仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.08.25
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カテゴリ: 雑感
伊藤京都大学名誉教授のガウス賞受賞、ある学者のフィールズ賞辞退、そして惑星の定義問題、など昨日今日は科学の話題で持ちきりだ。創設されたガウス賞の名になった数学者ガウスは、今回惑星に昇格しかけた小惑星セレスの軌道を計算したという「縁」まである。

さて、IAUは太陽系惑星の定義に関して、冥王星をはずす案を賛成多数で可決したという。米国人が冥王星を発見し、ディズニーのキャラクター名(プルート)になるなど、愛着の強い米国を中心とした政治・社会的運動を、純粋科学の考えで押し切った、と解説されている。

確かに、占星術や教科書など社会的影響も一応はあるだろう。しかし、科学の視点を優先することが当然だ。もっとも科学者の集団で決議するということ自体、1つの政治とも言えるけれど。

我が家の娘も2日前くらいから騒いでいる。惑星の数が減るんだって、と。8つになると地球を除けばホルストの組曲と同じになる。私は第二曲の金星(平和の神)が好きです。関係ないが。

教科書について言えば、科学者(?)が歴史をねつ造する天文学的大事件が、恥ずかしくもわが宮城県であった。今回は全く違って、科学の視点で定義変更、教科書は追随するという形。

ところで私が気になっているのは、フィールズ賞を辞退したペレルマン氏が、ポアンカレ予想の解決に道筋をつけた、とされる(証明したと見られる、と表現する新聞もある)こと。あれっ、あの報道との関係はどうなのだろうか。
 ■関連する過去の日記
  ○ ポアンカレ予想を完全証明 (2006年6月7日)





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最終更新日  2006.08.25 05:31:02
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