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Task15「水の都」あっという間に時間が過ぎてしまった。初めは水の都とか全く関係のないところから入っていたからどうなるんだろうと思っていたんだけど、オープニングが終わったら、ちゃんと本題に入ってほっと安心。今日はとても楽しみにしていた回だからまずはよかった。もっとも、楽しみにしていたのに、寝坊して結局ビデオを見ることになってしまったのだけど。今日の活躍は暁が一番目立っていたけど、わたしがもっとも注目したのは、マギとラギ。マギは「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の巽兄弟のお父さんである巽博士だし、ラギは「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオブルー・鮫津 海だったから。ラギはジャリュウ一族の姿になっていて、本人はほんの少ししか出ていなかったけど。でもガオレンジャーからあまり変わっていないような……少し大人の感じがあったかな。逆光でであまりはっきりと長い時間映っていなかったから、印象だけど。ガオレンジャーから5年たっているかに変わっていないとおかしいんだけど。でもジャリュウ一族の姿になる前の彼はなんだか「鮫津 海」が少し大人になった感じがしたな。ラギの方が少し柔らかいか?一方、マギは衣装を変えても巽博士だった。しゃべり方もあまり変わっていなかったし。名前のマギというのはマイク真木の真木からきているのではないかな? (マギと変換したら真っ先に真木と出てきた) ゴーゴーファイブはガオレンジャーよりも古い作品だけど、元気そうで良かった。さて話自体もけっこう楽しめたし、今回は珍しく、街が破壊されていた。ボウケンジャーでは冒険をしてプレシャスを探すという目的があるためか、戦闘といえば人里離れたところが多かったと思うのだけど。前に一度、街中で戦ったことがあったけど、覚えているのはそれぐらいかな。ほかはあまり建物などに被害が出ていなかったような……。なんだかちょっと新鮮に感じてしまった。街が壊されてこの感想もおかしいけどね。次回はナンバー10のメカが出るようだし、話の方もきっと完結すると思うのだけど。今からとても楽しみ。ラギは水の都の民に戻れるのかな? そうなれば嬉しいのだけど。
2006.05.31
第26話「ホントか!? ネジレジアの最後」ブラックとシルバーがメインの回。あらすじ……宇宙ではプロジェクトに戻った裕作がディスプレイを真剣に見ている。それを部下たちが見て、開発に専念してくれて良かったとこっそりと言い合うが、実は裕作は前回の戦いを研究していたのだ。再び戦いに闘志を燃やす裕作。一方地球では、夏休みのデジ研の部室で、健太たちは花火大会の準備をしていた。健太はメガシルバーの裕作を呼んだらどうかと提案し、瞬たちも賛成する。しかし耕一郎は「アイネットは遊びではない」といって、彼を呼ぶのに反対する。そこに久保田博士から、ネジレ反応の連絡があり、健太たちはそこに駆けつける。目的の場所に着いた健太たちはクネクネが一人の男を追いかけているのを見る。だが男はポケットから何か取りだし、それをクネクネに当てると彼らみんな倒れていく。そしてギレールが現れて、男は怖さに目をつむりながらそれをギレールに向ける。それから光が放たれてギレールは苦しみながら逃げ出す。久保田博士は病院のでその男と会う。男はひと月前から行方不明となっていた南波博士だった。彼は今までネジレジアに監禁されていたという。しかしその間ネジレエネルギーを研究し、ネジレエネルギー中和装置を作り出しのだ。それがクネクネとギレールを退治した装置だった。久保田博士は、宇宙開発センターのパラボナアンテナを利用して、ネジレエネルギーを中和させて、ネジレジアを倒すことに。メガレンジャーたちは宇宙開発センターが攻撃されないように見張る役目を命じられる。キャンプを楽しんでいる様子を装って宇宙開発センターを見張る耕一郎たち。だが耕一郎以外はどちらかというとキャンプ気分でいろいろと準備をしている。耕一郎は、遊びじゃないんだぞと言い聞かせ、自分は裏側の偵察に出る。するとそこに南波博士の夫人と赤子が博士に会い来たところ、研究員に追い返されるのを見る。あやしく思う耕一郎。夫人は無断で中に入って、夫を捜す。耕一郎は夫人に帰るように言うが、そこに異様な物音がして、耕一郎は音のした方に向かう。耕一郎は一室で研究員たちが倒されているのを見る。人の気配に振り返るとそこに裕作が立っていた。彼はまた久保田博士に休暇届を出してやってきていたのだ。任務はどうしたのかとあきれる耕一郎。裕作は第六感が働いたのだと言って耕一郎に笑いかける。切れかかる耕一郎。そこに南波博士に乗り移っていたセミネジレが正体を現す。二人は通信センターに張られたバリアによって変身できず、夫人と赤子を連れて逃げ出す。一方、通信センターの外では、パラボナアンテナから発信される超振動波によって人々が苦しんでいる。当然メガレンジャーたちも苦しんでいた。そこにギレールが現れる。ギレールは南波博士ほおそったのはすべて芝居であることを告げる。そしてネジレエネルギー中和装置は実は人間の脳を破壊するための装置であることを彼らに教え、メガレンジャーたちに攻撃をかける。施設内の耕一郎と裕作は身を潜めているが夫人の連れていた子供が突然泣き出してしまう。近くにはクネクネがいる。耕一郎は必死になって赤子に泣きやむように言うが、効き目はない。そこで裕作が風車を作る。耕一郎はその姿に「これは遊びではない」と腹を立てて風車をたたき落としてしまう。裕作は肩をすくめながら、風車を拾い上げ、赤子の前でまわしてみせる。すると赤子は泣きやむ。驚いている耕一郎に裕作は「もっと肩の力を抜け」と言う。二人は夫人と子供を残して、超振動波を止めに向かう。コントロールルームでメインコンピュータを探しているその時、セミネジレが現れる。バリアのために変身できない二人は必死に戦うが、とてもかなわない。「いい加減変身しないとやばい」という裕作。二人はバリアを張ったのはセミネジレだから彼に責任を取ってもらおうといって、セミネジレを窓の外にけり出す。バリアに引っかかったセミネジレ。その途端バリアは消滅して二人は変身する。ギレールと戦っていたメガレンジャーは頭の痛みが治まったのに気づく。そしてギレールも彼らの変化に気づいたその時、セミネジレがギレールの元にやってくる。作戦が失敗したことを悟ったギレールは後はセミネジレにまかせて消える。耕一郎と裕作はセミネジレにそれぞれの決め技を決めて倒す。だがすぐにビビデビが巨大化させる。耕一郎がギャラクシーメガを呼び、デルタメガと合体して、止めを刺す。戦い終わって、裕作は久保田博士から至急戻るように言い渡される。そこに健太たちが彼を花火大会に誘う。最初は反対していた耕一郎も今度は許可し、楽しく花火大会が始まる。感想……耕一郎の性格がはっきりと出ていた回だった。特に裕作との絡みが絶妙。裕作との絡みで、彼の性格が自然に浮き上がってくる感じがして、とってもよかった。風車を作る裕作に腹を立てるシーンなんかは彼らしくて。戦闘シーンも二人が中心だった。変身前の戦いもあったし。最後の戦闘はシルバーとブラック二人だけのために用意されていた感じ。敵にとどめを刺して振りむいたときに、シルバーの変身が解けるのもなかなか味のある演出だったのではないかな。裕作のキャラがおもしろくなってきた。これからどうなることやら。
2006.05.30
今回もまた剣二も銃四郎もあまり活躍しなかった (T.T)。あらすじ……天地司令は都市安全保安局で、リュウジンオーが白波鋼一であることを確認する。彼は両親の死後、親戚に引き取られていたが、その後火事で死亡したと思われていた。しかし誰もその遺体を確認してはいなかった。そしてそのあと、魔弾龍のコアが盗まれたのだ。そのことを知ってあけぼの署に戻ってくる天地。剣二は司令が何か悩んでいる様子なのに気づく。その日剣二たちは、婦警コンビから宿直を変わらされてしまう。その夜、レディ・ゴールドの魔力によって街の人々は悪夢を見せられる。剣二も又、婚約者の海さんからしごかれている夢を見せられる。剣二のいびきと寝言で眠れずにいた銃四郎がその異常な様子に気づく。ゴウリュウガンは魔法の影響だといい、ゲキリュウケンによって剣二は目を覚ます。剣二と銃四郎はこんなことをするのはジャマンガだけだと言い、二人でレディ・ゴールドを探しに行く。一方鋼一も同じように夢にうなされていた。その悪夢の中に現れる天地の姿。ザンリュウジンが悪夢の魔法を解くと、鋼一はリュウジンオーに変身し、悪夢の魔法を放ったレディ・ゴールドの元に向かう。レディ・ゴールドを見つけた剣二たちはそれぞれ変身して戦うが、彼女の力の前に苦戦する。そこにリュウジンオーが現れる。リュウジンオーはやたらと攻撃をかける。いつもと違う彼の様子に気づく剣二たち。レディ・ゴールドはリュウジンオーと戦っている中、リュウジンオーが目覚めているはずなのに、悪夢から解き放たれていないことを知る。リュウジンオーは恨みのこもった思いで天地の名を叫ぶ。リュウジンオーはレディ・ゴールドではなく、天地と戦っている感じで、必殺技を放つ。レディ・ゴールドはその瞬間、異空間に消え去る。その戦いの様子を見ていた鈴たち。鈴は、リュウジンオーの天地司令が彼の両親を殺したという言葉を否定しようとするが、天地自身はそれを認める。ショックを受ける鈴たち。それは剣二たちも同様だった。一方ジャマンガの本拠地ではDr.ウォームがまけたレディ・ゴールドに声を掛ける。だがレディゴールドは作戦は失敗などしていないと答える。「この作戦のおかげでリュウジンオーの弱点がわかった」と答えるレディ・ゴールド。感想……前回、久々に剣二が活躍したと思ったんだけど、今回はさっぱり。なんだか話自体が、次の話のためのものという感じがしている。細かいところでけっこう笑えたりしたんだけど、内容はちょっと薄かったかな。次回が大変そうだから、しかたがないのかも知れないけど。それでもかなり工夫はしていたみたい。婦警コンビに宿直を押しつけられる剣二と銃四郎のやりとりも良かったし。剣二ってちょっとお馬鹿かも、と思えたし(それが魅力の一つでもあるけど)。宿直室での銃四郎もおもしろかったな。彼だけ、悪夢を見なかったのは、剣二のいびきのせいだったようだから、剣二には感謝でしょう。毛布をかぶっても目はしっかり開いていたようだし。剣二の悪夢も、らしくていい。海さんに剣の練習をつけてもらうのが怖かったのではなく、彼の本当の悪夢は、海さんと結婚することのよう……。でもどう経緯で婚約者になったんだろう。ちょっと気になる。それよりもっと気になるのは、宿直室の布団だからって、シーツは敷かないのかなと言うこと。そのまま寝ちゃうのが当然なのかな?
