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日本のロックバンド「トランザム」のヒットシングル。昨日は日本のロックバンドの事を書いたので、その流れで今日も日本のロックバンド。朝の情報番組「おはよう720」の中でオリジナルのDaniel Booneのバージョンが使用されて話題になった曲。「おはよう720」が終わると8時からは「8時の空」が始まる。田中星児さんがフォークギター抱えて全国の天気を知らせる番組。その中で田中星児さんが日本語でカバーした「ビューティフルサンデー」を歌いレコードは大ヒット。そしてトランザムもまた違った編曲、訳詞で歌い大ヒット。子供の頃の朝の風景を思い出して懐かしく感じる曲です。何年かに1曲、いくつかのアーティストで競作してリリースする曲があります。この「ビューティフルサンデー」もそうですが、「ラブ・イズ・オバー」「世界の国からこんにちは」「氷雨」「矢切の渡し」「浪花節だよ人生は」…一番売れた物がオリジナルのように思われてる場合も多い。A面「ビューティフル・サンデー」作詞 Daniel Boone 作曲 Rod McQueen 編曲 チト河内さん 訳詞 松本隆さん田中星児さんバージョンと比べるとロックなアレンジ、歌詞、歌唱です。インパクトの点では田中星児さんバージョンの歌詞が強烈だった。わかりやすい振り付けもあったし。田中星児さんバージョン「♪爽やかな日曜 振り注ぐ太陽 ヘイヘイヘイ It's a beautiful day 出かけよう彼方へ 歌おう高らかに ヘイヘイヘイ It's a beautiful day ハァハァハァ beautiful Sunday 今日は スバ! スバ! スバ! 素晴らしいサンデー きっと だ だ だ 誰かが僕を おおおお ま ま ま おお待ってる」トランザムバージョンは「♪隣に住んでる 下宿屋のマドンナ ヘイヘイヘイ 出ておいでよ カーテン閉ざして あなたは泣くだけ ヘイヘイヘイ 訳きかせて ハッハッハッ beautiful Sunday さあ 外は 青空さ 出かけなさいな 靴を履いて おー今日はいい天気さ」チト河内さん、富倉安生さんのリズム隊が心地よく、高橋のぶさんのロッカーなボーカルもカッコいい。B面「ビューティフル・サンデー」インストゥルメンタルカラオケ代りにって感じだと思う。A面よりも10秒ほど短いのはフェードアウトを早くさせてるだけだと思う。
2021年12月13日
イギリスのフォークロック「リンディスファーン」の2ndアルバム。このバンドはイギリスではかなり有名で1972年にはこのアルバムが年間56週もチャートインして4週間1位を獲得したアルバム。かなり有名なバンドなのですが、日本ではあまり知られていないような感じがする。物凄い高価でアナログ盤が中古屋で売られてたのを見ても日本ではマニアックなファンだけがついてるバンドなのかも知れない。楽曲は聴きやすいキャッチーな楽曲が多いのできっかけがあれば日本でもメジャーなバンドになっていたと思う。Alan Hull vocals, acoustic guitar, organ, piano, electric piano Ray Jackson vocals, mandolin, harmonica Rod Clements electric bass, organ, piano, violin, guitars, vocals Simon Cowe lead, acoustic , mandolin, banjo, vocals Ray Laidlaw drumsこのアルバムの良い状態のアナログ盤がほしい。CDは奇跡的に日本で廉価で発売されました。1曲目「Meet Me On The Corner」2曲目「Alright On The Night」3曲目「Uncle Sam」4曲目「Together Forever」5曲目「January Song」6曲目「Peter Brophy Don't Care」7曲目「City Song」8曲目「Passing Ghosts」9曲目「Train In G Major」10曲目「Fog On The Tyne」【ボーナストラック】11曲目「Scotch Mist」12曲目「No Time To Lose」1曲目「Meet Me On The Corner」はリードトラックとしてシングルカットして大ヒットした曲。この曲を聴いてるとQUEENの「'39」を思い出す。Brian Mayはこの曲に触発されて「'39」を書いたと思う。他にもLindisfarneの楽曲に触発されたであろうと感じる楽曲がいくつかある。6曲目「Peter Brophy Don't Care」は日本盤シングル「Meet Me On The Corner」のB面曲。日本独自のカップリングです。この「Peter Brophy Don't Care」が大好きな曲です。アコギ1本が基本の演奏なのですが、メロディーの美しさとは裏腹に歌詞はネガティブで投げやりな歌詞。これはクセになる1曲です。2曲目「Alright On The Night」はキャッチーで明るいフォークロックナンバー。QUEENの「JAZZ」に入っててもおかしくないように思える曲。4曲目「Together Forever」はアナログ盤ではA面ラストを飾る曲爽やかな青春ソングです^^;5曲目「January Song」はLPのB面1曲目。思いを絞り出すようなラブソングでこの曲も大好きな曲。9曲目「Train In G Major」のしぶい気怠さもめちゃカッコいい。そして何と言っても!10曲目「Fog On The Tyne」が最高です!タイトルナンバーのこの曲は悲しくもありコミカルな歌詞を読みながら聴くと一人だけでも妙な作り笑いをしてしまいそうになる。ボーナストラックの2曲はイギリスオリジナルEP盤「Meet Me On The Corner」のB面曲。11曲目「Scotch Mist」はカントリー、ブルーグラスなインスト曲。ナターシャーセブンを聴きたくなってしまう。12曲目「No Time To Lose」はシングル盤のB面のみでしか聴けなかったのは勿体無い。初来日時の記事。テレビ出演。
2021年12月04日
1984年10月16日発売のパット・ベネターのシングル。6枚目のアルバム「Tropico」のリードトラック。A面「We Belong」アルバムバージョンとは少し違っています。ボーカルを間奏部分に追加しています。「Tropico」から2ndシングルは「Painted Desert」でした。アルバムでは「We Belong」の次に続けて流れて来る曲。この2曲のつながりはカッコいい!Pat Benatar – vocalsNeil Giraldo – guitars, harmonica, percussionCharlie Giordano – keyboards, percussionDonnie Nossov – bassMyron Grombacher – drums, percussionB面「Suburban King」プログレっぽさとブルースな感じが混ざり合った感じの渋い曲です。1分47秒と短い曲です。この曲なら5分ぐらいにして聴きたいと思う。デビューアルバムに入ってた「Don't Let It Show」を久しぶりに聴いた。昔、この曲がすごく好きだった事を思い出した。パワーバラードで裏声の柔らかいハイトーンと、声張った地声のハイトーン使いわけてる感じが今聴いても感動だった。
2021年11月25日
ナンシー・シナトラの1966年の大ヒットシングル。フランク・シナトラの最初の子供で多くのヒット曲を出しています。A面「シュガータウンは恋の町」天地真理さんの1974年発売の2枚組ライブ盤でこの曲をカバーしていてそのバージョンばかり今だに聴いていますが、たまには本家オリジナルが聴きたくなってシングル盤を棚や箱から探し出してやっと聴いた。天地真理さんのライブはオリジナルよりもキーを上げているので軽やかさがより前に出てますが、このオリジナルは軽やかな中にも落ち着いた印象です。天地真理さんバージョンの和訳歌詞が小学生の頃から頭に染み付いてしまうほど聴きまくったのでナンシー・シナトラのオリジナルバージョン聴くとかなり新鮮に思える。天地真理さんのライブの演奏はほぼオリジナル完コピの演奏です。B面「悲惨な戦争」ピーター・ポール&マリーが昔からあるアメリカの曲を取り上げて大ヒットさせた曲。アメリカのトラディショナル・フォークとして1860年代にすでに歌われてた曲でアメリカの南北戦争の悲惨さを歌った曲のようです。その曲をナンシー・シナトラも歌った。コーラスアレンジはPPMを意識してるのですが、急に低音男性コーラスだけになったりとPPMとは違った感動があります。
2021年11月20日
イギリスのフォークロック/サイケフォーク「ドノヴァン」の8枚目のアルバム。ドノヴァンは意外に日本では知られていないイメージですが、現在75歳で今年も新しい曲を発表しています。自分はフォークというイメージよりサイケポップとかサイケロックといったイメージの方が強い。正直、しょっちゅう聴くアーティストではないけど久しぶりに聴くといつも新鮮に感じられる。このアルバムはDonovanソロとしてではなく、Open Road名義のようです。バンドメンバーDonovan Leitch – Guitar, mouth harp, VocalsMike Thomson – Guitar, Bass guitar, VocalsJohn Carr – Drums, VocalsA面1曲目「Changes」2曲目「Song For John」3曲目「Curry Land」4曲目「Joe Bean's Theme」5曲目「People Used To」6曲目「Celtic Rock」B面1曲目「Riki Tiki Tavi」2曲目「Clara Clairvoyant」3曲目「Roots Of Oak」4曲目「Season Of Farewell」5曲目「Poke At The Pope」6曲目「New Year's Resolution」初期の初期の有名曲「Catch The Wind」や「Universal Soldier」「Colours」はフォークソングそのものですが、1966年発売の3枚目のアルバム「Sunshine Superman」からサイケな雰囲気が増してアヴァンギャルドなジャンルに突入してきた。その次のアルバム「Mellow Yellow」は初期の中で一番好きなアルバム。ラスト曲「Sunny South Kensington」が最高です。その後「Hurdy Gurdy Man」や Jeff Beck Groupとレコーディングした「Barabajagal 」とか最高な曲を経てこのバンドを結成。A面1曲目「Changes」のはカントリーロックとミッシェルポルナレフを合わせたような印象のめちゃくちゃ好きな曲です。2曲目「Song For John」も好きな曲です。のんびりと馬車旅でもしてるような曲。3曲目「Curry Land」は60年代ブリティッシュロックな世界そのもの。6曲目「Celtic Rock」はバイキングロックのような印象で不思議な世界。B面1曲目「Riki Tiki Tavi」はシングル曲で少しは知られてると思う曲。この曲、フルートとアコギのみの別バージョンもあってそっちも捨てがたいアレンジです。B面の1曲目から3曲目「Roots Of Oak」はカッコいいプログレっぽいロックです。この3曲の流れ最高。6曲目「New Year's Resolution」はきっと曲作りでブライアンメイが影響されたんじゃないかと思う曲。このアルバムで別格に好きな曲は4曲目「Season Of Farewell」です。この曲、妙に急に聴きたくなる曲です。この曲もプログレな世界です。
2021年10月29日
イギリスのエレクトロニカ/テクノ「オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク」のデビューシングル。かなり懐かしくて聴いててその頃の事とかいろいろ思い出した。「Orchestral Manoeuvres In The Dark」・・・・バンド名が長いのもあって日本では一部のテクノファンにしか認識がないのかも知れない。1979年末といえば海外ロックではサバスからOZZYが本格的に脱退する話で持ちきりなのとQUEENの3回目の来日の感動が覚め切らない時にいきなりのシングル発売で話題になったり…日本ではアリスにどっぷりハマり切って1980年はどんなサウンドを聴かせてくれるのかと楽しみでたまらなかった頃。アリスは1979年いっぱいで古巣の東芝EMIから旅立ってポリスターレコードをポリドールの傘下でレコード会社を設立。激動の時期だった。このユニットが本領発揮し始めるは2nd「Organisation」からだと思っていますが、とりあえずデビューシングルの事から。これまで「Orchestral Manoeuvres In The Dark」の事を一度も書いてなかった事に自分でも驚いてる(・_・;そんな中、テクノ系の新しいバンドが登場した。クラフトワークに憧れて結成したと聞いて、さっそくシングルを買った。そして1stアルバム「Orchestral Manoeuvres in the Dark」も購入。日本のテクノやエレクトロニカにはまったく興味なくて聞きたいとも思わなかったけど特にUKやドイツのテクノはカッコよくてよく聴いてた。A面「Electricity」この曲はメンバーのアンディ・マクラスキーとポール・ハンフリーズの二人が16歳の時に作ったと言われてる曲。クラフト・ワークの影響が強いのは感じるけど、自分はこのシングルの2曲でクラフト・ワーク以上の魅力を感じた。クラフトワークは1970年代前半から革新的なサウンドを作り上げてた凄いバンドなので比べるのは間違ってるのはわかるけど・・・。特にB面「Messages」のカッコ良さには感動でした。B面「Messages」このシングルバージョンはアルバムオリジナルよりも40秒も短いバージョンですが、アルバムバージョンと聴き比べてもまったく引けを取らないまとまり感じます。サウンドは最新技術を駆使したテクノサウンドですが歌詞は当時の中島みゆきさん、山崎ハコさんとかなり近くてサウンドは違っても人間が悩んで考え思うことは同じなんだと高校生の時に悟ったような気がしたのもこの曲から。その頃から演歌、歌謡曲、R&B、ロック、メタル、JAZZ,などジャンルなんかどうでもよく思えてきた。今でもジャンルなんか関係なく何でも聴くのが好きです。オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークの曲でも2ndアルバム1曲目の「エノラゲイの悲劇」の歌詞は何度も訳詞を読んで考えた時期があった。初めて第二次世界大戦での原子爆弾使用について考えた高校1年の夏を思い出す。「Enola Gay」なんて直接的なタイトルで日本人の自分に問われているような気になった。「♪エノラゲイ 昨日は出かけたのが間違いだった 言葉には表せない 偽りの隠された胸の内」こんな訳詞を何度も読んだ16歳の夏を思い出す。妙に明るく楽しげな曲調は逆にこの事への重さを感じさせる。10代の頃にいろいろ考えすぎて今ではそんな答えも出ない事は避けて考えないようになった。正解なんてわからない。文句や批判ならどんな馬鹿でもいくらでもできる。今が平和で治安の良い日本で満足しています。それ以上は望まない。日本のフォークシンガーが暑苦しく怒りながら吠えるようにメッセージを吐き捨ててた言葉にはまったく心が動かなかったけど、この曲のような海外から見たメッセージは自然と胸を打った。暑苦しいメッセージに対しての責任も取れずに歌い捨てられた曲はそれだけの価値だったと思う。「Enola Gay」・・・歌詞を読みながら聴いてみてほしい。どんな暑苦しく押し付けがましい反戦歌よりも響くかも知れない。
