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日本に帰国するとき、ワルシャワ乗り換え便で乗り換え時間もたっぷりあったため、空港内のショップをゆっくり見ることができました。その中で食品系の面白いショップがあり、いろいろ購入してきました。『Premium Food Gate』という名前の店です。すでにほとんど食べてしまったのが、プルーンのドライフルーツをチョコレートでコーティングしたお菓子。コーティングされているチョコレートは、昔ながらのカカオ分少な目で、その素朴な味わいがプルーンの酸味と甘みに上手くマッチするお菓子です。ちなみにプルーン以外のフルーツを使った姉妹商品もありました。実はこのチョコレート菓子は、知り合いのおすすめ品でした。画像撮ってませんが、同じ店で購入したプラム・ブランデーとの相性は素晴らしい。もう一つは、ワイン用ブドウ品種の12種類の味わいを持つチョコレート。その名も『Choco Wine』チョコレートの上にワイン品種の味わいを表現した(?)トッピングを施したもので、ベースになるチョコレートも品種ごとに成分を変えてあるこだわりの逸品です。ちなみに『カベルネ・ソーヴィニョン』のベースのチョコが一番カカオの比率が高いみたいです。(ポーランド語のみの表記なので想像ですが・・・)この商品、きっと日本でも売れそうと思うのですが。いかがでしょう?
June 28, 2017
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5月27日から6月10日まで、チェコとドイツを旅してきました。もともとは音楽を聴いてまわる旅だったのですが、ビールの美味しいところを訪れるので、せっかくなのでいろいろなビールを飲めるようにスケジュールを組んでしまいました。トータルで30種類ほどを飲んできたでしょうか?小さな醸造所にも行きましたが、ほとんどは瓶や缶入り製品も造る規模の大きな醸造所のものです。多くのビールを飲む中で、例えば同じピルスナースタイルのビールでも、銘柄によってこれほど違うのかと思うほど、ビールの個性の違いを体感して来ました。全体としては、味わいの線が太く、飲み応えがあり、余韻が長いものが多かったように思います。味わいはしっかりとしていても、飲み飽きしないようなバランスを持つものが多いのも特徴でしょう。比べてみると、日本のビールは(特に大手のものは)、味わいが前半型で、余韻が短く軽い味わいであると思います。最近は『エール』『ヴァイツェン』『ケルシュ』などのスタイルを取り入れたビールや、さらにはより独創的な製品も見かけますが、確かに香りの印象や最初に口に入れたときの味わいは上手く造っているなと思わせるものの、どうしても味わいの中盤から後半にかけての線が細く感じてしまいます。日本の気候にはスッキリとした味わいの方がマッチするという意見があるかもしれませんが、ビール以外のお酒には様々なスタイルのものがあり、それらが受け入れられている事を思うと、そろそろ本場のようなバランスを持ったビールが造られても良いのではないでしょうか?旅行中はビアホールも沢山行きました。そこでは、可能ならビールを注いでいるのが見える席を選んでいたのですが、注ぎ手によってビールを注ぐ流儀は様々なようです。特に泡をどうあつかうのかは、見ていて面白かったです。泡のあつかい方は大きく分けて3種類。A:最初に勢い良くビールを入れて、できた泡が収まるのを待ってから継ぎ足して仕上げるタイプ。B:ゆっくりと注いで最後に泡を盛るタイプ。C:泡だけを作ったグラスを用意しておいて、そこから本体のグラスの上に泡をトッピングするタイプ。Cの注ぎ手は、泡だけのグラスもしばらくして泡が落ち着くと、それの上にビールを注いで仕上げたりと臨機応変な対応をしていたりします。また、同じ注ぎ手でもビールの種類によって注ぎ方を変えていたりして、なかなか奥深い作業のようです。注ぎ手は、注文が殺到すると超忙しそうですし、手が空いたときはグラスを洗ったり片付けたりと、手が休まるときがありません。でも、なんだか面白そう、と思うのは客席から見ているせいでしょうか?もし、生まれ変わったら、チェコやドイツのビアホールのビール注ぎ手になりたいなぁ、とちょっと思ってみたりする訳です。
June 27, 2017
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6月9日(金)午前中ミュンヘン空港からワルシャワを経由して日本に帰りました。ミュンヘン空港でチェックインした後、朝食ついでにビールを飲もうかと思い、カフェでビールを頼もうとしたら、小さいサイズがなく500mlのドラフトビールしかなかった。 さすがミュンヘン! ドイツで味わう最後のビールはホフブロイのオリギナルラガーです。ホップの華やかな香りと爽やかな苦みがあるバランスの良い味わいでした。昼前にワルシャワ空港に到着。日本から来たときは40分しかトランジットの時間がなかったのですが、帰りは3時間以上時間があり、ラウンジを利用してゆっくりしました。ビールもあったので、せっかくなので飲んでみることに。瓶と缶の2種類あり、瓶ビールを飲もうとしたのですが、王冠栓なのに栓抜きが見当たらない・・・。しばしどうしたものかと思案して、もしや?とひねってみると、開けることができました!味わいは、これまでさんざんドイツの味わい深いビールを飲んできたからかもしれませんが、かなり軽く感じてしまいました。 やっぱりビールはチェコとドイツだね!と思った次第です。
June 26, 2017
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6月8日(木)夜現地ミュンヘンでも大変なチケット争奪戦となったバイエルン国立歌劇場の『タンホイザー』公演。人気のテノール、クラウス・フロリアン・フォークトが出演し、キリル・ペトレンコが指揮する新演出で、5月下旬にプレミエとなったばかり。一部歌手は変更となるようですが、秋には日本公演も予定されています。この日のためのチケット予約の奮闘記はこちら ↓↓↓公演2カ月前にネットでチケットを予約なんと三夜連続のオペラ座通い!この『タンホイザー』が今回の旅行での最後の公演です。(コンサート3回、オペラ6回を観たことになります)座席はステージも指揮者も良く見える場所でした。このオペラ座は幕間の休憩時間を長めに取ってあります。地下のロビーでは、予約したテーブルで食事を取ったりワインを飲んだりする姿がありました。休憩中はホール内に立ち入ることができないので、けっこう居場所に困ります。タンホイザー公演では最初の休憩が50分くらい(二回目も40分くらい)あり、オペラ座を出てちょっと離れたカフェの屋外テラス席でコーヒーを飲んできました。エンポリオ・アルマーニのカフェでした。こちらは上の方のロビーの様子(2回目の休憩中)。夕日が差し込み色合いがきれい。二日前のオーケストラ・コンサートの時にも感じたことですが、指揮者ペトレンコの作りだす音楽は、どこにも緩みのない密度の濃い演奏でした。歌手やコーラスとの有機的な連携を創り出すための強固な土台となる、ゆるぎないオーケストラの音の世界。これほどスキのない演奏をするためには、どれほど厳しいリハーサルを積み重ねてきたことか!もし叶うなら、そのリハーサルの様子をじっくり見てみたいものです。演出に関しては、『作品の中にこのような一面を見出すことができる』という主張があったとしとも否定はしませんが、説明がなければ演出の意図を図りかねる(プログラムには詳しく書かれているのかもしれないが、ドイツ語なので解らず)ようでは本末転倒ではないでしょうか?演出意図を理解しようとする努力を必要とし、そのために意識を集中させると、肝心の音楽への集中が妨げられてしまうように感じるのです。少なくとも自分にとっては、一度観ただけではよくわからず、また何回も繰り返して観たいと思わせる演出とも思えませんでした。歌手陣は、素晴らしいの一言に尽きます。コーラスもまた同じく。そして、オーケストラを含めて全てを束ねるペトレンコの手腕に感服した一夜です。この『タンホイザー』で、今回の旅行のコンサート&オペラはすべて終了です。これほど集中して音楽会に通ったのはいつ以来でしょう?オペラの後は、またしてもビールで乾杯!!
June 25, 2017
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6月8日(木)午前中ミュンヘンも三日目ですが、これまで全く観光をしていなかったので、この日は午前中から旧市街に出かけました。ヴィクトアリエンマルクトViktualienmarkt(市場)マルクトで見かけたキノコ専門店です。こちらのお店ではビオのヴァイスブルストを食べられるようです。午前中からビールを楽しむ人も・・・。まあ、ミュンヘンでは当然の姿ですね!マルクト横のペータース教会Peterskircheではミサが行われていました。こちらはミサ終了後の写真。(ミサ中は撮影禁止)香がたかれていたため荘厳な雰囲気です。お散歩ついでに買い物もして、ランチはなんとラーメン屋さんに行くことに!ミュンヘン中心部からは少し離れた場所にある『麺処 匠』。頂いたのは西山製麺の麺を使用した本格派味噌ラーメンです。
June 25, 2017
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6月7日夜バイエルン歌劇場『チェネレントラ』公演後は、近くのビアホールへ。『アイインガーAyinger』というビール醸造所直営店『ヴィルツハウス・アイインガーズWirtshaus Ayingers』です。醸造所のあるAying村には、ミュンヘン中心部からSバーンでも行けるようです。(Aying行きの路線があります)ビールリストの一番上にあった木の樽から樽出しするラガー・ヘル(Ayinger Lager Hell aus dem Holzfass)は、遅い時間だったためか売り切れ。残念! 左:酵母入りヴァイスビアーHefeweißbier 右:ヤーレフンダートビアーJahrhundertbier(だったかな?)Hefeweißは酵母入りのヴァイツェンビールらしい華やかな香りと旨み・爽やかさがあり、Jahrhundertbier(100年ビール)は見た目以上にホップの効いたスパイシーさがありました。動画もご覧いただけます。 ↓↓↓タップ前のカウンターからの動画このお店は料理の味が日本人にも良く合うように思います。頼んだ料理はどこにでもありそうなものですが、塩味のコントロールが良く個人的には今回の旅行で訪れたビアホールの中で一番美味しくいただきました。一般にドイツ料理は塩味が強めのように思いますが、ビアホールはさらに塩味が効いています。 塩辛い料理を食べる⇒喉が渇く⇒ビールをたくさん飲むという方程式なのでしょうか? 自家製ミートボール(日本人的にはハンバーグに近い) hausgemachte kälberne Fleischpflanzerl コクのあるソースが美味。 ミュンヘン市場の女性のサラダ Salat der Münchner Marktfrauen 見た目地味ですが、バランスの取れた味わいで塩味が絶妙。 ビールも追加!旅行中何杯目のビールなのでしょう?Ayinger Ur-Weizen, dunkelモルトの風味がしっかりと感じられるフルボディのデュンケル・ヴァイツェンです。昨夜のビアホールもそうですが、自宅近くにこんなところがあったら、足しげく通ってしまうこと間違いなし!ミュンヘンには、今回訪れたところ以外にも数多くのビールメーカー直営ビアホールがあります。きっとものすごい盛り上がりを見せるであろうオクトーバーフェストも魅力的ですが、普通にそれらのビアホール巡りも楽しそうですね!
