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・小麦、4月に30%値上げ=パン・めん類に影響-農水省↑これ、ヤバイんでねぇ? 限られた農地面積をエタノールの材料とかに使うって、だからこういう側面からも全然エコじゃないかコストパフォーマンスが非常に悪いように感じるのは私だけでしょうか。・電力、都市ガス4~6月値上げ 電力最大156円、ガス最大162円・建設用鋼材が値上がり、スクラップ高騰などで・米住宅価格、過去最大の下げ・11月8.4% ・<IMF>世界経済、大幅減速の見通し こんな状況下に我らが国会議員達はドアを封鎖したり外の窓から逃げたりしてたそうな。・民主、理事会室を一時封鎖=つなぎ法案阻止で実力行動 そんなすったもんだしてた法案に首相は「ぼくは知らん、関係無い」ってさ・・・。orz・ブリッジ法案提出 首相、われ関せず 問責提出かわす思惑か で、オチがこれというよくわからない結末。(ほんとこの人達に政治任せてて大丈夫なんだろうかと心配になってきました。)・暫定税率、つなぎ法案取り下げ・与野党が一転合意 こんなご時勢に消費税上げまでして、この国の消費にトドメをさすおつもりでしょうか。・自民財革研が再開・年金財源確保、消費増税へ地ならし<おまけ> この国は人口を増やしたくないのではと思ってしまいまする。・代理出産は原則禁止、法的な母は出産女性…報告書案 金の値段が上がり続けているということは(以下略・NY金、最高値更新・時間外取引で942ドル
2008.01.31
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先ほどNHKの『プロフェッショナル』て番組で中東の石油プラント建設マネージャが取り上げられていました。 その中で印象的だったのが、「人(労働力)が全然足りない」という事実でした。 原油高に押されたプラント建設がブームでどこでも労働者の奪い合いで人を世界中から集めてるらしいんですが、特に溶接工などの一定の技能を持っている人達。 130人溶接工必要なのに20人しか集まってなくてドースル?!、みたいなシチュエーションが紹介されてました。 なんとか東南アジアとかから引っ張ってもあと30人足りず、最終的には日本から30人集めて数合わせたみたいなんですが、経費は他の諸国と比べても格段に高くなるらしいです。 それでも最終的に工期を遅らせて利益を減らしたり赤字を出すよりは全然マシらしいですが。 日本に今一番欠けてるものが何かっていうと、『相対的なコスト感覚』じゃないかと思うのです。 官製不況という呼び声も高いのですが、あまりに建築検査基準を厳しく(面倒に)して着工件数を大幅に減らして景気下押しして自分の首絞めたりとか。 再生紙というと聞こえがいいので法律まで作って使うようにしてたけど、品質がそれに追いついてなくて、しかも再生紙を作るまでのエネルギーコストとか考えると必ずしもエコじゃないかも知れないなんて観点は置き去りにしてたりとか。 暫定税率廃止したらどこでその穴埋めをするのか考えずにとりあえず叫んでみるとか。 中国から農業研修生という形で労働力かき集めて不要になったらすぐ追い返そうとしたりとか。 転職というと、しかもそれを繰り返しているというと日本では悪いイメージ持たれる事の方が多いのですが、「自分が労働市場でどれほどの価値(値段=給与)をつけられるのか?」を知ることは重要です。 isologeさんの記事から一部抜粋します。『また、北海道の有効求人倍率は1を大きく切っているが、名古屋では2倍もある。にも関わらず、北海道の人は名古屋に行かない。北海道の人に聞くと、「結局、なんだかんだ言って、ここの居心地がいいんだよね。」と。つまり、格差が広がっていることが問題ではなく、格差がまだ生ぬるいことが問題なのだ。』『今後、少子化で日本の労働人口が減る中で、バングラデシュやイランから名古屋に来てもらって、日本語の勉強を一からはじめるのと、北海道から名古屋に人が移るのと、どちらが効率がいいか?北海道の人は日本語もしゃべれるし日本のビジネスの慣習にも通じている「即戦力」である。こちらの人材を活用する方が効率がいいに決まっている。にもかかわらず、この人は失業者として北海道でそれなりに暮らしていけてしまうのだ。同様に、秋田や福島の百貨店がつぶれて、その人たちが仙台の百貨店に働きに出れば、その方々は即戦力なのである。』 コストを相対的に捉える、というのは、給与が安くなっても、生活に必要なコストが下がって好きに使えるお金が増えれば、実質的に"より豊かになっている"とも言えるのです。 冒頭のNHKの番組の中東の労働市場に限らず、世界中で"人が足りない!"という需要(雇用機会)は山ほど有る筈です。 道路特定財源とか整備新幹線とか絡みの話で、日本の建設業や地方自治体関係者には、恥知らずな方々が非常に多くて困ります。 彼らは、「自分自身では食い扶持稼げないので、お前らの分を寄越せ!」と恥ずかしげもなく連呼してるのです。(彼らに追従してる政治家はだからもっと恥を知らないことに)本来維持できない雇用や保障を剥ぎ取る。そして失業した彼らに『本当に需要がある技能を叩き込んで、海外でもどこでも需要がある現場に放り込んで稼がせる(自立させる)』のです。 パソコン技能とかなんてのは寝言です。 「一通りの機能を使える」なんてのは個人の余暇時間にでも習得してて然るべき技能に過ぎません。(もっともIPアドレスとかGWとかプロトコルなんてもの知らなくてもIT系サポートセンターに居座るような連中も珍しくないのは非常に困ったことでもあるのですが(苦笑)) 偽装管理職が、マクドナルドの店長に残業代払えという裁判結果で注目を集めてますが、管理職ならなんで残業代を払わなくてもいいのか?、という根本的な疑問はひとまず置いておきます。 問題は、相対的なコストなのです。 マックの店長に給料支払う為にマックの全商品が20%値上げされても、(昼食代切り詰めてるサラリーマン以外は)社会的な影響は限定的でしょう。 ただし、似たような偽装管理職と残業代不払いは日本の企業社会文化に根付いてしまってますので(管理職でなくてもサービス残業代やサービス出勤代)払うと倒産してしまうという企業が連鎖すると、サブプライムがどーだとか建築基準がどーだとかというのとは全然レベルが違う激震が日本経済を襲いかねません。 ヘルパーが職に留まってくれるような給料支払おうとすると事業者が倒産するといった事態と似たような感じですね。パートに年金支払おうとすると解雇するしかないといった現象も同類です。 本来支払われるべき給与を支払うよう命じた筈の判決(社会的裁定)が、労働者の賃金減少をもたらしかねないのです。 これを避けるには、企業が人事コストをきちんと商品やサービスに転嫁するしかありません。結果的に肩書きは消えて残業代はつくようになったけど基本給与が減った上に、生活コストは10-20%上がったなんて例が社会的に蔓延してもおかしくありませんけど・・・。 労働力の再配分(再配置)は、ずっと提唱されていたことでしょうけれども、地方自治体が破綻していって始めて本格化するでしょうね。 生活保障も同様です。『自分で自分の食い扶持を稼ぐしかない』、という気概というか常識が社会的に薄いように感じます。 転職を繰り返している契約社員の身ですが、自分の生活費は完全にカバーしてます。公共事業がどうなろうが全く関係ありません。「転職先は国内には限られてる。 生活保障だけじゃ暮らしていけない。 だけど〇〇〇という技能を身につければ他の国で充分暮らしていける!」 というような算段を立てさせ、その為に必要なインフラ(ハコモノは既存のものを利用)を用意し、法(公)的にも支援することが、政治の役目でしょう。(海外の有望な若者を日本その他に集めて、教育して海外に再輸出するというビジネスも有り得るでしょう) ハローワークは、とりあえず地方自治体の垣根を外さないといけません。(縦割り行政の解除ですね) その上で、海外の雇用にまでアクセスできるようにする。 海外で働き、現地で結婚して家族を形成する、といった覚悟を持ち、そういった潮流が出来れば、英語教育だってもっと身が入る筈です。 というか英語の第二公用語化は、金融市場の存在価値低迷などの観点から言っても、海外の雇用を日本に呼び込むという観点からも、必須であるように思います。 『本来維持できない雇用や保障を剥ぎ取る』事は政治的にあまりにも不人気を博すでしょうから、現行の政治制度では難しいでしょう。 とことん落ちぶれて、維持できないものは維持できないと当人達自身が自覚しない限り、何も解決しないでしょうね。 道路その他にしても、地方に財源移して、その中で賄えるものだけやらせていけばいいだけのことなんですけどね。他人の財布をあてにさせる癖を赦し続けた社会悪の結果でしょう。 高度成長期に、東北その他の地方から東京など都市部に出稼ぎに来ていた労働力が、今度は海外に出て稼げる時代にする(この場合円安は有利な条件として働きます)事が、日本が将来的に抱えるいくつかの問題に対する答えではないでしょうか?<参考記事>・名ばかり店長の考察=マクロ経済環境&ビジネスモデル(本石町日記さん)・衝撃の判決(に思えるのだが・・・) (ぐっちーさん)