2021年10月26日
1965年にママス&パパスが歌って大ヒットした「夢のカリフォルニア」を1979年公開の映画「カリフォルニア・ドリーミング」の主題歌としてアメリカがカバー。映画はシカゴからカリフォルニアに憧れ、夢を掴みにやってきた少年の青春映画。A面「California Dreamin'」ピアノとオルガンから静かにイントロが始まり、歌が入るとアコギが入ってくる。オリジナルとはここの部分が大きく違うだけであとはオリジナルの良さを生かしたアレンジです。The Mamas & the Papasのバージョンばかり聴いてるので、久々にアメリカバージョンを聴くと、かなり新鮮だった。あと違う点は間奏がオリジナルではフルートソロだったのがSAXソロに変わっています。The Mamas & the Papasの60年代独特のサウンドも無くす事なく、映画の雰囲気にもバッチリあってるアレンジになっててカッコいい。B面「BROTHER'S THEME」SAXソロを中心にしたインストナンバー。メロウで美しい楽曲。カリフォルニアの夕陽をバックに流れるとハマる曲。
2021年10月24日
台湾のアーティスト3連続。台湾のデスメタル「Diesear」〜台湾を代表する日本で人気の「欧陽菲菲さん」〜台湾の若手ロックバンド「noovy」たしか前にもシングルの事書いたような気がする。歌唱も演奏も妙に好感が持てるので聴いてる。自分が台湾の事が好きって事もあるかも知れないけど。1曲目「Kaleidoscope (Japanese Ver.)」2曲目「Bye Bye Darling (Chinese Ver.)」3曲目「Never Gonna Stop」4曲目「Shout It Out」5曲目「Lily (Chinese Ver.)」6曲目「ONE (Japanese Ver.)」ボーカル 楊 尚融 ギター 王 碩瀚ベース 商鈞ドラム 王 冠翔youtubeでライブ映像も観た事あるけどリズム隊は上手いし、ギターも音もフレーズもカッコいい。ボーカルは嫌味がなくて安定感ある歌唱で聞き心地が良い。特にドラムは何か耳でプレイを追ってしまう。1曲目「Kaleidoscope (Japanese Ver.)」初めは台湾のバンドってだけで買ってみてアイドルバンドか何かだと思いながら聴いてたけど。聞き始めると演奏も歌も良いのでリピートして聞くほど聴き入ってた。2曲目「Bye Bye Darling (Chinese Ver.)」この曲、オケはまったく同じで(English ver.)がシングルのカップリングに入ってるけど、中国語でも英語でも違和感感じなくて両方楽しめる。アメリカン50'sロックンロールのようなノリの曲でGソロもその時代の雰囲気と味が出てて凄く良いと思う。3曲目「Never Gonna Stop」ややHARDで重めのロックナンバー。ギターかっこいい。4曲目「Shout It Out」日本でも活動してたようですが、どれほどの知名度になってたのかはよくわからない。曲も演奏も良いのである程度は売れてたんじゃないかと思う。自分は曲と演奏が良いからCD買って聴いてただけなのでイマイチバンドの事とかよくわかってない^^;今の時代に少し珍しいようなストレートで淀みのないロックなので聴いてしまうのかも。5曲目「Lily (Chinese Ver.)」この曲はメロウなソフトロック。懐かしいような感動的な展開とメロディーが凄く良い。ボーカルも素直な歌唱で最高です。6曲目「ONE (Japanese Ver.)」タイトルナンバーはバンドのアンセム的な楽曲。英語と日本語を混ぜた歌詞です。日本語の発音も完璧。最新曲「Before We Die」も配信で聴いたけど、アコースティックなイメージの静かなロックで凄く良い曲だった。日本人の女性ボーカルも参加しています。MV観ると新しいギタリストは前の 王 碩瀚さんに雰囲気が似てて変わらなかった?って一瞬思った。
2021年10月20日
イギリスのフォークロック「リンディスファーン」のデビューアルバム。このバンドの1stと2ndがCD化されて今年の春に発売されました。手に入りにくい名盤として有名になるぐらいに貴重なレコードだった。自分はベスト盤のみ持ってましたが、アルバム丸々全編聴けたのはこのCD化が初めてでした。2003年リマスター音源で日本盤が生産限定、それも廉価版1100円で発売されました。売り切れたらもう手に入れるのは難しくなる事必至。CD発売されてからアナログ盤のヤフオクなどの価格もかなり下がってきたのでアナログ盤も手に入れようと思ってる。状態が良さそうなものがやはり高いけど…。日本盤のジャケットは全く違ったものでWジャケットで発売されました。その中古は帯付きなら30年前でも10000円以下では売ってなかったように思います。UK盤のオリジナルジャケットのものなら値段が下がってきてます。オリジナルメンバーAlan Hull vocals, acoustic guitar, organ, piano, electric pianoRay Jackson vocals, mandolin, harmonicaRod Clements electric bass, organ, piano, violin, guitars, vocalsSimon Cowe lead, acoustic , mandolin, banjo, vocalsRay Laidlaw drums1973年3月18日放映のNHKヤング・ミュージック・ショウに「Lindisfarne」が取り上げられ、来日してNHKのスタジオでライブ収録しました。この時の映像がブートビデオなどで出ていないかかなり探してる。1曲目「Lady Eleanor」2曲目「Road To Kingdom Come」3曲目「Winter Song」4曲目「Turn A Deaf Ear」5曲目「Clear White Light (Part 2)」6曲目「We Can Swing Together」7曲目「Alan In The River With Flowers」8曲目「Down」9曲目「The Things I Should Have Said」10曲目「Jackhammer Blues」11曲目「Scarecrow Song」12曲目「Knackers Yard Blues」13曲目「Nothing But The Marvellous Is Beautiful」5曲目「Clear White Light (Part 2)」がリードトラックになっていてシングルカット。7インチシングルバージョンとアルバムバージョンが同じかどうかは不明。アカペラのコーラスから始まるのが印象的な美しいフォークナンバー。このコーラスは少なからずQUEENに影響与えてるように思う。このシングルのB面がボーナストラック12曲目「Knackers Yard Blues」です。アルバムには未収録。Ray Jacksonのブルースハープがめちゃくちゃカッコ良いHARDなブルースナンバー。1曲目「Lady Eleanor」が第二弾シングル。この曲は日本でもシングル盤が発売されています。もし、オークションなどで出たら凄い値段付くんだろうな・・・。ライナーノーツは東郷かおる子さんが書いているようです。読んで見たい。ロック色強めのフォークロック。ほとんどの国のB面はボーナストラック13曲目「Nothing But The Marvellous Is Beautiful」この曲もアルバム未収録のシングル盤のみの曲でした。この曲のコーラスや楽曲アレンジもQUEENは参考にしたのかも知れない。日本盤シングルのB面は10曲目「Jackhammer Blues」でした。Woody Guthrieのカバーなので選んだのだと思うけど、このカントリー調の曲を選んだ理由はイマイチわからない。良い曲ですが。2曲目「Road To Kingdom Come」はロックンロールナンバー。3曲目「Winter Song」です。この曲は自分が持ってるベスト盤に収録されてて、初めて聴いた時からぞっこんでした。地味な曲なのですが聴き込む度により好きになっていく。このCDで高音質で聴けた事も感動。6曲目「We Can Swing Together」も凄く好きな曲。8曲目「Down」をシングル「Lady Eleanor」のB面にしてた国もいくつかあったようです。タイトルからのイメージとは違って力強くやや明るい曲。一番気にってる曲は9曲目「The Things I Should Have Said」です。この手の曲調ってなぜかどんなバンドでもハマってしまう。アルバムラスト曲11曲目「Scarecrow Song」最後にいい感じにどん底ではないネガティブな曲で終わるのもいい^^;
2021年10月16日
1988年発売のシンディ・ローパー、日本での15枚目のシングル。今でもよく聴いてますが、3rdアルバム「A Night To Remember」〜5th「Sisters of Avalon」の頃のシンディ・ローパーに一番ハマってた。特に「Sisters of Avalon」は今でもシンディ・ローパーの全アルバムの中で一番好きなアルバム。2nd「True Colors」の発売後、初来日公演を観に行ってからそれまで以上に好きになった。生で聴くシンディの歌声はレコードの何倍も素晴らしく、人柄の良さが滲み出てたステージを観てあれから来日すれば2011年ツアーまではほとんど観に行ってる。1996年震災後の仮設プレハブで作られてた神戸国際会館での「Sisters of Avalon Tour」の感動は忘れられない。 1曲目「Hole In My Heart (All The Way To China)」本人主演映画「バイブス 秘宝の謎」の主題歌として作られた曲でアルバムには収録されていません。日本盤の「A Night To Remember」のボーナストラックとして収録されています。この曲のMVも最高で中国のどこかの街のようなセットで、いろんな人としてシンディが登場。最近発売されたCDとDVD2枚組の「シンディ・ローパー ジャパニーズ・シングル・コレクション」にDVDとして初収録されています。2曲目「Boy Blue (Live)」非常にクオリティの高いライブバージョンです。この曲を歌う時のシンディの精神状態は毎回、正常ではなかったと話してる事があった。エイズで亡くなった友人を想って書いた曲で友人の死をとりまく全てのものに怒りを感じていたと語ってた。アルバム「True Colors」に収録されてるバージョンのボーカルも凄いのですが、シンディ・ローパーはライブでスタジオバージョンの何倍ものスゴさを見せつける。そしてアルバムでは「Boy Blue」の後、「True Colors」に繋がる構成にも泣ける。このシングルのライブはたしか映像作品にもなってるパリでの収録だったように記憶してる。LDで買った観てた「IN PARIS」はブルーレイ化してほしい。ヒットしなかったけど映画「バイブス 秘宝の謎」もブルーレイ化してほしい。映画館に2回観に行った。
2021年09月25日
イギリスのロックバンド「コールドプレイ」の2005年発売のシングル。2005年6月発売の3rd「X&Y」からのシングルカット曲。Coldplayを聴くようになったきっかけは、Kate Bushを凄くリスペクトしていると知ってどんなバンドなのか聴くようになった。確かにKate Bushを彷彿させるようなメロディーやアレンジは感じられる部分も多かったのでアルバムは出たら買って聴いてた。2枚前あたりから買ってないけど…。もうすぐニューアルバムが発売されます。1曲目「Fix You」2曲目「The World Turned Upside Down」3曲目「Pour Me」LIVEバージョン4曲目に「Fix You」のビデオも収録3rdアルバム「X&Y」からのリードトラックの先行発売シングルは7曲目「Speed Of Sound」でした。この「Fix You」は第二弾シングルカット曲。「Speed Of Sound」はそこここにKate Bushを感じられた。「♪All that noise, and all that sound All those places I got found」部分なんかは「Running Up That Hill」のこの部分がすぐに頭に浮かぶ。「♪And if I only could, I'd make a deal with God, And I'd get him to swap our places, Be running up that road, Be running up that hill Be running up that building」このパートの後の間奏部分もkate Bushっぽくて凄く好きです。「Fix You」はアルバム買った時に凄く気に入っててシングルカットされた時にシングルも買った。でも10年以上まったく聴いてなかった。急にまたColdplayを聴き始めたのは、先週の松任谷由実さんのオールナイトニッポンの中でこの曲の話が出たのがきっかけ。ゲストが小橋賢児さんでした。俳優を辞めて今は音楽イベントプロデューサーになっている。パラリンピックの演出も小橋賢児さんが担当したそうです。オリンピックもパラリンピックもまったく観てなかったので、どんな演出だったのか知らないのですが…^^;その話の中でColdplayの「Fix You」の話が出た。(話はうろ覚えなので正確ではないですが…)小橋さんが俳優の仕事に悩んでいた頃に、たまたま知り合いの飲み会に行くと来日中のColdplayのメンバーがいたそうです。そこでいろいろ悩みなど話し込んで意気投合し、小橋さんを次の日の神戸のライブに招待するって事になった。小橋さんは翌日の神戸ワールド記念ホールの公演に行った。すると「次の曲は自分たちの友人、賢児に捧げる」って感じのMCで「Fix You」が演奏されたそうです。小橋さんの悩み続けてた話など聞いたあとだったので、この話にかなり感動した。歌詞が歌詞なだけに、こんな歌詞を捧げられたらちょっとヤバすぎる。それで10年ぶりぐらいに「X&Y」を聴いてまたColdplayのアルバムを1stから順番に聴いてる。2019年に出たアルバムは買ってなかったので早速ネット注文した。2曲目の「The World Turned Upside Down」はメインの「Fix You」以上に好きな曲。アルバム「X&Y」には収録されていませんが、歌詞の始まりが「♪X&Y The land, sea, rivers, trees The stars, the sky」とアルバムタイトルから始まる。この曲の歌詞がまた素晴らしく聞き込んでしまう。3曲目「Pour Me」はハリウッドボウルでのライブ