June 24, 2017
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6月7日(水)夜ザルツブルクから戻り、夜はバイエルン国立歌劇場でロッシーニ作曲『チェネレントラ(シンデレラ)』を観ました。旅行中8公演目です。昨夜もこのオペラ座でコンサートを聴きましたが、豪華な内装はテンションが上がりますね。『チェネレントラ』は、ロッシーニの数ある(らしい)オペラの中でも、比較的上演される機会が少ない作品のひとつのようです。作品の持つコミカルな面を素直に引き出し、さらに歌手の動作などにも可笑しな動きを取り入れた、観ていて楽しい演出でした。ロッシーニの沸き立つような音楽とこのような上演の演出は、オペラを観る楽しみは何なのかを思い出させてくれるような気がします。歌手のレベルも皆水準を大きく超えていると思います。日常的にこのレベルの公演をしているとしたら凄いことですね。日本人歌手中村恵理さんの姉役も大喝采を受けていました。レパートリー公演と思われるこの『チェネレントラ』や、ベルリンで観た『トゥーランドット』も隙のない出来で、どこもレベルが高く予想以上に楽しめました。ドイツ国内で音楽を聴くのは初めてでしたが、またいつの日か聴きに来たいと思わせるものがありました。
June 24, 2017
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6月7日(水)ザルツブルクの旧市街をお散歩後、ザルツァッハ川を渡ってWEIN&COザルツブルク店でランチです。WEIN&COは、オーストリア最大のワインショップのチェーン店。ワインバーを併設しているお店が多く、ショップ内のワインをバーに持ち込むことができ(確か持ち込み料1本8ユーロ)、仲間と訪れて気に入ったワインをショップから選んで飲むのが楽しいところです。この日も、昼間から何本か空けている若い男性のグループがありました。ランチのスープです。ピリ辛トマト味。ほうれん草とブルーチーズのニョツキ。キッシュロレーヌ・サラダ添え。ワインは、「ボトルで何か」といきたいところでしたが、ここはグッと我慢してグラスで南シュタイヤーマルクのソーヴィニョン・ブランとムスカテラーを。ビールも良いけど、やっぱりオーストリアワインは美味しいですね!ショップでワインを買って帰りたかったのですが、あまり時間がなくてゆっくり選べなくて残念。ムスカテラーとツヴァイゲルトのワインを1本づつ購入。なるべく毎年買うようにしている『Falstaff』のワインガイドの2016/2017版も購入しました。そんなところでオーストリア滞在も時間切れ・・・。急いで駅に向かい、列車でミュンヘンへと帰ったのでした。 さようならオーストリア! また来るからね!!
June 24, 2017
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「もしかして今回はオーストリアに行かないのか?」そんな読者の皆様のご不安(ご不満?)もごもっとも!何しろこのブログの記事の1/4くらいはオーストリア訪問記なのですから。そんなあちらこちらが、チェコとドイツとオーストリアの隣の国に行っていながらオーストリアに行かないわけがありません!! 大変お待たせしました!ついにオーストリアに入国です!!6月7日(水)ミュンヘン中央駅からオーストリア国鉄のレイルジェットに乗り込みました。この列車はミュンヘン始発クラーゲンフルト行きです。 向かうはザルツブルク!ザルツブルクは2010年以来7年ぶりです。ザルツブルクはここからの眺めが好きです。天気は曇りで時々薄日になったり霧雨になったりと変わりやすく、けっこう涼しい。 ミラベル宮殿からの眺め大聖堂内部です。って、こんな画像じゃどこだかわかりませんよね?ドーム部分の一番高いところにハトのモチーフが・・・。こちらも大聖堂。入り口付近です。 青空市場の果物屋さんイチゴやアスパラが美味しそうでした。【画像追加】ザルツブルクに向かう列車内で朝食。ミュンヘン中央駅で購入したレモンケーキと車内で頼んだコーヒー。袋入りのお菓子は車内で配っていたものです。窓の外をのどかな風景が流れていきます。
June 24, 2017
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6月6日(火)夜ペトレンコ指揮バイエルン国立歌劇場のオーケストラを聴いたあとは、ビアホールに繰り出しました。 『ヴァイセス・ブロイハウスWeisses Braeuhaus』こちらはヴァイツェンビールで名高い『シュナイダーヴァイセSCHNEIDER WEISSE』の直営店です。ここでは先ず、 TAP7 Mein Original TAP6 Mein Aventinus(アヴェンティヌス)をいただきました。 左:TAP6 右:TAP7照明が暗いのでビールの色も黒っぽく映っていますが、もともとこの醸造所のビールは濃い色合いが特徴です。TAP7は、その名の通り創業時から続く伝統のレシピを受け継ぐビールです。TAP6の方も長い歴史のあるビールで、珍しいドッペルボックのヴァイツェンでアルコール度数は8.2%もあります。ホームページのドイツ語版には、小麦と大麦の割合や使用しているホップなどの情報も載っています。それによると、ホップに最近開発された苦味成分の多い『マグナム』種も使っていることから、完全に昔のレシピで醸造しているわけではなく、時代に応じた改良もしているのかもしれません。この2種類のビールは、色合いも濃いのですが、味わいもどっしりと重量感のあるスタイルで、複雑な香りと味わいのあるフルボディのヴァイツェンビールです。余韻の長さも見事です。非常に独特で、飲み応えのあるビールだと思いますが、同時に少し飲んだだけで十分という味わいではなく、グラスの最後まで飲み干してもまた飲みたくなるような飲み飽きしないバランスの良さも備えています。 このあたりが日本のビールとの大きな違いかもしれません。日本のビールの味わいの多くは『前半型』で、余韻はスッキリと切れ上がるものが多いのに対して、『シュナイダーヴァイセ』は、最初から余韻まで重量感がありつつ、それでもたくさん飲めるのです。このビアホールでは日本語のメニューも用意されています。ビールの説明もありますのでご覧ください。 ↓↓↓ 細かな説明の載った日本語メニュー日本語メニューで322番のミュンヘン風シュヴァインスブラーテンです。パリッとした皮が香ばしく、ザウワークラウトの酸味もビールと合います。こちらは337番 茹でた子牛のハラミです。スープは、いわゆるターフェルシュピッツと同じような香草の風味を感じさせ、柔らかく煮込まれたハラミとマッチしていました。白く見えるものはホースラディシュです。TAP1のビールも追加。こちらは『ヘル・ヴァイセ Helle Weisse』という名前で、『Helle』は『ペール』と同じような意味だったと思いますので、この醸造所の中では色合いの薄いビールなのでしょうが、それでも他のメーカーのヴァイツェンより味わいはしっかりとしているかもしれません。注ぎ手の動画もご覧いただけます ↓↓↓席は注ぎ手の様子が良く見える場所でした。壁の上の方に常連客(おそらく故人)と思われる方々の写真が飾られていました。
June 24, 2017
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6月6日(火)夜今年の秋に初来日予定のキリル・ペトレンコ指揮が、音楽監督を務めるバイエルン国立歌劇場のオーケストラ(Bayerische Staatsorchester)を指揮するコンサートです。ペトレンコは、2018年シーズンからベルリン・フィルの芸術監督に内定している、注目されている指揮者です。旅行7回目の演奏会となります。(ここまで、コンサート3回、オペラ4回)全て違う会場で公演を聴いてきました。コンサート会場であるバイエルン歌劇場前には『チケット求む』の紙を持った人がたくさんいました。立ち見席(10ユーロ)のチケットを2枚余分に取ってあったのですが、すぐに売れてしまいました。【演奏曲目】 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 ピアノ:イゴール・レヴィットIgor Levit マーラー:交響曲第5番 秋には同じ曲目で都内でのコンサートも予定されているようですが、チケットはあっという間に完売となったそうです。自分たちの席はステージから3列目の上手側端のほうで、指揮者は良く見えるものの、音のバランスは良くありません。前半のラフマニノフでは、ペトレンコはスコアを丹念に確認しつつ、あまり派手な動きをせずきっちりと拍を刻むような指揮ぶりが目立ち、ピアノ演奏との一体感を高めるため気を配っているように見えました。生真面目な彼の性格や音楽創りの姿勢がうかがえるように思います。ピアニストは拍手に応えてアンコールを演奏。ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』から『愛の死』のピアノ編曲版!美しく気持ちのこもった演奏で、静かに曲を閉じたあと長い長い沈黙の後に拍手がおきました。ピアニストも感極まったような表情でした。後半のマーラーは、ペトレンコの指揮ぶりも一変し、気合の入った演奏です。彼は鼻から吸い込む息の音をも使って指揮するタイプなのですが、気合が入りすぎたのか「シュビドゥバ~」などと叫んでしまう事もありました。演奏は細部まで緻密な作りで、集中度とダイナミックさに圧倒されました。先日聴いたネルソンスのような『自分独自の表現』を徹底的に追求するのではなく、『演奏の完成度を高めることを極限まで目指した演奏』のように感じました。二楽章と三楽章の間、ペトレンコは白いハンカチを取り出し、吹き出た顔の汗を丹念にふき取っていきます。オーケストラの方はすでに準備OKとなり、客席のざわつきも収まり静まり返っている中、長い時間をかけハンカチを何度かきちんと折り返し丁寧に汗をぬぐっている姿に、細部までおろそかにしないこの指揮者の性格の一端を見た気がします。マイクがたくさん立っているので録音もしていたようですが、この日はトランペット奏者が不調で、第一楽章冒頭のソロから音がよれてしまい、その後も目立ったミスを連発。通常であればこんなことはないのだと思います。冒頭のミスによって精神的に不安定になってしまったのでしょうか?
