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第18話「最強の敵! ガントラス」戦闘シーンもいっぱいだったけど、つっこみどころもいっぱい。あらすじ……ロギアに奪われたガントローダー。それによって目覚めたガントラスはグランセイザーの敵となって彼らの前に現れる。そして天馬たちに攻撃をかけるガントラスだが、その動きが突然止まってしまう。ロギアたちは和久井博士がガントローラーのチップを不良品とすり替えていたのを知る。ロギアはルシアに和久井博士の下にいき、チップを取り戻してくるように命令する。一方、愛は意識を失いかけている和久井博士を辰平とともに病院に運び込む。病院ではセイザーレムルスの伝通院洸が、和久井博士の手術を担当する。手術は無事終えたものの、目を覚ました和久井博士の下にルシアが現れる。ルシアは屋上で和久井博士にチップのありかを聞き出そうとする。和久井博士を病院に運ぶ途中で彼からチップを預かっていた愛は、和久井博士と交換にチップを渡してしまう。和久井博士は後を追うように愛に告げる。愛は急いで後を追う。一方天馬たちを引き鶴ために彼らを翻弄していたロギアの元に、チップを取り戻したルシアがやって来る。そして再びガントラスが起動する。天馬たちはガルーダとリヴァイアサンを読んで戦うが、圧倒的なガントラスの力の前になすすべがない。ガルーダとリヴァイアサンにかなりのダメージを与えたガントラスはルギアの指示の元、ガントラスによる人類抹殺計画のために空に消えていく。一方和久井博士が入院している病院では、和久井博士が自分の父親だと知った愛が、彼からのそのときのいきさつを聞く。そこに天馬がそっとくまの人形をおいていく。感想……今回は戦いがメインとはいえ、話がぶつぶつと切れていたのにはちょっと閉口かな。前半はまあいいけど、和久井博士が絡むとなぜか話がおかしくなる。ルシアが和久井博士の病室に来たときには愛も一緒にいたのに、次のシーンでは、なぜか和久井博士は屋上にいてルシアに捕まっているし、そこに愛がやって来るという感じ。そして愛も、ルシアにチップを渡してしまってガントラスが再起動してしまったのに、そのことに対して何の説明もない。悪いことをしたとは思っていないようだし。そして極めつけは、なぜかガルーダとリヴァイアサンにとどめを刺さないガントラス。とどめを刺してしまっては話が終わってしまうから仕方がないのかもしれないんだけどね。最後は、まだ戦いが終わっていないのに、和久井博士の病室にいる愛も、ぬいぐるみを届けに来た天馬も、もうすっかり戦いのことは終わってしまったかのようだった。本当に今回はつっこみどころが満載。これがグランセイザーなんだろうな。今回ははちゃめちゃな作りだった感じ。
2006.11.30
第17話「危機! 人類抹殺計画」放映当時に見ていたときは、この回のせいで、続きを見なくなってしまったんだけど……。あらすじ……誘拐されたはずの和久井博士だが、実は助手の星山=ロギアが、彼に「国防省はガントラスを軍事利用する」という言葉を真に受けて、自ら身を隠したのだった。そして星山の見つけた空き家で、再びガントローラーの修理を始める。一方、魚住愛は、和久井博士を捜している中、美加や辰平に後押しされて、幼い頃から自分を援助してくれた人に会いに行く。ドクター・ベアと呼ぶ援助してくれた人と会った愛は、彼がなぜ急に会いたいといったのか尋ねる。すると彼は「仕事の関係で日本を離れなくてはならなくなり、二度と会えないかもしれないから」と答える。その答えにショックを受ける愛。そこに星山と人間の姿をしたルシアが現れる。そこで愛はドクター・ベアが和久井博士であることを知り、また和久井博士も助手の星山がインパクター星人ロギアであることを知る。愛はグランセイザーに変身して、ルシアとか戦いながら、天馬に応援を求める。天馬たちはそこに和久井博士がいることを知るが、天馬が駆けつけたとき、愛も和久井博士も車に乗せられて発車しようとしていたところだった。バイクで後を追う天馬。愛が娘であると知られた和久井博士は、ガントローラーを修復する。そこに乗り込んでくる天馬。しかしロギアの反撃を受け捕まってしまう。一方、別室で捕まっていた愛はなんとか縄をほどくと、グランセイザーに変身する。そしてその混乱の中和久井博士は、天馬のいましめを解く。グランセイザーに変身した天馬は愛とともに、ロギアたちの後を追う。そのとき、ロギアは修復されたガントローラーを使ってガントラスを目覚めさせた。感想……放送された当時は、この回を見て、続きを見なくなったんだけど。まだ特撮ヒーローにははまっていなかったときだったし、あまりにも和久井博士と愛のシーンがわざとらしくて、見ていられなかったせい。ビデオだからそれは今も変わらないんだけど、はまったあとで見ると、まあ許してもいいかなと。これよりもひどいのもあったりするしね。これだけ登場人物がいると、演技のうまい下手が、はっきりとわかる。それにしても和久井博士をやった人は、本職の俳優さんなんだろうか?
2006.11.29
第16話「非情! 司令官ロギア」久しぶりにグランセイザーを見た。約ひと月半ぶりだから、すっかり前回の話を忘れていた。まあだいたいの流れはわかるんだけどね。それにしても大人数な割によくまとまっている。何しろ12人も変身するヒーロー、ヒロインがいるし、そのほかに敵もいて、サブキャラもいてよく話しがまとまるものだといつも思う。だからなかなかあらすじもまとまりにくい作品ではあると思う。こちらは資料を片手にしながら、しかもシーンはすっ飛んでいたりするから、あれを文章にするのはわたしの力量では難しいね、やっぱり。でもできるだけやってみましょうかあらすじ……前の回でインパクター星人のラディアを倒したグランセイザーたち。セイザーパイシーズこと魚住愛は勤めている病院の屋上で、携帯メールを打っている。そこにセイザーギャンスの三上辰平が地球防衛隊の隊長沖田を連れてやってくる。彼は、二人にインパクター星人のルシアを捕まえるために警察に行き、似顔を作るのに協力して欲しいと申し出る。国防省と警察が協力し合うことに首をかしげる愛に沖田は、こういう事態に警察も国防省も関係がない、といわれたという。一方セイザータリアスこと弓道天馬は、セイザーミトラスの獅童美加とともにコンピュータに映っているなぞの壁画を見ていた。そこに堀口博士を訪ねて和久井博士がやってくる。天馬と美加は帰ってきた堀口博士と和久井博士の会話に顔を見合わせる。そのころ、セイザートラゴスこと神谷豪は、ルシアの似顔を持って警察官として人々を観察している。そこにやってくる天馬。そして同時期、ラディアの敵を取りたいルシアはロギアから、なにもするなと命令を受ける。警察署で豪は先輩の刑事と出会う。彼は怪獣との戦いで娘がけがしたことを話す。豪はそのことで、自分たちグランセイザーの存在がインパクター星人たちを呼び寄せているのではないかと考える。そのことを天馬に話すものの、天馬に考えすぎたといわれてしまう。堀口博士の研究室にいる天馬と美加。そこに堀口博士に連絡が入り、刑事がルシアを発見し尾行していると告げる。ルシアが向かっているのは、どうやら和久井博士が研究をしている場所だという。そこでは遺跡として発見されたガントラスのコントローラーを修復していたのだ。天馬はグランセイザーを全員呼び出そうとするが、そこにやってきた豪に止められる。全員で戦えば、またラディアのように巨大化する可能性がある。そのなれば被害は大きくなると。そこで伝馬たちは自分たちだけで戦うことに。美加と堀口博士は和久井博士の下に、天馬と豪はルシアの元に向かう。ルシアをつけていたのは豪の先輩の刑事だった。尾行をルシアに発見される刑事。そこに豪と天馬が駆けつけてくる。生身で戦うものの、苦戦する。