2006.05.29
第25話「ギリギリ! タイムリミット2分半」あらすじ……メガシルバーこと早川裕作は、仕事に戻らず、地上に滞在していて自分のバイクを整備している。そこに肩を怒らせた久保田博士が現れる。一方、メガシルバーの正体を尋ねた耕一郎たちは久保田博士の助手から、メガシルバーの正体を知らされる。彼はスペースメガプロジェクトのチーフで、スーツはメガレンジャーのスーツのプロトタイプを彼が改造したものだという。そして久保田博士はその彼に会いに行っていると聞かされる。久保田博士は裕作にスペースメガのプロジェクトを進めないでここで何をしているのかと問いただす。裕作がすでに休暇届を出しているというと、久保田博士その休暇届のメールを削除して、すぐに戻るように言い渡す。休暇を取り上げられた裕作はデジ研に顔を出す。デジ研では耕一郎たちがお弁当を食べている途中だった。耕一郎は裕作に戻れと言われたのなら、すぐに戻るべきでしょうと告げる。それを軽く聞き流す裕作。そこに久保田博士からネジレ反応の連絡を受ける耕一郎たち。耕一郎たちはオートスライダーに乗ってその現場に向かう。あとを追おうとした裕作は変身しようとしたが、変身できない。というのも久保田博士がメガシルバーの転送装置をロックしてしまったからだ。がっかりする裕作に、久保田博士は迎えをよこすからすぐに戻ってこいと言う。現場に着いた耕一郎たちは海岸に被害者がたくさんいることを博士に報告する。そして海岸に黒い染みがあるのを見つける。それはウツボネジレの毒だった。ギレールはウツボネジレをクローンで増やし、海を毒に汚染させるのを目的としていたのだ。メガレンジャーたちはウツボネジレのいる場所を見つける。しかし彼らに捕まってしまう。絶体絶命のメガレンジャーたち。久保田博士は自ら彼らを助けに行こうとするところに、裕作から通信が入る。裕作は自分に行かせて欲しいと頼む。そして彼がメガシルバーとして戦いにおもむいたのは、スーツの声が聞こえたからだと言う。戦うために作られたスーツなのにも、じっとしていることができなかったのだと。そしてそれは自分も同じだという裕作の言葉に、久保田博士はメガシルバーの転送装置のロックを解除させる。裕作はバイクに乗ってメガレンジャーたちのもとに駆けつける。生身の体で、クネクネと戦う裕作。ウツボネジレに捕まって身動きのとれない健太は、何故変身して戦わないのか聞く。裕作はメガシルバーは強力なために、2分半しか変身できないのだと答える。「だがそれで十分」と付け足す裕作。その自信満々な態度にあきれるメガレンジャーたち。クネクネを倒した裕作はついに変身して、ウツボネジレのクローンを作っている装置を破壊する。退散するギレール。それを見たメガレンジャーたちはシルバーだけにいいところを盗られまいと脱出を試みて成功する。そして二体のウツボネジレの一体と戦い、シルバーはもう一体と戦う。メガレンジャーのウツボネジレは巨大化したために、スーパーギャラクシーメガでとどめを刺し、もう一体はシルバーが止めを刺す。そしてシルバーがとどめを刺した直後シルバーの変身が解ける。戦い終わったメガレンジャーたちは、海で遊んでいる。そこに裕作が現れるが、部下たちもやってきて、無理やり裕作を連れて行ってしまう。感想……裕作と久保田博士のやりとりがおもしろかった。シルバーが出始めだからしかたがないのかも知れないけど、シルバーが中心になってしまった感じかな。シルバーの説明もしなくちゃいけないから仕方ないか……。でも久保田博士と裕作、そしてメガレンジャーの面々とのやりとりはおもしろかったし、耕一郎たちの性格が出ていた。一見いい加減な裕作と几帳面な耕一郎とのやりとりは結構良かった。これからどんな形で、シルバーが絡んでいくのか楽しみ。裕作のプロジェクトチームで開発しているスペースメガってとっても気になる。どんなものか想像もつかないけど、これから話に出てくるといいな。
2006.05.28
第24話「独走! 銀色のニューフェース」メガシルバー初登場。メガシルバーのための回と言ってもいいかも。あらすじ……街に現れたバッファローネジレ。それを倒すためにやってきたメガレンジャーたちは次々と自分たちの技を繰り出して、ネジレ獣を倒す。あまりのあっけなさに首を傾げるものの、せっかくの夏休み、早く終わった方がいいといって、それぞれに帰っていく。だがその様子を一人の男が見ていた。メガレンジャーが去ったあと、ネジレ獣の残骸から、一つの物が消えたことに疑問を持つ男。その男は家の手伝いのために配達をしている健太の前に現れる。男は健太がメガレッドであることを知っていて、まだ戦いが終わっていないかも知れないと忠告をする。一方棒術の練習している耕一郎の元にもその男は現れ、彼にも健太と同じ忠告をする。集まってそのことを話し合っているとき、彼らのデジタイザーにその男から通信が入る。彼は、千里たちに耕一郎たちと同じように挨拶をする。耕一郎たちは、何故デジタイザーに通信できるのか問う。男はデジタイザーは通信機だろうと答える。そこに久保田博士からネジレ反応が現れたことを知らされる健太たち。彼らは男を残して、現場に向かう。男はあとを追おうとするが、携帯電話に入った通信に答えていたために、出遅れてしまう。バッファローネジレと対決することになったメガレンジャーたち。だが彼らの攻撃はすべて通じない。前に戦ったバッファローネジレは彼らの情報を得るためのダミーだったことを知らされる。そこにあの男がバイクに乗って現れる。そして男はメガシルバーに変身する。メガシルバーのデータを収集していないバッファローネジレはメガシルバーに倒されてしまう。バッファローネジレはビビデビによって巨大化し、メガレンジャーたちのギャラクシーメガと戦う。メガシルバーはそれを地上から見ながら文句をつけたりする。そのたびに、健太は敵ではなく彼に目をやり、仲間から注意される。そして自分たちらしい戦いで、バッファローネジレを倒したあと、メガレンジャーたちは、メガシルバーが誉めていたことを知るが、彼の正体がわからないため素直に喜べない。一方、メガシルバーのスーツがメガレンジャーのプロトタイプであることを知り、またそれを使っていたのが特別開発班の早川裕作であることを知った久保田博士は彼を問いただすべく手ぐすねを引いていた。感想……今回は本当にメガシルバーのための回だった。それにしてもシルバーというのは、どちらかといえば、影がある人物だと思うのだけど、メガシルバーはなんというかひょうきん。戦隊シリーズ初の銀色の戦士らしいんだけど、最初の戦士がひょうきんだったとは……。メガレンジャーらしいけど。これがガオシルバーのように重いものを背負っていたら話自体が壊れてしまうからこれでいいのかも。だけど、あとから入ってくる追加戦士って、なんだか背景が重かったりするのが多いのは気のせいだろうか。ガオシルバー、アバレキラー、デカブレイク、明るく振る舞っていたけど、なんだか見えない背景が重そうだったシュリケンジャー。見ている範囲での戦隊の追加戦士ってやっぱしちょっと重いものを背負っているのかも。マジレンジャーは何か言えるほどみていないし、ジェットマンは追加戦士が出るのかどうかもわからない。今のところ出ていないけど。ゴーゴーファイブは追加戦士なしだったし。ところで久保田博士の部下らしいメガシルバーの次回が楽しみ。絶対、久保田博士と何かやりとりがあるような気がして。
2006.05.27
第23話「なんでだ! オレのたまごはネジレ獣」メインは健太だけど、コムタンもかわいい。あらすじ……焼き肉屋でバイトをはじめる健太。しかし早々に遅刻して、急いで自転車を走らせる。そこに空から見慣れない卵が降ってきて、健太の自転車の籠の中に。健太は変わった卵に首をかしげながら、健太はそれをどかして、バイト先に向かう。バイトが終わった健太の自転車には先ほどの卵がちゃっかり入っていた。健太が卵のことを図書館で調べていると、千里がやってきて、珍しがる。卵のことを聞いた千里はアイネットで調べてもらえばいいのにというが、健太はそれを良しとせず、自分で調べてその結果、恐竜の卵だと断定する。その答えに半信半疑な千里。千里は、健太の家を訪れて、その卵を見せてもらうことに。卵は健太の部屋でこたつの中で暖まっていた。そして千里のいる前で、卵は孵化する。現れたのは変わった生き物。健太はその生き物にコムタンと名付ける。一方ネジレジアではアンコウネジレの片割れを探していた。ゆくえのわからないアンコウネジレの弟を見つけ出し、融合すれば、より強くなれるという。そこでアンコウネジレは弟を捜しに地上に向かう。健太とコムタンは、一緒にバイトにも行くが、コムタンは健太のバイト先で客に出すはずの焼き肉を食べてしまう。そのせいでバイトを首になってしまう健太だが、コムタンを叱ることができない。家に帰って、一緒に焼き肉を食べるコムタン。しかしコムタンは高い熱を出してしまう。健太が必死に看病した翌日、小さかったコムタンが健太ぐらいの大きさに成長している。驚く健太。しかし彼はすぐにその状態を受け入れる。そこにネジレ反応が現れたとの連絡に、健太はコムタンを押し入れに隠して出かける。アンコウネジレはメガレンジャーと戦うものの、弟を捜すことが先だと言われて、その場から消える。一方、押し入れに隠れていたコムタンは、健太のお母さんに見つかってしまい、部屋から逃げ出してしまう。健太を捜すコムタン。あとを追ってきた健太は再会を喜ぶが、そこにアンコウネジレが現れる。コムタンを連れて逃げる健太。しかしコムタンはアンコウネジレに捕まり一つ融合してしまう。変身した健太のことがわからないコムタン。しかもまるで洗脳されたかのように、彼の呼びかけに答えることはなく、コムタン自身も攻撃をしてくる。健太は変身を解いて、思い出させようとする。コムタンはようやく自分を取り戻して、アンコウネジレから離れることに成功する。そして健太が攻撃されているのを見て、コムタンが反撃する。しかし、アンコウネジレの攻撃を受けてしまい、コムタンは健太の腕の中で息を引き取ってしまう。怒りに燃えた健太は仲間たちとともにアンコウネジレを倒す。コムタンを失って落ち込んでいる健太に千里が、コムタンそっくりのぬいぐるみを作る。それに感激した健太は千里に焼き肉をおごると宣言。次の瞬間、草むらから耕一郎たちが「やったぁ」と喜びながら飛び出してくる。感想……この回は健太の優しさがいっぱい出ていた回だった。デルタメガの回の時にも思ったんだけど、健太って頭は悪いし少々やんちゃだけど、とっても優しい。ストーリー的にはよくあるパターンだけど、それが気にならなかったのは、彼の優しさが前面に出ていたからかな。健太を守ろうとして戦ったコムタンはかっこよかったし。その死に闘志を燃やした健太もすごく良かった。悲しい結末だったけど、なんか最後に救いがあったというか、暗くならずにすんだ。メガレンジャーはだんだんとお気に入りの作品になっていくなぁ。
2006.05.26
タイトルに「甦る過去」とあったから、てっきり菜月の記憶が戻るという話になるかと思いきや……いや、確かに過去に関連してはいたんだけど。敵に騙される話だったとは……。それにしても菜月はすぐに人を信じ過ぎじゃないかな? 確かに本編中で「それだけ傷が深い」と説明はされていたけど。それに予知能力があったとは、いままであまり意識していなかったからまったく気がつかなかった。説明のためのシーンで出ていたのは、Task1の様子だったけど、あれってただ勘が良かったんじゃなかったんだね。今回の菜月の過去の話って、ダークシャドウが菜月を利用しようとしてのものだから、過去の記憶はまるっきりの作り話だとは思うのだけど、本当のところはどうなのかな。やっぱり菜月の過去は気になる。菜月の夢のシーンで真墨とのことが描かれていたのは、何となくいい感じかな(最初の夢の方だけど)。でもちょっと俳優さんになんか照れが見える感じがして、少ししっくり来なかったような。クライマックスの「何故仲間にしたのか」と問われて答えたところもちょっと……。でもあれが限界? 夢のシーンよりはましだったけど。それを言えばTask1よりもだいぶうまくなっているようだから、これから期待してもいいかも。まあ、なにごとも一話は大変みたいだし……。ガオレンジャーも第一話を見たときはあの語り口のせいもあって、拒絶反応を起こしたし。あのナレーションに慣れた頃にはすっかりはまっていたんだけど。一話で見るのをやめないで良かったと、今では思っているんだけどね。ゴーゴーファイブだって、あの勢いがなければ、(うっ、これは……)と思っていたかも知れない。戦隊の主人公になる俳優さんって、何年も俳優してますって言う人は少ないだろうし。とはいえ、リュウケンドーの主人公の人たちは、芸歴浅そうなのに、素人臭さをあまり感じたりしないんだけど、それはどうしてなのかな? 素人臭いのは芸能界を生き残っていて、彼らよりもキャリアのある天地司令なんだけど……(とはいえ、彼の場合は俳優として生き残ってきたわけじゃないからな、それは仕方ないか)まあ、いずれ菜月の過去がはっきりするだろうし、それを楽しみにまっていましょう。今回は真墨のリアクションも結構おもしろかった(演技面はさておくとしても)。あのケーキ、あのあとどうなったんだろう。せっかく作ったのに(きっとスタッフの誰かが)、もったいない。次回はガオブルーと巽兄弟のパパが出るからちょっと楽しみ。意識していなかったけど、今日、引き合いに出したのも、ガオレンジャーとゴーゴーファイブ。偶然です。
2006.05.25
