋さん編曲のピアソラ「アヴェ・マリア」。ピアソラらしからぬ可愛らしい小品。お次はハイドン。プレトークで「当時にしては斬新」と言っていたように、ぐいぐい引き込まれるスピード感。不協和音一歩手前のゾクゾク感。こんなにカッコいい曲だったんだ~。最後の仕掛け、早く帰りたいと一人、二人抜けていく。わかっちゃいるけど、皆さんの演技力が光る。アニキに気を遣いながら小さくなって抜けていく崎谷さん。ついには指揮の川瀬さんもいなくなり、薄暗い舞台では石田さん、小宮さんのヴァイオリンデュオ。演奏終わっての握手。かなフィル女子にはたまりませんな。舞台袖に置かれた“めくり”を、引っ込む際に石田さんがぱさりとめくって「休憩」の文字。そして、とうとうと流れる「ライン」の川面。とうとうと、とうとうと・・・沈没。おかしいなぁ、シューマンて、シュナイトさんが振った時ですら最後までちゃんと聴けた試しがないような。シューマンさんにも、オケの皆さんにも申し訳ない。春は別れと出会いの季節。トロンボーン首席のゆきのん(府川さん、なれなれしい第2弾)がそっといなくなり、ヴィオラ首席に大島さんが着任。モーションが大きくて、指揮者挟んで左右でバランスが良い(笑)のはさておき、ヴィオラが引き締まって聞こえた気がする。トロンボーンの首席さんも早く決まるといいな。
2015.04.11
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出席者はS2A1T1B2・・・そういえばMさんSさんお休みって言ってたなぁ。Tさんもだっけ?バランスとしては良いけれど、なんとも寂しい。発声はoから。今日は体調イマイチで、どう足掻いても呼吸が浅く、肩や背中に力が入ってしまう。iは頭に響いてくらくらする。でも2人しかいないから、MAX頑張る!(多分「頑張るところが違う」とか言われそうだな。)まずはAve verum corpusをすべてoで歌う。あれ?この曲、こんなに低かったっけ?っていうか、oだから底を意識しようとするあまり、歌う意識も低くとらえてしまったのかしら?感じ方が狂っているんだよ、気持ち悪い~。続いて、そのoがあることを意識してiで歌う。そしてそれらを踏まえて言葉をつけて歌う。息が続かない場合、ギリギリまで堪えて歌として使えない声を出さずに、余裕を持って吐き切ってから吸う。人数が少なくて苦しいけれど、他のパートがよく聞こえていいかも。VesperaeのBeatus virへ。八分音符に軽くbeを入れ、拍の頭のaを合せて前へ進んでいく。ピアノ伴奏が細かく刻んでいるけれど、それに乗れずにもたついてしまい、刻みを感じようとすると、音がブツ切れになってしまう。音量pの箇所で落としたら、しっかり歌えと言われ、確かにたった2人で強弱気にしても仕方ないよなぁ、と思ってガンガン声を出す。でも、そのつもりでいても、気が付いたら自分と楽譜との間でしか歌っておらず、遠くに伝えなければ意味がない。先週はソプラノ5人いて、注意事項は1/5、どこか他の人に転嫁する意識も多少なりとあったけど、今日は1/2、キツイ。でもそれが当たり前。他人事であってはイカンのだ。でも、でも、疲れた。疲れていても飲みに行く。歌っていれば体調不良は治まるかと思ったけど、一向に治まる気配がない。それなのに飲みに行く。行かないと疲れがとれないからね。
2015.03.30
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出席者はS5A1T1B2、なんとなく大勢いる感じ。所用のため発声の途中から参加。先にoは終わってしまったのか、i, e, aの上を使う母音で、喉に引っかかってうまく逃がせない。最近鼻水ちゅるんで花粉症かも?という状態なので、その影響もあるのかも。まずはAve verum corpusから。母音の変わり目ははっきり、それでいて言葉はブツ切れにならないように。oが浅くなると音程が不安定になるので、音が上がるに従ってもっと深いところを意識する。そのoを使って、VesperaeのConfiteborへ。音の跳躍で子音に時間を取られるとおかしなことになってしまうので、子音はあくまで軽く、母音を重視。Amenはnもちゃんと言う。「ラーメンはラーメン、でしょ?」しかし、なかなか難しい。日本語の“ん”は五十音の最後、口を締めておしまい。アルファベットのnは途中だし、口は締めない。“ん”はnでありmでもあるよね。まあ、考えても仕方ない。n~の練習しよう。ひとつ飛ばしてLaudate pueriはフーガ始まり。誰がどこを歌っているか、ちゃんと確認しよう。各パートばらばらで動いている時はさておき、揃った時こそお互いの動きを合せよう。aがoに聞こえてしまうとのこと、上を意識しよう。Laudate Dominum, Magnificatと続けて終了。久しぶりの中華料理屋は激混み。学生さんの団体?彼らが一気にはけて、しばし穏やかに飲む。終電間近の飲み会終盤、先生、ピアニストの先生、私の3人になった時、良い感じにアルコールの入ったピアニストの先生から厳しいご指摘が。要約(意訳含む)すると、『今日のソプラノは稀にみるぐだぐだぶり。練習開始前と休憩中の井戸端会議がなかなか終わらず、練習に向かう姿勢ではない。他のパートが練習していて、「じゃあソプラノ」と言われても、すぐに出来ない。他のパートが今何をやっていて、どんな注意を受けたか、まるで自分のこととは思わずひとごと。隙あらば休んでいる。何も考えず無造作に声を出し、あっさりやり直し。あまつさえ、「今どこやってる?」という態。(確か5人いるのに何で私がソロなんだよ!?という箇所もあった。)他のパートは1人でもちゃんとやってるのに、どうしてソプラノは出来ないんだろう。言われたらちゃんとやれ!ほんと酷かった。いやー、酷い。あー、びっくりした(以下繰り返し)。』・・・返す言葉もございません。「そんなこと、ぴょんきち1人に言ったって」と先生はなだめて下さるけれど、内容自体はその通り。アルコールが入っていい感じにほぐれた(ほぐれすぎ?)からこその激辛な言葉の数々。何度やっても出来ず、「・・・ま、いっか。次」とスルーされて、皆さん平気なのかな?それって、「これ以上やっても出来ないだろう。時間の無駄」と思われているってことで、私は悔しいけどな。仲良く楽しく歌うのは大事。だけど安くはないお月謝払って、一流の先生方をお呼びして練習するからには上手くなりたい。しかも週に1度の限られた時間、もっと集中して有効に使おうよ。・・・ってことを、うまく伝えないとなぁ。たまたま今回だけ、って訳でもないからなぁ。うーむ。
2015.03.23
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昼の部ゴールドスタイン:コロキー岩田匡史:カンツォーネ・ファンタジードビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調ポッパー:ハンガリー狂詩曲バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調カプースチン:8つの演奏会用練習曲より第1番「前奏曲」ポンセ(大橋晃一編曲):エストレリータ大橋晃一編曲:バードラプソディサルトーリ(大橋晃一編曲):コン・テ・パルティロ夜の部デューハースト:ブラジリアビゼー(大橋晃一編曲):カルメン・ファンタジーバッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調アルベニス(クライスラー編曲):タンゴガルデル:ポル・ウナ・カベサピアソラ:ル・グラン・タンゴカプースチン:8つの演奏会用練習曲より第1番「前奏曲」ヴァヴィロフ(大橋晃一編曲):カッチーニのアヴェ・マリア作曲者不詳(大橋晃一編曲):アメイジング・グレイス大橋晃一編曲:バードラプソディヴァイオリン:石田 泰尚チェロ:山本 裕康トロンボーン&テノール:倉田 寛ピアノ:城 綾乃パーカッション:秋田 孝訓曲目を打つだけでぐったりしてしまうのに、まさかまさかのダブルヘッダー。元かなフィルの倉田さん、お懐かしい。開演のアナウンスからして昼の部では、「自分もタバコすごく吸いたいけど我慢してるので、皆さんも我慢してください」「たまに携帯がぴろぴろ~って気になるので…」、夜の部では、倉田さんのオー・ソレ・ミオをバックに「うるさい」「まぁ~♪じゃなくて…」と石田さんの仕込み炸裂。そんな楽しいオープニング、演奏も楽しめない筈がない。大橋さん(編曲家でたまにホルンを吹く:山本さん談)の作品の数々は、そりゃあもう素晴らしい。紙面の都合上、曲の感想をひとつだけ、と言われたら、これは書かねば!な「バードラプソディー」。山本さんのチェロ・ソロ「白鳥(サン=サーンス)」をベースに、いろんな鳥が自然なつながりで出てきて、サンダーバードで行進したり、「翼をください」で客席と一体になって両手を振ったり、随所に小芝居も。演奏もさることながら、音楽家さんは芸達者だなぁ。横浜市鶴見区のサルビアホールという、ごく普通の多目的ホールだけれど、ピアノやパーカッションでジャジィな曲になるとちょっとしたライブハウスに、石田さんや山本さんがバッハを弾くと一瞬で教会にトリップできる(但し目をつぶったら)という、なんとも幅広く贅沢なコンサートでありました。