そしてルシアが変身すると二人ともグランセイザーになって戦う。ルシアが苦戦し始めと、ロギアが現れた。豪はロギアに、自分の命と引き替えに、地球を去って欲しいと頼む。それを了承するロギア。だが間一髪タリアスが豪を救う。そしてその会話の中で、彼らの目的が地球人類の抹殺であることがわかる。目の前で豪たちグランセイザーの戦いを見た刑事は、豪にどういうことなんだと迫る。天馬はいきさつを話す。一方和久井博士の研究室に現れたロギア。だが彼は扉をくぐるなり助手の星山に戻る。豪はすべてを知った先輩の刑事から、「さっきのような勘違いはするな」と諭され、昇進試験に受かって早く刑事部屋に来いといわれる。そして堀口博士の研究室にいる目天馬たちに一つの連絡が入る。それは「和久井博士と星山が誘拐された」というものだった。感想……改めてグランセイザーはすごい。一つ一つのシーンはそんなに時間を取っていないんだけど、それがかえってスピーディ。あっという間に、30分たったの? という感じ。手を抜かずにぎゅっとと内容を濃縮している感じ。愛と辰平のシーンなんて、冒頭で終わってしまうけど、それが次回に続いたりしているし、結構何気ないけど伏線にもなっている。それはこの話にはあまり関係がないんだけどね。今回の話は豪がメインだけど、でもしっかり天馬とも関わり合っているし、天馬は天馬でそれとは別にメインといってもおかしくない位置にいる。30分足らずの話に、すべてのグランセイザーに役を振っていられないから、思いっきり人数を絞ったのがよかったんじゃないかな。無理して登場させないというか。でも豪の先輩の刑事さんたちがルシアの似顔へを持って町中を歩き回っているようすがシーンとしてちゃんと入っていたのは、よかったと思う。ヒーローたちとそうではないふつうの人たちとの関わり合いを見ることができる。敵にもちゃんとドラマがあるし。おもしろいな。グランセイザーは。
2006.11.28
またアクセスカウンターが壊れたようです。日付が変わったとたん100ほど減っていました。どうやら、永遠に次の桁にいけないようです。いつも50程度のアクセスしかないですから、あまり気にしてはいないのですが。それよりわたしの頭も楽天のアクセスカウンターのようにがたついてきているようです。アクセスチェックをしたときに「え? 27日? 楽天のアクセスカウンター、日付も狂っているじゃない」と思ったのですが、そのあとはっとしてカレンダーを見ると、今日は本当に27日でした。わたしの頭はまだ25日だと認識していたようで、先ほど修正をしましたが。時がたつとだんだん壊れてきますね、いろいろと。
2006.11.26
Task39「プロメテウスの石」子供がテレビの前からいなくなってしまった。物語の初め、ガイとレイが何か思わせぶりな様子を見せるから、何か新しい展開かと期待してみていたんだけど、総集編だった。それにしても何か人をバカにしているような作りで、好きになれない回だな、この回は。いつもならカブトよりもテレビの前で見ている子供も、今回は早々にテレビの前から退散して別の部屋で、戦闘ごっこをしていた。要するにうちの子供にとって、さしておもしろくなかったということなんだろうけど。わたしはというと……総集編として過去の映像が出ている分には見ることができたんだけど、サロンで彼らがやっている宴会芸は見るに堪えず、新聞を読んでいた。総集編にするならもう少しましな作り方はなかったのかといいたくなってしまう。キャラを崩して無理矢理笑わせようとしているのが鼻につくし、第一なんでそんなことをする必要があるのかわからないし、なによりおもしろくなかった。最初にフラダンスを踊ったけど……確かに映士と真墨の性格からして怒りをこらえているのは十分にわかるのだけど、あれを真剣にフラダンスをやっている人が見たらどう思うんだろうと考えてしまう。ウルトラマンメビウスのかなり前の回でも、ジョージとゲストキャラが、アルゼンチンタンゴのような曲で、フラメンコを踊ったのを見て、ずいぶん人をバカにしているんじゃない。と腹を立てたけど、あのあとしっかりまともなフラメンコをそれなりに見せてくれたから前段階のおかしなものも許せたけど(昔5、6年ほど、本格的にフラメンコを習っていた。だから余計にいい加減にやられたときは腹が立ったんだけどね)今回は素人目に見てもちょっとひどかった。バカにしている気はないだろうけど、あまり効果が上がるとは思わなかったな。それにそのあとのコントやら、真墨の女装も、なんかふさわしくない。それなりのストーリーを作ってやれば真墨の女装はかなりおもしろいことができると思うのだけど、今回のよう使われ方ではね。総集編自体は、あまり好きにはなれないんだけど、それでもやり方によっては、総集編であるということを意識せずに楽しめるものもある。だけどそれには総集編の映像と映像の間に挟む芝居が大切なんだよね。そういう中で、これはおもしろいと思ったのは、やっぱりメガレンジャー。そしてゴーゴーファイブ。ガオレンジャーも見ているんだけど、なぜか、印象に残っているのは、ガオシルバーが温泉に入っているところで、つんつるてんの浴衣を着た格好で風呂桶を使ってヤバイバをやっつけて、そのあとみんなでお風呂に入ったことぐらいかな。メガレンジャーの総集編は、メガレッドの健太以外の四人が部室の大掃除をしているところで、なぜか次々とドリルセイバーやサイバースライダーが見つかって首をかしげているなか、とどめにメガレッドのマスクを取った健太の写真が出てきて……そこに帰ってきた健太がみんなにしかられるという話なんだけど、その合間合間に、それまでの回想シーンが入るという趣向で、おもしろかった。総集編自体あまり好きではない中、本当に一つの作品としておもしろかった。そしてもう一つのゴーゴーファイブだけど、これは5人兄弟(4人の兄、1人の妹)の話で、一番横暴なゴーレッドのマトイ兄が、今までの活動報告書を作らされることになってという話。回想シーンは報告書を作成という形で出ていて、その間に兄弟たちが大掃除をしたりいろいろとあるんだけど、その中でもおかしかったのが、首都防衛局総監(ゴーゴーファイブになる前の巽兄弟たちの組織のトップで巽博士の友人)からお年玉をもらうシーン。呼ばれたので何事かと思って駆けつけてみると、実はお年玉をくれるということだったというシーンだけど、そこには兄弟たちの父親である巽博士のふつうの生活者としての能力に疑問があることが提示されている感じがするし、彼ならそうだろうなと思わせる感じがあってとても気に入っている。そしてラストに、オープニングの英語ヴァージョンが使われていて、とてもかっこよかった。ああ、もう一度見たくなってしまった。メガレンジャーもゴーゴーファイブもおもしろいんだよね。それもボウケンジャーのようにキャラを壊すことで無理矢理笑いを取ろうとしているのではなくて(しかも笑わせようとしていることがテレビのこちら側から見えている)、キャラの性格の特性を利用した笑いというか。ゴーゴーファイブの纏はゴーレッドのときは本当にリーダーリーダーしているレッドなんだけど、普段の彼は困ったお兄ちゃんだし、そこが結構おもしろい。ボウケンレッドだって、キャラを壊さなくても他者とのギャップでおかしみを出すことはできると思うんだけどね。最後あたりにテレビの前に戻ってきた子供か一言「明石の笑った顔が恐い」確かにその通り。次回からは最終回に向けて大きな転換期になりそうな予感。予告編では期待が大。本当に期待して来週を待っていよう。
2006.11.26