2008.01.29
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アメリカ発なんだからうちらは関係無いし何も出来ないって言い続けるのもどうかと思うんですよ、ハイ。(我が国の首相殿へ)〇イター様におかれましてはおちゃめないたずらをご容赦頂きますようお願い申し上げます。^^;
2008.01.28
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その人をその人たらしめその人の生き方を支えているもの。(NHKドラマ、『篤姫』より)
2008.01.26
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・<連合>「日雇い派遣禁止」の運動方針決める 雇用の"ジャスト・イン・タイム"が失われると何が起きるでしょうか? トヨタの看板方式といえば聞こえが高いですが、要は『必要な時に必要なだけ』用意する仕組み。 言い換えると、必要な資材を必要な場所に外部業者に用意させる事で、"自分が不要な在庫を抱えるリスクを他人に押し付ける"仕組みです。 この連合の運動の出発点の理想は高いですし、どこかで類似の措置が取られなくてはいけないのかも知れません。 まず、日雇い派遣を使っていた企業側の視点から考えてみましょう。 余計な固定費を発生させず、不要な時に不要なコストを発生させない(単純)労働者というのは、一つの理想です。 これが法改正により失われた場合、企業が取り得る代替策は、 A.ジャストインタイム雇用を持続できる環境(主に外国)に移動する B.通常の非正規雇用(パート/アルバイト)に切り替える C.通常の正規雇用(正社員)に切り替える D."日雇い"労働者を直接に雇用する(派遣ではないので合法) E.現状維持 等が考えられます。 日雇い労働者の多くが登録制度を利用しているので、そこから最低時給分のアルバイト料(仕事がある時のみ)を支払いつつ、派遣でなく"1日だけ常駐"のような形態で派遣先企業と契約するようなところも出てくるかも知れませんが、これは手続きが煩雑になる上に、法的にひっかかる可能性もあります。 Aについては、完全に製造拠点を海外に移してしまえる製造業ならともかく、建設現場等の国内での事業展開の場合、解にはなりません。(非合法海外労働力を輸入して使役するのでもない限り) Bが代替案としては最有力になると思われますが、一般的な派遣(契約)社員とは比べ物にならないものに待遇に落ち着くのではないでしょうか? Cは、コストがかさみすぎるのでほぼ有り得ません。(日雇い派遣の多くが熟練を必要としない職場であればあるほどに) Dは有り得ますが、シフトの維持など、若干の新規管理コストは企業側に発生します。むしろ管理はBの方が楽になる筈。 Eは、発覚すれば事業停止など倒産のリスクを抱えるものの、日雇い労働者の安いコスト抜きでは事業が成り立たない業者(特に日雇い派遣事業者当人)は継続する可能性があります。(もっとも、一番注目を集めている存在でもあるので、隠しおおせる可能性は必ずしも高くありません) Dの単純労働者を集める部門を企業もしくは複数の企業が"アウトソース"する形で内部に抱え込む可能性は残ります。社内部門が雇った労働力を"企業グループ"内で融通し合う、という形態は、大企業内での人材の部門移動になぞらえて、法でこれを禁止するのは難しそうです。 この運動がもしも法制化された時、いくつかの問題点が想起されます。 一つは、日雇い派遣として働いていた人達の働き口が消失すること。 一つは、日雇い派遣労働力抜きではコストを価格吸収できなくなった企業が倒産すること。 日雇い(派遣)労働は、むしろ最も原始的な雇用形態とも言えます。 仕事があるから雇い、給金を支払う。 仕事が無いから雇わない(=雇えない)。給金も支払わない(=支払えない)。 それが派遣かどうかというのは、むしろ二次的な問題です。 中間業者の介在が、労働者に対する賃金を押し下げる要因になっているのは確かだとしても、その中間業者がいなければ雇用主と被雇用者をそもそも結び付けられなかったことになるからです。雇用主は賃金の元になる生産ができず、被雇用者は雇用してもらえず賃金がもらえない状態ですね。 人を集めて雇用主のところに送り届けるのは、非常にコストがかかる作業なのです。 日雇い労働をやったことのある人なら見覚えがあると思いますが、まず登録を受け付ける段階が無くては何も始まらないので、その窓口(オフィス)を用意し、そこに人や電話やインターネットといった資材やインフラを整備しなくてはなりません。 ここから希望の仕事を割り振っていったりするのですが、ある程度大口の、例えば一ヶ月間50人を用意しなければいけないクライアントと契約したとします。 まず、登録者の内、誰を派遣するかを決めます。当人が受託するかどうかはこの時点では不明ですが、履歴書等からある程度絞込みをかける必要があります。 これが1週間休み無しの12時間の職場で、早番と遅番などのシフトが組まれると仮定すると、50人の3-5倍程度の人を確保しなくてはならなくなります。 しかも頭数を必ず職場に送り届けるというのが、とんでもなく大変な作業なのです。 (職場などにもよりますが)それぞれの出勤予定者の起きる時間、家を出る時間、駅に到着する時間などを予め把握し、担当者はその一人一人に直接電話をしていくのです!(事務の人が電話する場合もある)「起きた~?」「家出た~?」「(最寄)駅着いた~?」 等々。 これを1人で50人分です。 想像してみて下さい。 そうやって苦労して集めた50人のうち一人でも病欠した場合、代わりを確保しなければいけない状況を。 もちろん、ある程度契約内容に余裕を持たせておく場合もありますが、余剰人員を予め確保しておくことは、それだけ余計なコストを業者自らが被るということにもつながります。 業者は、綿密な面接など行いません。 教育もありません。(してるようなコストもかけられないし) どこの草の根とも知れないような有象無象の人々を狩り集めて現場に届けるのです。 その道のプロです。 1回来ただけでもう二度と現れないような登録者に悲嘆している暇はありません。 そんな雇用の手間とコストを普通の企業が抱え込めるわけがありません。 これがもし必要な運動で社会的な格差を是正する為の措置で、最終的には日雇い派遣で働いていた人達の生活の助けになるとしても、短期的には、その日暮らしをしている人々の生活を極限まで圧迫する可能性があります。 いくら仕事があったとしても、いくら仕事をしたいと思っている人がいても、両者を結びつけていた媒介が失われてしまうのですから。 もし本気で連合がこの改正を求めるのであれば、日雇い派遣で働いていた人達と、彼らを"実際に"雇用していた(現場で使っていた)企業との『再雇用』をどうにか紐付けてあげてから、改正措置を取る必要があります。 収入が1ヶ月なり2ヶ月なり失われてもホームレスにならないように、地方自治体が緊急援助金(家賃補助/身元証明補助)のような助け舟を出す必要も数十万件以上あるでしょう。 その際の財源の幾分かは、雇用する企業側が負担しなくてはいけないでしょうね。被雇用側に求めれば、ホームレスなり犯罪者や生活保護世帯の増加といった形での社会への悪影響(社会コスト増)が懸念されます。 もしコスト的に可能なら、雇用されて働き始めた被雇用者の給与の一割未満程度から公的扶助へ部分的に返済していくという手段が適切かも知れません。 『日雇い派遣禁止』を求めるのであれば、禁止した際に雇用していた側と雇用されていた側の双方にどのような影響が出るか十分に検討し、救済措置を講じた上で法制化されることが必要でしょう。