映画『ダ・ヴインチ コード』の公開にあわせたドキュメンタリーを偶然見て、見てみようかなと思った作品です。なかなかおもしろかった。ドキュメンタリーを見ていたので、だいたいの話は理解できたのだけど、ドキュメンタリーのような作品かと思っていたら、しっかりミステリーとサスペンスの映画だった。ダ・ヴィンチの暗号を解いてキリストの末裔に迫る流れと、それに絡んだ殺人事件が本当にうまくかみ合っていてとてもおもしろかった。話自体も二転三転して、時間を感じさせなかった。出てきた刑事も職務熱心な人できっと彼が主人公の味方だろうと思っていたら、全く違っていて、でもやっぱり正義の味方だったり。主人公の援助者が実は……。それも理由があって、でもちょっと悲しすぎたりと。本当に予想を裏切られてしまってばかりだった。また映像も良かった。特にルーブル美術館の映像は文句なし。というより、実際見に行ったことがないし、行く予定も機会もないわたしにとって、ルーブルの絵をあんなに大きく見ることができたのはとっても幸せ。テレビでもやっているけど、やっぱりテレビ画面では迫力が落ちるなぁと言うのは今回で実感。大きなスクリーンでルーブルの至宝をみるのは何とも言えない。感動してしまった。実物を目にしたら大きさは違うのだろうけど。モナリザのシーンはあまりなかったのがちょっと残念かな。でも思わず原作を買いたくなってしまった。
2006.05.24
今回はコメディタッチで、楽しく見ることができた。第7話「ファントンの落とし物」あらすじ……GUYSスペーシーから、大気圏の外に宇宙船が停泊しているとの連絡が入る。敵か味方かわからない状況で、宇宙語の翻訳を行っているが訛がきつくてうまくいかない。だがテッペイがその通信をなんとか翻訳することに成功する。宇宙船はファントン星人のもので、ファントン星人は母星の食糧危機を回避するために、食材を探しながら宇宙を旅し、そしてようやく非常食の開発に成功したという。だが帰り道に宇宙船が故障し、非常食「シーピン929」を地球に落としてしまったという。しかも落とした場所は日本で、GUYSジャパンのクルーが探すはめに。明らかな宇宙人であるファントン星人は、人々のパニックを考えて、捜索に参加することはできず、補佐官が食事をごちそうすることに。クルーたちが探している間、ファントン星人はテーブルに並べられている料理を瞬く間に平らげていく。一方、クルーたちは廃屋に非常食「シーピン929」があることを発見する。それを回収しようとしたとき、謎の女が現れ、回収ケースを壊してしまう。すると見る間に、「シーピン929」は大きくなっていく。テッペイは食後の眠りについているファントン星人になんとか問いただすと、ある一定の温度で一定時間さらされていると、「シーピン929」は元の大きさに戻るという。しかもそれは二酸化炭素を利用して巨大化するのだ。無限に大きくなっていく「シーピン929」をそのままにしておけば、地球が滅亡してしまうことに。そこでメテオールを利用して「シーピン929」を宇宙の外に放り出して、ファントン星人の宇宙船に回収してもらおうという作戦を立てる。その準備をしている中、リュウはGUYSの前隊長セリザワの姿を見つけ、跡を追う。一方謎の女は、高次元捕食体ボガールに変身し、「シーピン929」を奪い取ろうとする。奪い取られれば、ファントン星の食糧危機は回避できない。ミライはメビウスに変身して、ボガールの行動を阻止し、「シーピン929」は無事に宇宙に。一方、セリザワのあとを追ったリュウは、思わず声をかけてしまう。振り向いたセリザワだが、「おまえは誰だ」という声にリュウはショックを受ける。「シーピン929」をえることができなかったボガールはメビウスを食べようとする。必死に戦うメビウス。そこにツルギが現れる。リュウはセリザワが消えた一瞬に、目の前にツルギが現れたのを見る。またツルギはボガールにとどめを刺そうとするが、ボガールはその寸前に消えて、彼の放つ光線は街を破壊する。メビウスはツルギに向かい合う。基地に戻ったミライたち。リュウは一人なにかを考えている様子だが、ほかのクルーたちはファントン星人との別れを惜しんでいる。礼を言うファントン星人は、彼らに「ツルギはボガールを殲滅するために存在している」と告げる。そしてファントン星人は最後に「おまえとは友達だと」言って去っていく。感想……今回はおもしろかった。だいぶ肩の力が抜けたようで、細かいところでクスリと笑うことができた。特にミライのやりとりがおもしろかった。ミライは宇宙人だから、ファントン星人の言葉がわかるが、自分が翻訳してしまえば、自分が地球人ではないとわかってしまうので、隠さないといけない。でも、ときおりぽろりと漏れてしまうところが……。俳優さんの表情もだいぶ良くなっている感じがするし、ミライらしい感じが出ていると思う。構成も良かったかな。ツルギとセリザワとリュウの関係が、うまいバランスで本編の中に入りこんでいて、おそらく次の伏線になっているだろうけど、本編を邪魔するほどでもないウェートだったから、相乗効果があったような感じがする。こういうのはなかなか難しいんだと思うけど。メビウスも前回よりは強くなった感じがする。次回はメビウスを別の面から見ることができるかな。いままで宇宙警備隊であることは表に出ていなかったし。ストーリー上当然といえば当然なんだけど。でも予告の感じからはツルギとの関係で宇宙警備隊のメビウスとしての言葉が聞けるかも。
2006.05.24
第22話「ぬけ出せ! 悪魔のラビリンス」メインは瞬とみく。あらすじ……街中ではアリジゴクネジレの力によって、人々が突然別の場所に転移してしまうという出来事が起きていた。一方、みくは夏期講習に向かおう途中、瞬を待ち受けていた。占いによると、みくの星座と瞬の星座は相性が抜群で、二人が一緒ななら、どんなこともできると出ていた。それを信じるみく。だが瞬は占いはまったく信じないといって、みくはがっかりする。そんなとき、久保田博士からネジレ反応の連絡を受け、駆けつけたメガレンジャーたち。そこにはアリジゴクネジレがよりパワーアップするためのクリスタルを使おうとしていた。みくはそれが何かわからないものの、何か大切なものだと思って、アリジゴクネジレからそのクリスタルを奪い取る。しかし攻撃を受け、みくは瞬とともに別の空間に飛ばされてしまう。ユガンデとシボレナが健太たちの相手をしている間に、アリジゴクネジレはクリスタルを奪い返すために、みくたちの跡を追う。戦っていた場所から断崖に飛ばされた瞬たちは、なんとかそこを登ると、アリジゴクネジレがまっていた。二人はメガレンジャーに変身できないままアリジゴクネジレから逃げ出す。次々と別の場所に出る瞬たち。瞬は、みくのパソコンを使って、ネジレの扉の法則性を発見する。だがそこにアリジゴクネジレがやってきて、二手に分かれて逃げることに。本物のクリスタルはみくが持ち、偽物を瞬が持って囮になる。瞬を追いかけるアリジゴクネジレ。追い詰められた瞬は偽物のクリスタルを奪われるが、それが偽物だと知ったアリジゴクネジレは瞬に攻撃をかけて、みくの元に向かう。みくは最初に飛ばされた場所に来たものの、一人では飛びこむことができない。そこにアリジゴクネジレが現れて、クリスタルを奪われる。そして殺されようとしたその時、バイクに乗った瞬に助けられる。二人は一緒に最初のネジレの扉に飛びこむ。そこは彼らが戦っていた場所だった。そしてそこにはユガンデたちに苦戦をしている健太たちがいた。瞬たちは、アリジゴクネジレの持つメビウスの輪のような杖を破壊するように言う。三人が銃で破壊すると、ユガンデたちはどこかに飛ばされてしまう。アリジゴクとメガレンジャーだけになったとき、瞬とみくも変身し、アリジゴクネジレを倒す。そして再びみくは、瞬のラッキーカラーが赤だという占いを信じて赤い服を着て彼の前に現れるが、瞬は全身真っ赤に野服を着ている健太の元に走っていってしまい、みくは悔しがる。感想……みくの気持ちが、いたいほどわかる回だったな。みくってデジ研の中ではどちらかというと落ちこぼれていたのかも。それよりも落ちこぼれている健太がいるから、あまり気にならなかったんだけど。みくは本当に瞬が好きなんだな。なんだかほほえましくなってしまう。占いを信じているところなんかは、女の子らしいし。千里はそう言うこと信じそうにないし。それと、食事中に、クネクネやら瞬たちやらアリジゴクネジレに侵入された家の人たちのリアクションはおもしろかった。呆然とした顔で最後に引っ越しをしようと言うところが何とも言えない。
2006.05.23
久し振りに剣二が大活躍。でもただでさえ三週遅れの放映なのに、録画していたビデオを見るのに一週間も時間がかかるようになってしまった。第16話「敵か? 仲間か?」あらすじ……都市安全保安局に出張していた天地司令は、そこでヨーロッパに出没していた謎の魔弾戦士の映像を確認する。それはあけぼの町に出没しているリュウジンオーだった。ヨーロッパから戻ってきた御厨博士に天地司令は、魔弾龍のコアが盗まれてしばらくしてがらリュウジンオーが現れたことを指摘し、それが何か関係があるのではないかと問う。しかし御厨博士は「魔弾龍のコアがあれば装備から何から復元はできるが、それは原理としての話だ」と告げる。その頃、あけぼの町では空からの飛来物によって、あけぼの町の象徴であるあけぼのタワーがぐにゃりと曲がってしまった。その現場に来た剣二と銃四郎は、こんなことをするのはジャマンガの仕業以外に考えられないと言う。そうしていると、目の前の飛来物であった巨大な岩が突然変化し、ロッククリムゾンという魔物に変わる。変身する二人。しかしその巨大な力の前に二人はやられてしまう。怪我をした剣二はSHOTの医務室で休み、一方、銃四郎は鈴から休むように言われながらも、瀬戸山にパワーアップの方法を問う。瀬戸山はリュウケンドーのパワーアップ用のキーがあることを教えるが、それをチューニングするためにはパワースポットに行かなければ駄目だと答える。パワースポットでは何があるかわからない。しかし瀬戸山たちの懸念を振り切って銃四郎はそのキーを手にパワースポットに向かう。一方ロッククリムゾンは再び街に現れて、街を破壊しはじめる。怪我でふらふらの剣二だが、銃四郎のいないいま、戦えるのは自分だけだと、出撃する。だがとても歯が立たない。そこに白波鋼一が現れ、リュウジンオーに変身する。対等に戦うロッククリムゾンとリュウジンオー。しかしロッククリムゾンにリュウジンオーが放った『ばか』という言葉に、ロッククリムゾンは切れて暴走する。リュウケンドーはリュウジンオーに何故ロッククリムゾンのあとを追わないのかと問い詰める。リュウジンオーは、時間がたてばエネルギーが切れるといって動こうとはしない。街を破壊する魔物に我慢できないリュウケンドーは向かっていくがはじき飛ばされてしまう。そこにパワースポットでの戦いとキーの調整を終えた銃四郎がやってきて、リュウケンドーにキーを渡す。なぜ「リュウケンドーのキーのために不動さんが無茶をするんだ」との剣二の言葉に、銃四郎は「おまえが強くなるのは俺たちのためだ」と答える。リュウケンドーはその思いを胸に、マダンダガーを召喚する。スパイラルチェーンでロッククリムゾンの動きを止めたリュウケンドーはとどめを刺そうとする。その時突然、ゲキリュウケンが苦しみだし、マダンダガーとともに宙に浮かぶ。そしてゲキリュウケンはマダンダガーが自分の仲間であることを知り、ふたつは合体し、ツインエッジゲキリュウケンになり、超魔弾斬りでロッククリムゾンを倒す。剣二と銃四郎は互いに怪我をした体を支えながら歩いてくる。そこリュウジンオーの鋼一が姿を現す。銃四郎は彼に仲間にならないかと誘うが、鋼一はSHOTに何か曰くありげな態度をとり、去っていく。感想……今回は剣二も不動さんも活躍できて良かった。といっても前半の戦いは本当に苦戦していたけど。冒頭の天地司令のシーンもなかなか興味が出てくるような感じで良かった。なんだか都市安全保安局ってずいぶん暗いところでやっているんだなぁと思った。まるで放送局の裏側のような感じ。まあ、それはそれでいいけど。冒頭のあけぼのタワーが見事にひん曲がったのにはクスリと笑ってしまった。なにもあそこまで曲げることもなかろうに。でもあの具合だからおもしろいんだけど。あれはどう見ても、東京タワーに見えてしまうのが何とも……。ほかの特撮でもああいうタワーをぐにゃりと曲げたらおもしろいかも。いつも壊してばかりでなく、少しは芸が見たいものだけど……。さて今回あらすじでは描ききれなかったんだけど、不動さんが剣二のためにマダンキーをパワースポットに持って行くシーンの戦いがかっこよかったな。最近はあまり不動さんは戦いの中心になることはなかったし、だから余計に良かった。だいたい最近は剣二も戦いにおいてはあまりいいところないし。いいところはリュウジンオーが持って行ってしまっている感じがする。でも今回は怪我をしながら必死に戦う不動さんの姿が良かった。彼の戦いがたくさん見ることができたし。そして何より感動したのは、マダンキーを剣二に届けたときの彼のせりふかな。でもやっぱり不動さんは大人だわ。剣二と4つしか違わないのにね、大人の余裕がある。次回も楽しみ。って、今日が放映じゃない。
2006.05.22
