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1971年12月発売のHarry Nilsson (二ルソン)の超大ヒットシングル。この曲のオリジナルはイギリスのロックバンド「Badfinger」の3rd「No Dice」のA面ラストに収録。1970年11発売でした。「Badfinger」はビートルズが設立したアップルレコードに所属。「Without You」シングルカットされる事もなくアルバムの中の人気曲になり、180人以上のアーティストがカバーするモンスター級の楽曲に。ポールマッカートニーも「史上最高のキラーソング」だと言ったとか。A面「Without You」作詞・作曲 Pete Ham, Tom EvansHarry Nilsson – vocalsGary Wright – pianoJohn Uribe – acoustic guitarKlaus Voormann – bass guitarJim Keltner – drums自分が一番よく聴くのはBadfingerのバージョンですが、たまにネルソンのバージョンを聴くと懐かしさと共に安らぎを感じる。Badfingerはロッカバラードとしてやや激し目にアレンジして強く歌っています。最近、発売されたBadfingerのリマスター盤にはこの曲のStudio Demo Versionが収録されていてそっちはピアノとベースだけで歌う前半から少しずつ盛り上がるバラード曲でした。二ルソンのバージョンのような「Without You」です。二ルソンはこのデモバージョンを聴いたのだろうか。(この曲を作ったBadfingerメンバーの二人はこの曲が大きくなりすぎ権利問題などに発展して 二人とも悲惨な運命へ流される)二ルソンのバージョンは柔らかく美しいバラードです。安らぎと共に睡魔を感じるのは、谷村新司さんが深夜ラジオのラストにこの曲を毎回流してたのもあるのかも知れない^^;小学生の頃、眠気と戦いながら最後まで必死に起きて谷村さんの声を聞いてた。水曜日の夜中の1時前・・・このイントロのキラキラしたピアノの響きが流れ出すと番組が終わる…。谷村さんの「see you next week」の囁きとともに「Without You」がF.O.していく。小学生の自分の部屋や谷村さんのラジオを聞いてた状況がこのイントロ聴くだけで事細かく思い出せる音楽の凄さにも驚いてしまう。スペイン語バージョン「Si No Estas Tu」は最近出たリマスター盤CD「Nilsson Schmilsson」のボーナストラックで聴けます!これも必聴!2コーラス目のサビは英語で歌っています。(オケはオリジナルと同じものを使っています)B面「Driving Along」この曲は「Without You」同様に7枚目のアルバム「Nilsson Schmilsson」に収録されています。他の国ではB面はアルバム1曲目「Gotta Get Up」です。アルバム2曲目の「Driving Along」をシングルカットしたのは日本のみのようです。アコギのストロークの音が気持ち良いキャッチーなナンバーです。1971年7thアルバム「Nilsson Schmilsson」
2022年06月22日
アメリカのブラスロック、ジャズロック『BS &T』の1969年発売のシングル。このシングル曲が収録されてる2ndアルバム「Blood, Sweat & Tears」は全米だけで400万枚以上売り上げ、世界的には700万枚売り上げたと言われてるモンスターアルバム。このシングルも大ヒット!A面「Spinning Wheel」(スピニング・ホイール)この曲のイントロは誰もが一度は聞いていて「あー!あの!」って思うはず。「ルックルックこんにちは」の中のコーナー「テレビ三面記事」で何度も使われるファンファーレのようなブラスのイントロ。それ以降、事件捜査番組などでよくSEとして使われる。(「ルックルックこんにちは」は1979年〜2001年まで続いたモーニングショー)この曲が発売された10年後にイントロのブラスの部分だけジングルのようにして使われるなんてバンドも思ってもなかったと思う。(多分、使われてる事も知らないと思うけど)めっちゃくちゃカッコいい曲です。「ルックルックこんにちは」しか知らなかった人も全編聴いたら、こんなジャズテイストの渋い曲な事に驚くはず。B面「More and More」(モア・アンド・モア)元々はキャッチーでヒットしやすいと思われてた、この曲がA面でしたが、難解な構成でA面向きではないと思われててB面になった「Spinning Wheel」が話題になってA,B面逆転しました。ジャズロックなカッコいい曲。2000年リマスター盤には「More and More」がボーナストラックで収録されています。これがまた最高にカッコいい!アルバムは「Variations on a Theme」から静かにドラマチックに始まります。A面4曲目に「More and More」は入っています。そしてB面1曲目に「Spinning Wheel」が入っています。1969年600万枚も売り上げた名盤を聴いてみてほしい・・・。BSTの事はこれまでも何度も書いてるけど、定期的に聴きたくなってじっくりアルバムやシングルを集中して聴いてしまう。B面を3rdシングルカット曲「And When I Die」に変えてゴールドディスクシリーズとしてもこの曲はシングル発売されました。ジャケットが金紙に印刷されててスキャナーでは反射してきれいに撮れない・・・B面「And When I Die」(アンド・ホェン・アイ・ダイ)アルバムでは「More and More」の次に収録されてる、コミカルでPOPなナンバー。この曲もアメリカとカナダでシングルカットした大ヒットしています。このアルバムからシングルカットした曲は全てゴールドディスク以上のセールスです。
2022年06月19日
イギリスのロックバンド「The Magic Lanterns」のCompilation盤「The Magic Lanterns」は1968年メジャデビューして3枚のアルバムを残して1973年まで活動。オジー・オズボーンファンなら誰もが一度は聞いた事があるバンド名だと思う。オジーがブラックサバス作る前にこのバンドに在籍してたと噂が広がった。70年代後半から80年代によく言われてたのですが、本人はこの噂について話した事がなかった。今でもメンバーだったと信じてる人もいるのかも知れない。「The Magic Lanterns」の方もこの噂を否定するのに時間がかかったようです。自分もその噂を信じて80年代前半に輸入盤屋や中古レコード屋を探し回ったけど見つけられなかった。1998年にアメリカでCompilation盤としてCD化されたのですぐに購入!今は廃盤になってて手に入れにくくなってるようです。このアルバムは1stアルバム「Lit Up – With the Magic Lanterns 」から3rd「One Night Stand」の中からチョイスされた曲で構成されています。バンドメンバーBass , Vocals – Mike "Oz" OsborneDrums, Vocals – Harry Paul WardGuitar, Vocals – "Bev" Beveridge, Peter GarnerPiano, Vocals – Jimmy BilsburyこのメンバーのベースボーカルのMike "Oz" Osborneの名前が全ての誤解の元になった。またジャケット写真の中に若いオジーのようにも見えるメンバーが一人いた。この2つが重なると、これは絶対にオジーだと思ってしまう。オジーはブラックサバス結成前の1967年にベースのギーザーバトラーと「Rare Breed」を結成。オジーがまだ18歳の時でした。ライブを数本して半年で解散。オジーとギーザーはトニー・アイオミとビル・ワードとの出会いがあり「Earth」を結成。そしてバンド名を「Black Sabbath」に変えてメジャーレーベルと契約。 1970年2月13日金曜日にアルバム「Black Sabbath」でデビュー。後ろから顔をヒョイと出してる人が何となく若い頃のオジーっぽく見えなくもない。▲1st ★2nd ●3rd1曲目「Shame Shame」★2曲目「Give Me Love」★3曲目「Never Gonna Trust My Heart Again」★4曲目「Impressions Of Linda」★5曲目「Highway Of Dreams」★6曲目「Excuse Me Baby」▲7曲目「One Night Stand」●8曲目「Frisco Annie」●9曲目「Let The Sunshine In」●10曲目「Sad Thing」●11曲目「Why Can't People Be People」●12曲目「Sara's Coming Home」●13曲目「Tell Me Who I Am」14曲目「Melt All Your Troubles Away」15曲目「Country Woman」1972年シングル16曲目「I Don't Wanna Go To Sleep Again」17曲目「Stand For Your Rights」1973年シングル18曲目「You Ring A Bell」1972年「Country Woman」シングルB面ソングライターとしてあのアルバート・ハモンドが何曲も書いています。3rdアルバム以降に参加したようです。7〜9曲目 13曲目16曲目Albert Hammondが書いた中では「One Night Stand」は特に気に入っています。特に2ndアルバムの楽曲はブラスロックとしてブラスセクションを多用しています。1〜5曲目の2nd「Shame, Shame 」の5曲目は特に気に入ってる曲。6曲目「Excuse Me Baby」は1966年リリースのデビューシングル。のんびりと明るいナンバーです。もう一度、書きますがベースボーカルのMike "Oz" Osborneは、Ozzy Osbourneとはまったく別の人物です。長女エイミーとオジーとトミー・リー「So Tired」のMVから
2022年06月13日
日本のロックバンド「BLUE ENCOUNT」のミニアルバム。たしかこのバンドを初めて聴いたのが「DAY x DAY」って曲だったと思う。日本の新しいバンドで何かおもしろいバンドはないかと、いろいろ聴いてる時にがっつり自分の好みに合ったバンドだった。2015年頃…その頃日本の若手バンドで聴いてたのは「黒猫チェルシー」と「MY FIRST STORY」と「ONE OK ROCK」ぐらいだったと思う。ブルータルデス、ブラックメタル、デスコアなどの海外バンドばかり聴いてた時期だった。日本のバンドではインディーズのブラックメタル、ブルデスをいろいろ聴いてた。「Ssorc」「Cataplexy」が特に気に入ってたバンドでした。マイファスとワンオクは昔から森進一さんの大ファンだった流れで息子のバンドだからデビュー時から聴いてた。森進一さんのライブには今でも関西であれば行ってます。今ではマイファスもワンオクも森進一さん抜きでも気に入ってずっと聴いてる。「BLUE ENCOUNT」は最近、特によく聴くようになってきた。「VECTOR」「THE END」の2枚をリピートしてよく聴いてたけど、この「SICK(S)」と「Q.E.D」の2枚は一番よく聴くアルバムになった。Tシャツ付きの初回完全生産限定盤を買ったけど、Tシャツ袋に入ったままだった。1曲目「PREDATOR」2曲目「ワンダーラスト」3曲目「ハウリングダイバー」4曲目「#YOLO」5曲目「幻聴」6曲目「アンコール」「PREDATOR」を聴いた時に2007年発売のOzzy Osbourneのアルバム「Black Rain」の2曲目の「I Don't Wanna Stop」のサビを思い出させるようなメロディーに1発で惹かれた。イントロからアレンジ凝ってるしメロディも凄く良い。ギターの音も最近のOZZYの音のようで自分の好みど真ん中です。ボーカルの田邊駿一さんは歌が上手いって言うか歌い回しがめちゃくちゃカッコいい!インディーズ時代のCDも最近は聴いてるけど、その頃からカッコいい歌です。2曲目「ワンダーラスト」は80年代後半のバンドブームのガレージパンクのような勢いとメロディの作り方に引き込まれる。このバンド、リズム隊も最高だし、リードギターは文句なしに凄テクと素晴らしいセンスだし、ボーカルの引くサイドギターもめちゃくちゃカッコいい音鳴らしてる。70年代からずっとロック聴いてる人をも納得させる凄さがある。3曲目「ハウリングダイバー」は歌詞も心に響くし歌い方も素直にカッコいいと思える。今の10代〜30代が熱狂するのがよくわかる。ライブDVDとか観てると観客の男子も女子も涙流して聴いてる姿がよく映し出される。ファンを大切にしてるバンドだと言うことがファンを観たらすぐにわかる。確かに心に響く歌が多いし、田邊駿一さんMCも観客を惹きつける力が凄くある。自分も今、20代だったならあの中でモッシュしたりサークルピットで回ってるような気がする。4曲目「#YOLO」もイントロのギターのフレーズと音質で一発で引き込まれる曲。この曲も歌が凄くいい!今、どのぐらい人気があるのかよくわからないけど、ライブDVDの熱狂などを観てるとモンスターバンドになる寸前ってところなのかな。もう既になってるのかな。5曲目「幻聴」は勝負曲なのだろうか。演奏のカッコ良さとメッセージの強さに聴いてて胸が熱くなってくる曲。これは人気出るわ!って普通に思える曲。そして久々に転調でカッコいい!と思えた曲。6曲目「アンコール」は前半のバラードパートから感動的な展開でうずくまってしまってる心を一気に解放するような光が見える曲。素直にイイ曲。
2022年06月12日
1975年6月に発売されたイーグルス4枚目のアルバム「呪われた夜 One Of These Nights」から3枚目のシングルカット曲。1枚目はタイトルナンバー「呪われた夜 One Of These Nights」」2枚目は1975年9月にリリースされた「いつわりの瞳 Lyin Eyes」そして3枚目のシングルカットがこの曲「Take It To The Limit」です。A面「Take It To The Limit」作詞・作曲 Randy Meisner, Don Henley and Glenn Freyリードボーカルはランディ・マイズナーが取っています。シングル曲ではランディ・マイズナーがソロを取ってるのはこの1曲です。ライブバージョンは1980年11月発売のイーグルス初のライブアルバム「Eagles Live」で聴く事ができます。このライブ盤は1980年7月のサンタモニカ公演のみを収録してると思ってる人も多いのですが、1976年10月LAフォーラムの演奏も5曲収録されています。「New Kid in Town」「Wasted Time」「Take It to the Limit」「Desperado」と短いインスト曲「Doolin-Dalton (Reprise II)」の5曲です。なのでボーカルはランディ・マイズナーで収録されています。1976年フォーラムでの4曲の演奏と歌が凄く好きです。「Wasted Time」が物凄く好きなのでライブ盤が出た時は「Wasted Time」をよく聴いた。「Take It To The Limit」や「Wasted Time」ピアノで弾き語りしたいので楽譜を買ってきてよく歌ってたのも懐かしい。まだ20歳になる前だった。初来日直前で音楽誌は特集が組まれてたりしてた。B面「After The Thrill Is Gone」作詞・作曲 Don Henley 、Glenn Freyこの曲はリードボーカルをGlenn FreyとDon Henleyの二人で取っている。A面の「Take It To The Limit」は3拍子のバラードですが、この曲もバラードです。イーグルスのバラードはハズレなしなので、どのバラードも引き込まれる曲ばかりです。アルバムでこの「After The Thrill Is Gone」の次のアルバムラスト曲もバラードです。アルバムで唯一、Bernie Leadonがリードボーカルを取ってる「I Wish You Peace」です。この曲も大好きな曲で美しい曲です。初来日と「呪われた夜」のヒットでミュージックライフの初表紙も飾った。
2022年06月04日
