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2016年6月6日ウィーン旧市街の王宮で2年に一度行われるワインイベントWieWinumには、本編以外にも様々なサイドイベントがあります。その中でウィーンのワイナリーの団体wienweinが主催するパーティーが、ウィーン北西部ヌスベルクの畑の中で開催されました。ところが途中で雷雨となり、退散せざるをえませんでした。(あちこちらはタクシーの運転手に違う場所に連れて行かれて遅れたため、着いてすぐ豪雨に見舞われることに・・・)2008年の同じパーティーも同様に途中で雷雨に見舞われました。2010年のときは、数日前の雨で会場のコンディションが悪いため、急遽ウィーン市役所の中庭で開催となりました。天候に影響されるのは野外イベントなので仕方ないところですが、あちらこちらの参加した会は雨がらみとなっています。2012年の時は、たぶん無事に開催されたと思いますが、この時は彼らのパーティーには行かず、他のイベントに参加していたため、詳細わからず。日本人の参加者はヌスベルクの麓からトラムで旧市街に戻り、そこから二手に分かれ、中華料理を食べに行くチームとビアガーデンに行くチームに分かれました。あちらこちらはビールチームの引率です。宿泊しているホテルから近いビアガーデンに歩いていくことに。目指すのは、ヴェルベデーレ宮殿の下宮近くにあるサルム・ブロイSalm Bräu。ここは、2008年のワイン大使研修旅行の際に、夜中にビールを飲みに行ったものの、時間が遅くて入れなかったところです。小雨が降っていたので空いているかと思ったのですが、到着すると入店待ちの列がありました。それでも、10分くらいで入ることができました。内部はいくつもの部屋に分かれていますが、どこもお客で一杯です。先ずはビールで乾杯!ここ数日ワインばかり飲んでたので、たまにはビールも良いものです。一杯目はヴァイツェン。二杯目はへレスを飲んだ記憶が・・・。(もしかしたら3杯目も飲んだかもしれませんが、覚えてません)一緒に行った人の中には5種類の飲み比べセットを注文した人もいました。wienweinのイベントでそれなりに食べてきた人も多かったのですが、こんなボリューミーなお肉料理を注文してしまいました。(ほかにサラダなども注文しています)左側の塊はポークの骨付きすね肉のグリル「シュテルツェStelze」。右側はスペアリブです。(ナイフの大きさでお肉の大きさが分かると思います)そんなわけで、ビールとお肉を目一杯堪能する夜となりました。
February 23, 2017
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2015年6月 (過去のブログ等を確認したところ6月1日のことらしい)前夜泊まったパウリズ・シュトゥーベンPauli´s Stubenは、ビルギット・ブラウンシュタインさんの親戚が経営するホテル&レストランです。ここで、本来は訪問する予定ではなかったのですが、同行者がせっかくだからビルギット・ブラウンシュタインのワイナリーにも行ってみたいとのことで、ホテルのオーナーの奥さんにお願いして、この日の朝訪問させていただけることになりました。あちらこちらたち一行4人のうち二人は2012年の3月にワイナリーを訪問しているので、今回は予定に入れてなかったのです。(あちらこちらは、その後2012年6月上旬にも訪問しています)ビルギットさんがホテルに向かえ来てくれて、徒歩でワイナリーに移動です。急遽の訪問なのでワイナリーでの試飲はなしでしたが、前日の夜レストランで食事をする際にいろいろと試飲(というよりしっかり飲んでましたが)させていただきました。前回(2012年)訪問した時にはなかったと思いますが、樽熟庫の中にアンフォラが置かれていました。樽との大きさの比較ができますね。樽には相変わらずいろいろな言葉が書かれています。これは、熟成中のワインを励ますようにいろいろとポジティブな言葉を書いているそうです。ビルギットさんの他に醸造スタッフのスペイン人の女性も書くので、ドイツ語・英語・スペイン語の言葉があります。これも同じ樽熟庫です。こちら側の壁は、かつての町の境界線に作られた城壁のような構造物だったらしく、この窓も「銃眼」のようなもののようです。かすかに差し込む光が神秘的でした。こちらは樽熟成庫を出たところにある中庭に埋めてあるアンフォラです。急遽のお願いでしたが、快く見学させていたき有難うございました。このところ2015年と2016年のオーストア訪問を思い出しながら書いているので、順番がバラバラで判りずらくなっていますが、この後ルストに移動しファイラー・アルティンガーのワイナリー訪問へとつながります。 ↓↓↓ ファイラー・アルティンガー訪問記