第21話「いまこそ! 命をかけた超合体」メインはレッドかなとは思うんだけど、本当はデルタメガとネジレジアの面々かも。あらすじ……ネジレジアの幹部ギレールはデルタメガを奪う計画を立てる。デルタメガは誘導電波で動いており、より強い電波を使えばデルタメガを奪うことができるというギレール。そのためにシボレナはムカデネジレにある仕掛けをした。一方、ネジレ反応を調査するためにやってきた健太たちメガレンジャー。そこに現れたのは以前倒したネジレ獣たちだった。ネジレ獣たちは倒しても倒しても復活さするために、彼らはきりのない戦いに巻き込まれてしまう。そうしている間に巨大化したムカデネジレが街を破壊していく。だがネジレ獣たちと戦っているメガレンジャーたちはギャラクシーメガに乗ることができない。そこで、デルタメガを出撃させ、対応することに。だが、ネジレジアからの強力な誘導電波のために、デルタメガはメガレッドのコントロールから離れてしまう。デルタメガはネジレジアからのコントロールを受けて街を破壊する。デルタメガに深い思いを抱く健太は必死に呼びかけるが、その声は届かない。久保田博士はついにギャラクシーメガでデルタメガの破壊を命令する。しかしギャラクシーメガのチーフエンジニアの省吾は、久保田博士にもう一つの解決法があることを指摘する。久保田博士は、ギャラクシーメガに乗っている百人の乗員の命を危険にさらすその解決法を拒否する。だが彼らの熱意に、ついにメガレンジャーたちに、ギャラクシーメガとデルタメガを合体させればデルタメガをネジレジアのコントロールから解き放つことができるかも知れないといって、その解決法を実行に移すことに。だが失敗すれば、ギャラクシーメガまでネジレジアのコントロール下に入ってしまう。健太たちはその作戦を実行に移す。すべてのエネルギーを誘導電波に向けたとき、デルタメガのコントロールは回復し、二体のロボットは大気圏外に出て合体する。スーパーギャラクシーメガとなって、巨大化したネジレ獣たちに戦いを挑むメガレンジャーたち。彼らの探査によって、死んだはずのネジレ獣が復活するおおもとがムカデネジレであることを知ると、彼らはスーパーギャラクシーメガの必殺技でムカデネジレを倒す。感想……健太が、デルタメガをすごく大切に思っているのがよくわかる回だった。まるで人間のように感じているらしくて、ひどくこだわっていた。その点、耕一郎たちはデルタメガはあくまでもロボットなんだなぁと思ってしまう。自律型のロボットが敵側に利用されるというのはよくあることだけど、本当に街を破壊してしまって、これでは後始末が大変じゃないかとつい一言言いたくなってしまったんだけど、きっとなんとかしたんだろうね。ギャラクシーメガに、百人もの人間が入っているとは思わなかった。資料的には知ってはいたんだけど、実際ストーリーで出てくると、感じが違うな。デカレンジャーでは地球署がロボットに変形するときは、ちゃんと警報が鳴ったりしていたけど、ギャラクシーメガではどうなっていたんだろう。それより健太たちはそのことをちゃんと理解していたんだろうか、と思ってしまう。けっこうギャラクシーメカって敵の攻撃を受けたりしているし、そのたびに中の人はかなりの被害を受けたのではないかと……。今回からエンディングが変わっていた。盆踊りの様子で音楽もそれらしいものに。本放送の時はきっと夏だったんだろうね。エンディングの映像も良かった。健太たちが盆踊りの設営をしているところなんかも映っていたし。エンディングまで、彼らの生活がわかるっていうのもいいな。
2006.05.21
第20話「たのむぜ! 新ロボデルタメガ」今度もレッドがメインの回。あらすじ……メガシップに招集をかけられたメガレンジャーたち。久保田博士は、ネジレジアが戦力を増強しているのにともないこちらも新ロボデルタメガを投入することにしたと告げる。ロボ自体はほぼ完成で、あとはコントロールプログラムを手に入れればいいことに。そのプログラムを開発しているのは、ギャラクシーメガのメンテナンスのチーフ川崎省吾の父親で川崎博士だった。そしてそのプログラムと引き替えに、省吾は地上に戻ることに。それが不満な省吾。健太は自分が川崎博士と交渉してやると言って、一緒に川崎博士のもとに行く。そこで省吾は自分の道を行きたいという省吾と自分の跡を継がせたい川崎博士との間に意見の対立があり、省吾は出ていってしまう。健太は説得を試みるが、戦いで息子を失いたくないという川崎博士の言葉に何も言えなくなってしまう。とはいえ、健太は川崎博士が考えを変えてくれるまでここに居座ると宣言する。だがその直後、省吾がネジレジアに襲われる。駆けつける川崎博士と健太。ギレールは省吾の命と引き替えに川崎博士にコントロールプログラムを渡すように迫る。だが健太の活躍で省吾は助け出される。川崎博士は健太の戦いぶりを見て、彼にデルタメガのコントロールプログラムを渡す。一方耕一郎たち4人は、二体の巨大化したワニネジレに苦戦を強いられていた。健太は宇宙のスペースドックに向かい、無事にコントロールプログラムをインストールして、ギャラクシーメガに乗る仲間たちのもとに駆けつける。そしてデルタメガとギャラクシーメガの攻撃により、二体のワニネジレは敗れ去る。メガシップに戻った省吾は健太に、ギャラクシーメガはいつも正面に傷がついている。それは敵から逃げていない証拠だと言って、彼らの戦い方を認める。そしてどこからともなく聞こえてきたトランペットの音色。それは久保田博士が地球をバックに吹いているものだった。感想……真っ先に、呼び出されるたびに宇宙に出向くメガレンジャーたちは大変だなぁと思ってしまった。さて内容的も結構おもしろかったかな。川崎博士のわからず屋ぶりと、彼のもう一つの一面である息子思いの面を健太がちゃんと受け止めたのがはっきりとわかった。全くせりふのないところではあったんだけど、その態度でわかったというか……。それにしても省吾は高校中退でギャラクシーメガのチーフエンジニアになったことだけど、よほどそちらの方に才能があったんだろうね。デルタメガが自律型ロボとのようなので、これからどんな展開になるのか楽しみ。「すごい科学で守ります」によれば自律型ロボは必ずと言っていいほど、敵に利用されてしまうらしいけど。確かに、ゴーゴーファイブでもそのようなことがあったっけ。次の巻はそう言う意味ではとっても楽しみ。メガシルバーも出てくるようだし。シルバーってもしかしたらけっこうおいしい役だったりして。ガオレンジャーでもガオシルバーの登場はとってもおいしかったからな。
2006.05.20
第19話「打ちこめ! 不屈の必殺パンチ」レッドがメインの回。あらすじ……夜中に突然、円盤形の宇宙船が現れ、そこからクネクネが降下してきて、子供たちをさらっていく。メガレンジャーたちは駆けつけたものの、人々とクネクネが入り乱れているために銃は使えない。そこで健太が接近戦を行う。だが、誤って少年を殴ってしまう。怪我をする少年。病院に連れて行くが、命に別状はないものの、まだ意識が戻らないという。健太はもう二度とメガレンジャーにはならないと言って病院をあとにする。瞬たちはそっとしておいてやろうと言うが、耕一郎は同情だけでは健太を助けることはできないと言って、パンチの練習相手をする。だが、顔を殴るように言ったとたん、健太はパンチを出すことができなくなり、その場から逃げ出す。埠頭でたたずんでいる健太の元に、耕一郎から話を聞いたという久保田博士がやってきて、彼をあるボクシングジムに連れて行く。久保田博士は、ジムでスパーリングしている選手が今度復帰戦をすることを話す。だが彼は勝てないかも知れないという久保田博士に、健太はパンチ力もあるのに何故だと問う。すると久保田博士は彼が以前、ボクシングの試合中に対戦相手を再起不能にしてしまったからだと答える。だが、その対戦相手からの励ましを受けて、再びリングに立つことにしたのだと聞かされる。そこにネジレ反応の報告が入り、健太は出撃する。目的の場所に着いたメガレンジャーたちだが、サソリネジレに操られた子供たちによって攻撃ができない。なんとか子供たちを振り切った健太はサソリネジレに殴りかかってサソリネジレを倒すものの、止めを刺す直前に現れたネジレジアの新幹部ギレールに攻撃を阻まれる。ギレールは自分の前に子供を置いて、健太の心の傷を利用して攻撃を封じてしまう。一方的にやられる健太。そこに久保田博士から、少年からのメッセージが届いていると言われて、それを聞く。少年は悪いのはメガレッドではないと言って彼を励ます。それに奮起した健太はギレールに戦いを挑む。ギレールはその攻撃に退却する。サソリネジレを倒し、子供たちの洗脳を解いたメガレンジャー。彼らは巨大になったサソリネジレをギャラクシーメガで倒す。病院では少年が退院する日を迎え、それを出迎える健太たち。健太は少年に花束を渡すと姿を消して、メガレッドに変身し、少年の前に現れる。少年に謝るメガレッド。少年はメガレッドに飛びつく。感想……いきなり宇宙船の出現に、思わずこれはなんだ、と思ってしまった。なんだか未知との遭遇のようでけっこう初っぱなから楽しめたかな。メガレッドが少年を殴ってしまって戦えなくなるのも、なかなかな設定。でもゴーゴーファイブでも同じようなことが起こったような……と一瞬、思ったけど、ゴーゴーファイブの方がメガレンジャーよりあとに作られていたんだっけ。それに戦闘不能になるのは、ゴーイエローだったし、メガブラックの役をやったのはゴーレッドだったな。少年の励ましで復活するのも同じだけど。それぞれおもしろかったな。そうそう、久保田博士の役割は、ゴーレッドたちの父親の巽博士だった。パターン的にはほとんど変わらないけど、ふたつの作品の違いは、メガブラックとゴーレットの違いかな。メガブラックも大人だけど、ゴーレッドのような強引さはない。言っていることは同じなんだけど。もっともメガブラックらしい励まし方だったし、ゴーレッドにはないやり方も好きだな。
2006.05.19
第18話「守るぞ! 不思議な森の少年」あらすじ……今回は前回と同じ修学旅行の話で、耕一郎がメイン。内容はとってもシリアスだった。冒頭は、森にやってきた車に乗った男女が空き缶を捨てるところから始まる。空き缶を捨てた彼らを少年が見ていて、不意に彼らのまわりに木の葉が舞い上がり、フロントガラスには「コナイデ」のも時が木の葉で作られる。そしてどこからともなく聞こえてくる少年の「コナイデ」の声に、その男女は恐れてあわてて逃げ出す。一方、耕一郎は早朝トレーニングをするということで目覚ましをかけて早起きをする。そのせいで健太も目を覚ましてしまう。早朝トレーニングに向かう耕一郎は見送る健太と瞬。耕一郎はジョギングをするため森に向かう。そして森の中で空き缶補見つけてそれを拾い上げる。どこからか少年がその様子を見ている。不意に人の気配を感じた耕一郎が振り返ると、そこには少年がたっていて「ゴミを拾う人もいるんだ」と言う。耕一郎は「人として当たり前のことだ」と答える。だがそこに森を破壊しようとするキノコネジレが現れる。メガレンジャーに変身する耕一郎。そこにほかのメンバーも駆けつけてキノコネジレと戦う。だが不意に少年の「モウコナイデ」との声とともにキノコネジレとメガレンジャーたちは森の外に飛ばされてしまう。退却するキノコネジレ。一方、メガレンジャーたちは自分たちが何故もりから追い出されたのかわからない。だが久保田博士によると、その森にはアイネットの中継基地が作られる予定だという。基地ができれば森は消えてしまう。耕一郎はそのことに葛藤する。そんなとき、再び巨大化したキノコネジレが森を破壊するためにやってくる。少年は必死で戦うがとてもかなわない。そこにメガレンジャーがやってきて、ギャラクシーメガで巨大化したキノコネジレと戦う。だが森を守るためにギャラクシーメガは苦戦を強いられる。そんな彼らの戦いを見ていた少年は、最後の力を振り絞って木の葉たちに呼びかける。木の葉たちはキノコネジレに一撃を与えると、ギャラクシーメガが止めを刺す。力を使い果たした少年に耕一郎はアイネットが基地の計画を再検討していることを教える。少年は笑ってそして彼らに手を振って消えていく。修学旅行も終わり、バスに乗り込む耕一郎たち。だが耕一郎の表情は暗い。彼は「人間が森を破壊している」とつぶやく。だが千里の励ましに彼はいつもの自分を取り戻す。それを見ていた健太たちは二人を冷やかす。感想……テーマ的にはとっても重いはずなんだけど、ところどころにくすりと笑えるシーンがあったからそれほど憂鬱にならずにすんだかな。今回はブラック大活躍でけっこう嬉しかった。二、三話前から、気になっていたけど、耕一郎の髪型変わったみたい。似合っているけど。今回は耕一郎の早朝トレーニングのためには早起きするときの瞬や健太たちのリアクションもおもしろかったな。瞬だけが何故か和室。一体どんな部屋になっているんだろう。和室自体はなんか布団部屋のような感じだったけど。暗かったからはっきりとはわからなかったんだけどね。それにしても修学旅行で泊まるには本当に豪華なホテルだった。でもこういう修学旅行の回も戦隊では珍しい。高校生戦隊自体が珍しいからそうなっても当然かな。でも本当に高校生の日常をしっかり描くつもりなんだなと思った。これからも楽しみ。
2006.05.18
