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第5話「キメるぜ! これが裏技バトル」主人公は……というと、これは久保田博士かな。内容としては、ギャラクシーメガを高校生ではなく、コンピュータによる自動操縦で動かそうとしている上層部との確執といえば大げさだけど、よくあるパターンの話。結局、自動操縦では、敵に勝てなくて、不確定要素のある人間が操縦することによって勝利できることをメガレンジャーたちが証明して、結局、ギャラクシーメガの操縦は彼らに任されることになるという内容。感想……なんかとってものんびりしているストーリー運びだった。これは悪い意味ではなくて、話の行き着くところも予想できる展開なんだけど、ちょっこちょっことしたところがおもしろくて最後まで飽きずに楽しめた。剣道部に対する健太の戦い方が、その後の戦闘の伏線となっている。5人の存在がこののんびりしたストーリーを飽きさせなかったのかな。第6話「やったね! 爆走デジタンク」この回のメインは、メガピンクのみく。自分がメガレンジャーであることを知られたのではないかという相手とデートをすることになった彼女の話。デートの場所も最新のビルで、ちょうどそこをネジレジアが攻撃して、人々を恐怖に落とそうとしている。それを防ごうとするメガブルーとメガブラック。そして倒れかけたビルの中にはみくとデートの相手が取り残される。それをデジタンクで助けに行くメガレッドとメガイエロー。無事助け出されたみくはデートの相手が気絶しているのを見て、メガピンクに変身し、ギャラクシーメガで巨大化したゾウネジレを倒す。そして戦い終わったみくはデート相手が、みくがメガレンジャーだと言うことを知っていたわけではないと知る。彼はみくに改めて交際を申し込むがみくは別に好きな人がいるといって、断る。興味津々のほかの仲間たちみくがその手を取ったのは、千里だった。感想……千里の手を取ったのは、そう言う意味の好きだということではないとわかっているけど、ほかの三人の驚いた顔がおもしろかった。話自体はこれも定番といえば定番のような気がする。でもおもしろく感じられるのは、その前段階のせいかな。午前中、千里が起こしに来るまで保健室で寝ているみく。彼女がメガレンジャーになって休みがないというせりふになんだか実感がこもっていた。確かにそうだろうなと思わせる。彼らは高校生で、大学受験があるし、そのために塾に通っているという。家の手伝いに学校とくれば、本当は戦っている時間なんかないんだろうな。今のところネジレジアの攻撃は放課後とかのようだけど、授業中にも攻撃されたりするのだろうか。その時彼らはどうするんだろう?
2006.04.30
相変わらず、誰がメインというわけではないけど、強いて言えば松坂直人(セイザータウロン)かな?第11話「結集! 9人のセイザー」今回は風のトライブが仲間になったことによって、大地のトライブがなかなか力を合わせられないという問題の解決かな。ようは松坂直人(セイザータウロン)の仲間に対する考え方が大地のトライブが結集できない原因ではあるのだけど。それに対して神谷豪(セイザートラゴス)が直人に向かっていくところがあった。そう言う感情のぶつかり合いなどがあって、話的にはおもしろかった。松坂直人という設定は、好みのキャラクター。強いけど孤独で人を寄せ付けないところなんかがいい。リーダータイプのキャラもいいんだけど、たとえば、ボウケンジャーの暁のようなキャラも好きだけど、やっぱり一番いいのは、仲間から少し離れているタイプかな。影があって、だからガオレンジャーのガオシルバーのような存在はお気に入り。もちろん松坂直人もいい。でもこういうタイプってなかなか画面に出てこないんだよね。仲間でつるんでいないから、メインの回でもないと、出番がない。悲しい……。
2006.04.29
今回はメロドラマでした。第10話「侵略! アケロンの罠」今回は伝通院洸(セイザーレムルズ)と佐伯カリンのメロドラマになっていた。相変わらず洸のせりふが棒読みで、感動よりも笑ってしまいそうになってしまうのだけど、でも、うまい人がやってもきっと笑ってしまうような展開だった。30分の中で、よくもこう簡単に心変わりをするんだろうと言いたくなるような展開の早さに、苦笑が漏れてしまった。でも洸の気持ちもわからなくはない。地球を守るつもりでいたのに、実は心をよせている人が自分を騙していたことを知って、そしてグランセイザーとして地球を守るか、心をよせていた人を倒すかの選択をしなければならなかったところは良かったと思うけど、あまりにも一瞬で、感動のしようがない。そう言う意味で言うのなら、堀口博士を拘束した御園木さんも、グランセイザーを国家の管理におきたくて堀口博士を捕まえたのに、アケロン人であるカリンに負けたからといって、すぐにグランセイザーの存在を認めてしまうのは、あまりにも早い心変わりだった。この作品の荒さは、グランセイザーの特徴のようなものなのかも。
2006.04.29
今回もおもしろかった。第9話「戦慄! カリンの正体」このあたりから、テレビ放送の時に見たことがある。だけど、改めてみても結構おもしろくて、ついつい引き込まれてしまった。今回のストーリーは、カリンの正体が地球人ではないことがはっきりするんだけど、その前段階として、雨宮涼子(セイザーヴェルソー)がカリンのやり方に疑問を覚えて、彼女のもとを離れていく。そしてそれにつられるように秤谷仁(セイザーダイル)が涼子と行動をともにして、結局カリンのもとから離れてしまう。一方、獅堂剣(セイザーリオン)はガルーダが負けたのは自分せいだといって体を鍛えているところに、早乙女蘭(セイザーヴィジュエル)がお弁当を持ってやってくる。また堀口博士は御園木さんと似合いに出かけて行方不明になり、博士を捜すために、天馬(セイザータリアス)と獅堂美加(セイザーミトラス)は神谷豪(セイザートラゴス)を呼び出して、行動をともにする。話としてはこんな感じだけど、書いていると、一覧表が必要になる。この話だけでも8人のグランセイザーが出ている。改めて数えてみてびっくり。そのうえにカリンがいて、堀口博士に御園木さんときて、総勢11人の主要人物がいる。たった30分の中にこれだけの人数がちゃんと動いているのはすごい。どのせりふもちゃんと生きていたし、それぞれの特徴がしっかりと現されていた。こういうのがグランセイザーの特徴かな。なにしろ戦士が最終的には12人になってしまうのだから。でも今回の30分だけでも8人がそろってしまっていたし、それでいて空気のようになってしまった人がいない。やっぱりすごいな。戦隊シリーズでは、5人しかいないのにときどき誰かがメインの回になると、いてもいなくてもいいような人が出てきてしまうけど、グランセイザーのこの回はそんなことはなかった。それにこの回はいったい誰がメインなんだろう? 何となくそう言うのを全く考えていない作り方のような気がする。うまく言えないけど。それにしても戦士たちの名前を覚えるのは大変だ。やっぱり一覧表が必要。
2006.04.28
第8話「降臨! 天空の龍」やっと借りることができたグランセイザーだけど、今度はゆっくりと通してみる時間がとれそうにない。だから感想は、一話ずつになるかも。まずはあらすじといきたいところだけど、書くほどのあらすじがない話だった。というのも、戦闘シーンが多くて、ストーリー的にはあまり書くことがない。とはいっても今回は堀口博士が敵側の謎の科学者、佐伯カリンのことを調べるのが発端となり、話が進んでいく。佐伯カリンがすでに死んでいることが、話を最後まで持たせていると思う。後はほとんど戦闘シーンだったから。でも迫力があった。特に、セイザーミトラスの獅堂美加とセイザーヴェルソーの雨宮涼子の戦いは、変身前と変身後もすごかった。そのあとは超星神同士の戦いにいくし、本当に戦闘シーンばかり。でも不思議なことに飽きなかった。戦闘シーン自体にドラマ性があるというか、ガルーダが破壊されていく様子や、そこに現れたクラウドドラゴンの登場シーンなど、かっこよかったし。ただ戦うのではなく、ちゃんと意味があるような。同じロボット戦をおこなう戦隊とはまたひと味も違ったおもしろさがある。さて、次の回はどうなることか。
2006.04.27
今回は総集編でした。第13話「時を超えためぐり逢い」出だしは、剣二たちが本職のお仕事をちゃんとしているところから始まる。あのシーンを見ると、彼らは本当は刑事なんだと実感。でもそれが本職だと言っていいのか。刑事の仕事の方こそ隠れ蓑かも。で、剣二がドジを踏んで、その結果タイムスリップしてしまう話なんだけど、過去に言った剣二が、まだ剣二を知らずに一人戦っている不動さんに未来の活躍の話をするというのが、今回の話。要するに、総集編と言うこと。でもなかなかおもしろい作り方をしていた。というのも、劇中にオープニングのシーンが出てくるんだけど、本当のオープニングはリュウケンドーがメインだけど、劇中に出てきたのはリュウガンドーが、メインで、リュウケンドーはいない。そしてCM直前のアイキャッチも本当はリュウケンドーなんだけれど今回はリュウガンオーの特別のアイキャッチが出てきた。でもすぐに本当のアイキャッチが流されてからCMだったけど。でもそのタイミングがとってもおもしろかった。話自体は総集編だからあまり語るべきことはないんだけど、その合間の剣二と不動さんのやりとりがまた良かったな。本当に不動さんの体はぼろぼろで胸には古傷がしっかりとあったりして。手を抜いていない。結局、不動さんは、剣二がいつもの時間に戻ると、彼と邂逅した記憶をなくしてしまうのだけど。それにしても彼らが追っていたどぶ鼠小僧、なかなかやる泥棒でした。結局、逃げてしまったし。次回はなんか新しい展開で楽しみ。リュウケンドーはもしかしたら13話単位で一区切りつけるのかな?
