仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.08.24
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カテゴリ: 仙台
郡山遺跡が7月に国史跡に指定された( 仙台市記者発表資料 )。

東北地方最古の官衙遺跡と寺院跡からなる遺跡群。大化の改新の頃に成立し、多賀城の造営の頃まで営まれた。

宮城県の古代、中世というと、どうしても多賀城(国指定特別史跡)が中心だ。仙台市域も、国分寺や歌枕の宮城野原などの由緒あるスポットもあるが、政宗の築城と都市計画以前は、多賀城や塩釜に比べて何となく影が薄い。ここに来て郡山遺跡の登場で、仙台市のプライドを大いに発揮、か。

こんなうがった見方はどうでも良いのだが、この郡山遺跡、まだあまり一般に知られていないのではないか。というより私が不勉強、とまず自分のことを言うべきだが。

一般向けの書物で少し勉強した。
 ○花登正宏編『東北-その歴史と文化を探る-』東北大学出版会 2006年
  「2 郡山遺跡の時代」(今泉隆雄)

郡山遺跡は陸奥国府として、多賀城の建造(724年)まで存続。



 ■関連する過去の日記
  ○ 多賀城の基礎知識(前編) (06年8月7日)
  ○ 多賀城の基礎知識(後編) (06年8月7日)





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最終更新日  2006.08.24 05:52:35コメント(0) | コメントを書く


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