2008.01.25
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昨日の時点で日経平均が12000円代が見えてきたとか書こうとしたら、前日比-752.89の、12,573.05という終わり値。 あっという間に11000円代が見えてきましたね! 中国やインドにはサブプライムは関係無いとか言う向きも多かったのですが、最近は、新興国も含めて同時株安がすごい事になってます。 トヨタとか任天堂とかだって、2007年のピーク時から30%ほども下落してるのですから! で、掲題の目先の下落より心配な事、なんですが、2007年とかって、団塊世代の大量退職で、退職金が企業から労働(退職)者に支払われてすごい経済効果が!、みたいに言われてたのです。 退職金にも種類がありますので、一律に全額支払われるようなのは少ないでしょうが、それでも貯蓄などから投資へとお金を回した人は少なくないのではないでしょうか? いきなり『売り』から入った初心者の人は少ないでしょうから、ピーク時の値段から投資し始めた人達は、日経平均のような比較的リスクが低いと言われているものに投資していたとしても3割ほどの含み損を出していることになります。(損切りしていなかった場合) 今後ある程度相場が戻したとしても、仮にこの騒動で10-20%の損害を出した人がいたとしたら、その人の老後の計算は出だしから狂ってしまった事になります。 今の相場はある程度行き過ぎたものとしても、外国人投資家達が下げ始める前くらいの程度まで戻ってきてくれるという保証はどこにもありません。 日本の株式市場価値は、現在ではまだ世界2位の地位を保っていますが、世界から見た相対的な地位は確実に低下しています。 以下、かんべえさんの1月21日の日記より抜粋です。かんべえさんの日記<1月21日>(月)○今週号の"TIME"紙がいささかギョッとするようなカバーストーリーを掲げています。題して"Ny・lon・kong"(ナイ・ロン・コング)。これは「ニューヨーク、ロンドン、香港の3大都市が、グローバル経済を率いている。これらの都市はなぜ成功したのか。そして今、どんな困難に直面しているのか」という特集なのです。つまりグローバル時代の「三都物語」というわけ。○世界経済の3大都市に、わが東京が入らない、アジア経済を代表するのは香港である、という事態は、ちょっとした衝撃ではないでしょうか。なるほど、"Japan Passing"から"Japan Nothing"に向かってまっしぐらという感じがします。考えてみれば東京は、英語は通じないし、成長率は低いし、消費もいまいちだし、会っても面白そうな人は少ないし、自慢できるのは物価の安さとメシの美味さぐらいかもしれない。うーん、石原都知事、これってまずいんじゃないですか? 石原知事の責任じゃない部分の方が多いのですが、少なくとも東京オリンピックは解ではありません。(2008年に行われる北京五輪と比べてそのインパクトは比較になりませんし、そもそも"コンパクトさ"を売りにしている時点で経済効果もたかが知れています) 民主党は揮発油税の暫定税率廃止に血道をあげ始めましたが、これも大きく本質の的を外しています。 これは原油/ガソリン高の影響を若干の恩恵をもたらすかも知れない程度のものでしかなく、急減速した景気を押し留めるような効果は有り得ません。 自民党は自民党で、党命最優先主義に燃え立っていますから、救い様がありません。(自民“パニック”戦術) マスコミもそうなんですが、危機感が無いんですよね。日銀を含めて。 政治的なポーズとして平静を保っている観もありますが、今はそんな余裕をかましている時ではありません。 私なりに提言するのであれば、以下のようになります。・ゆうちょ銀行(旧日本郵政公社)による、欧米金融機関の全面救済 ※当然ながら日本政府も(米国&EUも)全面バックアップという事になります。 ※被害額を確定させて市場を復活させない限り、世界恐慌に発達する恐れがあります。 ※まずは現状のままずるずると下がっていく流れを止めなくてはいけません。・消費税の部分的除外措置(食料品・家屋・自動車・ガソリン/軽油・株/投資商品) 経済動向を観察しつつ、1年毎に解除するかどうかを検討 ※財源は赤字国債発行で補填・金融相互FTA:日本国民がアメリカ、EU、中国、インドなどに現地通貨で 現地の金融機関に口座を持ち、現地株式等に直接投資できる環境を整える・政策金利の段階的切り下げ(1ヶ月毎に0.1%ずつ。最低0.1%ずつ)・派遣(契約)業者の仲介手数料上限の設定(20%) 下手な財政出動よりは、車や家といった需要に少しでも弾みをつけさせる方がよほど効果があるかと思います。(地方の道路や箱物とかでないというのがポイントです) ぐっちーさんが消える予定の記事で、トヨタの株価が下がりすぎて配当利回りが2.8%(予定配当利回り3.22%)にもなってしまっているというのを目にしました。 銀行も、もちっと危機感持ってくれないとな・・・。 世の中まだ平静に構えてますが、「えらいこっちゃ!」な状況になってるのは確かですので、みなさまご用心を!<参考記事>・世界は第2次大戦以後最悪の金融危機に直面=ソロス氏・生活保護、高齢受給者の52%が無年金・厚労省調査・12月首都圏マンション発売戸数は‐20.2%
2008.01.22
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宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読んで、書いてみました。・『金貨鉄道の旅路』以下は、『銀河鉄道の夜』の激しいネタばれを含んでますので、気にされる方は読まないで下さい。まず、この年齢で読んだせいかも知れませんが、カンパネルラがあの鉄道に乗っていたのは、既に死んだからだ、というのが最初からわかりました。(むしろなぜジョパンニが途中まで同乗できていたのかの方がわかりません)タイタニック号の被害者と思える一行が乗り込んでくるあたりで、そういったところは明らかになるのですが、この物語で一番の問いかけは、「本当の幸いとは何か?」でしょう。宮沢賢治は、他者の為に自分を犠牲にすること、というように書いています。カンパネルラも、それから途中で乗ってきた青年と少女と幼い子供の3人連れも、他の人の為に犠牲になって、そして天の国への列車に乗ったのでした。自己犠牲。それそのものは間違いではないでしょう。しかし、目的化されるべきことではない筈です。生きること。それが私達に与えられた最大の目的です。だからこそ、「どこまでもどこまでも一緒だよ」と言っていたジョパンニも、カンパネルラが死んだことを知った後、その後を追おうとはしませんでした。夕食がまだな母親のために牛乳を持って家に帰るのです。天に輝くさそりのお話は美しくも哀しいものです。宮沢賢治の生も、決して恵まれたものとは言い難かったかも知れません。まるでゴッホのように、彼の作品はまるで売れず、愛する者に先立たれながら、病に蝕まれながら、その生は終わったのですから。そんな病床の中でも、彼は出版される見込みの無い原稿の推敲をしていたそうです。産み落とされたこの世界で、その生が果てるまで、精一杯生きること。カンパネルラがいなくなっても、ジョパンニは生きていきます。二度と空を渡る列車に巡り合わなくても、ジョパンニは生きていけます。二人で銀河鉄道に乗った思い出は、ジョパンニの中で消えることは無いでしょう。それは悲しくもありながら同時に、ジョパンニが生きていく為の力にもなるでしょう。いたちに追われて井戸で溺れ死んださそりのように、それまでは生きることが自分達の務めなのですから。いたちに食べられて終わるか、井戸でおぼれて終わるかは、私達の手に届かぬところで決まるのだと信じて、できることを必死にしていく。いずれ待っているものは死で、変わらないのですから。賢治は、農学校の先生をしていた時、生徒たちに問いかけたそうです。