June 23, 2017
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6月6日午後フランケン地方のホテルから、タクシー⇒ローカル電車⇒ICEを乗り継ぎ、ミュンヘン中央駅に到着。ミュンヘンのホテルは駅から徒歩で行けるところです。ホテルの部屋には小さなキッチンが付いていているのですが、鍋やフライパンなどの調理器具は別料金を払って借りるシステムです。お皿などは一応そろっています。結局こちらでもキッチンは使わずじまい。なお、ホテル横に系列のイタリアンレストランがあり、ルームサービスでも利用できるようです。ルームサービスは、外に食べに出かけるのが面倒なときなどには便利だと思いますが、今回は毎晩ビアホールに出かけてしまい、こちらも利用する機会はありませんでした。ホテル地下にはコインランドリーがあり、たまっている洗濯物をやっつけました。洗濯中にスーパーにお買い物。小雨が降っていて、今回の旅行中3回目の折り畳み傘の出番です。夜はコンサートに出かけたのですが、路面電車の運行がその日から変更となっていて戸惑いました。中央駅から旧市街方向に向かう19番の路面電車に乗りたいのですが、なかなかその番号の電車が来ません。乗り場の電光表示板が壊れていて、いつどの路面電車が来るのかわからず、やって来た電車の正面の表示を確認していたのですが、「19番来た!」と乗り込んだら、行きたい方向と逆に曲がったので慌てて車内の表示を見ると、なんと17番と表示されています。次の停留所で降りましたが、地元の人たちも慌てて降りてきました。乗り込んだ停留所に戻って掲示板をよく見ると、その日から路線の変更があり、行きたい方向の19番は違う場所(カールスプラッツ)からの運行となっていました。中央駅の前までやってきた19番の路面電車が、そこで番号を変更して17番の路面電車と変身してしまう、超変則的な運行だったのです。(逆にカールスプラッツでは17番の路面電車が19番へと切り替わってしまうようです)仕方ないのでカールスプラッツまで歩き、そこから19番の路面電車に乗りました。
June 22, 2017
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6月6日(火)朝朝食を食べる前に少しお散歩。ヴォーゲルスブルクは、もともと修道院だったところをホテルとレストランにしたものです。修道士たちはこの場所でワインを造っていたのでしょうか?天気は薄曇で、すこし朝モヤがかかっています。一枚に見えるぶどう畑も、けっこう所有者は細かく分かれており、そのため作業の形跡もそれぞれ特徴があります。こちらの生産者は、このあたりで見える範囲で唯一除草剤を使わず、草は全て草刈機ではらってありました。45度くらいの急斜面なので大変な作業だと思います。この辺りのほとんどの生産者は除草剤を使用しているようで、樹の根元の草だけが枯れているところが多いです。また、灌漑用のパイプを設置してある畑もけっこうありました。見た感じ品種もいろいろあるようです。新枝の伸び方を見ると、この春ヨーロッパ全域で猛威を振るった遅霜の被害は、この周辺の畑では大丈夫だったようです。肌寒いほどの気温でしたが、せっかくなので眺めの良いぶどう畑の隣のテラスで朝食です。こちらはレストラン隣にある売店です。ワインはスタッフに言えばワインリストを出してくれて、いろいろな種類の中から選ぶことができます。昨夜の夕食の時に飲んだバッカス種のワインを購入しました。ドレスデン近郊のワイナリーでヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、ここではバッカスと、ドイツ・ワインの主要品種とは言えないワインを選んでしまいました。さあ、この後ミュンヘンに移動です。
June 22, 2017
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6月5日(月)夜宿泊しているホテル・ヴォーゲルスブルクVogelsburgのレストランで夕食です。天気が良く暖かければ屋外のテラスで夕食を取ることができそうですが、この日は肌寒く屋内でいただきました。今回の旅で5種類目くらいのスープです。何気にスープ好きのあちらこちら。ユリウスシュピタール・ワインのヘーフェ(オリ?酵母?)のスープ。火を入れているせいか酵母特有の香りはなく、合わせて入れてあるクリームの風味のほうが目立ちます。かなり塩辛い味わいでした。軽くスモークをかけたマスのサラダ仕立て。非常に軽いスモークで、繊細なお味です。サラダのドレッシングが美味しい。こちらのシュパーゲル(ホワイトアスパラガス)は細身ですが、食感の良いものでした。シュパーゲルもこの旅行中何度目かな?シカ肉をユリウスシュピタールの赤ワインで煮込んだラグー。ホロッと崩れるほど柔らかく煮込まれていますが、肉質はしっかりしています。ユリウスシュピタールの系列ホテルなので、ワインはもちろんユリウスシュピタールのものばかり。 リースリング・ゼクト バッカス ビオのミュラー・トゥルガウ ジルヴァーナー シュヴァルツリースリング シュペートブルグンダーを楽しみました。シュヴァルツリースリングはピノ・ムニエです。お値段一番手ごろなバッカスが意外と華やかな香りと素直なフルーティーさが良い感じ。赤ワイン2種は樽の風味が強く、本来の持ち味を感じられず。 酔った勢いで頼んだザート盛り合わせは、左上から時計回りに、ケシの実が入ったバニラアイス、リンゴの軽いラム酒煮込み、エルダーフラワーのアイス、チョコレートクリームムース、ブラウニーショコラ。思った以上に美味で、特にエルダーフラワーアイスとブラウニーは秀逸でした。気づけば、すっかり陽も落ちて暗闇に沈むぶどう畑です。
June 21, 2017
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6月5日(月)夕方ローカル線の駅から、あらかじめ予約していたタクシーでホテルに向かいます。フランケン地方の有名な慈善院でワイナリーでもあるユリウスシュピタールJuliusspitalの所有するヴォーゲルスブルクVogelsburgです。ここはもともとは修道院だったところで、今でもチャペルが残されています。マイン川が大きく蛇行する場所にあり、ぶどう畑に囲まれた眺めの良い場所です。ホテル前にある畑です。画像では解りずらいですが、かなりの急斜面です。特に斜面の下半分は斜度45度くらいありそうです。大きく蛇行するマイン川に囲まれた独特な地形のVogelsburg。ヴュルツブルグから北東20キロほどに位置しています。土壌マニアの皆さま、お待たせしました!地質図によると、貝殻石灰、砂岩、コイパーの3種類の土壌があるのが分かります。ホテル周辺は貝殻石灰土壌のようです。品種によってはぶどうの花が開花していました。よりしければ動画もどうぞ!
June 21, 2017
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6月5日(月)昼ベルリンからフランケン地方まで列車で移動です。ICEを乗り継いでヴュルツブルグまで行き、そこからローカル線に乗り換えます。ICEの1等車には、車掌さんが食堂車から飲み物や料理を運んできてくれるサービスがあり、ビールを頼んでみました。ドイツ国鉄マーク入りのグラスがうれしい。銘柄はビットブルガーBitburger(500ml)です。典型的なピルスナースタイルのビール。ホップの苦みが心地よくキレのある味わい。日本でも輸入された同じ銘柄を飲んだことはありますが、こちらの方がメリハリがあり、キレ味鋭く、まるで別物の印象。窓の外を流れゆく美しいドイツの田園風景を見ながらいただきました。
June 21, 2017
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6月5日(月)午前中3泊のベルリン滞在も、あっと言う間に過ぎ、この日は長距離の移動があるのですが、その前にブランデンブルク門に行ってみました。そろいのTシャツ姿の女性グループが逆立ちしてました。
June 21, 2017
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6月4日(日)夜4日連続の観劇となり、旅行中通算で6公演目。ベルリオーズ作曲『ファウストの劫罰』は、ゲーテの『ファウスト』をもとに作られた作品で、通常のオペラとは少し異なったスタイルで書かれていて、演奏会形式での上演も多いらしい。今回はオペラのような舞台形式での上演でした。ベルリン国立歌劇場(Staatsoper Unter den Linden)指揮はサー・サイモン・ラトルラトルは、一昨日フィルハーモニーでベルリン・フィルでも聴きました。なお、歌劇場本拠地のオペラ座は今年の秋まで改修中のため、間借りしているシラー劇場での上演です。昼間は冷たい雨でしたが、午後遅くに晴れてきました。演出は、ナチスによるユダヤ教徒への迫害を下敷きにしたもので、微妙な問題を含むため日本では上演するのが難しいかもしれません。演出自体は作品との違和感はそれほどなく楽しめるものではありました。この『ファウストの劫罰』5月後半にプレミエとなったばかりのプロダクションのため、歌手・オーケストラ・コーラスとも完成度の高い上演でした。本来の劇場ではないので仕方のない部分ではありますが、オーケストラピットがかなり深い構造のせいか、多彩にしてダイナミックな音楽が聴こえてくるはずなのに、オーケストラの音がこもったようにしか聴こえず、その点はかなり残念でした。(逆にオケ・ピットの中では音が飽和状態となっていたかもしれません)ラトル指揮の演奏は素晴らしかっただけに、良く聴こえなかったのはとても残念!幕間の休憩中にこんなものをいただきました。クレマン・ド・ロワール・ロゼとサーモンのオープンサンド。
June 21, 2017
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6月3日(土)夜 ベルリン・ドイツ・オペラDeutschen Oper Berlinでプッチーニ作曲 『トゥーランドット』を観ました。この旅行での5公演目です。特別有名な歌手などは出ていない通常のレパートリー公演ですが、歌手・コーラス・オーケストラとも水準以上のレベルにあり、十分に楽しめました。但し、指揮者だけは別。オケに相手にされていないのか、終始まったくコントロールが効かない様子で、聴いていてかなりストレスが溜まりました。一幕冒頭のコーラスなどオケとズレまくり崩壊寸前。今回は斜め上から舞台とオケ・ピットを見下ろせる席だったので、指揮者とオケの演奏の様子が良く見え、オーケストラの演奏に合わせて、ただ腕を動かしているだけの指揮者の姿を確認することができました。ドイツのオペラ座やコンサートホールは、このように座席の間に通路がなく、真ん中の人が出入りするときは、列の手前の人が全員立たなくてはならず大変です。休憩中のホワイエの様子。こことは別にバーラウンジもありますが、装飾のないシンプルなつくりでした。終演後カーテンコール。指揮者にブーイングを献上してしまいました。