第17話「すごすぎ!? いけてるスーパーみく」あらすじ……今回は修学旅行の回で、メインはみく。耕一郎たちは修学旅行で那須高原に向かう。すでにバスの中ではみくがハイテンションで盛り上がっているが、耕一郎たちはそんな彼女のお守りをすることになるのかと少々うんざり気味。ホテルに着くとみくは荷物のことも忘れて部屋にはいる。千里が二人分の荷物を持っていくはめに。見学場所に来たみくは早速アイスクリームを千里の頬に当てたり、湖に落ちそうになって間一髪のところで千里に助けられたり。しかし千里はみくのかわりに湖に落ちて救護所で服を着替えることに。それにつきあう耕一郎たち。そうしているうちに昼食の時間が終わってしまい、彼らは食事を抜くはめに。健太は思わずみくを睨んでしまう。そこに久保田博士からネジレ反応があったとの報告に耕一郎たちは目的の場所に向かう。そこにはビビデビがいて、湖の中のガマネジレの卵を急激に進化させようとしていた。それを阻むメガレンジャーたち。だがその時、みくがその進化のための赤い液体を浴びてしまう。ビビデビはあわてて退却する。また辛うじて一つの卵が赤い液体を浴びてガマネジレに進化する。一方みくは頭の切れる女の子に変わってしまい、彼女の活躍で、ガマネジレの卵はすべて消滅し、ガマネジレも退却を余儀なくされる。だがみくは副作用が出始めていた。それを抑えるには元のみくに戻るしかないと知って、みくはガマネジレとの戦いに行こうとはしなかった。四人で再び現れたガマネジレと戦うメガレンジャーたち。その様子を聞いていたみくはついに戦いにおもむく。ガマネジレを倒して、いつもの彼女に戻ったみく。彼らは巨大化したガマネジレを倒す。感想……スーパーみくもかっこよかった。頭が切れる彼女も結構おもしろいかもと思ってしまった。たぶん千里とキャラはかぶってしまうけど。だけど楽天的で明るい彼女もけっこう悩みを抱えていたとは……。スーパーみくは彼女自身の憧れなんだろうな。ずっとああいう風になりたいと思っていたから、元に戻るのがいやだったんだろう。でもみくはデジ研のアイドルというポジションがいちばんあっているかも。今回は千里も良かった。みくと千里と二人が影響し合って、互いの個性を際だたせることに成功したと思う。
2006.05.18
今回はいつもよりちょっとおもしろかった。第6話「深海の二人」あらすじ……リュウとミライは海岸を走っている。ミライは海の方に何か気配を感じるが、リュウにせかされるようにそのままランニングを続ける。彼らの去ったあと、謎の女が現れ、そして続いて行方不明だったGUYSの前隊長セリザワが姿を現し、謎の女と戦いになる。謎の女は退却し、セリザワは離れたところから、ミライとリュウの姿を見つめる。一方基地では先日の戦いの分析が行われ、サドラは合計4体現れたことがわかる。メビウスに倒された1体、謎の巨人に倒された2体。そして残りの1体は何物かに捕食されたことがわかる。そのことに真っ先に気づいたのは人並み外れた聴覚を持つマリナだった。マリナは射撃の訓練でも、その聴覚を利用してリュウよりも多く標的に当てることができた。しかしジョージはその聴覚が、マリナにとっては弱点でもあるとミライに話す。マリナはその聴覚ゆえにライダーだった時にマシンの変化を感じ取ってしまい、その恐怖でタイムをのばすことができないでいたのだ。そうしたなか、海底で急激な温度上昇が見られ、GUYSに出撃命令が出る。リュウとマリナが組んで出撃する。温度は変化はついツインテールが孵ろうとしているところだった。マリナはその聴覚によって、海底で笑い声を耳にする。見ると、そこには謎の女がいた。驚くマリナとリュウ。謎の女はツインテールを孵化させる。エンジンが不調で、うまく動けないマリナたち。だがそこにメビウスが現れる。しかしメビウスも苦戦を強いられる。テッペイたちはツインテールの弱点を見つけ出し、リュウはメビウスを援護しようとする。しかしマリナは浮上するべきだとリュウに言う。リュウは命を預けたマシンを信じないでどうするんだといって、攻撃位置に向かう。すると不調だったはずのエンジンが回復し、リュウたちはツインテールの弱点を攻撃する。そしてメビウスが止めを刺す。しかしそこにサドラを捕食した怪獣が現れ、メビウスをも食べようとする。メビウスの危機に、セリザワが謎の巨人に変身して、その怪獣を攻撃する。怪獣は退却するが、その際その謎の巨人を「ツルギ」と呼ぶ。感想……今回は、ところどころくすりと笑えるところがあってけっこう楽しめた。特にマリナとリュウのやりとりがおもしろかった。熱血のリュウが、マリナに対しての態度が何とも言えなくおもしろかった。ミライとマリナのシーンもおもしろかったし、ジョージがなんだかんだと言って、結局海に潜らないというのも、良かったな。また謎の巨人に変身するセリザワの登場と、謎の女の戦いもこれからが楽しみだと思わせてくれた。なんだかこれからの展開が楽しみになってきたな。それにしてもメビウス、弱すぎ。かっこよくリュウたちを助けに来たのだから、かっこよく助けたらいいのにと……。これから強くなるんだろうかと心配してしまう。人間体のミライの方はおもしろいんだけど、メビウスがな……。ツルギにいいところ持って行かれてしまうんではないだろうか? とっても心配。
2006.05.17
一話完結の話で、バランスがとっても良かったと思う。今回は話もさながら劇中に流れていた音楽もとても気になった。とくに森の中で流れていた音楽、うまく言えないけど、静かな感じの曲が、なんだかテレビにはもったいないような感じがして。映画とかではよく使われそうな雰囲気の曲だったから。なんだか一瞬テレビであることを忘れてしまった。ちょっと贅沢な音楽だったのかな。ああいう静かで奥行きのある曲が好きだからそう思うのかも。ハリケンジャーの映画でも全然曲は違うけど、同じ感じの曲が流れていた。鷹介とライーナ姫が出会うときのシーンで使われた感じの曲。あのときも一瞬、これは「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフのシーンに使われそうな曲だなと思ったんだよね。もう少し長く聞いていたいかなと思ったけど、やはりこういうBGMはサントラになったとしてもあまり長くないからな。さて内容はというと、今回もなかなか良かった。重くもなかったしそれほど軽くもなかったし。蒼太がメインで、彼の女たらしぶりが……でもあまりサマになってなかったりして……。努力は認めるよって言う感じ、ちょっと板についていない感じがしたんだけど。でもレッドは本当にリーダーだね。蒼太の思惑をちゃんと理解しているんだから。少しできすぎの気もしないでもないけど、ほかの仲間が蒼太の行動を責めている時にリーダーまでさくらたちと同じ方向を向いていたら意味はないけど。怪盗セレネーは、今回きりのゲストかな。なんだかもう少し登場してもいい感じがする。ボウケンジャーと完全に敵対するのではなく、時にはボウケンジャーと協力する第三勢力って言うのもいいと思うんだけど。次回はまた少しシリアスになりそうな感じがしてこれもちょっと楽しみかな。あまりシリアス度が高いとちょっと疲れちゃうけど。できるなら一話完結で終わればいいなぁと思う。年の所為か、長々と引っ張られるのはだんだんきつくなってきた気がする。それともちょっと疲れているだけなのかな?
2006.05.16
剣二と不動さんの活躍があまりなかったな。第15話「闇にうごめく恐怖」あらすじ……リュウジンオーに変身した謎の青年=白波鋼一が生身でジャマンガの遣い魔と戦って勝利するが、しかし何かが街に放たれたという。その頃街では人々が急に皮膚が鉄のようになる症状が現れ始める。魔法ウィルスによるものだとわかるのだが、それをばらまいているものの正体がわからない。一方、天地指令は本部にしばらく出かけることになり、基地を離れる。そうしたなか、夜中になると、ウィルスに冒された人々が病院を抜け出して、暴れはじめる。ついには鈴もそのウィルスに冒されてしまった。彼らは再び病院で厳重に拘束される。鋼一は香の花屋を毎日通い、花を買っていく。それはウィルスをまき散らす魔物を捕まえるためだった。剣二たちは香の店で彼を見つけると跡を追う。鋼一は立ち止まり、「御前達では倒せない」といって、最後の花を使って、魔物をおびき出す。突然現れた虫のような魔物は、剣二たちの前で実際の大きさになる。剣二たちは変身して、戦うが歯が立たない。それを見ていた鋼一は無様だなと冷ややかに言って、リュウジンオーに変身する。そして空を飛ぶその魔物に対して、獣王を呼びそれと合体して空中で対決し、勝利する。剣二たちは魔物の正体がわかっていたのなら、何故街の人たちに警告しなかったと彼を問い詰める。鋼一は自分の目的は、魔物を倒すことと魔弾キーを手に入れて自分が強くなることだ。弱いもののことなど関係ないと答え去っていく。感想……剣二たちの活躍があまりなかったかな。戦闘シーンはあることはあったんだけど、勝利はしていないし、いいところはすべてリュウジンオーが持って行ってしまったという感じ。前回もそうだったな。ストーリー上は仕方ないかなとは思うんだけど。これからしばらくはこの謎めいた鋼一の話が中心になっていくようだし。鋼一の獣王は鴉かい。テレビを見ただけではわからなかった。調べてようやく理解した感じ。でも悪くはないかな。天地司令の動向も気になるし、ストーリー的には謎が解決していく感じになるのかな。しばらくあまり剣二たちは活躍できないような気がする。確か4クールの作品のはずだから、まだまだ始まったばかりと言うところだし。展開が見えないというのもおもしろいかも。
2006.05.15
第15話「高校生戦士」今回はアコがメイン。あらすじ……合唱コンクールのために練習をするアコとそのクラスメートたち。学校帰りに、練習をしようと歩いているアコたちだが、突然、アコに呼び出しがかかる。アコは用事を忘れていたと言い、早朝練習は必ず行くからといって、その場を離れる。そして朝、アコが一人で練習しているところに親友のキョウコがやってくる。しかし再びアコに呼び出しがかかる。キョウコはアコのその態度に不審を抱き、何かあったのか何故言ってくれないのかと問い詰める。再びアコに呼び出しがかかり、アコはごめんと謝りながら、教室を出ていく。一方街ではボイスジゲンが女性の声だけを奪っている。そこに駆けつけるジェットマン。だがボイスジゲンの音波攻撃に苦しめられる。学校に戻ったアコは、キョウコがいないことを知ると、彼女がいつもボイストレーニングをしている場所に向かう。そこにボイスジゲンが現れて、キョウコの声を奪ってしまう。オペラ歌手を目指していたキョウコは絶望して部屋に閉じこもってしまう。アコはそんな彼女に歌うことをあきらめないでといって、ボイスジゲンと戦おうとするが、逆に声を奪われたうえに、変身するところをキョウコに見られてしまう。ショックを受けるアコ。雷太は、ボイスジゲンは何故、女性の声ばかり奪うのだろうと疑問をぶつける。そして雷太は女装して、ボイスジゲンの登場を待つ。ボイスジゲンは彼がすっかり女だと騙されて、声を奪おうとするが、あまりのまずさに奪い取るための装置が故障してしまう。するとアコの声もキョウコの声もみんな戻る。アコたちはジェットマンになって、ボイスジゲンと戦う。その途中で、キョウコがアコに声援を送る。アコがジェットマンでも親友だよとの言葉に元気を取り戻すアコ。アコが中心となって、ボイスジゲンを倒す。そして、合唱コンクールの日、アコたちが発表しているときにアコに呼び出しがかかる。キョウコがアコを見て彼女が抜け出すのを助ける。バイクに乗ったアコは、ジャンプさせながら「ブルースワロー・アコ、ファイト!」と叫ぶ。感想……アコの高校生活の一端が見えた回だった。ある意味、アコは学生としての生活とジェットマンとしての生活のふたつを送っているわけで、学校にいるときに呼び出されるのは当然なんだけど。でも、ジェットマンの方を優先させているのはさすがかな。でもやっぱりその表情は悲しげだった。合唱コンクールの本番でも抜け出さなければならないんだからね。だけど、友達思いなのはわかる回だった。今、ちょうどメガレンジャーも見ていて、彼らの場合は本当に高校生活とメガレンジャーの二重生活で、その大変さというのがわかりかけてきたところだけど。今までは放課後にネジレ獣が出現しているから、授業中を抜け出さなければならないという事態にはなっていない。これからその点がどうなるのか楽しみにしている。もしかしたらアコのヒーローとしての生活と学生生活の二重生活をもっと突き詰めたのがメガレンジャーなのかな、と思ってしまう。また今回シナリオのせいなのか、戦闘中だったはずなのに、その結末がついていないのに、次のシーンが学校だったりしたのでちょっと戸惑ったかな。戦いの結末といっても、敵が敗れたり死んだりする必要はないんだけど、せめて退却ぐらい見せて欲しかったかな。話があまりにも飛ぶんで、ついていくのが大変。気にしなければいいんだけどね。
2006.05.14