February 22, 2017
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2015年6月アルツィンガーのワイナリー訪問の後、タクシーで同じヴァッハウ地域ながら、ロイベンからだとクレムス方面に下り、シュタインにある鉄橋を渡った反対側にあるマウテルンのホテルに移動しました。ちなみに、メルク上流からマウテルン辺りまで、数十キロの間ドナウ川に橋はなく、ところどころ渡し船があるのみです。ホテルは、ニコライホフのサース夫人の長女であるエリザベスさんと旦那様が営むアド・ヴィネアス(ad vineas)。ニコライホーフのワイナリーから徒歩数分。以前はなかったブドウ畑の中に作った通路を通るとすぐの場所です。このホテルでは、朝食の食材はすべてビオのものを使用しています。 画像の池のように見えるのは、実はこのホテルのプールです。手前のデッキにはリクライニングチェアーが並べられていました。自然派プールとでも申しましょうか、池と言われれば、確かに池ですが・・・。実際に泳いでいる人も見かけましたが、水草が生え、あめんぼうのような昆虫が浮いているのを見ると、泳ぐにはちょっと勇気がいるかもしれませんね。6月前半では水はかなり冷たいです。さあ、夕食はヴァインシュトゥーベ・ニコライホフです。天気が良い日は、ワイナリーの中庭にある大きな菩提樹の下で食事することができます。 大きな菩提樹の見上げてビオディナミでブドウを栽培するニコライホフらしく、このレストランの食材もすべてビオロジックかビオディナミで栽培や飼育されたものを使用しています。この季節らしくホワイトアスパラガスを。イノシシのひき肉を使ったハンバーグのようなお料理。こちらはキノコのクリーム煮込み、クヌーデル添え。手前にパンは自家製のもの。奥の丸いのはデュルンシュタインにある有名なパンやさんシュミーデルのパンです。(すごく有名なパンですが、あれ、これもビオなのでしたっけ?)実は、お食事ついでにワイナリーの見学もリクエストしていたのですが、サース夫人がちょうど日本に行っていて忙しいのでと断られていました。なんで忙しいのかというと、レストランの給仕をするためだったようです。超ブレブレですみません、醸造責任者でもあるニコラウス・ジュニアです。実際、オーダーを取ったり、料理を運んだり、空いた皿を下げたりと忙しそうでした。サース夫人も、いつもは同じように働いています。長年ビオディナミでワインを造り続ける有名なワイナリーであり、ロバート・パーカーで100点を取るワインを造っているワイナリーでもあるニコライホフの人たちが、普段はこのような仕事をしていることは、あまり知られていないかもしれませんね。ヴァインシュトゥーベ・ニコライホフは冬季休業。水曜から金曜の夜と土曜日の昼~夜の営業です。アクセスはクレムスの駅からタクシーで10分弱ほどなのですが、近くを通るバスも利用できるようです。結局この時は、遅い時間になってから、ニコラウス氏のガールフレンド(当時)がワイナリー内部を案内してくれました。
February 21, 2017