June 21, 2017
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6月4日(日)昼小雨の降る肌寒い天気でしたが、ビールを飲みに出かけました。ベルリン大聖堂からも近く、シュプレー川沿いにある『ゲオルグブロイBrauhaus Georgbraeu』という醸造所兼ビアホールです。雨が降っているのに、内部はお客がいっぱいです。一応空いている席はありましたが、屋外のテント下で飲んでいる人たちもいました。(寒くないのかな?)ビールを注ぐ様子が良く見えるベストポジションをゲット!隣のテーブルは常連さんらしく、店員さんがみんな話しかけてきます。『ヘルHell』という名前は、バイエルン地方の『へレスHelles』と同じスタイルのビールのことでしょう。ホップの香りと程よい苦みがあり、モルトのコクが感じられる味わいです。また、同時にたくさん飲んでも飲み飽きしないバランスでもあると思います。この「飲み飽きしない味」というのがドイツのビールらしい点かもしれません。なにしろ、皆さんたくさん飲んでいるようですから・・・。ポテトスープ自家製パン付き。濃厚な味わいで、ちょっと塩味強めなのがビアホールらしい。ブランデンブルク風ソーセージ。パリッ焼かれた皮が香ばしく、ハーブの効いた味わいです。なお、こちらのビアホールでは日本語のメニューも置いてあります。ビールの注ぎ手は、数種類の大きさのジョッキに注ぎ分けている他に、大きなピッチャーにもビールを入れたりしています。さらに、長い板の上にたくさんのジョッキを並べたものも。これは何だろうとメニューを見ると、どうやら『1メータービール』というもので、12個の小ジョッキ(200ml)を並べたものでした。その並べる板の長さが1メーターということなのでしょう。12個のジョッキを一人で『わんこそば』ならぬ『わんこビール』状態で飲むのか、数人でシェアするのか、残念ながら確認できず・・・。そういえば前夜に入った『リンデンブロイ』のメニューにも『1メータービール』あったかも。『1メータービール』を注ぐ様子の動画を撮ったのでご覧ください。 ↓↓↓『ゲオルグブロイの1メータービール』実は、注ぎ終わった後に注文は『1メーター』ではなく『ピッチャー』だったことが判明した模様。一応注文主のところに『1メーター』でも良いかと確認に行ったようですが、そのまま持ち帰ってきました。さあどうするのかなと見ていると、『1メーター』のジョッキからピッチャーの中に注ぎ直し、余ってしまった分は大きなジョッキ数個に半分くらいずつ入れて、注文が入るのを待機。幸い1分もしないうちに注文が入ったので、ジョッキにビールを継ぎ足し、泡を盛って、何事もなかったように提供してしまいました。
June 21, 2017
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6月2日(金)夜ベルリン・フィルのコンサートを聴いたあと、ホール近くのソニーセンター内にある『リンデン・ブロイLindenbräu』というビアホールで遅い夕食です。このお店も自家醸造ビールを出しています。『ベルリナー・ピルスナーBerliner Pilsne』と『デュンケルDunkel』がおそらく自分のところのビールで、その他に『アルゴイアーAllgäuer』というバイエルン地方のヴァイスビールを提供しています。ビール・カクテルの種類が多いのがベルリンらしいところでしょうか。左:アルゴイアー、右:ベルリナー・ピルスナー『アルゴイヤー』は飲んだことがないので、せっかくなのでいただきました。濾過をしていない濁りのあるヴァイスビール(ウィートビール・小麦から造られたビール)です。ヴァイスビール特有の華やかな香りと少し酸味を感じさせる爽やかな味わいに、無濾過ならではの旨みが広がります。泡の盛り上がり方が旨そうですね!『ベルリナー・ピルスナー』は、この旅行中にこれまで飲んできた『ピルスナー・ウルケル』や『ラーデベルガー』ほどホップの苦みを感じさせないものの、ピルスナースタイルらしいキレのあるバランスの良い味わいのビール。この旅行中にこれまでも何度かで出会った『タンクビール ※ 』です。連日ですがシュパーゲル!ガッツリ系肉料理の多いビアホールの中では軽い料理のため、夜遅く食べても大丈夫(だったはず・・・)。ソーセージの盛り合わせ。ビールとの相性の良さは言うまでもなし。モダンなデザインのソニーセンター内部です。内側からではよく判りませんが、ベルリン在住の方によると、富士山のかたちを模した外観だということです。※『タンクビール』:醸造所から運んだビールをタンクで保存し、そこから注いだビール。この店では、自家醸造ビールの熟成タンクから直接注いだものかもしれません。
June 20, 2017
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6月2日(金)夜小雨の振る中コンサートに出かけました。Zoologischer Garten駅から200番のバスに乗り換えて行くのですが、かなり込み合っていたので、雨降ってるからみんなバスに乗っているのねと思っていたら、ほとんどの人がコンサートホール前で下車しました。会場はこちら、この画像は天気の良い別の日に撮りました。指揮者はサー・サイモン・ラトル氏です。彼は次のシーズンでベルリン・フィルの音楽監督を辞任してしまうので、その前に本拠地のフィルハーモニーで聴いてみたいというのが、実はこの旅行の発端だったのです。席は2階の正面の右脇の方ですが、ステージからの距離がそれほど遠くないため見やすく音のバランスも良かったです。【演奏曲目】 Powder Her Face トーマス・アデスThomas Adès作曲 ピアノ協奏曲 25番 モーツアルト作曲 ピアニスト:イモージェン・クーパーImogen Cooper Chant funèbre ストラヴィンスキー作曲 春の祭典 ストラヴィンスキー作曲コンチェルトでは、ピアノ奏者とオーケストラのテンポがぜんぜん違い、面白かったです。指揮者はかなり早めのテンポで曲を演奏を始めるのですが(特に第一楽章で顕著)、ピアノに主導権が移った瞬間にピアニストが自分の弾きたいテンポに戻してしまい、当然オーケストラもピアノ演奏に合わせることとなります。本来は指揮者とピアノ奏者で演奏解釈のすり合わせがあってしかるべきと思われますが、この日の演奏では、お互いに譲り合わないままのテンポで演奏をすることになったのでしょうか?ヴァイオリンの弱音の澄み切った美しさ、木管楽器のソロの天国的な美しさはさすがです。後半はストラヴィスキーの曲が2曲。最初の曲は、確か近年発見された曲で、ゲルギエフが2015年に初演したものだったと思います。抑制された祈りの旋律の中に、この作曲者ならではのエッセンスが効いた小品です。最後の『春の祭典』では、ベルリン・フィルの機能性の高さを存分に見せ付ける演奏。弦の細かなパッセージなども驚くほどきれいに揃っているので、それぞれの旋律の存在感が抜群で、音の重なり合った部分でも重層的に聴こえてきます。なお、冒頭のファゴットソロに独特の節回しが入り、その瞬間ファーストヴァイオリンの最前列の二人が顔を見合わせてなにか喋っていたのですが、『カシモト君、今のアレどうよ?』『いやぁ~、ちょっとやりすぎじゃないっすか?』的なものではないかと想像します。
June 20, 2017
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6月2日(金)ライプチヒから列車でベルリンに移動しました。今回の旅行では『ドイツ・レールパス』を利用しているため、いちいち切符を買わなくてすみました。ライプチヒからベルリンまで1時間15分くらいです。車内のビュッフェでビールを買ってきてコンパートメントの中で飲みつつ、サンドイッチとポテトフライで軽く昼食を済ませました。ビールはヘーフェ・ヴァイツェンタイプ(濁りのある小麦ビール)ベルリンでは地下鉄U2番線『ドイチュ・オーパ駅』からすぐのホテルに3泊です。中心部からちょっと離れた場所ですが、ベルリン滞在中に行くコンサート会場やオペラ座にアクセスの良い便利なところでした。ただ、地下鉄の音がけっこう響くのが玉にキズ。近くにオペラ座があることから、ホテル室内もオペラ座を意識した内装です。椅子やシャンデリアが妙に豪華でおかしい。ベッド上の舞台の緞帳風の物や隣の扉風のものは描かれているもので、単なる飾りです。ちなみにトイレは『マスク・ルーム』、衣装ケースは『キュンストラー・ガルデローベ(芸術家のクローク)』と書かれていました。部屋のドアを開けて廊下に出ようとすると、通路の反対側のドアの横に描かれているバレリーナと目が合い、毎回ドキッとします。
June 19, 2017
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6月1日(夜11時ころ)ライプチヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラの公演後、向かったのは『ブロイハウス・アン・デア・トーマスキュルヒェBrauhaus an der Thomaskirche』。自家製ビールを出すレストランですが、お店の看板には『リストランテ、ピッツェリア、カフェテリア、アイスカフェ』の文字もあり、ここはいったい何屋さんなのかと思わせますが、やはりメインはビールらしく、遅い時間ながらみんなビールを楽しんでいました。(遅い時間なのでみんなビールだった可能性あり。料理は基本的にイタリアンです。)右側がピルス(ピルスナー)、左側は季節ごとに変わるシーズンビールでこの日はメルツェンでした。どちらもろ過されていない濁りのある状態で提供されます。生きた酵母の風味も豊かに感じられ、濁り成分のやわらかな旨みがあるまったりとしたピルスナーです。クリアーなピルスナーとは一味違う独特の個性があります。メルツェンの方は、同じく濁りビールながら、ホップの風味をより強く感じ、苦みも強いメリハリのある仕上がりで、こちらもクラフトビールらしい味わいと言えるでしょう。画像ありませんがシュヴァルツ(黒ビール)も飲んでいます。こちらもろ過されていないように感じましたが、色が濃いためろ過されているかどうかは見た目では判然としません。香ばしいロースト香と苦みがあり飲み応えのあるビールです。少しアルコール度数が高めかもしれません。ここまで歩いてくるまで、夜風が冷たく冷えたためスープを頼みました。グーラッシュです。その他、ピッツァも頼みましたが、なぜか画像撮ってなかったようです。ピッツァは、個人的には焼きがやや浅く、そのため風味がもう一息と思いました。『ブロイハウス・アン・デア・トーマスキュルヒェ』はトーマス教会の裏手にある小さな公園の脇にあります。