2006.04.26
怒濤の展開と言っていいのだろうか?今回は確かにおもしろかったけど、なんかこれでもかこれでもかと口の中に詰め込まれて咀嚼している時間が全くなかった感じ。前回の予想とは全く違っていたけど、これはこれで有りかとは思うけど……。でもやっぱり30分にしては詰め込みすぎというのは否めない。まず人形の謎が一本の話を作っているし、それに関して、ボウケンレッドの謎めいた行動。ダイボウケンの敗北。どれも気になる話なんだけど、特にボウケンレッドが仲間から白い目で見られながらも、一人行動しているところはわたしの好きな展開なんだけど、しっかりと楽しんでいる時間はもらえなかった。人形の謎を解明していくのなら、それをじっくり見せてほしかったし、ボウケンレッドが一人違う行動をとることにより、生まれる不協和音なんかもまるまる一話を使ってやってほしい話だし、ダイボウケンが敗れる話もまた別に一話とってほしい。予告を見たところ、次で結末を迎えるようだから、おそらく前回、今回と会わせて、三話連続の話なのだろうけども。もう少しうまく配分すれば、もっとおもしろくなったような気がする。みんななんかとってつけたような感じだから。特にダイボウケンの敗北とそれに行くまでの一連のあわただしい戦闘はまさに、いかにもレッドを一人残して彼らに連れ去られるためにしていますって言う感じで不自然すぎ。ダイボウケンの敗北は明らかに、レッドを地図の書かれた島にに連れ去るための仕掛けでしかないし……(地図の片方をガジャが持っているからこういうやり方が一番効率がいいんだろうけど)でもこういう作り方はちょっと残念かな。決しておもしろくないって言うわけではないんだけどね。敗北といえば、多くの戦隊がきっと一度は、敵に敗れているんだろうな。今まで見た作品では、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の敗北シーンが好き。負けて絶望している中、それでも立ち上がろうとしている彼らの姿がとってもいいんだよね。敗北シーンって、もう一度立ち上がるために存在していると思う。負けて強くなるために。(戦隊の主題歌か挿入歌にそんな歌詞があったような気がする……?)でもダイボウケンの敗北はとてもそんな感じじゃないな。
2006.04.25
第3話「たったひとつの命」【あらすじ】新しくGUYSのメンバーになったジョージ、マリナ、コノミはそれぞれの時間に自分の夢と決別したときのことを思い出している。複雑な思いの彼ら。そこに本部から調査の要請を受けて、飛び立つ彼ら。そこはある一部分の木がが立ち枯れている山中。調査をしている彼らの前に、怪獣バードンが現れる。基地ではテッペイがバードンは過去ウルトラマンを倒していることを思い出す。そこに、メビウスが現れ、バードンと戦うが、その毒にやられてしまう。バードンは弱るメビウスを尻目にいずこかに飛び去る。だがそれをウルトラマンは追うことができず、変身が解けてしまう。そしてリュウたちの前には毒にやられたミライが。基地に戻って、ミライは治療を受ける。その間、テッペイたちがウルトラマンが不死身ではないことを確認することに。しかしながら一度死んだと思われていたウルトラマンが、その後の戦いで出現しているという話に、病衣姿のミライが彼らの前に現れ、それはまさに奇跡的なことなのだと告げる。そして再び、バードンの接近に、出撃するGUYSのメンバー。だがミライは一緒には行けない。ほかのメンバーはテッペイの作戦で、バードンの毒袋にある静脈を狙って攻撃をかけようとするが、メテオールの時間切れで攻撃は不発に。リュウはガンフェニックスからではなく地上から自分たちで攻撃をすることを選択する。一方、ミライは再びバードンと戦っても勝てるかわからないという不安の中、メビウスとなって、バードンの前に現れる。そして初めは一人で戦っていたメビウスだが、彼らと協力してバードンを倒す。基地に戻ってきた彼らに、ミライは、メビウスはみんなとともに戦っているのだという。……感想……最初のシーンがとっても良かった。彼らはミライとリュウをのぞけば、彼らは自分たちの夢を一時棚上げにする形でGUYSに入ったと言うことが、はっきりとわかるシーンだった。できるなら、自分たちの夢をかなえるために入隊なんかしたくなかったのだろうけど、でも……と思わせるのがいい。何となく気持ちがわかるから。初めはそんなんでせつなくなりそうだったけど、彼らが気持ちを切り替えて戦いに出るのもいいな。そしてなにより、過去のウルトラマンのことが語られるのが一番良かった。なんか、ウルトラマンの解説というか考察というか、その当時は疑問にも思わなかったけど、今考えればあれはどういう意味だったんだろうという問題をさりげなく答えているのがいい。カラータイマーの意味とか、ウルトラマンの死についてとか。それが不自然に感じられないのは、テッペイの存在だろうね。そう言えば、彼は静脈をうつようにというのも、彼が外科医を目指していたから、静脈、静脈とこだわるんだよね。さりげなくテッペイの設定を披露している感じ。またメビウスの名前を初めから知っていたのではないと言うこともいいと思う。名前の付け方も自然だったし。レオとかタロウとか、ウルトラマンたちにとっては自分の名前ではあるけど、地球人たちにしてみれば、みんな一緒にウルトラマンで、区別のための一種のコードネームという感覚だったのね。それに今回のメビウスは今までのウルトラマンたちとは違って、成長途上というのが、はっきりわかる。なかなかおもしろい。
2006.04.24
第4話「砕くぞ! シボレナの罠」今回はブラックがメイン回と言っていいのかな? 疑問符がつくのは、ブラックが話の中心のようではあるけど、今までわたしが見てきた戦隊は誰かがメインになると、ほかの人たちがかすんでしまうことが多々あって。でもこの回はブラックが中心のようなんだけど、全員が存在している。あらすじとしては、耕一郎がメガレンジャーとしての自覚を、ほかの仲間に押しつけようとして日課を発表するんだけど、みんなは彼が一生懸命説明している間にこっそりと逃げてしまう。みんなに逃げられた耕一郎は、自分の計画に対して検討を加えながら理科室の前を通りかかり、そこに先生が異様な雰囲気でいるのを見る。実はその先生は、パソコンを通じてネジレジアのシボレナに操られていて、耕一郎は怪我を負わされてしまう。仲間に助けられた耕一郎。部室で手当をされた耕一郎はまだ目を覚まさない。その間にほかの四人が、シボレナの行方を追って、耕一郎の敵を内に向かう。その後で目を覚ました耕一郎は、それが罠であることに気づき、跡を追う。だがすでに健太たちは敵の罠に落ちてしまっていた。耕一郎はメガブラックに変身して、カメレオンネジレと一人で戦う。相打ちになりながらもカメレオンネジレに怪我を負わせたブラック。そのおかげでほかの四人たちは無事シボレナの罠から抜け出すことができ、ブラックとともに戦う。そして戦いに勝利したメガレンジャー。しかしそのあと耕一郎は、メガレンジャーとして訓練をすると言い出す。最初はつきあうほかの四人だが、耕一郎が必死にやっているのを見て再び逃げ出す。感想……つかれていて、あまりよく覚えていない。あらすじもだいたいこんなものだろう程度。でもその中でもはっきり覚えているのは、耕一郎が自分のスーツの特徴である通信衛星を使って、ほかの仲間の居所を捜し出すところ。今回は前の方で彼のメイン回かな?と思ったけど、こうしてみればブラックの性格をはっきりさせるうえで大切なブラックのメイン回と考えてもいいみたい。なかなかいい設定で、これからが楽しみ。