(前回の続き)・轟轟戦隊ボウケンジャーについて(1)・轟轟戦隊ボウケンジャーについて(2)ここまで書いて、気がついたけど、ボウケンジャーって敵が複数いるんだよね。それもあんまり共闘しないし。それが今ひとつ盛り上がらない原因かも。わたしが見てきた戦隊はみんな敵がはっきりしていたんだよね。一話完結に近い、デカレンジャーも最終的にはエージェント・アブレラとの対決になるし、メガレンジャーはDr.ヒネラーがいる。ガオレンジャーにはオルグのセンキが強敵だし。作品における敵の存在ってとても大事だと思う。もしかしたらヒーローたちよりもちゃんと作り込まないといけないんじゃないだろうか。ボウケンジャーでは、最近は滅多に姿を見せないゴードムの神官ガジャ。リュウオーンにクエスター、そしてダークシャドウ。敵と戦って盛り上がるためには少なくとも順番に減らしていかないといけないのではないだろうか。それともほかの方法で盛り上げるのかな? どちらにしても、10話ちょっとでボウケンジャーは終わるけど、話自体ではなく、どうやって盛り上げてけりをつけるのか、それとも永遠に宝探しをしたままこの平坦な流れで終わらせるのか、気にはなる。これからも見ていくとは思うけどね。そしてブログにも「今回はそれなりにおもしろかった」と書くと思う。確かに1話1話だけを取り上げると、それなりにおもしろいといえるからね。それにしても「終わりよければすべてよし」という使い古された言葉を実感したのは、アバレンジャーだったかそれともガオレンジャーだったか?アバレンジャーは今までブログに書いていたけど、実はガオレンジャーにも書きたいことがある。まとめるには少し時間がかかるんだけどね。これらの作品を見て感じたこと、「メガレンジャー」ってもしかしたら、戦隊として一番バランスがとれていた作品ではないかということ。ボウケンジャーについて書くつもりだったのに、なんかいろいろとほかのことまで書いた上に、余りよくまとまっていないような……。ボウケンジャーの総まとめを書くときの思いは違っているかもしれないけど。(「轟轟戦隊ボウケンジャーについて」のブログ・了)
2006.11.25
(前回の続き)・轟轟戦隊ボウケンジャーについて(1)わたしの戦隊の視聴状況で、どうこう言うのも気が引けるのだけど、でもボウケンジャーが盛り上がりが足りないように感じるのは、1年間を通してボウケンジャーを見た場合、ストーリーに太い柱がないからではないかと思う。ボウケンジャーの目的は、プレシャスを探して保護すること。だから、1話完結でも十分なんだけど、同じ1話完結方式をとっていたデカレンジャーの方がおもしろかった。デカレンジャーの5人+1人とボウケンジャーの5人+1人。比べるとデカレンジャーの方がドラマ的だった。デカレンジャーはストーリーの大きな流れとしてデカレッドが成長していく物語だったし、ほかのみんなもそれぞれに始まった当初の位置から最終回には別の位置に立っていたし。特に最終回近くの回はすごかった。アバレンジャーのストーリーの大きな柱はアバレブラックの存在だし。メガレンジャーは高校生活を送りながら、しかも受験もあったりする中、Dr.ヒネラーとの戦いだった。ガオレンジャーはというと、ガオシルバーの登場がなければ、たぶん一話完結の地味な作品になっていたと思う。でもガオシルバーの登場で、作品に深みが出たことは確かだと思う。平安時代の戦いを背負うシルバー。そしてガオゴット。そして千年前のときと同じ、究極のオルグのセンキ。それに対して命がけで戦うガオレンジャーたち。で、ボウケンジャーはというと、まだ最後までいっていないから、言い切ることはできないけど、このままではなんか地味な作品で終わってしまう気がする。それというのも、メンバーに変化がないからかな。ボウケンレッドの暁は知的なリーダー格なんだけど、それはそれで完成されているし、どこにも傷がないと言うか……。最初の頃、不滅の牙時代のトラウマらしきものが出ていたけど、最初の頃に少し出てきただけで、最近は完成された人間になっている。蒼太もそう。さくらもまたなぜ財閥のお嬢様が自衛隊に入ったのかというのはさらりと書かれていただけで、終わっているし。真墨は、闇のヤイバとの対決があるのかどうか……。菜月の過去の話はあれで終わってしまいそうだし。映士は、クエスターとの対決に前ほど感情をあらわにすることはないというし。なんか今のところ、みんなその場で立ち止まったままなんだよね。(次回に続く)
2006.11.25
N郎さんのブログをみて、ボウケンジャーについてちょっと考えてみた。というより、最近感じていたことをまとめてみる気になったと言うべきだけど。ボウケンジャーって、宝物―プレシャスを探して保護する組織に属している5人の話なんだよね。でも最近のプレシャスは彼らがわざわざ探し出さなくてもそこら辺に転がっているようだし、前回の38話でのプレシャス〈虹の反物〉はなぜか風のシズカが持っていたし。最近彼らは冒険していない。まあ、時間の制約もあるし、新しいロボットは次々出していかなければならないし。大変なんだろうなと、テレビのこちら側では思う。でもね……と思ってしまう。何か物足りない感じ。盛り上がっていかないというか……。わたし自身、そうたくさんの戦隊を見ているわけではないけど。わたしの視聴状況は下記の通り。最終回まで見たもの(内容は忘れていても見たと確信できるもの)◆デカレンジャー◆アバレンジャー◆ガオレンジャー◆メガレンジャー途中まで見たもの◆ゴーゴーファイブ(終わるのがいやで最終巻を見ていない。DVDは全巻もっているんだけど。しかも途中の回は何度も見返している)◆タイムレンジャー(同時期に見ていたガオレンジャーにはまったせいで、レンタルDVDの一巻のみ視聴。いつかまとめてみる予定)◆ジェットマン(なかなか借りることができなくて、現在、第4巻まで。細かな内容は忘れてしまった)◆ギンガマン(これも続きが借りることができなくて、第1巻のみ)◆ゴレンジャー(現在視聴中)ほとんど見ていないもの◆マジレンジャー(DVDで第1巻を見て、最終話はテレビで視聴。途中はほとんど見ていない)◆ハリケンジャー(子供が見ているついでに見ていた。特撮には再度はまる前だったので、ほとんど記憶にない。でもはまったあとに見た映画はおもしろかった)現在視聴中のボウケンジャー以外で名前が出ていないのは、全く見ていない。見たいんだけど、レンタルになっていないのもあるし。(次回に続く)
2006.11.25
この名前のほかに、別のユーザー名で、楽天フリマに出品をしていたのだけど、今回そのフリマが突然システム変更でフリマからオークションになってしまった。そのせいで、借りているDVDを見ている時間がなくなってしまったのだ。先ず今後どうするかを考えなければならなかったし、楽天オークションにいくために規約を読んで理解しなければならなかったし。でもその規約も穴だらけで、全く役に立っていなくて。そこであちこちのブログを渡り歩いているうちに、時間だけが過ぎていってしまった。何しろ楽天フリマの閉鎖がわかったのが、今月の13日。実際閉鎖するのが24日。周知期間が短い。だからといってわめいても事態は変わらないので、移転先を探して手続きをしたりするのにも時間がかかったり。結構ばたばた。今月はそんな調子かな。いい加減DVDを見てしまいたいんだけど。それで思い出した。レンタルDVDの会社も変えようかと検討していたんだっけ。なにしろ借りたい特撮ヒーローのDVDが最近なかなか借りることができなくなってしまった。なぜかいつも借りている人がいたりして。ジャスティライザーの第8巻は、半年以上リストのトップにあるというのに、借りることができない。いつも貸し出し中なんだよね。
2006.11.22