June 19, 2017
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6月1日(木)夜アンドリュス・ネルソンスAndris Nelsons指揮のライプチヒ・ゲヴァントハウスオーケストラのコンサートを聴きました。今回の旅行では、3演目目となります。 前半はミヒャエル・ガンドルフィ(Michael Gandolfi)氏作曲『Ascending Light』 後半はマーラーの第6番交響曲 。客席はいわゆるワインヤード型。正面やや右の遠目の席ながら、音は細かいところまで良く聴こえました。ホール残響の音質はクール系ですがオーケストラの音は温かみのあるものでした。前半の『Ascending Light(上昇する光)』はオルガンとオーケストラのための曲で、オルガンが大活躍します。オルガン以外にも打楽器も多用された規模の大きな曲で、オーケストラとオルガンの音色を堪能しました。この曲はボストン交響楽団の委嘱により作曲され、ネルソンス指揮で世界初演された作品のようです。上の画像、オーケストラの演奏と一体になるように、指揮台の右横にリモート制御の鍵盤を配置しています。オルガン演奏者はゲバントハウスの専属オルガニストであるミヒャエル・シェーンハイト氏。昼間訪れたトーマス教会でもオルガンの演奏を聴くことができ、この日はオルガン三昧となりました。後半はマーラーの6番。非常に集中度の高い演奏で、曲の細部まで手抜かりなく、やや偏執狂ともとれるほど丁寧につくり込んだ演奏でした。特に最終楽章は細部まで彫琢され、細かな部分も浮かび上がらせるような演奏で聴き応えがありました。その分演奏のスピードが遅くなったせいか、終演時間はプルグラムに記載されていた時間よりかなり遅くなりました。一昨年、ウィーンでネルソンス指揮のバーミンガム・オーケストラを聴いたときは、(そのときはブルックナー7番)同じように細部まで作り込んだ演奏を披露してくれましたが、ちょっとした演奏のミスからはじまったように感じましたが、だんだん最終楽章で演奏者の緊張感が持たなくなってきて、崩壊してしまったように聴こえました。しかし、今回の演奏は最後までほころびなく集中度を保った演奏となりました。その演奏に好き嫌いはあるかもしれませんが、圧倒的な熱演であったことは確かです。ちなみに終楽章のハンマーの打撃は2回のバージョンです。ハンマーを打ち下ろすときに、コンサートマスター氏はネルソンスの指揮ではなく、大きく振り返ってハンマーの動きに合わせて演奏をリードしていたのが印象的です。終演が遅くなりましたがビール飲みに行く事に・・・。
June 19, 2017
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6月1日(木)ドレスデンから、今回の旅行で3都市目となるライプチヒまで列車で移動しました。ライプチヒは一泊だけの滞在です。Auerbachs Keller前には、ゲーテの名作『ファウスト』の1場面の像がありました。もしかしたらこちらがファウスト像かも(両方かもしれません)バッハがオルガニストを務めていたトーマス教会です。教会内部では、ちょうどオルガニストが演奏していました。いろいろな曲を演奏(練習?)していて、曲ごとにストップを切り替えるのでいろいろな音色のオルガンの音を聴くことができました。この日の夜、コンサートでオルガンの演奏を聴く予定があったので、多様なオルガンの音色を知ることができて良かったです。ステンドグラスの中にバッハを発見!ライプチヒの旧市街では、あちらこちらで屋台の準備をしていましたが、何かイベントがあったのでしょうか?滞在中はそれらしき催しは行われていませんでした。 ビールを扱うこちらの屋台は例外的に営業そのイベントと何か関連があるのかもしれませんが、街ゆく人になぜかゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)系ファッションが多いのです。ゴスロリでキメた数人のグループがたくさんいました。女性だけでなく男性もそれ系のファッションの人を多く見かけました。ゴスロリ・ファッションの人が普通にパン屋さんなどで買い物をしている光景はちょっと不思議な感じです。これは翌日ライプチヒ中央駅で撮影したものですが、日本人に比べてこちらの人たちの『ゴスロリ』は、妙な迫力があります。帰国後調べてみると、やはりゴスロリ関係のイベントが数日後に開催されたていたようです。
June 19, 2017
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5月31日(水)夕方ドレスデン旧市街から路面電車に乗り、陶器で有名なマイセン方向にあるラーデボイルRadebeulにあるザクセン州立のシュロス・ヴァッカーバルトSchloss Wackerbarthに向かうものの、到着までの所要時間を読み間違えていて、途中で午後5時から行われるワイナリー・ツアーには間に合わない事に気づきました。そこで、少しドレスデン方向に戻って、別のワイナリー併設の食堂に行くことにしました。事前に調べていた停留所で降りて、歩き出すも道を間違えてかなり遠回りとなってしまいました。しかし、その分町の様子やブドウ畑が見れたので良しとしましょう。かなり急な斜面までブドウが植えられています。訪れたのはアウストと言うワイナリーです。(Weingut Karl Friedrich Aust)屋内にもテーブルがあるようでしたが、天気が良いのでみんな屋外で食事をしていました。なお、早い時間は民族衣装を着たおばさんがケーキと紅茶をたしなんでおられました。この感じは、ウィーンのホイリゲと似ていると思いませんか?後からホームページを見て気づきましたが、月火とお休みのためか、水曜日は軽い食事しか提供しないようです。シュパーゲル(ホワイトアスパラガス)のクリームスープです。日本人の味覚からすると塩味はかなりきつい感じです。名前はわかりませんが何かグリーンハーブが入っています。ヴィンツァーテラー(ワイナリーのおつまみ盛り合わせ)数種類あるチーズの中で特にブルーチーズが美味しかった。ワインは、リースリング・ゼクト、ミュラー・トゥルガウ、ケルナー、ゴールドリースリング、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を楽しみました。画像はシュペート・ブルグンダーです。どのワインもそれぞれの品種の個性を素直に表現しつつ、無理を感じさせないバランスの良さを感じます。ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)とオーセロワ(!)がこのワイナリーの看板商品のようでした。こちらではヴァイスブルグンダーのワインを購入。購入したのはレストランのワインリストには載っていないワイン。ラベルにラリターテ(レアもの)と表記があるんで、生産数量の少ないワインのようです。その後、ライプチヒの書店でゴミヨーのワインガイドを立ち読みしたところ、このワイナリーは2房評価を得ているようです。ワイナリーからドレスデン市内に戻るため路面電車の停留所までもどる途中、蒸気機関車が引く列車を見ることができました。ちょっと不思議な感じに見えるのは、進行方向に向かって機関車の向きが逆なためです。こちらが機関車の正面。路面電車も走る普通の道路を横切って進む蒸気機関車は、いったいどこからきてどこにに行くのでしょう?
June 17, 2017
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5月31日(水)午前中は美術館で絵画鑑賞。お目当てのフェルメールは、2点所蔵するうちの1点は修復中で見ることができませんでしたが、他の絵にも見ごたえがあるものが多く、十分満喫しました。ランチはエルベ河の岸辺にある『Radeberger Spezialausschank』で。こちらはドレスデン近郊ラーデベルグにあるビールメーカー『ラーデベルガーRadeberger』の直営店です。この日は天気は良いものの風が強く吹いていました。しかし、せっかくなので眺めの良い屋上のテラスでいただくことにしました。ビールメーカー直営店なので、当然ビールです。 『ラーデベルガー・ピルスナー』前夜オペラ座でもこの銘柄を飲みましたが、ここでいただいたものはまるで別物。さすが直営店ということでしょうか?先ずは、ジョッキの上に出来た泡のこんもりと盛り上がった様子が素晴らしく、程よくホップの香りがして、やや硬質なボディーのストラクチャーがあり、染み渡る苦味が続きます。燻し銀の味わいといったところでしょうか。ピルスナー・スタイル・ビールの逸品と言って良いでしょう。ジョッキの中の細かい泡が切れ目なく続き立ち上るさまも美しい。これほど綺麗な泡の立ち上り方は、かつて他では見たことがありません。思わず泡の様子を動画に撮ってしまったほどです。飲み終わるまで立ち上る泡が途切れることはありませんでした。ビールは保存状態や注ぎ方によって味わいが大きく変わるものとは知っていましたが、これほど印象が違うものになるとは驚きました。前夜のオペラ座は、多分小さな樽から注がれたものだったと思いますが、こちらはプラハでも見かけたタンクから注がれたビールです。工場直送の大きなタンクの中のビールを直接ジョッキに注ぐため、状態の良いビールを楽しめるのです。ビールはやはり、缶より瓶、小さい容量より大容量、樽よりタンクが美味しいという方式が成り立つようです。この方式でいくと、一番理想的なのは醸造所の熟成タンクから直に飲むビールとなるのでしょうが、まだ飲んだことはありません。自家製ハムの酢漬けサラダ。下の方にハムが隠れています。スープですか?と思うくらい、けっこうたっぷりの量のヴィネガーが使われていて酸っぱいのですが、妙にビールと合います。シュパーゲル(白アスパラガス)とシュニッツェル。旬のホワイトアスパラは、歯ごたえがちょうど良く茹でられたものでした。スズメがパンをねだって遊びにきたりするテラス席でのんびりと過ごしました。上の画像は、同じ日の午後9時過ぎに撮影したもので、一番手前の建物がお店です。
June 17, 2017