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2015年6月 デュルンシュタインから徒歩でウンター・ロイベンまで移動し、レストラン・ロイブナーホーフLoibnerhofでランチ。6月頃だとドナウ川から道ひとつ挟んだすぐそばの庭園でいただくことができます。 このレストランは、ヴァッハウの名店で、アクセスは良くないのですが、車で来る人が多いのか、いつもけっこう混んでいます。そして、ここに来たら飲みたいワインは、もちろんこちら!エメリッヒ・クノルEmmerich Knollです。レストランのオーナーもクノル・ファミリーとなっていて、この素晴らしいワイナリーと親戚関係のようです。このときは5名で行ったのでワインもボトルで2本飲むことができました。ゲルバー・ムルスカテラー・フェダーシュピールとリースリング・ケラーベルク・スマラクトです。 レストランではクノルのワインがグラスでもいろいろ飲むことができます。白ワインで有名なクノルですが、ロゼや赤ワインもオーダーできます。生産量が少なく一般に流通している量が少ないワインも飲むことができるので、このレストランに来たときには、いろいろトライすることをおすすめします。食事後はワイナリー訪問。本当はエメリッヒ・クノルを訪問したかったのですが、このときは国外バーゼルに行っているとかで、訪問できませんでした。エメリッヒ・クノルは訪問予約がなかなか取れないでも有名です。このところ希望はだしても訪問できず、ご無沙汰のままとなっています。(もしかするとインポーター経由の訪問の方が予約がはいりやすいかもしれません)クノルのワイナリーの隣には、アルツィンガーWeingut Alzinger、さらに隣にはテーゲルンゼールホフWeingut Tegernseerhof(ミッテルバッハ)と3軒並んでワイナリーがあり、クノルに訪問できなかったときには、他の2軒のうちどちらかに行くことが多いのですが、このときはアルツィンガーに行きました。このワイナリーは2008年のオーストリア・ワイン大使の研修旅行で訪問して以来の訪問です。 2015年の訪問でしたので、試飲させていただいたワインは2014年ヴィンテージが中心となります。2014年は雨が多い難しいヴィンテージで、多くのワイナリーで厳しい選果を強いられたのですが、このワイナリーも例外ではなく、例年の半分以下の生産量となってしまいました。そんな訳で試飲に出されたワインも4種類のみ。通常は畑別に製品化されるワインの多くが、生産量が少なくなってしまったためにブレンドしてリリースすることになったため、この年は製品数が少ないのだそうです。雨が多く、難しい年だった割りに、出来上がったワインはクリーンで繊細な味わいで、クオリティは決して悪くはないように感じました。もちろん翌年2015年(乾燥・温暖の年)のような『強さや華やかさ』はないのでしょうが、繊細できれいな味わいは、これはこれで魅力的です。少し前のヴィンテージも比較のために出てきました。リースリング・シュタイネルタールSteinertal ・スマラクト2007です。なんと、これは2008年に訪問したときに、同じ2007年のこのワインを飲んで、ワイン大使一同がその強固なミネラル感に打ちのめされて言葉もなかったという伝説のワインです。(そのときは3軒目のワイナリーだったため疲れていて、その強いミネラル感が追い討ちをかけるように疲れを倍増させたから、という説もあります)2007年を2015年に飲んだので、8年弱熟成したわけですが、未だに硬く閉じた味わい。前回訪問時飲んだのはリリース直後で、より硬く引き締まった味わいと感じたのも無理ありません。このワインは、まだまだ熟成させてから開けたほうが良さそうに思いました。シュタイネルタールSteinertal はロイベンの北側にある小さな区画で、表土が薄く、その下がすぐ原生岩となってる東向きのテラス状の畑だそうです。Uの字型をした畑のためこの地域の中でも日照量が比較的少なく、タイトな味わいになることが多いようです。実は、この銘柄の同じヴィンテージのワインを1本持っているので、もう少し熟成させて飲んだほうが良いとわかったので、まだ開けないで持っていることにします。
February 20, 2017