2006.04.23
第3話「マジかよ! でっかいネジレ獣」メガブルーとメガレッドがメインの回。パソコンが苦手なメガレッド=伊達健太が、テストの予想問題につられて、ほかの四人のいるデジタル研究会に入部する(?)まあ、はっきりと入部するとはいっていないようなんだけど、雰囲気としてはそんな感じかな。そしてメガブルー=並木 瞬は、メガレンジャーのブレスメガブラック=遠藤耕一郎に渡して、部室を出てしまう。その冷ややかな態度に健太は瞬を追う。追いついた健太に瞬は、自分には無駄な時間はないんだと言う。それに対して、健太は戦うのが無駄なのかと怒る。そこに仲裁に入る三人。瞬は健太を置いて、どこかに行ってしまう。耕一郎たちは健太に、瞬が無駄だといったのは健太が考えているような意味ではないと説明し、健太を瞬のいるところに連れて行く。瞬はコンピュータグラフィックスのコンクールに参加するための作品を作っているのだと知らされる健太。健太はそのことに感動する。そこにネジレジアから敵がやってきて、健太は瞬の夢を守るために一人で戦う。その様子を見ていた瞬は、自分の夢よりも仲間とともに戦うことを選ぶ。5人で戦うメガレンジャーたちに敗れるネジレ獣だが、ビビデビによって巨大化する。メガレンジャーたちはギャラクシーメガで巨大化したネジレ獣を倒す。感想……メガレッドがメガレンジャーの中心の位置にあたるのだけど、なんか出来上がっているチームの中にとけ込んでいくという感じかな。すでに瞬や耕一郎・みく・千里はすでに仲間としてちゃんと連帯ができているけど、健太はその中に入っていく異分子という感じを受けた。ここまで書いて、このパターンはボウケンジャーや、デカレンジャーと同じパターンなことに気がついた。だとしたら、戦隊シリーズの定型の一つと言うことか。これも後でいろいろと考えてみるいいきっかけになるかも。で、今回の戦いは地球上なんだけど、巨大化したネジレ獣と戦うのにメガレンジャーは宇宙にいかなければならないのかい。大変だな。そして最後もなかなかおもしろい落ちで、せっかくテストの予想問題がわかったのに、学年最下位となった伊達健太。答えを教えてくれなかったというせりふが何とも……(笑)
2006.04.23
スーパー戦隊シリーズは今年の「轟轟戦隊ボウケンジャー」で第30作。1997年から1998年にかけて放映された電磁戦隊メガレンジャーは第21作目で、9年前の作品ということになる。見比べてみると、特撮の部分というか、エフェクトの部分というかずいぶん進化したものだと思う。一体いつの頃からなのだろう。特殊効果の嘘くささが気にならなくなったのは。それだけ最近のそういう特殊効果が、リアルになってきているんだろうけど。技術も進歩しているし。メガレンジャーでのパソコンはまだブラウン管式のモニターだったし、そう言うところに時代を感じてしまった。でもまだ十年もたっていないんだよね。現実世界もすごい早さで進歩しているということか。さて、電磁戦隊メガレンジャーの内容はというと、第1話「ゆるすな! ねじれた侵略者」主人公の一人である伊達健太がゲームセンターで勝負していたゲームは、実はメガレンジャー候補のための訓練シミュレーターで、それを使いこなした彼は、メガレンジャー候補として久保田博士の下に連れてこられる。またクラスメートであるほかの四人も別の理由から久保田博士の元を訪れていた。そしてそこにネジレジアからの侵略が始まり、彼ら5人はメガレンジャーに変身して、ネジレジアと戦う。第2話「見てくれ! 俺たちのギャラクシーメガ」メガレンジャーに変身した健太たち。だが地球にあった秘密基地は破壊され、久保田博士とともにシャトルで宇宙の基地に行く。地球ではネジレジアが侵略を始めており、健太たちは再びネジレジアと戦うためにメガレンジャーに変身する。そして地球での戦いに敗れかけたネジレジアのエイネジレは宇宙にある自分たちの基地に逃げ込む。健太たちは宇宙での戦いで自分たちのロボットギャラクシーメガに合体して、敵の基地を破壊する。すべて終わったと思ったのも束の間、彼らは滅びていないことがわかり、メガレンジャーたちは戦いが始まったばかりだということを知る。相変わらずうまくまとめることができなかったけど、内容としてはこんなところかな。近いうちにDVDが出るはず。でもすぐにはレンタルできない。で、今見ているのはレンタルビデオ。感想はというと、第1話は、なかなかおもしろい展開だった。話の内容というよりは、時代が見える背景に心引かれたかな。ジェットマンよりも新しいけど、ジェットマンと同じ時代を感じてしまう。今が変わりすぎているせいなのかな。それともただの気のせいか。むしろ話的に変わっていると思ったのは、第2話。いままで変身した戦隊ヒーローたちは、変身した後、特別な移動手段を持っていなかったような気がする。でもメガレンジャーはサイバースライダーというものを移動手段にしている。いつも使える感じではないようだけど。また宇宙での戦闘は戦隊では珍しいのではないかな。救急戦隊ゴーゴーファイブが、話の半ばごろに宇宙にいっていたりしたけど。デカレンジャーも宇宙にいっていたっけ。でも宇宙で戦艦の砲撃戦をするとは思わなかった。おもしろかったけど。
2006.04.22
今回の話の主人公は、もしかしたらあけぼの町民?第12話「禁断の発動! サンダーリュウケンドー!」今回の話は前回の続きで、雰囲気としては第11話とセットになっている。前回未調整のサンダーキーを使おうとして、変身できなくなってしまった剣二が再び復活するまで、なんだけど、なんか本当の主人公はのんきなあけぼの町民っていう感じかな。もちろん変身できずに悶々とする剣二の話もちゃんとしているんだけど。それにしてもあけぼの町民は何故に、ジェット戦闘機を持っているんだろう? 一体どこにしまっていたの? と疑問が浮かぶけど、まあ、そはそれで、これがリュウケンドーらしい作り方なんだろうね。だけど戦闘機になっているあけぼの町の人たち、以前にも怪獣と戦ったことがあるといっていたけど、その怪獣ってなんだろうって、気になる。まさかゴジラとかではあるまい(制作会社が違うから当然か)本当に謎めいた人たちだ。それにしても左官のおじさんも、しっかりとあのままのキャラが壊れずにちゃんと戦闘機を飛ばしてくるのはすごいな。あの一話だけのゲストかと思っていたんだけど、町民はレギュラー扱いなんだろうか……。それに、ジャークムーンに乗り込んでいる遣い魔たちが、あけぼの町民の戦闘機からの攻撃に対抗するのに、手で武器を投げるなんていうのは何とも……味があるというか、おもろしかった。次回も楽しみ。次は剣二がタイムスリップする話のよう。今回の話で不動さんが、剣二が来る前、俺は一人で戦っていたというせりふがあるけど、たぶんそれに絡んでの話なんでしょう。なんだかさりげなく次回の伏線を入れているのだろうか……。そうやって少しずつ絡み合って話を紡いでいくのかな?