2015.03.15
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E.イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27(全曲)第1番~第6番ヴァイオリン:石田泰尚正直言って、イザイさんは苦手なタイプ。だけど、石田さんだからと頑張って聴いてみると、苦手ながらもなかなか面白い。技巧的でとんがった曲あり、ノスタルジックな民族音楽あり。石田さんはそれらを大胆かつ繊細丁寧に弾いていく。苦手な曲を聴く時は、目をつぶって耐えているうちに眠りの世界へ、ということが多々あるのだけれど、今回は隣のオジサマとtuttiで心地良く船を漕いでしまった。2度の休憩を挟んで思いの外早く終わってしまった感じ。左手へろへろで、明日からも忙しいにも関わらず、アンコールは黒人霊歌のDeep riverで、相変わらずサービス精神旺盛な石田さん。ファンとしては嬉しい限りだけれど、どうかお身体大切に。
2015.03.07
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早いもので、もうすぐ桃の節句。今日は桃の花を使ったアレンジメント。真ん中に白くて大きなラナンキュラスを据え、菜の花やチューリップ、スイートピーといった春らしい花を挿し、麦、ゼンマイ、アイリスなどを長く使って扇を形作ると、それは豪華な作品に。一体どこの豪邸に飾るのかしら? 強風の中、花器をしっかり抱えて帰宅途中、あまりの風に煽られて、あわやスポンジごと落下寸前。大きさが仇となったか。とっさに顔面キャッチ!数本抜け落ちたものの危機一髪、落下を免れた。やれやれ。まだまだ寒い日が続くけど、ここだけは春爛漫♪
2015.02.27
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出席者はS4A0T1B1、少々寂しいが仕方ない。所用があって発声の途中から参加したら、先週のボイトレでやった、奥歯を合せたまま発声する方法をやっていた。指揮の先生としても、その発想はナイスだったらしい。確かに天井の開け方はわかりやすい。ボイトレの余韻か声量はあるけれど、それをコントロールする力はまだまだ。Ave verum corpusは先週やったので、多少覚えていたのかそれなりの出来。Regina coeliになると、数小節ごとに止められる。いつの間にか肩や胸に力が入り、母音が硬くなったり、アタックがついてしまったり。Dixitでは、だらだら言葉を続けている箇所を言い直すよう指示あり。いつもアップアップして声が出なくなるこの曲、今回も危なかったけど、身体の力を抜いてなんとか乗り切ることが出来た。相変わらず音程はボロボロで、「そのうち出来るようになるかもしれない、ならないかもしれない」と先生方に苦笑いされたけど。ボイトレ様サマ、吉田先生様サマだわ。中華屋は激混み。外国人の旦那様と結婚して海外在住の元ソプラノSさん、一時帰国中とのことで、お子さんを連れてお店にいらした。残念ながら練習には間に合わなかったので、お会いできなかった方もいたけれど、Sさん、ママの貫録。お元気です。お子さん(男の子)もまつ毛が長くてかわいい。初めは警戒してたけど、次第に打ち解け、隣にいたピアニストさん、すっかりメロメロ。小さな幸せのお裾分けをいただいた気分。元気でね。また来てね。
2015.02.23
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出席者はS5A1T0B1と女声勢揃い。それもそのはず、今日はソプラノ吉田恭子先生のボイトレなので、皆さん気合いが入る。中には動きやすい服装に着替える方も。まずは呼吸。あくびの要領で口の中を開ける。胸、横隔膜、背中と開き、丹田に息をぽんと入れ、足の裏を地面にしっかりつけて吐き出す。息を吸ったり吐いたり、ただそれだけで汗がじんわり、背中と腰がバキバキ。普段如何に使っていないか、よくわかる。その息の流れに母音をつけて、音をつけて声を出す。音が上がって喉に逃げたくなるけれど、喉は開いたまま、お腹でコントロールする。ちょっと休憩して、Ave verum corpusを歌ってみる。ありゃ?途端に元のダメダメぶり。「宗教曲ということは忘れて」奥歯を噛みしめたままaで歌う。こうすると喉が使えないので、どうしてもお腹を使うことになる。手を広げ=胸を開きながら歌ったり、床にうつ伏せになって手足を上げ、お腹で支えて歌ったり、椅子に浅く掛けて足を上げて、これまたお腹をぷるぷるさせて(腹筋無しの私だけか?)歌ったり、とにかく体育会系。息の流れに合わせて、左右の腕を大きく回転。こうすれば、音を点ではなく線としてとらえることができる。なるほど。とにかく、身体を使うことに一生懸命となり、「上手く歌おう」「きれいな声を出そう」なんて考えている暇がない。その分いつもよりずーっと良い声が出せたという訳だ。ピアニストの先生、唯一の男声Oさんも絶賛(言い過ぎ?)。あとはこれを忘れないことだけ。それが一番難しいんだけどね~。頑張った後のビールが美味い!指揮の先生がお休みなので、今日は軽く、さっさと帰りましょう、なんて言っていたのに、気がついたらいつもとほぼ同じ時間。いろいろお話していると、時間の経つのはあっという間。そのうち合宿という名の親睦会でも開けたらいいな。
2015.02.16
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またまた、すごーく久しぶりにアップしてみた。生きてますよー。指揮:川瀬賢太郎ソプラノ:半田美和子チェロ:門脇大樹コンサートマスター:石田泰尚リゲティ/ミステリー・オブ・ザ・マカブルハイドン/チェロ協奏曲第1番ハ長調ハイドン/交響曲第60番ハ長調「うかつ者」まずはリゲティ。いやぁ、あれだけ声が出せれば気持ちいいだろうなぁ。半田さん、ただでさえ細身なのに、声を出すと腹筋がぐわぁっと動いて、お腹と背中がくっつくんじゃないかと思うほど。頭の天井も十分すぎるぐらい開いていて、歌う者の端くれとして、ただただ目を見張るばかり。ぷすぷす言ったり、オケメンバーが順番に立ち上がって何か言ったり、コンマス石田さんが「何言ってんの?」川瀬さんが「うるさいんだよ、オバサン!」なんて言って引っ叩かれて謝ったり、なんとも前衛的。原作はオペラらしいけど、一体どんな作品なのやら?ハイドンのコンチェルト。門脇さんのストレートでシンプルな音が心地良い。ごく普通の演奏。いや、これは褒め言葉なのですよ。ハイドンとかモーツァルトとか、「すげぇ上手い、感動した!」っていうのは違って、聴き手に取り立ててすごいと思わせず、普通に演奏しているように見せるのが難しい作品だと思う。だから、門脇さんて若いのにやるなぁ、と思ってしまった。アンコールのバッハもじーんとしたよ。オケのメンバーからソリストが出て、更に音楽堂で演奏すると温かいことこの上ない。「うかつ者」仕掛けがあることはわかっちゃいるけど、思わずぷっ。うかつ者担当は崎谷さん。石田さんにあんな風に見下ろされたら、びびっちゃうよね。今回の演奏会も楽しかったなぁ。このところいろいろ予定が入って、かなフィル演奏会を欠席することが多いけど、なんとか聴きに行きたいし、どうしても難しければ誰か代わりに聴きに行ってもらいたいな。「かなフィル、いいでしょ?」「うん、よかった!」ってね。
2015.02.14