日本のロックバンド「BLUE ENCOUNT」の2017年4月発売のシングル。このバンドのCD何枚持ってるか数えてみたらアルバム4枚、シングル7枚、ミニアルバム1枚持ってた。ほとんどがDVDが特典に付いてて映像作品も楽しめる。1曲目「さよなら」作詞・作曲 田邊駿一さんこの曲は翌年の3月発売の3rdアルバム「VECTOR」に収録された。このシングルの特典DVDには「さよなら」のPVは収録されていませんが、アルバム「VECTOR」の特典DVDにはMVとメイキングが収録されています。この曲のMVを観て心が動かない人はいないと思うほど、楽曲の良さも相まって入り込んでしまう。MVのメイキングでは収録中にバンドメンバーも涙流してるのが印象的です。誰にでもわかる簡単な言葉で綴られてるメッセージは年代関係なしに誰もが感動すると思う。まだ聴いたことがない人はyoutubeか何かでMVを観ながら聴いてほしい。きっとアルバム買って聴きたくなると思う。この曲は感動的なロッカバラードですが、激しいメタルチックな曲やファンクな曲も歌唱も演奏もアレンジも満足できるはず。アルバム「VECTOR」には、レベルの高い名曲が多く収録されています。自分は「灯せ」「こたえ」「coffee, sugar, instant love」「VS」「résistance」と「さよなら」が特に気に入ってる。他もめちゃくちゃカッコいい曲ばかりだから。2曲目「Wake Me Up」サビのキャッチーなメロディーとファンキーなアレンジと演奏が心地良い曲。この曲はアルバム未収録でシングルでしか聴けない曲だったと思う。歌詞はほとんど英語です。3曲目「The Chicken Song」この曲もアルバム未収録のシングルでか聴けない曲。少し懐かしい80年代後半のバンドブームの熱を思い出すような楽曲。あの時、青臭いけど熱い歌を全力で届けてたバンドがいっぱいあった。今の若いバンドのようなテクニックはないバンドが多かったけど、あの時はあの時でおもしろいムーブメントだったように思う。ユニコーン、カステラ、LA-PPISCH、The ピーズが特にお気に入りだった。日本のメタルはまったくと言っていいほど興味が湧かなかった。海外に好きなメタルバンドが山ほどあったのでメタルに関してはジャパメタはまったくわからない。DVD1.ブル散歩 -台湾編-2.「YOU」 2017年1月14日 LIVE3.「HEART」2017年1月14日 LIVE1は初の台湾公演の映像と台湾の街レポ2.と3.はライブ映像「HEART」はライブだとさらにカッコ良さが際立つ曲。
2022年05月31日
1990年10月26日発売の山崎ハコさんのシングル。このシングルに収録されてる2曲とも1975年10月発売のデビューアルバムに収録されてる曲でそれをロックアレンジにしてリメイクしたものです。1986年6月にポリドールから出した「なわとび」からレコードリリースの空白の4年間があって1990年2月23日に発売された17thアルバム「SA・SU・GA」はHAKOと名前の表記を変えてROCK色を全面に出したアルバムをトーラスから発表。その同じ年の8月29日にそれまでの有名曲をロックアレンジにリメイクした10曲とオリジナルのままの3曲の13曲収録のベスト盤を発表。その中からのシングルカットされたのがこのCD 1曲目「気分を変えて」作詞・作曲 山崎ハコさん 編曲 森一美さん激しいGリフから始まるロックバージョン。2コーラス目の後には長めのメタルなGソロが入ります。このリメイクの前に17thアルバム「SA・SU・GA」からの先行シングル「ANOU」と言うタイトルのハコさんの全楽曲の中で一番HeavyでHardな曲を聴いたので、このロックバージョンの「気分を変えて」はそこまで驚かなかったけどライブでの迫力はやはり凄かった。「SA・SU・GA」ってアルバムは本当にめちゃくちゃ好きなアルバムでこのアルバムのツアーはいろんな場所へできる限り聴きに行った。バックバンドも若いロックミュージシャンを揃えていて激しい演奏で最高だった!「織江の唄」「呪い」「望郷」「飛びます」などのイメージを持ってる人は一度、「ANOU」かアルバム「SA・SU・GA」を聴いてほしい。めちゃくちゃROCKな山崎ハコさんを感じられます。1981年「幻想旅行」、1982年「硝子の景色」、1983年「風の色」、1983年「ダージリン」、この辺りからすでにロックな曲は多くありましたが、突き抜けてROCKなのは「SA・SU・GA」のアルバムです。2曲目「サヨナラの鐘」作詞・作曲 山崎ハコさん 編曲 森一美さんこの曲は1975年のオリジナルが素晴らしすぎて、実はあまりいじらないで欲しかった曲なんだけど、当時、何度も聴くうちにこバージョンも良いかな…と思えてきた。イントロは「翳りゆく部屋」のようなパイプオルガン風な演奏、そしてAメロの歌バックも何となく「翳りゆく部屋」っぽい。たしかこの曲は1990年ツアーでどこの会場でもセットリストに入らなかったように思う。この新録ベスト盤からのシングルカットちなみに1990年7月10日京都MUSE HALLでのセットリストこの2日後の神戸チキンジョージでのライブは曲目は同じで曲順だけが少し違った。1曲目「幻想旅行」2曲目「ハーモニカ吹きの男」3曲目「ジプシー・ローズ」4曲目「黒い翼の天使」5曲目「ANOU」6曲目「ララバイ横須賀」7曲目「二日酔」8曲目「ミッドナイト・カウボーイ」9曲目「ヨコハマ・ホンキートンクブルース」10曲目「灰色の街」11曲目「サマー・タイム」12曲目「ベンジャミン・パラダイス」13曲目「ブルーアース」14曲目「気分を変えて」アンコール15曲目「Honky Tonk Women」16曲目「夢荒野」Wアンコール17曲目「SASUGA」1990年春のライブのセットリストには「ブリキのマーチ」「Don't Cry My Love」「霧の朝」「城」「硝子のピノキオ」とアルバム「SA・SU・GA」からの楽曲が多くセットリストに入った。「港OUT」も「SA・SU・GA」のツアーでは歌われてた。今の山崎ハコさんはもちろん大好きですが、1990年〜1992年頃のロックバンドをバックに従えての山崎ハコさんのライブがめちゃ好きだった。17thアルバム「SA・SU・GA」は超オススメです!
2022年05月30日
イギリスのポップロックバンド「Culture Club」の大ヒットシングル。1983年にイギリスでリリースされて6週間チャート1位を維持して150万枚の大ヒット。全米1位も獲得して全世界で500万枚を売り上げた大ヒットシングル。バンド構成Boy George – lead and backing vocalsRoy Hay – guitars, piano, electric sitar and backing vocalsMike Craig – bass guitar and backing vocalsJon Moss – drums and backing vocalsA面「Karma Chameleon」この曲はイントロのJudd Landerが吹くハーモニカソロのインパクトの強烈さで一気に引き込まれる。歌の間に入るJudd Landerのハーモニカのオブリもめちゃくちゃカッコいい!Judd Landerはイギリスの多くのアーティストの作品に参加しています。ハーモニカの音色に惹かれたら参加アーティストを見るとJudd Landerが吹いてるかも知れない。Robbie Nevil 、ABC、Paul McCartney、Annie Lennox、 Johnny Thunders、The Theなど錚々たるアーティストの作品に参加。この曲が超大ヒットになったのはボーイジョージの力がもちろん大きいけど、このハーモニカの力はかなり絶大だったと思う。自分もこの曲をラジオで初めて聴いた時は、何かしてる手を止めて聞き入ったのを覚えてる。この「カーマは気まぐれ」が収録されてる2ndアルバム「Colour by Numbers」は世界中全てのアルバムの中で最強ポップアルバムのベスト50にきっと入ると思うほど凄いアルバム久々にアルバム通して聴いても捨て曲なんてどこにもない名曲揃いです。A面の「Karma Chameleon」〜「It's A Miracle」〜「Black Money」の並びは最強!B面の「Church Of The Poison Mind」〜「Miss Me Blind」の流れもカッコ良すぎる!この2ndアルバムはどの曲をシングルカットしても大ヒット!凄いアルバムです。カルチャー・クラブの作品で一番好きな作品は、自分はこのアルバムじゃないんだけど…^^;「Colour by Numbers」は2番目に好きなアルバムです。B面「That's The Way」2nd「Colour by Numbers」のA面5曲目に収録されてるゴスペル風バラード。この曲が大好きだった人はきっと多いと思う。一発録りでレコーディングされたと言われてるこの曲はピアノ1本とボーイ・ジョージ、そして!ヘレン・テリーの最高のボーカルが聴ける曲です!曲もめちゃくちゃ良いし、3人のパフォーマンスも最高だし文句なしの最高のバラードです。初来日
2022年05月18日
イギリスのポップロックバンド「Culture Club」が1986年3月発売した4枚目のアルバム。カルチャー・クラブの事はこれまでに書いた事なかったと思うけど、自分がカルチャー・クラブを聴き始めたきっかけは、この4枚目のアルバムのリードトラック「Move Away」を初めてMTVで聴いてから。そこから遡っていって1st「Kissing to Be Clever」から4th「From Luxury To Heartache」までのアルバムを買っていった。12インチシングルなども気に入った曲は集めてた。4枚目までのアルバムの中で一番好きなのは、聴き始めたきっかけの曲が収録されている、やはり4th「From Luxury To Heartache」です。それまでの3枚をプロデュースしたスティーブレヴィンに代わってアリフマーディンがプロデュースしたのが大きいように思う。それまでの音が好きだった人には、どう聴こえたのかな。セールス的には大成功したとは言えない結果になったけど確実にそれまでよりもワンランク上のバンドになったと思う。アリフマーディン(Arif Mardin)は、Roberta Flack、Bee Gees、Donny Hathaway、QUEEN、Aretha Franklin、Bette Midler、Dionne Warwick、Anita Bakerなどのアルバムをプロデュースして多くのグラミー賞を受賞。これからどんな曲を作っていくのか楽しみになってた時に、ボーカルのBoy Georgeがドラッグで逮捕されてバンドの活動は停止。1st〜3rdにもカッコいい曲は多いけど、この4枚目でさらに曲のカッコ良さが充実してきたように思う。今日はアナログ盤で聴いてた。バンド構成Boy George ・ – vocalsMikey Craig ・ – bass guitarRoy Hay ・ – guitar, piano, keyboards, sitar, electric sitarJon Moss ・ – percussion, drumsA面1曲目「Move Away」2曲目「I Pray」3曲目「Work On Me Baby」4曲目「Gusto Blusto」5曲目「Heaven's Children」B面1曲目「God Thank You Woman」2曲目「Reasons」3曲目「Too Bad」4曲目「Come Clean」5曲目「Sexuality」アルバム通して聴いた印象は当時も今も変わらない。強烈にカッコいいファンキーなアルバム。3rdアルバムは1st、2ndで才能を出し切ってしまって才能が枯渇してしまったような印象もあるのですが、このアルバムで1st、2ndとは全く違うカッコ良さを全面に出してきたように思う。A1曲目「Move Away」はPOPなナンバーですが、リズムのカッコ良さとアレンジの渋さは強烈。後に買った12インチシングルの「Move Away (12'' Mix)」を聴いてからは12インチMIXばかり聴いてた。A2曲目「I Pray」は曲のカッコ良さは当然、ボーイジョージのソウルフルな歌唱が最高です。参加してるRuby Turnerをはじめとする強力すぎるバックコーラスのソウルフルな歌唱も相まって凄いナンバーになっていると思う。A4曲目「Gusto Blusto」はこのアルバムから3曲目のシングルカット。ややHEAVYに作られた音も最高で、アイドル的なPOPバンドから大人のR&Bバンドに進化していく過程を感じられる。アイドル的な時の音も大好きですが。A5曲目「Heaven's Children」は初めて聴いた時からメロディが凄く気に入ってた。メロウでPOPでボーイジョージのボーカルが映える曲。B1曲目「God Thank You Woman」は2曲目のシングルカット。この曲はもっと大ヒットしてもおかしくないと思える名曲。12インチシングルの「God Thank You Woman [Extended Version]」もめちゃくちゃお勧め!7分5秒とかなり長尺にMIXされてるけど怠く感じる瞬間はないと思う。B2曲目「Reasons」はこのアルバムの中で2番目に好きな曲。レゲエにアレンジされたPOPナンバーです。ヴァース部分のボーイジョージのボーカルも鳥肌。悩みを抱えてる若者への応援歌な歌詞も感動的です。B3曲目「Too Bad」のDARKな重いアレンジと演奏がめちゃくちゃカッコいい!ボーイジョージのボーカルもこれまでとはちょっと違ったニュアンスを感じられ引き込まれる。この曲の邦題は「夢の国アメリカ」です。B4曲目「Come Clean」は3拍子のカントリーっぽいメロディに惹かれて聞き入ってしまう。この曲もこのアルバムの中で特に気に入ってる曲です。B5曲目「Sexuality」はシングル「Move Away」のB面曲。アルバムラストは派手なパーティソング。「Move Away」の12インチシングルに「Sexuality (Extended Version)」が収録されていますが、これはちょっと自分的には好きじゃないMIXかも知れない。普通にアルバムバージョンの方が好きです。「Move Away」の12インチシングルと7インチシングル
2022年05月14日
アメリカのロックバンド「イーグルス」の初来日公演のブート。アナログ盤ブートでも有名だった大阪公演2日目のブート。オーディエンス物ですが信じられないほどの臨場感!そして高音質。「Hotel California」が出る以前のライブの中では名盤のひとつだと思う。2月9日の名古屋公演はサウンドボード物で出ていますが、この大阪公演の方が自分は好きです。1976年来日ツアーパンフより大阪2日目と名古屋公演がパッケージされた4枚組のブート。前に出てた物よりも音質も良くなってるように思う。お得な4枚組!Disc 11曲目「Take It Easy」 1972年1st「Eagles」A面1曲目2曲目「Outlaw Man」 1973年2nd「Desperado」B面3曲目3曲目「Doolin Dalton~Desperado" (Reprise)」 1973年2nd「Desperado」B面6曲目4曲目「Turn to Stone」 1972年Joe Walsh「Barnstorm」B面4曲目5曲目「Lyin Eyes」 1975年4th「One Of These Nights」B面1曲目6曲目「You Never Cry Like A Lover」 1974年3rd「On the Border」A面2曲目7曲目「Take It To The Limit」 1975年4th「One Of These Nights」B面2曲目8曲目「Desperado」 1973年2nd「Desperado」A面5曲目9曲目「Midnight Flyer」 1974年3rd「On the Border」A面3曲目10曲目「One Of These Nights」 1975年4th「One Of These Nights」A面1曲目Disc 21曲目「Already Gone」 1974年3rd「On the Border」A面1曲目2曲目「Too Many Hands」 1975年4th「One Of These Nights」A面2曲目3曲目「Good Day In Hell」 1974年3rd「On the Border」B面4曲目4曲目「Witchy Woman」 1972年1st「Eagles」A面2曲目5曲目「Rocky Mountain Way」 「The Smoker You Drink, the Player You Get」A面1曲目6曲目「James Dean」 1974年3rd「On the Border」B面1曲目7曲目「The Best Of My Love」 1974年3rd「On the Border」B面5曲目8曲目「Funk ♯49」 James Gangカバー9曲目「Oh Carol」 Neil Sedakaカバー10曲目「Tequila Sunrise」 1973年2nd「Desperado」A面4曲目今日このブートを聴いたきっかけは「Outlaw Man」のライブバージョンが聴きたくなったから。2ndアルバムの中で「Doolin Dalton」のInstrumentalバージョンのバンジョーの音が残る中、このHEAVYな曲に繋がる感じがたまらなくカッコいい!タイトル曲「Desperado」が2ndの中ではやはり一番好きですが、その次が「Tequila Sunrise」とこの曲。「Take It To The Limit」は久々に聴いたけど、このメロディの凄さには初めて聴いた時から何十年経った今でも鳥肌立ちまくる。1980年に発売されたイーグルス初のライブ盤「Eagles Live」のバージョンも聴いた回数なんて数えられないほど何度も聴いた。このブートでの「Take It To The Limit」のシンプルでストレートな演奏のバージョンも凄く好きです。「Good Day In Hell」のライブバージョンが聴けるのも最高!「On the Border」の中でもベスト3に入る好きな曲。一番好きな曲はこのブートでも演奏されてる「You Never Cry Like A Lover」です。昔から名バラードと言われてるラストに収録されてる「The Best Of My Love」よりも好きだったこのブートでもイントロのピアノが鳴るだけでゾクゾクする。「Too Many Hands」もめちゃくちゃ好きな曲。ライブバージョンはスタジオバージョンよりも若干テンポを遅くしてる印象。この初来日のセットリストは全曲好きな曲のみで構成されてるのでずっと聴いていられる。「Tequila Sunrise」は歌詞は寂しい歌詞なのですが、この曲は中学生の頃から心が落ち着く何かがあるように思える。テキーラサンライズがカクテルの名前だと知ったのは、その頃から5年後ぐらいだったけど知った時は当然すぐに注文して飲んだのを思い出す。初来日時の最新アルバムのタイトル曲「One Of These Nights」のカッコ良さは異常。初めて聴いた時から40年以上経つのにいつ聴いても新鮮なカッコ良さを感じられる。そんな曲がイーグルスには何曲もあります。イーグルスの事ってほとんど書いてなかったと思うけど、10代〜20代の頃はかなりマニアックに好きなバンドだった。もちろん今でも変わらずに好きなバンドです。アルバムの広告ツアーパンフ表紙