2006.04.21
一度映画館で見ているのだけど、改めてDVDを借りてみると、やっぱりおもしろかった。ただおもしろいだけではなく、再び感動してしまった。初めは的場一佐の方が主人公かと思ってしまったけど、(二度目なのについ……)鹿島さんが主人公だと改めて確認。だいたいの内容は把握していたけど、やはりけっこう忘れているものです。遠い昔、千葉真一主演でも「戦国自衛隊」をやっていたけど、あれはどうにも暗かった記憶がある。子供の頃にテレビで放映されたのをうっすらと覚えている程度だけど、救いようがなかった。確かみんな死んでしまったのではなかったかな?でも今回は的場隊の面々は死んでしまったけど、鹿島隊の方は多くの犠牲を出しながらも生きて戻れることができたのが救いだった。ただとっても哀しいのは家族思いの三國陸曹長が最後に死んでしまったこと。その死に方がとってもせつなかった。再び攻撃をかけるという時点で、ある意味、死は覚悟していたのだと思うけど。それと、今回印象に残っているのは、彼ら自衛隊側の話だけではなく、濃姫や飯沼七兵衛のストーリーやまた藤助と三國陸曹長との関わりなど戦闘シーンばかりでなくドラマとして楽しめた。またどうやってパラドックスを解決するのかと思っていたら、こういう方法を使うとは、なかなかおもしろいアイディアだと思う。「歴史は自らの傷を修復する」という言葉を聞いて、思わずディーン・R・クーンツの「ライトニング」という小説のことを思い出した。その中でも同じようなことをいっていたので。今回のDVDには特典がついていなかったので(レンタルだから仕方ないけど)、ちょっと買ってもいいかなという気分。少々高いのだけど。
2006.04.20
今回は真墨がメインの回。彼の過去の一端がわかるという話。それにしても真墨はろくに学校に行っていない様子。なんか子供の時からトレジャーハンターたちの下働きをしているという設定は、まるで外国にあるような設定だ。まず日本では考えられない。それで思い出したけど、どこかで見たようなという感覚があったのは、ひかわきょうこのコミックス「荒野の天使ども」の同じような場面があったから。主人公の一人ダグラスの少年時代に同じようなことが書かれていた。ダグラスは馬泥棒たちの下働きをさせられていて、馬を盗まれた人たちの報復にただ一人生き残ったところなどはよく似ている。また今回は伏線をいっぱい張ったかなという感じ。真墨の今後にも目が離せなくなってきたし、ふたつあったはずのプレシャスの人形は一つ奪われてしまったし。少なくともこの件では、来週なんらかの動きがあるようだし、サージェス自体にも何かある? というような予告で来週が楽しみ。真墨はブラックで、闇のヤイバは真墨に闇があるといっている。ブラックってやっぱり闇と関連づけられてしまうのかな。アバレンジャーの時もブラックは途中で闇に堕ちてしまったし……。でもわたしの知っているブラックって、後はガオレンジャーだけなんだよね。ガオブラックは闇には堕ちなかったな。でも黄泉の国には落ちたか……。来週はしっかり早起きして、リアルで見なくちゃ。今回は完全に寝坊してしまった。録画しているという安心感で寝てしまったのだろうか。
2006.04.19
4/17に「名探偵コナン―探偵たちの鎮魂歌―」を見てきた。交通機関の関係上、いつも利用している映画館ではなかったけど、作品はとてもおもしろかった。二時間近く、飽きることなく見ることができた。コナンの映画を劇場で見るのはこれが初めて。やはり大きなスクリーンで見ると違う。話もスケールアップしているし、なにしろ主要な人物がほとんど出てきている。それがまたうまくかみ合っていた。いくつものストーリーがあって、それぞれがおもしろかった。印象に残っているのは、毛利小五郎が別れた妻である妃弁護士のところに電話をかけるところ。コナンがいなければ名探偵ではなく迷探偵なんだけど……。いつもは自信過剰とも言える彼が、今回のプレッシャーでつい泣き言を妃弁護士に言ってしまうところなんかは、彼が唯一心を打ち明けられることができるのは彼女だということわかるいいシーンだと思う。二人は確か別居状態だけど、離婚はしていないんだよね。なんだかわかるような気がする。妃弁護士もふだんは毛嫌いしているけど、どこか心を許している感じがあって、毛利小五郎は彼女の励ましもあって、再び立ち上がるんだけど。でもやはり、コナンがいないと名探偵ならぬ迷探偵で結局コナンに助けられてしまうけど。今回は服部平次も出ていて、彼らが自分たちの大切な人のために戦っている姿が良かったな。しかも彼女たちは何も知らない。そして彼らも彼女たちの前ではいつもの調子で、でも仲間内になると、それこそ必死の思いで謎解きをする。そんな姿は格好いい。最後の最後もはらはらさせてくれるし。久し振りに見たアニメだけど、本当、見て良かった。ただ劇場は、ほかの映画の予告などの音量が大きすぎて、耳を塞ぎたくなってしまったけど。もう少し加減してくれてもいいと思うんだけどね。
2006.04.18
(ネタバレ有り)CMがとっても邪魔くさい。第2話「俺達の翼」今回は、前回の攻撃で生き残ったアイハラ隊員とミライが仲間集めをすることから始まる。前回知り合った人たちを訪ねての入隊の誘いだけど、それぞれの理由から入隊することを拒否。それでもあきらめないミライ。だがアイハラは地球はウルトラマンに守ってもらえばいいという連中の手は借りないといって、自分だけで、新しい戦闘機ガンフェッニックスにペイントをする。そこにミライの説得を受けてやってきたイカルガ ジョージ、クゼ テッペイ、カザマ マリナ、アマガイ コノミたちがアイハラの心意気に賛同して、ガンフェニックスのペイントを手伝う。そうしているうちにしだいに心がつながっていく。ガンフェニックスに炎のペイントが施された直後、怪獣グドンが出現。出撃するアイハラ。イカルガたちは自分たちはペイントを手伝っただけだといって、尻込みをするものの、結局戦闘に参加。戦いの中で、彼らは自らの意志でGUYSの隊員になることに。必死で戦う彼らだが、危うくやられそうになるところをメビウスに助けられる。そしてメビウスとグドンとの戦い。しかしグドンは強敵で、苦戦するメビウス。そしてそれを今度はGUYSの隊員たち。メビウスにとどめを刺された怪獣グドンは爆発する。これがあらすじ(うまくまとまっていないけど)で感想は……まずCMがうるさい。せっかくいい感じになってきたと思ったらCM。入る回数が多すぎ。本編中に二度も入っている。戦隊シリーズとか仮面ライダーとかでは本編中は一回しか入らないし、一時間ドラマだって、だいたい15分単位のはずなのに、メビウスは二回も入っているから、約10分ごとに入れている計算なんだろうな。でも本編が細切れで、せっかくの入り込めたと思ったらCMで中断だから、こういうのはあまり好きには慣れない。さて話自体はおもしろかった。仲間集めで、これからチームとして作り上げられていくんだろう。どんな形で彼らが仲間になっていくのか展開にすごく期待したくなる。メテオールの技術なんか、良くできている設定だし。GUYSがウルトラマンメビウスに助けられるばかりではなく、彼らがメビウスを助けるシーンもあって、今までの人はちょっと違うかな。でも正直に言うと、今回ウルトラマンメビウスは必要なかったような気がする。もちろん彼が主人公だから絶対に登場しなければならないのだけど。話の作りの関係を見れば、いろいろと制限はあるにしてもメテオールの技術を利用してGUYSのメンバーだけで怪獣を倒すことも可能だったのではないだろうか。それではウルトラマンメビウスにはならないけど。戦隊シリーズも必ずと言っていいほどロボット戦になるものね。いろいろな理屈をつけては敗れた敵を巨大化させて、こちら側もロボットで応戦。話がマンネリ化する原因なんだけど……。
2006.04.17