『人は何故この世に生まれてきたか?』賢治自身は、こう答えたそうです。『人間は何故生まれてきたか、ということを知らなければいけないために、この世に生まれてきたのです』そして、この問題を本気で考えるか考えないかによって、その人の生きる価値が決定するのだと。本当に大切なことは、何を手に入れるかではなく、探し続けるという行為そのもの。賢治はキリスト教に影響を受けている形跡が随所に見受けられますが、『本当の幸いとは何か?』という問いかけには、おそらく自らの境遇も手伝って、非常なこだわりがあります。翻せば、本当に幸いとは感じられないことがあまりにも多かったからではないでしょうか?『本当の幸いとは何か?』この問いに、現在の私が回答するなら、こうなります。生まれてきたという事実を受け入れられる喜びをかみしめられること。人は誰しも、自分自身で望んで生まれてきたのかわかりません。父親の精子と母親の卵子が受精という現象を起こして産まれてきた人が大半でしょう。そこに親の都合はあっても、子供の都合はありません。生きていく上でつらいことなんて、誰でもいくらでもあげることができるでしょう。けれども、哲学者達がどんな理屈をこねまわそうと、自分たちが『今、生きている』という現実は否定できません。生まれてきて、死ぬまでは生きているという事実。人類誰にしもほぼ当てはまるでしょう。生まれてきて死ぬまで生きるという当たり前のことがどれだけつらいものか、私たちは知っています。途中棄権する人もいます。けれど、そうでない人の方がずっと多いのは何故でしょうか?生を受け入れられるだけの喜びもまた、生きている間には数多くあるから。死が行く手に待っているとしても、それまでは生きていようと思うには十分なほどに。ジョバンニは、カンパネルラのあとを追わずに、母親の牛乳を持って家に帰りました。宮沢賢治は世間に顧みられぬ原稿を書き、推敲し続けました。私は、月曜の朝5時だというのにこんなものを書いてたりしてます。(3時40分くらいに寝付いたというのに、なぜか4時半くらいに目が覚めてしまったので)人によって、時によって、場合によって、何が幸いであるかという答えもころころと変わっていくものだと思います。そんな適当なものだからこそ、私たちは息を詰まらせずに生きていけるのではないでしょうか?私はそんな風に思わずにもいられません。
2008.01.20
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最近読んでるライトノベルの"文学少女"シリーズの5作目。今回は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』が下敷きになってました。このシリーズは若い人向け(?)にベタベタな展開やキャラ設定とかもあったりするのですが、読ませる部分はきちんとあったりして侮れません。例えばこんな一節。『永遠の幸いなんて、この世に存在しないかもしれない。 けれど、やわらかな瞳が、ぼくらに語りかける。 一瞬の幸いや感動は、生きてゆく中で、無数に散らばっている。 それは、朝が来れば消えてしまう星のように、儚いものかもしれない。 だけど、小さな光が、心の中でまたたき続けることもあるのだと。 そして、闇が消え去り、空が晴れ渡り、哀しい真実も浄化され、どこまでも広がる澄み切った美しい世界が、目の前に出現する瞬間があるのだと。』何か特別な出来事とかがあって、人生悟ったような気になっても、そんなのは長続きせず、結局また不安に引きずられる日常に埋没しちゃいますよね。でも、そんな時でも心の中に瞬くかすかな希望の光を持ち続けられるかどうかで、目に映るものすべて、身に起きるすべてをどう受け止めるかが、違ってくるのだと思います。そして、作中には、こんな一節も。「ねぇ、羽鳥。 わたしは、木になりたい。 前にそう言ったとき、羽鳥は大笑いしたけど、でもあれは本当なんだよ。 わたしは、本当に木になりたいって思うんだよ。 そうしたら、羽鳥が空を飛ぶとき、羽鳥に一番近い場所で、羽鳥を見上げていられるから。 羽鳥が地上を見おろしたとき、わたしをみつけてもらえるかもしれないから」「だから、わたしは木になりたい。 羽鳥に見つけてもらえるように、枝をいっぱいに広げて、緑の葉をまぶしく茂らせた大きな木になりたいの。 そして、羽鳥が疲れたとき、わたしの枝にとまって休んでくれたらいい」一種の理想ですよね。お互いが空を羽ばたく翼を持てなくとも、互いを必要として、共に居ることができるというのは。このシリーズ、5作目で、主人公がトラウマと正面から向き合います。1~4作の中で少しずつ人間関係とかが展開されていくので、ここでネタバレはしません。次の6作目は番外編みたいなもので、その次の7作目で、主人公にとって最重要なヒロイン(?)が学校から卒業してしまうので、さてどうやって展開するんだろう?、と今から楽しみです。カムパネルラとジョパンニという名前には聞き覚えがあっても、『銀河鉄道の夜』はきちんと読んだことが無かったので、Amazonで注文しておきました。(6作目と一緒に)このシリーズの読み処は、それぞれの物語で展開された愛憎劇の裏側を"文学少女"であるヒロイン天野遠子が文学作品を元に"想像"で語っていく場面でしょう。"お約束"な箇所は軽くスルーして読み進めていくのが、このシリーズ作品の美味しい頂き方かと思います。・"文学少女"シリーズ(wiki)
2008.01.18
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まずは↓の二つのニュースを見比べてみてください。・パネルで逆襲 町村官房長官、暫定税率維持を強調(産経新聞記事)・町村官房長官 ボード使い「日本のガソリン価格安い」(毎日新聞記事)ヘッドラインを見ただけでは、二つが同じニュースを伝えていることすらわかりにくいですよね。しかも毎日新聞の方は、「日本のガソリン価格安い」と説明された筈の根拠は何も伝えていません。当然、その記者会見で説明された筈の、ある意味最も重要な部分を意図的に省略し、『町村氏は「評判がよければ続ける」とご満悦。年金記録問題などで失言続きだっただけに、変身を図っているようだ。』と自己満足に終始している印象しか伝えていない。【坂口裕彦】、こんなのでも毎日新聞という大手メディアで記事書けるんですね。まぁ、毎日新聞社におかれましては、ご自身の沿革に則ってがんばっててくださいな。『公正な世論の喚起』とやらが何を意味するのか、私にはさっぱりわかりませんがね・・・。
2008.01.18
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恋は盲目といいます。しかしそう都合良く盲目になれるものでもありません。主人公野島は、杉子という少女に恋しました。しかし杉子が愛したのは、野島の親友である大宮。大宮は、友情と自分の気持ちとの板ばさみになり悩みますが、最期には杉子の気持ちに応えます。男女の三角関係のお話と言ってしまえば、それまでかも知れません。けれど恋をしたことのある人にとっては、とても切ない物語。『人生は空かも知れないが、そして色即是空かも知れないが、このよろこびは何処からくる。このよろこびを我等に与えてくれたものに、讃美あれよ』杉子と行き違って会釈程度の挨拶をかわしただけで、こんな日記を残してしまう野島。しかし杉子の兄から、別の男から杉子に宛てられた求婚の恋文を見て、『一種の気違いだね。馬鹿だね。あきれてしまった』と言った野島。自分がいかに滑稽に見えるのか自覚できないわけがありません。だからこそ、自分もそう思われるのを恐れずにはいられません。そんな野島を、大宮は支えます。『ともかく恋は馬鹿にしないがいい。人間に恋という特別のものが与えられている以上、それを馬鹿にする権利は我々にはない。それはどうしても駄目な時は仕方がない。しかし駄目になる処までは進むべきだ。恋があって相手の運命が気になり、相手の運命を自分の運命とむすびつけたくなるのだ。それでこそ家庭と云うものが自然になるのだ』脚本家で世に認められようとする野島。小説家としてすでに世からも認め始められている大宮。周囲からの評価の低い野島を大宮は励まします。『君は前に復讐を受けているのだ。君程よわらなくっていい人間はないと思う』そんな大宮だからこそ、野島は彼を完全に信頼し、杉子への心情も含めて、全てを打ち明けていきます。