October 7, 2025
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カテゴリ: 気になるTV番組
2025年NHK大河ドラマ
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 のあらすじ及び感想日記です。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

寛政2年(1790)蔦屋重三郎(横浜流星さん)は山東京伝(本名
北尾政演;古川雄大さん)が別の本屋から内緒で本をだしていて、
しかもそれが倹約令で自分たちを締め付ける老中首座の松平定信
(井上祐貴さん)が喜びそうなものであることに腹をたて、京伝
とは喧嘩別れの状態になりました。


歌麿(染谷将太さん)の弟子の菊麿(久保田武人さん)からきよ

きよを見舞いました。
医者によるときよはそう毒(梅毒)に侵されていて治る見込みも
ないとのことでした。

きよが目を覚ましたとき、歌麿は重三郎と話をしていたのですが、
その光景を見たきよは激しく心を乱してしまい、歌麿はやむなく
重三郎に帰ってもらいました。
歌麿は今は愛する妻のきよの看病がなにより大事なので重三郎は
仕事を頼むことができず、他の絵師を当たっていました。


そのころ市中では倹約令による不景気から町の治安が乱れ、悪玉
提灯を手に暴れ回るならず者が各地に続出し、これは松平定信の
政が原因と人々にささやかれていました。

者たちがあぶり出されたと全く驚いてませんでした。

ただ対策の必要はあるので、定信はならず者を取り締まっていた
長谷川平蔵宣以(中村隼人さん)に人足寄場を作って彼らを更生
させるよう命じました。
平蔵は自分には無理だと固辞しましたが、定信から町奉行にして



さて京伝と喧嘩別れになっている重三郎は今後の仕事のためにも
鶴屋喜右衛門(風間俊介さん)の仲介で京伝と再会しました。
重三郎と喜右衛門は京伝に自分たちの仕事を最優先でやることを
条件に、作料に加え年30両を支払うと伝えました。

しかし京伝は、自分は好きな仕事を楽しくやりたいだけで、世に
抗うとか難しい仕事は嫌で、浮雲みたいに気ままに生きていたい
と、笑いながら言うだけでした。

甘えが許されない吉原の女たちを見てきた重三郎は京伝のそんな
態度に腹が立って「気ままに生きていけるのは周りが許してくれ
てたからだろう!」と怒りを露わにしました。
そして「今こそてめえが踏ん張る番じゃないのか?」と京伝に
強く迫っていたら喜右衛門が二人の口論を止めました。


喜右衛門は奉行所から呼び出しを受け、戯作や浮世絵などを出す
ときの規制を言い渡されました。
それは松平定信が、黄表紙や浮世絵は贅沢品であり世によからぬ
考えを刷り込み風紀を乱す元凶と考えたからで、今後一切新しい
本を仕立ててはならぬ、とありました。

喜右衛門と重三郎は対策のために、すぐに江戸の地本に関わる人
たちを一同に集めました。
そのお達しの文面から重三郎が出した黄表紙が取締りのきっかけ
となったことは明らかで、重三郎は土下座して幾度も謝りました。
しかし地本問屋たちの怒りは収まらず、怒号が飛び交いました。


喜右衛門は皆を静め、重三郎に何か手立てがあるのか問いました。
重三郎はお達しの中にある「新規の仕立てをどうしても作りたい
場合は奉行所の指図を受ける」という部分を逆手にとって、江戸
中の地本問屋が山のように新作の草稿を抱えて、次々と奉行所に
指図を受けに行くのはどうかと言いました。

仕事が増えた奉行たちが音を上げて、そのうち指図なしでよいと
なるのでは?という考えでした。
とはいえ草稿はすぐに作れるものではなく、地本問屋たちはまた
声を荒げて批判するばかりなので、その様子を見かねた勝川春章
(前野朋哉さん)が戯作や絵師の仲間たちに重三郎の助太刀を
呼びかけました。


春章たちが協力を申し出るとその様子を遠巻きに見ていた京伝も
動き出し、重三郎は嬉しくて目に涙がにじんできました。
そして喜右衛門が地本問屋の皆に呼びかけると彼らもここは一つ
一緒にやるべきだと思い直し、その後はいくつかの組に分かれて
草稿作りが始まりました。

後日、地本問屋たちがそれぞれ山のように草稿を抱えて奉行所を
訪れて指図を仰ぐと、狙い通り役人は悲鳴をあげました。


重三郎は次は長谷川平蔵宣以への根回しを始めました。
吉原に呼んでもてなし、平蔵は初めは警戒していましたが美味い
酒を飲むと「やはり吉原はいい」と気分を直しました。

その時、二文字屋の女将のはま(中島瑠菜さん)と先代のきく
(かたせ梨乃さん)が入ってきて、平蔵に50両差し出しました。
賄は受け取れないと拒否する平蔵。
でも重三郎が、これはかつて花の井のために平蔵が出してくれた
金であり、実はそれで二文字屋が救われたのでこれは返金になる
と説明すると、平蔵は花の井の名で昔を懐かしんでいました。

それから重三郎は、人足寄場のお役目のために何かと持ち出しが
多い平蔵のために利息として50両を差し出し、さらに駿河屋
市右衛門(高橋克実さん)が50両を平蔵に差し出しました。

「倹約が続いてこのままでは吉原も地本問屋もだめになる。人足
寄場でならず者を救うように、身を売るよりほかない吉原の女郎
たちを救って欲しい。」と市右衛門と重三郎は平蔵に懇願しました。


切羽詰まった吉原のために、平蔵は松平定信からある言葉を引き
出すように頼まれていました。
平蔵は定信との話の中で上方のことを引き合いに出して将軍家の
威光を第一とする定信から狙い通りに、地本問屋も株仲間を作り、
その中で改めを行って触れに触らぬ本を出す許しを得ました。

後日、重三郎と喜右衛門は京伝が本を出した上方の大和田と会い、
黄表紙を盛り立てるためにも株仲間に入るよう言いました。
しかし大和屋にそのつもりはなく、上方では黄表紙が人気だから
安く仕入れさせて欲しい、京伝はこのまま鶴屋と蔦屋のお抱えで
いいと決着が着きました。


ただ重三郎が定信のお触れへの対処で奔走していたころ、歌麿の
妻のきよはあの世に旅立っていました。
最愛のきよの死で心の支えを失った歌麿はおかしくなり、きよの
遺骸の傍で何枚も何枚もきよの絵を描き続けていました。
重三郎が歌麿を力づくで押さえ、傷んだきよの遺骸を弟子の菊麿
たちが運び出しました。

「お前は鬼の子なんだ。生き残って命を描くんだ。それが俺たちの
天命なんだ!」
重三郎の言葉を受け入れられない歌麿はわめいて暴れるだけでした。

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Last updated  October 7, 2025 08:06:49 PM


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