おしゃれ手紙

2007.09.03
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カテゴリ: 読書

20歳の知寿が居候することになったのは、71歳の吟子さんの家。
駅が見える平屋での奇妙な同居生活の中、知寿はキオスクで働き、恋をし、吟子さんの恋にあてられ、少しずつ成長する。
二人に流れる四季を描き、選考委員絶賛の第136回芥川賞受賞作!
青山七恵著
・・・・・・・


面白かったです。
久しぶりに感情移入して読みました( ̄▽ ̄)

20歳の知寿は、将来になんの希望も夢もない女の子。
人付き合いもヘタだし、服装や化粧をするというでもなし、音楽が大好きでもなし、
ジャニーズにうつつを抜かすでもなし、本を読むでもない・・・。
両親との縁も薄く20歳にして、心は老人。
手くせがある。
だから、ボーイブレンドも去っていく。


いつも、刺繍か編み物をしている。

そんな二人の暮らしを映画で見たいと妄想した。
71歳の吟子さんには、「佐賀のがばいばあちゃん」や「菊次郎とさき」のおばあちゃん役の 吉行和子。
ところが、主役の知寿が決まらなくて、この妄想映画はさきに進まない。( ̄▽ ̄)

「ひとり日和」の舞台は、ほとんどがふたりの暮らす、駅が見える吟子さんの平屋。

吟子さんの家から、駅は目の前。
ホームにいる人も電車も見える。
なのに、道がなくて、駅に行くのにまわり道をしなければならない。

ふと友人のTの家を思う。
彼女の家もまた、駅のすぐそば。
なのに駅への道がない。

彼女が小さかった頃は、あったのだそうだ。
そこにたった一人で暮らしている。



なにかに踏み出したいけれども、なにをしていいか分からない。
幸福は目の前にあるようだけれども道は遠い・・・。

駅に近いけれども遠いという家が、私には、ものがたりの象徴のように思える。


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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★9月3日 *まいまいこんこん* UP

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Last updated  2007.09.04 09:45:15
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