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すっかりナマケモノになってしまったワタクシ、これが新年初ブログです。今年もこんな感じで極めてゆるくやってゆきますので、よろしくお願い致します。今年の歌初め。祝日だからかS5A1T1B2となかなかの人数。ちゃんとした合唱団みたい(合唱団なんだけど)。2週空いたせいか、声の出し方をすっかり忘れた模様。芯のないカスカスの声しか出せず、ああでもない、こうでもないとやってはみたが、喉が締まったり、肩が凝ったり、変に力が入ってしまう。狙いが低い、息が流れない、胸が硬いなどなど、良いところなし。そんな感じでAve verum corpus, Regina coeli, Vespeareを最初から歌ってみても、しっくりこなくて気持ち悪いばかり。「ボイトレでやったこと、もう忘れたんだ?」うーん、何をやったか頭では覚えているけれど、身体が再現できないという、一番もどかしい状況かも。細かく振り返る以前に、とにかく声が出なかった、身体が休みきっていた、ただそれだけ。練習後のミーティング(というかちょっとした連絡の時間)、今まで月3回だった練習を4回に戻そうかという話になった時、「それもいいけど、どんな形でもいいからそろそろ演奏会やろうよ」…先生に言わせてしまった。飲んだ時によく仰っていたけど、みんなの前ではっきり言われたのはこれが初めて。前回の演奏会から丸4年経っちゃったもんなぁ。目標がないと、これ以上は上手くなれないだろうし、ずっと同じ曲だから正直飽きちゃったってのもあるし。新しい人を入れるためにも、演奏会は開いた方がいいよね。年内は先生のご都合もあるし、1年後を目標に動いていくことになるのかな。団内で自分の出来る事、ちゃんとやっていかねば。まずは演奏会衣装のスカートの腹が入るよう、1年がかりでダイエット?(←違う)
2015.01.12
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今年は神奈川フィルの「第九」が聴けなかったので、東京オペラシティで読響の「第九」を聴いてきた。指揮=レオポルト・ハーガー ソプラノ=アガ・ミコライ メゾ・ソプラノ=林美智子 テノール=村上敏明 バス=妻屋秀和 合唱=新国立劇場合唱団 合唱指揮=三澤洋史 ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調作品125「合唱付き」3階バルコニー席の後方だったせいか、耳が“かなフィルナイズ”されたせいか、第一楽章では何か違和感が。うまく説明できないので、単なる気のせいだとは思う。第三楽章から第四楽章へはほぼアタッカで、間を空けた時の「いよいよだ。よし、聴くぞ!」という客席(自分含む)の妙な高ぶりが少なくていいかも。バス妻屋さんはさすがの貫録。オペラで聴く時同様、深く張りのある歌声で安心して聴ける。お三方も悪くはないけれど、ちょっと不満足。まぁ、オペラシティホール、特にバルコニー席は第九を聴くには不向きなのかな。新国立劇場合唱団も安定の合唱。いいな~。何はともあれ、「第九」を聴いて今年も一年終わったな、と一息ついた。仕事はまだ後一日あるけど、クリスマスも終わったことだし、年末年始に向けてますます時が加速していくんだなぁ。
2014.12.25
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年内最後の練習日。出席者はS5A1T1B3。ほぼ1年ぶりにソプラノMさん登場。虫の知らせか、つい先日ひょっこりメールが来て、「22日は忘年会だよ~」と返したのでした。おうちが遠いから、休日の昼間とか翌日お休みとかでないと来られないので、今年最後に会えたのはラッキー。いつものピアニストの先生は本番で来られず、随分前に一度来ていただいた先生にお越しいただく。発声は、やろうとしていることがうまく出来ない。先生のお言葉「悪くはない。けど良くもない」の通り。母音の明るさはもちろん、音を常に動かすことが課題だな。Ave verum corpusとVespeareの終曲。高音への跳躍は準備不足で、どうしても腰が引けてしまう。「最後なのにそれでいいの!?」良くない!けど不発。あーあ。ということで、いつもの中華屋で忘年会。練習には仕事で間に合わなかった団長、本番を終えたピアニストさんも駆けつけ、宴会出席率の高さには目を見張るものが(笑)。先生、皆さん、1年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。良いお年を。
2014.12.22
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コンサートマスター・ヴァイオリン:石田泰尚ヴァイオリン:塩田修、鈴木浩司、崎谷直人、三原久遠ヴィオラ:鈴木康浩、富田大輔チェロ:門脇大樹、田草川亮太コントラバス:米長幸一チェンバロ:田中麻紀モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジークモーツァルト/ディヴェルティメントK.136ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」行けるかどうかわからず、チケット購入が遅くなったので、中央より後ろの席になってしまったのだけれど、これが逆に良かった。モーツァルトがなんともエレガントに響いてくる。ご近所の男の子がうとうとして頭を椅子にぶつけるくらい、極上の子守唄。さすが宮廷楽士たち。石田組で聴く「四季」は何回目?聴く度にイメージが違う。こないだ聴いたのは、春は花見で日本酒飲んで、夏はビールをぐいっといって、秋はワイン、冬は暖炉の前でブランデーティー…と酒飲み音頭的なノリだったのが、今回は、春は桜を愛でながらお抹茶を一服、夏はスポーツの後に麦茶をごくり、秋は穫れたて果物のフレッシュジュースをいただき、冬は膝上の猫をもふもふしながらココアで温まる。なんか、上品(笑)石田組長の号令で都度集まる組員さん。メンバーが固定していないからこその面白さかな。アンコールは「四季」から「冬」の第2楽章。演奏した曲の中から再度演奏するのがアンコール本来の姿だよね。終演後に漏れ聞いたお客さんの言葉。「とにかく繊細」「○○(某有名合奏団)より全然いい」うん、うん。このぬくもりと興奮が冷めないうちに駅まで帰りましょ。寒空の下、座間まで遠征した甲斐がありました。
2014.12.07
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先週末も音楽三昧。まずは土曜日。友人のお誘いで、日本大学合唱団第66回定期演奏会@杉並公会堂へ。卒業生でも、知人がいるわけでもないのに足を運んだのは、友人の友人が作曲家で、混声合唱組曲の初演があると聞き、面白そうだと思ったから。現役の大学生の合唱なんて久しく聴いていないし、それはそれで楽しみ。 40人位で男声の方が多い。羨ましいぞ。まずは挨拶代りの校歌。校歌なのにこんなにきれいに歌えちゃうって、何!?おお、作曲は山田耕筰先生だ。1ステは千原英喜の「みやこわすれ」ことばが正確に美しく伝わってくる。2ステはラテンアメリカの曲を、クラシックギターとパーカッションの伴奏で歌うというもの。2人とも音大生で、思わず先物買い(笑)したいところ。歌はラテンのノリにはちょっとお上品だったかも。休憩挟んで3ステはBUSTOの宗教合唱曲より。ラテン語になると、自分が散々指摘されているせいか、途端に母音が気になる悪い癖。でもさすがにきれいすぎて、逆に物足りないくらい。で、4ステが混声合唱組曲「蝶 はばたく朝」作曲:森山至貴さん。日本語の合唱曲には疎いので存じ上げなかったのだけれど、メキメキ頭角を現している作曲家さんで、難解な(いわゆる現代曲の)作品が多いらしい。そんな彼には珍しくこの曲は「中学生でも歌える平易な作品」とのこと。確かに爽やかで瑞々しい。成長、生命力、意志、希望etc.前向きな言葉ばかり浮かんでくる。不協和音も変則的なリズムもほとんどなし。でも、中学生にはちょっと難しかろう。高校〜大学生向きかな。私が学生だったら歌いたいくらい。日本語の合唱組曲を歌う皆さん、「森山至貴さん」要チェックです!←宣伝してみた。 4ステで赤いコサージュをつけた4年生の姿にうるっときたり、「うちはこんなに上手くなかったなぁ」と悔しく思ったり、プログラムのパート紹介や年間行事などを見て、「そうそう、今でもいずこもこんな感じなのね」とくすりとしたり、20数年前の自分と照らし合わせて懐かしい時間を過ごすことができた。おすすめしてくれた友人と、ご招待してくれた森山さん、素晴らしい演奏を聴かせてくれた日大合唱団の皆さん、ありがとうございました。
2014.12.06
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今日のアレンジメント、テーマは「白い森」。バラもガーベラもストックも、全部白。今回のカスミソウは粒が大きく、まるで雪が降っているよう。いつもは添え物扱いなのが、堂々と主役を張る勢い。白と緑だけって、シンプルだけど凛として清々しい。そこに飾られた淡いピンクのオーナメントが、色白な娘さんが頬をほんのり染めたような愛らしさを感じさせる。ノルウェーの森?ロシアの森?いえいえ、北海道の雪道を歩くぴょんきちちゃんが見えてきた?