2021年09月24日
ビー・ジーズの1981年9月発売のシングル。1981年10月発売の16thアルバム「Living Eyes」からの先行シングル。A面「愛はトライアングル He's A Liar」アメリカのディスコ・シーンを牽引していたアーティストのうちの一つだったビー・ジーズがそれまでのディスコ・ミュージックとはかなり違った新曲を発表。出す曲全てヒットしていたアメリカでは失敗のように言われましたが、ヨーロッパでは大ヒット。ディスコナンバーとは変わってしまったのですが、これもダンスミュージックです。イントロからめちゃくちゃカッコいい!歌メロも好きだしアレンジも演奏も当時斬新に感じた。その後、日本ではこのリズムアレンジや、メロディーを真似てる楽曲がいろいろ出てきたように思う。何よりの変化はディスコナンバーには欠かせなかった、ファルセットの発声を使っていない事。アルバム「Living Eyes」にもほとんどファルセットは使われていません。でも、初期のビー・ジーズはファルセットを多用してたわけではなく、それでも大ヒット曲を数多くリリースしてました。あのファルセットのイメージから脱却しようとしたんだと思う。アルバム「Still Waters」の頃になるとファルセット歌唱もいい感じな割合で使って平均取れた歌唱になったように感じた。B面「He's a Liar" (Instrumental)」アルバムから選んでB面に入れずにインストを入れたのは、この曲にかなり自信があったからなのだろうか。確かの演奏のみで聴いてもめちゃくちゃカッコいい演奏です。
2021年09月19日
フランスのシンガーソングライター「ミッシェル・ポルナレフ」の1972年発売の大ヒットシングル。かなり前にも「ミッシェル・ポルナレフ」の事は書いたと思うけど、やっぱりこの曲は特別です。A面「愛の休日 Holidays」1972年10月に発売され日本でも大ヒット。美しく悲しいロッカバラードです。イントロ頭のマンドリンの音から曲の世界に一瞬で入っていける。Michel Polnareffのファルセットを多用した美しい歌唱も個性的で、当時は日本でもアイドルのような扱われ方で雑誌などに掲載されまくってました。そしてこの曲は多くの日本人シンガーもカバーしました。訳詞を読むとさらに幻想的でショッキングです。地上から空を見上げ幻想に浸っているのか、空から地上を見下ろし「なんて地上は低いのだろう」と嘆いているか・・・。「♪ Holidays Oh Holidays それは空に住む飛行機 忘れないで美しい君 飛行機は弱っている 地上は低い Holidays」「♪Holidays Oh Holidays あれほどの空 あれほどの雲を 君はわからない 君の年齢では人生が君を疲れさせる なんと死は遠いのだろう Holidays」この訳詞を知るまでは、天地真理さんがカバーしたバージョンの日本語歌詞しか知らなかった。♪ Holidays Oh Holidays 人はなぜかしら いつも何かを求めすぎて 疲れてる Holidays♪ Holidays Oh Holidays 私は空を飛び ガラスの青い海見つけたの Holidays♪ Holidays Oh Holidays 私の住む街は とても小さくて見えないの あの空でHolidays♪ Holidays Oh Holidays いつか再び 全てを捨てて飛び立つの あの空へHolidaysでも今でもこの意訳の方が好きかもしれない。天地真理さんの歌唱バージョンも聴いてほしいと思う。気怠く力を抜いて歌うAメロと最後の歌い上げる歌唱力の素晴らしさに鳥肌です。「天地真理オン・ステージ」という2枚組ライブ盤の中で聴けます。天地真理さんの歌唱の凄さはもちろん、バンドの演奏の素晴らしさも鳥肌モノです。B面「愛の物語 Nos Mots D'amour」日本のシングルのみB面はこの曲です。他の国のシングルB面は「La Mouche」でラテンノリの激しくアップテンポのナンバー。「Nos Mots D'amour」は日本人の琴線に触れるような悲しいメロディーのバラード。この曲の歌詞も独特な世界で幻想的な霧の中のようなイメージのラブソング。ストリングスのアレンジが美しくて最高です。
2021年09月18日
台湾のロックバンド「noovy」の2019年発売のシングル。昨日は台湾のDeathMetal「Diesear 烙印之日」の2ndアルバムの事を書いたのでその流れで今日も台湾のロックバンドを聴いてた。アイドル寄りのバンドですが、演奏も歌唱も楽曲も良いのでほとんどのシングル、アルバムを買って聴いています。1曲目「スピードアップ」2曲目「Fade to Black」3曲目「In My Dreams」4曲目「スピードアップ (Instrumental)」このバンドは日本デビューもしていて日本語の歌詞の楽曲も多い。台湾のバンドをいろいろ検索して初めて聴いたのは「Singin' for you」ってシングル曲。日本語って事にまず驚いたけど、演奏も歌唱も凄く良いので普通に聞くようになった。かなりPOPにした「MY FIRST STORY」って印象でした。1曲目「スピードアップ」がシングル曲の中では一番良いと思う。90年代のバンドブーム時代のビートロック系やポップパンクを感じるような懐かしさもあって発売当時はよく聴いてた。DVDと2枚組のシングルだったので、この曲のMVが収録されてた。できれば、ライブ演奏してる映像が観たかったけど好印象のMVでした。このシングルを最後にギターのHankが脱退のようで、Hankのさよなら色が強いMVです。良いギターだったのに、何で脱退するのかわからないけど勿体ないと正直思った。あと、もっと売れても良いと思う曲が多い。今の時代、CD売るのは難しいと思うけど…。アイドル色を少し引っ込めて、ROCKバンド色をもっと前に出した方がいいようにも思う。2曲目「Fade to Black」はこのシングルの3曲の中でダントツに一番カッコいいと思う曲。ドラムが上手いのは初めて「Singin' for you」を聴いた時にまず最初に感じたバンドの印象。この曲ではドラムのセンスの良さを凄く感じるしベースとのリズム隊のコンビネーションも最高。脱退したギターのHankもギターフレーズ、プレイも凄く良い。もっとギターのバッキングを前に出してもいいと思うけどなぁ。引っ込めすぎな気もする。ボーカルのShawnの声質は嫌味がなくて凄く好感持てる。歌い回しも凄く良いと思う。3曲目「In My Dreams」も良い曲。台湾のバンドはBLACK METALとDeath系ばかり聴いてたけど、このバンドを知ってからガールズバンドやPOPバンドもいろいろ聴いてる。まったくジャンルは違うけど、何となく不思議にソイルワークを感じる。ボーカルのShawnはこれからもっとどんどん良くなっていくように思う。4曲目「スピードアップ (Instrumental)」はインストで聴くとギターのフレーズなんかもよく聞き取れて、これはこれでかなり楽しめる。ギターが変わってからの音はまだ聴いてないけど、CD出てるのかどうかわからない。台湾で普段やってるような音も興味ある。日本ではアイドルっぽい売り方をされてるから台湾ではまったく違う印象で活動してるのかも。90年代人気だったBAKUもアイドルっぽいう売り方させてたけど、根っこはかなり渋いロック。そのBAKUの売り方にも重なる部分もある。メンバーはどんなバンドを聴いてるのか想像つかない。ギターのHankはSlipknotのTシャツ着てる映像があったからSlipknotとか聴くのだろか。Slipknotはこの前、不幸があったりと活動はどうなるのか気になる所。
2021年09月17日
アメリカのロックバンド「The Walker Brothers」の4曲入りEP盤。日本でも「太陽はもう輝かない The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」が大ヒットしたのをきっかけにヒット曲を多く送り出した。アイドル的な人気もあり不二家チョコレートのCMにも出演もしていた。日本ではこの4曲入りの日本編集EPを5種類も短期間で発売A面1曲目「孤独の太陽 In My Room」2曲目「心に秘めた想い (Baby) You Don't Have To Tell Me」B面1曲目「太陽はもう輝かない The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」2曲目「涙でさようなら Make It Easy On Yourself」1曲目「孤独の太陽 In My Room」は仰々しいアレンジの大ヒット曲。原曲はイタリアのカンツォーネ。この曲は日本のみでシングルカットされた。3枚目のアルバム「Portrait」の1曲目に収録されてる曲。2曲目「心に秘めた想い (Baby) You Don't Have To Tell Me」は4枚目のアルバム「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」のB面1曲目に収録。1960年代の音を聞いてる!って実感できるアレンジや演奏。「孤独の太陽」よりも自分の中でウォーカー・ブラザースを感じられる曲B面1曲目「太陽はもう輝かない The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」は各国で大ヒットした代表曲のうちの1曲。イギリスでは1位になった曲。2010年に人気テレビドラマ「ウォーキングデッド」の中でも使われています。4枚目のアルバム「The Sun Ain't Gonna Shine Anymore」のタイトルナンバー。2曲目「涙でさようなら Make It Easy On Yourself」は、この曲だけ他の曲よりも少し前の曲で1stアルバム「Take It Easy with the Walker Brothers」のA面1曲目に収録。イギリスでこの曲も1位になった。オーケストラアレンジも凄く良い!
2021年09月15日
アメリカのロックバンド「ドアーズ」の2ndアルバム。ドアーズのアルバムの中でも比較的よく聴くアルバムですが、通して聴くのは何年ぶりか…。タイトル曲の歌詞の事を思い出して鼻歌で歌ってたらアルバム聴きたくなった。10年以上前に発売されたCDとDVDがセットになってるアルバムを出してきて映像も久々にゆっくり楽しんだ。1曲目「Strange Days」2曲目「You're Lost Little Girl」3曲目「Love Me Two Times」4曲目「Unhappy Girl」5曲目「Horse Latitudes」6曲目「Moonlight Drive」7曲目「People Are Strange」8曲目「My Eyes Have Seen You」9曲目「I Can't See Your Face In My Mind」10曲目「When The Music's Over」11曲目「People Are Strange [False Start & Dialogue]」12曲目「Love Me Two Times [Take 3]」1曲目の「Strange Days」の歌詞が今の世の中に重なるような気がした。何気なく鼻歌で歌ってたらゾクッとした^^;「奇妙な日々が私たちを捉えた 奇妙な日々」が私たちを追跡した 私たちの小さな喜びを壊そうとする ・・・・・・・・ 奇妙な日々が私たちを捉えた 奇妙な時間、私たちは長くひとりぼっちでいる。 身体は混乱して記憶は誤って使ってしまう。 そんな日々から逃げて奇妙な石のような夜へ」今の奇妙な世界があたりまえの世界になりそうな気がする。世界中。アルバム1曲目からダウナーでドアーズらしい。アレンジも演奏も妙に明るい部分などは逆に妖しい気分になる。2曲目「You're Lost Little Girl」のメロディーが美しくて昔から凄く好きです。アレンジも美しい。3曲目「Love Me Two Times」は大人気曲。シングルカットされて大ヒットしました。4曲目「Unhappy Girl」はシングル「People Are Strange」のB面に収録された。魅力的なオルガンのイントロが印象的でアルバム聴き終えた後でも頭に残る1曲。6曲目「Moonlight Drive」はシングル「Love Me Two Times」のB面に収録。両A面扱いになってる国もあったみたいです。シングルは45秒ほどカットして編集されていて物足りなさがすごいw たまにベスト盤でシングルバージョンが入ってたLPがあった。曲も歌詞も不思議な世界で、そのまま次の曲に繋がる感じが最高です。7曲目「People Are Strange」もシングルカットされて大ヒット。この曲がアルバムリードトラックのシングルカット。このアルバムでやっぱりこの曲かラスト曲が一番好きな曲かな。8曲目「My Eyes Have Seen You」は難解な歌詞だけどポップな感じもする。アシッドロックとサイケロックな世界。9曲目「I Can't See Your Face In My Mind」もかなり難解な感じですが、心地よく揺れてるような世界です。帽子やいっぱい飾りを付けられたCarnival dogが困った顔してるのが浮かんでしまう^^;10曲目「When The Music's Over」は11分もある長い曲ですが、飽きずに聞き入ってしまう。このCDについてるボーナスDVDにはこの曲のライブ映像も収録されています。ボーナストラック11曲目「People Are Strange [False Start & Dialogue]」はレコーディング中の会話がほとんどです。12曲目「Love Me Two Times [Take 3]」は違うバージョンでたっぷり聴けます。