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2015年6月上旬世界遺産ヴァッハウ渓谷を船で下るルートは、両岸に広がる古城やぶどう畑など見所が多く、楽しい行程です。ヴァッハウ地方のワイナリー訪問が目的なのですが、天気も良かったので船に乗ることにしました。先ずは、ウィーン西駅から電車でメルクまで行かなくてはならないのですが、ホテルの客室に携帯を忘れたりして、時間ギリギリにレイルジェットに飛び乗り(何故かかなり混んでいて、席はバラバラになりました)、サンクト・ペルテンでローカル列車に乗り換えてメルクに到着。駅から船の乗り場まで歩くとけっこうあり、スーツケースを持って移動の人がいるため、このときはタクシーを利用。天気が良かったため、外のデッキは混んでました。風が気持良い暖かさ。なお、船は下りと上りの両方があり、川を遡る上りは下りより所要時間が長くかかります。途中シュピッツに止まります。このあたりはヴァッハウ渓谷の中でも一番上流のワイン産地となります。画像左奥の急斜面のブドウ畑は『タウザントアイマーベルク』です。この有名な畑のワインは、協同組合『ドメイヌ・ヴァッハウ』などからリリースされています。(日本には入っていませんが・・・)今回はデュルンシュタインで下船。デュルンシュタインは中世の面影が残る小さな町で、観光客も多く訪れます。この時期は、レンタサイクルで渓谷沿いの村々を巡るのも楽しそうです。ワインの名産地ヴァッハウですから、ホイリゲなどでワイン飲みつつ自転車でのんびりは魅力的です。このときはデュルンシュタインから少し下流にあるロイベンのワイナリーに行かなくてはなりませんので、あまり観光する時間がありませんでした。
February 18, 2017
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2015年6月の話です。テメントのワイナリーを出発し、高速に乗ってグラーツ国際空港に向かいます。空港近くのガソリンスタンドで給油し、空港近くの駅で荷物と同行人を下ろし、空港の地下駐車場にレンタカーを止めて、レンタカーカウンターに行くも人影なし。そこで入り口のポストにキーと書類を放り込んでおきました。この辺はいつもと同じです。レンタカーのカウンターに人がいないのはどうなのかと思いますが、事前に予約してあれば、その時間には係員がいるのでしょう。空港駅からローカル電車で15分ほどでグラーツ中央駅に到着します。ここからの行動は2パターンあります。1.グラーツからその日のうちにウィーンへ移動。余裕があれば少しグラーツ旧市街を観光2.グラーツで一泊して翌日ウィーンに移動2015年はパターン2 です。(ちなみに。翌年2016年6月はパターン1 でした)駅前のホテルに宿泊し、路面電車で旧市街の広場まで行き、そこから少し歩いてシュロスベルクに登るケーブルカーに乗って、眺めの良い時計塔まで歩き、そこからエレベーターで下まで降りて、旧市外のレストランで夕食。(これは2010年のときとほぼ同じパターンですね。この年はエッゲンベルク城も行きました) 食事後は二手に別れ、お疲れ組みはホテルに向かい、あちらこちらともう一方は小さな広場みたいなところに屋外に席をだしているワインバーで、少しワインを飲んで帰りました。 こちらのお店で飲みましたグラーツはウィーンとはまた違うのんびりとした良さがあり、できれば一泊したいところですが、最近はスケジュールの都合でなかなかゆっくり滞在することができません。 お店の全景はこんな感じ。この広場には数軒同じようなお店がテーブルを出していて、どこもにぎわっていました。 翌日はウィーンまで電車で移動。グラーツ駅構内にあるスーパーでサンドイッチなどの軽食とビールを購入しておくのも、いつも同じです。昔はオーストリア国鉄の長距離列車はコンパートメントを連結した電車が多かったのですが、最近はレイルジェットばかりで少し味気ない感じです。時間が合えばザグレブあたりから来る国際列車には、まだコンパートメント付きの列車があるかもしれません。2015年の場合はスケジュールが合わずレイルジェットで移動。2016年は、なんとチェコ国鉄ヴァージョンのレイルジェットでした。2010年のときは、コンパートメントを連結してある国際列車だったので、レイルパスを持っていたので1等車両にも乗れたのですが、あえて2等のコンパートメントに乗りました。
February 14, 2017