玉山鉄二で検索してヒットした映画の一本がこれ。恋文をテーマにしたオムニバス映画。「あたしを知らないキミへ」「雪に咲く花」「イカルスの恋人たち」「便せん日和」この四本の映画が一つになっているんだけど、とてもいい構成をしていたと思う。というのも「便せん日和」以外の作品はそれぞれ独立していて、その幕間に「便せん便り」のストーリーが入るという感じ。それもきちんと起承転結があって、そして一番最後にも「便せん日和」のラストで終わりという作り方。これまでオムニバス映画は見たことがなかった。食わず嫌いのようだったようで、短編集というだけでちょっと……と拒否していた部分があったのだけど、今回のこれを見て認識を改めた。もっとも邦画そのものが好きではなかったということもあったのだけど。でもここ一、二年の間に洋画よりも邦画の方がおもしろくなってきて、わたしの中ではけっこう見ている。で、DVDでレンタルしたりもしているけど、そのたびに、けっこういい作品があるんじゃないかということに気づかされて、洋画一辺倒だった間にもかなりおもしろい作品を見逃していたようで、なんだが残念な気がしている。さて、感想はというと、どの作品も地味だけど、なんだか心にじんときてしまう。「あたしを知らないキミへ」と「便せん日和」は比較的明るい話だったけど、「雪に咲く花」「イカルスの恋人たち」はアンハッピーエンドではないけど、なんだかとてもせつなかった。でも心にすごく残っている。この四つの作品とも不思議な感じ。こういう映画の世界もあるんだなぁ、と改めて思った。肝心の玉山鉄二だけど、いきなり遺影で出てきたのには驚いた。主人公的立場だったのに……と思いながら見ていくと、やはりせつない作品だったな。哀しいというのではなくせつない。ちなみに彼が出ていたのは「イカルスの恋人たち」一編につきだいたい三十分ぐらいしかないのに、中身はすごく濃かった。いい映画だった。
2006.04.16
昨日に続き、今日も「爆竜戦隊アバレンジャー」について。今回は最終回について、ちょっと考えてみた。初めよければ半ば良し、終わりよければすべて良し。どこで聞いたのかもう忘れてしまったけど、特に後半の、終り良ければすべて良しという言葉はあちこちでよく聞く言葉だと思う。何かをし終えるときなどに使われているのかな。小説などを読んでも、何となく読んでいたのが、最後がとても印象強くて、前半の何となく読んでいた部分がすべてプラスになってしまうことがある。おそらく、映像作品も同じだと思う。一年間通して、大きなストーリーの流れといったものがなかった「特捜戦隊デカレンジャー」も最後のシーンで、きちんとしまった感じがしている。デカレンジャーの場合は一年間を通してのテーマというのは、おそらくバンの成長を描くということにあったと思うのだけど、最後の方で彼は成長していた。それまではそれこそ犯罪者を捕まえることの繰り返し、といっては悪いけど、話の作りとしてははそう言うこと。あえてそういう風にしたんだと、何かに書いてあった。うろ覚えではあるけど。それはそれで成功していると思う。で、「爆竜戦隊アバレンジャー」の場合の最終回は、というと、申し訳ないけどこれもあまり評価できない。戦いを終えた後の彼らのその後を描いている部分は評価できるのだけど。アスカと爆竜たちと、凌駕たちとの別れのシーンも、その前段階になるシーンがあっさりしていたためか、あまり感動できなかった。敵を倒した直後のシーンが少し問題があったように思う。敵を倒して、凌駕や幸人がすぐに現れなかったのは、まあいいとしても。全員そろったときの喜びがほんのわずかだったように感じられた。せめて全員がそろった時に少し時間をかけてこちら側に印象強く残るようにすればいいのに、と見ているときに思った。そうすれば、彼らの別れの時もいかされると思ったのだけど。また、それぞれ自分のしたいことをかなえている凌駕たちが、久し振りに再会するところは、あんな形でアスカたち(の、そっくりさん)やアバレキラー(の、そっくりさん)を出す必要はないのではないだろうか。しかも性格違っているし。でも最後に三人が、ブレスはないけど変身ポーズをしたのは良かった。ラストを変えることができるのなら、ダイノアースに帰ったアスカが空を見ながらダイノハープを吹いていて、一年間戦ってきた記憶をたどり、そのところどころに戦い終えた凌駕たちの今の姿を見せて、締めには、最終決戦直後に全員がそろった映像をスチールのようにして流す。というのがいいかも。もっともありきたりといえばありきたりだけどね。
2006.04.15
爆竜戦隊アバレンジャーはわたしを特撮の世界に引き戻したきっかけの作品。特に竜人族のアスカの設定にころりと転んでしまった。彼の存在は「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオシルバーと同じくらい心にドーンと来た。特に暗黒の鎧に支配されていたときの顔がよかったし、その後で呪いを解除されたときの表情もとってもよかった。特にそのギャップが。でも残念ながら作品自体にあまり強い印象はない。一応、全話見ているのでとりあえず全体の印象を書いてみたいと思う。なんかまとまりの悪い話というのが後に残った印象。アスカの設定も爆竜の設定もいいと思うのだけど。特にアスカは生れ故郷であるダイノアースでの恋人のマホロが、アスカに立ちはだかる敵として存在していて、ドラマ的にもなんか盛り上がりそうな設定なのに、何故か生かされていない。アスカがその彼女を暗黒の鎧の呪いから救うためにかわりに呪いを受けたシーンなどはとてもいいんだけど……。なんかのめり込めない。「ガオレンジャー」でも六番目の戦士であるガオシルバーが同じような立場で戦っていたけど、その時は狼鬼=ガオシルバーの戦いにかなりのめり込んでいたんだけど。これは思うに、アバレンジャーたち(アスカもその一人ではあるけど)凌駕や幸人、らんるとあまりかかわらずに話が進んでいたからではないかと思う。全体を見てドラマとしての骨格はアスカが中心のように見える。そうであるべき流れなんだけど。凌駕たちは完全に巻き込まれた人たちだし、彼らの成長を書いたというわけでもないし、彼らの存在っていったい何だろうと考えてしまうのだが。それなりに戦ってはいるし、個々の話はそれぞれの性格も現されておもしろいものもあるんだけど。ただもう少しアスカと絡ませて三人を見せるべきだったと思う。それにアスカはよく戦線からいなくなってしまう。初めの頃は変身できなかったし、そのあともダイノガッツの使いすぎて、戦線離脱。ようやく復帰したと思ったら(それもなんか唐突すぎ?)、今度は爆竜の卵を探しに、三人とは別れてしまう。そのうえ、暗黒の呪いをマホロのかわりに受けて、また長い間、戦線離脱。しかもたった30分しかないのに、ふたつのストーリーが流れていた。思わず、どっちか一つに絞ってよ。とDVDで見ていたときに叫びたかった。アスカとマホロのストーリーに入りこんだと思ったとたん、ほかのアバレンジャーの話になってしまうから、入りこむことができなかった。その話もアスカたちに絡むならまだしも、全く別の話だから、なぜ一つの話のなかに、ふたつのストーリーいれる必要があるんだろう。これらのことを考えると、大きなドラマの流れであるアスカたちにほかの三人がうまく関われなかったことが、この話からおもしろみをなくてしまった大きな原因だと思う。とりあえず、今日のところはここまでかな。最終回にも文句は言いたいのだけど。でもきらいではないんだよね、設定は。
2006.04.14
不動さんは大人だなぁ、と感心第11話「サンダーキーの力」今回はとってもシリアスだった感じ。ちょこちょことお笑いが入って入るんだけど、それが消えてしまうほどシリアス。剣二が前回の婚約者からの言葉で奮起して訓練していたりするのは、まだ明るい感じがしてはいたんだけど。でもやはりそこにも今回のテーマがこめられていて、なかなか奥が深い感じがした。強くなりたいという剣二。そのための訓練だけど……。その段階まではいつものペースだった。でもその後でジャークムーンの偽物の登場してきたあたりから話が重くなってしまって。ジャークムーンを見て向きになる剣二。それなに対して冷静な銃四郎。年齢の差というか経験の差が現れているな。その後も銃四郎には唸らされてしまった。強くなりたいという剣二に対して、はっきりと説明をせずに、突き放すところは、かっこよかったかな。今回の話は剣二の挫折なんだよね。結局、彼自身は全く強くなっていなくて、今まで強くなってきたと思っていたのはすべて魔弾キーのおかげだったというのがこの回。銃四郎は、一歩離れたところで剣二の成長を見ている感じかな。さて次回はどうなるんだろう。