第14話「愛の必殺砲」基地に戻った四人。凱は香を助けられなかったことで自分を責める。一方カメラジゲンは次々と街中の人々を写真の中に閉じ込めていく。凱はカメラジゲンとマリアの前にやってくると、香を元に戻すように要求する。マリアは凱にそれが人を頼む態度かといって、彼に頭を下げさせる。そこに竜たちがやってくる。マリアは凱に香を助けたくばレッドホークの首を取れと告げる。凱は竜に殴りかかるが、竜は自分を倒してもバイラムは約束を守ると思うのかと逆に問いかける。バラバラになりかかるジェットマン。基地に戻った凱は、どうすれば香を助けられるのかと長官に問う。長官はカメラジゲンを倒せば、香たちが助かるのではないかと答え、そしてその方法を伝える。再びカメラジゲンとの戦いにおもむくジェットマンたち。だが、カメラジゲンを倒そうとしたその時、グレイが邪魔をし、計画は失敗に終わる。それどころか今度は、雷太とアコまでがカルメラジゲンによって写真のなから封じこめられてしまう。基地に退却する竜と凱。二人は新たな必殺武器ファイヤーバズーカを作る。だが途中で凱は香の危機にマリアのもとに戦いを挑みに行き、竜は一人残って最後の作業を終わらせる。凱は戦うものの、苦戦し、そして駆けつけた竜の目の前でカメラジゲンの光線を浴びて写真に封じられてしまう。竜は一人でファイヤーバズーカの引き金を引き、その反動で吹き飛ばされる。だがその衝撃で、写真に封じられた人々が解放される。そこには香たちもいて、彼らは変身し、全員でファイヤーバズーカを持つと、止めを刺す。巨大化したカメラジゲンを竜たちはジェットフェニックスで瞬くに倒す。戦い終えて、香は竜がどう思っていようと自分は竜のことが好きだと告白し、その言葉を聞いた凱は飛び出していく。一方、グレイは気を失っているマリアを抱き上げ、連れて戻る。感想……前回の続きの回だけど、当時戦うトレンディドラマといわれていた理由がわかる感じがした。香たちを取り戻そうとする竜と凱だけど、二人の性格の違いがはっきりと表れていたと思う。竜は自分を押さえることで、一方凱は自分が出ていくことで、カメラジゲンに封印された仲間たちを助けようとしているのが印象的かな。でも竜はちょっと、優等生だね。まあ、嫌みにならないのは、きっとリエとのことで内面の弱さが出てくるからだと思うけど。前回だったか、香を封じられてしまって凱が自分を責めるシーンがあって、それを竜が「おまえのせいではない」というところがあるけど、あれは、きっとリエを失ったときの自分と凱を重ね合わせたんだろうな。言葉では一切そう言うことは出てこなくて、凱も何故彼がそう言うのか本当の意味はわかっていなかったけど。またバイラムの方も人間関係が複雑になってきた感じがする。マリアにグレイとラディゲが思いを寄せているようで。最後の気を失ったマリアを抱きかかえるグレイはかっこよかった。それでマリアがリエとわかったとき、この関係がどうなるのか楽しみになってきた。
2006.05.14
これは二話連続の回でした。第13話「愛の迷路」基地では、みんなが竜の誕生日を祝ってくれていた。テーブルに並ぶ料理は香がひと月も前から特訓した成果だ。おいしいと竜に言われて喜ぶ香。それを複雑な思いで見つめる凱。一方、街ではバイラムの幹部のマリアがカメラジゲンを使って、人々を写真の中に幽閉していた。そんな頃、竜は凱にバーに呼び出されていた。凱は竜に香のことをどう思っているのかと詰問する。煮え切らない竜。その彼の脳裏には、恋人リエとの思い出が去来する。またバイロックでも、マリアがピアノを弾くグレイに誘われるかのように、ピアノの前に座りピアノを弾きはじめる。それを見つめるグレイ。香は自分の屋敷で竜のために赤いベストを編み、それを彼に手渡すが、竜はそれを受け取るのを拒む。拒絶されたことにショックを受けた香はその場を逃げ出してしまう。あとを追う凱。雷太は竜を責める。香に追いついた凱は惚れるなら自分にしろと行ったはずだといい、無理やりキスをする。香は思わず凱の頬をたたく。そこにマリアがカメラジゲンとともに現れる。凱と香はバイラムの兵士たちとともに戦う。苦戦を強いられる二人。竜たちが駆けつけたとき、カメラジゲンの光線によって、香が写真の中に封じ込められてしまう。感想……印象的だったのは、竜とリエの場面。屈託なく笑う竜が、見ている側としてはなんだか少し悲しかった。あんなに楽しそうにしているのに、そのあとでリエと別れることになってしまう。しかも彼はリエが死んでいると思っているし、リエ=マリアだとわかってもそれはそれで大変だろうけど……。一方凱は凱で、本当に香のことが好きなんだなとわかるし。この回はそれぞれの思いがはっきりとわかる回だった。リエゆえに香の思いを受け取られない竜。残酷だけど、ほかに方法がなかったんだろうね。たかがドラマなんだけどされどドラマで。なんだか現実にありそうな感じだから、すごいなあ。
2006.05.14
第12話「地獄行バス」あらすじ……香は雷太ともに彼の田舎にバスで向かっていた。ほかの乗客はどことなく曰くありげな客で……。その彼らがトンネルを入りたびに一人ずつ消えていく。疑心暗鬼になる乗客たち。だが犯人は、バス自体だった。彼らの乗っていたバスはバスジゲンだったのだ。乗客たちは隙を見て逃げ出し、香たちはバスジゲンとと戦うことに。竜たちを呼ぶ二人。彼らが来るまでの間必死に戦う。そして彼らが到着し、巨大化したバスジゲンを無事に倒す。あらすじとしてはこんなとこ。かなり省略した部分もあるけど。感想……香が大活躍の回だった。内容的にはそう濃くはないんだけど、丁寧に描かれていたからストーリーがぎゅうぎゅうに詰まっていなくても十分楽しめた。登場人物が、どれもちょっとばかりうさんくさくて、サスペンスがかっていたかな。初めにバス自体が犯人かなとは予想していたのだけど、作り方がうまかったのか、もしかしたら別かもと思ってしまった。
2006.05.13
今回は今まで見てきた戦隊の中でもちょっと変わっていたかな。そんなにたくさんの戦隊シリーズを見ているわけではないけど、その中でもちょっと変わっていた回だったような気がする。さくらがメインの回で、何より彼女がかっこよかった。変身しない前のアクションもあったし、何より彼女の本当に超クールな態度がとってもおもしろかった。ビルからすでに転落してしまった人のことを心配しても、どうしようもないのは確か。それをあからさまに言うのは、今までになかったキャラだと思う。それにそのあとのアクションシーンもなかなか良かった。いくら伝手を使ったと言ってもあんなに武器をそろえられるはずもないのだけど。特殊部隊出身ならではかな、と思えるアクションもあったし、それがちょっとかっこよかった。なかなか変身前のアクションって、見られないから、もうけたかな。構成的にはバランスが良かったような感じがする。アクションがたっぷり入っていて、それでいて飽きなかったし、ボウケンジャーの弱点もはっきりしたようだし。アクセルラーを壊されると、変身が解けてしまうとは……。これからの敵もそう言うのを狙ってきたりして。
2006.05.12
第16話「激ヤバ! オレたち死ぬのか?」今回はシリアス。超シリアスなはずなんだけど……でもそんな感じはしなかった。内容は……夕暮れ時の街中デジ研の帰りにたこ焼きを食べようとするみくと健太。耕一郎たちはそんな健太からたこ焼きを取り上げながら、健太がゲームをするせいで作業がなかなか進まないと文句を言う。そこに空を飛んで鱗粉をまき散らすドクガネジレ。5人はメガレンジャーになってドクガネジレを追うつめるが、ドクガネジレはろくに戦いもせずに退散する。そしてその夜、みんな寝ているところを久保田博士にたたき起こされ、メガシップに集まる。そこで彼らはドクガネジレから浴びた鱗粉は猛毒で、24時間以内に確実に死んでしまうことを告げられる。そして彼らがそれを浴びた証拠にそれぞれの体に蛾の模様が浮き上がっていることを知る。久保田博士は今一生懸命調べているから、あきらめるなと告げる。地球に戻った彼らは、部室に集まっている。耕一郎はネットで毒のことを調べているが一向に成果がなく、健太は薬局からいろいろな薬を買い込んで、瞬に怒鳴られる。瞬は希望がないことに絶望し、苛々している。そして彼は自分はやり残したことをやり終えたいと行って部室を出ていく。みくも健太も死ぬ前にやり残したことをやっておきたいと部室を出ていく。耕一郎と千里は、あきらめるのかと彼らに言うが、彼らはメガレンジャーとしてではなく自分としてやり残したことはないのかと耕一郎に問う。答えられない耕一郎たち。部室を出た瞬は個展を開くかのように作品を作り上げていき、みくは買い物をしまくり、そして最後にウエディングドレスに目を止める。一方健太は焼き肉屋で特上カルビを注文する。そこに顔なじみの子供がやってきて、明日ゲームセンターに新しいゲームが入ることを伝えてくる。一緒にやろうと誘われる健太。言葉を返す前に去っていく少年にも、健太と同じあざがあることを知り、愕然とする。また焼き肉屋の店長は携帯電話を受けて、子供が生まれたことをしり、喜ぶ。そして彼にもあざがある。健太は立ち上がり焼き肉屋を出る。自分の作品を展示していた瞬は、途中でその手を停め、自分はこんなものを作りたかったわけではないと言って、展示するのをやめる。そこにみくがやってくる。その二人の前に、公園の花を見ながら小さな女の子が大きくなったらお嫁さんになりたいといっているのが聞こえる。見ると、その子と隣の男の子にもあざがあるのを見つける。部室では千里が自分のやりたいことは、といって、カメラを手に耕一郎を移そうとする。しかし耕一郎が手にしている家族の写真のうえに彼の涙が落ちるのを見て、写真を撮るのをやめて耕一郎に寄り添う千里。そこに瞬たちが戻ってくる。そして最後まであきらめないと告げる。そんな彼らに久保田博士からドクガネジレには抗体があるはずだと言って、その一部を採取して欲しいと彼らに頼む。彼らは了解し、戦いに向かう。なんとかドクガネジレの一部を採取すると、メガブラックがメガシップに持ち帰る。地上では残りの四人がドクガネジレと戦っているが、毒が回ってきて満足に戦えない状況に陥る。それどころか、変身を維持できる状態ですらなくなってしまう。変身を解かれた健太たち。一方、メガシップのメガブラックも毒に苦しむが、その体で仲間たちのもとに戻る。苦戦を強いられるメガレンジャーたち。そこに作った解毒剤を持ってきた久保田博士が現れ、次々と解毒剤をうたれるメガレンジャーたち。毒が消え、彼らは再び変身しドクガネジレを倒す。感想……重い話のはずなんだけど、苦しく感じなかったのは、健太の存在が大きいかな。彼が重い話を救っていた。でも彼もけっこうシリアスだったんだよね。特に焼肉店で、子供との会話や、焼き肉の店長を見ている目はなんかせつなかった。でもそのシーンがあったから、彼が発憤するのがはっきりとわかったんだけどね。一番印象に残っているのは、瞬たちが去っていった部室での耕一郎と千里かな。希望を持とうとしている耕一郎だけど、本当は誰よりも絶望していたように見える。。写真の使い方も良かった。写真のうえに涙がこぼれるというのは、パターンといえばパターンなんだけど、それを千里が見ているというのがいい。何となく二人の気持ちがわかる。馬鹿笑いできる回ではなかったけど、胸にじんとくる回だった。
2006.05.11
第15話「見やぶれ! 天才高校のからくり」メインはメガブルーこと瞬だった。だけど耕一郎がおもしろかった。内容は……耕一郎、千里、みく、健太は教頭先生から、デジ研の解散を命じられてしまう。というのも、半年もホームページは更新されず、ほかの活動もさっぱり行われていないようなのにもかかわらず、電話代と電気代が異常に高いためで、耕一郎の説得で、明日までに活動内容のレポートを提出して教頭先生を納得させることができればデジ研の存続が許されることに。彼らは急いでそれらのことが得意な瞬を探すが、瞬はどこにもいない。その頃、瞬は、中学時代の友人に呼び出されて彼の学校に行っていた。しかし友人に会うと、心配事は気のせいだったといわれてしまう。何となく納得のいかない瞬。しかしながら友人に誘われてその学校のデジ研を訪れる。そこでは大学入試の問題を自分で作り解いているという。進められるまま瞬はパソコンの前に諏訪理訴の問題を解くことに。だがパソコンをいじっている途中で瞬間的にフクロウの画面が映ることに気づく。ほかのパソコンも同じ状況であることを知る瞬。そこに耕一郎がやってきて、彼を連れ戻そうとするが、瞬は冷たくこっちのデジ研でやってみると言う。耕一郎はやむなく引き上げて自分でレポートを作ろうとするが、絵を描けずみんなにあきれられてしまう。その時、久保田博士からネジレ反応があったことを告げられる。そこは瞬のいた学校で、彼らはそこに向かう。一方瞬は、友人とともにあやしい動きをする教師のあとを追い、機械室にやってくる。そこではフクロウネジレによって操られたデジ研の生徒たちが設計した人間を消滅させる兵器が作られようとしていた。瞬に問い詰められた教師は瞬の友人は異常な熱量を放っていて人間ではないと告げる。そして現れるフクロウネジレ。だが瞬は彼に操られて、兵器を改良するためにデジ研のパソコンでプログラムを作らされる。そこにやってきた耕一郎たち。フクロウネジレの言うままにパソコンを動かしている瞬に、耕一郎たちは正気に戻れと叫ぶ。だが瞬はプログラムを作り続け、一方耕一郎たちはフクロウネジレの攻撃にさらされてしまう。だが突然、機械室の兵器が壊れていくことに気づくフクロウネジレ。驚いているフクロウネジレに瞬はプログラムを書き換えたと告げる。実は瞬は操られていたわけではないことが明らかになる。操られたふりをして兵器を破壊するプログラムをひそませていたのだ。フクロウネジレはメガレンジャーたちと戦い、そして巨大化する。目からの光線に苦戦を強いられるギャラクシーメガ。だが瞬のプログラムによって、盾を反射させることにより、フクロウネジレの光線を跳ね返し、メガレンジャーたちは勝利する。そして戦い終えたあと、レポートを作るためにパソコンの前に座る瞬だが、一日中パソコンを使っていた疲れからか、キーボードにうつぶせに眠り込んでしまい、たまたまその指が削除キーに触れていて、せっかく作り上げたレポートが消えていってしまう。感想……敵を欺くには味方から、というのが、今回のテーマのよう。そう言えば、4/30放映のボウケンジャーも同じテーマを扱っていたっけ。それはさておいて、今回、ちょっと変わった感じがしたのは、「敵を欺くには味方から」というのをすこしばかりはずしていたからかな。あからさまにそれが表に出ていなかったというのが正しい言い方かも。瞬としても耕一郎たちをわざと騙そうとしていたわけではないし。その少しのずれがパターンをそうだと感じさせなかったのかな。瞬が最初に、耕一郎に冷たくしたのがその戦法かと思ったけど、本当のそれは、フクロウネジレに操られていると思わせておいて、兵器を破壊するプログラムをひそませる方にあったとは……。二段構えの「敵を欺くには味方から」作戦だったみたい。でもただそれだけだったら、さしておもしろかったとは思わない(それはそれでおもしろいんだろうけど)今回は耕一郎が部の廃部がかかっていることがもう一つのストーリーの流れがあるのが良かったのだろうと思う。メガレンジャーの特徴だね。敵を倒すだけが話の主流ではないというのは。うまく書けないけど。ガオレンジャーは彼らの過去の話や彼ら自身の話もあったけど、中心はどうしてもオルグとの戦いがメインだったし、アバレンジャーもエヴォリアンとの戦いに、アスカとマホロの話があったけど……うまくリンクしているとは言い難かったしな……。メガレンジャーもこれからどうなるかわからないけど、このままの展開で行って欲しいし、楽しみにしている。