そして、避暑地の海で、他の恋のライバルや大宮と自分を見比べて悲嘆します。"「己を知れよ」そんなことを一寸思わないわけにはいかなかった。だが彼は自分の精神の優秀をもってそれに打ち勝ちたく思った。しかしそれは今の場合力のなさすぎる云いわけだった。彼は自分の見たくない正体を見たような気がした。そして何気なくふり返って、大宮を見た。そして大宮の筋肉がしまってつり合いのよくとれている身体に気がついた。そしてそのわきに立つ、自分の醜さを思った。杉子はそれを見ている!だが自分程痛切には感じてはいまい。それが彼の唯一の云いわけだった。"大宮は、自分の家より裕福で、スポーツもできて、世間にも認められてて、周囲にも一目置かれて、想い人の家族にも評判が良い。絶望しますよね?野島も、自分が見えてないわけじゃないのです。他人と、自分を比較できないわけじゃないのです。見えているからこそ、恐れるのです。自分は、想い人にふさわしいのだろうかと。自分よりも、親友の方が想い人にふさわしいのではないのだろうかと。一番怖いのは、自分の侮蔑するような相手ではなく、他の誰よりも素晴らしいと尊敬している相手。非が見出せないような相手なら、最悪ですね。(笑個人的な体験ですが、中学生の時、自分が好きになった人が告白した相手は、自分のその時の親友でした。特別に格好良いというタイプでもなかったのですが、とにかく人間的にイイ奴で、もう本当に非の打ち所が無い奴で、そんな友の口からその話を伝えられた時の衝撃は今でも忘れてません。ひがんだりとかねたんだりとかよりは、単純に絶望しました。勝ち目が無いと。恋をした者にとっては、恋の成就が世界の破滅よりも重い問題なわけですが、ある朝、彼は教室で泣いてました。まだ事情を知らなかった私は、無粋にも聞きました。「彼女にでもフラレタの?」と。彼は泣き笑いしながら答えました。「お母さんが死んだんだ」返答に詰まりました。自分が言った言葉を激しく後悔しました。その10年後くらいに恋した相手からは、こんなことを言われた記憶があります。「恋がうまくいってるからといって、他の全てがうまくいくわけじゃないよ」自分がその時好きになった相手は、安定した収入と家庭を持ってる別の人と相思相愛の間だったみたいで、ただその奥さんがかなり精神不安定な状態になってしまってて色々と大変だったみたいです。それから十年余りが過ぎ、今、自分が好きになった相手とどうなるかは分かりません。神様の思し召し次第です。話がだいぶそれてしまいましたが、大宮と野島の最期の手紙の場面は感動的です。(杉子から大宮への手紙は基本的にノロケです)残酷な終わり方でもあるのですが、野島と大宮の間に友情が無ければ、あの終わり方は無かったでしょう。大正時代に書かれた本ですが、恋をされたことのある全ての方に、お勧めです。以下、余談。私がこの『友情』を手に取ったのは、『"文学少女"と繋がれた愚者』(野村美月著)で、その物語の下敷きとして使われ紹介されていたからでした。"文学少女"シリーズの3作目なのですが、一作目が太宰治の『人間失格』、二作目がエミリー・ブロンテの『嵐が丘』をベースにしています。私の親友は『嵐が丘』を読んで「狂ってる」と評しましたが、誰かを愛するというのは一種の狂気を孕むものでもあるという意味で、私は大変気に入ってる作品です。"文学少女"シリーズの作中では、他にも様々な古典作品も紹介していて、ライトノベルに分類されるのでしょうが、今の人々に過去の作品を知らしめるには有効な手段みたいです。日記の本文中にも書いた中学生(3年)の時に好きになった相手が読書感想文の本として選んだのが太宰治の『人間失格』で、こちらも機会があれば手に取ってみようと思ってます。(自分とその人のがクラス代表になって、その時自分が感想文の題材にしたのはトルストイの『戦争と平和』でした。そんな絡みがあって、この2冊の本の題名とか作者とかそれに纏わる思い出はずっと自分の頭の片隅に残ったままです。今でもその相手がどうこうってのは無くなっているのですけどね。(笑))
2008.01.16
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自分の手で自分の首を絞めるように、自ら悪くしている景気。 『自家不況』とでも言うんでしょうか。 『官製不況』という言葉が出回ってたりするんですが、規制の強化を望んだのは紛れも無く国民の側であったりもして。 耐震偽装とかを契機にした規制強化は、住宅着工件数を直撃。景気の冷え込みに拍車をかける要因の最たるものの一つでしょう。 消費者金融規制でサラ金の灰色金利を潰したものの、それがサラ金業者の雇用大幅圧縮とかに留まらず、パチンコやスロットに対する規制強化とあいまって、例えば東西線西葛西駅近辺に8店舗有ったというそれ系のお店のうち半数が潰れてしまったそうです。(駅前の一番人通りが多いような場所にある店舗は閉店してから次のテナントが入らない状態が続いています) 消費者金融やパチンコ/スロット業界に入れ込んでた金融機関や企業や投資商品などへの深刻な被害は、今年中にじわじわと明らかになってくると思われます。 それから風紀法の規制強化とかで、客引きとか営業時間とかをものすごく厳しくしてしまった結果、これもキャバクラとかそっち系のお店を直撃しているらしく、ちょっとはぶりが良かったお兄さんやお姉さん達の少なからぬ部分が職を失ったり収入が半分くらいに落ちてるケースも珍しくないとか。 二重派遣を問題にしてグッドウィルとかを締め上げるより、日雇い派遣にもせめて交通費の支給を義務付ける法案を通してあげた方が、遥かに彼らの生活の助けになるんですがねぇ・・・。 コムスンを潰したのも、まず数を確保しないと商売を展開できないような法制を引いた側の責任は無いのでしょうか? 薬害訴訟の決着が司法ではなく立法で着けられたのを見て、「頼りになるのはお役人ではなく(裁判官でもなく)、政治家だ」とどれほどの人が思ったでしょうか? 結論を言ってしまえば、お役人(役所)も政治家(政府)も国民も、間違いを犯すのです。 景気に関して言えば、金融調節を司る日銀の責任範囲になる筈ですが、『利上げ原理主義』な福井総裁がいなくなったとして、その後の見通しは不透明ですね・・・。 さて、諸外国の株式が時々反発しても、なぜ日本のは下落し続けているのかについては、こちらの記事が一番しっくり来ました。・「リスク限定型」ファンドですって? 日本市場の国際的な位置付けも地盤沈下が止まらないようで。・米IT大手、日本市場の比重低下・アップル5%切る 日銀が「バブル」の象徴として潰しにかかってた不動産価格まで下げ始めたら、もう止められない勢いがついてしまうと思うのですが、いかがか?・不動産価格、「ピーク」75%・ニッセイ基礎研がアンケート これは人から聞いた話で裏づけは取れてないのですが、東京ディズニーランドという、日本でも一番付加価値が付いて人が集まり易い場所の商業施設内のテナントでも、潰れたりとかで入れ替わりが非常に激しいのだとか。(課せられてるノルマそのものも高いでしょうけど) お客は入っても客単価ががた落ちして経営が苦しい飲食店とかは今後も増えていくでしょう。 日銀が利下げしたからといって解決するような問題ではありませんが、例えば生鮮食品や飲食店やコンビニのお弁当などに対する消費税減税や免税を時限的に施行するとか、若干の効果はあると思います。 ガソリンとか軽油とか灯油とかも、税金で底上げされてる部分を時限立法でいいから緩和するとか。 とにかく今は、「いかにして消費に対してかかっている冷水を少しでも温めるか?」に、心血を注ぐべき時だと思います。 そうでないと、昨日成人を迎えた人やこれから成人の日を迎える人達が、ますます家庭(や複数の子供)を作ったりするなんてとんでもない!、と思える状況が続いてしまうことになりますから。<参考記事>・景気ウォッチャー、墜落中(日銀の操縦も?)=身につまされる証言
2008.01.15
