水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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SpainPilgrim road 2


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スペインの忘れえぬ人々


スペインの忘れえぬ人々 続編


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カテゴリ: 絵日記三昧


題は「日本の敵について」 では、博士、どうぞ。

「みなさん、アトムもいろんな敵と戦ってきましたが、

今日、日本が防衛しなければならない敵とは誰でしょうか?

ひとつ防衛庁の立場になって考えてみましょう。

今まで仮想敵国だったソ連や共産国家があったから、防衛も必要だったわけです。

ところがソ連が欧州連合と協調姿勢を取りすでに敵対国家でなくなってしまった。

中国ともベトナムとも日本は協調関係にある。

もう共産圏は敵ではなくなった現在、日本を攻撃する恐れのある敵国らしいのは北朝鮮のみ。

これも、民意を喪失した独裁体制。早かれ遅かれ、滅びる運命にある。

日本国民にとって初めて戦争相手が見つからない幸せな時代がやってくる。

防衛庁も、防衛大学も、防衛費もいらない時代がやってこようとしている。

約4兆9000億円の防衛予算を福祉にまわしてもらえれば、国民にとっても万々歳!

国民一人当たり700万円も使い込んだ借金もまとめて返せる。

良識ある政治家だったらそうするでしょう。

しかし、これでは困る人たちがいる。

防衛費に支えられて生活をしてきた人たちです。


第一は、競争の無い特命受注で高利潤をあげてきた軍需産業。

第二は、その発注権限で、軍需産業に厚遇されて天下っていた官僚たち。

  もちろん筆頭の防衛庁の現職官僚にとって死活問題!

  アメリカのペンタゴンが同じ運命にあった。

敵国ソ連が崩壊して存亡の危機。

  そのあとの敵国としてどこに敵を作るかを思案した。

  そして考えついたのが「大量破壊兵器を隠し持っているイラク」。

第三は公然の秘密だが、発注額の3%は口利きした自民党政治家の懐に入る。

  公称「政治献金」と言い、税金で養っている「政治秘書」達がその取立てを行っている。


 利権政治家の行動パターンは明瞭。要するにだれが自分に利するか。

 特に40%もいる2世議員は、親の利権企業が後押ししてなった。

 だから信念より利権に牛耳られる。

麻生2世や福田2世のように、よくこれで政治家になったなあと感動するような

付き合いがたい人物がテレビにしばしば登場する。

政界は人材が不足している。

 だから民主党の当選者のように、誰でも政治家になれる時代がやってきた。


ともあれ、いま、軍需産業と防衛庁にとって、まさに死活問題。

どこかに敵をつくらねばらない。

たとえそれが地球の反対側の「とても攻めてきそうにない」イラクでも構わない。

派遣が必要だという既成事実ができれば、

遠洋艦隊や航続距離の長い戦闘機の予算が手に入る!


今日のEURO NEWSでも徘徊する米国の戦車に子供たちがたくさん石を投げていた。

早く帰れ、自分たちで統治させろと言っている。

決して日本の軍隊派遣をイラク国民は望んでいない。

軍隊を送るより、イラクの新しい治安部隊や警官に資金を供与して自治力を与えるべきもの。

その方がはるかに安くて済むはず。

そうすればイラクの深刻な失業問題も多少解決する。

どこの国だって、自分たちの仲間を監視に来る他国の軍隊を好むわけがない。

C


しかしそれでは石油利権が手に入らないからアメリカはそうしない。

しかも東洋の無関係の国まで軍隊を派遣するとは。

石油利権に眼をくれず正論を唱える独仏の態度が評価されると言うのに

あいかわらず、国連すら反対しているアメリカの統治に着いて行こうとする。


参戦しないとアメリカが分配するイラクの石油利権と巨額の復興投資の受注がもらえない。

だから遅ればせながら参戦を表明した。民の危険より自分の利権が欲しい不純な理由。

そのために首都にテロが起ころうと、

海外の日本人が危険にさらされようと、

知ったことではない! と言うわけ。

では、私たちの敵はだれか? もちろん、イラクではない。

それは国内で戦争を仕組んで我々を危険に曝そうとしている亡国の徒たち。

じゃあ、この身内の敵と戦うにはどうすればいいか。

鉄砲も大砲も要らない。

今、イラク派遣が必要だといってる顔を覚えとくこと。

国民の危険より自分の利権を選んだ政治家を次回の選挙で落選させること。

戦争に巻き込まれたくなかったら、戦争利権の政治家を確実に落選させること。」

絵は、イスラムに国を奪われたスペインの国土奪回を祈る巡礼者像

昔の戦争には、それなりの理由があった。日本は今、無理に創リ出している。


巡礼像







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Last updated  2003/12/16 07:18:25 PM
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