2006.05.10
展開がちょっと……第5話「逆転のシュート」あらすじ……GUYS基地では、トリヤマ補佐官が週刊誌などにGUYSの活動のことが好意的に描かれていてご満悦。しかしメンバーたちは自分たちの記事に夢中になっていて、誰もトリヤマ補佐官の話を聞こうとしない。そんなメンバーの中でただ一人冷ややかなのが、元サッカー選手のジョージで、彼は一人その場を離れるとグランドでボールを蹴る。そこにミライがやってきて、彼のボールを受け止めると言って、ゴール前に立つ。しかしジョージは素人には止められない。とその場を離れる。基地では、怪獣の出現にメンバーたちが出撃する。濃い霧と電波障害の中、ジョージは怪獣の弱点に攻撃をかけるが、その攻撃は途中で曲がり失敗に終わる。そして怪獣は姿を消す。基地に戻ったジョージをリュウは勝手な行動をしてしかも攻撃をはずしたと言って怒る。ジョージは攻撃をはずしたのではないと抗弁するが、リュウは聞き耳を持たず、彼はGUYSをやめようとする。そこにマリナがやってきて、彼の屈託の原因が、雑誌の記事に書かれていたことだと見抜く。ジョージは記事の内容は全くのでたらめではないといって、彼女の前から去っていこうとする。しかしミライがやってきて、ジョージの得意な流星シュートを受け止めたらGUYSをやめないで欲しいと願う。初めはその言葉を聞こうとしなかったジョージだが、怖いんですかとの言葉にミライとの対決を受けて立つ。三本中、二本ともミライは受け止めることができななかったが、最後の一本はジョージがシュートをはずして、彼は自分の負けを認め、再びGUYSに戻る。そして再び、怪獣サドラの出現に出撃するメンバーたち。ジョージはメテオールを使用して、敵の弱点を攻撃し、成功し、メビウスが怪獣に止めを刺す。これで終わりと思った直後、二体の怪獣が現れ、メビウスを襲う。二体の怪獣相手に苦戦するメビウス。しかしそこに謎の巨人が現れ、瞬く間に二体の怪獣を倒して、去っていく。メビウスはただ立ちつくす。感想……謎の巨人を登場させるのか、それともジョージが仲間になる話にするのか、どちらか一つに絞った方がおもしろかったのではないかと思った。もっともジョージがGUYSから離れようとして再び仲間になるところは、少々わざとらしくて見ていられなかったけど。今回はちょっと不満の回かな。なぜ冒頭のパートでミライがジョージのボールを受けようとしたのかわからないし、二度目の同じシーンでもなにもシュートをはずさなくても良かったのではないだろうか。はずすなら、もう少しジョージの内面をそこに持って行くように描くべきだったのではないかと思う。で、まあ、それらのまずさに目をつぶったら、それなりに良かったんだけど、ジョージもかっこよかったし、メビウスも良かったけど、でもせっかくいいところだったのに、何故そこで謎の巨人を出すんだろう。ぜんぶこの謎の巨人の意味ありげな謎に感動も何もかも持ってかれてしまったではないか。ここは謎の巨人の手前で終わらした方が良かったような気がする。そして次回にこの謎の巨人の謎めいた登場をさせた方が、この回としては良かったと思うのだけど。
2006.05.09
第14話「びっくり! おとなりはネジレジア」今回のメインはみくだけど、ゲストのシンヤといわれていた男の子も出番は多かった。内容としては……図書室で受験勉強をする耕一郎、千里、そして瞬。彼らは、健太とみくの将来のことを心配する。特にみくは健太の影響で勉強をしなくなったのではないかと思われている。一方、健太とみくはゲームセンターに来ている。そこでメガレンジャーのゲームの前でどのメガレンジャーで遊ぶかと行っている子供たちを見かける。子供たちはレッドが好きだがただ一人だけピンクが好きな男のがいて、その男の子はメガピンクと友達だと言ってしまう。しかしほかの子供たちは信じず、彼をちゃかし、その子はゲームセンターを出ていってしまう。それを見ていた健太は子供たちにいじめたら駄目だとしかる。しかし子供たちはその子は嘘つきなんだと言われてしまう。嘘つきだと言われた少年は自分の住むマンションに帰ってくるが、そこで友達が引っ越ししてしまうのを知る。ついに取り壊し予定のそのマンションはその少年と彼の父親だけになってしまっていた。その夜、真夜中に目を覚ました少年は、トラックから次々と荷物を運び込む人たちの姿を見る。翌朝父親に話すもののそんなはずはないと言われる少年。だが少年は隣の家の住人がネジレジアの兵士たちであることを知り、交番のお巡りさんにそのことを訴える者の、彼もまた、ネジレジアの兵士だった。少年は友達にもそのことを告げるが、信じてもらえずメガピンクと友達なら、彼女に助けてもらえばいいと言われてしまう。そこにネジレ反応の調査に来た健太とみくが行き会う。みくは彼の言葉を信じ、マンションに向かう。なにも変わらない人々にみくたちも少年の言葉を疑いかけるが、突然彼らを囲む人々の異様さに少年の言葉を信じる二人。その頃、少年は父親に扮したネジレジアの兵士にに殺されようとしていた。そこに飛びこむメガレッドとメガピンク。少年を無事助け出した二人は押し入れから少年の本当の父親をも助け出す。マンションにいた人たちはすべてネジレジアの兵士で、大勢の兵士たちが一斉にメガレッドとメガピンクに襲いかかる。そこにほかの仲間も合流し、戦う。ネジレジアの兵士たちは形勢が不利と見ると、合体して、キングクネクネとなる。メガレンジャーたちはギャラクシーメガで指令を出している心臓部を狙って銃を撃ち、勝利する。感想……子供が中心で、メガレンジャーは脇役という感じあったけど、あまり気にならなかった。子供の行動に矛盾がなかったからだと思う。それにメガレンジャーが脇役のような感じがしたといっても、健太とみくが良かった。みくはどちらかというとこの中でも、メインだったと思うけど、健太のその存在良かった。彼がサラリーマンの父親が昼間の時間にいるということのおかしさに気づくというシーンがいい印象で残っている。本当に些細なことなんだけど、これがきっかけで、彼らの心の中に少年の言葉が正しいのではないかという思いが強くなるのだから。重要なせりふだと思う。こういうところはうまいな(たぶん脚本が……)。別に入れなくても話は進むんだけど、入れた方が断然良くなるケースだった。
2006.05.08
第13話「どきどき! 先生は風のように」メインはメガレッドである健太。話的にはあまり書くことはなさそうな感じだけど。内容は……スケートボードに乗って学校に向かっていた健太は、ローラースケートの女性とぶつかってしまう。その女性は実は健太の学校の教育実習生で、健太は耕一郎と彼女をめぐり張り合う。耕一郎も初めは大学受験を前に教育実習生に授業をかき回されるのがいやだといっていたのだけど、彼女の顔を見たとたん、そんな考えは忘れてしまったように振る舞う。しかし一番親しくなったのは何故か瞬だった。瞬は彼女が有名な田中研究室にいたことを確かめる。そこでは究極生命体の研究をしていたとされていた。問いただされた彼女は瞬たちの前から逃げ出してしまう。だが究極生命体の遺伝子の設計図を狙っているシボレナに彼女は襲われ、メガレンジャーに助けられる。また健太たちは久保田博士からの情報で、田中研究室では究極生命体の遺伝子の設計図を研究していたが、結局それを封印するために、田中博士は自ら命を絶ったことを知らされる。しかしその研究室からはその情報の入ったチップがなくなっているという。彼女はその田中博士の婚約者であり、またチップを持っていると思われていた。健太は再び彼女が狙われると思い、彼女のもとに駆けつける。彼女はパソコンから田中博士のメッセージを受け取り、大学に向かう。その跡をつける健太。シボレナが化けた田中博士は彼女を惑わし、まんまとチップを奪うことに成功する。シボレナは、そのチップを使って、究極生命体を作り上げる。健太は気を失った彼女を部屋に連れて行き、介抱する。気がついた彼女は健太に「人を愛したことはあるのか」と問う。答えられない健太。そこに久保田博士から連絡が入り、健太は部屋を飛び出す。彼女はその通信で健太がメガレンジャーであることに気がつく。一方究極生命体は電力変電所から電力を奪い続けて、完成体になろうとしている。そこにやってきたメガレッド。だが彼の前にユガンデが現れる。ユガンデに苦戦するレッド。仲間たちが駆けつけてなんとかユガンデを退却させることに成功する。健太を追ってきた彼女は究極生命体の弱点は触手であることを彼らに教える。触手を攻撃するレッドとブラック。だが究極生命体は巨大化する。しかしギャラクシーメガに攻撃を受け敗れ去る。そして教育実習生である彼女が学校を去る日、彼女は健太の頬にキスをしてさっそうと去っていく。感想……ストーリー的にはたいした話ではないかな。目新しい話があるというわけではなかったし。ただ、耕一郎と健太、そして瞬のそれぞれの性格が表れていたから飽きなかったのかも。究極生命体というのも、一つの装置のようなものだと思う。前回も思ったのだけど、学園生活というものを描くためでもあるような気がする。メガレンジャーはそう言う意味では学園のドラマという側面があるからは敵の存在がさほど強烈でなくてもおもしろいのかも。もちろんしっかりと敵の存在が現れている回もあるから一概は言えないけど。あまり考えがまとまらないな。これは後日ゆっくりとまとめてみよう。まあ肩のこらない話ではあったし、おもしろかったことは確か。
2006.05.08
第12話「こまるぜ! 我らがぐうたら先生」今回はメガブラックの耕一郎がメイン。なかなかおもしろかった。内容はというと……学校に遅刻してしまう健太は、まだ担任の先生が学校に来ていないのを知ってほっと安心する。一方、耕一郎は担任の大石先生のアパートまで行き、先生を起こす。先生は、なかなか布団から出られず、耕一郎に怒られてしまう。しかしながら先生はそんな耕一郎に余裕を持てといって再び布団に入ろうとする。それをなんとか引きはがす耕一郎。学校に来た先生は、テストの結果をみんなに渡す。耕一郎は自分の点数が低いのにショックを受ける。実はマークシートの回答欄のところを間違えていたために起きたことだった。ひどく落ち込む耕一郎。先生は天気がいいからと校外学習をすることになり、全員が外に出る。そこに流れ落ちる光を見る健太たち。健太たち5人がそのあとを追っていくと、そこにはモグラネジレが宇宙から落ちてきたエネルギー体を手にしたところだった。彼らはメガレンジャーとなり、モグラネジレと戦うが、とどめを刺そうとしたところで、メガブラックは突然テストのことを思い出し、とどめを刺し損ね、逃げられる。一方エネルギー体も行方不明に。先生はエネルギー体をを拾い上げ、自分の教室で計算して、それが途方もないものだと言うことを知る。一方、耕一郎はエネルギー体を見失ってしまったことにますます落ち込み、メガレンジャーと学生生活は無理だと判断し、先生に退学届けを出す。大石先生はしばらくしてそれが退学届けだと言うことに気がついて、あわてて耕一郎のあとを追い、退学届けを耕一郎に戻す。長い人生なのだから一度や二度の失敗をしても構わないではないかと、あきらめないことが大切なのだと諭す。しかしまだ先生の言葉を受け入れることのできない耕一郎。そこにエネルギー体を追っていたモグラネジレが現れ、先生を捕まえて連れて行ってしまう。跡を追う耕一郎は途中でメガブラックに変身。戦うが苦戦する。先生は敵にエネルギー体を渡すぐらいならと、それを飲み込んでしまう。そして捕まってしまうメガブラックと、大石先生。メガブラックは仲間と交信しようとするが、妨害電波に阻まれて、交信できない。そうしているうちにエネルギー体を飲み込んだ先生を、エネルギーを取り出す装置の中に連れて行ってしまう。苦しむ先生を見て、立ち上がるメガブラック。仲間たちのもとに辛うじて通信が通じるがも、すぐにとぎれてしまう。しかし彼が戦っている間に仲間たち駆けつけ、結局、モグラネジレはギャラクシーメガに倒され、ネジレジアのもくろみは失敗に終わる。感想は……耕一郎の弱い部分が見えて良かった。メガレンジャーの中でも彼はお気に入りで、ますます好きになってしまった。真面目なリーダーだけど、それだけじゃないのが本当にいいな。完全無欠のリーダーはあまりおもしろみがないから。それにしても、マークシートには泣かされた。マークシートは間違えやすいんだよ。しかも耕一郎のようなミスはよくあることだし。耕一郎は結局世話好きなのかも。最後に先生をわざわざ連れてくるところなんか見て、そう思ってしまった。先生もいい感じだったし。
2006.05.07