2021年09月10日
イギリスのシンガー「エンゲルベルト・フンパーディンク ENGELBERT HUMPERDINCK」の1975年発売のシングル。1973年発売のアルバム「King Of Hearts」に収録されてた曲のシングルカット。このシングルいつ買ったのか覚えてないけど、小学生の時に映画「ライムライト」のリバイバルを国際松竹だったかで鑑賞した時にポスターかチラシを見て気になって買ったような気がする。映画館の中で買ったのだったかも知れない。まったく覚えてない・・・A面「エターナリー Eternally」この曲は誰もが知ってる曲。チャールズ・チャップリン監督・主演映画「ライムライト」の主題歌。この曲はチャールズ・チャップリン本人が作曲した映画音楽です。1975年にその「ライムライト」が日本でリバイバル上映される事になり、それに合わせて日本のみでシングルカットされたようです。オリジナルとはかなりイメージが違うのですが、多くの歌手がそれぞれに歌詞をつけて歌っていますが、中でもエンゲルベルト・フンパーディンクの「エターナリー」が自分いとっては最高です。エンゲルベルト・フンパーディンクの声はどんな状況の中で聴いてもどんな作業中でも邪魔にならない美しく安定した歌唱で気持ちよく聴きながら作業が進む。もちろん、スピーカーに向き合ってじっくり聴くのが一番良いのですが。B面「愛のバラード DO I LOVE YOU」アルバム「King Of Hearts」A面3曲目に収録されてる名曲です。歌い上げる系のバラードはお手の物です。この曲の歌唱も心地よくて聞き惚れる。エンゲルベルト・フンパーディンクのアルバムは数枚買ってたと思うので、またゆっくりと聴きながらCDにダビングして行こうかと思ってる。CD買ってもいいんだけど、出てるのだろうか。
2021年09月08日
アメリカのシンガーソングライター、ハードロックボーカリスト「パット・ベネター」の1984年11月発売の5枚目のアルバム。このアルバム以前のパット・ベネターは比較的ストレートなハードロックを中心に歌ってましたが、このアルバム辺りからサウンドに幅を広げてさらに魅力的になったように思う。リードトラックで10/16に先行シングルカットされた「We Belong」はハードロックから離れたサウンドで大ヒット。パットベネター最大のヒット曲「Love Is a Battlefield」に匹敵するヒット曲になっています。Vocals – Pat BenatarGuitar, Harmonica, Percussion– Neil GeraldoBass – Donnie NossovBass –Roger Capps(A1.2)Drums, Percussion – Myron GrombacherKeyboards, Percussion – Charlie GiordanoPercussion – Lenny Castro (A3, B4)A面1曲目「Diamond Field」2曲目「We Belong」3曲目「Painted Desert」4曲目「Temporary Heroes」5曲目「Love In The Ice Age」B面1曲目「Ooh Ooh Song」2曲目「The Outlaw Blues」3曲目「Suburban King」4曲目「A Crazy World Like This」5曲目「Takin' It Back」1曲目「Diamond Field」のイントロ頭のギターの音やドラムの音にパットベネターが次のステージに行ったような感じがした。これまでのカッコ良さとはまた違う、カッコ良さに鳥肌でした。このアルバムから2曲目のシングル「Ooh Ooh Song」のB面にも収録された。2曲目「We Belong」は大ヒットシングル。久々に聴いたけど、よく出来てる曲だと感動した。肩の力を抜いて歌うパット・ベネターの歌唱も凄くイイ!3曲目「Painted Desert」はヨーロッパとオーストラリアでシングルカットされた曲。アコギの独創的なイントロから始まりAORなオシャレなノリに。この曲も凄く好きな曲でコンガの音が気持ちいい。4曲目「Temporary Heroes」は打ち込みもバシバシな感じのハードな曲。5曲目「Love In The Ice Age」アルバムAメ面ラスト曲。この曲がこのアルバムで一番気に入ってる曲。ミディアムテンポのやや重めのロックです。Gソロもめちゃくちゃカッコいい。B面1曲目「Ooh Ooh Song」は2枚目のシングルカット曲。シンディ・ローパーが歌ってそうなアレンジとメロディ。2曲目「The Outlaw Blues」はシングル「Painted Desert」のカップリング曲。この曲もめちゃ渋いノリです。このアルバムはアコギのアレンジと音がやたらかっこいい。3曲目「Suburban King」はシングル「We Belong」のB面曲。静かなノリですが、シブシブなアレンジです。短い曲ですが名曲。4曲目「A Crazy World Like This」はシングルカットしたらヒットしてそうな曲。キャッチーでアレンジも良いしヒットしたと思うけどなぁ。5曲目「Takin' It Back」はアルバムラスト曲。イントロからコミカルな印象のラテンリズム。
2021年09月08日
カナダのロックバンド「The Band」の1stアルバム「Music From Big Pink」に収録されている曲。1968年7月1日発売。この曲はシングル発売されてデビューシングルになっています。B面もこのアルバムに収録されている「I Shall Be Released」です。この曲はボブディランが書いた曲。「The Weight」日本盤のシングルは発売されていないようです。カントリーロック調のロードソングです。この曲の歌詞や曲、アレンジは60〜70年代日本の多くのフォークシンガーに影響を与えてるように感じる。The Bandの事も一度も書いてなかったように思う。映画「イージーライダー」の中でも流れる曲です。5.6年前にBlu-ray化されて発売された映画「FESTIVAL EXPRESS」の中でこのシングルの2曲を演奏している映像が収録されています。映画「FESTIVAL EXPRESS」は1970年夏にカナダ3カ所で開催された野外フェスのドキュメント。一つの列車に全ミュージシャンが乗り込んで大陸を横断しながらライブを開催するロードムービー。列車の中は超豪華ミュージシャンたちがひしめき合ってて、急に始まるセッション大会とか貴重な音、映像が満載です!The Bandの他に Grateful Dead、Janis Joplin、Buddy Guy Band、Mashmakhan、The Flying Burrito Brothers、Sha Na Naなど、当時のスーパーバンドばかり。Mashmakhanはちょうどシングル「As the Years Go By(霧の中の二人)」がカナダで大ヒットしてる最中の旬なバンドとして出演。デビューしたばかりの新人バンドでした。5年ほど前にボーナストラックを9曲追加してリマスタされ再発された「Music From Big Pink」を買ってから少しずつリマスター版CDを買ってる。「Music From Big Pink」はよく聴いてたアルバムなのでラスト曲「I Shall Be Released」まで好きな曲が多いアルバム。映画「FESTIVAL EXPRESS」
2021年09月05日
アメリカのブラスロック・バンド「BS&T」の5枚目のアルバム。この時のバンド構成Lead Vocals – Jerry FisherBass Guitar, Vocals – Jim FielderDrums, Percussion, Vocals – Bobby ColombyE Guitar, Acoustic Guitar , Harmonica, Vocals – Steve KatzE Guitar, Acoustic Guitar [Spanish], Vocals – Georg WadeniusE Piano, Organ [Hammond], Vocals – Larry WillisSoprano Sax, Tenor Sax, Alto Sax, Flute, Piccolo Flute, Vocals – Lou Marini Jr.Trombone, Bass Trombone, Baritone Horn, Tuba, Percussion, Vocals – Dave BargeronTrumpet, Flugelhorn, French Horn, Baritone Horn, Vocals – Chuck WinfieldTrumpet, Flugelhorn, Piccolo Flute, Vocals – Lew Soloff何年か前にBlood, Sweat & Tears のライブDVDの事を書いてからあまり聴いてなかった。このアルバムのタイトル「New Blood」は、大々的なメンバーチェンジがあったために新しい血とタイトルを付けたらしい。ブラスロックを押し通す派とJAZZ寄りに行きたい派で音楽性の違いからメンバーが割れた形に。1曲目「Down In The Flood」2曲目「Touch Me」3曲目「Alone」4曲目「Velvet」5曲目「I Can't Move No Mountains」6曲目「Over The Hill」7曲目「So Long Dixie」8曲目「Snow Queen」9曲目「Maiden Voyage」7曲目「So Long Dixie」をシングルカットして大ヒット。美しく透明感のあるバラードです。ジャズフォークなアレンジとゴスペルのような盛り上がりがドラマチックな曲。8曲目「Snow Queen」はキャロルキングのカバーです。BS&Tの演奏でアレンジされた「Snow Queen」はおすすめのカバーです。この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」)4曲目「Velvet」は美しいフォークナンバー。この曲も一度聞くと、すぐにまた聴きたくなる曲。このアルバムで一番好きな曲かも知れない。6曲目「Over The Hill」はアップテンポで派手なブラスアレンジも楽しめるロックナンバー。この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」) 1曲目「Down In The Flood」はボブディランのカバー。この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」)2曲目「Touch Me」はゴスペルナンバー。前半はピアノとボーカルだけで引き込まれる。3曲目「Alone」はブラスセクションのカッコ良さを堪能できるナンバー。ロック色がかなり強い曲でギターソロもかっこいい。アルバムラスト曲、9曲目「Maiden Voyage」はハービー・ハンコックの大作のカバーです。もちろんジャズナンバーでギターソロとユニゾンでスキャットで歌うボーカルも強烈にイイ!この曲は1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像があります。 (Blood, Sweat & Tears のライブDVD「Sail Away」)このアルバムはアナログ盤を持っていないのでCDでしか聴けない。状態の良さそうな中古LP探してるけどなかなかなさそうです。
2021年08月25日
1972年発売のギルバート・オサリバンの大ヒットシングル。「アローン・アゲイン」は聴く機会も多いのですが、今日どうしても聴きたかったのはB面「SAVE IT」.ずっとどんな曲だったか気になってたのに聴く機会がなく、20年以上ぶりに聞いて何かすっきりした。A面「Alone Again (Naturally)』アローン・アゲインこの曲はメロディーを聞けば誰もが一度は耳にした事あると思うけど、あまり知られていないのが歌詞の内容。「また、ひとりぼっちだよ 当然のように」ってタイトルもインパクトあるけどそれ以上に中学生の頃なんかに聴くと、さらに中二病をこじらせてしまいそうな深く刺さる歌詞。「辛い気持ちが消えないから近くのタワーの一番上に登って身投げして、みんなに分からせるんだ、心を傷つけられるってのはどんな気持ちなのか」こんな感じで始まる歌詞で2コーラス目、3コーラス目といろんなアローンアゲインが歌われる。歌詞を噛み締めて聴くとかなり辛くHeavyな曲です。美しいメロディーと優しい歌声で耳に流して聞いてる分には、ここまで辛いことを歌ってるとはなかなか思わない。日本のテレビで流れる時は、美しいメロディーとしてしか使われていない。歌詞は辛辣なんですが。3コーラス目の両親、そして母親のことを歌ってるパートは今だから胸に沁みます。中学生の頃には想像できなかった空虚感がよくわかります。いろんな訳し方してるのがありますが、そのどれもが心に響く。かなり省いてしまっているものも中にはありますが・・・。B面「Save it」この曲はベスト盤やアルバムに入っていない。小学生の頃に持ってたシングル盤を棚から探し出してきてA面もだけどこのB面を何度も聴いた。アレンジもカッコよくてサウンドだけで感動しますが、この曲も歌詞が考えさせられます。日本盤のシングル盤でも再発された時は違う曲に変わってしまうほどに、ぞんざいに扱われていると思ってしまう名曲です。リマスター盤のCDもいろいろ出てるようなので好きだったLPの中から何か1枚買おうかと思ってる。アナログ盤でしか持っていないし。
2021年08月15日