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ある時、神様が人類の前に現れて言いました。「お前達の願い事を3つだけかなえてやろう」最も多かった願い事3つを、心の中で願うだけでかなえてくれるのです。『尽きぬ富を』『永遠の命を』『平和を』人々は、それぞれに願い、祈りました。神様は、応えました。人々に分け隔てなく与えられた尽きぬ富は、それが黄金であれ札束であれ宝石であれ、価値が無くなりました。誰でも望んだだけいつでも手に入るのですから。人々は願っても死ねなくなりました。殺せなくなり、死ねなくなり、望めば望んだだけの物が手に入るのですから、犯罪も戦争も無くなりました。富も不死も平和も手に入れた筈なのに、人々は後悔しました。そして切に願うようになりました。神様が再び現れることを。もしくはこの宇宙を終りにしてくれることを。しかしいつまで経っても神様は再び現れず、その宇宙も終わりませんでしたとさ。(おしまい)
2008.01.14
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今日はちょっと多かったのでまとめてコメント。・夕張再建:人口4.9%減少、1万2198人に--市予想上回る /北海道 動けるネズミから逃げ出していくのは当然の理。 残るのは自分で餌を取れないネズミが大半になっていく・・・。・公立小中校、5年後1100校減…少子化・財政難で・米大学へ進学する高校トップ層が増加 優秀な人材にはどんどん海外に出て外貨を稼いでもらうって声があがるかもですが、そのまま海外に定住してしまえばお金は日本に落ちて来ないわけで。上の夕張のニュースと重なる部分があるわけです。・「リスクが取れる人材」は賭け麻雀で育つ、という話 灘高→東大という肩書きは品質保証ではありません。・日本の携帯が世界で一番進んでいると思っていたのは間違い?・ぐらつき始めた携帯電話事業・こんなに違う世界の携帯電話市場 「物造り大国」という称号が大好きな日本人ですが、世界の潮流から外れてしまってる部分も少なくないようで・・・。・給油新法、衆院で再可決し成立 次の衆院選挙が終わるまで数年間、日本では法案が一つも成立しなくなるとかいう人達がマスコミに登場してましたが、憲法にある規定は利用しましょうってことで。・12月の銀行貸出残高、伸び鈍る・都銀は1.7%減 だから景気減速で住宅ローン申込が減ったら地銀はアボン。貸し出し可能地域と企業を海外に求めていくしかないのかも。・グッドウィルに2―4カ月の事業停止命令・厚生労働省 こーいうの財布の中に一万円以下しか無いような人達の"その日暮らし"を直撃しそうなんだけど大丈夫なのかな? 他の処(会社)に登録しに行って仕事もらってとかも一日かかったりするし、働いて給料もらいに行くのに別の一日とか。 パチンコ業界とか風俗とかを襲っている逆風の影響で失業した若い人達が日雇いの仕事さえ見つけにくくなってきてるかもなとか最近ちょっと心配になってます。
2008.01.11
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・<ヤマサ醤油>全78品目の出荷価格を平均11%引き上げ・原油高騰:心も寒い原油高 燃料盗難、相次ぐ 北海道・函館では漁船も先日の日記でも少し触れましたが、物価が上がって、生活用品の支出が増えると、貯蓄を切り崩して生活している特に高齢者を直撃します。 例えば20年分として2千万貯蓄している人が、一年当たり100万円切り崩す事を目安にしていたとしましょう。(他の費用は年金(物価スライド制)で賄うとします) 10%物価が上がり、一年当たりの支出が10%増えると仮定すると、20年ではなく約18年で貯蓄が底をつく計算になります。20%なら16年。(預金の利息は物価に比例してスライドする存在ではありませんので、ここでは利息による収入は無視します) 実際には企業(厚生)年金や、持ち家などの資産、定年退職年齢の引き上げなどが絡み、上記例の様なケースは全体から見て少数派になるでしょうが、仮に年10万世帯という見積もりでも、今後10年から20年というスパンで見ると、現状の生活保護世帯数100万が2倍から3倍の水準に達する計算になります。 上記の見込みが妥当かどうかは専門的な分析が必要となりますが、経済成長を伴わない物価上昇と生活保護世帯数の増加は、社会保障費の増大を伴います。生活扶助基準額は物価上昇を反映する必要がありますが、その財源となる税収は、物価上昇と同程度に上昇するという保証はありません。(消費税を除く) 人口減少と不景気等による税収の伸び悩みに生活保護世帯の急増が重なると、地方自治体にとっての死活問題になります。ただでさえ労働が可能な人口は職のある地域に移動していく傾向が強まるでしょうから、労働不可な高齢者が取り残された自治体は身動きが取れなくなります。 地方債は国家補償が無いとさばけないでしょうし、返済できなくて国家がその自治体を管理するようになっても、事態はさほど変わりません。ツケを払うのが各地方自治体でなく国になるだけです。 国の財布は各地方自治体に比べれば大きいですし、対外資産も多く持っていますが、無尽蔵ではありません。 国内通貨は無限に刷れるかも知れませんが、それは物価高を解決する手段にはなりません。 一言で言うと、外貨の獲得が今まで以上にシビアな命題になります。 それは外貨を稼げる優良企業の国内引き留めが至上課題になることも意味します。 しかし企業側からしてみれば、物価高と市場縮小が続く国内に本社機能を置き続けるのは、相当な理由が必要になります。 現在から出来る、むしろ始めておかなくてはいけない対策としては、英語の第二標準語化です。英語の義務教育だけでは足りません。 国内の企業活動等で英語での表記(併記)が全ての場面で必要になって初めて、日本国民は死ぬ気で英語を習得するでしょう。 しかしそれだけでは不十分です。 個人的な推測ですが、高コスト高サービスな国家を目指すべきだと思います。 安全な水だけでなく、治安や環境維持など、世界で1,2位を争うレベルを目指します。コスト競争では発展途上国がかなうわけがありませんから、その逆を狙った方が楽でしょう。 『世界で一番金持ちを呼べる国』というモットーがわかりやすいでしょうか。 タックスヘブンな小国家にかなわない部分というのはずっと残るでしょう。逆に彼らには持ち得ない物を日本はたくさん持っています。 先ほどのモットーをもうちょっと具体化すると、『世界で一番老後を安心して過ごせる国』を作る事でしょうか。 ポイントになるのは、最終的なサービス提供を日本国内で行う必要は必ずしも無い事です。海外の、比較的治安が良く環境も良い立地の場所に、大量の高齢者を"終身まで"受け入れられる施設と労働力を日本政府が率先して作っていくこと。 海外からの労働者でも日本国内で20-30年働けば、日本国民と同様にその施設への入居が認められる(法)体制を整えていくこと。 老後の不安は、日本人特有のものでなく万国共通でしょう。 最大の不利と見られている点を、最大の有利に転じられるよう、政府と国民とが今から協力しあっていって初めて、20-30年後に結果が出せるようになるのではないでしょうか? 限界集落や再建不能と見なした地方自治体の解体や人口の強制移動(移住)、二重国籍の容認など、クリアしなければいけない課題(前提)は数多くありますが・・・。<参考資料>・生活保護世帯数と保護率の推移
2008.01.10
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ニューハンプシャーでリードが伝えられていたオバマが破れ、ヒラリーが逆転しました。ただ、ヒラリーの泣き落としにかかった女性の同情票で首の皮一枚つながった観があります。政策どうこうでなく、オバマは大統領(候補)として、線が細すぎる気がするんですね。逆にヒラリーは、ドぎつい。それもギトギトに。ほろりとして見せたけど、勝った途端に以前の傲慢さが見え隠れしてしまってるように見受けられて、反ヒラリーな人達は「そら見たことか」と意を固めたかも知れません。流れから行くと、今度の大統領選は民主党の方が有利な筈なんですが、共和党のマケイン候補が、ちょうど二人の間のバランスが取れた人柄な印象を受けます。白人男性だし。ヒラリーの事前準備とか資金量といった要素はそのままに、彼女のアドバイザー達は彼女のキャラクターを"moderate"することに専念した方が良い気がします。それだけで彼女は押しも押されぬ本命候補になるかと。オバマは、もちろんまだ勝ち残るチャンスはあるものの、厚みを増す必要がある。でもそれは勢いだけで身に付くものじゃないし、政策的な部分を煮詰めていくだけではまだ充分でない。そう考えていくと、共和党候補にも充分闘える余地が残っているんだなぁ、と改めて気付かされる次第でございます。