2022年05月12日
日本のロックバンド「BLUE ENCOUNT」の2020年11月発売の4枚目のアルバム。このバンドの事はかなり前に一度書いたように思う。BLUE ENCOUNTを初めて知ったのは・・・・ 7、8年前に日本のロックバンドで何かおもしろいバンドないかとyoutubeでいろいろ聴き漁ってた時に、何バンドも聴いた中でBLUE ENCOUNTがあって、ダントツに頭に残った。約15年前〜10年前はScreamo、Emo、Metalcore、Industrial、Sludge、Death core などのバンドをかなり聴いてた。その頃のブログってそんなジャンルのバンドの事ばかり書いてたような気がする。一番多く聴いてたのはBlack metalとBrutal Deathだったけど・・・。今でももちろん聴いてるけど、あの頃のようにずっとブラックメタルばかり聴いてたりする日はなくなった^^;その辺りのジャンルの曲を次第に聴く事が減ってきた時にBLUE ENCOUNTを初めて聴いた。「Survivor」って曲。この曲、新しさも感じるけど、それ以上に懐かしい感じがあった。そこからいろいろ聴いてみて何枚かCDを買ってみた。かなりハマって聴いてたバンドの「Fall Of Troy」「Poison The Well」「The Used」などを何となく思い出させるような気もした。バンド構成ボーカル、ギター 田邊駿一さんギター 江口雄也さんベース 辻村勇太さんドラム 高村佳秀さん1曲目「STAY HOPE」2曲目「バッドパラドックス」3曲目「ポラリス」4曲目「FREEDOM」5曲目「棘」6曲目「VOLCANO DANCE」7曲目「HAPPY ENDING STORY」8曲目「あなたへ」9曲目「ユメミグサ」10曲目「ハミングバード」11曲目「喝采」フルアルバムでは「VECTOR」と「THE END」が同じぐらい一番好きだったのですが、この「Q.E.D」を聴いてからはこのアルバムが一番好きなアルバムになった。このアルバムの初回限定盤はBlu-rayと2枚組で、このBlu-rayもかなりお得な内容8曲のMVと10曲のライブ映像。このアルバムからのMVは「FREEDOM」「バッドパラドックス」「ポラリス」「ハミングバード」「ユメミグサ」の5曲。発売されてからかなり何度も聴いたと思うけど、「ポラリス」「ハミングバード」「ユメミグサ」「VOLCANO DANCE」の4曲はまったく飽きない。「バッドパラドックス」は懐かしい感じもするめちゃくちゃカッコいい曲。「STAY HOPE」は初めて聴いた時のインパクトが強くすぐに引き込まれた曲。ボーカルは歌がちゃんと心に入ってくるので自然と歌詞を追おうと集中させてくれる。歌い回しも嫌味がないし声量も歌唱力も文句なし。ギターは強烈に良い。リズム隊のカッコ良さとセンスの良さにも凄く惹かれる。BLUE ENCOUNTはライブも生で観たいと思わせるバンド。けっこう、聴き込んでるしアルバムも何枚も持ってるのに一度もブログに書いた事のないアーティストもまだいろいろあるのを思い出した。最近は昭和歌謡曲のカッコ良さにハマってるので、1960年代の曲が多くなってしまう。
2022年05月01日
アメリカのロックアーティスト「ビリー・スクワイア」の4枚目のアルバム。このアルバムも全米でプラチナディスクに輝く大ヒットとなりました。「Don't Say No」「Emotions In Motion」「Signs Of Life」の3枚のアルバムは発売当時はかなり聞き込んでた。QUEENとの関わりも深いのでQUEENファンで聴いてた人が多いと思う。3rd「Emotions In Motion」にはフレディとロジャーがレコーディングに参加してるしこの「Signs Of Life」にはブライアンが参加しています。2nd「Don't Say No」からQUEENのプロデュース、エンジニアをMackが担当。Mackをビリーに勧めたのもQUEENのメンバーだった。A面1曲目「All Night Long」2曲目「Rock Me Tonite」3曲目「Eye On You」4曲目「Take A Look Behind Ya」5曲目「Reach For The Sky」B面1曲目「(Another) 1984」2曲目「Fall For Love」3曲目「Can't Get Next To You」4曲目「Hand-Me-Downs」5曲目「Sweet Release」急にビリースクワイアが聴きたくなったのはA面4曲目「Take A Look Behind Ya」が無性に聴きたくなったのでLP引っ張り出して来て爆音で聴いてた。この曲はアルバムの中では地味な存在かも知れないけど初めて聴いた時から一番のお気に入り。HEAVYなミディアムテンポのナンバー。ビリーの歌い回しもめちゃくちゃカッコいい!続くA面5曲目「Reach For The Sky」もシンセを駆使して多用したドラマチックな展開の曲。この曲も久しぶりに聞いたけど、やはりめちゃカッコ良い。A面2曲目の「Rock Me Tonite」がリードトラックとしてシングルカットされた曲でこの曲がこのアルバムの中で一番有名だと思う。歌い出しから絶対売れそうな雰囲気を醸し出してるアレンジ。ビリーのボーカルは時々、デイヴィッド・カヴァデールかと思うような声質での発声があってこれがまた凄く良い。この曲もデビカバが歌ってるのかと思う人がいてもおかしくない。A面1曲目「All Night Long」が2ndシングル。この曲もキャッチーなナンバー。この曲の時はクラウス・マイネか!と思うような歌唱部分があったりします。QUEENのブライアンが参加してるB面1曲目「(Another) 1984」はこの頃のQUEENの曲のようなシンセの使い方を感じる。QUEEN+Kate Bushみたいに思える部分もあってややカオスなおもしろい曲。ブライアンのGソロが始まると全体がQUEENの音になる。このアルバムからの3rdシングルはA面3曲目「Eye On You」この曲も好きだった。ちょっとブルーススプリングスティーンっぽい雰囲気がする。B面3曲目「Can't Get Next To You」はリードシングル「Rock Me Tonite」のB面曲。ミディアムテンポのハードロック。アルバムラスト曲「Sweet Release」はミディアムスローなロッカバラード。アルバム通して聴いてみて、このアルバムが名盤だと語られ続けてるのが改めてよくわかった。全曲、ハズレなしの名盤です。このアルバムのCDは1990年にアメリカで初CD化されたけどすぐに廃盤になっててその後、なかなか発売されなかったのでCDは高価なものになっていた。2008年にUK盤で「Emotions In Motion」と2枚組でリマスターされて発売された物を買った。日本でリマスター盤が出たのは、このずっと後でした。2枚組で音質も良くお得なCDです。できればLPで聴くのが一番いいけど。
2022年04月30日
ビリー・スクワイア、2枚目のアルバム。当時、QUEENファンならレコード買って応援した人も多いと思う。QUEENとの繋がりはこのアルバム製作前から始まります。ブライアン・メイの推薦でQUEENのプロデューサー、エンジニアとして有名なレイノルド・マックをプロデューサー、エンジニアとして迎える。そして、このアルバムは300万枚をアメリカで売り上げるほどの大ヒットアルバムに。このアルバムの大成功後もQUEENとの関わりは続き、3rdアルバムではフレディとロジャーがバックコーラスで参加している。メンバー構成Billy Squier – Lead vocals, Rhythm guitar, Percussion, PianoCary Sharaf – Lead guitarAlan St. Jon – KeyboardsMark Clarke – Bass, Backing vocalsBobby Chouinard – DrumsA面1曲目「In The Dark」2曲目「The Stroke」3曲目「My Kinda Lover」4曲目「You Know What I Like」5曲目「Too Daze Gone」B面1曲目「Lonely Is The Night」2曲目「Whadda You Want From Me」3曲目「Nobody Knows」4曲目「I Need You」5曲目「Don't Say No」A面2曲目「The Stroke」が先行シングルとして発売され大ヒット。この曲は当時ラジオでもガンガン流れてたから耳に残ってる人も多いと思う。ドラムとギターの音がまるでQUEENのような音。Mackが作った音はその当時QUEENの最新アルバム「The Game」を彷彿させる各楽器のMIXを感じられる。この曲なんて80年代前半のQUEENの音そのもの。A面1曲目「In The Dark」はこのアルバムから第2弾シングル。この曲も続けてヒット。歌メロもアレンジも演奏も売れ線ど真ん中です。さすが!Mackって感じでした。Billy Squierの歌唱は誰でも受け入れられそうな特に癖のない歌唱なのも良かったのかも。B面1曲目「Lonely Is The Night」は、ZEPっぽいとも言われてた曲ですが、自分は70年代後半から80年代前半のWhitesnakeっぽいと思ってた。WhitesnakeがZepっぽいんだけど・・・。でも、このアルバムで「Lonely Is The Night」が一番好きだった。アルバムから3枚目のシングルでした。A面3曲目「My Kinda Lover」は4枚目のシングル。キャッチーな曲でこの曲も人気曲のひとつです。A面4曲目「You Know What I Like」も好きな曲。アップテンポのハードロックナンバー。アルバムラストのタイトルナンバー「Don't Say No」もアレンジが渋くて最高です。
2022年04月13日
ミッシェル・ポルナレフの1972年日本発売のシングル。日本独自で企画制作されたシングル盤です。A面「渚の想い出 Tous Les Bateaux ... Tous Les Oiseaux」この曲は日本では1972年にシングル発売されヒットしましたが、母国のフランスでは1969年にシングル発売され大ヒットした曲です。「Tout, Tout Pour Ma Cherie シェリーにくちづけ」、「愛の休日 Holidays」の2曲が日本では特にヒットしたので有名ですが、この「渚の想い出」もメロディーを聴けば聞いた事があると思う人が多いと思う曲。プログレのような「Gloria」なども日本でもヒットしたけど忘れられがちな1曲。波の音とカモメの声、船の汽笛のSEから始まる究極の美しさのようなメロディーとクラシカルなアレンジで今でも誰の心にも自然と溶け込む事ができるような名曲です。久しぶりにアナログ盤でじっくり聴いて、ミッシェル・ポルナレフの凄さを実感した。B面「コンピューターの夢 Computer's Dream」1971年発売の3rdアルバム「Polnareff's」の4曲目に収録されてた曲。元々、ジャズピアノストだったミッシェル・ポルナレフだから書けた曲だと思う。これもプログレと呼んだ方が良いのかも知れない前衛的な楽曲です。日本製作のベスト盤にはよく収録されてる印象の曲。当時、日本で人気があったのかも知れない。歌詞よりもメロディーの美しさとアレンジの素晴らしさで日本人の心にも沁み込んでいったと思える曲。
2022年04月12日
ディープパープルのボーカルとして1969年〜1973年に在籍。1973年に脱退してから2枚目のアルバム。ハードロックな部分も残しつつ、よりJAZZ寄りになっていったアルバム。曲順や収録曲が異なる新たなバージョンもあるのですが、今日はオリジナルの曲順の基本形を聴いた。2009年にリマスターされ1000枚限定のデジパック盤で聴いた。通し番号のシールが張ってある。この後にもリマスターされてるけどこの時の音がアナログの次に好き。バンド構成Ian Gillan – vocalsColin Towns – keyboards and flutesRay Fenwick – guitars and vocalsJohn Gustafson – bass guitar and vocalsMark Nauseef – drums and percussionゲストミュージシャンPhil Kersie – tenor saxophone on "Five Moons"Martin Firth – baritone saxophoneJohn Huckridge – trumpetsDerek Healey – trumpetsMalcolm Griffiths – trombone一時期、日本でも流行ったゴールドCD仕様。1曲目「Clear Air Turbulence」2曲目「Five Moons」3曲目「Money Lender」4曲目「Over the Hill」5曲目「Goodhand Liza」6曲目「Angel Manchenio」10代の頃はこのアルバム、とっつき難いイメージであまり聴き込んだ記憶はない。でも、このバンドを解体させ新たに「Gillan」を結成した時にどっぷりハマってしまい「Gillan」ばかり聴いてた時期もあった。そこから「Ian Gillan Band」の三枚のアルバムを聴き直していくうちに「Gillan」同等にハマっていった。1曲目「Clear Air Turbulence」何回聴いてもカッコ良さが色褪せない曲。渋いジャズファンクなノリで当時、ハードロックやフォークを中心に聴いてた自分には大人すぎるように感じたりしてた。イアンギランの歌唱もパープルの時よりもさらに表情豊かになっていて改めて凄いボーカリストだと思う。2曲目「Five Moons」何やら日本的な旋律を感じるフルートの音色。(当時「いい湯だな」のイントロみたいだと中学生の頃に言ってたのを思い出す^^;)プログレな美しい曲。ローズピアノだけで歌うパートが凄く好き。後半にはブラスセクションも加わり強力にドラマチックになっていく。3曲目「Money Lender」ブルージーでファンキーなZEPっぽい印象もあるナンバー。でもブラスロックと言ってもいいほどブラスアレンジがカッコよく最高です!流行り始めたディスコサウンドをも彷彿させるパートもあったりでノリもめちゃくちゃ最高。4曲目「Over the Hill」この曲も子供の頃の俺には難解だった曲。今や大好き過ぎて鳥肌立ちまくりの曲。ピアノとシンセのフリーソロパートも凄い!そのあとのボイスパーカッションのパートも凄い。1977年でボイスパーカッションのアンサンブルやってるとか・・・。そして何よりもこの曲を歌うギランが最高すぎる!5曲目「Goodhand Liza」ラテンパーカッションのみの演奏から始まる曲。とにかく凄い曲です。ハードロックとはかけ離れた世界。アフリカンビートが鳴り響く中、繰り広げられる各楽器と歌の演奏は強烈。6曲目「Angel Manchenio」かなり複雑なプログレと言っても過言じゃない曲。このアルバムはシンセサイザーを大胆に使いまくってるのがひとつの特徴。1977年でこのセンスは凄いと思う。このアルバムの広告。この頃からギランの広告はおもしろい物が多く、中にはふざけすぎな広告もあった。これはかなりまともな方。
2022年04月01日