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2015年6月の訪問です・・・。前日宿泊した古城ホテル『シュロス・カプフェンシュタイン』の朝食はお城の2階(日本風に数えて)。ビュッフェ・スタイルですが、以前より品数が増えて豪華になっていました。ワイナリー製ジュース類や自家製ジャム類もありました。種類がいろいろあるとついつい食べ過ぎてしまいます。お城を出発し、ストラーデン近くにあるワイナリーにノン・アポ訪問後、南シュタイヤーマルク地域を目指して移動。そのワイナリーを出たところでナビゲーションが故障してしまいましたが、このルートは3度目なのであまり迷わずに行けました。エーレンハウゼンの町を抜け、ワイン街道に入ると坂道が続き、しばらく行くと二股に分かれる場所があり、左側に進むとテメントのワイナリーが現れます。しかし、最近はそのまま道なりに300メートルほど進み、スロベニアとの国境を見学してから戻ってワイナリーに行くのが恒例となっています。ワイナリー売店を抜けたところにあるテラスからの眺めです。眼下に広がるのはテメントのフラッグシップワインとなる『ツィアレグ』畑。畑の先の方はスロベニア領になっています。このように1列おきの草刈りは、オーストリアの多くのワイナリーが取り入れてる方法です。このテラスで記念撮影をしていると、醸造責任者アルミン・テメント氏がスパークリングワインを持って登場!先ずはこの眺めを見ながら乾杯です。その後セラーを見学。樽熟成庫です。いろいろな大きさの樽があります。画像を見て気づきましたが、奥の方の樽にはまだ発酵栓がさしてあるようです。6月上旬なのに、まだ樽発酵途中ということでしょうか?もしかしたら乳酸発酵なのかもしれませんが・・・。奥のほう右側の壁は、土壌がむき出しになっています。『ツィアレグ』畑の石灰質土壌の岩盤です。セラー内の湿度調整を兼ねているそうです。なお、このワイナリーでは瓶詰めラインを自社では持たず、数件(4軒と言ってたかな?)のワイナリーで、移動式の瓶詰め機械を共同所有していて、必要に応じて取り寄せて使用しているのだとか。(かつてヴァイングート・グロスでトレーラーの荷台に乗せた瓶詰め機械を見たことがありましたが、それかもしれません。グロスでは屋外に置いて作業していましたが、テメントでは屋内で作業できるスペースがあるようです。)その後、ワイナリーの上部にあるテイステイングルームで試飲。このワイナリーは、1997年、2005年、2008年、2010年、2012年、そしてこの翌年2016年にも訪れていますが、予約を入れてちゃんとしたワイナリー見学は2005年以来2回目です。前回は、マンフレード・テメント氏(アルミン氏の父親)の対応でしたが、このワイナリーも世代交代となったようです。試飲は、ソーヴィニョン・ブランを軸にモリロン(シャルドネ)なども含め、たくさん飲ませていただきました。以前は樽風味の強いワインも、特に上級ワインにありましたが、2010年頃からはあまり樽の強くない造りに変わってきていて、このときの試飲でも、より自然な風味が全面に出て、柔らかな果実味と酸味がきれいに伸びてゆく感じが素敵でした。個人的にはこのワイナリーの『ゲルバー・ムスカテラー・クラシーク』は好みのワインです。なお、ムスカテラーは他にも2種類ほど造っていますが(たまに甘口デザート・ワインが加わることがあります)、どれも良いワインだと思います。ところで、現地で飲むと、きれいに伸びる果実味と酸味が素晴らしく透明感のある味わいなのですが、このとき日本に持ち帰ったワイン『グラスニッツベルク・ソーヴィンニョン・ブラン2014』は、現地で飲んだときより重い味わいで、透明感もやや少なく感じました。(2本を別の機会に開けましたが、同じ傾向)気候のせいなのかわかりませんが、日本で飲むと現地より抜けが悪く感じるワインが多いのは事実なのですが、このときはその差が大きく感じられました。これはワイナリーを出発し、数キロ西側にあるスルツタールの畑で見つけたテメントの看板。この区画がテメントの畑であることを示しているのでしょう。草刈りのときにでもトラクターが当たったのか、四隅が曲がっているのはご愛嬌。さて、しばらく2015年・2016年のオーストリア訪問記を(今頃)アップしてきましたが。そろそろ終了です。(がんばってあともう少しアップできるかな?)