2014.12.05
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今更ですが、月曜日の練習風景。出席者はS4A0T1B1。「先週(ボイトレで)何やった?どの母音を使った?どうだった?」先生からいろいろ聞かれたけれど、うーん、「とにかく体を使いました。とても疲れました」としか言い様がない。まずは発声。先週のように体が使えず、喉や胸に頼りそうになるのをなんとか軌道修正。まさか床に寝転がりたいとも言えず、感覚を思い出すのに苦労したけど、それでも今までよりは喉の負担が少ないかも。Ave verum corpusを母音で。跳躍、母音の変わり目はまだ腰が引けている。思い切りよく出そうとすると、妙なアタックがついてぶれてしまう。VesperaeはいつものLaudate Dominumをやってから最初のDixitに戻り、途中アルトがいないのでソプラノが落ちかけたり、久しぶりで口が回らなかったり、いつも出来ないところは今回も出来なかったり、それでもなんだかんだ最後まで通してしまった。頑張るとつい体に力が入って硬く縮まってしまうので、むしろ力を抜いて広がるように、苦しくなったら肩を上げ下げしたり、軽く足踏みしたりしてみたら、今までは苦しくて全く声が出せなくなる箇所で、多少なりとも持ちこたえることができた。まぁ、歌う声としてはよろしくはないだろうけれど、息苦しさ半減はちょっと進歩したのかな?ボイトレ効果、微かに持続中。だけど来週お休みなんだよなぁ。忘れたくないなぁ。
2014.12.01
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日記はかなりサボっておりますが、コンサートへはちょいちょい行っております。今日から師走。ますますバタバタする前に、いい加減、忘備録程度に軽く書いておきましょう。11月23日、3連休中日のこの日はダブルヘッダー。まずは昼の部。アマチュアオーケストラのコンサートで、友人が久しぶりにホルンを吹くというのでお呼ばれ。会場はセシオン杉並。うちの合唱団の演奏会もここでやってたんだけど、もう4年近く開けていない。客席ではなくステージに上がりたいなぁ、などと思ってしまう。J.シュトラウス2世の「皇帝円舞曲」で華々しく幕開けの後、フォーレ、グノーとフランスもの。プログラム紙面に曲目解説は載っておらず、司会者が曲間に懇切丁寧に紹介してくれるという形式で、ちょっと面食らったけれど、難しい活字を追うよりは気楽でいいかも。しかし、最近のアマオケって上手いんだなぁ。フォーレのフルートソロは絶品だった。アンコールはグノー「アヴェ・マリア」心の中で口ずさみましたとも。終演後は慌ただしくYAMATO弦楽四重奏団20周年記念コンサート@サントリーホール(ブルーローズ)へ。石田さん、執行さん、榎戸さん、阪田さんのカルテットで、前半はハイドン「騎士」、グリーグの弦楽四重奏曲。騎士が王様に拝謁したかと思うと、手袋投げ捨てて決闘してみたり、狩りに興じてみたり、若くもあり、老練でもあり、想像力を掻き立てられる。グリーグは、聴く側もエネルギーの塊を受け止めるパワーが必要で、聴き終えると心地良い疲労感が。後半はピアソラやレッド・ツェッペリン、伊福部先生の「ゴジラ」でギュインギュインいってみよー。微妙な間合い(?)の阪田さんのMCも絶好調。CD弐を予約して帰宅。クリスマス前には届くでしょう。楽しみ。11月29日。午前中抜歯して、口内スプラッタでへろへろしながら「下丸子クラシック・カフェ」へ。カフェのマスター山田武彦さん(ピアノ)、司会役の常連マダム松本志のぶさん、本日のお客様はヴァイオリン石田泰尚さんとコントラバス黒木岩寿さん…のはずが、黒木さん、まさかの急性腰痛(いわゆるギックリ腰)だそうで、さすがに演奏は無理。そんなざわざわした雰囲気が、マスターの即興曲演奏で一変。お客様方の誕生月を12音に変え(例:2月=レ、7月=シまで行ったら8月=ド#に戻る)、その5つの音メインに組み立てて、フランス風だけど途中ジャズっぽいノリの曲をサラリと演奏。ヴァイオリン+コントラバスの曲から急きょヴァイオリン(+ピアノ)に変更になって、舞台裏ではかなり大変だったろうけれど、そんなことを笑い飛ばしてしまう皆さん。ドヴォルザークのソナタ(?)、マスターのオリジナル曲、ピアソラなど。後半は黒木さんもステージ上カフェでの会話に加わって、トーク炸裂。演奏できずもどかしい思いをされていることでしょうけれど、焦らず、でも早く治して下さいね。カフェでお茶しながら、お話ししながら、合間に演奏するという進行なので、曲数自体はそう多くない気がしたけれど、数えてみれば結構弾いていたのかな?穏やかな昼下がりという感じで肩の力が抜けてリラックスできた。最後は「チャールダッシュ」でビシッと決めて、石田さんがお初の人もこれでトリコになったはず。お茶とお菓子をいただいて(お菓子はお持ち帰り)、ほくほく帰宅しましたとさ。
2014.12.01
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今日のレッスン、皆さんお忙しいようで、出席者は私だけ。先生とマンツーマンでビシバシ…いや、まったりと作品に取り組む。 アマリリスをメインに、赤と緑のクリスマスカラーを使った、アジアンテイストなアレンジメント。アマリリスの茎を輪切りにして、ゴールドのビーズとワイヤーでつなぐ。細長いのはガーベラの茎。レモンリーフは両面テープで貼って器から垂らす。 うん、かわいい。アマリリスがまだつぼみなので、これが咲けばもっと華やかになるはず。アマリリスの花言葉は「すばらしく美しい」ワタクシのこと?…言ってみただけ。
2014.11.28
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出席者はS3A1T1B3+お子様たち。祝日だし、練習前に話し合いをもつということで、なかなかの出席率。というか、あと1人来れば全員、というのが寂しい現状ではあるけれど。指揮の先生が来られなくなり、急遽ソプラノ吉田恭子先生にお越しいただきボイトレの時間。顔はあくびをする感じで、舌やあご、喉には一切力を入れない。胸、背中(肩甲骨)、横隔膜、丹田などなど、順を追って形作って息を吐く。吐き切ったら勝手に息が入る。ハミングで響きを集め、そのまま発声を何パターンか。それだけで結構いい汗をかく。吉田先生が一言「パッ」と言っただけで、室内全体に声が響き渡る。そりゃオペラの大舞台でご活躍だもの、こんな教室の窓ガラスくらい割れるんじゃないかしら。とりあえず聴いてみたいということで、Magnificatの初めの部分を歌い、パートごとにご指導いただく。跳躍は、カナ書きにすると「マニー」を「うわー」と置き換えて、音が離れていると思わずお隣さんだと思えばいいらしい。指揮の先生がよく「穴に落ちて(又はジェットコースターに乗って)『あー!』って言う感じ」とおっしゃるのと一緒だ。で、言葉をつけずaで、その場で足踏みして歌う。腕を大きく回して歌う。片足立ちで、上げた足を回しながら歌う←バランスを取ろうとして余計な力が抜けるそうだ。床にうつ伏せに寝ころび、手足を浮かせて「スーパーマン」。身体を支えているお腹がそのまま声の支えになる。首を上げると喉で息の通り道が折れてしまうので、首は下げたまま。椅子に浅く腰掛け、足を上げてお腹で支えて声を出す。壁に後ろ半身をべたっとくっつけて、壁を押すように、両足で地面を押すように声を出す。時々吉田先生が「ここ!」とばかりにお腹をぐいっと押す。いやぁ、キツイ。「歌はスポーツ」というのがよくわかる。そして、キツイだけの効果がありあり。他パートの皆さんから「全然違う」「すごく良くなった」との驚きの声が。確かに、身体は大変だけど、喉に負担なく楽に、かなりの声量で出せているのが自分でもよくわかる。他パートの皆さんも同様に発声しているのを聴くと、なるほど!全然違う。後半は各パートごとに苦手な箇所をご指導いただき、その部分部分を合せてみる。アルトもテノールも1人だけど、ソプラノ、バスに全然負けていない。男声の響きがぐんと豊かになって力強い。あー、この状態で先生の指揮で歌いたかったなぁ。指揮の先生がおっしゃることは、頭では理解できても、それを身体とうまく結びつけることができなかった。今回の吉田先生のボイトレは、まずは実践。言われた通りにやっていると、あれこれ考えている余裕はない。でもこれが日々先生がおっしゃっていることなんだな、とわかった。この感覚、来週まで覚えていられるだろうか。忘れたくないなぁ。