アメリカのシンガーソングライター「John Cougar」の大ヒットシングル。John Cougar – - Lead vocalsLarry Crane – - Guitar, background vocalsMike Wanchic – - Guitar, background vocalsKenny Aronoff – - DrumsGeorge "Chocolate" Perry – BassA面「Hurts So Good(青春の傷あと)」1982年4月発売の初の大ヒットアルバム「American Fool」からのシングルカットでリードトラックです。この第一弾シングル「Hurts So Good」と第二弾シングル「Jack And Diane」の大ヒットの相乗効果でアルバム「American Fool」はビルボード1位を9週間維持のあとも500万枚売り上げるまでの大ヒットアルバムに。この曲のイントロはドラムのビートのみで始まる当時よくあるパターンのイントロだけどインパクトはかなり大きく感じた。1980年頃のドラムのビートで始まる曲といえば、ドナ・サマー「Hot Stuff」、Twisted Sister「We're Not Gonna Take It」Quiet Riot「Cum On Feel The Noize」、Judas Priest「Living After Midnight」なんかがすぐに頭に浮かぶ。アルバム「American Fool」を久々に今日聴いてて、いい曲揃いだと改めて感じた。第二弾シングル「Jack And Diane」は当時そんなに好きではなかったのに、アルバムの中で一番カッコよく感じた。第三弾シングル「Thundering Hearts」は当時アルバムに中で一番好きだった曲だった。B面「Close Enough」アルバム「American Fool」のB面3曲目に収録されてる曲。この曲もドラムビートから始まる曲。「Danger List」をB面にすればいいのにって思ってたのを思い出す。「Close Enough」も好きな曲ですが、ややメロウな「Danger List」のカップリングの方が良いように思えてた。今回、久々「American Fool」を通して聴いてて「Danger List」が更によく思えた。
2022年03月30日
イギリスのロックバンド「Uriah Heep」が1973年10月に発売したシングル。7枚目のアルバム「Sweet Freedom」からの2曲目のシングルカット。第一弾シングルはアルバム発売より1ヶ月早く先行シングルの形で名曲「Stealin'」を発売。この時のバンド構成David Byron – VocalsKen Hensley – Keyboards, Guitars, vocalsMick Box – GuitarsLee Kerslake – Drums, Percussion, vocalsGary Thain – BassA面「Dreamer」この曲はベースのGary ThainとギターのMick Boxの二人で書いた曲。7枚目のアルバム「Sweet Freedom」の1曲目を飾るこの曲はイントロからかなりアグレッシブなアレンジでハードに攻めてくる1曲です。それまでの陰鬱な生活から抜け出して陽の光を浴びて生きて行こうとハードロックサウンドに乗せて訴えかけてる曲。B面「Sunshine」この曲はアルバム未収録曲で当時は貴重な1曲だった。2000年代になってリマスターされたCDのボーナストラックとして収録されました。A面の「Dreamer」のアンサーソング的な繋がりを感じる曲です。「Dreamer」では「Give me a chance to follow the bands Im waitin' for the sunshine」と歌い、「Sunshine」では「Sunshine, sunshine, sunshine I've found you Even if you're only」と歌う。この2曲を続けていくと組曲のように感じる時がある。重厚なロッカバラードです。「Sunshine」は聴いた事ない人も多いかも知れない。現在出てる7枚目のアルバム「Sweet Freedom」のCDを買えばきっとボーナストラックとして収録されていると思う。他にもボーナストラックには「Seven Stars [Extended Version]」や「Sweet Freedom [Alternate Live Version]」「Stealin' [Alternate Live Version]」など良い音で貴重な音源も楽しめます。ちなみに前作アルバム1曲目は「Sunrise」だった。ラスト曲は「The Magician's Birthday」
2022年03月28日
アメリカのシンガー「メアリー・マクレガー」のデビューシングル。1976年11月発売A面「Torn Between Two Lovers(過ぎし日の想い出)」この曲も何かしてる時にふとメロディーが頭に流れる曲。全米でもイギリスでもカナダでも日本でも大ヒットした曲なのでメロディーを聴くと知ってる人も多いはず。この頃、流行ってた他の曲とゴッチャになってる人もいるかも知れない。 Carpentersの曲だと思ってる人、Roberta Flackの曲だと思ってる人、Olivia Newtonの曲だと思ってる人… いろいろあると思う。この曲はPPMのピーター・ヤローが作った曲としても有名です。そしてこの曲が収録されてるアルバムのプロデュースもしています。1stアルバムのタイトルも「Torn Between Two Lovers」です。柔らかく上品で可愛い声も魅力的。この曲も時代の流れに埋もれて消えてしまわない事を願う。B面「I Just Wanna Love You」この曲も1stアルバム「Torn Between Two Lovers」に収録されています。リンダ・ロンシュタット、アート・ガーファンクル、BS&T、タニヤ・タッカー、エドガー・ウィンターらに楽曲提供もしてるシンガソングライター「ランディー・シャープ」が作った曲。この曲もたまらなく美しいメロディー。メアリー・マクレガーの声で聴くと至福そのものです。自分はA面よりも、この曲の方が大好きでよく聴いてた。イイ曲です、ほんとに。
2022年03月20日
アメリカのシンガー・ソング・ライター「ジョン・クーガー・メレンキャンプ」が1985年にリリースしたシングル。名前が2回変わったので、混乱してた人も多かったんじゃないかと思う。最初は「John Cougar」の名前で大ヒットアルバム「American Fool」の時はまだ「John Cougar」名義。1983年発売のアルバム「Uh-Huh」から「John Cougar Mellencamp」名義で活動。1991年発売のアルバム「Whenever We Wanted」から本名の「John Mellencamp」で活動。現在もJohn Mellencampで活動しています。(1976年「Chestnut Street Incident」はJohnny Cougar名義で発売してします。 厳密には3回名前が変わっています)John Mellencamp – -vocals, guitarLarry Crane – -electric guitars, acoustic guitars, backing vocalsKenny Aronoff – -drums, tambourine, vibes, backing vocalsMike Wanchic – -electric guitars, backing vocalsToby Myers – -electric bass, backing vocalsJohn Cascella – -keyboardsA面「Lonely Ol' Night」1978年「Darkness on the Edge of Town 」からBruce Springsteenにハマってそれ以前のアルバム3枚遡って聴いたり、「The River」「Nebraska」と凄くハマった。「Born in the U.S.A.」で少しだけ冷めたけど、初来日公演を体感してからまた凄く聴くようになった。そんな流れの中でJohn Cougar Mellencampも気になって聴き始めたように思う。当時の日本のブルーススプリングスティーン クローンなロックシンガーにはうんざりだった。Saxとオルガン、ピアノがバンドメンバーにいてブルースと同じようなポーズ取ったり、アレンジもそっくりで・・・。でもJohn Cougar Mellencampはそれらとは違って聞こえたし見えた。この「Lonely Ol' Night」はアルバムからの1stシングルカット曲。初めてFMで流れたのを聴いた時は絶対LPを買おうとすぐに思った。自分はこの曲以上に第二弾シングルカット曲「Small Town」が凄く好きだった。結局アルバム「Scarecrow 」からは7曲もシングルカットされてどの曲もヒットした。一番売れなかったシングルでもビルボードトップ40には入っています。B面「The Kind Of Fella I Am」 邦題(僕だって仲間)この曲はアルバム未収録曲です。コンガの音が心地良いロックナンバーです。スプリングスティーンとは違うってのがよくわかる曲。2005年リマスター盤CDにボーナストラックで収録されました。その時に大好きな曲「Small Town」のAcoustic Versionが収録。リマスター盤CDを買ってきて初めて聴いたので凄く感動したのをおぼえてる。John Mellencampの事を買いたのは初めてかも。こんな風に好きなアーティストなのに一度も書いていないアーティストがまだまだいる・・・。「Uh-huh」と「American Fool」が今、凄く聴きたい。
2022年03月17日
アメリカのロックシンガー/ベーシスト「スージー・クアトロ」の1975年発売のシングル。このシングルはEMI盤とRAK盤の2種類あります。裏ジャケはどちらも同じA面「Your Mamma Won't Like Me」1975年5月1日発売の3枚目のアルバム「Your Mamma Won't Like Me」の先行リードシングル。このシングルは1月31日に発売。前の2枚のアルバムはハードロック、ロックンロール色が強い印象でしたが、このアルバム辺りからファンクロック色が強くなってきたような感じ。日本でも凄い人気で当時は毎年のように来日公演も成功させてました。自分がスージー・クアトロを聴き始めたきっかけは天地真理さんでした。自分が小学生だった頃、雑誌の対談で天地真理さんとスージー・クアトロが対談した時に天地真理さんもスージーの音楽を聴いてるとの事で聴いてみたくなった。この曲はディスコ・ブームに乗るような感じでファンクなノリ。今、聴いてもカッコ良さは色あせてない。ジャニス・ジョプリンばりの高音フェイク、シャウトは最高です。「Can the Can」「Move It」「Glycerine Queen」のようなハードロック系も「Devil Gate Drive」「Keep a Knockin'」のようなロックンロール系もファンク系の曲でも良い曲が山ほどあります。B面「Peter Peter」アルバム未収録のシングルのみの曲。ジャニスを彷彿させる歌唱とファンキーな楽曲で自分はA面のヒット曲よりもこっちの方が断然好きです。この曲が追加されたリマスター盤とか出てるのだろうか?あとで調べてみて買おうかな。EMI盤とRAK盤 品番も変わっています。
2022年03月16日
イギリスのサイケデリック/ハードロックバンド「Pink Fairies」の1stアルバム。2021年4月に生産限定の廉価盤が発売された時に買った。2004年にも限定紙ジャケで発売されたけど買いそびれてしまった。1ヶ月ほど前にメタルバンド「Tank」のデビューアルバムの事を書いた。そのアルバムの中にPink Fairiesのデビューシングル曲「The Snake」のカバーが収録されている。すぐにオリジナルの「The Snake」と聴き比べたりしてPink Fairiesの1st〜3rdを聴いてた。このバンドは80年代中古屋でもレコードを手に入れるのが難しいバンドで、見つけても高価だった。自分は年上の友人にテープにダビングしてもらったのを聴いてた。特に凄くハマったわけではないバンドだけど、やっぱり聴くと懐かしい。バンド構成Paul Rudolph - – guitar, vocalsDuncan Sanderson - – bassRussell Hunter - – drumsTwink - – drums, vocals1曲目「Do It」2曲目「Heavenly Man」3曲目「Say You Love Me」4曲目「War Girl」5曲目「Never Never Land」6曲目「Track One, Side Two」7曲目「Thor」8曲目「Teenage Rebel」9曲目「Uncle Harry's Last Freakout」10曲目「The Dream Is Just Beginning」11曲目「The Snake (Single Version)」12曲目「Do It (Single Edit)」13曲目「War Girl (Alternate Extended Mix)」14曲目「Uncle Harry's Last Freakout (First Version)」1曲目「Do It」のアバンギャルドなアコギのイントロからパンクっぽいハードのパートに。ほとんど歌詞は「Do It」としか言っていない印象。2曲目「Heavenly Man」はプログレな美しいナンバー。この曲はかなり好きな曲。4曲目「War Girl」はおしゃれなソフトロックナンバー。この曲がこのアルバムで一番好き。タイトルナンバーの5曲目「Never Never Land」は約7分の大作。軽快なポップなパートと叙情的な静かなパートが交互にあって長いアウトロは少しスペイシーなプログレっぽくて楽しめる。6曲目「Track One, Side Two」も凄く好きな曲。前半のピアノの演奏でハモる静かな歌と後半の激しいハードロックパートの構成。9曲目「Uncle Harry's Last Freakout」もめちゃカッコいい曲でまだパンクがなかった時代にもろパンクな曲。アルバムラスト曲は短いプログレな曲。ボーナストラックの「The Snake (Single Version)」はTANKがカバーしてメタルファンも知ってる曲。オリジナルはよりパンクな演奏と歌。War Girl (Alternate Extended Mix)のボーナストラックを昨年、初めて聴いてめちゃくちゃ感動した。このバージョンの方がより好きかも知れない。
2022年03月13日
イギリスのハードロックバンド「Uriah Heep」の1972年11月発売されたシングル盤。5枚目のアルバム「Magician's Birthday」からのシングルカット。ヨーロッパでのシングルカットは「A面 Spider Woman/B面 Sunrise」アメリカ、カナダのシングルカットは「A面 Sweet Lorraine/B面 Blind Eye」で「Sunrise」をA面にしたのは日本だけのようです。この時のメンバー構成 David Byron – lead vocals Mick Box – guitars Ken Hensley – keyboards, guitars, Moog synthesizer, kazoo Gary Thain – bass Lee Kerslake – drums, percussionA面「サンライズ」他の国ではB面に収録されシングル用に2分49秒にかなり短縮されています。日本盤の「サンライズ」はアルバムバージョンと同じで4分4秒です。このシングルが日本で発売されたのは1972年12月21日。この曲を世界中の誰よりも早くカバーしたのは宝塚歌劇団だと思う。1973年3月星組公演「ラ・ラ・ファンタシーク」の中でオリジナルよりさらに長い5分44秒にも伸ばしてショーの中でトップスターが歌い上げるハイライト曲として使用されています。当時、トップスターだった鳳蘭さんが一人ソロ曲として歌い上げています。歌詞は日本語にしていますが、歌唱も生バンドの演奏も素晴らしい。ライブ盤としてアナログ盤LPで発売されています。この公演では「SUNRISE」だけでなく、アルバムタイトル曲「The Magician's Birthday」もかなり短いですが歌われています。この公演の作・演出の鴨川清作先生がユーライアヒープが好きだったとしか考えられない。発売してすぐの楽曲をショーで使用するなんて珍しいし、12月発売のアルバム聴いて稽古が始まる1ヶ月前2月中頃には台本も出来上がっていなければならない。アルバム「The Magician's Birthday」を発売日に聴いてすぐに使いたいと思い、脚本のハイライト場面に使ったのだと思う。ビッグバンドのオーケストラで演奏され超分厚いタカラジェンヌのコーラスで作り上げられる「Sunrise」は必聴です!B面「Spider Woman」アルバムでは1曲目の「Sunrise」に続いて2曲目に収録されてるアップテンポのブギーナンバー。2分25秒の短い曲。この曲がA面より「Sunrise」のA面の方がいいと思う。それよりもアメリカでシングルカットした「Sweet Lorraine」の方がインパクトは強い。そのB面「Blind Eye」はアルバムの中で特に好きな曲。このショーはユーライアヒープの曲以外にも、キャロルキング、ジョージ・ハリスン、Ben E.King、などのカバーもあります。