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5月30日(火)夜前夜はプラハのエステート劇場で『フィガロの結婚』を観ましたが、この日はドレスデン州立歌劇場(通称ゼンパー・オーパー)です。演目は『ザ・グレート・ギャッツビー』John Harris Harbison作曲。英語のオペラです。2日間ドレスデン滞在だったので、翌日に観に行くという選択肢もあったのですが(しかも演目はメリー・ウイドー!)、きっと日本にいては『ザ・グレート・ギャッツビー』なんて観る機会はないだろうと思い、こちらを観ることにしたのです。(両方観るという選択肢もあったのですが・・・)ドレスデンに来たのが初めてなので、当然オペラ座も初めてです。(歌劇場のオーケストラ『シュターツカペレ・ドレスデン』は日本とウィーンで聴いたことあり)ホール内も素敵ですが、ロビーの内装が超豪華!まるで宮殿かと見間違うばかり。客席はこんな感じです。舞台から最後列までの距離が近く、見やすく音響も良いと思います。幕間にビール♪ 『ラーデベルガーRadeberger 』ドレスデン郊外のラーデベルグで造られているビールです。シャンパングラスを思わせるようなエレガントなグラスが素敵。グラスの裏側にはオペラ座のロゴが入っています。ロビーから外を見るとドレスデンの街に虹がかかっていました。少し雨が降ったようですが、この雨を境に気温が下がり終演後は寒いくらいとなってしまいました。ホールの豊かな音響のせいか、それとも英語で歌われているせいか、歌われている言葉がはっきりと聞き取れませんでした。まあ、聞き取れても内容が分かるほどの理解力はありませんが・・・。物語の当時らしいジャズやフォックストロットなどを効果的に取り入れた音楽、アメリカらしいパーティーシーンのド派手な演出など、見どころ・聴きどころがたくさんありました。終演後外に出てふり返ると、紺碧の空に浮かぶオペラ座がありました。
June 17, 2017
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5月30日(火)午後3時過ぎドレスデン中央駅に着き、タクシーでホテルに向かいました。タクシーに乗車している距離はプラハよりかなり短かったと思いますが、料金はプラハの倍くらい。物価の安かったプラハからドイツに来たなぁと、そんなところに感じたものです。ドレスデンは2泊で、キッチンの付いたアパート形式の宿。しかし、今回はプラハと違いホテルと同じようにフロントがあるところです。宿泊施設からは事前に、「もし希望があれば、わずかな追加料金でより大きな部屋に変更できます」と連絡が来ていましたが、予約してあったのも40m²と十分に大きな部屋だったので、「予約している部屋で十分」と返答しておきました。(予約してあったのは、1ベットルームとキッチン、バス&トイレという構成)ところが、実際に宿泊したところはより大きな部屋にアップグレードしていただけたようで、ベッドルームとは別に独立した大きなリビングがある部屋でした。 こちらがリビングです。かなり広いです。 リビングとは別にベッドルームがありますバスルームに洗濯機があるので、先ずはたまっている洗濯を片付けることに。 左側にあるのが洗濯機ですが、これが動作がゆっくりなせいか、洗濯が終わるまでえらく時間がかかりました。画像ではよくわかりませんが、小型の縦型ドラム式洗濯機です。終わるまで1時間半以上かかると表示がでていたので、買い物に出かけました。ちなみに広い広いリビングに、日本の100均で買ってきた洗濯ロープを張って洗濯物を干しました。あっ、その様子も画像撮っておくと面白かったかも・・・。ドレスデンのアパートは、旧市街のランドマークともいうべき聖母教会からすぐの場所です。非常に良い立地なのは間違いありませんが、食料品や水などを買いに出かけものの、アパート周辺にはそのようなものが売っているお店が見つからず、けっこう歩き回ることに。まあ、そのおかげでアパート周辺の様子がだいぶわかりましたけど。結局大きな複合商業施設の中の地下にあるスーパーでお買い物。水の他に、ビオのルッコラと『今日のお買い得品』的に安売りされていたマッシュルームを購入。今夜はそれらでサラダを作って、列車内で食べきれなかったサラミと、どこかでテイクアウトした料理で夕食を取る算段です。プラハで買った『ピルスナー・ウルケル』の缶ビールとプラハの駅で買った白ワイン(ソーヴィニョン・ブラン!)も冷蔵庫に冷やしておきました。プラハでは外食ばかりで、せっかく付いているキッチンを活用でできなかったので、今回は使ってみることにしたわけです。こちらが、そのキッチンです。扉の中に仕舞われているので見えませんが、鍋やフライパンなどの調理器具も数種類づつあり、ボウルにザルなどの他に食器を洗うスポンジや洗剤、キッチンペーパーやビニール袋などもあり、必要なものはそろっています。(調味料は塩・砂糖・胡椒のみなので、本格的に料理をする場合は自分で用意する必要があります)グラスなどはリビングルームの戸棚にしまってありましたが、4個づつ置いてあったので、ここは4人収容の部屋なのかもしれません。(椅子も4脚ありました)ちなみにグラスは普通のコップの他に、ビール用、スパークリングワイン用、白ワイン用に赤ワイン用とたくさんの種類がありました。その気になれば本格的なワイン・パーティーもできそうです。この日の夜は、オペラ座からの帰り道、アパート近くのハンバーガーショップでテイクアウトしたハンバーガーとポテト、それに昼間スーパーで購入したルッコラとマッシュルーム・プラハで買ったサラミのサラダ。チェコのビールとワインを開けてゆるゆると楽しみました。マッシュルームとルッコラ・サラミのサラダ。オリーブオイルがあれば完璧だったのですが・・・。ワインはプラハ中央駅のワインショップで購入したもの。樽熟成されコクのある味わいなのですが、ヌケがよろしくなく、やや平板な味わい。大量に余ったルッコラとマッシュルーム、そしてサラミと飲み残した白ワインで翌朝スープを作りました。
June 16, 2017
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5月30日(火)3泊したプラハからドイツのドレスデンに列車で移動です。プラハからドレスデンまで約2時間半。先ずはアパートの清算なのですが、チェックアウトする時間をあらかじめ伝えておいて管理人に来てもらい、クレジットカードで払おうとしたら端末の調子が悪いとのことで、後で請求処理しますとのこと。カードがらみなので少々不安を覚えましたが、管理人(若い女性)はすごく誠実な人だったので、お任せしました。ついでにプラハ中央駅まで行くためにタクシーを呼んでもらいました。アパートの前にも常にタクシーは客待ちで止まっていますが、ボッタくりのタクシーが多いプラハでは、怖くて乗れません。管理人の知り合いの信用できるタクシーに何人か連絡してくれて、やってきたのはタクシーの表示のない車でした。いわゆる白タクなのかな?旧市街広場から中央駅まで、直線距離ではそれほど遠くないはずですが、一方通行の多い旧市街なのでかなり大回りして駅に到着。お金を支払おうとしたら「管理人の方に請求するので後で連絡あるから」と言って去って行きました。しばらくして携帯にメールがきて、「タクシー代102コルナ(500円弱)宿泊代と合わせて請求します」とのこと。多分普通にタクシーを使うより安くすんだようです。(チップは別にお渡ししています) プラハ中央駅のホール天井はアールデコの素敵なデザイン列車の出発までは1時間ほど時間があったのですが、乗るべきホームの案内が直前まで表示されず、出発10分前くらいになってようやく表示されました。他の列車の案内も同じようになかなか表示されないので、表示板の前には常にたくさんの人がたむろしています。乗車まで時間があったし、タクシー代分にと現金を持っていたので、両替するより何か買ってしまおうと思い、駅中をうろうろしているうちにワインショップを発見。ショップ人おすすめのチェコ・モラビア産のソーヴィニョン・ブランを購入しました。360コルナ(1700円くらい)くらいだったかな?これでほぼチェコの通貨を使い切りました。ちなみにプラハからドレスデンまで2等車は、予約料混みで463コルナ(2200円くらい)でした。で列車の席はあらかじめネット予約しておいたコンパートメント。ヨーロッパも以前よりコンパートメントが減ってしまっていますが、チェコの列車にはまだまだあるようです。6人用2等コンパートメントでしたが、スーツケースを入れたらけっこう一杯になってしまい、ドレスデンまで他の人は誰も入ってきませんでした。旅のお供は、ビールとプラハ・ハム、それとサラミです。ビールは『ガンブリヌス』という銘柄で、実は『ピルスナー・ウルケル』と同じ醸造所で造っているらしい。市内のスーパーで買っておいたものです。『ピルスナー・ウルケル』のようにホップを効かせたメリハリのあるスタイルでなく、程よいホップの風味とコク・苦味のバランス良いピルスナーでした。 チェコで飲んだ6種類目の銘柄でした。プラハ・ハムはアパート横の旧市街広場の屋台で買ったものです。クルクル回転させながら焼いています。最低400グラムからしか売ってくれないので、400グラム買いましたが日本人にはちょっと多い量ですね。塩加減が絶妙で、炭火でローストしたスモーキーな香りがマッチしてビールには最強のハムです。2時間半ほどでドレスデンに到着。ドレスデンの宿はこの教会のすぐ近くのアパートホテルです。
June 16, 2017
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5月29日(月) プラハ3日目の夜プラハ旧市街にあるエステート劇場(スタヴォフスケー劇場)は、モーツアルト自身が『ドン・ジョバンニ』を指揮して初演した歴史のあるところです。この劇場でモーツアルトのオペラを観るのは長年の夢でした。この日の演目はモーツアルトの『フィガロの結婚』。エステート劇場は、現在のオペラハウスに比べるとかなり小さい容積で、歌手は必要以上に大きな声を出さなくとも良く聴こえるので、無理のない自然な歌声を聴く事ができます。ホールの横幅はウィーンやミュンヘンのオペラ座の半分くらいですが、高さはけっこうあり5層のバルコニーとなっています。残響の長さもオペラを楽しむのに最適で、響の質もニュートラルで聴きやすい。さすがに大規模な舞台装置や大編成オーケストラなどは無理でしょうが、このサイズに合った公演なら、素晴らしい体験ができると思います。また、この小さな空間(収容人数も639人と少ない)でオペラを観るのは、とても贅沢な事だと思います。チケットは日本では考えられないほど安いと思います。しかし、良い席は早めに売り切れてしまうようです。サイドの方の席(特に上の方のバルコニー)では、舞台が見ずらい場所がありそうです。今回は、早めにチケットを取ったので、ほぼ正面のバルコニー席を確保できました。チケット代は日本円で5000円以下だったと思います。今回の公演では、オーケストラや歌手・バレエなどは、国立歌劇場の方が担当し、その手馴れた演奏を楽しむことができました。奇をてらわない演出も、この劇場ではふさわしいように思います。なお、レチタティーヴォの伴奏はチェンバロではなくフォルテピアノを使用しているのも好ましく感じました。映画『アマデウス』の中では、ウィーン宮廷劇場のシーンでこの劇場内部が使用されています。また、ウィーンの街中シーンの多くもプラハで撮影されたとか。オペラの後は、イタリアン・レストランで遅い夕食。地元プラハの銘柄『スタロプラメン』ビール。軽いモルトの風味と爽やかなホップの香りがあり、強すぎない苦みがバランスよく広がる軽めのピルスナータイプでした。その後同じ醸造所の黒ビールも追加。定番、生ハム&メロンの前菜。ピッツァ・マルゲリータの方は、香ばしい焼き加減とトマトソースの味は美味しいのですが、生地(特に中心部が)厚めで、まるでパンを食べているかのようでした。