February 13, 2017
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今頃で申し訳ない!2015年5月の宿泊です 古城ホテル schloss-kapfensteinワイナリーからホテルに戻り、部屋で一休み。 部屋はこちらの建物の2階でした室内はこんな感じ。ほぼ正方形の間取りで、三方に窓があり眺めは最高です。その後お城で夕食です。今回は屋外のテラスでお食事でした。(2010年に泊まった時は屋内でした。そのときは夜雷雨があったので外では食べられなかったのです)天気も良くて、眼下の眺めを見ながらのんびりと。すぐ下にある教会が15分ごとに鐘をならすので、時間が過ぎ行くことをかすかに感じることができます。同行者があまり量を食べられないとのことで(ここ数日いただいた一皿の量に悪戦苦闘していたので)、お料理は2種類を頼んでシェアさせてもらうことに。シュタイヤーマルクらしく「かぼちゃの種」を散らしたお皿です。アミューズは一人ずついただきました。ワインはグラスの白をいただいた後、ヴィンクラー・ヘルマーデンWINKLER-HERMADENのフラッグシップワイン「オリヴィンOLIVIN」2002年をボトルで。セパージュはツヴァイゲルト100%。ラベルの下のほうにある石がワインの名前となっている石(OLIVIN)です。ボトルに夕焼けが映るころなので、時間は8時半頃かな?まだまだ味わいはしっかりとしていて、今ちょうど飲み頃くらいに感じました。このような古いヴィンテージを飲めるのも、ワイナリー経営のホテルに泊まる醍醐味です。皆さんお腹一杯のようでしたが、あちらこちらはデザートを食べたくなり、いろいろ悩んだ挙句盛り合わせを注文。これで一人分です。ゆっくりと食べて飲んでおしゃべりして、気がつくとあたりは真っ暗に。最高に気持ちの良いディナーを楽しむことができました。
February 5, 2017
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2015年5月に訪問したときのことを今頃書いてますルストからアウトバーン経由で南東シュタイヤーマルクのカプフェンシュタインを目指し、途中でナビ通りに進んだらとんでもない田舎道に迷い込んでしまい、さらに進むと工事中。(工事車両に下がってもらって通り抜けました)このナビ(外付けタイプ)には、なんと日本語の案内に切り替えができました。それぞれの言語を話す人の名前で選択するのですが、日本語バージョンは「キヨシ君」。で、こんなときは「キヨシ~、しっかり案内しろよ!」とナビに文句を言うわけです。(当然返事はありません)ところで「キヨシ君ナビ」は翌日故障してしまいました。もしかすると文句を言い過ぎたのでへそを曲げたのかも・・・。少し道に迷いましたが、この日のホテル「シュロス・カプフェンシュタインSchloss Kapfenstein」に到着。このホテルは、このあと訪問するワイナリー「ヴィンクラー・ヘルマーデン」の所有する古城ホテルです。ここは2010年にも宿泊しましたが、今回も偶然同じ部屋になりました。お城本体ではなく昔は塔だった部分のようで、壁が分厚い造りです。ワイナリーはお城に登ってくる途中にあります。当主のゲオルグ・ヴィンクラー・ヘルマーデン氏Geolg WINKLER-HERMADENに案内して頂きました。先ずはセラーから。 このワイナリーのセラーは長さが60メートルあるそうで、その名も「長いケラー(Lange Keller)」と呼ばれていて、350年前に造られたものだそうです。主に樽熟庫として使用しているようでした。ワイナリーの売店も兼ねています。セラーに一角にはアンフォラが埋められていました。ヴィンクラー家の祖先はハプスブルク帝国の軍人だったそうで、「ヘルマーダHERMADAの戦い」で大変な軍功を上げたことから、皇帝より「ヘルマーデンHERMADEN」という称号(名前?)を頂いたという貴族だったそうです。ところがゲオルグ氏の祖父は軍人ではなく学者となり、この地でお城とワイナリーを購入して住むことになったのだそうです。このセラーとは別に、歩いて1分くらいのところに醸造所があります。 醸造所の横でブドウ畑を説明するゲオルグ氏 後ろに見える建物は教会です ホテルのテラスからは見下ろす位置にあります試飲では(この後は運転がないので飲むことができます!)シュタイヤーマルクらしくソーヴィニョン・ブランがメインで、モリロン(シャルドネ)やトラミナー、そして赤ワインを飲むことができました。