2014.11.24
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先週は練習があったけど、途中参加のため日記をサボってしまった。今度こそ、と書いてみる。出席者はS3A1T1B1、いつもいらっしゃる方々(飲み仲間)がお休みでちょっと寂しい。ソプラノの2名は風邪気味のようで、ならば頑張らねばと気合が入る。発声はaから。私としては、母音の中で一番難しいと思っているのがa。最初からaはキツイなぁ。息の通り道が確立できず、天井も丸くならず、キーキー言って酸欠寸前。aからeに移る時も、ポジションを変えず、響きを落とさず。それらを踏まえてAve verum corpusを、まずは母音で。母音の変わり目、音の跳躍、もっと思い切って。だからといって、ぶつ切りにせず滑らかに続ける。母音をたっぷり歌いつつテンポに乗り遅れないよう、子音は前へ前へとさばく。ダメ、全然遅い。aやeで上を使っていると、oとuが浅くなる。「頭を使え、イメージせよ」と散々言われているけれど、それがなかなか難しい。久しぶりにTe Deum laudamus後半のフーガ。他人のことは言えないけど、でも言わせてもらえば、皆さん忘れすぎ。言葉を読んで、階名読みして、とりあえず息を流すことだけを考える。最初に戻って、女声のみの天使が出てくる箇所、ちっとも天使が羽ばたいていない。ずっと細かく動いていたところから長い音符になったら、もっとゆったり広がりたい。跳躍、上昇はどうにも思い切りが悪い。音が下がっても位置をキープしておけば楽に出せる、はず。ああ、もう、なんだかなぁ。と、もどかしく思ったところで終了。飲み仲間お休みのため、先生方と私の3人でこぢんまりと。先生は車でいらしてノンアルコールということで、そこでカパカパ飲むわけにもいかず(普段もそんなに飲んでないけど)、ちょちょっとつまみながらウーロンハイなんぞで大人しく飲む。節度ある飲みって、大事よね。
2014.11.17
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指揮:金 聖響ピアノ:ギョーム・ヴァンサンフルート:江川 説子コンサートマスター:崎谷 直人クセナキス/ピソプラクタベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調ブーレーズ/メモリアルラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲お久しぶりの聖響さん。まずはクセナキス。崎谷くん、チューニングしないの?と思ったら、そんなもの全く必要なかった。楽器の胴体を叩くやら、キュインと歯医者のような音しか出さないやら、誰がどこで間違ってもわからない現代曲。これは聴かなかったことにする(酷い)。もしここに、前回のぶらぼーオヤジがいたら、この曲でもブラボー言っただろうか?気を取り直してベートーヴェン。ヴァンサンさん、それほど力を入れていないように見えて、かなり音がデカイ。激情のベートーヴェン?でも、演奏自体は繊細で明るい色彩。クセナキスの緊張が解けて、うっかり船を漕ぐ。アンコールはリストのなんとかの6番とショパンのノクターン、2曲もいただきお腹いっぱい。休憩で眠気を覚まし、ブーレーズ。こちらも現代曲ではあるけれど、ちゃんと旋律があるので普通に聴ける。かなフィル首席の江川さんと、少数尖鋭の弦楽器によるフルート協奏曲の様相。ビブラートのようにふるふる震えるフルートが、なんとも儚げ。そして「ダフクロ」は、ここでも木管が美しく大活躍。フィナーレ「全員の踊り」では、今までの鬱憤(何に対する?)を晴らすかのように、踊りまくり、はじけまくり。崎谷くんが腰を浮かすと迫力満点。金管の皆さん、打楽器の皆さん、カッコいいっす。ティンパニ神戸さん、やっぱり目が釘付け。次回から、もう少し後方が見える席にしようかな?もう来期の定期申し込んじゃったけど。
2014.11.15
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最近は季節を先取りしすぎだよ~!と思っているのだけれど、私もご多分に漏れず、クリスマスツリーなんぞ作ってしまった。 と言っても、円錐形のコーンに、プリザーブドフラワーという特殊加工されたお花と、葉っぱ、リボンをポンドでぺたぺた貼り付けるだけ。もちろん、意外と手間は掛かるんだけど、お花のレッスンというより「図工」そのもの。なんか物足りないな~。クリスマスが近くなったら、もう少し小ぶりな生花ツリーでも作ってみようっと。
2014.11.14
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石田泰尚・山本裕康デュオ・リサイタル in 建長寺ヴァイオリン:石田泰尚チェロ:山本裕康ベートーヴェン/3つの二重奏曲より第1番ハ長調バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調グリエール/ヴァイオリンとチェロのための8つの二重奏曲雨が降るかと思ったら、日が照ってきて暑いくらい。黒マントの石田さんがテルテルボウズになってくれたのかしら?今回も心を込めてご本尊様に「般若心経」を唱え、リサイタル開幕。建長寺でのコンサートは3回目。3回目でも畳で弾くのは慣れないという山本さん。確かに、石田さんの優しい美音も、山本さんの誠実な渋さも、より一層ストイックに聞こえる。聴いているうちに、そんなに気にならなくなったのだけれど。ベートーヴェンというよりはモーツァルトのような軽やかなデュオ。あまりに有名な無伴奏チェロ組曲第1番。休憩を挟んで次はヴァイオリン。山本さん曰く、「バッハを全曲演奏する人は本当に凄い人か、変態」だそうで、お二方がどちらかはおいといて、聴く者には計り知れない厳しさがあるんだろうな。グリエールは烏克蘭の人。ウクライナですって。読めました?明治8年~昭和31年までご存命だそうで、ちなみにベートーヴェンは明和7年~文政10年、バッハは貞享2年~寛延3年・・・って、お寺っぽく和暦で書かれてもわからんがな。で、初のグリエールはロシアっぽかったり、こまこました技巧を使ったり、なかなか面白い曲でした。アンコールはヘンデル(ハルヴォルセン編曲)のパッサカリア。オレンジ色の照明で、ぽかぽかと暖かく、お線香の良い香りに思わずうとうと。幸い椅子席をゲットできたけれど、背もたれがなく、気を抜くと滑り落ちそうで、聴く方も一種の修行(笑)?
2014.11.09
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1日:ご近所の区民センターで開催中の文化祭をぶらぶら。マッサージを受けて帰宅。図書館で借りた本を読み、軽く一杯やりながらのんべんだらり(←好きな言葉ベスト3)と過ごす。 2日:大学の合唱部OBOG会で、学園祭真っ最中のキャンパスへ。えーと…ここはどこだ?あまりの変わり様におたおた。うちの大学、いつの間にリッチになったの? 新しい教室で、懐かしい先輩方、ご尊顔を拝するのも恐れ多い(?)大先輩方に混じり、まずは校歌斉唱。楽譜なしでも歌えるのは昔取った杵柄。現役のワークショップに参加する形で「大地讃頌」を歌う。懐かしすぎ。中学で歌った時、私はアルトだったんだよね。今じゃソプラノ楽々歌えるよ(楽々は言い過ぎ)。愛唱曲から3曲歌い、思わず粟立つ。久しぶりに日本語の曲を歌ったから?大人数のハモり(男声が多い!)が懐かしかったからかしら。所用のため前半で失礼したけれど、皆さん夜の部でガンガン歌ったことでしょう。 3日:合唱団の練習がお休みのため、チェロアンサンブル008(ユイット)コンサートへ。YAMATO S.Q.の阪田さん主宰、8人のチェリストが、知床旅情からクリムゾンキング、ウエストサイドまで幅広く聴かせてくれる。アンコールは思いもよらぬ〇〇を使ったエルビス・プレスリー。静かにおかしい。 そして、母の命日。もう3年経った。今年は墓参りしないで遊んできたけど、忘れたわけじゃないからね。でも、こうして少しずつ思い出になっていくんだね。 連休はもうおしまい。そして、今年もあと2か月。キャー!