2006.04.13
今時、携帯電話を持っていないなんてと、思うときもあるけれど、あまり必要性も感じないのも事実。だから持っていないんだけど、待ち合わせの時はやっぱり便利なんだろうな。結局、まだ持つつもりはないけれど。家にかかってくる電話もたいした件数でもないし。とはいえ、そのめったにかからない電話の多くが、勧誘など。でも正直うんざりするんだよね。その手の電話って、人がくつろいでいるのに、かかってきて、出たら要領の悪い電話で。思わず、人に電話をかけるときは会社名と自分の名前と用件を的確に告げるべきでしょう。といいたくなってしまうほどのろのろしている。それが彼らの手であるのは間違いはないんだけど。あんな電話のしかたを一般の会社でやったら、顧客に怒鳴れると思うんだけどね。まあ、話を聞いてもらうのが商売だから仕方ないんでしょう。それよりもっと腹が立つのは、アンケートの電話。何が腹が立って、電話の相手が人間ではないこと。いいたいことだけ一方的にいうってどういうこと? 最近は本当に人間の声そっくりだから、電話に出てもすぐに切ることができない。問いかけても返事が来ないから気づくほど巧妙な声。昨日はその手のアンケート電話が二度もかかってきた。内容は同じようだけど、それにしてもわざわざ電話に出なければならないんだから、せめて相手側には同等の労力を要求したい。せめて人間が対応すれば、文句の一つも言えるのに。それにしてもそう言うものを利用する会社って、どういうとこなんだろう。自分は楽して、人の時間を奪い取っていくなんて。思わず、ゆっくり昼寝を楽しんでいたのに、それを中断されたわたしが、なぜあなたの企業の利益を確保するためにただ働きしなければならないのと、いいたくなる。もっともコンピュータ相手ではそんな文句を言っても馬耳東風でしょうけど。
2006.04.12
蒼太のメイン回だけど、蒼太よりも暁が気に入ってしまった。今回は戦隊の定番というか、一人二役の回。蒼太がメインで、彼の軽さがいい感じ。決めるときはしっかり決めるけど、それでもどこか軽くて眉間にしわを立てて戦わないのが、いいな。彼の優しさがしっかり出ていたし、またヴリルがコピーした方の蒼太も、よかった。これは演技としてという意味で。ヴリルがコピーした方は無機質な感じがよく出ていた。ヴリルも初めのうちはとってもかわいかったんだけどね。それから今回の特徴は暁、真墨、さくらのプライベートがかいま見られたこと。暁が本屋に寄ったのは、仕事がらみだったと思う。きっとガジャのヴリルという言葉が気にかかっていたんだろうな。真墨は蒼太への対抗心で楽器店、というところか。でも上手には弾けなかったようで(笑)。さくらといえば、甘味処でのお茶。それにしてもよく食べたものだ。それでいて、あんなに細い体の設定だなんて……。わたしもあんなに食べてみたい。さて今回の一番のお気に入りは、二人の蒼太が外に出た後に、追ってきた菜月と帰ってきたさくらと真墨。そして暁のシーン。特に暁が独りごちるところがなんだかとってもかっこよかった。ああいうのを見ていると本当にリーダーのレッドという感じ。久し振りなのではないかな。ああいうレッドは。菜月もようやく鼻につかなくなってきた。あれはあれでかわいいかなとも思えるようになってきたが不思議。まだ完全に気に入ったという状態ではないけどね。でも菜月の存在がちょっと気になるかな。まだ真墨も蒼太も菜月に対して恋愛感情までは抱いていないけど、真墨は菜月に対して独占欲のようなものがあるようだし、蒼太は蒼太で優しいから、それで真墨がちょっと絡んだりして……。ジェットマンのようになることはないとは思うけどね。次回は真墨の過去がなんかわかるみたい。それにしても敵方の声ってなかなかよかったな。なんかガオレンジャーの狼鬼を思わせるような雰囲気で……。同じ人かどうかは知らないけど。楽しみ。
2006.04.11
凱がだんだんサマになってきた、かな。収録内容第 6話「怒れ ロボ!」第 7話「竜の結婚!?」第 8話「笑うダイヤ」第 9話「泥んこの恋」第10話「カップめん」感想……結城 凱はわたし好みの設定なんだけど、第1巻ではまだ好きになれなかった。というのも、語尾がとにかく鼻についてしまって、気に入らなかった。無理しているというのか、わざと過ぎるというのか、演技過剰というのか。とにかくもう少し普通にしゃっべっても構わないんじゃないかなと、彼が出ている間そう思っていた。インタビュー記事などをまた聞きならぬまた読みで、最初の頃役作りに苦労していたらしいから、それも仕方ないのだろうけど。とにかく無理しているという感じがありありとわかってしまったので、うーんと唸っていたんだけど。第2巻ではまだ語尾に第1巻と同じ癖が残っているけど、前ほどひどくなく、だんだんと自然になってきたようでかなりいい感じ。先に進めばもっとよくなると思う。ストーリーの感想としてはどの話もおもしろかった。第6話は、群れることがきらいな凱らしく、最初の合体はその性格でうまくいかず、香もまだ自分が誰に恋しているかなんて全く自覚していないけど、何となく匂わせたり。これは脚本がいいんだろうな。またハウスジゲンに捕まった凱を竜が助けに来たり、逆に竜がハウスジゲンに取り込まれてラディゲと戦っている中、凱が先頭に立って、戦いを指揮したり、竜を助けに来たりしているのは、二人の関係を表すのになかなか工夫している。それにしても、よくこの短い時間の中で効率よく詰め込めたものだ。第7話は竜の見合い話で、これもきっと戦隊シリーズでは定番なのかな。かなりおもしろかった。竜が祖母と話しているとついなまってしまったりして。ここで注目したのは、最初のシーンでジェットマンのメンバーが仲良くテニスをしているところ。テニスはミックスダブルスで、凱がつまらなさそうに、審判席に着いているところ。無理やりつきあわされているのがありありでおもしろい。第8話・これはアコと香がメインの回。前回の戦う花嫁の時にもあったけど、香は切れると口調ががらりと変わるのが何とも……ふだんはお嬢様しているのだけど。どっちが本当の彼女なんでしょう。第9話は、雷太の回。彼の幼なじみのファションが、その当時を反映しているというか……思わず懐かしくなってしまった。あの服とあの化粧があの当時のトレンドだったんだよね。少しすさまじかったけど。今とは本当に全然違う。15年前か……。思わずため息が出てしまう。つい最近のような気がするのに、ファションや劇中で流れて音楽は「ふ、古い」ちょっとショック。第10話は軽く楽しめた。これもアコのメイン回だった。だけどわたしはこの回は雷太が好き。たぶんそうなるんじゃないかなと、思っていたら案の定、その通りになってしまって。でもコミカルな回だから、それも特に気にはならなかったけど。早く次の巻が 見たいのだけど、なかなか借りることができない。古いんだけど、けっこう人気があるようで……。
2006.04.10
久々にまともに第1話から見たウルトラマンシリーズ。なかなかおもしろかった。第1話「運命の出会い」ウルトラマンが伝説となってから25年。というせりふがなんかじんと来た。でもしばらく、25年って、なんの続きだろうとしばらく考えてしまった。少なくとも平成から始まったウルトラマンシリーズの続きではないことはわかったのだけど。ネットで調べてようやく、ウルトラマン80からつながっているのかと納得したわけ。ウルトラマンメビウスの登場を見ていた大人たちが子供たちより喜んでいる姿を見て、わたしも同じ感覚だった。25年といえば、自分もまだ子供で、リアルで見ていた頃だし。といっても80の記憶は本当にぼんやりとしている。おそらくちょうど特撮関係の番組を一度卒業して、たまにチャンネルがあったときに見ていた程度の頃なんだろう。それで今回の感想は……。期待はたっぷりという感じ。側転も戦い方も下手だし。ビルを盾にしたときはウルトラマンらしくないと驚いたけど。メビウスがウルトラ警備隊の新人であることを考えれば、当然のことだと納得。今回のテーマはどうも彼の成長のようだし。それにしても地球は新人の実地訓練場かい。また防衛隊は早々にほとんど全滅して、話の終わりには今回の全滅を受けて、新しく赴任してきた隊長と、メビウスが地球人に変身したヒビノミライとそして前GUYS JAPANの唯一の生存者の三人だけ。予告によればほかの仲間は民間人からの登用になりそうで、これもまた楽しみ。彼らが仲間として一つにまとまっていく過程も楽しめそうな予感がする。もう一つの楽しみは、ミライの前に現れた謎の女。登場のしかたというか、その雰囲気というか、仮面ライダークウガの薔薇のタトゥーの女に似ている気がする。どんな役割を担うかわからないけど、少なくても味方ではなさそう。