アメリカのサーフロックバンド「The Surfaris」の日本編集EP盤。このバンドも楽曲を聴けば『あ〜知ってる!』ってなる曲が多いと思う。夏のショッピングセンターやプールや海の家で流れてる事が多かった。「俺たちに明日はない」の場面を思い出すようなジャケットも好きです。A面1曲目「Theme Of The Battle Maiden」(邦題「太陽のビート」)2曲目「My Little Bike」(邦題「小さなバイク」)B面1曲目「Apache」(「アパッチ」)2曲目「Misirlou」(「ミザルー」)1曲目「太陽のビート」は1965年8月に日本で発売されて大ヒットした曲。アメリカではシングルカットされていないみたいです。1分30秒の短い曲。イントロ頭のドラムのソロ〜のフィルインがカッコいい!当時としては激しい目のロックナンバーです。インストナンバー。2曲目「小さなバイク」は何となく「Leader Of The Pack」を思い出す感じの曲。どっちが先なのかわからないけど。コーラスの入れ方でそう思うのかも知れないけど。この曲はコーラスもキャッチーな軽快な歌ありナンバー。アルバム「Hit City '65」に収録されてる曲です。1曲目「アパッチ」は1964年に発売したシングル。この曲は多くのバンドが共作で発売しています。ベンチャーズのバージョンも有名。かなり違うアレンジなので両方聞くとおもしろい。インスト曲。2曲目「ミザルー」もいろんなバンドのバージョンが存在しています。サファーリーズのバージョンが一番好きかも。オリジナルはもろラテンのじっとりとした歌もののナンバーです。Dick Daleがカバーしたバージョンが一番よく耳にするように思う。60年代の軽いロックも最近よく聴くようになった。今のロックのルーツになってる物も多いのでいろんな発見があったりします。
2021年07月22日
イギリスのビートロックバンド「The Zombies」の4曲入りEPかなり前に大好きな曲「Time of the Season」が収録されてるアルバム「Odessey And Oracle」の事を書いたけど、このEPはもっと初期の楽曲を集めたものです。(「Time of the Season」は邦題「ふたりのシーズン」で1968年発売)A面1曲目「I LOVE YOU 」(邦題「好きさ 好きさ 好きさ」)2曲目「Tell Her No」(邦題「恋はノー・ノー・ノー」)B面1曲目「She's Not There」2曲目「Indication」A面1曲目「I LOVE YOU」は日本のバンド「ザ・カーナビーツ」がカバーして大ヒットした曲。ゾンビーズのこの曲自体は1965年発売のシングル「Whenever You're Ready」のB面曲で日本以外ではあまり知られていないようです。「♪好きさ 好きさ 好きさ 忘れられないんだ おまえのすべてぇ〜〜〜」って曲。カバーバージョンも悪くないけど、やっぱりオリジナルはカッコいい!2曲目「Tell Her No」は1965年1月にシングル発売して大ヒットした曲。ボサノバっぽいバッキングがカッコいい曲です。1965年のロックにしてはかなりオシャレな印象甘い声のボーカルも心地良い。凄く好きな曲です。B面1曲目「She's Not There」は1964年発売のシングルでデビューシングルです。この曲もめちゃくちゃカッコいい曲です。1964年のクオリティと思えない完成度です。演奏もアレンジもそしてボーカルのハスキーな歌唱も最高です!1stアルバムに収録されてます。2曲目「Indication」はアップテンポなキャッチーなロックナンバー1966年にシングル発売。オルガンがめちゃくちゃ良い!斬新なギターソロも最高!ゾンビーズの音楽も何十年も先でも消えずに残っててほしいと思ってしまう。あまり語られる事も少なくなってるような気がする。再結成してるしもっと話題になってもいいのに。歌詞カード
2021年07月22日
アメリカのロックバンド「LOVE」の3枚目のアルバム。アナログ盤を持っていないのでCDで聴いてた。2001年にリマスターされボーナストラック追加で2枚組で発売されたもの。1曲目「Alone Again Or」2曲目「A House Is Not A Motel」3曲目「Andmoreagain」4曲目「The Daily Planet」5曲目「Old Man」6曲目「The Red Telephone」7曲目「Maybe The People Would Be The Times Or Between Clark And Hilldale」8曲目「Live And Let Live」9曲目「The Good Humor Man He Sees Everything Like This」10曲目「Bummer In The Summer」11曲目「You Set The Scene」 DISC 21曲目「Hummingbirds [Demo]」2曲目「Wonder People (I Do Wonder) [Outtake]」3曲目「Alone Again Or [Alternate Mix]」4曲目「You Set The Scene [Alternate Mix]」5曲目「Your Mind And We Belong Together [Tracking Session Highlights]」6曲目「Your Mind And We Belong Together [Single A-Side]」7曲目「Laughing Stock [Single B-Side]」CD外箱の裏2001年Rhino リマスター版。フォークロックのカッコ良さを堪能できるアルバムです。このオリジナルアルバムを通して聴くのは久しぶり。このアルバムの曲を全曲ライブで演奏した「The Forever Changes Concert 」の方をよく聴いてた。LPでB面1曲目になる「Maybe The People Would Be The Times Or Between Clark And Hilldale」が特に好きな曲で、スタジオ版のこの曲を久しぶりに聴いたらライブ盤の洗練されたアレンジと演奏のバージョンとはまったく違って聞こえた。この曲に関してはスタジオ録音バージョンの方が断然カッコいい!フォークロックにブラスを加えたアレンジが最高です。長いタイトルですが、ライブ時での曲の紹介は「Between Clark And Hilldale」とだけ言ってる、アルバム1曲目「Alone Again Or」は少し有名な曲なので知ってる人もいると思う。イントロのアコギの音聞くだけで鳥肌です。アコギ、ベース、ストリングス、トランペットを使用したアレンジもめちゃくちゃカッコいい。歌メロもいつ聴いても最高。2曲目「A House Is Not A Motel」はDARKな悲しい世界。ややハードなロックナンバー。この曲も思い入れがあって初めて聴いた時の事とかすぐに思い出す。その時、横に誰がいたとか、外はどんな天気でどんな時間だったとか。4曲目「The Daily Planet」は多くのバンドに影響を与えたように感じる曲。初期のQUEENもこの曲のアレンジを参考してる部分があると思ってる。5曲目「Old Man」はアコギの音が美しい静かなナンバー。転調しまくる歌メロも凄く好き。何十回も聴き込まないと鼻歌では歌えない曲です^^;9曲目「The Good Humor Man He Sees Everything Like This」も長いタイトルですが・・・60年代後半!って思えるアレンジと演奏。コミカルな部分も最高にカッコいい!10曲目「Bummer In The Summer」もきっと後の多くのアーティストに影響を与えてる。早口のラップのようなAメロは80年代、90年代のロックによくあったような気がする。11曲目「You Set The Scene」はアルバムラスト曲。アレンジは何となく当時の宝塚歌劇のショーで作られる曲のようです。「LOVE」なんてバンド名だから敬遠しがちかも知れないけど、70年代、60年代のロックが好きなら聴く価値はあると思う。このアルバムから入るのがいいかも。ほとんどのメンバーが晩秋の服装なんだけど・・・ひとりだけほぼ裸です^^;
2021年07月15日
ビー・ジーズの1968年発売のシングル。初期の数多くある超名曲のうちの1曲。1968年発売の4枚目のアルバム「Horizontal」に収録されてる曲。このアルバムも強烈に名盤です。A面「Words」この曲を初めて聴いたのは、この曲が発表されてから10年近く経った頃。10代半ばに初期のベスト盤のLPを買ってその中に入ってた曲。訳詞を読みながらよく聴いてた。言葉の大切さを強く感じさせられた。世の中が暗く重く感じて、どうすればいいのか分からない時にこそ「言葉」で教えてほしいと…。自分の中の輝くような想いを伝える時も「言葉」があるから想いを共通にできる。そんな当たり前のような事を美しいメロディーに乗せて歌ってるこの曲にずっと惹かれてきた。20年以上もビー・ジーズを1曲も聞いてなかった時期があった。年を重ねて再び何のきっかけがあったわけでもないのに、昔に何度も聴いてた曲を初めて聴く曲のように新鮮に感動しながら聴けるのは、聴かなかった20年があったから。これは人と人の再会に近いように思う。初期のソフトロック期も中期のディスコ期も後期の全ての音楽の要素が詰め込まれてる時のその時期の楽曲も新鮮で美しい。B面「Sinking Ships」この曲も4枚目のアルバム「Horizontal」に収録されています。あまり知られていない曲かも知れないけど、この意味深な曲が昔から好きだった。沈没する船・・・墜落した飛行機・・と重く悲しいような言葉な並ぶけど楽曲やアレンジは希望に満ちています。今でも言葉遊びのような歌詞の意味の全てはわからないけど、美しすぎる演奏、アレンジに
2021年06月30日
カナダのロックバンド「マッシュマッカーン」の来日記念盤。1971年7月17日東京、18日大阪で初来日公演。グレーテストヒッツと言っても4曲入りのコンパクトアルバムです。バンド構成Guitar, Vocals – Rayburn BlakeBass, Vocals – Brian EdwardsDrums, Vocals – Jerry MercerOrgan, Piano, Flute, Soprano Saxophone – Pierre Senecal A面1曲目「Children Of The Sun」(太陽の使者)2ndアルバム「The Family」の1曲目に収録されてる。アルバムリードトラックでシングルカットされてヒットした曲。民族音楽的なイントロからインパクトあってカッコいい!後半のフルートソロにも惹かれる。2曲目「Gladwin」(水色の世界)1stアルバム「Mashmakhan」のB面1曲目に収録されてる曲。この曲もシングルカットされヒットしました。ここに収録されているのはシングル版(2:41)よりも長いアルバムバージョン(4:24)です。この曲は絶対にアルバムバージョンで聴くべき曲です。B面1曲目「As The Years Go By」(霧の中の二人)この曲は日本でも大ヒットした曲。この曲もシングル版は少し短くイントロの不穏な感じのハモンドソロがカットされています。15秒短いだけですが、やっぱりハモンドソロから聴きたい。1stアルバム「Mashmakhan」のA面3曲目に収録されてる曲。2曲目「The Family」(ファミリー)2ndアルバム「The Family」の2曲目に収録されてる。このコンパクトアルバムに収録されてる4曲はどれも好きなのですが、この曲がダントツに好きです70年代ブリティッシュロックのような気怠さやプログレ要素も強く引き込まれる。
2021年06月23日
1997年2月発売のシングル。1997年3月発売のアルバム「Still Waters」の先行発売シングルで大ヒットしました。この3曲入りのシングルCDはUKとヨーロッパで発売されたものです。アメリカでは4曲入りで「ALONE」「Stayin' Alive(live)」「You Should Be Dancing」「Rings Around the Moon」が収録されていました。1曲目「Alone」初めてこの曲のイントロを聴いた時はBruce Springsteenの曲かと思った。正直、あんまり好きじゃなかった曲ですが、数年前に訳詞を読みながら聴いてたらやたらと胸に沁みてそれ以来、この曲もアルバム「Still Waters」もよく聴くようになった。2曲目「Closer Than Close」アルバム「Still Waters」の8曲目に収録されてる曲のシングルカット。この曲も発売当時、特に好きも嫌いもないような存在の曲でしたが、アレンジの良さ、コーラスの気持ち良さなど今では凄く好きな曲。3曲目「Rings Around The Moon」この曲はシングルのみで聴ける曲ですが、アルバム「Still Waters」の日本盤にボーナストラックとして13曲目に収録されています。この曲も凄く気に入ってる曲。全体的にメロウな感じでリードボーカルのRobinの歌唱が憂いを帯びていて聞き入ってしまう。
2021年06月20日
アメリカのフォークロックバンド「LOVE」の6枚目のアルバム。初期はフォーク色強めのフォークロックですが、この頃からサイケロック要素も増えてきました。1曲目「The Everlasting First」2曲目「Flying」3曲目「Gimi A Little Break」4曲目「Stand Out」5曲目「Keep On Shining」6曲目「Anytime」7曲目「Slick Dick」8曲目「Love Is Coming」9曲目「Feel Daddy Feel Good」10曲目「Ride That Vibration」このバンドはかなり有名なバンドですが、誰もが知ってるような大ヒットシングルがないので語り継がれているイメージはあまりない。大ヒットして代表的なアルバムと語られるようなアルバムも特にないのですが、当時大ヒットしなかったけど、後に評価が高くなりLOVEの代表的なアルバムと言われるようになったのは3rdアルバム「Forever Changes」です。自分も3rdアルバムが一番好きです。今回、聴いてた6枚目「False Start」にも好きな曲は入っています。LPではB面1曲目になる6曲目「Anytime」と3曲目「Gimi A Little Break」の2曲。このアルバムの1曲目「The Everlasting First」は、バンドリーダーのArthur Lee(アーサーリー)の友人ジミ・ヘンドリックスが参加しています。編曲とギターで参加。この1曲目自体は特に好きな曲はないのですが…。一番好きな6曲目「Anytime」はフォーク色はまったくなくサイケロックっぽさもあるR&Bって感じで飽きない曲。3曲目「Gimi A Little Break」もノリがカッコよく気持ちいい。ちょっとZepっぽい雰囲気もあるけど。LOVEのアルバムの中ではあまり聞かない方のアルバムですが、たまに通して聴いてみると、やっぱり凄くいい!
