Performers Radio Station

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2013年10月10日
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最近、オリジナルのキャラが出てこない当ブログ。
なにしろ、一般庶民には明るい未来が描けない状況が続いてますから。

今回は、こういう記事を取り上げてみました。
引用するにはボリュームが大きすぎるので、Infoseekニュースの「ブログ書く」ボタンの機能を使ってのリンク作成です。

消費増税、法人減税が格差を広げる?景気への効果薄く、大企業優遇といわれるワケ- Business Journal(2013年10月10日18時00分) Infoseekニュース

昨今の一般的なメディアの基本方針は、為政者の意向に沿って
「まず経済を牽引する層を元気にし、賃金が増えるようにしなければならない」
にあると感じます。
この考え方は、ある意味、メディアで働く人々も

なので、受け入れられやすいのでしょう(週刊誌どころか、経済誌にも、メディア企業従事者の高所得というのが報じられてますので)。

一方、今回紹介する記事は、
「経済を牽引する層を元気にしても、そう簡単には、経済を牽引する層は賃金を増やさない」
という現状を紹介しています。
この記事、
・為政者側の思考に染まっている方
・為政者に認められたいと頑張っている方
からは、
「これからの賃金が上昇しないという根拠を示す、統計データがないじゃないか!」
という罵声、恫喝が出てきても仕方ない文章だけの内容ですが、統計データというのも、
「為政者にとって都合のよい数値しか引用しない」

「ウソの結果が導き出される」
事になります。
現に、20年ほど前の政権交代直前。
「為政者の経済政策が効果を出し始めた」
という内容の報告が、選挙直前に政府機関から出てきましたが、政権交代が行われた後、

と訂正する事態もありましたので。
また、今まで賃金抑制をしていたのに、為政者の意向に沿った賃金上昇が実現すれば、それこそ
「為政者を政権復帰させるための翼賛的行為」
という強引な解釈も可能となります。
しかし、今までの統計データで賃金抑制が明らかな結果しか出ないというのに、
「統計データに基づいた未来予測では、為政者の政策を実行したら、確実に賃金上昇が期待できます」
では、それこそ
「○○を作ったら、確実に人々の生活は便利になります」
の公共事業と同じです。
公共事業なんて、
「特定の地域に直接資金投下する性質上、国民すべてにプラスになると考えるのは愚か過ぎ」
ですから。
そうやって考えたら、公共事業というのも、
「地域という単位で区切った、特定階層への優遇政策」
ですよね。私も、出身地で痛感しました。
「ウチらの集落って、税金払っているだけじゃん」
って。

ただ、こういう記事って、特に
「為政者に好かれたくて頑張っている人々」
は、
「目を通した瞬間に、条件反射的に嫌う内容」
でしょうね。
「オレたちのために為政者は頑張ってるんだ!文句言うな!」
っていうノリで。

かつて、どこかの会社で不要になった観光バスやマイクロバスにスピーカーを付けて、(スピーカーがあるにもかかわらず)マイクに向かって大声で
「誰かのために声を上げていた人々」
も、
「誰かに必要とされていたから生活できていた」
訳で。
という事は、為政者に好かれたくて頑張っている人々も、かつて、そういうクルマに乗り、マイクを握っていた人々と同じように、誰かに存在を認められ、メシを食いたいのでしょうか...。

為政者にしか目がいかず、生活に困る他人を見ないという事は、
「他人を無視している、もしくは他人を見下している」
という表現が当てはまるように思いますが...。

以上、私のブログの分類上名付けた、カテゴリー名
「馬耳東風」
に相応しい内容でお送りいたしました。

今回取り上げた記事が最初に掲載されたのは、この本を出版している会社の週刊誌でした。よく考えたら、懐の都合で、この本に取り上げられている商品を買わざるを得ない一般市民も多い訳で...






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最終更新日  2013年10月10日 20時11分15秒
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