赤ワインは、土壌に「オリヴィンOLIVIN」という薄い緑色をした宝石が混じる畑で栽培されたツヴァイゲルトから造られたその名も「OLIVIN」というワインがあります。所有地から切り出したオークの小樽で熟成させたワインです。個人的にはツヴァイゲルトは小樽熟成しないスタイルのワインのほうが、この品種らしい香りや味わいが素直に表現されるので好みではあるのですが、このようなワインも興味深いものがあります。この後、2002年のこの銘柄をホテルのレストランで飲むことになるのですが、このくらい熟成してこそ本領が発揮されるような造りであるのかもしれません。白ワインでは、ソーヴィニョン・ブランも魅力的でしたが、2種類のゲヴュルツ・トラミネールを購入。ひとつは「クレッヒャー・エルベルグKlöcher Ölberg」クレッヒKlöchはワイナリーから南に10キロくらいのところにある地域で、火山性土壌となっています。そのせいかゲヴュルツらしい華やかさがスッと軽やかに立ち上がるような味わいが大変魅力的です。クレッヒはオーストリアのゲヴュルツ産地としてはベスト・サイトのひとつだと思われますが、有力なワイナリーが少なく、あまり知られていないようです。もうひとつは「Gewürztraminer Orange」そう、アンフォラ醸造のオレンジワインです。ファースト・ヴィンテージでした。スパイスのニュアンスや皮からの苦味といった要素もありますが、ゲヴュルツから造られていることがちゃんと判るような味わいで、オレンジワインとしては上品なスタイルかと思います。「アンフォラは今まで全く使用したことがないから勉強が必要だと思う。息子がいろいろトライしているよ」とのこと。2016年6月のウィーンのイベントにもこのワイナリーは出ていたのですが、何かトラブルがあったようで、オレンジワインは「今持って来る途中」とのことで、残念ながら試飲できずでした。
February 5, 2017
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スミマセン、2015年5月に訪問したときの話を今頃書いてますファイラー・アルティンガーのワイナリーは、ブルゲンラントのルストという町にあります。ルストは、ルスター・アウスブルッフRUSTER AUSBRUCHというデザートワインで有名ですが、観光地としても大変にぎわっています。また、コウノトリの飛来地としても知られています。訪問した時期も煙突の上に作られた巣の上にいるコウノトリを見ることができました。(煙突の上に巣を作れるところを人工的に作っています←巣で煙突をふさがれてしまうのを避けるため)先ずは、セラーの見学です。当主のクルト・ファイラー氏に案内していただきました。ブドウ栽培はビオディナミです。(レスペクトrespektのグループに参加慕います)ファイラー・アルティンガーでは、スパークリングから白・赤ワインそして甘口ワインまで沢山のアイテムを造っています。試飲では、ブラウフレンキッシュのロゼ・スパークリングからスタート。しかし、あちらこちらは車の運転があるため、ワインは口に含んで確認して吐き出しです。(この後、南東シュタイヤーマルクまで200キロほど運転しなければなりません)白ワイン・赤ワインも素敵なワインばかりですが、ここにきたらやはりルスター・アウスブルッフを飲まなくては!そのアウスブルッフもけっこう種類があります。なんとツヴァイゲルトから造られたアウスブルッフの赤まであります(右端)。アウスブルッフは、どれも残糖分が200g/リットル以上あり、ものによっては300g/リットルを超えるものまであります。当然ものすごく甘いワインなのですが、酸味やボディの厚みとバランスが取れていて完成度は非常に高いと思います。さすがにこれらのワインは吐き出す訳には行きませんよね。このワイナリーに来ると必ず購入する「ゲヴュルツトラミナール・ベーレンアウスレーゼ」をこのときも購入、さらに白ワイン「ノイブルガー(樽熟)」も買いました。本当はもっと買いたいところですが、すでに他で何本も買っているし、この後もワイナリー訪問は続くので2本だけにしました。前日に財布をすられて現金もカードも全部なくなっていたせいもありますが・・・。知人からカベルネ・フランも美味しいと聞いていたのですが、このときはすっかり忘れていて確認できず。次回は試飲させてもらいましょう。このワイナリーに最初に訪問したのは2001年の秋でした。アポなしでしたが今回対応してくれたクルト氏がセラーを軽く見せてくれました。その後もルストに来るたびに試飲とお買い物に寄っていましたが、ちゃんと訪問するのは初めてでした。次は何時行けるのだろう?
