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今日は仕事とはちょっと離れた話題で・・・。 実は、一昨日、そう、あれは日食の日の午後、どこからともなく一匹の仔猫が現れた。 仕事をしていると、どこからか、みゃぁ~、みゃぁ~、という声。隣の敷地のずいぶん長く放っておかれている建物の床の下辺りから。猫の声で答えると、ものすごく反応して返してくる。だいぶ長く粘ってやっと現れた一匹の仔猫。全体は白だけど薄汚れて灰色気味。首から背中にかけてグレーとわずかの茶色を含むブチがある。悲しいほどやせほつれていて、そのせいか目と耳がやけに大きく見える。 野良で生まれたからだろう。私が近づこうとするとすすっと背を向けて逃げてしまう。でも、放っておけば死ぬのを待つばかりだ。 町へ出て買い物をして、クラブ帰りの息子を積んで帰る途中、もう一度会社に寄って、買ってきた牛乳を開封。もちろん、我が家で飲む予定のもの。少しだけおすそ分け。入れ物は・・と探すと、塗料の棚に塗料をしっかりと被った灰皿が。綺麗に、綺麗に洗って30mlほどの牛乳を注ぎ、声のする方へ持って行った。オチビは目を合わせないように、けれど、確かに牛乳の入った入れ物を目指して、まるで、達磨さんが転んだに興じる子供のように、私が視線をそらすのを伺っては、じわじわと近づいて来る。見守る私を警戒して、口を付けられる距離まで寄って来ない。仕方なくその場を離れて遠巻きにオチビの行動を観察した。 そうこうする内、最初は3m以内には近づかなかったオチビは、1mという至近距離まで行動範囲を近づけてきた。昨日、午後9時。帰り際にみゃぁ~と呼ぶと、帰らないでと言うかのように、激しくみゃぁ~、みゃぁ~、みゃぁ~~、と連呼しながら、暗闇から私の車をじっと見つめた。私はオチビを残して帰宅した。 今朝、会社に来てみるとオチビの声はしない。もちろん、姿も見えない。昨日帰り際に注ぎ足した牛乳も、少しも減らずに残っていた。 そのうちに帰って来るだろうと、仕事をしながら待っていたが、日が暮れてこの時間になっても、ただの一度もオチビの声は聞こえなかった。一体、どこに行ってしまったのだろう・・・・。 朝、今年初めて会社の敷地に植えた朝顔の水遣りをしていると、危うく、国道との間にある水路へ転落しそうになった。その時、ふと、水路に向けて停めている車に下に陣取って眠っていたオチビの姿を思い浮かべた。いくら猫とはいえ、まだまだ経験不足。身軽いと言っても、ちょっとふらつくと水路へ転落するという可能性がゼロではない。このところの雨で水路の水の勢いは速い。ひょっとして・・・・・。いやいや、何日か経ったら、ひょっこりと、少し大きくなって帰ってくるはずだ。週明け位かな、中程かな・・・。早く帰っておいでと願うだけだ。
2009年07月24日
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よほど日頃の行いが良いのだろう。この調子なら、冥土の土産に月旅行が出来そうだ。 46年ぶりの日食は、グラスだの何だのと手の込んだグッズを準備するまでもなく、丁度良い厚さの雲のカーテンに遮られて、まぶしくなく、ボケもせず、最大に欠けた太陽の姿をこの肉眼に焼き付けることが出来た。 お天道さんがここまでやってくれるとは思いもしないので、我が社のアイデア嬢の恭子ちゃんが、不具合品から抜き取ったおいたちの小箱の乳歯ケースのアクリル板に黒のラッカー塗料を吹き付けて、俄仕立ての日食観察グラスを作ってくれたのだったが、それを取り合って喧嘩する事もいらなかった。 さて、この次は26年後だそうだ。・・・・・ぶっちゃけ言えば約73歳。んんん、想像出来ない。ってか、したくない。いや、したくても出来ない。生きているのか?孫が何人いて、その子達が何歳になっているだろう。いればいいけど・・・・。その頃にはおいたちの小箱は、何人の子供たちの元へ届いているだろう。工場は建て替えが出来ているだろうか?借金は完済出来ているのか???疑問は尽きない。寝よう。
2009年07月22日
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