2008.01.09
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手抜きっぽいんですが、そのまんまリンクでご紹介・2008年はどう予測されているか・日本は衰退国、カネも稼げない国・病院と救急隊を調停するもの日本はお先真っ暗的な観測が最近とみに目につくのですが、景気対策といった目くらましのようなものよりも、3番目の記事で触れられているようなサービスを提供する為のコストを明示化していくといった地道なプロセスが何よりも求められている気がします。社会的に産科医や救急医療センターが足りないのであれば、(たらいまわしを発生させない為には)どのくらいの人員(や付随したシステムや法体制)が必要なのか?導入/維持コストはどの程度かかるのか?原油高が今後も継続していくと見込んだ場合、企業が倒産を避ける為に商品価格に反映させざるを得ないとしたら、社会としてどう動くべきなのか?(政府が例え先物を抑えようとしても、その行為もしくはジェスチャー(意思表示)だけでさらに価格が高騰していってしまうリスクが発生します)長期的な解としては、生産不可能な天然資源に原料を頼るのではなく、生産可能な資源に原料を開発しシフトさせていく事になるでしょうが、早くても10年単位の時間がかかるでしょう。短期的な解としては、貯金する、という声があがりそうです。下落する株式市場を見て手控えするのは合理的に見えますし、商品(先物)市場に素人が参加する事はお勧めできません。しかし消費を控えるという行為はそのまま景気の減速につながります。銀行にお金が残っても国内企業の(国内)設備融資意欲(投資額回収見込み)が立ち難くなれば、やはり景気減速に拍車をかけることになります。・Nikkei Netの個人投資家の相場観(アンケート)このアンケートは社会の雰囲気を反映してると思うのですが、やばいのが下のニュース・<家計貯蓄率>06年度、最低に…低下に歯止めかからず一部の資産家を除いて、高齢化に伴って貯蓄を取り崩して生活費に充てている人々が増えているのが主因だとは思われます。ただし物価の高騰などで、予定していたより早く貯蓄が底をつく人々が出易くなる事が懸念されます。(金融機関は貸出先を探すのに四苦八苦してるし、企業は銀行借入以外の資金調達手段が増えてるので、経済活動への影響はまだ先になるかと。)「貯蓄から投資へ」、ってもてはやされて株式や投信に流れたお金も、評価損が出てしまっている人達が増えてるのではないでしょうか?物価高と景気後退が同時に起こるスタグフレーション下で日銀は政策金利を上げにくいでしょうが、海外からのお金が入って来にくくなって、同時に国内のお金も減っていけば、金利は上がっていかざるを得ないでしょうね・・・。じゃあどうしたらいいのか?、てのは考えてみてます・・・。
2008.01.09
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・NY金急伸、終値860ドル・一時史上最高値に迫る・ガイアの夜明け 「新春特別版・資源争奪で地球と日本が危ない」経済と環境の両立ってのは、できると思う。必要性がある=需要があることに対して、ビジネスは成り立つから。問題は、もっと深くて、逃げ場が無いかも知れない所にあって、だからこそ、見逃されたり見て見ぬふりをされたりしてる。先日の日記で、私はこう書きました。『お金を自身で稼げる以上に必要としている人々に、どうしたらお金を回せるのか?金融資産の有効活用と、生産性の向上。それらが実現できないと無理というコンセンサス(暗黙の了解)が生まれていたのも収穫でしょう。』これ実は日本に限った話ではありません。『取り分は限られてるのに、取り分を要求する人の数が増える速度の方が早い』とまぁ終末期待論みたいなのが出て来る論拠になりそうな側面なんですが、原油や金等の天然資源の高等は、そんな予測に支えられているとも言えます。上記の問題に対する答えは単純です。『増加する速度に可能な限り合わせて供給(パイの量(取り分))を増やすしかない』"富"という言葉が一般的に使われてますが、その公平な分配は、未来永劫達成不可能と決め込んでおいた方が健全でしょう。農作物を燃料に回すことの効率性その他に関する論議は脇に置いて、私が最近気になってるのは、こんな二律背反です。「富を殖やすには、富を次ぎ込む(投資する=invest)しかない。」「しかし富を殖やそうとする行為が、回りまわって富を現象させる効果をもたらす」SWF(Sovreighn Wealth Fund)の様な国家による直接的な利殖行為に限らずとも、例えば年金の保障とかを考えた場合、富を殖やす行為そのものは何も責められる所が無い筈です。例えば、日本(ないし国民)がその金融資産で海外の天然資源等を買い占めるような行為に出たとしましょう。年利1%と、おそらく30~50%の利回り(値上がり)が期待できる相場に投資するのと、どちらに心引かれるでしょうか?例えば日本が100兆注ぎ込むと分かってる相場なら、周囲がどう出てくるでしょうか?何通りかは考えられますが、ここで重要になるのは、投資額よりリターンを大きく得る事は当然としても、それによって資源等の値上がりを吸収できるほどに大きく得る事は可能かどうか?、を検証する事です。例えば原油。日本やその他の国が似たような動きをすることによって、極端に50ドルほど値上がったとしましょう。日本は先物で原油を抑えたお陰で"その時は"安く原油を調達したり、もしくは現物を売却して利益を得る事が可能かも知れません。分かり易く、100ドルの時買った物が150ドルで売れたとして、100兆投資して50兆の利益が出たと単純化してみましょう。日本のGDPが550兆程として、10%にも相当します。しかし、美味しい話だけではすまない筈です。原油がありとあらゆる製品に係わってるとして、世界からの輸入品にも輸入コストにも、当然、跳ね返ってくると考える方が自然ですよね?穀物やレアメタル(金やニッケルその他全て)等全般に関して、だいたい同じ事が言えます。値上がりが見込まれる物なら、そのまま持っていた方が得という考えも有りますし、売ってしまったらまた買いなおさなくてはいけなくなるというのも有ります。日本が所有しているドル資産の大半が米国債なのですが、これをユーロに振り替えるべきではないか?、という意見を耳にすることがあります。例えば1ドル=100円で100兆円分=1000億ドル分購入した物があるとしましょう。これを例えば1年で10%ずつ減らしていくと公表しただけでも、米国債の値段はどうなるでしょうか?ドルの値段が下がれば円は反対に上がる。つまり、円建てにした時の資産額は逆に減ってしまう事になります。米国債の値段も下がり、ドルが世界的に値下がりしている時、ドルで保持している資産を別の物に換えようとすることは"理にかなった行為"の筈なのですが、それが更に自分の資産(富)が減る速度を加速する結果につながりかねないのです。お金だけを殖やそうとするからいけない。物の生産(供給)を需要に合わせれば問題は解決する筈だ。そんな意見も聞こえてきそうですが、物を"大量に"生産する為の前提条件(穀物やレアメタル、水、環境etc)に非常に高い値段が付けられ、どんどんその値札が高い方向に書き換えられ続けているのです。そしてその前提条件の多くは、いつか科学の進展等で解決されるかも知れないにしても、現時点では人間が解決できない(自分自身ではそのものを生産できない)ものが多く含まれているのです。(だからこそ値上がりする)じゃあ人の数を増やさなければいいじゃないか?、という例えば中国共産党の試みは、人口ピラミッドの極端な歪み(日本にもありますが)をもたらし、彼らの年金(労働できなくなった世代の扶養)をどうするのか?、という非常に大きな問題を逆にもたらしています。天然資源を、環境にも完全な配慮をして、公平に、分配すれば、値段の冒頭も、貧富の格差等も解消できるのではないか?富の公平な分配は、共産主義が試みて失敗しました。価格の決定一つ取っても、『市場』という装置が唯一絶対の完全無欠な存在では無いにしろ、参加者全員に公平な結果というのは望むべくも無いのです。