第30話「金色の火柱! 機雷連続大爆発」あらすじ……東京湾のまわりでは、黒十字軍が敷設した機雷によりたくさんの船が沈んでいた。機雷のに囲まれた海を見つめる明日香とペギー。その二人は港近くのイーグルの基地が爆発された音を聞く。黒十字軍の機雷仮面の機雷による爆発であった。明日香たちは彼らの目的を考えるが、まだわからずにいた。一方、黒十字軍のアジトでは、機雷仮面が総統に作戦の説明をして至る3000個の機雷をすべてのイーグル基地をねらって埋めて、一斉に爆発させるというのだ。そしてその爆発の指令が出るのは、機雷仮面が爆発したときという。明日香とペギーは機雷仮面が機雷を埋めているところに現れて、その機雷を爆発させる。しかし機雷仮面は二人の攻撃をくぐり抜け、逃げ出してしまう。ゴレンジャーたちは機雷仮面が機雷を地中に埋めていることを知って、先ずバリバルーンで爆弾の位置をを探そうとするが、さすがにあまりに多くて新命と行動をともにしていただいたが音を上げ、彼らは基地に戻ることに。ペギーたちは、見つかった機雷を除去しようとしていた。しかし一つはイーグル隊員とともに爆発し、残りの一つを慎重に解体したペギーは起爆スイッチが無線式であることを知る。ゴレンジャーたちは機雷仮面を総力を挙げて探し出そうとする。そのころ機雷仮面は、最後の機雷を埋め終え、あとはゴレンジャーを待つだけになる。ゴレンジャーたちとともに自爆し、すべての機雷を破壊しようという機雷仮面。一方、ゴレンジャーたちも機雷仮面を探す。アカレンジャーをのぞく4人が機雷仮面を見つけて戦いになるが、機雷仮面はすぐに音を上げて、戦いをやめてしまう。キレンジャーが機雷仮面に送信機のありかを聞き出そうとする。しかし機雷仮面は口を話女郎とはしない。そこに開示用がやってくる。ゴレンジャーが全員そろったと見た機雷仮面は急に強気になり、自分が爆発すれば、ゴレンジャーばかりではなく機雷も爆発することを話す。それに対して海城は「できるかな」と不敵に答える。機雷仮面は次の瞬間、自爆をしようとするがアカレンジャーに変試飲した海城によって阻止されてしまう。ゴレンジャーは自爆を阻止するために、その場から逃げ出した機雷仮面を追いかけるゴレンジャー。そこにテムジン将軍たちが現れる。そして彼らの先には杭に縛られた機雷仮面が。テムジン将軍は機雷仮面をバズーカ砲で撃とうとしているのだ。ゴレンジャーはその砲撃から機雷仮面を助け出すが、機雷仮面は再びテムジン将軍たちに撃たれようとする。そこでアオレンジャーが麻酔薬の入った矢で、機雷仮面を射抜き、機雷仮面を眠らせる。その隙にペギーが起爆装置を抜き取ってしまう。目が覚めた機雷仮面は、起爆装置が抜き取られたことを知ると、逃げだそうとするが、ゴレンジャーのゴレンジャーストームに敗れてしまう。感想……キレンジャーの役割って結構大きい。今回もたいしたことはしていないんだけど、海城や新命と一緒に崖を降りてくるところなんかで、大太が海城にぶつかったりして、海城が「おっ」と声を出すところなんかは、何気ないシーンなんだけどなんかいい感じ。今回も全編がどちらかというとハードな感じだから、そういうところで息が抜ける。なぞなぞもしっかりあった。あまり関係のないシーンだったけど、つながり方はうまかったかな。機雷仮面が最後の機雷を埋めたあと、兵士が一つ余ったと言って持ってきて、彼はそれを川にでも捨ててしまえと言って、その機雷を川に捨ててしまうのだ。そしてその機雷の行き着いた先が、沼のようなところでタロウとその姉のイーグル連絡員の乗っているボート。その上では二人がなぞなぞをしていて機雷がふれそうになってあわてて逃げ出し爆発するというシーン。つながりがよすぎたんで、何か重大なことがあるのかと思ってみてしまったけど、本当になぞなぞのためのシーンだった。ゴレンジャーストームもニューパワー作戦になってからちょっと変わってきたし、これから敵の弱点に変化するんだろうけど、今はまだまともかな。ただしフェイント作戦といってバレーボールのようになってしまったが。でも最後は、アカレンジャーのシュートだったけど。
2006.11.21
Task38「虹の反物」蒼太がメインの回。みんながくつろいでいるサージェスのサロンにやってきた牧野博士。彼が連れていたのは女の子は……。という話なんだけどね。今回の話はプレイボーイらしい(というよりも女の子には優しすぎる蒼太君と言うところか)と言うか……。初めは、女の子が勝手に蒼太のことに熱を上げているのかなと思ったのだけど、ちょっと違ってはいた。でも簡単に想像はついたけどね。それにしても牧野博士は、いくら蒼太の妹さんのようだと思いこんだとしても、サロンに連れてくることはないんじゃないのかな? かれはセキュリティの問題をちゃんと理解しているんだろうか。親兄弟とはいえ、そこは秘密基地なんだからね。でも牧野博士がひょいっと連れてこれるんだから、ネガティブシンジケートの人たちも簡単に入ってこられそうな感じがする。でも入ってこないのはなぜ? ゴレンジャーでは今のところ、一度だけゴレンジャールームに侵入されたけどね。もっともイーグルの基地にはよく侵入されているけど。まあ、とにかく話の冒頭でちょっと気になったことは、ズバーンかな。何故に、暁にご飯を食べさせている? あれはなんか押しかけ女房のようだ。しかもだんだんサロンは狭くなってくるね。最初はたぶん三人から始まったんだし、第一話で真墨と菜月が増えて、その後で、映士がやってきて、そしてズバーン。今度は蒼太の猫だよ。猫を飼うのは大変なんだけどね。何しろ毛が……。サロンにはいろいろと精密機械がおいてあるんだろうし。それにしても今回の話もそれなりにおもしろかったけど、最近のボウケンジャーってあんまし冒険していないような気がする。最近見つかるプレシャスって、すでに誰かが発見しているものばかりなような……。たまにはシルバーのサガスナイパーで探したり、各地のサージェスの情報員からプレシャスの情報を得て、探しに行くという話がみたいな。
2006.11.19
第32話「怪獣使いの遺産」ウルトラマンメビウスの話と言うより、帰ってきたウルトラマンで放映された話の後日談が主という感じかな。あらすじ……30数年前、一人の宇宙人が地球人によって殺され、その後、河原に穴を掘り続ける一人の少年が現れる。そして現在、地球には再び宇宙から宇宙船がやってくる。その宇宙船が現れたところは、コノミが勤めていた保育園の園児たちが遠足で行っている場所だった。そのことを知り、青くなるコノミ。サコミズ隊長は、様子を見るためにリュウたちに出撃を命じる。リュウは怪獣が眠っている宇宙船をひどく警戒して攻撃をかけたがるが、サコミズ隊長は目的を確かめる必要があり、攻撃命令を出さない。そのとき、ミライにその宇宙船の主、メイツ星人のビオからテレパシーで侵略の意図はないことを知らされる。ミライは地上に降りてメイツ星人と交渉する。ミライは友好的に話し合いをしたいのなら、なぜ怪獣連れてきたのか問う。彼は地球にメビウスがいるからだと答える。メビウスは地球人とメイツ星人との話には口を出さないことを納得させ、友好の握手をしようとした。しかしそのとき、ミライに危険が迫ったと勘違いしたリュウがメイツ星人に攻撃をかけてしまう。怪我をしたメイツ星人は態度を硬化させてしまう。ミライの前から姿を消したメイツ星人は、怪獣を目覚めさせ、町を攻撃させる。そこに現れたコノミの保育園の園児たち。先生たちは彼の血が緑色なのを見ると、子供たちをつれて逃げようとする。だが園児たちは、メイツ星人が怪我をしているのを知ると、ハンカチを差し出す。とまどうメイツ星人。園長先生が、子供たちをほめて、彼の腕にそのハンカチを巻き付ける。そこにやってきたミライとリュウ。もう一度話し合いをしようという彼らに、メイツ星人は、30数年前に殺されたのは自分の父親であることを告げる。そのことを知った園長先生は、彼に会いたかったと告げる。怪訝な顔をするメイツ星人に、彼女は彼の父親と一緒に暮らしていた少年のことを話す。彼はそのメイツ星人が亡くなった後、河原を掘り続けてメイツ星人が残した宇宙船を探していたのだと。そして宇宙船を見つけて、一足先に彼らの星に行って握手をするんだと話していたと。