2022年03月06日
カナダのロックバンド「 The Guess Who」の1970年発売の大ヒットシングル。昨夜、カナダのハードロックバンド「ヘイワイヤー」を書きながら、いろいろカナダのロックバンドが頭に浮かんだ。Death/Black系の「Visions Of The Night」、プログレの「Rush」そして「The Guess Who」. The Guess Whoの6枚目のアルバム「American Woman」のタイトルナンバーで1曲目に収録されてる「American Woman」そしてB面「No Sugar Tonight」の事もちょっと気になった。アルバムではメドレーのように2曲繋がってるのですが、シングルは単曲として収録。どこで切ってたの確かめたくて聴いてみた。バンド構成Burton Cummings – vocalsRandy Bachman – lead and rhythm guitarJim Kale – bassGarry Peterson – drumsA面「American Woman」前半のアコギ1本でブルージーに歌うブルースパートから一転、ロックパートに展開する曲です。この一つ前のシングル「NoTime」はそれまでで最大のヒットになってたけど、この「American Woman」は軽く「NoTime」を超えて全米1位獲得。1999年にはレニー・クラヴィッツがカバーして再び大ヒット。自分はレニー・クラヴィッツのバージョンは特に良いも悪いも感じなかったけど話題になった。B面「No Sugar Tonight」アルバムでは「No Sugar Tonight/New Mother Nature」としてメドレーの形で1曲として収録。Randy Bachmanは「No Sugar Tonight」を書き上げるとレコード会社に短すぎると却下されたとか。そこでBurton Cummingsが短い曲をもう1曲書いて「No Sugar Tonight」と繋げてレコーディングする事に。その曲が「New Mother Nature」です。「No Sugar Tonight」は1分52秒まで。残りの約3分が「New Mother Nature」。「No Sugar Tonight」のアコギのストロークのフレーズを残したイントロ。4分52秒なので、このメドレーのままシングルB面に収録もできたはずなのに、オリジナルとして「No Sugar Tonight」だけを単曲で残したかったのかも知れない。アルバム「American Woman」にはA面ラスト曲として収録されています。
2022年02月11日
アメリカのロックバンド「スリー・ドッグ・ナイト」が1972年11月に発売したシングル。この曲はバンドにとって代表的なシングルとは言えないけどアメリカでもベスト20入りしたヒットシングルです。誰もが知ってる「Joy To The World」や「An Old Fashioned Love Song」「Black And White」などがやはり代表曲として挙げられる曲。A面「Pieces Of April」この曲が収録されてるアルバムは名盤「Seven Separate Fools」です。1972年3月発売でした。リードトラックとして最初にシングルカットされたのは「Black And White」で大ヒットしました。ビルボードでも当然1位。そして1972年の代表曲の1曲として選ばれました。「Black And White」もキャッチーで心地よいナンバーで大好きな曲。でも、アルバム「Seven Separate Fools」の中でダントツに一番好きなのがこの「Pieces Of April」です。カタカナのタイトル「ピース・オブ・エイプリル」と見ると「4月の平和」と受け取ってしまいそうですが、「peace」じゃなくて「Pieces」で「4月のひととき」です。 美しくて哀しいバラードです。この曲、単曲で聴いてももちろん感動できるのですが、アルバムで次の「Going In Circles」を続けて聴くと鳥肌が止まらないと思う。「Going In Circles」もバラード曲でこちらは力強いロッカバラードです。なんかバラードばかりが入ってるみたいですが、激しいロックナンバーももちろん入ってます。その次の「Chained」はかなりHEAVYなナンバーです。B面「The Writings On The Wall 」 邦題(いたずら書き)この曲はアルバムの中でもあまり思い入れのなかった曲ですが、LPではB面の4曲目(ラスト曲の前の曲)でした。ラスト曲「Midnight Runaway」がめちゃ好きだったので余計に印象に残らなかったのかも。「Midnight Runaway」はリズムアレンジがめちゃくちゃカッコいい曲。「The Writings On The Wall 」 は明るくてキャッチーなのでA面シングルカットしてたら売れてたかも。
2022年02月09日
イギリスのフォークロックデュオ「VIGRASS & OSBORNE」の1972年発売の大ヒットシングル。このシングル盤のA面「秋はひとりぼっち」は他の国はB面に収録されてた曲。日本ではB面になっている「地球を救える者はどこにいる Men Of Learning」が他の国ではヒットしました。B面の「地球を救える者はどこにいる」が今の地球の状況にピッタリなんじゃないかと思い出してシングル盤を段ボールの箱の中から探し出して聴いていた。ゲイリー・オズボーンとポール・ヴィグラス二人のデュオです。A面「秋はひとりぼっち Forever Autumn」この曲は大ヒットしたのがよくわかる。メロディーは最高に美しいし、アレンジもフォークプログレのような美しく凝ったアレンジです。訳詞をじっくり読みながら聴くなんて多分、10代の頃以来かもしれない。これがまた歌詞も素晴らしくて鳥肌立ってしまった。調べてみると、あの名盤の1stアルバム「Queues」が日本でリマスター紙ジャケで発売されてた!これは買わなければ・・・。B面「地球を救える者はどこにいる Men Of Learning」この曲は上にも書いたけど、日本以外ではこの曲がA面としてシングル発売され大ヒット。1stアルバム「Queues」の1曲目に収録されてる曲でアルバムリードトラックでした。昔にこの曲の訳詞を読んだのを思い出して、今の地球の事のようだと…。「♪ヴィジョンを持つ人間はどこにいる 地上の人類のために誰かが対策を立てければ」「♪学者たちはどこにいる?空気をきれいにできないのか それとも関心をもたないのか…」1972年は世界中が公害問題と文明の暴走で悩んでた最中で、その事を歌っているのだと思うけど今の状況と外側だけはばっちりハマってしまってる。(「ゴジラ対ヘドラ」は1971年作品)でも今の状況は公害とはかなり違ってて、対策を考える人も怯えすぎる人も開き直る人も、悪い人なんて誰一人いないから心をぶつける人や場所がないのが余計に厄介^^;無理に誰かを悪者にしようとしてる人たちもいるけど…。そんな人たちが唯一の悪人なのかも。イントロのギターからめちゃくちゃカッコいい曲です。エルトン・ジョンと一緒に曲作りしてたゲイリー・オズボーンだから作り上げられた曲。二人のハーモニーのカッコよさにも鳥肌です。アルバムを久々に聴こうかな
2022年01月26日
1971年4月発売の4枚目のアルバム「Survival」からのシングルカット。The Rolling Stonesのカバー。1971年はアニマルズのカバー「Inside Looking Out」が大ヒット、続けてTrafficのカバー「Feelin' Alright」がヒット、そして「Survival」から「Gimme Shelter」をシングルカット。「Inside Looking Out」や「Feelin' Alright」ほどヒットしなかったようです。A面「Gimme Shelter」アルバムバージョンは6分29秒あってややしつこい感じがして飛ばしてしまう事が多いけどシングルバージョンは3分30秒に短縮されてて凄く良くなってる。来日公演時に日本の東芝のスタジオでこのシングル編集をしました。「Survival」はいつでも聴けるけど、このシングルバージョンはEP盤でしか持ってない。EPバージョンをCDに焼きながら聴いてたけど、シングルバージョンは凄く良い。ギロの音が気になるって友人もいたけど、たしかにギロの音がイヤな人は落ち着かないかも。B面「I Can Feel Him In The Morning」この曲も「Survival」からのシングルカット。そしてこの曲も編集しなおしてすっきり聴けるように短縮されています。7分16秒あったのが5分15秒に短縮されてます。「Gimme Shelter」よりもこの曲の方が好みかな。久しぶりに「Survival」をアナログ盤で聴いてたけど、あまり好きではなかった「Comfort Me」にやたら惹かれた。この曲、こんなにカッコ良かったんだと今更ながら感動してた。
2022年01月21日
イギリスの超大物シンガー「トム・ジョーンズ」の1971年発売のシングル。トム・ジョーンズのシングルとしてはアメリカで最大のヒットを記録した曲。オーソドックスなスタンダードナンバーを歌う歌手のイメージが強いと思うのですが、ジャンルは幅広くロック、シャンソン、カンツォーネ、ジャズ、ソウルと完璧に歌いこなします。現在、81歳。今年も41枚目のアルバムをリリースして全英で1位になっています。A面「She`s A Lady」この曲はポール・アンカがトム・ジョーンズのために書き下ろしたロックナンバー。ファンクなロックで今聞いてもめちゃカッコいい曲です。後にポール・アンカのアルバムで二人でデュエットしてるバージョンもレコーディングされました。ライナーノーツにも書いてるのですが、この曲が出た頃は日本でもすでに大スターでテレビショー「This Is Tom Jones ショー」も日本のテレビ局で放映されていました。日本では「Love Me Tonight」が一番有名なのかな。子供の頃、ゲームコーナーや観光地の展望台などのジュークボックスでよく流れてたような印象が強い。この曲のメロディとアレンジをパクった曲で数えきれないと思う。B面「My Way」この曲は何百というシンガーが歌ってレコードになってると思う。1969年にフランクシナトラが歌った物が最も有名なのですが、1967年にフランスで歌われてたものがオリジナルです。ポール・アンカが権利を買い取って歌詞を英詞に書き直したもの。シナトラの歌唱は最高過ぎますが、トム・ジョーンズの歌い上げも最高に鳥肌です。後にロックバンドなどがアップテンポにしてみたり、妙な歌詞で歌ったりしたけどこの曲は豪華なビッグバンドの演奏で歌が上手いシンガーが歌い上げて初めて完成する曲だと思う。ロック系のシンガーではニナ・ハーゲンがドイツ語で歌う「マイ・ウェイ」は別格。オペラも歌いこなす歌唱力があるから、ただガナッて歌うだけのロックンガーとは違う。歌が上手いという基本があるからニナ・ハーゲンの「マイ・ウェイ」は鳥肌がたつ。かなりパンクなアレンジにしています。ライブバージョンも素晴らしい。1985年にフルオーケストラをバックに歌った「Carmen」の歌唱は凄かった!日本では布施明さんが歌い上げる「マイ・ウェイ」が一番好きかな。
2021年12月23日
イギリスのロックバンド「アニマルズ」が1964年にリリースしたシングル。いろんな歌手が歌うバージョンを聴き過ぎてオリジナルをゆっくり聴く事がなかった。(厳密にはオリジナルはアメリカ民謡でトラディショナルフォークの楽曲として歌い継がれてた。 ボブディランの方が先にアルバムにフォークソングとして収録しています)それを全世界的に有名にしたのがアニマルズの「House of the Rising Sun」ロックにアレンジしての「House of the Rising Sun」が大ヒット。A面「House of the Rising Sun」イントロをのギターが鳴り始めるだけで曲の世界が一瞬に広がる。ギターとハモンドオルガンを全面に出したアレンジも素晴らしく大ヒットした。宝塚歌劇で男役が極め極めで歌う事も多い。汀夏子さんが歌ってる姿が浮かんでくる曲。1971年カナダ・バンクーバでのライブでのジローズ時代の杉田二郎さんの熱唱も最高です。浅川マキさんが訳詞してレコーディングしたバージョンも強烈です。「MAKI II」に収録されてる。先月の50周年記念ライブで八代亜紀さんが英詞のまま歌った「House of the Rising Sun」も良かった!ブルース曲だけの集めたアルバム「哀歌-aiuta-」に収録されています。レコーディングメンバーも強力で「哀歌-aiuta-」バージョンは必聴!B面「Talking About You」重いブルースナンバーのA面と正反対に明るく派手なロックンロールナンバー。オリジナルはRay Charles(レイ・チャールズ)です。アニマルズのはロックを全面に出してますが、オリジナルはドゥーワップ風にボーンセクションも派手に入ってめちゃくちゃカッコいい!「Talking About You」に関してはレイ・チャールズのオリジナルがカッコ良すぎる。このシングルも赤盤で持っています。音は黒より良いのか悪いのかよくわからないけど、見栄えはする。「Talking About You」を歌ってるところ。
2021年12月22日
イギリスのロックバンド「アニマルズ」のシングル。1965年2月発売。日本では尾藤イサオさんがカバーして大ヒットしたので、この曲の知名度は高い。A面「悲しき願い Don't Let Me Be Misunderstood」この曲はNina Simoneが1964年に発売したアルバムの1曲目に収録されてたバージョンがオリジナル。イントロのギターの音や雰囲気から古さを感じるけど聴き始めるとカッコ良さが立って聞き入ってしまう曲。いつ聴いても2分12秒が短すぎると思ってしまう。Nina Simoneのバージョンもめちゃくちゃ良いので聴き比べてみるのも楽しいと思う。尾藤イサオさんは1965年にソロシンガーとしてリリース、1970年に「尾藤イサオ&ドーン」としてレコーディングして再リリース。B面「クラブ・ア・ゴー・ゴー Club A Go Go」「Don't Let Me Be Misunderstood」よりも、「Club A Go Go」の方がよく聴いてたのか細かいところまでよく覚えてる、アップテンポでブルージーなナンバーで歌詞の中にJohn Lee Hooker、Jerome Green、Rolling Stonesなどのミュージシャンの名前も出てくる。アニマルズもこの前書いた「The Grass Roots」と同様にCDはベスト盤しか持っていない。アナログ盤LPなら数種類持っていると思う。
2021年12月20日
アメリカのロックバンド「The Grass Roots」が1972年に大ヒットさせたシングル。このバンドも懐かしくて、聴くきっかけを一度逃せば死ぬまで一度も聴く事なく過ごしてしまいそうだった。60年代、70年代のややマイナーな洋楽ロックばかりよく聴いてる最近、何となく頭の中にこの曲のフレーズが浮かんだ。この時のバンドメンバーRob Grill – vocals, bassWarren Entner – guitar, vocalsReed Kailing – guitar"Uncle" Virgil Weber – keyboardsJoel Larson – drums, percussionDennis Provisor – keyboardsA面「涙の滑走路 The Runway」6枚目のアルバム「Move Along」の1曲目に収録。1971年発売の「恋は二人のハーモニー」の方が有名だと思うけど、自分はこの曲のイントロのカッコ良さとホーンセクションの渋さに惹かれてた。たしか90年代にもこの曲のイントロをオマージュしたような歌謡曲が大ヒットしてその曲が流れるたびに「The Runway」を思い出してた。たしか工藤静香さんの「嵐の素顔」って曲。B面「Move Along」アルバムのタイトル曲。アルバムB面2曲目に収録されてる。A面がブラスアレンジに凝っていた分、B面のこの曲はストリングスを美しくアレンジして印象的な楽曲にしている。改めてほんとにいい曲だと感動した。ダンヒル時代のシングルのA面B面全て収録しているCDが出ています。『Grass Roots Complete Original Dunhill/ABC Hit Singles』シングルカットされた曲は名曲揃いなので買ってお得です!