2014.11.03
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明日、明後日と、お花の教室で借りている区民センターの文化祭。私達も作品を出展することに。 私の作品は「里の秋」と題して、茶色の葉、赤いケイトウ、ガーベラ、唐辛子、黄色いマムなどを使い、和テイストにまとめる。うーん、地味…。でも、真ん中あたりにイガ付きの栗をあしらって、ちょっと遊んでみた。いたずらっ子が触って怪我などしませんように。今日はハロウィンだから?かぼちゃも飾ってしまえ。大サービス(笑) 皆さんの作品も力作ぞろい。次回は私も華やかな作風にしよう。
2014.10.31
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指揮:湯浅卓雄ヴァイオリン&ソロ・コンサートマスター(後半):石田泰尚第一コンサートマスター(前半):崎谷直人エルガー/弦楽セレナーデ ホ短調コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調ソリストアンコール:フォスター/金髪のジェニーエルガー/交響曲第3番 ハ短調(アンソニー・ペイン補筆版)ロビーコンサートもエルガーの弦楽カルテットだった。後半ちょっとだけ聴けたけど、最初から聴くのは会社~駅をダッシュ、みなとみらいのエスカレーター駆け上がるくらいしないと駄目だな(無理)。かなフィルの弦の美しさはピカイチ。繊細で優しくて、セレナーデにぴったり。そしてコルンゴルト。ソリスト石田さんは最初から出ずっぱり。結構忙しく、華々しかったりするのだけれど、大海原を漕ぎ出す船上にぽっかり浮かんで波に映る月とか、砂漠のキャラバンを照らす月、カミソリのような鋭い月、猫の目のようなキリリとした月などなど、どこまで行っても月が追ってくる。夜道を守ってくれている。どこかひんやりした、だけど実は優しい月が、石田さんのヴァイオリンの音色によって描かれている。もちろん、曲を書いたコルンゴルトの力もあるんだろうけれど。太陽もいいけれど、やっぱり月が好きだなぁ。後半の第3番は、石田さんはコンマスとしてご登場。ヴィオラのゲスト首席のお姉様(広響の首席さんらしい)、引き締まった音色が素敵。かなフィルはヴィオラの首席さん居ないのが少々痛いな。どうやら私、エルガーの弦楽は好きだけど、交響曲は苦手みたい。あんなに派手派手しいのに、また睡魔に襲われてしまったよ。フィナーレには意識を取り戻し、余韻に浸りたいところ、P席と2階席(?)から、おっさんの「ぶらぼー」の声。しかも「ブラァボ」とか短く締まった掛け声ではなく「ぶらぼーーーー」と間延びした声。馬鹿か!?本当にブラボーと思った人はそんな声の掛け方しませんて。開演前、「拍手は指揮者のタクトが下りてから。余韻をお楽しみ下さい。飴の包み紙はガサガサさせないで下さい」なんて、懇切丁寧に、子供に噛み砕くようにアナウンスしてるというのに。ま、石田さんを反芻して帰りましょ。
2014.10.24
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ご無沙汰しております。細々と生きておりました。合唱の練習やコンサートにはちょいちょい通っておりましたが、なにかとバタバタしていて日記を書く時間、気力がなかったものですから。いつまで続くかわからないけれど、これからはゆる~く書いていきます。出席者はS3A1T0B1と寂しい限り。風邪でお休みの連絡が3名あって、季節の変わり目、皆様ご自愛下さい。まずは発声。先週は台風で練習が流れたせいか、喉も体もお休みモードから抜け出せない。狙いが低く、響きが暗い。Ave verum corpusを、すべてe母音で歌う。次はiだけ、その次はoだけ。油断すると落ちてくるし、キープしようとすると変なところに力が入るし、同じ母音で通すというのは意外と大変。どの母音が歌いやすいか、人それぞれで、どれが正解ということはないけれど、プロはさておき我々アマチュアは苦手分野こそ克服しなければ上手くなどなりえない。VesperaeのLaudate Dominumも同様に歌う。音の変わり目、狙い目、跳躍、すべてがぬるい。唯一複数名いるソプラノ、バラバラ。どうしたものやら。元の言葉の母音に戻し終了。中華屋。ひと月ばかり訳あって少々控え目にしていたけれど、今日から酒解禁!調子に乗って紹興酒を美味しくいただき、すっかり午前様。楽しく歌って楽しく飲んで、やれ嬉しや。
2014.10.20
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~アストル・ピアソラとミシェル・ルグランの世界~ヴァイオリン:石田 泰尚サクソフォン:松原 孝政ピアノ:中岡 太志オープニング:パリの散歩道/ゲイリー・ムーア~ミシェル・ルグランの世界~おもいでの夏(映画「おもいでの夏」より)キャラバンの到着(映画「ロシュフォールの恋人たち」より)コンチェルト(映画「ロシュフォールの恋人たち」より)パパ、見守って下さい(映画「愛のイエントル」より)これからの人生(映画「ハッピー・エンド/幸せの彼方に」より)愛の閃く時ラルフ・ソーソン・イン・アクション(映画「ハンター」より)シェルブールの雨傘(映画「シェルブールの雨傘」より)~アストル・ピアソラの世界~ミケランジェロ’70デカリシモアディオス・ノニーノ悪魔のロマンスエル・ビアヘ[旅](映画「ラテン・アメリカ/光と影の詩」より)わが死へのバラードタンガータアンコール:ミシェル・ルグラン/風のささやきアストル・ピアソラ/リベル・タンゴミロンガ・ピカレスク東京オペラシティの大ホールでやるなんて、いくらなんでも無茶だろう、と思って出かけてみたら、さすがに3階はクローズしていたものの、ほぼ満席。しかも客層はいつもと異なり、年配のおじさま方もちらほら。やるなぁ。前半はミシェル・ルグランの世界。それぞれ繊細で切なくて(アクション「ハンター」除く)、感情の波に揺さぶられてしまい、続けて聴くうちに瞼を閉じて有り難くなってしまう。いや、寝ちゃいないんだけど、最早映像は要らないというか、ごにょごにょ・・・。後半のピアソラは逆で、エキサイティングなものだから、ついつい見入ってしまう。アンコールの「ピカレスク」は私へのプレゼントだと勝手に思う。ああ、でもピアソラはもっと小さな小屋でやってほしいなぁ。今回も石田さんのノリノリのハイポジは絶品だし、松原さんのサックスは色気むんむん(あくまで主観)だし、中岡さんはフランス語まで歌っちゃうし、使い古された言葉ではあるけれど、ますます進化しているお三方。次回も楽しみ、楽しみ。
2014.09.06
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大輪のマム(菊)「アナスタシア」と、同じく大輪のガーベラ(しかも珍しいボルドー)を使った秋色のブーケ。葉っぱもグリーンではなく茶色。ラウンドベースから緩やかに流れるような形をイメージしたけれど、平らで丸くなっちゃった。こぢんまりしてる割に重さを感じる。「ぴょんきちさんの、何か気になる~」と先生から度々お直しが入る。他の方の作品を見ると、なるほど、アップダウンがついて動きがある。もっと作品全体を見ないとダメだな。でも、いい色。 こういう和洋折衷の変わり種ブーケ、最近人気なんだって。納得。
2014.09.05
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指揮:小泉和裕ソロ・コンサートマスター:石田泰尚グラズノフ/バレエ音楽「四季」チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」出掛けにバタバタして遅刻寸前。ロビーコンサート(チェロ門脇さん&コントラバス米長さん)が聴けず残念。2nd首席はお久しぶりの小宮さん。崎谷さん&直江さんの若いコンビも良いけれど、石田組長&いぶし銀小宮氏のアイコンタクトがたまらんのですわ(おい)。まずはグラズノフ。さすがロシア、四季が冬から始まるのか。寒々しい吹雪からハープでしゃららんと春がきて、爽やかな夏。実りの秋はお祭りかしら、ちょっと賑やかなんだけど、冬の気配を感じつつフィナーレ。バレエって実際には観たことないけど、音楽を聴きながら踊りをイメージするのは楽しいかも。「悲愴」は、いつも「ちっとも悲愴じゃないじゃん」と思いながら聴いていて、いつのまにやら最後は「・・・。」となってしまうのがチャイコフスキーさんの凄技。小泉さんを特別客演指揮者にお迎えした、就任披露演奏会。派手に煽るようなことはないけれど、音楽が生き生き動いていくのがわかる。最近のかなフィルは、若さと円熟さがうまく絡み合っているみたい。