June 15, 2017
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5月29日(月)昼過ぎプラハ城を見学後、マラー・ストラナ地区の聖ミクラーシュ教会やジョン・レノンの壁といった定番観光スポットを見て歩き、カレル橋を渡って旧市街のホスポダ(ビアホール)に向かいました。この日も快晴で気温は30℃以上ありそう。日差しが強烈。ビールが美味しく飲めそうです。向かったのは『ウ・ルドルフィーナ U Rudolfina』。さあ、プラハ滞在3日目にしてようやく『ピルスナー・ウルケル』を飲む機会がやってきました。『ピルスナー・ウルケル』の『ウルケル』は元祖という意味で、チェコ西部ピルゼン(プルゼニ)で造られるビール。下面発酵から造られるいわゆる『ピルスナー・タイプビール』のまさに元祖です。下面発酵のビールが誕生するまでは、ビールは上面発酵で濁っているのが普通でしたが、この『ピルスナー・ウルケル』の登場により、透き通った黄金色のビールが飲まれるようになったのです。日本で造られているの多くのビールもこの『ピルスナー』の影響を受けたビールと言うことができるでしょう。『ピルスナー・ウルケル』と他のピルスナー・タイプのビールとの大きな違いは、ホップの香りと苦みが力強く感じられる点です。モルトのコクも強いのですが、とにかくホップの風味が強烈で、メリハリのある味わい。しっかりとしたボディーとともに後を引く苦みがあって、その苦みが「もう一口飲みたい」という気持ちを誘います。『元祖』『原点』でありつつ、他のピルスナーとはまるで違う独自の境地にある作品と言えるでしょう。今回の旅行ではチェコ・ドイツで数多くのビールを飲みましたが、『ベストビール賞』はこの『ピルスナー・ウルケル』に進呈したいと思います。『ウ・ルドルフィーナ』の地下の部屋。当然のようにみんな昼からビールを飲んでます。たいていのビアホールには英語やドイツ語のメニューがあるのですが、こちらにはチェコ語のメニューしか置いてなく、店員さんのおすすめであるこちらの料理をいただきました。画像は、ポークのローストとザワークラウト、そしてチェコ料理の付け合わせの定番クネードリキ。クネードリキは小麦からつくられる茹でパンのようなものですが、この料理ではジャガイモ(と小麦)のクネードリキ(左上のややちいさいもの)も付いていました。少し前にNHKのBSで、海外のドキュメンタリー番組を放送していました。プラハに暮らす少女が、これまであまり興味がなかった自国の歴史を学んでいく内容で、現在は両親が離婚したため別居している父親の経営するビアホールを訪ねる場面がありました。父親は『プラハの春』の混乱の時代に反政府の学生運動に身を投じていたため、その後の就職などで大変苦労をしてきたそうです。番組では店の名前は出ませんでしたが、店に入る場面で一瞬映った扉のガラス窓に書かれていた店名を、あちらこちらは見逃しませんでした。それがこのお店だったのです。なお、この日はオーナー氏は見かけませんでした。たいていのビアホールにはチェコ語以外にも英語やドイツ語のメニューが置いてあり、ロシア語や中国語などもあるところもありましたが、この店はチェコ語以外のメニューは無し。店のホームページもチェコ語のみでした。もしかすると、そんなところにもオーナー氏の反骨精神が反映されているのかもしれません。
June 15, 2017
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5月29日(月)午前朝食をカフェで取ったあと、マーケットを見てからプラハ城に向かいました。昨日は入れなかった聖ヴィート大聖堂内部見学をするためです。入場するにも行列に並ばなければならず、大聖堂内も観光客だらけでした。こちらはムハ(ミュシャ)のデザインしたステンドグラスです。いろいろなステンドグラスがあり、それぞれ見ごたえがあります。大聖堂を出るとちょうど昼12時となり、衛兵交代の儀式をしていました。城内に屋台がたくさん。手前は生ビールを販売するところ。小屋の中には樽がたくさん積まれていました。プラハ城の麓には少しだけブドウ畑があります。品種はリースリング、ミュラー・トゥルガウ、ピノ・ノワールなど。どんなワインが造られているのでしょう。(近くのレストランが造っているようです)
June 15, 2017
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5月29日(月)午前 この日もプラハは快晴。アールヌーボー様式の内装が美しいカフェ『オベツニー・ドゥーム』で朝食をいただきました。『スメタナホール』で有名な市民会館の内部にあるカフェです。趣のある内装です。ここの訪問も楽しみにしていました。この日は天気が良かったので外のテーブルの方が人が多かった。 メニューの表紙にはムハ(ミュシャ)の絵が朝食メニューも数種類ありますが、頼んだのは、3種類のオープンサンドとアップルシュトゥルーデル、オレンジジュース、コーヒーか紅茶などが付いたチェコ風朝食です。オープンサンドとは別にパンも付いてます。朝食後、市民会館近くの広場で行われていたマーケットを発見!伝統工芸品や食料品、衣料品などに交じってコーヒー屋さんも。なぜかマーケットにはコーヒー屋さん多し。ハムやソーセージの屋台。もちろん(?)隣にはビールも売っています。その右隣はラクレット屋さん(これもビールに合いそう)。ワイン屋さんもありました。(市場内に2か所ほど)こちらの店でツヴァイゲルト・ロゼを飲んでみましたが、味はイマイチ・・・。焼きソーセジー屋さんには鹿とイノシシ肉を使ったものが売られていました。美味しそうでしたが、さっき朝食を食べたばかりなので断念・・・。
June 15, 2017
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5月28日(日)夜『ウ・フレクー 』で伝統の黒ビールを堪能して、アパートのある旧市街広場方面に歩いて帰ることにしましたが、途中で『ブドヴィツキー・ブドヴァル』を飲めるホスポダ(ビアホール)『ウ・メドヴィードク』を発見し、吸い込まれてしまいました。このお店には2010年に来たことがあります。そのときはかなり混んでいた印象ですが、今回は意外と空いていてすぐに座れました。(日曜日の夜9時頃なので、お客が少なかったと思われます)飲むのは当然『ブドヴィツキー・ブドヴァル』(英語表記ブドヴァイゼル・ブドヴァルBudweiser Budvar)このビールはチェコ南部チェスケー・ブディヨヴィッェで造られるもので、『ピルスナー・ウルケル』と並ぶ2大銘柄と言えるでしょう。アメリカの某ビール会社に名前を借用され、逆に商標権を盾に販売停止を求めて訴えられてしまうなどの憂き目をみました。プラハでこの銘柄のビールを出すところはあまり多くないようでした。『ブドヴィツキー・ブドヴァル』は、『ウルケル』に比べて、ホップの風味や苦みが穏やかで、モルトの旨み・甘味が前面に出るタイプですが、それが強すぎることもなく、バランスの取れた味わいと感じました。この店では、ビール工場から運ばれたビールをタンクで保存して提供しています。(トイレに行くときにそのタンクを見ることができますが、見た目1000リットル以上は入りそうな感じ)お店によっては日本と同じように樽詰めビール(アルミの容器で容量20~30リッターくらいか?)を提供するところもありますが、やはい容量の大きなタンクの方が味わいの変化が少なく美味しく飲むことができるようで、タンクビールを提供することはそのお店のステータスになっているようでした。前回とは違う人がサーバー担当をしていました。そのせいかどうか、ビールを注ぐスタイルが違いました。前回は、ジョッキに先ず勢いよく注ぎ、できた泡をしばらく落ちつかせてから、継ぎ足ししていましたが、今回の人は少しづつビールを注ぐことによって、泡が落ち着くの待たずに仕上げていました。それによる味わいの違いがあるのかないのか、直接の比較ではないのではっきりとは言えませんが、前回の方が美味しかったように思います。その後、多くのビアホールでビールを注ぐ様子を見てきましたが、お店によって注ぎ方はけっこうまちまちでした。お店の流儀の違いか、単に担当者のやり方の違いなのかは判りませんが・・・。つまみは自家製ソーセージのビール煮込み。店を出て宿泊しているアパートに向かう途中、旧市街広場を通りかかりました。ようやく夕闇が迫るころ。まだまだ観光客がたくさんいます。広場にはたくさんのパフォーマーがいますが、この人はシャボン玉を使ったもので、子供たちに大人気でした。広場脇にある屋台がいくつかあり、こちらは『プラハ・ハム』やソーセージを売っていました。『プラハ・ハム』は豚のすね肉(おそらく)をクルクル回しながら炭火であぶったもので、その絶妙な塩加減とスモーキーな風味がビールによく合います。もちろんビールも売ってますよ。こちらも炭火で焼く『トゥルデルニーク』。クルクル回しながら焼くのは『プラハ・ハム』と同じですね。『トゥルデルニーク』は、小麦粉からつくられた素朴な 味わいで、表面にお砂糖とシナモンの粉がまぶしてあります。プラハ市内あちこちで見かけますが、このように炭火であぶるのは少数派で、街中の多くの店では電気ヒーターを使って焼いています。そして、筒状の空洞の部分にクリームやアイス・フルーツなどをたっぷりと詰めるたものが人気のようです。そちらも美味しそうでしたが、何しろカロリー高そうでトライできませんでした。撮影した時は朝のためまだ焼いていませんが、白い四角いものが電気のヒーターです。
June 14, 2017