2021年12月19日
日本のロックバンド「トランザム」のヒットシングル。昨日は日本のロックバンドの事を書いたので、その流れで今日も日本のロックバンド。朝の情報番組「おはよう720」の中でオリジナルのDaniel Booneのバージョンが使用されて話題になった曲。「おはよう720」が終わると8時からは「8時の空」が始まる。田中星児さんがフォークギター抱えて全国の天気を知らせる番組。その中で田中星児さんが日本語でカバーした「ビューティフルサンデー」を歌いレコードは大ヒット。そしてトランザムもまた違った編曲、訳詞で歌い大ヒット。子供の頃の朝の風景を思い出して懐かしく感じる曲です。何年かに1曲、いくつかのアーティストで競作してリリースする曲があります。この「ビューティフルサンデー」もそうですが、「ラブ・イズ・オバー」「世界の国からこんにちは」「氷雨」「矢切の渡し」「浪花節だよ人生は」…一番売れた物がオリジナルのように思われてる場合も多い。A面「ビューティフル・サンデー」作詞 Daniel Boone 作曲 Rod McQueen 編曲 チト河内さん 訳詞 松本隆さん田中星児さんバージョンと比べるとロックなアレンジ、歌詞、歌唱です。インパクトの点では田中星児さんバージョンの歌詞が強烈だった。わかりやすい振り付けもあったし。田中星児さんバージョン「♪爽やかな日曜 振り注ぐ太陽 ヘイヘイヘイ It's a beautiful day 出かけよう彼方へ 歌おう高らかに ヘイヘイヘイ It's a beautiful day ハァハァハァ beautiful Sunday 今日は スバ! スバ! スバ! 素晴らしいサンデー きっと だ だ だ 誰かが僕を おおおお ま ま ま おお待ってる」トランザムバージョンは「♪隣に住んでる 下宿屋のマドンナ ヘイヘイヘイ 出ておいでよ カーテン閉ざして あなたは泣くだけ ヘイヘイヘイ 訳きかせて ハッハッハッ beautiful Sunday さあ 外は 青空さ 出かけなさいな 靴を履いて おー今日はいい天気さ」チト河内さん、富倉安生さんのリズム隊が心地よく、高橋のぶさんのロッカーなボーカルもカッコいい。B面「ビューティフル・サンデー」インストゥルメンタルカラオケ代りにって感じだと思う。A面よりも10秒ほど短いのはフェードアウトを早くさせてるだけだと思う。
2021年12月13日
イギリスのフォークロック「リンディスファーン」の2ndアルバム。このバンドはイギリスではかなり有名で1972年にはこのアルバムが年間56週もチャートインして4週間1位を獲得したアルバム。かなり有名なバンドなのですが、日本ではあまり知られていないような感じがする。物凄い高価でアナログ盤が中古屋で売られてたのを見ても日本ではマニアックなファンだけがついてるバンドなのかも知れない。楽曲は聴きやすいキャッチーな楽曲が多いのできっかけがあれば日本でもメジャーなバンドになっていたと思う。Alan Hull vocals, acoustic guitar, organ, piano, electric piano Ray Jackson vocals, mandolin, harmonica Rod Clements electric bass, organ, piano, violin, guitars, vocals Simon Cowe lead, acoustic , mandolin, banjo, vocals Ray Laidlaw drumsこのアルバムの良い状態のアナログ盤がほしい。CDは奇跡的に日本で廉価で発売されました。1曲目「Meet Me On The Corner」2曲目「Alright On The Night」3曲目「Uncle Sam」4曲目「Together Forever」5曲目「January Song」6曲目「Peter Brophy Don't Care」7曲目「City Song」8曲目「Passing Ghosts」9曲目「Train In G Major」10曲目「Fog On The Tyne」【ボーナストラック】11曲目「Scotch Mist」12曲目「No Time To Lose」1曲目「Meet Me On The Corner」はリードトラックとしてシングルカットして大ヒットした曲。この曲を聴いてるとQUEENの「'39」を思い出す。Brian Mayはこの曲に触発されて「'39」を書いたと思う。他にもLindisfarneの楽曲に触発されたであろうと感じる楽曲がいくつかある。6曲目「Peter Brophy Don't Care」は日本盤シングル「Meet Me On The Corner」のB面曲。日本独自のカップリングです。この「Peter Brophy Don't Care」が大好きな曲です。アコギ1本が基本の演奏なのですが、メロディーの美しさとは裏腹に歌詞はネガティブで投げやりな歌詞。これはクセになる1曲です。2曲目「Alright On The Night」はキャッチーで明るいフォークロックナンバー。QUEENの「JAZZ」に入っててもおかしくないように思える曲。4曲目「Together Forever」はアナログ盤ではA面ラストを飾る曲爽やかな青春ソングです^^;5曲目「January Song」はLPのB面1曲目。思いを絞り出すようなラブソングでこの曲も大好きな曲。9曲目「Train In G Major」のしぶい気怠さもめちゃカッコいい。そして何と言っても!10曲目「Fog On The Tyne」が最高です!タイトルナンバーのこの曲は悲しくもありコミカルな歌詞を読みながら聴くと一人だけでも妙な作り笑いをしてしまいそうになる。ボーナストラックの2曲はイギリスオリジナルEP盤「Meet Me On The Corner」のB面曲。11曲目「Scotch Mist」はカントリー、ブルーグラスなインスト曲。ナターシャーセブンを聴きたくなってしまう。12曲目「No Time To Lose」はシングル盤のB面のみでしか聴けなかったのは勿体無い。初来日時の記事。テレビ出演。
2021年12月04日
1984年10月16日発売のパット・ベネターのシングル。6枚目のアルバム「Tropico」のリードトラック。A面「We Belong」アルバムバージョンとは少し違っています。ボーカルを間奏部分に追加しています。「Tropico」から2ndシングルは「Painted Desert」でした。アルバムでは「We Belong」の次に続けて流れて来る曲。この2曲のつながりはカッコいい!Pat Benatar – vocalsNeil Giraldo – guitars, harmonica, percussionCharlie Giordano – keyboards, percussionDonnie Nossov – bassMyron Grombacher – drums, percussionB面「Suburban King」プログレっぽさとブルースな感じが混ざり合った感じの渋い曲です。1分47秒と短い曲です。この曲なら5分ぐらいにして聴きたいと思う。デビューアルバムに入ってた「Don't Let It Show」を久しぶりに聴いた。昔、この曲がすごく好きだった事を思い出した。パワーバラードで裏声の柔らかいハイトーンと、声張った地声のハイトーン使いわけてる感じが今聴いても感動だった。
2021年11月25日
ナンシー・シナトラの1966年の大ヒットシングル。フランク・シナトラの最初の子供で多くのヒット曲を出しています。A面「シュガータウンは恋の町」天地真理さんの1974年発売の2枚組ライブ盤でこの曲をカバーしていてそのバージョンばかり今だに聴いていますが、たまには本家オリジナルが聴きたくなってシングル盤を棚や箱から探し出してやっと聴いた。天地真理さんのライブはオリジナルよりもキーを上げているので軽やかさがより前に出てますが、このオリジナルは軽やかな中にも落ち着いた印象です。天地真理さんバージョンの和訳歌詞が小学生の頃から頭に染み付いてしまうほど聴きまくったのでナンシー・シナトラのオリジナルバージョン聴くとかなり新鮮に思える。天地真理さんのライブの演奏はほぼオリジナル完コピの演奏です。B面「悲惨な戦争」ピーター・ポール&マリーが昔からあるアメリカの曲を取り上げて大ヒットさせた曲。アメリカのトラディショナル・フォークとして1860年代にすでに歌われてた曲でアメリカの南北戦争の悲惨さを歌った曲のようです。その曲をナンシー・シナトラも歌った。コーラスアレンジはPPMを意識してるのですが、急に低音男性コーラスだけになったりとPPMとは違った感動があります。
2021年11月20日
イギリスのフォークロック/サイケフォーク「ドノヴァン」の8枚目のアルバム。ドノヴァンは意外に日本では知られていないイメージですが、現在75歳で今年も新しい曲を発表しています。自分はフォークというイメージよりサイケポップとかサイケロックといったイメージの方が強い。正直、しょっちゅう聴くアーティストではないけど久しぶりに聴くといつも新鮮に感じられる。このアルバムはDonovanソロとしてではなく、Open Road名義のようです。バンドメンバーDonovan Leitch – Guitar, mouth harp, VocalsMike Thomson – Guitar, Bass guitar, VocalsJohn Carr – Drums, VocalsA面1曲目「Changes」2曲目「Song For John」3曲目「Curry Land」4曲目「Joe Bean's Theme」5曲目「People Used To」6曲目「Celtic Rock」B面1曲目「Riki Tiki Tavi」2曲目「Clara Clairvoyant」3曲目「Roots Of Oak」4曲目「Season Of Farewell」5曲目「Poke At The Pope」6曲目「New Year's Resolution」初期の初期の有名曲「Catch The Wind」や「Universal Soldier」「Colours」はフォークソングそのものですが、1966年発売の3枚目のアルバム「Sunshine Superman」からサイケな雰囲気が増してアヴァンギャルドなジャンルに突入してきた。その次のアルバム「Mellow Yellow」は初期の中で一番好きなアルバム。ラスト曲「Sunny South Kensington」が最高です。その後「Hurdy Gurdy Man」や Jeff Beck Groupとレコーディングした「Barabajagal 」とか最高な曲を経てこのバンドを結成。A面1曲目「Changes」のはカントリーロックとミッシェルポルナレフを合わせたような印象のめちゃくちゃ好きな曲です。2曲目「Song For John」も好きな曲です。のんびりと馬車旅でもしてるような曲。3曲目「Curry Land」は60年代ブリティッシュロックな世界そのもの。6曲目「Celtic Rock」はバイキングロックのような印象で不思議な世界。B面1曲目「Riki Tiki Tavi」はシングル曲で少しは知られてると思う曲。この曲、フルートとアコギのみの別バージョンもあってそっちも捨てがたいアレンジです。B面の1曲目から3曲目「Roots Of Oak」はカッコいいプログレっぽいロックです。この3曲の流れ最高。6曲目「New Year's Resolution」はきっと曲作りでブライアンメイが影響されたんじゃないかと思う曲。このアルバムで別格に好きな曲は4曲目「Season Of Farewell」です。この曲、妙に急に聴きたくなる曲です。この曲もプログレな世界です。
2021年10月29日
イギリスのエレクトロニカ/テクノ「オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク」のデビューシングル。かなり懐かしくて聴いててその頃の事とかいろいろ思い出した。「Orchestral Manoeuvres In The Dark」・・・・バンド名が長いのもあって日本では一部のテクノファンにしか認識がないのかも知れない。1979年末といえば海外ロックではサバスからOZZYが本格的に脱退する話で持ちきりなのとQUEENの3回目の来日の感動が覚め切らない時にいきなりのシングル発売で話題になったり…日本ではアリスにどっぷりハマり切って1980年はどんなサウンドを聴かせてくれるのかと楽しみでたまらなかった頃。アリスは1979年いっぱいで古巣の東芝EMIから旅立ってポリスターレコードをポリドールの傘下でレコード会社を設立。激動の時期だった。このユニットが本領発揮し始めるは2nd「Organisation」からだと思っていますが、とりあえずデビューシングルの事から。これまで「Orchestral Manoeuvres In The Dark」の事を一度も書いてなかった事に自分でも驚いてる(・_・;そんな中、テクノ系の新しいバンドが登場した。クラフトワークに憧れて結成したと聞いて、さっそくシングルを買った。そして1stアルバム「Orchestral Manoeuvres in the Dark」も購入。日本のテクノやエレクトロニカにはまったく興味なくて聞きたいとも思わなかったけど特にUKやドイツのテクノはカッコよくてよく聴いてた。A面「Electricity」この曲はメンバーのアンディ・マクラスキーとポール・ハンフリーズの二人が16歳の時に作ったと言われてる曲。クラフト・ワークの影響が強いのは感じるけど、自分はこのシングルの2曲でクラフト・ワーク以上の魅力を感じた。クラフトワークは1970年代前半から革新的なサウンドを作り上げてた凄いバンドなので比べるのは間違ってるのはわかるけど・・・。特にB面「Messages」のカッコ良さには感動でした。B面「Messages」このシングルバージョンはアルバムオリジナルよりも40秒も短いバージョンですが、アルバムバージョンと聴き比べてもまったく引けを取らないまとまり感じます。サウンドは最新技術を駆使したテクノサウンドですが歌詞は当時の中島みゆきさん、山崎ハコさんとかなり近くてサウンドは違っても人間が悩んで考え思うことは同じなんだと高校生の時に悟ったような気がしたのもこの曲から。その頃から演歌、歌謡曲、R&B、ロック、メタル、JAZZ,などジャンルなんかどうでもよく思えてきた。今でもジャンルなんか関係なく何でも聴くのが好きです。オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークの曲でも2ndアルバム1曲目の「エノラゲイの悲劇」の歌詞は何度も訳詞を読んで考えた時期があった。初めて第二次世界大戦での原子爆弾使用について考えた高校1年の夏を思い出す。「Enola Gay」なんて直接的なタイトルで日本人の自分に問われているような気になった。「♪エノラゲイ 昨日は出かけたのが間違いだった 言葉には表せない 偽りの隠された胸の内」こんな訳詞を何度も読んだ16歳の夏を思い出す。妙に明るく楽しげな曲調は逆にこの事への重さを感じさせる。10代の頃にいろいろ考えすぎて今ではそんな答えも出ない事は避けて考えないようになった。正解なんてわからない。文句や批判ならどんな馬鹿でもいくらでもできる。今が平和で治安の良い日本で満足しています。それ以上は望まない。日本のフォークシンガーが暑苦しく怒りながら吠えるようにメッセージを吐き捨ててた言葉にはまったく心が動かなかったけど、この曲のような海外から見たメッセージは自然と胸を打った。暑苦しいメッセージに対しての責任も取れずに歌い捨てられた曲はそれだけの価値だったと思う。「Enola Gay」・・・歌詞を読みながら聴いてみてほしい。どんな暑苦しく押し付けがましい反戦歌よりも響くかも知れない。
2021年10月26日
1965年にママス&パパスが歌って大ヒットした「夢のカリフォルニア」を1979年公開の映画「カリフォルニア・ドリーミング」の主題歌としてアメリカがカバー。映画はシカゴからカリフォルニアに憧れ、夢を掴みにやってきた少年の青春映画。A面「California Dreamin'」ピアノとオルガンから静かにイントロが始まり、歌が入るとアコギが入ってくる。オリジナルとはここの部分が大きく違うだけであとはオリジナルの良さを生かしたアレンジです。The Mamas & the Papasのバージョンばかり聴いてるので、久々にアメリカバージョンを聴くと、かなり新鮮だった。あと違う点は間奏がオリジナルではフルートソロだったのがSAXソロに変わっています。The Mamas & the Papasの60年代独特のサウンドも無くす事なく、映画の雰囲気にもバッチリあってるアレンジになっててカッコいい。B面「BROTHER'S THEME」SAXソロを中心にしたインストナンバー。メロウで美しい楽曲。カリフォルニアの夕陽をバックに流れるとハマる曲。
2021年10月24日
台湾のアーティスト3連続。台湾のデスメタル「Diesear」〜台湾を代表する日本で人気の「欧陽菲菲さん」〜台湾の若手ロックバンド「noovy」たしか前にもシングルの事書いたような気がする。歌唱も演奏も妙に好感が持てるので聴いてる。自分が台湾の事が好きって事もあるかも知れないけど。1曲目「Kaleidoscope (Japanese Ver.)」2曲目「Bye Bye Darling (Chinese Ver.)」3曲目「Never Gonna Stop」4曲目「Shout It Out」5曲目「Lily (Chinese Ver.)」6曲目「ONE (Japanese Ver.)」ボーカル 楊 尚融 ギター 王 碩瀚ベース 商鈞ドラム 王 冠翔youtubeでライブ映像も観た事あるけどリズム隊は上手いし、ギターも音もフレーズもカッコいい。ボーカルは嫌味がなくて安定感ある歌唱で聞き心地が良い。特にドラムは何か耳でプレイを追ってしまう。1曲目「Kaleidoscope (Japanese Ver.)」初めは台湾のバンドってだけで買ってみてアイドルバンドか何かだと思いながら聴いてたけど。聞き始めると演奏も歌も良いのでリピートして聞くほど聴き入ってた。2曲目「Bye Bye Darling (Chinese Ver.)」この曲、オケはまったく同じで(English ver.)がシングルのカップリングに入ってるけど、中国語でも英語でも違和感感じなくて両方楽しめる。アメリカン50'sロックンロールのようなノリの曲でGソロもその時代の雰囲気と味が出てて凄く良いと思う。3曲目「Never Gonna Stop」ややHARDで重めのロックナンバー。ギターかっこいい。4曲目「Shout It Out」日本でも活動してたようですが、どれほどの知名度になってたのかはよくわからない。曲も演奏も良いのである程度は売れてたんじゃないかと思う。自分は曲と演奏が良いからCD買って聴いてただけなのでイマイチバンドの事とかよくわかってない^^;今の時代に少し珍しいようなストレートで淀みのないロックなので聴いてしまうのかも。5曲目「Lily (Chinese Ver.)」この曲はメロウなソフトロック。懐かしいような感動的な展開とメロディーが凄く良い。ボーカルも素直な歌唱で最高です。6曲目「ONE (Japanese Ver.)」タイトルナンバーはバンドのアンセム的な楽曲。英語と日本語を混ぜた歌詞です。日本語の発音も完璧。最新曲「Before We Die」も配信で聴いたけど、アコースティックなイメージの静かなロックで凄く良い曲だった。日本人の女性ボーカルも参加しています。MV観ると新しいギタリストは前の 王 碩瀚さんに雰囲気が似てて変わらなかった?って一瞬思った。
2021年10月20日