2006.04.09
映画館で見たので、内容も結末も知っているけど、それでもどきどきしてみてしまった。本当におもしろかった。一度映画館で見ているときもおもしろかったけど、レンタルしたDVDでもう一度見ても飽きなかった。これは何度でも鑑賞できる作品だと思う。また見返してみて、映画館では気づかなかったことがわかったりした。特に鴉。前は鴉なんてほとんど気にならなかったのだけど、今回改めてみて、要所要所に鴉が出ていることに気づいた。意味あることなんだと発見したのは収穫かな。それと音楽もよかった。暴走する列車が登場するときなどにかかる音楽が宗教的な感じで、荘厳で、それがかえって、不気味さを出しているというか……。少なくともおどろおどろしい音楽で恐怖をかき立てるよりも効果があったように思う。そしてドラマ面もなかなかだった。初めは地下鉄の職員と真下さんの関係がぎくしゃくしているけど、話が進むにつれ、仲間になっていくのがいい。人がちゃんと存在しているんだよね。なんだかこれの本編である「踊る大捜査線」を見たくなってしまった。テレビシリーズは見たことがないので、今度借りることにしよう。
2006.04.08
あけぼの町の人たちって優しい。第10話「西から来た怪物」今回のリュウケンドーもおもしろかった。初めは夜のシーンで何が起こっているのかよくわからなかったんだけど、それがかえってよかったみたい。一瞬、今回はホラーかな、と思ったりしたし。(ホラーだったら、ちょっと困った。怖いのは好きではないので……)ホラーでなかったからよかったけど……。帽子をかじられたお巡りさんは、昼間自転車で魔物に対する注意をしていたけど、その口調に何か含む物がある感じがしてクスリと笑ってしまった。それから今回のストーリーの中心となる剣二の兄弟子の話。兄弟子兄弟子っていうからてっきり男かと思ったら、女性だったとは。女性なら兄弟子ではなく、姉弟子でしょう。といいたくなったけど、たぶん姉と弟の関係でも兄弟というのと一緒なのかも。それはともかく兄弟子にしておかないと、意外性がなくなるっていうこともあるんだろうね。何せ許嫁だそうで。そこにもいろいろとあるようだけど。そしてあけぼの町の人たちもいいね。ラーメン屋で小耳に挟んだ剣二の話を町中にいいまわったり。でもその剣二のために、いろいろとしてくれたりと、毎週魔物に襲われているのに、強く明るく、優しい人たちだ。今回は変身シーンがふんだんに入っていた。リュウケンドーはもちろんだけどリュウガンオーの変身もしっかりと見ることができて嬉しい。変身シーンは格好いいし。また、リュウケンドーの場合は、リュウケンドーからアクアモードになりそれから獣王呼んで、そしてアクアシャークをボードに変形させて、と本当にたっぷり見せてくれた。ただ思わず突っ込みたくなってしまったけど……。その変身って、アノマノカリスを追っているときのことなんだよね。そんなに時間をかけていたら、アノマノカリスを見失っちゃうよって(笑)来週はサンダーキーが手にはいるのかな?
2006.04.07
4月からNHKハイビジョンで始まる「生物彗星Woo」の関連番組(放映は3/31)今回はゲストのトークを交えて、円谷特撮の系譜をたどるというテーマ。ウルトラQからつい最近まで放映されていたウルトラマンマックスまでの紹介やそのほかの円谷特撮番組などが紹介されていた。昔の作品でも、見てみたいなと思うのが結構あるし、特撮番組と時代というテーマはその時代が作品世界にも反映されていて、感慨深い。また女性隊員の作品における地位などもその当時の時代が出ているというのが、一つ勉強になった。リアルタイムで見ていたと思っていた作品が、実は再放送されたときの記憶だったり。それにしても昔は番組が少なかったのかな。年齢的に初放送時の年月では絶対に見ていないはずなのに、記憶に残っているのは、再放送されていたのを見ていたからのよう。今回、わたしの記憶の中では、ウルトラマン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラセブンの順番だったんだけど、本当はウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン。ということはどうもウルトラセブンを再放送で見ていたらしい。今はほとんどの特撮番組が通常は再放送されることがなくて残念。でもその分ビデオになっているからいいのかな。今回は円谷特撮だったけど、東映の特撮もこういうことをやってほしいな。NHKでやっている「マンガ夜話」や「アニメ夜話」のように「特撮夜話」ができたらいいな。と思ってしまった。
2006.04.06
朝、起きたら8時になっていた。ビデオがなかったら、とってもショックだった。前日からタイマー録画をセットしていて、本当に良かったと一安心した朝でした。今回のボウケンジャーはなかなか良いできだった。とてもおもしろかったし。誰かの過去がわかるとか、話の大きな転換点とかではないのだけど、ついつい引き込まれてしまった。リーダー然としているばかりでなく、ふだんも明石が良い感じ。バランスが良いというのかな。今回の話の特徴は必殺技の登場。名前忘れちゃったけど。今回は戦闘シーンと本編の絡みも良かった。いちいち名乗りを上げなかったり、変身シーンを見せなかったのでスピーディに話が進んでいった感じ。もっとも名乗りはもうしないのかなと思っていたところ、一番最後の戦闘シーンで名乗ったけど。でも決しておかしくはなかった。戦隊シリーズは水戸黄門のようにパターンが決まっている感があるけど、今度のボウケンジャーはそういうのをあまり気にしていないのかな。見ているこちらとしては、その方がよりストーリーが自由になっておもしろくなるけど。
2006.04.05
嫌な予感があたってしまった(;>_<;)ビェェン第7巻タイトル第24話「ライゼロス破壊計画!」 ……翔太のパワーアップ第25話「まぼろしの勇者」 ……新戦士の登場part1第26話「青き星の勇者 再び……」 ……新戦士の登場part2第27話「勇者ライザーシロガネ!」 ……新戦士の登場part3感想……第24話・これはおもしろかった。前回、真也とユカがパーワーアップしたから、たぶん翔太の番だとは思っていたけど、一度デモンナイトに敗れて死にかけた状態での復活はなかなかなものがあった。パワーアップのパターンとしてはやり尽くされているのだけど、それがそうと感じさせない作り方だった。作品の中に入り込めたからだと思うけど。パワーアップしたあともかっこよかったし。十分、満足できる話だった。第27話・これもおもしろかった。第25話と26話の後だから余計にほっとしてみることができた。27話はライザーシロガネという新戦士の登場の最終段階なのだけど、天堂澪の存在がシロガネの登場に必要不可欠だというだけでなく、その存在そのものに嫌みな感じを受けなくなってきた。特に、ノルンの声を聞いて翔太たちの元に駆けつけていく彼女の顔がとてもすがすがしかった。今までの彼女の煮え切らない性格が払拭された感じがして。このシーンのために今までそんな性格だったのかと考えてしまったけど。そしてデモンナイトとその師匠であるダンハウザーとの関係やダンハウザーとゼネラル・バッカスの関係などがとても良く描かれていた。特にダンハウザーとゼネラル・バッカスのシーンは見終わった後も残っている。ともに戦いを生き抜いた戦友という感じが、ほんのわずかな動きと言葉ではっきりと感じ取ることができた。今回はハデス側にもドラマがはっきりとあって、今後が楽しみ。さて、本来なら27話の前に感想を書くべき第25話と26話なんだけど。冒頭に書いたとおり、まさに嫌な予感があたってしまった。というのも、オープニングの脚本のテロップを見ての予感。そこには「浦沢義雄」とあったんだよね。