その上で、殺されたメイツ星人が残した遺産は子供たちにしっかり受け継がれていると告げる。彼女たちが大きくなったら、地球は今より優しい星になっていると。その言葉に、地球人を信じたい気持ちがある一方で、父親を殺された憎しみを捨てられないと叫ぶメイツ星人ビオ。彼は町を守るために変身して、怪獣と戦っているメビウスに倒してくれと頼む。そしてメビウスは怪獣にとどめを刺す。メイツ星人は利握手を求めるリュウに父の残した遺産が花を咲かせたら握手をしようと言って、故郷に戻っていく。感想……冒頭にも書いたけど、これはメビウスの話ではなかった。帰ってきたウルトラマンを見ていた人たちに向けてのプレゼント的回なんじゃないかな。今回の元となる話である帰ってきたウルトラマンでの放送は覚えていないのだけど、それがなくても十分に理解できた。ただ、脚本的にというか演出的にというか、なぜあそこでいきなりリュウが発砲しなくてはならないのかが理解できなかった。事情はわかるんだけどね。話をこうしたいがためにあそこで無理やりシーンを作ったんだとは思うのだけど。もっと別のやり方があったと思う。後日談がわかってよかったという反面、あんなに回想シーンを入れなくてもと思ってしまう。話の流れが、メビウスじゃなくなっていたからね。リュウの強引さも、その後、彼がメイツ星人に「俺がいえた義理ではないんだけど、もう一度信じてくれ」と言った台詞で多少すくわれてはいたんだけど。やっぱりウルトラマンメビウスを見たという感じはないな。
2006.11.17
第29話「赤い追撃! なぞの封印列車」今回は列車を利用した話だった。古い列車で、今はもう走っていないだろうな。あらすじ……黒十字軍は秘密列車を走らせていた。そこには鋼鉄軍団の兵士たちが乗っていた。一方、イーグルの兵器研究所では、人工知能を持ったコンピュータ、スーパーXのお披露目が行われていた。しかしそのさなか、黒十字軍の彼らは襲われ、スーパーXは奪われてしまう。あとを追うゴレンジャーたち。しかし世界一の手品師を自称する扉仮面の策略により、彼らは箱に閉じこめられてしまう。しかし亜がレンジャーが自分の武器のレッドビュートを槍に変形させて、天井を破り、キ、ミド、モモレンジャーたちは脱出するが、その衝撃で、その箱の天地が逆になり、アカレンジャーが取り残されたまま、箱は爆発してしまう。間一髪助かった彼らは、アカレンジャーの石を無駄にしないように扉仮面を追う。扉仮面とスーパーXの乗る列車を追いかける明日香たち。そこにアカレンジャーである海城がやってくる。彼の無事な姿に明日香たちは喜ぶ。一方新命はバリブルーンでスーパーXの奪還をねらうが、善悪の判断ができないスーパーXは新命のバリブルーンのコントロールを奪おうとする。そこでやむを得ず退却する新命。そんな中、総司令から海城たちは、スーパーXを常に室温18度の環境においておかないと暴走することを知らされる。アカレンジャーはは列車の天井から中に入り込むが、スーパーXはすでに限界を超えており、爆発してしまう。変身が解け気を失う海城。そこにテムジン将軍がやって来て、スーパーXの人工知能だけを回収し、扉仮面の頭部にしまう。そして海城を列車の前に引きずり出してレールに寝かせるとそのまま引き殺そうとする。しかし海城はなんとか彼らをだまして窮地を脱する。そしてそこに駆けつけてくる仲間たち。戦いの衝撃で、スーパーXに体を乗っ取られてしまう扉仮面。しかし、その高度な知能もゴレンジャーたちのダブルストームによって倒されてしまう。感想……今回もアクションたっぷりだった。海城の髪型が少し変わったせいか、当初あった怖いイメージが少しは薄れたかな。それにしても秘密列車という割には、日中堂々と走らせているね。列車の車体もかなり古い。でも列車のシーンは結構楽しめた。イーグルの兵器研究所はよく出てくるけど、そのたびに黒十字軍に襲われている。しかもスーパーXを奪い取る彼らはどうやらトンネルを掘っているらしい。床から出入りしていたようだし。しかもわざわざ隙間を空けて去っていくとは……。今回のスーパーXが善悪の判断がつかないと言うところは、それ以降、人の介在しない人工知能は一度は敵側に乗っ取られるというパターンの一番最初みたい。
2006.11.16
デスノートの後編を見てきました。正直に言うと、先日テレビで前編が放送されなかったら、絶対に見に行かなかった作品です。デスノートという作品を上映するという情報は知っていたのだけど、なんかホラーのようでとても手が出なかった。ホラーを見ると夜、眠れなくなってしまうから、ホラーは絶対に見に行かない。先日の前編も、全く興味がなくて、最初から見る気にはなれなかったし。録画なんかしたら、なんかたたられそうな感じがしていたしだからCMの間に、チャンネルを回していて、偶然、デスノートになって、それからなぜか引きつけられてしまって、そのまま最後まで見てしまった。それでも終わりの30分程度しか見ていなかったんだけど、なんだかとても気になって、それで後編をやっているというので、映画館に。ポイントがたまっていて、1500円のところを無料で見ることができたのはとてもラッキーだった。で中身はというと、これまた、すごかった。目が離せないというか、うっかりできないというか。それぐらいぐいぐいと画面に引きつけにられて、いっこうに退屈しなかった。邦画に限らず何だけど、中盤でだれるときが往々にしてあるんだけど、今回のこれは全然その気配なし。この先どうなるのだろうと思いつつ、じっと見入っていた。デスノートに翻弄される人々が何ともいえなかったな。明るいラストではないんだけど、すべてが終わった後のシーンはぐっと来た。Lが夜神総一郎にかける言葉が、感情がこもっていない口調なんだけど、でも見ている側にはしっかりその隠された思いが伝わる感じで、何ともいえない。見終わった後で心に残った思いは、切ないなぁと言うこと。Lも、夜神月も、デスノートに関わった人たちはみんな切ない。その行為が正しいかどうかではなくて、デスノートを手にした彼らの行動は、誰もが持つ衝動だと思うから。久々にいい映画を見たな。
2006.11.14
Task37「憧れの芸能界」きまじめなさくらがメインで彼女の性格によるずれがおかしかった。今回のミッションは、丹原というわがままな俳優が手に入れたプレシャス-繁栄の石-を巡ってのもので、さくらがプレシャスを手に入れるために、丹原のマネジャー見習いとなって、すり替える隙をうかがうという話。この丹原という俳優、どこかで見たことがあると思ったら、メガレンジャーの悪役をやっていたDr.ヒネラーだった。懐かしい。少しあのときよりも貫禄がついていたけど、雰囲気はあんまし変わっていなかったな。今回の役柄はヒネラーとはちょっと違っていたけどね。今のところ、悪役で一番感動したのは、ヒネラーなんだよね。敵とはいえ、元は人間だし、敵対した理由もすごく人間らしい。メガレンジャーの指揮官である久保田博士に対する嫉妬が原動力だったから。今回の敵は、ジャリュウ一族なんだけど、その彼らが、テレビ局に入り込むために利用したのが、駅伝のキャラクターの着ぐるみ。でもそれは実はリュウオーンがそっくりに作り出したもの。それを菜月が見破るところがなかなか。戦闘中にミーハーなこともしているし、そういうところではクスリとひと笑い。映士は大根をかじりながら一言言うし。大根の先っぽは確かに辛いかも。でも今の時期の大根はおいしいし、キュウリは時期はずれだし。さくらは今回、とてもがんばっていた。彼女のきまじめさが、生かされていたな。真剣にだじゃれを覚えようとするところはもちろんだけど、缶コーヒーを出すタイミングのシーンなんかは彼女らしい。自分が正しいと思ったことに対しては、妥協することができないと言うところも。でも成り行きで、彼女がアイドルをやる羽目になったところのとまどいは、さくらならさもありなんという感じだった。彼女自身の髪型はあまりにあってはいなかったけど。菜月なら、ちゃんとアイドルすることができたんだろうなと思ってみていた。さくらも菜月を参考にしていたようだけどね。戦いの方も、シルバーのサイレンビルダーはまだ修理中のようで、彼はダイボイジャーに乗ってやって来た。でも一度乗ってみたかったっていう台詞は……。よくわかるけどね。そうでもないと戦いのシーンで最近彼の活躍がないからね。
