I love Salzburg

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2010.06.10
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まずはじめに、前回の日記を訂正致します。

セルギエフ・ポサードで2010年5月3日に行われた行事とは、
正教における「主の昇天日」に関するものではなく、
第14代総主教・ピーメン1世(在位:1971年6月3日~1990年5月3日)がお亡くなりになって20年目の儀式だったようです。

その追悼の儀式は現(第16代)・総主教をはじめ、ロシア正教の多くの大主教達 列席のもと行われました。

2010-06-13 17:58:32
(納骨堂入口にて)

ピーメン1世の棺は、修道院内にあるウスペンスキー大聖堂の地下納骨堂にあります。


あの日、地下納骨堂の狭い入口を目指して、一斉に信徒の渦が押し寄せました。
私のちょうど目の前にはかなり高齢であろうお婆さんがいらっしゃって、その渦に巻かれたら間違いなく転倒してしまう。


なんなんだ!この狂った人々は!!!

今なら、何故に信徒達が狂人のごとく 納骨堂を目指したのか、なんとなくですが 理解することができそうです。

2010-06-13 18:10:14


* * * * * * *

先ほど、ブログ仲間の「とらのこどもさん」が面白いお話を教えてくださったので、ここに紹介致します。

2009年1月22日付け、JBpress(日本ビジネスプラス)の記事です。


「2008年12月5日にロシア正教会総主教・アレクシー2世が亡くなった。
後継者は今年(2009年)1月27日から29日まで開催される全国教会総会において、秘密投票で選ばれる。
即位式は2月1日に行われる予定だ。

秘密投票は2回行われる。
だが、その結果はもう明らかである。

その確率はほぼ100%と言ってもよい。誰もがそう思っていた。


ロシア正教の規約では、総主教の選挙はできるだけ一般のロシア正教徒に参加してもらうことが望ましいとしている。
今回は時代の流れに沿って、ウェブで投票をやろうということになった。
ロシア教会だけではなく他の教会も、教会を宣伝し、若くて新しい信者を引き集めるためにネットを積極的に使っている。

ロシア正教会は、ロシア総主教の選挙に当たって特別のサイトを設置した。

写真の下のボタンをクリックすると、その候補に1票が入るという仕組みだ。
要するにネット上の人気投票である。

最初は予想通り、キリル大主教がリードしていた。
しかし1月13日に突然、候補者の列のはるか後方に掲載されていた東京の大主教、ダニイル主代郁夫(ぬしろ・いくお)が77%以上を集め、キリル候補の人気をはるかに上回って、トップになってしまったのである。
ダニイルは日本教会を代表する主教だ。

ロシア正教会では大騒ぎになり、サイトの管理者はダニイル大主教の写真の下に「投票数を恣意的に上げるハッカー攻撃があった」と書き付けた。
15日までにダニイル大主教への投票をマニュアルで削除したりしていたが、また大量の投票があり、70%台へと支持率が上がってきた。


そこで16日にはダニイル候補の支持率を削除し、票数だけを残して掲載した。
同時に、キリル候補の支持率は、一気に10倍の58%(1万5269票)へと押し上げられた(修正された)。
しかし、ダニイル候補の獲得票数は2万3799票と、キリル候補を追い越したままだった。


ダニイル大主教の写真は削除されないだろう。その必要はない。
必要なのは、ロシア文化の中核をなすロシア正教の総主教選挙で、どうして日本人候補の人気が突出して高いのかを解明することである。
ただのいたずらなのか、その背景には何かが隠れているのか。

現実的には日本人がロシア正教総主教になるのは夢のような話であり、まずあり得ない。
だが、理論的には可能であり、可能性がまったくのゼロとは言えない。


ロシア正教の決まりによると、総主教になれる候補は、
神学大学を卒業していること、教会の教主(大主教または府主教)であり、教区経営経験があり、40歳以上であること、とされている。
人種の規定はない。
ダニイル大主教はこれらの条件を完璧に満たす候補であり、日本でもロシアでも、信者を含めて教会関係者からの評判は高い。

ただし、1月13日まで、彼のことを知っていたロシア人は多くはなかった。
この事件を解明しようとするロシアのマスコミは、"若い日本アニメのファンがロシアに大勢いることが原因だ" と主張している。
毎日、ネットサーフィンしている彼らが東京のダニイル大主教の写真を見つけ、こぞって票を入れたのだろうという分析だ。」



これにはロシア正教会も大慌てしたでしょうね~。(^m^)
ですが、日本人を総主教に就けることは、ロシア正教会の名誉に掛けても譲れなかったことでしょう。

ローマ教皇を決めるカトリックの「コンクラーヴェ」もそうですが、トップの座を選出するのには、いつも何かしらあるのでしょうね。


*とらのこどもさん、とても興味深いお話をどうもありがとうございました。^^





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Last updated  2010.06.14 18:44:05
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