2014.08.29
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アンサンブル・メテオールヴァイオリン:中村朱見、平山慎一郎ヴィオラ:亀井宏子チェロ:井上とも子クラリネット:左藤博之ピアノ(ゲスト):小埜寺美樹ブルッフ/クラリネット、ヴィオラと管弦楽のための協奏曲モシュコフスキ/2台のヴァイオリンのための組曲ストラヴィンスキー/「兵士の物語」組曲 トリオ版(Vn平山.Cl.P)マイエル/クラリネット五重奏曲アンコール:モーツァルトの五重奏曲第2楽章新宿西口ドルチェ楽器の、100人ほど入るサロンでのコンサート。美樹さんにお声を掛けていただき、「兵士の物語」に惹かれて来たのだけれど、どれも20世紀前半、いわゆる近現代の曲ばかり。苦手分野にかなりドキドキ。ブルッフはクラリネットとヴィオラの音色が絡み合い、華やかさの中に落ち着いた雰囲気が感じられる。これならいける、と思った矢先のモシュコフスキさん、2台が互いに主張しあって激しい。休憩で気を取り直して「兵士の物語」トリオ版。作曲家自身が原曲の七重奏を三重奏に編曲したもので、ナレーションもない。それでも元のへんてこさ加減(?)はそのままで、兵士と悪魔のやりとりが目に浮かんでくるようだ。マイエルさんの前に左藤さんから曲の説明。旧東ドイツの人だそうで、そのせいかあまり有名にはならなかったらしい。第3楽章の主題は「発想は自由」という当時の流行曲で、弦楽で聴くとまるでハイドンの宮廷音楽のよう。それなのに、変奏されちゃってえらいことに。恐るべし、近現代。それでも過剰な拒否反応が出ず、むしろ楽しめたのは、夏の音楽砂漠で音楽欠乏症にかかっていたからかもしれない。「皆さんにこのままお帰りいただくのもなんなので」と、モーツァルトで心を静めてお開きとなった。ゲージュツの秋が楽しみだ。
2014.08.24
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今日のレッスンは、秋の訪れを感じさせる花材を使ったアレンジメント。枝物を円を描くように配置し、それに絡めるように花材を挿していく。ウンリュウヤナギをわざと円から外して遊ばせてみたり、竹かごにピペリカムの実を入れてオブジェとして飾ったり、なかなか面白い出来上がりとなった。まだまだ暑くて毎日ぐったりだけど、暦の上では秋、お花も少しずつ秋めいてきた。気持ちだけでも秋を先取りしましょ。
2014.08.22
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出席者はS3A2T1B2と休み明けにしてはまずまず。本日の私、休み前にひいた風邪が治らず、げほごほずびずび言いながらの参加のため、普通に声を出すのも厳しい状況。息がしっかり吸えないので吐けない、続かない。耳に膜がかかったようで、自分の声が聞こえない。ガリガリいいそうで怖い。蚊の鳴くような声とは正にこれだ。発声は中低音から少しずつ慣らしていって、なんとか最低限度まで到達できたかな。VesperaeいつものLaudate Dominumから。何度言われてもブレスを我慢してしまい、途中で情けなく消えてしまう。息を流さないとどんどん苦しくなる。頭拍の母音がoだと勢いよく突っかかってしまうのに、eだと上手くいくという、得手不得手も発見。Confiteborに戻る。跳躍の準備をしっかり。アルトと2度のぶつかり合い。互いに聴き合い主張する。「聴く!あんたたち、『合唱』やってるんでしょ?」長いこと歌ってきてはいるけれど、合わせるのは苦手みたい。男声パートをオクターブで弾いてもらい、それを聴きながら乗っかって歌うというのも、心地良いという感覚がイマイチわからない。合唱団として致命的?団長が「暑気払い♪」と張り切っていたので、出席者総勢10名で中華屋へ。ママさんたちも、遠方の人も、割と遅くまで残って盛り上がる。たまにはこういう機会もいいね。風邪っぴきは自重して、終電30分前には帰りましたよ。え、遅い?
2014.08.18
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今日から夏休み! だけれど、実は先週土曜日に会社の引っ越しがあり、その準備で先月からキリキリカリカリ。土曜日はもちろん日曜日(台風到来中)も休日出勤。とりあえず引っ越し終了で気が抜けたのか、汗かいて電車で冷えたのか、すっかり風邪をひいてしまった。昨日月曜日は仕事で忙しく、へろへろになり、帰りに病院へ寄ろうと思ったらお盆休み。なんてこった!家にあった市販薬を飲んで、今日なんとか羽田から千歳に到着。こんな体調不良の時にお休みっていうのが、よかったというか、勿体ないというか。とりあえずしばらく休みます。
2014.08.12
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今日の作品はプリザーブドフラワー。いつものバラやカーネーションではなく、デンドロビウムという蘭を使った穏やかな雰囲気のアレンジメントで、お盆のお供えにいいかも。と思ったら、仕事が終わりそうにない。自宅で作る気力もなく、先生にお願いして作っていただいた。華やかだけど上品で、母もきっと喜んでくれるだろう。持ち運びしやすいように横幅を抑えて下さったとのこと。先生、ありがとうございました。
2014.08.08
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於:テアトロ・ジーリオ・ショウワモーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64ドヴォルザーク/チェロ協奏曲ロ短調作品104指揮:川瀬賢太郎ピアノ:北村朋幹ヴァイオリン:小林美恵チェロ:遠藤真理協奏曲が3つ揃い、見ただけでお腹いっぱいなプログラム。コンマス席には石田さん、夏の暑(苦し)さを盛り上げます。まずはモーツァルト。ピアノは蓋を取り外し、奏者が指揮者と向き合うチェンバロのような配置。音に関しては、ざらめの粒が溶けて固まっちゃったかな?という印象で、もっと元気な曲の方がよかったのかも。メンコンは繊細でお上品。こちらにはもう少しパワーがほしかった。そしてドヴォコン。真理ちゃん(なれなれしい)の骨太なチェロに息を飲む。あとはもう安心。チェロの皆さんはじめ、オケメンバーのバックアップ体制も万全。木管群のまろやかな中にメリハリのあるアンサンブル。金管も鳴らす時ゃ鳴らしまっせ。ソロ・コンマスとの合わせもバッチリ。お馴染みの曲だけど、演奏する人によって音色が全然違っていて、チェロのおもしろさを実感。だから何度聴いても飽きないんだな。さすがにお腹いっぱいで、帰りの電車は爆睡しましたとさ。
2014.08.03
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指揮:小崎 雅弘演出:澤田 康子合唱:荒川区民オペラ合唱団バレエ:荒川区民オペラバレエ管弦楽:荒川区民交響楽団レオノーラ:吉田 恭子ドン・アルヴァーロ:田代 誠ドン・カルロ:古川 精一グラルディアーノ神父:小田桐 貴樹カラトラーヴァ侯爵:筒井 修平プレツィオジッラ:里 まりフラ・メリトーネ:岡野 守トラブーコ:平塚 寛人クッラ:実川 裕紀村長・軍医:熊谷 幸宏ざっくりあらすじ一言でいえば・・・「スペインが滅ぼしたインカ帝国の末裔が、傾きかけたスペインの大貴族の一家を没落させていく因果応報(運命の力)の話。」―プログラムより。さすがにそれではなんなので・・・カラトラーヴァ侯爵の娘レオノーラと、インカの血をひくアルヴァーロは恋仲だが、侯爵に結婚を反対され駆け落ちの準備中。ぐずぐずしているうちに見つかって、敵意はないよと投げ捨てたアルヴァーロの銃が暴発、パパに当たって死んじゃった。レオノーラとアルヴァーロは逃げる途中離れ離れに。父の敵を討とうと後を追うカルロ(レオノーラ兄)。レオノーラは修道院の門を叩き、洞窟に住むことを許される。アルヴァーロとカルロは互いの身の上を知らず、軍隊で仲良くなる。負傷して死にかけたアルヴァーロがカルロに託した小箱の中に、レオノーラの肖像画が。こいつが敵だ!と回復したアルヴァーロに決闘に挑むも仲間に引き離され、アルヴァーロは修道院へ。5年後、カルロは修道院を探し当て、再びアルヴァーロに決闘を挑む。決闘はレオノーラの住む洞窟近くで行われ、返り討ちにあったカルロを連れたアルヴァーロが、隠者(レオノーラ)に懺悔を請う。再会を喜んだのも束の間、瀕死のカルロはレオノーラを刺し、レオノーラはアルヴァーロと神父に見守られて息絶える。・・・救われねぇー。序曲はちょいちょい聴いたことがあったけど、オペラ全編見るのは初めて。こういうストーリーだったのね。出演者の中でダントツなのは、吉田恭子先生のレオノーラ。温かで深みのある心地良い声はもちろん、中でも小さな音量の美しさといったら!正しい発声は遠くまで伝わるというお手本。また合唱団のボイトレに来てくださらないかしら?小田桐さんの神父らしい説得力のあるバス、岡野さん(下っ端修道士役)のコミカルな演技、里さんのジプシーも雰囲気ぴったり。アルヴァーロは、諸悪の根源のお前が生き残ってどうするよ!?と突っ込みたくなる上手さ、というか。オケも合唱もアマチュアで、そりゃあところどころいろいろあったけど、そんなことを忘れさせてくれる熱演。バレエも華やか。時間とお金に余裕があれば、ダブルキャストの方も見たかったなぁ。「マクベス」「シモン・ボッカネグラ」「運命の力」と、ヴェルディの渋めのところをやってきた区民オペラだけれど、来年はホール改修工事のためお休み。そして再来年、いよいよ「アイーダ」だって。また真夏の都電にことこと揺られるかぁ。