思わずまさか……と思ってしまったのは、この人の書いた作品がコメディーを越えてくだらないギャグになってしまうのではないかと思ったから。そう言うことではある意味定評のある人だし……激走戦隊カーレンジャーをみて、一瞬、うっと思ってしまった記憶も新しくて。どうなるんだろうと思っていたら、案の定、それまでの流れとは全く不釣り合いな展開になってしまって、絶句。25話、26話ってくだらないギャグを飛ばしている流れではないと思うんだけど。新戦士の登場だし、それが謎めいている存在なのだから、戦っている最中にくだらない動きをさせて、キャラクターを壊す必要はないのではないかと思う。全く意味のないことだし。これが展開の合間の箸休めのような話なら、こういうくだらないギャグで30分埋めても良いと思うけど。この2話は話の転換になる重要な回なんだから、と思ってしまう。正直、それまでの回との一貫性がキャラクターになくて、話自体もさして意味がないので、二度は見られないな。(読み捨ての雑誌のような回になってしまった感じ)こういうのがこの人の信念のような感じのようだけど。わたしは好きになれない。はっきり言って、本当に第27話の脚本のテロップを真剣に見て、別の人が書いていると知ってほっとした。真也も翔太もユカも25話までの彼らに戻っていたし。ちょっと苦言をいうならば、せっかく三人がパワーアップしたのだからもう少しその戦いを描いても良かったのではないかと思う。翔太がパワーアップしたすぐに新たな戦士の登場というのはちょっと、早すぎるような気がする。彼らはパワーアップした状態でろくに戦っていないから新戦士の必要性が全く感じられないんだよね。彼ら自身がパワーアップした状態で、とても苦戦して、別の力が必要だという描写でもあれば納得できたんだけど。戦いをやめるためには別のやり方が必要だというような澪の言葉だけでは説得力に欠ける。そう言う重要なことをやらなければならなかったのが、第25話、第26話のはずなんだけど、意味のないギャグに時間をとられて、説明不足という感じ。本当に惜しいな。
2006.04.04
冒頭から、登場している石像に頭の中は「?」だらけ。第9話「響け、友情の鐘」本当に予想のつかない始まりで、魔弾戦記リュウケンドーはおもしろい。石像も何とも言えず愛嬌があるし、あまりの巨大さに、リュウケンドーとリュウガンオーがあきれたように見ているというのもおもしろかった。変身した後なので表情とかは表に出てこないんだけど、なぜか、二人が呆然としているというのがわかるというのは、演出のおかげかな。二人の動きを少しずつ変えながら、それと交互に石像を映すやり方がそう感じさせることに成功したのかな?(演出とかそう言うのはよくわからないけど……)それに石像も目が開いたり、鼻ができたり、口が開いたりと、ただ突っ立っているのではなくて変化があって、それがかわいい。そしてこの話のメインはゲキリュウケンと剣二の関係。今までかなり仲間として良くやっていたと思っていたけど、今回はなぜかぎくしゃくした感じで、その関係が修復されるというのが、テーマみたい。ゲキリュウケンが記憶喪失で、西洋の遺跡からの発掘品だったとは……。なにより、彼がひとりぼっちで寂しかったといっているところは、人間みたい。発掘されるところのシーンは初め、なにがなんだかわからなかったけど。ゲキリュウケンの過去のこともこれからの伏線になっていくのかな。魔弾戦記リュウケンドーって戦隊シーリズの作品よりかなり自由に作られている。戦隊シリーズはそれなりにおもしろいのだけど、制約が多い感じがして、もう少し自由だったらもっとおもしろいかもと思えることがままあるんだけどね。次回も楽しみに録画しましょう。(リアルでは見られない(;>_<;)ビェェン))
2006.04.03
なんか話が進むにつれ、おもしろくなっていく。第20話「追憶、守るべきもの」 ……真也の過去の話。両親とのわだかまりと、和解。第21話「暗黒騎士デモンナイト!」 ……神野が敵側のデモンナイトであることが判明。第22話「激闘! 立ち上がれ真也」 ……真也のパワーアップ第23話「みんなの心、ユカの心」 ……ユカのパワーアップ感想……今回は収穫だった。どの話もおもしろかったし、ドラマ性がとっても出ていたと思う。第20話の真也と両親の話は、すこしばかり荒唐無稽だけど、でもそれに目をつぶれば、真也の気持ちもまたそうせざるえなかった両親の気持ちも十分に伝わってくる。しかも父親の本当は真也を思ってはいるんだけど、態度になかなか出せないというのはとてもいい。真也は父親似なんだろうな、と思えてしまう。そして最後のシーンでその前段階で神野からなんのために戦っているのかと問われた真也が、答えを出すシーンは、格好いいと思ってしまった。真也だけが、神野の存在に気づいて、一見ほかの仲間に答えているようで、その視線は神野を捉えている。ほかの仲間はしばらく神野に気づかないというところも。第21話はついに出たかという感じ。どういう形で、神野がデモンナイトとして明らかになるのだろうと思っていたけど、天堂澪との絡みで明らかになるのは、良かったと思う。澪の性格が良く出ていたし、それに次の伏線にもなっている感じがする。真也が神野の裏をかいたところなども良い感じ。こういうところがおもしろく感じてきたのかな。第22話はまた真也が主人公の話で、デモンナイトとの間の戦いの中で、彼がパワーアップしていく。それもさんざんにやられた後で、変身も解除されて動くことすらままならない状態で、それでも澪を助けようとした結果のパワーアップだから。パターンといえばパターンなんだけど、それがあまり気にならなかったのは、いい具合にはまっていたからなんだと思う。第23話は今度はユカがパワーアップする話なんだけど、戦いに熱中するあまり、守ることができなくなりそうだったユカを怒る真也は、澪に対する思いが徐々に強くなってきているのがわかる。それもこの1話ではなく20話から少しずつその気持ちが表現されてきている。唐突でなくていいな。今度のパワーアップでうまいなぁと思ったのは、クライマックスになるいくつか前のシーンで、翔太が小学生にいじめられている亀を助けていて、クライマックスのシーンでユカがパワーアップするときに、その亀がとても印象的に使われていた。亀をひっくり返しておくと死んでしまうという話を伏線ではったうえで、パワーアップの時にひっくり返った亀が自力で元に戻るシーンを入れて、亀が元に戻った瞬間、ユカがパワーアップしているという構成。思わず感心してしまった。次の回は翔太のパワーアップかな。だけど、パワーアップしてもスーツはあまり変わっていないように見えるから、スーツをもっと変えた方が今までとは違うっていうのが、わかると思うんだけど。
2006.04.02
3/30に放映された「トクサツ・ナイツ」第4回のタイトルは「生物彗星Woo」のテクノロジーこの作品はハイビジョンで撮影されているので、特撮の技術的にもいろいろと新しい試みがされているとのこと。この際いろいろな挑戦をしてみようということで、現場は機材の見本市のようだったという話があったり、それだけではなく、特撮はどうやってとられているのかというのも、今回かなり詳しくやっていた。また昔からの技術も使われているとのことで、ウルトラマンの光線の書き方などを見せてくれていた。ウルトラマンに出てくる防衛隊の隊員などの銃から放たれる光線が凧糸を利用して作られていたとはこの番組で初めて知った。(昔の大工さんが糸を使って線を引いているのとおなじようなやり方でした)これを見て思ったのは、特撮って本当に手間暇かかる作品なんだなぁということ。またコンピュータを利用し、デジタルになったとはいっても、フィルムに効果の絵を描くのは昔と変わらないことだと、光学線画をやっている人が言っていて、そのあと、「生物彗星Woo」のデジタル処理をしている人たちが映っていたけど、思っていたよりも人数が多くて、まさにその通りなんだと実感。特に印象に残っていたのは、「機械がかわって、昔よりも便利になったのだから、より以上にいい技術がどんどん生まれるべきだ」との言葉。でも特撮って本当に大変な作業なんだなぁ。
2006.04.01
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