Going My Way♪~気まぐれkaaの日記

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2012年04月11日
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いつまでも寒かったけど、このところ急に暖かくなって、桜も一気に開いて春本番になりました。


先日(5日)、明橋大二先生のメルマガが更新されていましたので、少し日にちが経ってしまいましたがご紹介したいと思います。

明橋大二先生のメルマガは こちら で登録すれば見られます。
【明橋大二先生の 親子でホッとする子育て教室】
http://www.happyadvice.jp/melmaga

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『不登校になったって、大丈夫』(明橋大二)

から、続けざまに電話がかかってきました。

「高校卒業できました!」

 小学校で不登校になって以来、ずっと関わってきた子が、今日晴れて、高校
の卒業式を迎えたのです。

 2人とも、小学校のみならず、中学でもほとんど学校へ行くことはできなか
った子です。
 高校になって少しずつ行くようにはなりましたが、調子を崩し、学校に行け
なくなることもしばしばで、一時は中退も覚悟しましたが、それでも頑張って
登校を続け、ついに卒業することができたのです。

 小学校、中学校も卒業したことになっていますが、高校で初めて、自分の力
で卒業を勝ち取った、その喜びは、きっと人一倍だったのだと思います。

てくるものを抑えることができませんでした。

 頭では学校へ行かなくちゃと思う。しかし行こうとすると、頭痛や腹痛、吐
き気に襲われる。無理やり親に車に乗せられて学校へ連れて行かれても、学校
に近づくにつれて、心臓がばくばくして、いつの間にか汗びっしょりになって
いる。親に責められるのもつらいが、何よりも人並みのことができない自分が

 そんな日々がどれだけ続いたことでしょう。

 そんな彼らに、
「そんなに無理して学校へ行かなくてもいい。必ずいつか元気になれるから」
と言い続けた日々でした。

 実際、彼らは、成長するにつれて徐々にたくましくなり、同級生とも関わる
ことができるようになりました。
 彼らだけではありません、今まで関わった不登校の子は、少なく見積もって
も 100人以上にはなると思いますが、その9割以上は、20歳を過ぎた今、学校
に行っていたりバイトをしていたりして、元気になっています。
 少なくとも不登校になる子が、すべて引きこもりになるのでは決してない、
ということです。


 不登校になる背景はさまざまです。
 でも何より大切なことは、子どもに対する肯定的な眼差しです。

「この子が学校に行けなくなったのは、決してわがままや怠けではなく、よく
よくの事情があったんだ」と考えて、子どもの心の回復に必要な休息期間を取
ること、子どもが少し動き出しても、焦らずたゆまず、子どもなりの努力や頑
張りを認めていくこと、そのためには、また親自身が、周囲から責められるこ
となく、支えられることが必要です。
 そのために、私も、「ほっとスマイル」という子どもの居場所で、月1回の
「親の会」を開催して、今年で9年めを迎えます。

『西の魔女が死んだ』(梨木香歩著)という小説の中で、不登校の女の子に、
おばあちゃんは次のように語りかけます。
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はあ
りませんよ。-中略-シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからと
いって、だれがシロクマを責めますか」

 学校が生きやすい場所である子どももいるでしょう。しかし、どうしても学
校という環境が合わない子もいるのです。
 学校にさえ適応できないのに、どうして社会で生きていけるのか、と心配す
る気持ちは分かります。しかし今のような学校制度が始まったのは、日本でも
たかだか 140年そこそこのことです。それまでは、子どもは、学校へ行かなく
ても生きていましたし、今も、世界では学校に行かなくても、ちゃんと大人に
なって、それなりに暮らしている人はたくさんあります。

 学校が不要とはいいませんが、一方で、学校というのは、命を削ってまで、
行かねばならないところでは決してないと思います。

 どうか、子どもを信じて、温かく見守る世の中になってほしいと願います。

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2月4日の北山真次先生講演会内容とアンケート結果(抜粋)をピアネットAliceのトピックに載せています。
こちら もご覧くださいね。
http://greens.st.wakwak.ne.jp/home/diary.cgi?id=901971







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最終更新日  2012年04月17日 17時05分42秒
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