2014.08.02
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出席者はS4A1T0B2+双子ちゃん。まずは発声。「お、今日はいいね。何かあった?たまたま?」多分たまたま。ここ数日の猛暑が納まって少し涼しくなったから、身体が元気になったとか?「そうか、気候に左右されるのか。練習の成果とかじゃなくて・・・」見事な肩すかし。Ave verum corpusから。音が変わる時、例えばA-ve(ラ-レ)だとvはレにくっつけて、ずり上げないようにする。音楽が滞ると息が苦しくなるので、前へ前へと進めていく。ラスト4小節目が低いらしく、バスの支えを聴くように言われたが、うーん、よくわからない。和声感覚がイマイチ無いんだな。続いてVenite populi。8声だし、久しぶりに楽譜を開くと、どこを見ていいかわからん(普段から見ておくように)。ここはテノールを聴いて・・・って、今日はテノールお休みじゃん。ということで落ちる。あ、ここから3拍子じゃん。ということで落ちる。テンポ変わった。Sop2はどこ歌ってるの?ということで・・・もうね、ちゃんとカウントしようよ。これでコロ2が入って8声になったら、歌える自信まるでな~し。やれやれ。中華屋は団体さんで大賑わい。我々と、いつもの謎のフラメンコ集団(仮)がそれぞれ談笑する中、10数名の若者集団(モヒカン含む)は完全に出来上がっていて騒がしい。どうして酔っ払いの声ってやけに響くのかな?不快で下品にならない程度に響かせることができたらなぁ。
2014.07.28
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指揮:鈴木秀美第1コンサートマスター:崎谷直人C.P.E.バッハ/シンフォニア ニ長調ハイドン/交響曲第88番 ト長調「V字」ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調「運命」(アンコール:ハイドン/交響曲第77番より第2楽章)はじめましての鈴木秀美さん。バロック音楽の第一人者という認識しかなく、ノンビブラートでカスカスした演奏はイヤだなぁ、などと思いながら臨む。バッハ(息子)さんには申し訳ないが、完全に夢の世界に連れていかれる。ハイドンは目が開かないながらも「なんだか面白いかも」と徐々に頭が起きてきて、「これが(意識の)V字回復ってやつか」とか「V字飛行?」とか、やっぱり寝ているらしかった。休憩中に目を覚ましていよいよ「運命」。キリリと引き締まった演奏に、ぐっと引き込まれる。ノンビブラートやらピリオド奏法やらはよくわからないけれど、そういう奏法を明示して演奏された、今までのつまらない演奏の数々は一体何だったのかと思うほど。ちょっと、いや、かなりびっくり。研ぎ澄まされた弦の音に、まろやかな管の音が絡まる。特筆すべきは、今まではどう聴いてもでんでん太鼓でしかなかったバロックティンパニが、ちゃんとティンパニとして聴こえたこと。石田さん、小宮さんが降りだった今回、クールな神戸さんに見入ってしまった。かなフィルは良い人を入れましたな。というわけで、ありきたりではない新鮮な「運命」に出会えた。客席はもちろん、ステージ上からも拍手の嵐。アンコールの77番は、同じ旋律でも少しずつ違えて書かれていて、それは「毎日同じようにみえて少しずつ違っているから美しい」とハイドンが言っているようだとのこと。そういう選曲ができるのが秀美さんのお人柄であり、音楽に対する愛とか畏敬の念なのだろうな。毎度毎度、新しい嬉しい出会いが待っている。だから凝りもせず灼熱の紅葉坂を上るんだろうな。
2014.07.26
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シュッと伸びたグリーンのラインと、バンダ(蘭)やテマリソウ(スーモみたいなの)の丸いフォルムの対比を楽しむアレンジメント。小菊やバラでアップダウンをつけて、のっぺりしないよう注意する。今回のメインは、なんと言ってもガマ。初めて使う素材だけど、なかなかいい感じ。きりたんぽみたいで可愛い。お花も私も、夏の暑さに負けないように頑張ろう。
2014.07.25
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会社宛てお中元でいただいたメロン様。まるまるひとつ私のものに。熟れるのを待って、いよいよ本日入刀!サクッ! あっ!!!ワタクシの指から勢いよく溢れ出る血潮…ええ、指をざっくり。うわぁ、止まらねー、助けてー!まずは指の根元を強く抑えて、心臓より高くして、と。ティッシュを何度も取り替えても、みるみる赤く染まる。私、貧血持ちなんだぜ、もったいない。あれ?そんなこと考えて、意外と余裕ある?輪ゴムでぐるぐる巻きにして、手を挙げて、もし病院に行くことになったら、こんなふざけた格好(よれよれのTシャツと短パン)じゃ外出できないよなぁと無理矢理着替える。すっぴんだけど、この際仕方ない。でもまあ、同じようにスッパリ切れた人を見たことあるけど、そのうち止まったし、私も大人しく待ってみよう。 輪ゴムでぐるぐる巻きにした指がじんじんし始めた頃、ティッシュを取り替えたら、お、止まった。ほっ。しかし、今日はもうメロン気分じゃなくなったな。もう1日冷蔵庫で寝かせておこう。ひと騒ぎしてお腹すいた~。血液補給にまずは野菜ジュースでも飲むか。
2014.07.20
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出席者はS4A2T1B2、ソプラノ以外が複数名いるとほっとする。先週の練習、日記はさぼったけど、Regine coeliと久しぶりにInter natos mulierumをやったよ。発声はi→e→aを、響きが暗くならないよう、素早く移動する。正しい形にして息を流し、膨らまし、前へ進む。長く伸ばせないのは息の無駄遣いをしているから。でも絞り出すように伸ばしても、その声は使い物にならない。訓練すれば、少しずつでも長く続けられるようになるとのこと。週一ではかなり厳しいけど、その時その時で忘れないようにしよう(毎回そう思ってるんだけどね)。まずはAve verum corpusから。最低限、小節の頭を揃える。揃えるために、四分音符=1拍を感じてかっちり歌い、感覚を掴めたところで(掴めてはいないけど)二分音符=1つでゆったり歌う。発声でやったのに、伸ばすところは相変わらずギリギリまで我慢して、しょぼく切れてしまう。4拍なら4拍分前に進み、ちゃんとカウントして自分で切る。やや久しぶりにVesperaeに戻り、Laudate pueriから。ざっと通して「思ったより覚えている」ということで続いてLaudate Dominum。これも通して終曲Magnificatへ。これはさすがに止められた。跳躍は準備しておく。伴奏につられて焦らない。この曲をあまりやってない方もいて、音取りがてら階名読みや母音読みしつつ、なんとか終了。中華屋へは、先日復帰したアルトSYさんも参加。ただの飲み会とはいえ、いつものメンツに新顔が加わると嬉しいものだ。若いから(?)食べっぷりがよくて気持ちいい。「戻れて嬉しい。ありがとうございます!」って、こちらこそ「戻ってくれてありがとうございます!」だ。嬉しくて酒が進む~。
2014.07.14
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