2006.11.13
第31話「仲間たちの思い」あらすじ……ウルトラマンメビウスとしてまたヒビノミライとして、仲間たちのもとに残ることになったミライ。しかし基地に戻った彼は倒れてしまう。病室で眠るミライを見つめるリュウたちは、ミライがメビウスであることは自分たちだけの秘密だと誓い合う。元気になったミライは、前回の戦いでなぜ自分が炎をまとい強くなったのかわからないながらも、これからも戦い続けることを改めて決意する。そして仲間たちのいる部屋に入った彼は、みんなが一緒になって飾り付けをしているのに、目を丸くする。彼らはサコミズ隊長の留守に、彼の誕生日を祝う準備をしていたのだ。リュウはミライにサコミズ隊長が喜ぶ「豆」を買いに行くように言う。そして帰ってきたサコミズ隊長をみんなで出迎える。突然のことに驚くサコミズ隊長。そしてミライが買ってきたプレゼントがあけられるが、それは「豆」は豆でも豆まきの豆だったのだ。あきれるリュウたち。しかし宇宙では何物かが、GUYSスペーシーが設置した怪獣要撃用の衛星を破壊していた。そして各地で謎の円盤が目撃される。警戒に入るGUYSジャパンの面々。本部は、コンタクトがとれなかった場合は、現れた円盤を破壊することに決定が下される。そしてその一つが日本を攻撃したのだ。ガンフェニックスが使えない中、ジョージとマリナはガンブースターで出撃し、リュウたちも地上から攻撃をかけることに。そしてその円盤生物が発する言葉は日本語で、彼は「ウルトラマンメビウス抹殺指令」という言葉を連呼していた。「僕は戦います」というミライの言葉に、リュウは「僕は、じゃない、僕らは、だろう」と言って、変身するミライを送り出す。しかしその敵はかなり強敵で、窮地に陥るメビウス。だがその彼を援護するためにリュウたちが力を合わせる。その中で、ミライはなぜメビウスとなった自分が炎をまとい強くなったのか気がつく。それは仲間たちの思いの力だったのだ。再び炎をまとったメビウスは円盤生物を倒し、仲間たちの元に帰っていく。感想……ミライがメビウスとわかってから、彼らはどうするのだろうと思っていたけど、みんなの秘密にするということで、ミライはメビウスだけど、変身していないときはミライとして接してくれるというのがわかってほっとした。今まで、ウルトラマンでこういう展開はなかったからね。それにしてもやると思ったけど、本当に「豆」を買い間違えてくるとはね。それも節分の豆かい? ミライに節分の意味がわかっているとは思えないけど。パーティシーンの最後の方で、テッペイがミライにこっそり耳打ちしているところが映っていたけど、あれは節分の意味を教えていたのではないかと思う。それにしても「豆」をください、と店の人に言っただろうに、なぜその人も節分の豆をわざわざ探し出す? ふつうの大豆でもいいじゃないか。わたしはてっきり、大豆を袋で持ってくるのかと思ったのだけど。全般はちょっと笑えるところで、たぶん前回の話のエピローグという感じなのではないかと思う。そして後半は、これからの展開のプロローグという感じ。なぜ円盤生物がメビウスを抹殺しようとするのか、という疑問を提示したのかな?メビウスはウルトラ警備隊の新人だから、あちこちに恨みを買っているとは思えないし、何かの実績があるはずもない。これは想像だけど、彼らは未来からやって来たのかも。成長したメビウスに倒されるか壊滅させられるかされそうになって、それを防ぐために、まだ新人の頃の彼を殺そうとした? なんてね。
2006.11.12
第30話「約束の炎」サコミズ隊長は本当に、いったい何者なんでしょう。あらすじ……基地の病室で眠っているミライ。それを見守るリュウ。病室の外ではそんな二人を心配している仲間たちがいた。サコミズ隊長は、病室の外にいるジョージたちに、インペライザーは倒されたわけではないから、次の戦いのために無理にでも眠っておくように告げる。彼らはミライのこと針生に任せてその場を離れるものの、テッペイはインペライザーのことを調べるといい、コノミは以前の作戦から今回の戦いに役に立つものを探すといい、ジョージやマリナもアライソ整備長のところで首里を手伝うと言って、それぞれ散っていく。それを陰で見ているサコミズ隊長。病室で目を覚ましたミライはリュウの元にお守りとメモリーディスプレイを残して、消える。リュウは消えたミライを探して、初めてミライとあった場所にやってくる。しかしそこにミライはいない。町を見下ろすリュウ。だがその背後に、ミライが現れる。リュウはミライに問う。「なぜウルトラマンは、地球を守ろうとするのか」と。ミライはリュウに、ウルトラマンもかつては人間だったという話をする。リュウはウルトラマンはただ地球を守っているのではなく、かつての自分たちの星と重ね合わせて地球を守っていることを知る。だがそう納得したとき、再びミライの姿は消えていた。そして基地では、インペライザーに対する作戦を考えていた。そこにタロウからの通信があり、インペライザーの出現位置が特定され、彼らは昨期線の準備にかかる。そしてきっかり予定時刻に現れたインペライザー。そしてタロウもまたやってくる。リュウたちはガンフェニックスで戦い、大気圏外にインペライザーを放り出す作戦を決行するが、途中でインペライザーが転移して、その作戦は失敗に終わる。タロウとインペライザーの戦いを見つめるミライ。そこに不時着を余儀なくされたリュウたちがやってくる。ジョージの人並み外れた視力は、遠くにミライの姿をとらえ、またマリナの聴力はミライがタロウと話している会話をとらえる。リュウは走り出して、ミライに「タロウに自分の強さを証明して見せろ」と叫ぶ。そこで初めてジョージたちはミライがメビウスだと言うことを知る。リュウの言葉に励まされるように変身するメビウス。だが圧倒的なインペライザーの前で再び敗北し、命が絶たれようとしたそのとき、リュウとの約束を思い出し、その思いが新たな力となり、メビウスはインペライザーを倒す。リュウはタロウに言う。「メビウスも仲間なんだ。連れて行かないでくれ」と。タロウはうなずき一人地球を去っていく。そして戻ってきたミライを迎えるリュウたち。リュウは自分と同じ炎のエンブレムを描いたメモリーディスプレイをミライに渡す。感想……ウルトラマンの場合、資料本とか見たことがなかったので、どういういきさつで彼らがウルトラマンになったのか全然わからなかった。ただ光の国からやって来た人たちだと言うことだけしか知らなかったんだけど、ああいういきさつがあったとは……。ミライの口から語られたのが、なんかとても印象的だったかな。青い空に輝く一つの星、それがミライのふるさと光の国だけど、でも今届いている光は、彼らがウルトラマンになる前、地球人と同じ人間であったときの光というのが、なんかただ楽しめればいいという作品ではなくて、そこに切ないものとかが入るのが、ウルトラマンってすごいなと思ってしまった。それにしても前話の方でもサコミズ隊長は、ミライが帰還命令を受けていることを知っているようなそぶりを見せていたし、沈んでいる彼の肩に手を乗せる仕草は、落ち込んでいる彼を励ましているという感じではなかったしね。メビウスたちが戦っているときのリアクションも、やっぱりふつうとは違う気がするし。やっぱりゾフィーなのかな?