イギリスのフォークロック「リンディスファーン」のデビューアルバム。このバンドの1stと2ndがCD化されて今年の春に発売されました。手に入りにくい名盤として有名になるぐらいに貴重なレコードだった。自分はベスト盤のみ持ってましたが、アルバム丸々全編聴けたのはこのCD化が初めてでした。2003年リマスター音源で日本盤が生産限定、それも廉価版1100円で発売されました。売り切れたらもう手に入れるのは難しくなる事必至。CD発売されてからアナログ盤のヤフオクなどの価格もかなり下がってきたのでアナログ盤も手に入れようと思ってる。状態が良さそうなものがやはり高いけど…。日本盤のジャケットは全く違ったものでWジャケットで発売されました。その中古は帯付きなら30年前でも10000円以下では売ってなかったように思います。UK盤のオリジナルジャケットのものなら値段が下がってきてます。オリジナルメンバーAlan Hull vocals, acoustic guitar, organ, piano, electric pianoRay Jackson vocals, mandolin, harmonicaRod Clements electric bass, organ, piano, violin, guitars, vocalsSimon Cowe lead, acoustic , mandolin, banjo, vocalsRay Laidlaw drums1973年3月18日放映のNHKヤング・ミュージック・ショウに「Lindisfarne」が取り上げられ、来日してNHKのスタジオでライブ収録しました。この時の映像がブートビデオなどで出ていないかかなり探してる。1曲目「Lady Eleanor」2曲目「Road To Kingdom Come」3曲目「Winter Song」4曲目「Turn A Deaf Ear」5曲目「Clear White Light (Part 2)」6曲目「We Can Swing Together」7曲目「Alan In The River With Flowers」8曲目「Down」9曲目「The Things I Should Have Said」10曲目「Jackhammer Blues」11曲目「Scarecrow Song」12曲目「Knackers Yard Blues」13曲目「Nothing But The Marvellous Is Beautiful」5曲目「Clear White Light (Part 2)」がリードトラックになっていてシングルカット。7インチシングルバージョンとアルバムバージョンが同じかどうかは不明。アカペラのコーラスから始まるのが印象的な美しいフォークナンバー。このコーラスは少なからずQUEENに影響与えてるように思う。このシングルのB面がボーナストラック12曲目「Knackers Yard Blues」です。アルバムには未収録。Ray Jacksonのブルースハープがめちゃくちゃカッコ良いHARDなブルースナンバー。1曲目「Lady Eleanor」が第二弾シングル。この曲は日本でもシングル盤が発売されています。もし、オークションなどで出たら凄い値段付くんだろうな・・・。ライナーノーツは東郷かおる子さんが書いているようです。読んで見たい。ロック色強めのフォークロック。ほとんどの国のB面はボーナストラック13曲目「Nothing But The Marvellous Is Beautiful」この曲もアルバム未収録のシングル盤のみの曲でした。この曲のコーラスや楽曲アレンジもQUEENは参考にしたのかも知れない。日本盤シングルのB面は10曲目「Jackhammer Blues」でした。Woody Guthrieのカバーなので選んだのだと思うけど、このカントリー調の曲を選んだ理由はイマイチわからない。良い曲ですが。2曲目「Road To Kingdom Come」はロックンロールナンバー。3曲目「Winter Song」です。この曲は自分が持ってるベスト盤に収録されてて、初めて聴いた時からぞっこんでした。地味な曲なのですが聴き込む度により好きになっていく。このCDで高音質で聴けた事も感動。6曲目「We Can Swing Together」も凄く好きな曲。8曲目「Down」をシングル「Lady Eleanor」のB面にしてた国もいくつかあったようです。タイトルからのイメージとは違って力強くやや明るい曲。一番気にってる曲は9曲目「The Things I Should Have Said」です。この手の曲調ってなぜかどんなバンドでもハマってしまう。アルバムラスト曲11曲目「Scarecrow Song」最後にいい感じにどん底ではないネガティブな曲で終わるのもいい^^;
2021年10月16日
1988年発売のシンディ・ローパー、日本での15枚目のシングル。今でもよく聴いてますが、3rdアルバム「A Night To Remember」〜5th「Sisters of Avalon」の頃のシンディ・ローパーに一番ハマってた。特に「Sisters of Avalon」は今でもシンディ・ローパーの全アルバムの中で一番好きなアルバム。2nd「True Colors」の発売後、初来日公演を観に行ってからそれまで以上に好きになった。生で聴くシンディの歌声はレコードの何倍も素晴らしく、人柄の良さが滲み出てたステージを観てあれから来日すれば2011年ツアーまではほとんど観に行ってる。1996年震災後の仮設プレハブで作られてた神戸国際会館での「Sisters of Avalon Tour」の感動は忘れられない。 1曲目「Hole In My Heart (All The Way To China)」本人主演映画「バイブス 秘宝の謎」の主題歌として作られた曲でアルバムには収録されていません。日本盤の「A Night To Remember」のボーナストラックとして収録されています。この曲のMVも最高で中国のどこかの街のようなセットで、いろんな人としてシンディが登場。最近発売されたCDとDVD2枚組の「シンディ・ローパー ジャパニーズ・シングル・コレクション」にDVDとして初収録されています。2曲目「Boy Blue (Live)」非常にクオリティの高いライブバージョンです。この曲を歌う時のシンディの精神状態は毎回、正常ではなかったと話してる事があった。エイズで亡くなった友人を想って書いた曲で友人の死をとりまく全てのものに怒りを感じていたと語ってた。アルバム「True Colors」に収録されてるバージョンのボーカルも凄いのですが、シンディ・ローパーはライブでスタジオバージョンの何倍ものスゴさを見せつける。そしてアルバムでは「Boy Blue」の後、「True Colors」に繋がる構成にも泣ける。このシングルのライブはたしか映像作品にもなってるパリでの収録だったように記憶してる。LDで買った観てた「IN PARIS」はブルーレイ化してほしい。ヒットしなかったけど映画「バイブス 秘宝の謎」もブルーレイ化してほしい。映画館に2回観に行った。
2021年09月25日
イギリスのロックバンド「コールドプレイ」の2005年発売のシングル。2005年6月発売の3rd「X&Y」からのシングルカット曲。Coldplayを聴くようになったきっかけは、Kate Bushを凄くリスペクトしていると知ってどんなバンドなのか聴くようになった。確かにKate Bushを彷彿させるようなメロディーやアレンジは感じられる部分も多かったのでアルバムは出たら買って聴いてた。2枚前あたりから買ってないけど…。もうすぐニューアルバムが発売されます。1曲目「Fix You」2曲目「The World Turned Upside Down」3曲目「Pour Me」LIVEバージョン4曲目に「Fix You」のビデオも収録3rdアルバム「X&Y」からのリードトラックの先行発売シングルは7曲目「Speed Of Sound」でした。この「Fix You」は第二弾シングルカット曲。「Speed Of Sound」はそこここにKate Bushを感じられた。「♪All that noise, and all that sound All those places I got found」部分なんかは「Running Up That Hill」のこの部分がすぐに頭に浮かぶ。「♪And if I only could, I'd make a deal with God, And I'd get him to swap our places, Be running up that road, Be running up that hill Be running up that building」このパートの後の間奏部分もkate Bushっぽくて凄く好きです。「Fix You」はアルバム買った時に凄く気に入っててシングルカットされた時にシングルも買った。でも10年以上まったく聴いてなかった。急にまたColdplayを聴き始めたのは、先週の松任谷由実さんのオールナイトニッポンの中でこの曲の話が出たのがきっかけ。ゲストが小橋賢児さんでした。俳優を辞めて今は音楽イベントプロデューサーになっている。パラリンピックの演出も小橋賢児さんが担当したそうです。オリンピックもパラリンピックもまったく観てなかったので、どんな演出だったのか知らないのですが…^^;その話の中でColdplayの「Fix You」の話が出た。(話はうろ覚えなので正確ではないですが…)小橋さんが俳優の仕事に悩んでいた頃に、たまたま知り合いの飲み会に行くと来日中のColdplayのメンバーがいたそうです。そこでいろいろ悩みなど話し込んで意気投合し、小橋さんを次の日の神戸のライブに招待するって事になった。小橋さんは翌日の神戸ワールド記念ホールの公演に行った。すると「次の曲は自分たちの友人、賢児に捧げる」って感じのMCで「Fix You」が演奏されたそうです。小橋さんの悩み続けてた話など聞いたあとだったので、この話にかなり感動した。歌詞が歌詞なだけに、こんな歌詞を捧げられたらちょっとヤバすぎる。それで10年ぶりぐらいに「X&Y」を聴いてまたColdplayのアルバムを1stから順番に聴いてる。2019年に出たアルバムは買ってなかったので早速ネット注文した。2曲目の「The World Turned Upside Down」はメインの「Fix You」以上に好きな曲。アルバム「X&Y」には収録されていませんが、歌詞の始まりが「♪X&Y The land, sea, rivers, trees The stars, the sky」とアルバムタイトルから始まる。この曲の歌詞がまた素晴らしく聞き込んでしまう。3曲目「Pour Me」はハリウッドボウルでのライブ
2021年09月24日
ビー・ジーズの1981年9月発売のシングル。1981年10月発売の16thアルバム「Living Eyes」からの先行シングル。A面「愛はトライアングル He's A Liar」アメリカのディスコ・シーンを牽引していたアーティストのうちの一つだったビー・ジーズがそれまでのディスコ・ミュージックとはかなり違った新曲を発表。出す曲全てヒットしていたアメリカでは失敗のように言われましたが、ヨーロッパでは大ヒット。ディスコナンバーとは変わってしまったのですが、これもダンスミュージックです。イントロからめちゃくちゃカッコいい!歌メロも好きだしアレンジも演奏も当時斬新に感じた。その後、日本ではこのリズムアレンジや、メロディーを真似てる楽曲がいろいろ出てきたように思う。何よりの変化はディスコナンバーには欠かせなかった、ファルセットの発声を使っていない事。アルバム「Living Eyes」にもほとんどファルセットは使われていません。でも、初期のビー・ジーズはファルセットを多用してたわけではなく、それでも大ヒット曲を数多くリリースしてました。あのファルセットのイメージから脱却しようとしたんだと思う。アルバム「Still Waters」の頃になるとファルセット歌唱もいい感じな割合で使って平均取れた歌唱になったように感じた。B面「He's a Liar" (Instrumental)」アルバムから選んでB面に入れずにインストを入れたのは、この曲にかなり自信があったからなのだろうか。確かの演奏のみで聴いてもめちゃくちゃカッコいい演奏です。
2021年09月19日
フランスのシンガーソングライター「ミッシェル・ポルナレフ」の1972年発売の大ヒットシングル。かなり前にも「ミッシェル・ポルナレフ」の事は書いたと思うけど、やっぱりこの曲は特別です。A面「愛の休日 Holidays」1972年10月に発売され日本でも大ヒット。美しく悲しいロッカバラードです。イントロ頭のマンドリンの音から曲の世界に一瞬で入っていける。Michel Polnareffのファルセットを多用した美しい歌唱も個性的で、当時は日本でもアイドルのような扱われ方で雑誌などに掲載されまくってました。そしてこの曲は多くの日本人シンガーもカバーしました。訳詞を読むとさらに幻想的でショッキングです。地上から空を見上げ幻想に浸っているのか、空から地上を見下ろし「なんて地上は低いのだろう」と嘆いているか・・・。「♪ Holidays Oh Holidays それは空に住む飛行機 忘れないで美しい君 飛行機は弱っている 地上は低い Holidays」「♪Holidays Oh Holidays あれほどの空 あれほどの雲を 君はわからない 君の年齢では人生が君を疲れさせる なんと死は遠いのだろう Holidays」この訳詞を知るまでは、天地真理さんがカバーしたバージョンの日本語歌詞しか知らなかった。♪ Holidays Oh Holidays 人はなぜかしら いつも何かを求めすぎて 疲れてる Holidays♪ Holidays Oh Holidays 私は空を飛び ガラスの青い海見つけたの Holidays♪ Holidays Oh Holidays 私の住む街は とても小さくて見えないの あの空でHolidays♪ Holidays Oh Holidays いつか再び 全てを捨てて飛び立つの あの空へHolidaysでも今でもこの意訳の方が好きかもしれない。天地真理さんの歌唱バージョンも聴いてほしいと思う。気怠く力を抜いて歌うAメロと最後の歌い上げる歌唱力の素晴らしさに鳥肌です。「天地真理オン・ステージ」という2枚組ライブ盤の中で聴けます。天地真理さんの歌唱の凄さはもちろん、バンドの演奏の素晴らしさも鳥肌モノです。B面「愛の物語 Nos Mots D'amour」日本のシングルのみB面はこの曲です。他の国のシングルB面は「La Mouche」でラテンノリの激しくアップテンポのナンバー。「Nos Mots D'amour」は日本人の琴線に触れるような悲しいメロディーのバラード。この曲の歌詞も独特な世界で幻想的な霧の中のようなイメージのラブソング。ストリングスのアレンジが美しくて最高です。
2021年09月18日
台湾のロックバンド「noovy」の2019年発売のシングル。昨日は台湾のDeathMetal「Diesear 烙印之日」の2ndアルバムの事を書いたのでその流れで今日も台湾のロックバンドを聴いてた。アイドル寄りのバンドですが、演奏も歌唱も楽曲も良いのでほとんどのシングル、アルバムを買って聴いています。1曲目「スピードアップ」2曲目「Fade to Black」3曲目「In My Dreams」4曲目「スピードアップ (Instrumental)」このバンドは日本デビューもしていて日本語の歌詞の楽曲も多い。台湾のバンドをいろいろ検索して初めて聴いたのは「Singin' for you」ってシングル曲。日本語って事にまず驚いたけど、演奏も歌唱も凄く良いので普通に聞くようになった。かなりPOPにした「MY FIRST STORY」って印象でした。1曲目「スピードアップ」がシングル曲の中では一番良いと思う。90年代のバンドブーム時代のビートロック系やポップパンクを感じるような懐かしさもあって発売当時はよく聴いてた。DVDと2枚組のシングルだったので、この曲のMVが収録されてた。できれば、ライブ演奏してる映像が観たかったけど好印象のMVでした。このシングルを最後にギターのHankが脱退のようで、Hankのさよなら色が強いMVです。良いギターだったのに、何で脱退するのかわからないけど勿体ないと正直思った。あと、もっと売れても良いと思う曲が多い。今の時代、CD売るのは難しいと思うけど…。アイドル色を少し引っ込めて、ROCKバンド色をもっと前に出した方がいいようにも思う。2曲目「Fade to Black」はこのシングルの3曲の中でダントツに一番カッコいいと思う曲。ドラムが上手いのは初めて「Singin' for you」を聴いた時にまず最初に感じたバンドの印象。この曲ではドラムのセンスの良さを凄く感じるしベースとのリズム隊のコンビネーションも最高。脱退したギターのHankもギターフレーズ、プレイも凄く良い。もっとギターのバッキングを前に出してもいいと思うけどなぁ。引っ込めすぎな気もする。ボーカルのShawnの声質は嫌味がなくて凄く好感持てる。歌い回しも凄く良いと思う。3曲目「In My Dreams」も良い曲。台湾のバンドはBLACK METALとDeath系ばかり聴いてたけど、このバンドを知ってからガールズバンドやPOPバンドもいろいろ聴いてる。まったくジャンルは違うけど、何となく不思議にソイルワークを感じる。ボーカルのShawnはこれからもっとどんどん良くなっていくように思う。4曲目「スピードアップ (Instrumental)」はインストで聴くとギターのフレーズなんかもよく聞き取れて、これはこれでかなり楽しめる。ギターが変わってからの音はまだ聴いてないけど、CD出てるのかどうかわからない。台湾で普段やってるような音も興味ある。日本ではアイドルっぽい売り方をされてるから台湾ではまったく違う印象で活動してるのかも。90年代人気だったBAKUもアイドルっぽいう売り方させてたけど、根っこはかなり渋いロック。そのBAKUの売り方にも重なる部分もある。メンバーはどんなバンドを聴いてるのか想像つかない。ギターのHankはSlipknotのTシャツ着てる映像があったからSlipknotとか聴くのだろか。Slipknotはこの前、不幸があったりと活動はどうなるのか気になる所。
2021年09月17日
アメリカのロックバンド「The Walker Brothers」の4曲入りEP盤。日本でも「太陽はもう輝かない The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」が大ヒットしたのをきっかけにヒット曲を多く送り出した。アイドル的な人気もあり不二家チョコレートのCMにも出演もしていた。日本ではこの4曲入りの日本編集EPを5種類も短期間で発売A面1曲目「孤独の太陽 In My Room」2曲目「心に秘めた想い (Baby) You Don't Have To Tell Me」B面1曲目「太陽はもう輝かない The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」2曲目「涙でさようなら Make It Easy On Yourself」1曲目「孤独の太陽 In My Room」は仰々しいアレンジの大ヒット曲。原曲はイタリアのカンツォーネ。この曲は日本のみでシングルカットされた。3枚目のアルバム「Portrait」の1曲目に収録されてる曲。2曲目「心に秘めた想い (Baby) You Don't Have To Tell Me」は4枚目のアルバム「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」のB面1曲目に収録。1960年代の音を聞いてる!って実感できるアレンジや演奏。「孤独の太陽」よりも自分の中でウォーカー・ブラザースを感じられる曲B面1曲目「太陽はもう輝かない The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」は各国で大ヒットした代表曲のうちの1曲。イギリスでは1位になった曲。2010年に人気テレビドラマ「ウォーキングデッド」の中でも使われています。4枚目のアルバム「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」のタイトルナンバー。2曲目「涙でさようなら Make It Easy On Yourself」は、この曲だけ他の曲よりも少し前の曲で1stアルバム「Take It Easy with the Walker Brothers」のA面1曲目に収録。イギリスでこの曲も1位になった。オーケストラアレンジも凄く良い!