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5月28日(日)夕方7時頃というのに、この時期のプラハはまだまだ陽が高く明るい。宿泊しているアパートを出て向かうのは、創業1449年という長い歴史のあるビール醸造所でレストランを併設する『ウ・フレクーU Fleku』です。ここは、前回2010年にプラハに来た時も行きたかったところなのですが、その時は予定が合わず行けなかったところなので、今回は是非にと思っていたところなのです。気合が入っていたのか、珍しく(?)外観写真も撮っていました。レストランには本来は多くの部屋があり1200人も収容できるようですが、この日は天気も良いことからか、中庭にお客を入れていました。長くつながるテーブル席に、同じく長いベンチタイプの椅子が並び、みんな相席で座っています。ここにはビールは1種類の黒ビールだけしかありません。この色あいから想像されるよりはロースト香は目立ち過ぎず、少し濃い色のはちみつのような甘い香りとコーヒーのような香り。コクや苦みはもちろんありつつも重すぎず、すべてが驚くほどバランスが良いビールです。ちなみにアルコール度数は8度くらい。このバランスの良さが伝統のなせる業か?飲み飽きることなく、いくらでも飲めそうな味わいであることもさすがと言えます。この飲み飽きないビールだから1種類だけでも大丈夫な訳なのですね。(蒸留酒やミード・ワインをトレイにのせて持って来て勧めてくるくる店員さんもいますが)ビールの提供の仕方もちょっと変わっています。先ずはたくさんのジョッキにビールを注いで、(泡が落ち着くまでかなり時間がかかりますよ~)このようにトレイにたくさんジョッキを乗せてテーブルの間を歩き回り、ジョッキが空いている人のところにお代わりのジョッキを置いて、テーブルの上の紙に飲んだ数だけ線を引いていきます。もう飲みませんといった場合は、ジョッキの上にコースターを置くのが目印となるようです。隣のドイツ人二人組の紙にはたくさんの線が引いてありましたので、そうとうたくさん飲んだようです。ギリシャ風サラダです。オレガノが効いていました。ポークの膝肉ローストです。プラハのビアホールには必ずある料理で、かなりボリュームがあります。見た目よりも柔らかくジューシーで、ホロっと骨から外れます。ドイツやオーストリアにも同じような料理がありますが、そちらはもっと表面のロースト具合が強く、肉質も少し固めですね。隣の席のドイツ人は、運ばれてきたこのボリュームを見て「Respect(尊敬するぜ)!」と言ってきたので、飲んだビールの数を表す紙を指さし「Respect!」と言い返してやりました。
June 14, 2017
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5月28日(日) プラハは快晴。昨日午後から夜にかけて『ここは原宿か?』と思うほどの観光客でしたが、午前中の早い時間は人影もまばらで、気持ちよくお散歩することができます。看板がなければ中世と変わらないのでは?といったプラハ旧市街の路地 カレル橋は観光客向けのお店も少なく人影もまばらお散歩ついでにプラハ城に向かい、入場券を買うも、お目当ての大聖堂は日曜ミサのため観光客の入場は12時までできないことに気づき、その場で2時間も待つのも時間の無駄なので、マラー・ストラナ地区をお散歩しつつ、前から気になっていたカフェ『Cafe Lounge』でランチをすることに。このカフェは、カフェなので当然と言えば当然ですが、コーヒーが充実しています。『全日本コーヒー協会』のホームページでもプラハのおすすめカファとして紹介されている『Ema Espresso Bar』の系列店でもあり、エスプレッソベースやフィルターベースのコーヒーのほか、エアロ・プレスのコーヒーまで楽しむことができます。しかし、あちらこちらが気になっていたのは、当然ワインの方。ワインリストの項目には白・赤・ロゼなどとともに『オレンジワイン』の項目があり、チェコやイタリア(ラディコン)、スロベニアのオレンジワインがオンリストされています。ここには、チェコのオレンジワインを飲むためにランチに伺ったようなものです。外は30℃はありそうな気温でしたが、通された屋外のテラス席は日陰で、ちょうど気持ちの良い感じ。その日は、幸いグラスワインにもオレンジワインがあったので頼んでみました。注文を取りにきた女性のかたは、「オレンジワインをご存知かしら」 「ハイ、もちろん!」「私もオレンジ大好きなの!」と言ってました。右側がオレンジワインでゲヴュルツとピノ・グリのブレンド(混醸かも)左側はソーヴィニョン・ブラン他数種類の品種のブレンド白ワイン。白は、クッキリとした柑橘系の香りに澄んだ酸味が伸びやかな、いかにも冷涼地域で造られたワインを思わせる辛口で、カチっとしたストラクチャーや余韻のミネラル感も好印象。オレンジワインの方は、ゲヴュルツらしい香りとまさにオレンジのような香りが混じり、味わいは柔らかく旨みが広がりつつも、やはり冷涼な地域らしいきれいな酸味があり、程よいバランスで渋みが感じられ、余韻も長く続きます。醸し発酵に伴うネガティブな要素は微塵も感じさせないところも素晴らしい。どちらのワインも非常にクオリティーは高く、日本に紹介しても問題なく売れそうに思いました。更にチェコのツヴァイゲルトとピノ・ノワールのブレンドのグラス赤ワインも追加。ツヴァイらしいチャーミングなチェリーの香りが主体ですが、味わいにかけてピノの旨みが広がるようなバランスでこちらも美味しくいただきました。 料理は今後の事を考えて軽めに・・・。プラハ・ハムのオムレツです。 でも、しっかりデザートは食べます。 『イチゴジェラートとルバーブクリーム』こちらが、この日のグラスワインのリストです。ちょっと見づらいですが、フランス・ジュラのスパークリング、オーストリアのグリューナーなどセンスの良いワインリストでした。オーストリアワインは、グラスワイン10種類中3種類ありますね。次回来ることがあれば、ボトルのワインを頼んでじっくりと味わいたいものです。
June 13, 2017
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プラハの宿は旅行者用のアパートに、5月27日から3泊。大手の宿泊予約サイトで取ったのですが、ちょうどそのサイトにアパートを掲載してすぐのタイミングだったせいか、ラッキーなことにかなり割引された価格で宿泊することができました。プラハはヨーロッパ有数の観光地で、街中は観光客であふれかえっていました。ホテルなどの宿泊施設も、良い条件のところはすぐに埋まってしまうし、料金もプラハの物価を考えるとかなり高めです。1泊100ユーロ以下のホテルを旧市街で探すのは至難の業。ちなみにビアホールでビール1杯(500ml)約200円。今回のアパートは部屋数わずか3部屋のみ。もちろんホテルのようなフロントなどはなく、到着時間を事前に知らせておき、アパートで管理人から鍵を受け取る方式です。この宿泊施設に決めたのは場所が良かったから。プラハ旧市街の中心にある旧市街広場(オールドタウンスクエア)まで、アパートの建物から徒歩20歩(!)ほどで到着。広場の隣にある聖ミクラーシュ教会、この有名な教会のすぐ隣の建物の3階(日本風にいって4階)にアパートがあります。アパートの目の前の通りはパジージュスカ(パリ)通りという、高級ブランド店が軒を連ねる並木道。どこに行くにもとにかく便利な場所でした。また、観光客の少ない早朝や深夜にお散歩に行けるのも魅力的でした。室内はこんな感じで、天井がすごく高い。広さは約40 m² とのこと。建物は1900年代初頭に、有名な建築家のデザインで建てられたもののようです。アパートなのでキッチン完備。(結局使わなかったけど)電子レンジも備わっています。(使い方がよくわからなかったけど)部屋にはフルーツが置いてありました。これとスーパーで購入したヨーグルトで朝食に。 旧市街広場からみたティーン教会の夜景。 アパートからすぐの場所です。
June 13, 2017
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5月27日午後4時半ごろプラハの空港に着き、ロストバゲージの手続き後、市内中心部の宿泊場所にタクシーで移動。しばらくしてから市内散策&夕食場所を探しに出かけました。目星をつけていた宿泊場所近くのホスポダ(ビアホール)に行くも、予約で満席。次の候補は、店内のものすごい人の数と話し声のうるささとたばこの煙に敢え無く退散。3番目の候補は、何とか入ることに成功。「 U Tří Růží」というマイクロ・ブリュワリー経営のレストランです。1階席は満席で、2階に上がってみると座ることができましたが、その後たくさんの人が来店して、予約のない人は3階に行くように言われていましたので、人気のあるお店なのかも。お店のコースターには、チェコ語なのでよくわかりませんが「1405」との数字が書かれているので、かなり歴史のある醸造所なのかもしれません。ビールは、「ラガー」「ヴィエナ・レッド」「ダーク」「アメリカンホップラガー」を楽しみました。 左:「ヴィエナ・レッド」、右:「ラガー」この店の看板ビールであろう「ラガー」は、正直今一つでした。泡持ちが悪く冷えが甘かったので、あらかじめジョッキに注いでおいたものかもしれません。この手の店では時々見かける手法で、サーバーから注ぐときの泡の都合なのかなとも思いますが、あらかじめジョッキに半分ほど入れてあるジョッキを1~2個くらいおいておき、注文が入るとビールを継ぎ足して、泡が少なければ泡を盛って出来上がり。すぐに注文が入ればあまり味わいは変わらないと思いますが、ちょっと時間がたってしまうと今回の「ラガー」のようにしまりのない味わいとなる可能性があります。他の3種類は良い状態だったので、そのように感じました。画像からも泡のキメが荒く、泡持ちが今一つなのがわかるでしょうか?「ヴィエナ・レッド」は、名前通り伝統的なウィーンスタイルの赤みが強いくコクのあるビールですが、最近ではウィーン&オーストリアではあまり見かけないビールです。「ラガー」に比べモルトの香りが強く、ボディーのしっかりと感じられる味わい。「ダーク」は、ローストされた香ばしいモルトの香りとコクがありつつ、飲み疲れしないバランスのよい重さがありました。「アメリカン・ホップ・ラガー」は、ホップの風味がかなり強く、ハーバルな香りにI.P.A.のようなメリハリのある味わい。苦みもかなり強い部類で、印象に残るスパイシーさがあります。料理は、「やっぱりビールにはこれでしょう!」というソーセージ盛り合わせ。こちらはカモのコンフィです。店内2階部分はこんな感じでした。「Pivovar」というのは自家製ビールを出すビアホールの意味です。なんとワインを飲んでいる人も・・・。(
June 12, 2017
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