2006.11.11
第29話「別れの日」前回の予告のせいで、なかなか見ることができなかったけど、31話が放映されてようやくまとめて見ることができた。あらすじ……ウルトラの父と母から帰還するように言われたメビウス。地球の危機に、戦いたいという彼に二人は、このまま戦えば死ぬことが確実だと告げる。ミライは、GUYSの仲間たちにそれとなく別れを告げようとする。テッペイには朝早くから彼の家に出かけ、カレーを作って振る舞ったり、またコノミとは保育園でコノミと一緒に保育園で先生をやったり、マリナには彼女のバイクを整備し、ジョージとはともにサッカーをして、それぞれにお守りをわたしていく。仲間たちも彼のその態度に彼がGUYSをやめるのではないかと思い始める。ミライにピクニックに誘われたのリュウは、ミライにそのことを尋ねる。だがそこに新たな敵、無双鉄神インペライザーが現れる。出撃するマリナとジョージ。だが二人の苦戦に、ミライはメビウスに変身すべく、リュウの元を離れようとする。しかしそれを見とがめるリュウ。「俺たちが背を向けたら誰が守るんだ」といわれたミライは、意を決して叫ぶ。「自分が守ります」と。そして彼はリュウの目の前でメビウスに変身する。唖然とするリュウ。インペライザーと戦うメビウスだが、再生能力を持つインペライザーに苦戦する。だめかと思われたそのとき、ウルトラマンタロウが現れる。タロウとメビウスの攻撃。しかしそれでも、インペライザーを倒すことはできない。そうしているうち、メビウスはリュウの目の前で倒れてしまう。タロウは必殺技の光線でインペライザーを攻撃する。しかしとどめを刺すには至らず、インペライザーは現れたときと同じように突然消えてしまう。立ちつくすタロウ。一方、リュウはメビウスとなり倒れたミライを探してがれきの中を走る。そこでミライを見つけるが、崩れてきたがれきが二人に襲いかかった。感想……放送されていたときは、終わりの方をちらりと見ただけだったので、録画したものを初めから見ると、最初の部分がなんかもたもたしているなと感じた。でも次の話と通してみたとき、あれはあれで必要な時間だったと感じた。30分だから少しもたついたように感じたんだろうね。でも悪くはなかったな。それぞれにミライが密かに別れを告げている感じで、特にマリナのところなんかは、世界グランプリに出場するという夢を、ミライがGUYSに誘ったせいで、かなえられずにいるのではないかと彼が悩むところで、マリナがGUYSに入ったことはよかったと思っているという彼女の言葉はとっても心に響いたかな。一見回り道に見えるようなところでも、それは決して回り道じゃないと思うから。改めてそう考えてしまった。後半はリュウが主役といってもいいと思うし、彼もずいぶん成長したなと思えた。音楽もよかったし、メビウスって時々映画のような音楽の使い方をする気がする。
2006.11.10
第28話「赤い大噴火! 地底基地に潜入せよ」あらすじ……黒十字軍は吉野博士を無理矢理協力させて大噴火を起こさせて、東京をマグマで埋め尽くす装置を作り出す。吉野博士はこれ以上の協力はできないと拒むものの、娘の身がどうなってもいいのかと、鉄グシ仮面に脅されてしまう。黒十字軍は、太郎とともに公園で遊んでいる博士の娘を連れ出そうとするが、そこにペギーが現れて、その計画は失敗する。そして連れ出そうとした男を鉄グシ仮面は抹殺してしまう。ペギーはその男の死ぬ間際、いくつかの言葉を聞き出し、黒十字軍が何か計画を立てていることを知る。海城とペギーは、死んだその男の写真を持ってあちこちの工事現場を巡って男の身元を探っていた。そこに一人の作業員がおびえたように走って来る。彼を捕まえた海城たちは自分たちが敵ではないことを言い聞かして、ようやく男から話を聞き出すことに成功する。その男は死んだ男のことを知っており、また黒十字軍の元で働かされていたのだ。そこで海城は変装して、不審な工事現場に潜り込む。そこでは黒十字軍が東京をマグマで埋め尽くすための装置を設置していたのだ。だが海城は敵に正体がばれ、捕まってしまう。海城が捕まったことを知った仲間たちは、それぞれにその場所に乗り込んでいく。そして海城と、ともに捕まっていた吉野博士を助け出す。しかし黒十字軍が設置した装置は動き始めていた。ゴレンジャーたちは鉄グシ仮面と戦い勝利したものの、装置を停止させることはできず、そこでバリブルーンのドリルミサイルで、その装置を破壊し、黒十字軍の野望を防ぐ。感想……子供は素直。たまたまうちの子供と一緒に見たのだけど、古い作品にもかかわらず、じっと見入っていたところもあった。さすがに口が達者になっているので、時折つっこむのだけど。でも楽しそうに見ていたから、やっはパリ時代が立ってもおもしろいものはおもしろいのだと再認識した。今回は写真を持って死んだ作業員の身元を調べるところは刑事物だったし、海城の変装もなかなかよかった。いつもはちょっと怖いイメージなんだけど、今回は軽い感じの男に変装していた。そういう姿も結構似合っていた。
2006.11.07
Task36「鬼の金棒」映士と暁がなかなかいいコンビではないか。昔話の桃太郎の話をベースにしているんだけど、ただ単純におもしろかった。今回は「先に見つけたのは俺たちだ」というクエスターの言葉に一理あるとうなずいてしまった。でもその後で、桃が流れてくるとはね。明らかに作り物だとわかる桃なのだけど。中かから現れた赤ちゃんはどこから連れてきたのか、ちょっと気になったりして。それに映士と暁が赤ちゃんのめくどうを見る羽目になったのもなんかおかしい。初めはちょっといやそうだった彼らも次第に、親ばかになっていくのがわかるし、そこがおもしろかったかな。親ばか度が進むほど、暁が壊れていく。元に戻るか心配した仲間たちの気持ちがよくわかる。そして弱虫の太郎に書ける映士の言葉が、ただただおもしろいだけではなく作品を引き締めていたように思う。生まれてからアシュと戦うことを運命づけられていた映士だからこそ、鬼の金棒を奪ったクエスターとの戦いに怖じ気づく太郎に言える言葉なんだよね。またボウケンレッドに変身した暁が映士にかけた言葉もなんか心に響いたな。太郎はおまえじゃないという言葉が、なんかチーフらしいというか、彼だから言える台詞だね。ドラマ的にはとってもよかったしこういう話は好きなんだけど、なんか最近プレシャスの扱いが少々置き去りになっているような気がする。今ボウケンジャーのほかに「秘密戦隊ゴレンジャー」も見ているのだけど、ゴレンジャーだったら、たぶんプレシャスである鬼の金棒がもっと話の中心に来ていて、これの争奪戦になっていただろうな、とちょっと考えてしまった。
2006.11.06
第27話「黄色い物体Q! ゴレンジャー基地SOS」いつも間抜けな作戦を立てる黒十字軍にしては秀逸な作戦だった。あらすじ……黒十字軍に潜入している秘密工作員からゴレンジャーたちは、テムジン将軍が新しい武器を輸送してきたことを知る。ゴレンジャーたちはそれを奪い取り、イーグルの研究所に持って行くが、どうやってもそのカプセルを開くことができず、また特殊カメラでその中を撮影しようとしたが、それもできなかった。そんな折、再び秘密工作員からの接触により、奪い取ったカプセルには、新型の武器が入っていることが判明。そして、テムジン仮面が奪い返す計画があるということもわかる。そのカプセルをどこかに移すことにしたとき、秘密工作員の情報通り、テムジン仮面が奪い返しに来た。そこで大太と工作員の007はともにそのカプセルを移動することにし、ほかの四人でテムジン将軍を迎え撃つ。ゴレンジャーとテムジン将軍との戦いに、形勢が不利になったテムジン仮面は退却し、大太たちはそのカプセルを総司令の指示の元ゴレンジャールームに運び込む。しかしみんなのいる前で、それは突然カプセルから鉄の爪仮面が現れた。そこで初めて、黒十字軍に潜入した秘密工作員が裏切っていたことがわかる。鉄の爪仮面の力によって、ゴレンジャールームが破壊されていく。だがバリブルーンの格納庫に来たとき、そこの蛍光灯が接触不良によるノイズを発生していたために、鉄の爪仮面は戦闘不能になってしまう。その状況を知ったテムジン仮面はイーグルを裏切った工作員に007を呼び出させ、彼女の弟を人質にして、蛍光灯を取り替えさせようとする。やむなく了承する007。基地に戻ってきた彼女はキレンジャーが、蛍光灯を交換するのを見て、「交換すると鉄の爪仮面が飛び込んでくると」と告げる。そして鉄の爪仮面の弱点は蛍光灯のノイズだと。ゴレンジャーたちはその言葉に、太郎が人質にとられていることを悟り、総司令はミドレンジャーに太郎の救出を命じる。一方アカレンジャーたちは、モモレンジャーが作ったノイズの発生装置を使って、鉄の爪仮面を拘束することに成功。イーグルの実験場で鉄の爪仮面を爆破処理することに。だがそこにテムジン将軍が現れ、鉄の爪仮面を苦しめていたノイズ発生装置を壊す。自由になる鉄の爪仮面。しかしキレンジャーが新たなの維持発生装置を出すと、再び戦闘不能になる。だかテムジン将軍は、太郎を人質にキレンジャーにノイズ発生装置を捨てるように言う。しかしそこに007が草陰から、裏切り者を撃ち、ひるんだ隙にアカレンジャーが、太郎を救出。形勢不利な状態に、テムジン将軍は退却し、鉄の爪仮面はゴレンジャーストームの前に敗れ去る。感想……今回はなぞなぞは出てこないのかと思ったけど、最後の最後でキレンジャーが太郎に向かってなぞなぞを出していた。さて黒十字軍の作戦は、なんだかようやく作戦らしい作戦だった。要するにこれはトロイの木馬作戦なんだよね、思わずあれ、どうなるんだろうと思っていていたけど、蛍光灯の接触不良で戦闘不能になる怪人って……。思わぬ盲点だったな。それにしてもキレンジャーが蛍光灯を取り替えるときに言った言葉が何とも……。鉄の爪仮面のせいで大損害というのは、あんまり深刻に聞こえなかった。再び太郎君が人質に取られたけど、前回の教訓が生きていてよかったと思う。二度もイーグルは裏切れないし、前回の後悔が生きているという感じかな007。イーグルという組織を裏切ったものがいると言うところもちょっと目先が変わっていたな。