2021年09月15日
アメリカのロックバンド「ドアーズ」の2ndアルバム。ドアーズのアルバムの中でも比較的よく聴くアルバムですが、通して聴くのは何年ぶりか…。タイトル曲の歌詞の事を思い出して鼻歌で歌ってたらアルバム聴きたくなった。10年以上前に発売されたCDとDVDがセットになってるアルバムを出してきて映像も久々にゆっくり楽しんだ。1曲目「Strange Days」2曲目「You're Lost Little Girl」3曲目「Love Me Two Times」4曲目「Unhappy Girl」5曲目「Horse Latitudes」6曲目「Moonlight Drive」7曲目「People Are Strange」8曲目「My Eyes Have Seen You」9曲目「I Can't See Your Face In My Mind」10曲目「When The Music's Over」11曲目「People Are Strange [False Start & Dialogue]」12曲目「Love Me Two Times [Take 3]」1曲目の「Strange Days」の歌詞が今の世の中に重なるような気がした。何気なく鼻歌で歌ってたらゾクッとした^^;「奇妙な日々が私たちを捉えた 奇妙な日々」が私たちを追跡した 私たちの小さな喜びを壊そうとする ・・・・・・・・ 奇妙な日々が私たちを捉えた 奇妙な時間、私たちは長くひとりぼっちでいる。 身体は混乱して記憶は誤って使ってしまう。 そんな日々から逃げて奇妙な石のような夜へ」今の奇妙な世界があたりまえの世界になりそうな気がする。世界中。アルバム1曲目からダウナーでドアーズらしい。アレンジも演奏も妙に明るい部分などは逆に妖しい気分になる。2曲目「You're Lost Little Girl」のメロディーが美しくて昔から凄く好きです。アレンジも美しい。3曲目「Love Me Two Times」は大人気曲。シングルカットされて大ヒットしました。4曲目「Unhappy Girl」はシングル「People Are Strange」のB面に収録された。魅力的なオルガンのイントロが印象的でアルバム聴き終えた後でも頭に残る1曲。6曲目「Moonlight Drive」はシングル「Love Me Two Times」のB面に収録。両A面扱いになってる国もあったみたいです。シングルは45秒ほどカットして編集されていて物足りなさがすごいw たまにベスト盤でシングルバージョンが入ってたLPがあった。曲も歌詞も不思議な世界で、そのまま次の曲に繋がる感じが最高です。7曲目「People Are Strange」もシングルカットされて大ヒット。この曲がアルバムリードトラックのシングルカット。このアルバムでやっぱりこの曲かラスト曲が一番好きな曲かな。8曲目「My Eyes Have Seen You」は難解な歌詞だけどポップな感じもする。アシッドロックとサイケロックな世界。9曲目「I Can't See Your Face In My Mind」もかなり難解な感じですが、心地よく揺れてるような世界です。帽子やいっぱい飾りを付けられたCarnival dogが困った顔してるのが浮かんでしまう^^;10曲目「When The Music's Over」は11分もある長い曲ですが、飽きずに聞き入ってしまう。このCDについてるボーナスDVDにはこの曲のライブ映像も収録されています。ボーナストラック11曲目「People Are Strange [False Start & Dialogue]」はレコーディング中の会話がほとんどです。12曲目「Love Me Two Times [Take 3]」は違うバージョンでたっぷり聴けます。
2021年09月10日
イギリスのシンガー「エンゲルベルト・フンパーディンク ENGELBERT HUMPERDINCK」の1975年発売のシングル。1973年発売のアルバム「King Of Hearts」に収録されてた曲のシングルカット。このシングルいつ買ったのか覚えてないけど、小学生の時に映画「ライムライト」のリバイバルを国際松竹だったかで鑑賞した時にポスターかチラシを見て気になって買ったような気がする。映画館の中で買ったのだったかも知れない。まったく覚えてない・・・A面「エターナリー Eternally」この曲は誰もが知ってる曲。チャールズ・チャップリン監督・主演映画「ライムライト」の主題歌。この曲はチャールズ・チャップリン本人が作曲した映画音楽です。1975年にその「ライムライト」が日本でリバイバル上映される事になり、それに合わせて日本のみでシングルカットされたようです。オリジナルとはかなりイメージが違うのですが、多くの歌手がそれぞれに歌詞をつけて歌っていますが、中でもエンゲルベルト・フンパーディンクの「エターナリー」が自分いとっては最高です。エンゲルベルト・フンパーディンクの声はどんな状況の中で聴いてもどんな作業中でも邪魔にならない美しく安定した歌唱で気持ちよく聴きながら作業が進む。もちろん、スピーカーに向き合ってじっくり聴くのが一番良いのですが。B面「愛のバラード DO I LOVE YOU」アルバム「King Of Hearts」A面3曲目に収録されてる名曲です。歌い上げる系のバラードはお手の物です。この曲の歌唱も心地よくて聞き惚れる。エンゲルベルト・フンパーディンクのアルバムは数枚買ってたと思うので、またゆっくりと聴きながらCDにダビングして行こうかと思ってる。CD買ってもいいんだけど、出てるのだろうか。
2021年09月08日
アメリカのシンガーソングライター、ハードロックボーカリスト「パット・ベネター」の1984年11月発売の5枚目のアルバム。このアルバム以前のパット・ベネターは比較的ストレートなハードロックを中心に歌ってましたが、このアルバム辺りからサウンドに幅を広げてさらに魅力的になったように思う。リードトラックで10/16に先行シングルカットされた「We Belong」はハードロックから離れたサウンドで大ヒット。パットベネター最大のヒット曲「Love Is a Battlefield」に匹敵するヒット曲になっています。Vocals – Pat BenatarGuitar, Harmonica, Percussion– Neil GeraldoBass – Donnie NossovBass –Roger Capps(A1.2)Drums, Percussion – Myron GrombacherKeyboards, Percussion – Charlie GiordanoPercussion – Lenny Castro (A3, B4)A面1曲目「Diamond Field」2曲目「We Belong」3曲目「Painted Desert」4曲目「Temporary Heroes」5曲目「Love In The Ice Age」B面1曲目「Ooh Ooh Song」2曲目「The Outlaw Blues」3曲目「Suburban King」4曲目「A Crazy World Like This」5曲目「Takin' It Back」1曲目「Diamond Field」のイントロ頭のギターの音やドラムの音にパットベネターが次のステージに行ったような感じがした。これまでのカッコ良さとはまた違う、カッコ良さに鳥肌でした。このアルバムから2曲目のシングル「Ooh Ooh Song」のB面にも収録された。2曲目「We Belong」は大ヒットシングル。久々に聴いたけど、よく出来てる曲だと感動した。肩の力を抜いて歌うパット・ベネターの歌唱も凄くイイ!3曲目「Painted Desert」はヨーロッパとオーストラリアでシングルカットされた曲。アコギの独創的なイントロから始まりAORなオシャレなノリに。この曲も凄く好きな曲でコンガの音が気持ちいい。4曲目「Temporary Heroes」は打ち込みもバシバシな感じのハードな曲。5曲目「Love In The Ice Age」アルバムAメ面ラスト曲。この曲がこのアルバムで一番気に入ってる曲。ミディアムテンポのやや重めのロックです。Gソロもめちゃくちゃカッコいい。B面1曲目「Ooh Ooh Song」は2枚目のシングルカット曲。シンディ・ローパーが歌ってそうなアレンジとメロディ。2曲目「The Outlaw Blues」はシングル「Painted Desert」のカップリング曲。この曲もめちゃ渋いノリです。このアルバムはアコギのアレンジと音がやたらかっこいい。3曲目「Suburban King」はシングル「We Belong」のB面曲。静かなノリですが、シブシブなアレンジです。短い曲ですが名曲。4曲目「A Crazy World Like This」はシングルカットしたらヒットしてそうな曲。キャッチーでアレンジも良いしヒットしたと思うけどなぁ。5曲目「Takin' It Back」はアルバムラスト曲。イントロからコミカルな印象のラテンリズム。
2021年09月08日
カナダのロックバンド「The Band」の1stアルバム「Music From Big Pink」に収録されている曲。1968年7月1日発売。この曲はシングル発売されてデビューシングルになっています。B面もこのアルバムに収録されている「I Shall Be Released」です。この曲はボブディランが書いた曲。「The Weight」日本盤のシングルは発売されていないようです。カントリーロック調のロードソングです。この曲の歌詞や曲、アレンジは60〜70年代日本の多くのフォークシンガーに影響を与えてるように感じる。The Bandの事も一度も書いてなかったように思う。映画「イージーライダー」の中でも流れる曲です。5.6年前にBlu-ray化されて発売された映画「FESTIVAL EXPRESS」の中でこのシングルの2曲を演奏している映像が収録されています。映画「FESTIVAL EXPRESS」は1970年夏にカナダ3カ所で開催された野外フェスのドキュメント。一つの列車に全ミュージシャンが乗り込んで大陸を横断しながらライブを開催するロードムービー。列車の中は超豪華ミュージシャンたちがひしめき合ってて、急に始まるセッション大会とか貴重な音、映像が満載です!The Bandの他に Grateful Dead、Janis Joplin、Buddy Guy Band、Mashmakhan、The Flying Burrito Brothers、Sha Na Naなど、当時のスーパーバンドばかり。Mashmakhanはちょうどシングル「As the Years Go By(霧の中の二人)」がカナダで大ヒットしてる最中の旬なバンドとして出演。デビューしたばかりの新人バンドでした。5年ほど前にボーナストラックを9曲追加してリマスタされ再発された「Music From Big Pink」を買ってから少しずつリマスター版CDを買ってる。「Music From Big Pink」はよく聴いてたアルバムなのでラスト曲「I Shall Be Released」まで好きな曲が多いアルバム。映画「FESTIVAL EXPRESS」
2021年09月05日
アメリカのブラスロック・バンド「BS&T」の5枚目のアルバム。この時のバンド構成Lead Vocals – Jerry FisherBass Guitar, Vocals – Jim FielderDrums, Percussion, Vocals – Bobby ColombyE Guitar, Acoustic Guitar , Harmonica, Vocals – Steve KatzE Guitar, Acoustic Guitar [Spanish], Vocals – Georg WadeniusE Piano, Organ [Hammond], Vocals – Larry WillisSoprano Sax, Tenor Sax, Alto Sax, Flute, Piccolo Flute, Vocals – Lou Marini Jr.Trombone, Bass Trombone, Baritone Horn, Tuba, Percussion, Vocals – Dave BargeronTrumpet, Flugelhorn, French Horn, Baritone Horn, Vocals – Chuck WinfieldTrumpet, Flugelhorn, Piccolo Flute, Vocals – Lew Soloff何年か前にBlood, Sweat & Tears のライブDVDの事を書いてからあまり聴いてなかった。このアルバムのタイトル「New Blood」は、大々的なメンバーチェンジがあったために新しい血とタイトルを付けたらしい。ブラスロックを押し通す派とJAZZ寄りに行きたい派で音楽性の違いからメンバーが割れた形に。1曲目「Down In The Flood」2曲目「Touch Me」3曲目「Alone」4曲目「Velvet」5曲目「I Can't Move No Mountains」6曲目「Over The Hill」7曲目「So Long Dixie」8曲目「Snow Queen」9曲目「Maiden Voyage」7曲目「So Long Dixie」をシングルカットして大ヒット。美しく透明感のあるバラードです。ジャズフォークなアレンジとゴスペルのような盛り上がりがドラマチックな曲。8曲目「Snow Queen」はキャロルキングのカバーです。BS&Tの演奏でアレンジされた「Snow Queen」はおすすめのカバーです。この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」)4曲目「Velvet」は美しいフォークナンバー。この曲も一度聞くと、すぐにまた聴きたくなる曲。このアルバムで一番好きな曲かも知れない。6曲目「Over The Hill」はアップテンポで派手なブラスアレンジも楽しめるロックナンバー。この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」) 1曲目「Down In The Flood」はボブディランのカバー。この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」)2曲目「Touch Me」はゴスペルナンバー。前半はピアノとボーカルだけで引き込まれる。3曲目「Alone」はブラスセクションのカッコ良さを堪能できるナンバー。ロック色がかなり強い曲でギターソロもかっこいい。アルバムラスト曲、9曲目「Maiden Voyage」はハービー・ハンコックの大作のカバーです。もちろんジャズナンバーでギターソロとユニゾンでスキャットで歌うボーカルも強烈にイイ!この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」)このアルバムはアナログ盤を持っていないのでCDでしか聴けない。状態の良さそうな中古LP探してるけどなかなかなさそうです。
2021年08月25日
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