2021年06月15日
ビー・ジーズの初期の大ヒット曲。この2曲は映画「小さな恋のメロディ」の主題歌。A面「Melody Fair」1969年発売の2枚組オリジナルアルバム「Odessa」からのシングルカット。アルバム発売当時はシングルカットしておらず、この映画に起用された事でシングルカットして大ヒットとなりました。イントロのストリングスの音を聴くだけで、懐かしい昔の光景や映画館が多かった街並なんかを思い出す。映画自体はそこまで好きではないのですが、ビー・ジーズのこの2曲が好きでDVDを観たくなる時がある。B面「First Of May」この曲の事はかなり前にも書いてるけど、「メロディ・フェア」よりも更にこっちの方が好きです。この曲もストリングスアレンジの美しさが印象に残る。歌メロも体に染み付いてしまってるほど、よく聴いた曲です。最後、アカペラになって終わっていく編曲が何度聞いてもたまらない。
2021年06月05日
1969年6月に発売されたビー・ジーズの初のベスト盤。最近、ディスコ期のビー・ジーズの事ばかり書いてましたが、初期のビー・ジーズもやはり最高です。ディスコ期以降のビー・ジーズしか知らない人にはこのベスト盤が一番おすすめ。初期の代表曲がほぼ網羅されています。1曲目「Holiday」 1967年9月シングル発売 1stアルバムに収録2曲目「I've Gotta Get A Message To You」 1968年9月シングル発売 3曲目「I Can't See Nobody」 1967年4月シングル発売B面 1stアルバムに収録4曲目「Words」 1968年1月シングル発売5曲目「I Started A Joke」 1968年12月シングル発売 5thアルバム「Idea」に収録6曲目「Tomorrow, Tomorrow」 1969年6月1日シングル発売7曲目「First Of May」 1969年3月シングル発売 6thアルバム「Odessa」に収録8曲目「World」 1967年12月シングル発売 2ndアルバム「Horizontal」に収録9曲目「Massachusetts」 1967年11月シングル発売 2ndアルバム「Horizontal」に収録10曲目「To Love Somebody」 1967年6月シングル発売 11曲目「Every Christian Lion Hearted Man Will Show You」 1967年9月シングル発売B面12曲目「New York Mining Disaster 1941」 1967年4月シングル発売 一番最初に発売されたアナログ盤のオリジナル盤にはA面6曲目が「Tomorrow, Tomorrow」ではなく「Spicks And Specks」が収録されていました。アメリカ盤の初CD化時に曲が入れ替えられたようです。この12曲の中にどこかで一度は耳にしたメロディーがあるんじゃないかな。今日、久しぶりにじっくりと5曲目「I Started A Joke」を聴いて、強烈に良い曲だと感動した。多分、10年以上まともに聴いていなかったのに、サビを聴いた途端にこの曲を初めて聴いた時のイメージなんかが浮かんだ。今日一、感動した。
2021年06月04日
ビー・ジーズの1979年2月にシングルカットされた曲。A面「哀愁のトラジティ Tragedy」この曲はアルバム「Spirits Having Flown」の1曲目に収録されてる大ヒット曲。アルバム「Spirits Having Flown」からは1曲目〜3曲目までがシングルカットされ、その3曲全てがビルボードで1位を獲得しました。3曲とも超名曲です。先行シングルとして最初にシングル発売されたのは2曲目に収録の「Too Much Heaven」です。ソフトでメロウなバラードでラジオでもガンガン流れてた曲。この「Tragedy」は「Stayin' Alive」と同じほどの知名度のある大ヒット曲。アレンジも構成も歌唱、演奏全て売れるの確実って感じの曲です。B面「Until」この曲もアルバム「Spirits Having Flown」からのカットです。アルバムのラストに収録されてる、少しプログレの感じもするバラード。当時はアルバムで遠して聴くと、この曲を聴かずに針を上げてた事もあったけど、大人になってから聴くと、まったく違う印象で聞き込んでしまう。昔はアルバムB面2曲目「Stop (Think Again)」の方がバラードとしてキャッチーで「Until」よりも気に入ってた。「Too Much Heaven」「Reaching Out」は文句なしの名バラードなので、「Until」が少し霞んでしまってたような気もする。
2021年05月30日
ビー・ジーズの10枚目のアルバム「To Whom It May Concern」(1972年10月発売)の先行シングルで1972年7月に発売されたシングル。A面「Run To Me」初期のソフトロック、フォーク時代に数え切れないほどに美しいメロディーのバラードを残しています。その中でもこの曲も印象的な美しい名曲です。QUEENの「ジェラシー」のサビが、この曲のサビに凄く似てるとよく言われていました。さすがにこれはかなり意識してるか、リスペクトして書いたか・・・雰囲気も似てます。QUEENの「ジェラシー」もめちゃくちゃ好きな曲で、両方ともそれぞれに最高です。ビー・ジーズの美しいバラードの楽曲を聴くと、いろんな時代の自分の周りの起こった出来事が頭に浮かんでくる。その曲が流行った時代に関係なく、メロディーの持つ力で忘れかけてた記憶もぼんやり蘇らせてくれる気がする。B面「Road To Alaska」この曲もアルバム「To Whom It May Concern」のB面5曲目に収録されてる曲。A面の美しいバラードは全く違う少しいなたいブルースロックです。ロードムービーを見てるような、アメリカの田舎町が想像できそうな楽曲。ここ1年前ぐらいから急にまたビー・ジーズをよく聴くようになって、ソフトロック期もディスコソング期もその後も、どの時期でも名曲を多く残してる凄さにあらためて感動しています。
2021年05月27日
ビー・ジーズの1977年の大ヒットシングル。この曲は1975年頃からのディスコ期の中では異色な初期作品のような楽曲です。A面「How Deep Is Your Love」この曲も映画「Saturday Night Fever」のサントラ盤からの大ヒット曲。多分、この曲のメロディーとハーモニーの美しさは誰も文句つけようのないと思う。メロディーだけで胸が熱くなる。ビー・ジーズの楽曲の中でも確実にベスト5に入るほどに好きな曲です。懐かしさだけじゃない感動をいつも感じられる。B面「Can't Keep A Good Man Down」メロウなディスコサウンドナンバー。何も知らない人にこの曲を聴かせたらソウル系やR&Bの黒人アーティストが演奏して歌っていると思うんじゃないかな。渋いノリで2021年の今、聴いてもカッコ良さにゾクゾクすると思う。ビー・ジーズはその時期、時期でまったく違ったアプローチをしてて、人によってビー・ジーズに触れた時期で持ってる印象がまったく違うのもおもしろい。初めて聴いてみるとしても、その時代ごとに名曲が山ほどあるので、どの時代から聴き始めても最高の音に触れられるように思う。
2021年05月22日
C.C.R(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の1971年発売のシングル。(日本盤は1972年発売)A面「Sweet Hitch-Hiker」7枚目のアルバム(ラストアルバム)「Mardi Gras」のラストに収録されてる曲です。軽快な8ビートロック。Steppenwolfの「Born To Be Wild」を彷彿させる感じですが、自分は「Sweet Hitch-Hiker」の方が好きだったりします。この曲は1971年7月に単体でシングル発売。1972年1月発売の「Mardi Gras」の最後に収録。ビルボード6位にまで上がった大ヒット曲です。B面「Door To Door」アルバム「Mardi Gras」のB面4曲目に収録されてます。アルバムでは「Sweet Hitch-Hiker」の前の曲。この曲はミディアムアップのブルースロックです。C.C.Rもたまに聴くと懐かしさと、新たに気づく感動で聞き入ってしまう。良い曲が多いバンドです。これまで4枚くらいしか書いてなかったので、いろいろ書きたい。
2021年05月19日
ビー・ジーズの1977年12月13日発売の大ヒットシングル。1977年頃からのDisco期の代表曲のひとつ。A面「Stayin' Alive」この曲、イントロが流れると知らない人はきっといないと思う。タイトルと曲が一致してない人もいるかも知れないけど、最初の20秒聴けば聞いたことある曲だって思う人がほとんどだと思う。今でもたまにいろんな所で耳にする事もあるし、当時は毎日のようにFMでもAMでも流れてた。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラ盤の1曲目に収録されてるのをシングルカットしたもの。サウンドトラック盤としては4000万枚売り上げてサウンドトラック盤野中で過去最高の売り上げの作品になっています。このサントラ盤は今聴いてもめちゃくちゃ最高です!B面「If I Can't Have You」この曲も映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラ盤に収録されてるメロウな曲。アルバムA面ラストに収録。他の曲に比べるとやや地味な印象だった曲だけど、大人になってから聴くと、この曲の渋さに感動する。ビー・ジーズは初期やソフトロック期の「First Of May」「Massachusetts」「Words」「Don't Forget To Remember」などとディスコ期の楽曲の全く違ったアプローチに驚かされる人が多いと思う。「First Of May」と「Boogie Child」「Stayin' Alive」が同じバンドの曲だとは思わないと思う。そんな事、言い出したらQUEENもそうなんだけど。ディスコ期で一番好きな「How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)」に関しては初期のソフトロック期にかなり近い演奏とアレンジです。「How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)」が好きすぎて、ずっと一日中聴いてた事もあります。
2021年05月17日
1975年5月リリースのBee Geesの大ヒットシングル。この「Jive Talkin'」の大ヒットで次の「Nights On Broadway」も大ヒット。さらにその次の「Fanny (Be Tender With My Love)」も大ヒット。3曲とも13枚目のアルバム「Main Course」に収録されている曲です。A面「Jive Talkin'」この曲は1977年「サタデーナイト・フィーバー」のサントラ盤にも収録されました。イントロのスクラッチギターから始まる雰囲気が斬新で初めて聴いた時は何の音なんだろう?って子供の頃は思ってた。ソフトなディスコナンバーですが、いつ聴いてもノリが気持ちよくて自然と身体が動きそうになる。全米1位を獲得した大ヒットシングル。アルバム「Main Course」のリードトラックで第一弾シングル。B面「Wind of Change」この曲も軽快なディスコサウンド。ちょうどこの頃にディスコ期に入ったBee Geesが大成功していく予兆のような2曲。この時点で全米1位なので既に大成功しているのですが。この「Wind of Change」はめちゃくちゃカッコいい曲です。SAXソロもゾクゾクする。サビの美しいメロディーは一度聴くと耳に残る素晴らしいメロディーです。今日、久しぶりにBee Geesのアルバムやシングルをいろいろ聴いたけど初期の1974年までのソフトロック期から華やかなディスコ期(1975〜1979)、そして80年代以降も名曲が山ほどあります。Bee Geesの音楽の幅の広さに感動させられる。
2021年05月14日
ベッド・ミドラー主演「フォーエバー・フレンズ」のサントラ盤。少し前に久しぶりにこの映画をDVDで観てから、何曲かがずっと頭に残ってる。サントラ盤持ってたのを思い出してじっくり聴いていた。1曲目「Under The Boardwalk」2曲目「Wind Beneath My Wings」3曲目「I've Still Got My Health」4曲目「I Think It's Going To Rain Today」5曲目「Otto Titsling」6曲目「I Know You By Heart」7曲目「The Glory Of Love」8曲目「Baby Mine」9曲目「Oh Industry」10曲目「The Friendship Theme」シングルカットされた「Under The Boardwalk」が1曲目です。この曲は1964年ドリフターズが大ヒットさせた名曲。あの車の中での回想シーンが浮かんでくる感動的な歌唱です。2曲目「Wind Beneath My Wings」は最後に流れる曲で、この曲が流れてくるだけで条件反射で鼻の奥がツンとしてくる。映画を観たことがある人ならばこの感覚わかると思う…3曲目「I've Still Got My Health」は1940年コールポーターの曲でおしゃれで軽快なジャズ4曲目「I Think It's Going To Rain Today」は1966年発表のランディ・ニューマン初期の名曲。ベットが歌うこの曲はまた違って最高です!5曲目「Otto Titsling」はシングル「Under The Boardwalk」のカップリング曲。強烈にシアトリカルでコミカルな曲です。7曲目「The Glory Of Love」も涙なしには聴けない曲です。優しく歌い上げるベットの声に震える。8曲目「Baby Mine」は映画「ダンボ」の中で使われた曲のカバー。ピアノ1本で歌う。9曲目「Oh Industry」はその他の曲と毛色の違う斬新な曲。アフリカンビートのような激しい打ち込みのリズムと力強く歌い上げるベット10曲目「The Friendship Theme」は静かで美しいピアノインスト曲です。
2021年05月03日
イギリスのハードロックバンド「Uriah Heep」の12枚目のアルバム。8th「Return to Fantasy」以降のアルバムは当時あまり聴かなくなってたけど16th「Equator」までは発売されたらほとんど買って聴いてた。その頃のアルバムなら「Head First」が一番好きなアルバム。「Fallen Angel」をアナログ盤で聴こうと探してみたけど、ない。15年ほど前に中古レコード屋にまとめて売った中に入ってたのかも。勿体ない事をした。今みたいに、こんなにアナログ盤ばかり聴くようになるとは想像してなかったし1997年リマスター盤CDを買ったので多分もうアナログ盤は聴かないと思ったんだろうな。売った事も忘れてるけど。このアルバムを急に聴いたのは日本のフォークバンドのバラードのような5曲目の「Come Back To Me」を聴きたくなって全部通して聴いた。1曲目「Woman Of The Night」2曲目「Falling in Love」3曲目「One More Night」4曲目「Put Your Lovin' On Me」5曲目「Come Back To Me」6曲目「Whad'ya Say」7曲目「Save It」8曲目「Love Or Nothing」9曲目「I'm Alive」10曲目「Fallen Angel」ボーナストラック11曲目「Cheater」12曲目「Gimme Love」13曲目「A Right To Live」14曲目「Been Hurt (Previously Unissued Original Version)」タイトルナンバー10曲目「Fallen Angel」も10年以上ぶりに聴いたけど、当時この曲それほど好きじゃなかったと思うけど、聴いてみると今頃ハマってしまった。シンセドラムも今では逆に気にならない。LPではA面ラスト曲だった5曲目「Come Back To Me」も久々に聴いて感動でした。この頃のユーライアヒープはハードロックバンドって枠をもっと広げてあまりジャンルに拘らないバンドになっています。POPでキャッチーな名曲も多くあります。B面1曲目6曲目「Whad'ya Say」は後期のピンク・レディーみたいでカッコいい曲。この曲も当時から好きだった。8曲目「Love Or Nothing」は爽やかな青春ソングみたいで楽曲の幅広さを楽しめる。
2021年03月27日