February 4, 2017
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2016年6月3日 午前中ウィーンで行われたVieViunmのサイドイベント「SALON-VERTICAL VINTAGES 1988-2009」に参加してきました。 実は、どのような方法でのテイステイングかわからなかったので、まじめな日本人チームは開場前に集結。元の宮殿の中にある広間で行われました。天井画が素敵です。「SALON-WINE」は、オーストリア・ワインをジャンルごとにブラインド・テイステイングにおいて優秀なワインを選び、年に一度ガイドブックで発表しているもので、生産者にとっては、選ばれることは名誉なことであるようです。このイベントでは「SALON-WINE」で選ばれた30年間のワインの中から、なんと265本のワインをセレクトし、ジャンル別にひとくくりのフライトFlight(ひとつのセット)にしてテイステイングするものです。メジャーなジャンルは複数のフライトに分かれていて、例えばグリューナーは7フライト(計36本)も選ばれています。参加者は、テイステイングしたいフライト(一括りのグループ)の番号を紙に書いて掲げていると、係の人(若手のソムリエさんたちのようでした)がそのフライトのワインが入ったバッグを持って来てくれて、グラスに注いでくれるシステムです。 しかし、何しろ265本ものワインを全部テイステイングするのは無理な話です。(フライト数は42ジャンルありました。一つのフライトは3~6本のワインで構成されています。)ということで、あちらこちらはリストの中から、このワインは確認したいというフライトに絞ってテイステイング。それでも100本くらいはテイステイングできたと思います。1988年から2009年までの30年間のワインがあるわけですが、実際は2000年以降のワインがほとんどです。まあ、それでもよくこれほどの種類のワインを集めたものです。「SALON-WINE」に選ばれたワインは、当然注目されて売れ行きも良いわけですから、生産者のところにも、このようなイベントに出せるほどまとまった数のボトルが残っていないケースも多いと思われます。現在では探しても見つからないような古いヴィンテージのワインが多いので、当然のことながら年数を経て熟成したワインが、どのような味わいになっているかを探るのがテイステイングの大きな目的でした。その結果は、大まかに言うとオーストリア・ワインは、熟成によって味わいが向上するものが少なく、多くのワインは味わいのスケールが小さくなってしまっていると感じました。これは、長期熟成したワインが「飲める・飲めない」の話とは当然異なり、味わいの変化の傾向がそのようになっているということです。(もちろんリリース時より味わいが向上していると思われるワインもありましたが・・・)「SALON-WINE」に選ばれたワインですから、当然素晴らしいワインばかりなのですが、それでも長期熟成によって味わいが向上する方向にはいかないということは、オーストリア・ワインの熟成するポテンシャルが、あまり大きくないということを示しているように感じました。オーストリア・ワインは、全般的に早飲みのものが多いといわれることの意味を、このイベントを通して再確認する結果となりました。まあ、リリース時から比較的早く飲めて美味しいというのも、オーストリア・ワインの魅力の一部ということでしょう。
February 2, 2017
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