例えば、中国やインド辺りが、『人口の数によって天然資源の分配を決めるべきだ』と主張したとしましょう。それをどのくらいの国々が受け入れられるか考えて頂いただけで、結末が分かると思います。日本とアメリカ合わせても、人口は4億ちょっと。EU足しても10億には届きません。中国13億+インド11億で24億にもなります。結論としては、『ギャル曽根の終焉』です。へ?と思われるかも知れませんが、環境が大事だとか、CO2の削減とか、原油や穀物価格が大変だとか言ってる脇で、あんな真似を放映し続けることの方が問題ありませんかね?いくら需要と供給が見合ってなくて価格が高騰する物でも、限界があります。出せる限界より値段が上がってしまえば、手が届かなくなるからです。全員の手に届かなくなった値段(物)は、買える値段にまで落ちて来ざるを得ないからです。基本的に、人類は自分達の生存に必要な農産物(食料)を生産するのに必要な農地面積と技術を持っているらしいです。それが牛肉等の"より高く売れる物"(高付加価値商品)に回されている。エタノールで高騰するトウモロコシとかを作った方がより儲かるとか、そういう損得等の計算が自分達の生存と比べてどっちが大事か?いきなり貨幣経済や資本主義や、パソコンや携帯やインターネット等が無い社会には戻れないし、戻ることも無いでしょう。(おそらく)しかし、"受け入れられる不便さ"の許容範囲を広げていくことは、たぶん、可能です。例えば中国の数百もの都市で水が満足に供給されてないとか、インドで電力が満足に供給されているのは極一部の都市部とか、そういった制限は、既にかかっているのです。"受け入れられる不便さ"の範疇には、例えばまぐろが昔のような値段で食べられなくなるとか、ビールやたばこの値段が過去の数倍に跳ね上がるとか、やっぱり受け入れざるを得ないものが現時点でも多数あります。自分の手に届かなければ、それまでのこと。これが医療とか救急サービスとかであれば命に関わりますが、米で言えば自国内で賄えるわけですし、食べられる魚の種類は限られるし、カップラーメン等の値段も跳ね上がってるかも知れませんが、衣食住程度ならどうにかなるくらいなのです。わずか数トンのレアメタルを得る為にその数百倍の土を掘らないといけないという現実は、今後さらに厳しくなるかも知れません。日本は、エアコンや冷蔵庫を諦める代わりに、その消費電力を大幅に減らしました。類似の工夫や発展は、大量生産/消費の原則で世界的に普及するコストは低下していくでしょう。科学技術の発展は、レアメタルや天然資源の代替品等をもいずれは可能にしていくでしょう。それまでは極端な考え(人口を減らす為に大戦争が必要だor人類は農耕生活に戻るべき等)に陥らず、自分達が生み出した現実を受け入れながら、えっちらおっちらとやってくしかないでしょうね。おまけ:SF的なお話・50億の人間全員に機械の体を与えれば、摂取するエネルギーは1/10で済むとします。・排出するCO2も、農業生産等で破壊する環境も現在の1/10で済むと仮定してみます。・1人につき10億円必要だとすると、50億人×10億円=???・億は、0が8個だから、足すと16個。5,000,000,000,000,000,000=5000京(ケイ)かな? ^^;一人当たりコストが1/10でも非現実的。1/100~1/1000になっても全体に行き届かせるのは困難でしょう・・・。
2008.01.03
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。年が明けて、NHKのさだまさしの番組。ゆるゆると面白かったですが、特に印象に残ったのがこの一言。「謝る為だけの謝罪会見なんて、しなければいいのにね」「サッカーボール脇に抱えた小学生呼んで謝らせたって同じじゃない?」激しく同感です。謝らせる為に謝らせるってのは不毛です。偽装建築とかで規制強化して不景気にして自分の首絞めるとか、2007年(とかそれ以前)に行ったことなんですが、2008年はそんな影響の荒波に揉まれる年になるでしょう。金融(グレーゾーン金利廃止)とかもね。中には必要な規制もあるかも知れませんが、その影響は口に甘いとは限らないわけで。困るのは悪徳業者だけと思うかも知れませんが、消費者金融のローンとかも証券化されて拡散してて、さぁて、どうなりますかね。朝生を見てるんですが、まぁてんやわんやで他人の話を聞けよお前らな状況が頻発するのはお約束としても、いくつか国会審議では生じ得ない良い議論も出てます。年金記録全て洗うのに、どのくらい人手や時間や金がかかるのか見積もりを出せと言ってるのに政府は出さない/出そうとしないまま社会保険庁を解体しようとしてるとか。社会保険庁の解体そのものは、問題の解決とは全く関係が無いんですけどね。むしろ問題の本質を永遠の藪の中に隠す方につながるわけで。で、今午前4時30分頃から触れられている防衛省を巡る疑惑の数々。非常に落ち着いた事実に基づいているだろう"話し合い"が展開されていて癒されます。こういう場面が時折見れるのでこの番組は続いていると思います。その疑惑に絡むのは、山田洋行とか日本ミライズとかとは比べ物にならない金額と期間と組織。三菱とかNECとか日立とか丸紅とか、近年の企業経営者は倫理が低下してるなんてどこの口が言うんだ的な面々が顔を揃えているわけで。たかが1000億とか、守屋元事務次官だけのお話では済む筈が無いお話です。もちろん久間の首だけでもね。日米関係を揺るがす云々という部分は、北京五輪後の中国(や米国(ドル))がどうなるかという推測も、おぼろげながらかかわってくるのでしょう。次にサブプライム。不動産価格が上昇しなくなるとローンの支払いが出来なくなるような層への融資。証券化という手口で拡散した経緯もきちんと説明。そこから逃避した資金が原油市場だけではなく、穀物市場などにも入り込んで、今後も上昇が見込まれること。所得は増えていないのに、今まで月5万の食費が7万5千かかるようになったら、当然その他へ回せる消費額は減ること。自分は投資してないから関係無いとかいう次元のお話じゃない、ってことです。日本の社会が時速10km進んでいるとしても、他の国々は50kmとかで進んでるというのも象徴的かつ現実のお話です。(日本の一部大企業(特に極一部の製造業)"だけ"が時速60kmで進んでるという話も的を得ていたでしょう)『限界集落にお金をいくら突っ込んでもどうにもならない』というような人の配置転換にまで政治家が言及したのは収穫でしょう。お金を自身で稼げる以上に必要としている人々に、どうしたらお金を回せるのか?金融資産の有効活用と、生産性の向上。それらが実現できないと無理というコンセンサス(暗黙の了解)が生まれていたのも収穫でしょう。番組終了時のアンケートについて。2008年が今年より悪くなるという人が70%を超えていたのですが、その理由が原因を象徴してました。政治家がダメだから、というのがトップに来てました。(と思う)ここで田原がいいこと言った。「政治家がダメなんじゃない。国民の一人一人ががんばらなきゃダメなんだ」官僚もさんざん批判を浴びてましたが、考えてもみて下さい。政治家も官僚も、国民の間から出て来てるんです。政治家や官僚をコントロールするのが、彼らを輩出(選出)する側の国民の役割なのです。シビリアン・コントロールというのは、何も軍事に限った筈ではなく、民主主義政治における"最低限"で"最重要"な仕事なのです。要は国民の側が彼らを管理できないから、彼らに好き放題されている、という図式を描くこともできるわけです。今回で最も象徴的だったのが、共産党の代表が、「だからどんな規制をすべきかが大切なんだ」と言っていたのを、猪瀬直樹が、「官僚に頼っている内は無理」とばっさり切り捨てていた場面でしょうか。国を管理するのは、国民の私達一人一人の仕事。経済だって、実はそうなのです。株式市場の(現在)価値を支えている外国人投資家がこれ以上に去るかどうかも、世界情勢と々くらいに、私達自身がどう生きていくのか、という姿勢と日々の行動にかかっているわけです。まぁ、そんなわけで今年もよろしくお願いします。
2008.01.01
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