2006.11.05
第26話「青すじ七変化! 恐怖の毒薬博士」あらすじ……ペギーと大太はイーグルの研究所で開発されたウィスカーという鉄の純粋結晶でできた金属を博士とともに護衛しながら、イーグルの本部に向かっていた。しかしそこに青すじ仮面が現れ、博士は青すじ仮面の放った毒の吹き矢によって体をさび付かせてしまい、ウィスカーは奪われてしまう。しかしアタッシュケースを開けて中を確認した青すじ仮面は、その中に入っていたのがウイスカーではないことを知る。そして彼は必ずウィスカーを手に入れると言って、引き上げていく。ペギーたちは体を硬直させてしまった博士をイーグルの病院に連れて行く。そこでペギーが博士の血液を調べると、血液がすっかりさび付いているのが見える。一方、海城たちは博士を守るために病院のまわりを警戒していた。しかし次々と急患やら、看護婦、医者などがあわただしく入っていく。だがそれらはすべて黒十字軍の兵士たちだったのだ。海城や明日香たちによって、彼らの博士奪還は阻止される。青すじ仮面はアオレンジャー以外の4人のゴレンジャーと戦う。そこで使われる毒薬付きの吹き矢。だがキレンジャーの機転で、青すじ仮面は死ぬまで走り続けるという毒薬付きの吹き矢を自分の体に打ち込んでしまい、走り出してしまう。町中を走り出す青すじ仮面をバリブルーンで後を追う新命。黒十字軍の兵士たちが青すじ仮面を捕まえると、青すじ仮面は彼らに自分の血液を交換するように、命じる。新命が聞いたその言葉で博士は無事に意識を取り戻す。海城たちは博士から、ウィスカーが博士の助手の手にあることを知る。ペギーと大太は助手の元に向かう。彼はウィスカーの魅力の虜となり、本部に運ぶのではなく、その代わりにウィスカーで剣を作っていたのだ。ペギーたちは彼が素直に渡してくれそうにないことを知ると力ずくで奪う計画を立てるものの、すんでの所で、青すじ仮面に奪われてしまう。青すじ仮面はウィスカーの剣を吹き矢の針に作り替え、もっと多くのウィスカーを手に入れるために製鉄所を襲う。そこに現れたゴレンジャー。青すじ仮面はウィスカーの針を使おうとしたそのとき、新命が開発した強力な磁石によって、針はすべて吸い付けられてしまう。だが青すじ仮面は最後の手段として一撃で死に至らしめることのできる毒薬を口に含み吹き矢を吹こうとする、しかしゴレンジャーたちの攻撃で、その毒薬を飲んでしまい、青筋を立てて怒った彼は、ゴレンジャーに向かっていくが、ゴレンジャーのゴレンジャーストームの前に敗れてしまう。感想……青すじ仮面は、顔がちょっと気持ちが悪いのだけど、キレンジャーの機転で、自分で毒矢を自分に打ち込んで走り出してしまったところは、ちょっとかわいらしかった。声とその演技のせいだと思うのだけど、なんか憎めない。さいごはちゃんと悪役をやっていたんだけどね。それにしても相変わらずゴレンジャー以外のイーグル隊員って、ものすごく弱い。警戒が厳重なはずなのに、医者や看護婦の格好であわただしくしていたらなにも検査をさせずに入れてしまうのは、組織としてどうかと……(苦笑)敵の怪人も以前はゴレンジャーがとどめを刺すときは必ず背を向けて逃げていたのに、テムジン将軍が実行指揮官になったとたん、必ず向かってくるようになった。指揮官が替わると変わるのかな? でもその方が理にかなっているんだけどね。
2006.11.04
轟轟戦隊ボウケンジャーも次の回で36話目になる。そろそろラストに向けて、盛り上がっていく時期かな。菜月の謎も解明されたし、後は映士とクエスター、真墨と闇のヤイバとの関係にもけりがつく頃ではないかと思うのだけど、ほかの人たちはどうなるのだろう?ボウケンジャーの場合は、全体のストーリーとしての大きな流れがあまり見えてこないから、どういう形で終わるのか想像はつかない。これがゴーゴーファイブやメガレンジャーだったら、最後は敵との存亡を賭けた戦いになるのだけど。ボウケンジャーの場合は、敵が複数いるし、時には共同戦線をくむことはあっても、それぞれが勝手にやっているからね。さて、先日、オークション関係でメールをやりとりしていた人の情報から、次の戦隊の名前が「獣拳戦隊ゲキレンジャー」であるらしいというのがわかった。もっともこの情報は一次情報ではなく、二次三次の情報で、わたし自身確認のしようがないのだけど。でもこの名前で商標出願がされているようなので、わたしはほぼ決まりではないかと思っている。どんな内容になるのか今からとても楽しみ。
2006.11.03
第25話「真っ赤な導火線! 八ツ目の魚雷攻撃」あらすじ……新命と大太は、イーグルの輸送船が突然の暴風雨に巻き込まれて、沈没するという事件を調査するように総司令に指示を受ける。そして新たなイーグルの輸送船を眼下にとらえたとき、突然二人が乗ったバリブルーンを暴風雨が襲う。それは輸送船も襲っていたが、波が静まったとき、海から黒十字軍の兵士たちと八ツ目仮面が甲板に現れ、船底に爆薬を仕掛ける。暴風雨を抜けた新命たちは黒十字軍の姿を見つけるとゴレンジャーに変身して、彼らの前に立つ。そして戦いとなり、二人は兵士が持っていた爆弾を海に投げ込む。八ツ目仮面はそれを見て、必ず輸送船を爆破すると言って退却していく。新命と大太は船を隅々調べて船底の倉庫で、時限爆弾を見つける。複雑な構造に、爆弾の専門家であるペギーを呼ぶことに。港に横付けされた輸送船の元にペギーたちがやってきたが、八ツ目仮面は爆弾処理の桃レンジャーを徹底的にマークし重傷を負わせる。アカレンジャーとミドレンジャーの攻勢に再び退却する八ツ目仮面。新命と大太はバリブルーンに乗って八ツ目仮面を探す。一方爆弾の前で、ペギーは怪我を押して爆弾を解体しようとするが、できない。そこで海城が解体を試みるが、複雑すぎて自分の手には負えないと判断し、イーグルの爆発処理班を呼ぶことに。だが八ツ目仮面は彼らが港に到着する寸前、攻撃かけて全滅させてしまう。駆けつけたアオレンジャーは八ツ目仮面の目を射抜きながら、爆弾の解体方法を教えろと迫る。八ツ目仮面はその勢いに青い線を切るように言った直後、赤い線だと訂正する。八ツ目仮面から聞き出した情報を海城に届ける新命たち。黒十字軍のアジトでは八ツ目仮面が誇らしげに自分が間違った線を教えたから、もうすぐ輸送船が爆発し、そこに積んである新高性能火薬が東京を火の海にするというのだが、総統はその考えは甘いと冷ややかに告げる。反発する八ツ目仮面。それをテムジン将軍にいさめられ、彼は命に代えても船を爆発させると宣言する。船倉で万が一のために一人で爆弾を処理するから、明日香にペギーをつれて船を下りるように指示をする海城。だがその命令に納得しない明日香は抵抗する。そこに新命たちがやってきて、事情をしる。新命は海城に「水くさいぞ」と言うと、今度は明日香を叱責する。明日香は新命の言葉に渋々従い、爆弾の前には、海城と新命が残り、青い線を切る。するとタイマーは止まり、船は爆発を免れる。だがそれを見ていた八ツ目仮面は、作戦の失敗を知ると、自ら魚雷に乗り込み、船を爆発させようとする。しかしアカレンジャーに阻止され、八ツ目仮面はゴレンジャーたちと戦い、そして敗れる。感想……前回に続き、今回も明日香の若さが出ていた。逆に海城と新命のあうんの呼吸というか、言葉を多く交わさなくても分かり合っている様子がとてもかっこいい。最近の戦隊でああいう感じの二人はなかなか現れないな。
2006.11.02
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