アメリカのロックバンド「ソウルハット」の1stアルバム。少し前に2nd「Good To Be Gone」の事を書いたけど、この1stアルバムはカントリー、フォーク、ブルース色が強めで、ロック、ジャズ色強めの2ndとはかなり違っている印象です。両方最高です。Vocals, Guitar – Kevin McKinneyVocals, Guitar – Bill CassisBass, Vocais – Brian WalshDrums – Barry 'Frosty' SmithCello – Danny LevinTrombone – Jon Blondell1曲目「Prayin' For Rain」2曲目「Stranger Things」3曲目「Alone」4曲目「Brian Waltz」5曲目「Big Backyard」6曲目「Things Aren't Like That Anymore」7曲目「Here」8曲目「Stink Pot」9曲目「Holy Cow」10曲目「Build It Up, Tear It Down」帯に書かれてる文字とジャケで買ったアルバム。帯には「ブルース、フォーク、ファンク、ソウルを融合。最高にヒップなロックの最新型を生み出した。」と書かれてる。どんな音楽なんだろうと期待して買って帰った。でも、ほぼジャケ買いだったけど^^;ゴジラの世界ではないけど、ウルトラマンに出てきそうな巨大怪人とか宇宙人。顔は象…。それもジャケット着てスラックスも穿いてる。その後ろを子供怪獣がついて歩く。構図はガッパの羽田空港のシーンを思い出させる。1曲目「Prayin' For Rain」を聴いてジャケ買い成功!って思ってアルバム聴き終え、すぐに友人にこのアルバムの事を報告の電話したのを覚えてる。ゲストプレイヤー、Jon Blondellのトロンボーンが入る事でより華やかになってます。洗練されたラテンナンバー。2曲目「Stranger Things」曲調は気分があがってくるようなカントリーロックです。歌詞はまったく楽しげではないですが…3曲目「Alone」は1960年代中頃から後半のようなロックを感じられる。Doorsのような雰囲気もあります。4曲目「Brian Waltz」はカントリー色のあるワルツ曲。 Danny Levinのチェロをフィーチャーしてて曲の世界がさらに広がっていきます。5曲目「Big Backyard」は最初に聴いた時に一番気に入ってた曲。とにかくカッコ良くて何度も聴いてた。今でも好きですが一番ではないかな。7曲目「Here」はフォークロックナンバーで、アコギ2本、コンガなんてまるでアリスのようです。「ALICE IV」とかに入っててもおかしくないような感じ^^8曲目「Stink Pot」は超大作で11分26秒もあります。ブルースロックです。かなり長くインスト部分が続きます。ブルースギターソロです。70年代ロックのような9曲目「Holy Cow」が今は一番好きな曲。凄くシンプルですがめちゃくちゃカッコいい曲です。10曲目「Build It Up, Tear It Down」は軽快なテンポのカントリーロック。
2021年03月15日
アメリカのシンガーソングライター「アルバート・ハモンド」の2ndアルバム。(イギリスで生まれてアメリカに移住)ゆったりとした気持ちで柔らかい音に包まれたい時は「アルバート・ハモンド」を聴くのも凄く良い。1st「It Never Rains in Southern California」と2nd「The Free Electric Band」を2枚続けて聴いた。今日は2枚目のアルバムの事を。A面1曲目「Smokey Factory Blues」2曲目「The Peacemaker」3曲目「Woman Of The World」4曲目「Everything I Want To Do」(僕のしたい事)5曲目「Who's For Lunch Today?」(昼食は誰と?)B面1曲目「The Free Electric Band」2曲目「Rebecca」(麗しのレベッカ)3曲目「The Day The British Army Lost The War」(僕と英国軍将校)4曲目「For The Peace Of All Mankind」(落葉のコンチェルト)5曲目「I'll Thing I'll Go That Way」LP裏ジャケこのアルバムからシングルカットされたB面4曲目「落葉のコンチェルト」は日本でも大ヒット。美しく切なく景色が浮かび上がってくるような楽曲です。この曲は子供の頃にシングル盤を買って聴いてた。アルバムを買ったのは10代後半になってからだったと思う。もう1枚シングルカットされたのはアルバムタイトル曲B面1曲目「The Free Electric Band」。この曲はミディアムテンポのロックナンバー。アレンジも演奏も気持ち良くカッコイイ。レコーディングメンバーは1st「It Never Rains In Southern California」とほぼ同じです。ここにストリングスのThe Sid Sharp Stringsが参加。Albert Hammond Vocals, Rhythm GuitarJay Lewis, Larry Carlton GuitarJoe Osborn BassJim Gordon DrumsMichael Omartian Keyboardsアルバム1曲目「Smokey Factory Blues」が物凄く好きで、アルバムを買ってきて初めて聴いた時は鳥肌ものの引き込まれ方だった。アルバート・ハモンドの声の魅力がこの曲で凄くわかりやすいように思う。2曲目「The Peacemaker」はシングル「落葉のコンチェルト」のB面に収録された。国によってはこの曲がA面でリリースした所もあります。アルバムラスト曲B面5曲目「I'll Thing I'll Go That Way」が一番何度も聴きたくなる曲。「落葉のコンチェルト」も当然、物凄く好きな曲ですが一番好きなのはこのラスト曲です。サビの分厚く暖かいコーラスとストリングスの美しさに聴く度に胸が熱くなる。LP見開き中LPライナーノーツシングル盤「落葉のコンチェルト」のジャケット
2021年03月10日
ジャーニーの元ヴォーカリスト、スティーヴ・ペリーの1stソロアルバム。ジャーニーを脱退してからは不運続きで現在までにまだ3枚のソロアルバムしかリリースしていません。このアルバムは大ヒットしてお金をかけた「Oh Sherrie」のMVも話題になった。2006年にボーナストラックを5曲追加してリマスターされた時に初めてCDに買い換えた。それでもLPで聴くことの方が多い。A面1曲目「Oh Sherrie」2曲目「I Believe」3曲目「Go Away」4曲目「Foolish Heart」5曲目「It's Only Love」B面1曲目「She's Mine」2曲目「You Should Be Happy」3曲目「Running Alone」4曲目「Captured By The Moment」5曲目「Strung Out」2006年リマスター盤にはAlien Projectとしての楽曲、「My My My」「Harmony」「Makes No Difference」の3曲と「Don't Tell Me Why You're Leavin'」「If Only For The Moment」の2曲、計5曲。2006年リマスター盤このアルバムからの2ndシングルになったB面1曲目「She's Mine」が特に気に入ってよく聴いてた。Steve DouglasのテナーサックスとMichael LandauのGソロが最高です。続くB面2曲目「You Should Be Happy」はジャーニーのハードな楽曲に近いようなハードロックです。この曲も発売当時から好きだった。A面3曲目「Go Away」もメロディーやボーカル譜割りは「Don't Stop Believin'」みたいですが久々に聴いてもイントロからサビまでのアレンジのカッコ良さに惹かれる。A面4曲目「Foolish Heart」もシングルカットされヒットした曲です。Steve Perryもソウルフルな歌唱が楽しめるロッカバラードです。B面4曲目「Captured By The Moment」も忘れてはいけない名曲。歌詞の中にミュージシャンのレジェンド達の名前が出てきます。The Beatles、Sam Cooke、Janis Joplin、Jimi Hendrix、Otis Redding・・・
2021年03月06日
アメリカのロックバンド「Soulhat」の2ndフルアルバム。最近、懐かしいバンドをいろいろ聴いてるけど、このバンドも一時期凄くハマってたバンド。一応ロックバンドなのですが、楽曲のヴァリエーションの幅は異常に広い。1st「Outdebox」とこの2ndでも印象はかなり違う。QUEENのような音楽の幅を感じるバンドです。メンバー構成Vocals, Guitar – Kevin McKinneyGuitar – Bill CassisBass – Brian WalshDrums – Barry 'Frosty' Smith1曲目「Homer」2曲目「Good To Be Gone」3曲目「Wiggin'」4曲目「Big Nose」5曲目「Psychological Bone」6曲目「Preacher Man」7曲目「Bonecrusher」8曲目「Emugga」9曲目「Dirty Old Man」10曲目「Waited」11曲目「15 More Miles」1曲目「Homer」はミディアムブルースロック。これがたまらなくカッコ良い!2曲目「Good To Be Gone」は1曲目からの流れで続けて聴くとより最高です!この曲はファンクなノリの渋い曲です。3曲目「Wiggin'」もアップテンポなファンクな曲です。久々に聴いたけど凄い!4曲目「Big Nose」3連の大きいノリのバラード。5曲目「Psychological Bone」もアレンジ、演奏、構成どれも鳥肌もののカッコ良さ。6曲目「Preacher Man」は60年代〜70年代のフォークロックのような懐かしさも感じる大好きな曲。7曲目「Bonecrusher」はHeavyなメタル曲。シングルカットされてヒットした曲。OZZYの「No More Tears」にでも入ってそうな感じもするしExtremeのようなノリも感じる。8曲目「Emugga」はヨーロピアンプログレのような美しく複雑なインスト。9曲目「Dirty Old Man」は昔からこのアルバムで一番好きな曲。アルバムの中では地味な位置だし地味な存在だけど始まり方から構成、展開も好きすぎて飽きない。10曲目「Waited」は不思議な世界観のバラードです。11曲目「15 More Miles」ラスト曲はハードなミディアムロック。この曲、1曲の中に3曲入っているように構成されています。4分半で「15 More Miles」が終わると、まったく違うノリの曲が始まる。最後の1分半はまた違う曲が始まる。このバンドは3枚のアルバムと2枚のライブ盤をリリースしています。どれも買って得した感が強かったアルバムです。
2021年02月27日
1998年にホワイトスネイクを解散して2000年に久しぶりのソロアルバムとして発売されたアルバム。このアルバムは凄く好きでよく聴いてたアルバムでした。次のソロアルバムを楽しみにしていたら、またホワイトスネイクを再結成してこのアルバム以降ソロアルバムは出ていない。今日はホワイトスネイクの「Ready an' Willing」「Trouble」「Come an' Get It」連続でアナログ盤でさっきまでずっと聴いてた。急にこのソロアルバムを聴きたくなって何年かぶりに聴いてた。1曲目「Into The Light」2曲目「River Song」3曲目「She Give Me」4曲目「Don't You Cry」5曲目「Love Is Blind」6曲目「Slave」7曲目「Cry For Love」8曲目「Living On Love」9曲目「Midnight Blue」10曲目「Too Many Tears」11曲目「Don't Lie To Me」12曲目「Wherever You May Go」気に入ってる曲「Into The Light」はイントロダクション的な緊張感の高まるインスト。2曲目「River Song」・・・これがカッコ良い!この曲はめちゃ渋くて最高です。3曲目「She Give Me」も最初に聴いた時から妙に気に入ってた曲。4曲目「Don't You Cry」はDavid Coverdaleお得意のハードロッカバラード。5曲目「Love Is Blind」はこのアルバムの中でベスト3に入る大好きな曲です。美しいバラード。7曲目「Cry For Love」は懐かしいホワイトスネイクを思い出させてくれるハードロック8曲目「Living On Love」も古き良きホワイトスネイクを感じさせてくれる名曲。10曲目「Too Many Tears」は1997年発売のホワイトスネイクのアルバム「Restless Heart」に収録されてた曲のセルフカバーですが「Restless Heart」の時は良いと思ってなかったのにこのバージョンを聴いてこの曲が凄く好きになった。11曲目「Don't Lie To Me」も古き良きホワイトスネイクを感じさせてくれる大好きな曲です。
2020年12月31日
イギリスのプログレ「マリリオン」の1984年発売のライブアルバム。1983年1stアルバム「独り芝居の道化師」(Script For A Jester's Tear」と2nd「破滅の形容詞」(Fugazi)の2枚のアルバムからとシングルでのみ発売されてた曲で構成されています。A面1曲目「Assassing」(暗殺者)2曲目「Incubus」(夢魔)3曲目「Cinderella Search」B面1曲目「Forgotten Sons」(忘れ去られた子供たち)2曲目「Garden Party」3曲目「Market Square Heroes」プログレなので長尺曲もあり曲数が少なくなってしまうのは仕方ない。CDではA面とB面の間に「Emerald Lies」が追加収録されています。2nd「Fugazi」からの「Assassing」「Incubus」の冒頭2曲が最高です!スタジオバージョンばかり聴いていたのですが、久々にライブバージョン聴いてみてライブの緊張感とクオリティの高さに感動しながら聴いてました。ブートなどの他のライブバージョンも聴きたくなった。3曲目「Cinderella Search」はイギリスでシングルカットされた「Incubus」のB面に収録されてた楽曲。1984年の時点では日本では未発表曲でした。ライナーノーツに「Incubus」のB面と書かれていて中古レコード店など探したけど見つける事ができなかったシングルです。B面1曲目「Forgotten Sons」は1stアルバムラストに収録されてる超名曲です。凄く好きな曲です。シアトリカルでドラマチック。ライブバージョンはよりドラマチックですが、この曲に関してはスタジオバージョンの方が好きです。2曲目「Garden Party」も1stアルバムに収録されてる名曲です!この曲も複雑難解な楽曲ですが、ライブ映えする演奏と演出に感動です。3曲目「Market Square Heroes」はマリリオンのイギリスでのデビューシングル曲。1984年時点では日本では未発表曲でした。キャッチーなノリの良い曲です。日本盤LPの歌詞カードには「Cinderella Search」と「Market Square Heroes」の2曲の所に「きわめて強いスコットランド訛りのため英歌詞掲載不可能です」と書かれてるw
2020年12月21日
フランスのプログレ「エルドン」の4thアルバム。前作の3rd「It's Always Rock'n'Roll」がLP2枚組の大作アルバムでした。このアルバムも前作よりもよりHeavyで難解な楽曲で構成されています。1曲目「Perspective I (Ou comment procéde le nihilisme actif)」 (遠近法 いかに能動的にニヒリズムを行動すべきか)2曲目「Perspective II」 (遠近法 2)3曲目「Perspective III (Baader-Meinhof Blues)」 (遠近法 3 バーダー・マインホム・ブルース)4曲目「Intermède & Bassong」 (バッソン)5曲目「Perspective IV」 (遠近法 4)1曲目が10分26秒、3曲目が10分48秒 5曲目が21分46秒の長尺曲です。1曲目「Perspective I (Ou comment procéde le nihilisme actif)」は、かなりDarkで重い曲。暗黒の宇宙空間のような重厚なシンセサイザーの演奏。2曲目「Perspective II」はスペイシーなシーケンスが繰り返され金属音のパーカションが絡む。3曲目「Perspective III (Baader-Meinhof Blues)」はダリオ・アルジェントの映画にそのままでも使えそうな圧迫感と恐怖心を煽り立てられるシーケンスにHEAVYなギターが絡みついてくる。この曲は10分が短く感じられる。4曲目「Intermède & Bassong」は少しだけホッとできる時間。あくまでも少しだけです。綺麗な響きの楽曲です。5曲目「Perspective IV」LPではB面はこの1曲のみです。3つのセクションに分かれていて「Perspective IV」「Virgin Swedish Blues」「Psylocybine」の順に展開されます。ギターとリズム隊が入ってくる所から「Virgin Swedish Blues」です。「Virgin Swedish Blues」がフェードアウトしてシンクロするようにシーケンスが入ってくる所が「Psylocybine」です。この5曲目は圧巻です!
2020年12月13日
フランスのプログレ「エルドン」の2ndアルバム。2005年リマスターの紙ジャケで聴いたのですが、2012年リマスターも発売されてるようで少し気になっています。この2005年版でじゅうぶん満足してるのですが・・・。「エルドン」の事は一度も書いていなかったかも知れない。同じフランスのプログレ「Atoll」の事は何度も書いているのに・・・。この2ndのジャケット写真はショッキングな写真です。警棒を振り上げ追いかけてくる機動隊から逃げる青年の写真。この写真を見ながらアルバムを聴くといろんな物が頭に浮かんでくる。エレクトロニック・ロックアルバムです。Guitar – Alain Bellaiche Alain RenaudGuitar, Synthesizer, Mellotron – Georges GrunblattMellotron, Guitar, Tape, Synthesizer – Richard Pinhas1曲目「In The Wake Of King Fripp」2曲目「Aphanisis」3曲目「Omar Diop Blondin」4曲目「Moebius」5曲目「Fluence a)Continuum Mobile」6曲目「Fluence b)Disjonction Inclusive」7曲目「St-Mikael Samstag Am Abends」8曲目「Michel Ettori」1曲目「In The Wake Of King Fripp」は明らかに「In The Wake Of Poseidon」をもじってる。King Crimsonの影響を強く受けてるバンドです。「King Fripp」は「King Crimson」と「Robert Fripp」を合わせたものだと思う。「Robert Fripp」は「King Crimson」のギタリストです。翻訳すると、「偉大なるロバートフリップの跡を追って」って感じになるのかな。「In The Wake Of Poseidon」の「Wake」を「目覚め」と訳されたのは間違っているようです。「ポセイドンのめざめ」も本当の意味は違ってる。「King Crimson」の中で「In The Wake Of Poseidon」が一番好きなアルバムです。このアルバムはリズム隊もボーカルもないインストアルバムです。流していると何か作業のBGMになってしまいがちなのですが、何もせずに聴き込むと全く違う。美しくクラシカルな曲、不穏な空気を感じる曲、テクノな曲、このアルバムは聴きやすい方です。自分は4枚目「Agneta Nilsson」が特に好きなのですが、「Agneta Nilsson」はいつでも気軽に聞ける感じではないアルバム。このアルバムとはまったく印象が違うアルバムです。
2020年12月06日
アメリカのハードロックバンド「DUST」の1stアルバム。今日は70年代のハードロック、ブルースロックばかりアナログ盤で聴いてた。Black Cat BonesとWhite snakeの3rd、Black Widow3rd、そしてこのDustのアルバムを最後に聴いた。自分が持ってるDUSTのLPはよく見てみると1984年に再発したものだった。1984年ごろに新譜で買ったのを覚えてる。ブートレックを数多く揃えてた梅田の輸入レコード店で買った。シュリンク付いてるから1971年オリジナルではないとは思ってたけど、品番で調べると1984年リイシューUS盤でした。ジャケットで損してると思う。俺みたいな奴はこのジャケットに飛びつくけど、ほとんどの人は持っていたくないように思う^^;これも「From A Dry Camel」のコンセプトなのかも知れないけど。A面1曲目「Stone Woman」2曲目「Chasin' Ladies」3曲目「Goin' Easy」4曲目「Love Me Hard」B面1曲目「From A Dry Camel」2曲目「Often Shadows Felt」3曲目「Loose Goose」ジャケットはこんな感じだけどまったくオカルト系じゃなく、どっちか言うと明るい目のロックです。ブルースロック寄りのシブい演奏。1曲目「Stone Woman」この曲の始まり方は最高です。何気ない口笛からハードなGリフへ。ホワイトスネイクも少しは影響されてると思う。2曲目「Chasin' Ladies」はかなり久しぶりに聴いたけど、こんなにカッコ良かったっけ・・と思った。CDででも何年も聴いてなかったので凄く新鮮に聴けた。この曲、イイ!3曲目「Goin' Easy」はスライド奏法のアコギのみで歌い始めるめちゃカッコいい構成。リズム隊が入ってくるとHEAVYなスローテンポのブギーブルースになります。4曲目「Love Me Hard」はLed Zeppelinを彷彿させる。かなり・・・^^;でもほぼ同時期です。B面1曲目「From A Dry Camel」はこのアルバムの核になってる曲です。裏ジャケのラクダはこの曲のイメージなのでしょう。110分近い長尺ブルースロックナンバー。前半のスローパートは気怠く暑く乾燥してる世界を感じさせ、次のアップテンポロックパートに展開すると何かに急かされるような圧迫感を感じられる。そして再びスローパートへ。2曲目「Often Shadows Felt」は初めて聴いた1984年も今も大好きな曲。やっぱりこの曲が今回も一番良いと思えた。3曲目「Loose Goose」がアルバムラスト曲。アップテンポの激しいインスト。2009年に再発されたCDにはA面1曲目「Stone Woman」のシングルバージョンが収録されています。アルバムバージョンより50秒短縮して構成されてるキャッチーなバージョンです。
2020年12月04日
フランスのプログレッシブ・ロックバンド「アトール」の2ndアルバム。2002年発売の紙ジャケリマスター盤ばかり聴いてたのですが、今日は久々にアナログ盤で聴いた。10代後半から20代の頃には凄くよく聴いたアルバム。アトールの中では今は3rdアルバムが一番好きですが当時はダントツでこの2ndばかり聴いてた。この時のメンバーAndre Balzer (Vo, Percussion)Jean-Luc Thillot (Bass,Vo)Christian Beya (G)Michel Taillet (Key,Percussion,Vo)Alain Gozzo (Drums,Percussion,Vo)Richard Aubert (Violin)A面1曲目「Le Photographe Exorciste」(悪魔払いのフォトグラファー)<スーフルの青い光> <暴かれた正体> <怪奇現象> <…そして出現>2曲目「Cazotte No. 1」(カゾットNo. 1)3曲目「Le Voleur d'Extase」(恍惚の盗人) <陶酔> <色彩の盗人>B面-組曲「夢魔」-I 「Imaginez Le Temps」(思考時間)<謎の暗闇> <透明な湖上にて>II 「L'Araignee - Mal」(夢魔)<睡眠思考> <冷凍幻影> <老衰頭脳> <精神侵蝕>III「Les Robots Debiles」(狂った操り人形)<操り人形> <神への冒涜>IV「Le Cimetiere De Plastique」(プラスチックの墓碑)<プラスチックの街> <墓地> <不思議な子供たち> <夜を求めて>部屋を暗くしてスピーカーの前で爆音のAtollの音を受け止めると20代の頃のような感覚になる。ユーロロックにハマってた時期の中でもAtollは特によく聴いたバンド。あとは「P.F.M」と「Arti E Mestieri」「Heldon」にもハマった時期があった。1stアルバム「Musiciens - Magiciens」の2曲目「Le Baladin Du Temps」にも「夢魔」というパートがあります。「Le Baladin Du Temps」の夢魔のパートはキャッチーなロックパートでした。1曲目「Le Photographe Exorciste」(悪魔払いのフォトグラファー)の冒頭部分はQueenがパクったなんじゃないかって言われてるけど、言われてみればそうかもと思う。この曲は語りと呪文のようなボーカルです。1973年公開の「The Exorcist」にきっと影響されたんだろうと思う。2曲目「Cazotte No. 1」は2002年リマスター盤にライブバージョンが収録されています!このライブバージョンが最高でライブの方で聴きたくなってしまう。アトールはジャズロックの要素がかなり多めなプログレです。どの曲も一度聴いただけでは良さが分かりにくいかも知れないけど、このアルバムも全曲最高!Atollは今、買えるのかな。一時期ずっと買えない時期があったりしたけど。1993年発売の「ヨーロピアンロックコレクション」の音も好きです。アナログが最強ですが。LP裏ジャケ2002年リマスター 紙ジャケCD1993年発売版CD
2020年12月02日
ドナ・サマーの「The Wanderer」が1980年発売から40年を迎え特別企画盤が発売されました。1980年に設立されたアメリカのゲフィン・レコードの第一弾レコードがこの、ドナ・サマーの「The Wanderer」でした。<最新リマスター>1曲目「The Wanderer (Figo Sound Radio Mix)」2曲目「Looking Up (Figo Sound Version)」3曲目「Nightlife (Le Flex Sunset Remix) [Radio Edit]」4曲目「The Wanderer」5曲目「Looking Up」6曲目「Breakdown」7曲目「Grand Illusion」8曲目「Running For Cover」9曲目「Cold Love」10曲目「Who Do You Think You're Foolin」11曲目「Nightlife」12曲目「Stop Me」13曲目「I Believe In Jesus」14曲目「Grand Illusion (Le Flex Poolside Mix)」15曲目「Looking Up (Figo Sound Extended Version)」16曲目「Nightlife (Le Flex Sunset Remix)」17曲目「The Wanderer (Figo Sound Full Mix)」17曲収録で72分というボリュームたっぷりの内容です。新たに加えられた7曲のリミックスも聞き応え十分の内容です!ゲフィンに移籍してからROCK色が強くなりました。元の路線をもっと残して欲しいと思ったファンも多かったんじゃないかな。アルバムの10曲はどれも捨て曲なしの名曲揃いではあります。追加されたリミックスの中では、「The Wanderer」と「Grand Illusion」のリミックスは特に鳥肌でした。オリジナルではROCKナンバーの「Nightlife」もガラリと印象が変わったリミックスです。「Looking Up」もキャッチーなROCKな曲ですが、リミックスバージョンはいまいちに思えた。9曲目「Cold Love」は久しぶりに聴いたけど、めちゃくちゃカッコいい!こんなにJourneyの「Don't Stop Believin' 」っぽいメロディーだったんだと気付いた。8曲目「Running For Cover」も好きな曲でダンスミュージックとロックの融合って感じの曲。ドナ・サマーのアルバムなら最近は「Bad Girls」「A Love Trilogy」「Live and More」「Four Seasons of Love」などのもろディスコサウンド系のアルバムばかり聴いていたので、ゲフィン移籍後のサウンドはかなり久々に聴いた感じ。この少し後に大揉めしてアルバムがお蔵入りになったりしたし、移籍する前ほど楽しめてなかったんじゃないかと勘ぐってしまう。ゲフィン移籍後ももちろん良い曲だらけなのですが…。「The Wanderer」を当時、よく聴いてた人にはこの40周年記念盤は超おすすめです。リマスターも良いし、ボーナストラックも良いし、ブックレットも仕様も豪華です!
2020年11月02日
りりィの6枚目のアルバム。このアルバムも超豪華なミュージシャンの演奏で制作されています。A面1曲目「ミス・キャロン・ターバット」2曲目「春子」3曲目「かくれんぼ」4曲目「だから私は歌っていたい」5曲目「さびしがりや」B面1曲目「しあわせ・ふしあわせ」2曲目「心は夏に誘われて」3曲目「午後の鐘」4曲目「熱い砂」5曲目「時間よとまれ」6曲目「BLUE NIGHT LILY IN THE VALLEY」参加ミュージシャンりりィさん Vo、Percussion佐藤博さん Piano,Mini Moog,E.P鈴木茂さん E.GRiver Mouse A.G笛吹利明さん A.G ,Gut.G田中章弘さん Bass小原礼さん Bass上原裕さん Drumsペッカーさん Congas,Timpaless.Percussion作詞 りりィさん 望田市郎さん(A-4)作曲 りりィさん 八木正生さん(A-4) 佐藤博さん(B-4)編曲 佐藤博さんA面1曲目「ミス・キャロン・ターバット」はエスニックな陽気なアレンジで切ない歌詞の名曲です。この曲の印象は強くて何十年も聴いてなかった時期にもふと思い出す曲でした。リードトラックの先行シングル曲。2曲目「春子」はレゲエナンバー3曲目「かくれんぼ」明るめのブルージーな曲。4曲目「だから私は歌っていたい」 この曲は作詞、作曲ともりりィさん以外の方が作っています。レゲエのノリの曲。5曲目「さびしがりや」 この曲はアコギ1本で歌う重いフォークナンバー。山崎ハコさんを思い出すような雰囲気です。凄くいい曲です。B面1曲目の「しあわせ・ふしあわせ」も印象に強く残ってた曲です。よく聴いた曲。2曲目「心は夏に誘われて」はシングル「ミス・キャロン・ターバット」のB面曲3曲目「午後の鐘」は前の曲「心は夏に誘われて」と繋がっているのが最高です。この2曲は連続で聴くとより楽しめる気がする。4曲目「熱い砂」はゆったりしたバラード5曲目「時間よとまれ」 ラテンパーカッションが何種類も鳴ってる斬新な構成とアレンジの曲。6曲目「BLUE NIGHT LILY IN THE VALLEY」ラスト曲は2分もない小作品です。美しいメロディーが頭に残ります。
2020年09月13日
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