第11話「あぶない! 赤いばらの誘惑」今回のメインはメガイエローの千里。戦いのシーンが盛りだくさんで、そのわりには飽きずに楽しめた。内容としては……公園のようなところで写真を撮っていた千里は、運命の人と出会って、そのために学校の調理実習室でバースデーケーキを作っている。それをほかの四人が盗み見て、あれこれと推測をする。結局その四人は私服に着替えた千里の跡をつける。千里は薔薇の花をつけた少女にそのバースディケーキをわたし、パーティに行く約束をする。そしてふりかえって、四人に声を掛ける。千里はすでに彼らが跡をつけているのに気づいていた。みんなで女の子のパーティに行こうとしたところ、ケーキの箱が道の真ん中に落ちていることに気づく。そして胸に赤い薔薇をつけた子供たちが次々と教会の中に入っていくのを彼らは見る。その中にあの女の子もいた。教会にはシスター姿のシボレナが赤い聖水を子供たちに飲むように言っていた。その聖水を飲んだ子供たちはみるみる体が変化し、プチバラネジレになってしまう。だがあの女の子とだけは何故が聖水を飲まず、その場を逃げ出す。それを追うシボレナ。千里は健太たちにバラネジレとの戦いまかせて女の子の跡を追う。公園にきた千里はシボレナと戦うことになるが変身を躊躇してしまい、シボレナに捕まってしまう。そしてその目の前で、女の子がプチバラネジレにされてしまう。それを見て激怒する千里はメガイエローに変身する。一方健太たちはメガレンジャーとなってバラネジレと戦うが倒しても倒しても死なないバラネジレに苦戦を強いられる。また千里の方も、自分が巨大化して。警察官にうたれたり、そうかと思えばいきなりバスの中で乗客から音波攻撃を受けたり振り回されてしまう。そうしているうちに千里は自分が現実の世界ではないところにいることに気がつき、シボレナを倒せば、健太たちも勝てるのではないかと考え、シボレナに対して必死の攻撃をかける。シボレナは怪我をし、一方バラネジレもその影響でギャラクシーメガによって倒されてしまう。だがシボレナは退却するものの、メガイエローの正体がわかったというが、しかしすぐにメガイエローの横に千里が現れ、シボレナは自分が間違っていたのかと思いながら退却する。メガイエローの横に現れた千里はメガブルーの作り出した映像だった。戦いが終わり、千里は改めてケーキを作ると、ほかの四人とともに女の子の誕生日パーティを開く。感想……なかなかおもしろかった。ケーキを作っている千里をのぞき見る彼らの様子といい、その時の耕一郎のぼけ方が何とも言えずクスリと笑ってしまった。戦いは比較的多い方だったと思うけど、でも飽きなかった。戦いといってもメインはメガイエローの個人戦といってもいいと思う。結果的にメガイエローはギャラクシーメガに搭乗しなかったし。シボレナとの一騎打ちがそれなりに良かったと思う。そしてメガイエローの個人戦だからといって、ほかの四人の見せ場が全くなかったわけではなかったし。そう言う意味で言うなら、バランスのいい戦いの見せ方だったかな。どうも最近の戦隊のことを考えると、うーん、こんなにバランスよく戦闘シーンが配置されているのかなと、ちょっと考えてしまう。
2006.05.07
第10話「さよなら! 哀しみのアンドロイド」今回は初めから、シリアスだった。内容は、夜道を一人の少女が奇妙な笛を吹こうとしているところにトラックが突っ込んできて引かれてしまうのだけど、道路を転がった少女は傷一つなく、むしろ彼女をひいたトラックの運転手が、その少女の異様さに逃げ出してしまう。立ち上がった少女は、壊れた笛を置き去りにしていずこともなく去っていく。一方、学校を終えた健太たちは、瞬だけがいつもとは違う方向に帰ろうとしている。その彼にみくが映画に誘うが、瞬は「今日はそんな気分ではない」と断る。耕一郎はみんなに、今日は瞬の世界的に有名だった母親の命日であることを教える。瞬は丘の上で一人、母親のフルートを吹いている。そこにトラックにひかれても無事だった少女が現れる。少女は瞬のフルートを借りて演奏する。そんな彼女を見つめる瞬。彼は学校でもそのことを考えている。それを見て少々嫉妬めいた感情を見せるみく。部室に集まった5人に久保田博士は、世界各地で凶暴になった人々が事件を起こしていることを知らせる。そしてその事件の前には必ず少女が笛を吹いていることが報告されている、と。そのモンタージュを見て瞬は顔色を変えて部室を飛び出す。一方、ネジレジアでは一人のアンドロイドが命令に従わないことが明らかになり、不良品は始末するようにネオコウモリネジレに言い渡される。瞬は丘にいた少女を見つける。そこに、ネオコウモリネジレが現れ、少女を殺そうとするが、メガレンジャーたちによって少女はかろうじて守られ、メディカルセンターに連れてこられる。そこで少女が人間ではないことが明らかになり、彼らの上層部が、破壊の命令を出す。しかし瞬はそれに従わず、少女を連れて逃走する。逃走先は、学校だが、すぐにネオコウモリネジレに見つかる。瞬は少女を守るために戦う。そこに駆けつけるほかの仲間たち。しかしネオコウモリネジレの戦いに苦戦する。そこに少女が現れ、フルートの音でメガレンジャーたちを苦しめている音波を消すが、少女では力不足で、結局少女は瞬を守るために犠牲になってしまう。そのことに激しく怒る瞬。彼のその攻撃にネオコウモリネジレは敗れてしまう。巨大化しても瞬の怒りの前に、再びの敗北。戦い終わった瞬は一人、たたずみ、それをほかの四人が見守る。《感想》この回は並木瞬の完全一人のメイン回だったし、なによりシリアスで悲しい話だった。今まで比較的明るい話だったので、これには少々油断していた。それにしても瞬の母親がすでになくなっていたとは……。これからも彼らメガレンジャーの家族が出てくるのだろうか。楽しみだな。また今回は、みくも良かった。本人は否定しているけど、彼女は絶対瞬が好きなんだというのが、はっきりと画面から伝わってきた。好きだとか、あからさまにしなくてもわかるというのはいい。
2006.05.06
第9話「あばくぞ! 魔物がひそむCD」今回のメインはメガイエロー? かな。でも本当の主人公はゲストの冴子だと思う。内容としては、千里が街の写真を撮っているときに、レンズ越しに冴子が小学生からCDを取り上げるのを目撃したことから始まる。千里は彼女を追いかけて、CDを取り返す。しかし千里の写真撮影につきあっていた健太は、冴子とは中学時代からの友人で、停学を受けた彼のために得意でない勉強のノートを届けてくれた冴子がそんなことをするはずはないという。一方、街では突然凶暴になる人々が増えたことに、久保田博士から調査をするように言われるメガレンジャーたち。健太と千里は冴子がよくCDショップに現れるというのを聞きつけ、CDショップをのぞいているとちょうど、大量のCDを店員の目を盗んで鞄に入れようとしていた冴子を発見。千里は冴子を捕まえるようとするが、逆に大量のCDを渡され、店員に万引き犯と間違われてしまう。健太は冴子のあとを追い、そして冴子から事情を聞く。冴子は仲間が突然暴れて警察に捕まり、そのためにコウモリマークのついたCDを調べていたのだ。一方、千里は冴子が盗ろうとしてたCDをすべて購入し、部室に持ってくる。そして彼らはそのCDのすべてに不審なコウモリマークがあることに気づく。久保田博士の調査により、そのCDには人を凶暴にさせる音波が仕組まれていることがわかる。そのおおもとのコウモリネジレはCDの秘密に気づいた冴子を殺そうと攻撃をかけてくる。そこにやってくるメガレンジャーたち。冴子にコウモリネジレの音波を向こうにする音楽を聴かせると、コウモリネジレを倒す。だが巨大化コウモリネジレはギャラクシーメガをその音波で行動不能にさせてしまう。メガレンジャーの危機に冴子は街宣車を乗っ取って、メガレンジャーがくれた装置の音楽を大音量で流して、コウモリネジレの音波を向こうにしてしまう。そしてギャラクシーメガの反撃の前に、コウモリネジレは敗れ去る。感想……やっぱり今回の本当の主人公は冴子だな。彼女のために作られたという感じがして、メガレンジャーは脇役になってしまったような。でもおもしろかった。健太の中学校時代のことが少しわかったりしたし。でも中学で停学を受けたとなると、いったい何をしたのだろうかと、気になってしまう。それに冒頭のシーンも、千里に使われてしまって、一応レッドは中心的人物なはずなのだけど……。まうこういうのも変わっていいけど。それにしてもなんだかだんだんあらすじが長くなっていくような気がする。今日はこれだけ書ける気力があったということにしておこうかな。
2006.05.06
やっと借りることができて、そしてやっと見ることができたけど、感想は分割になりそう。第11話「危険な遊び」ジハンキジゲンになっていた自販機からジュースを飲んだリュウたちの隠れていた性格が表に出てしまう話。竜はしゃっくりをするたびに怠け者の性格にかわり、凱は寂しがり屋のよい子、雷太は凱のような一匹狼的な性格になり、香はお金持ち特有のひがみっぽくせこくなり、アコはロマンチックな性格になってしまう。しかもそのせいで連携して戦うことができず、ジハンキジゲンとの戦いの序盤はよいこの凱が一人でがんばっていて、怠け者の竜が長官の荒治療で変身して、その彼の攻撃でジハンキジケンがダメージを負ってようやくそれぞれの性格に戻り、いつもどおりの連係プレイで敵を倒す。《感想》おもしろかった。最近の戦隊では必ず一つは出てくる取り替え話ではないけど、それに似た感覚はある。それにしても全員の性格が変わってしまうというのは、珍しいかな? でも凱の性格の変化は、今後のあらすじなどを考えてみると重要な伏線のような気がする。全部見てみないとはっきりしたことは言えないけど。そして最後のシーンも良かったな。じゃんけんをする竜たち。そこに凱もちゃんと入っているというのが、彼も仲間になりつつあるんだろうなと感じてしまうシーンだった。今回も、たいして内容的に詰め込まれているわけでもないのに、集中してみてしまった。おもしろいと時間を忘れてしまうようだ。気がついたらアイキャッチで、はっとするというパターンが多い。おもしろいかどうかの指標になったりして。
2006.05.05
オープニングの映像がまた変わった。第14話「新たなる敵」今回の話は少し暗かったかな。新たなるジャマンガの幹部レディゴールドの登場で、あのほのぼのとしていたあけぼの町の人たちがリュウケンドーに対して不信感を抱いてしまう。その不信感を糧に、巨大化したリュウケンドーのコピーが現れ、街を破壊していく。避難する人たち。本物のリュウケンドーとリュウガンオーはとりあえず、偽物のリュウケンドーを凍らせて、パワースポットに向かい、偽物を操っている敵を倒しに行く。だがそこにいたレディゴールドの強さは半端でなく、リュウケンドーもリュウガンオーも手も足も出ない。しかしそこに彼らと同じ魔弾戦士が現れる。その謎の魔弾戦士はリュウケンドーたちに攻撃をかけると、同時にレディゴールドにも戦いを挑む。高速で戦う謎の魔弾戦士とレディゴールド。その結果、レディゴールドは退却する。だが巨大化した偽のリュウケンドーは消えておらず、本物のリュウケンドーが街の人々の不信感とともに、その偽のリュウケンドーを消し去る。そして噂の発端となったかおりは、剣二にリュウケンドーにあったら、謝っておいて欲しいと頼む。それなりにおもしろかったけど、いつものリュウケンドーの軽さはなかった。次の展開のために仕方ないのかも知れないけれど。ただ、次回が楽しみな展開ではあった。リュウジンオーはどういう形で再び剣二たちの前に現れるのか、彼にはどんな謎があるのか、これから楽しみ。リュウジンオーって言う名前も、まだ本編では出ていないんだよね。CMではしっかりと出ていたけど。それと今回、オープニングの映像だけでなく、エンディング曲も変わっていた。でも映像はそのままなので以前の曲のイメージがあるから、ちょっと違和感。そのうち慣れると思うけど。
2006.05.04
今回はおもしろかった。CMに入って、まだ前半だったの? と言う感じで、すっかり時間を忘れるほどのめり込んでいた。ところどころクスリと笑ってしまったし。特にダイボウケンに乗り込んだガジャのあのリアクションが何とも言えずにいい。「今時の機械……」と言うせりふがガジャらしくて、思い切り笑ってしまった。またさくらたち四人が明石の行動を謎解きするのも、どうやるのだろうと目が離せなかったし、一方、明石の方も、アクション盛りだくさんでしっかり楽しんでしまった。しかもまだ前半だったことに気づいて、ちょっとばかり驚いた。約15分の中にずいぶんと詰め込んでいたのに、全然そうとは感じられないほどスムーズに流れていたような気がする。今回はいいできだったのではないだろうか。今回に対して、前回はやはりこの回のためのわざとらしさが目立ちすぎたのが残念。珍しく三話連続の話なのだから、もう少し違った形で作れなかったものだろうか? と思ってしまう。今回がおもしろかったから余計にそう思うのかな。でもまあ、終り良ければすべて良し、と言うことにしておこう。次回の予告ではさくらが銃を担いでいたので、彼女の過去の一端が明らかになるのかな? それも楽しみ。
2006.05.03
最初はコメディかと思ってしまった。第4話「傷だらけの絆」【あらすじ】GUYSのメンバーと補佐官たちは解禁になったマケット怪獣の実験を行おうとしていた。マケット怪獣は過去に地球の味方をしてくれた怪獣のデータを利用して、1分間だけ再現された怪獣で、選ばれたのはミクラスだった。しかし不格好で強そうには見えないミクラスにあきれ気味のメンバーたち。しかし彼らではまともに使えず、かろうじてコノミの言うことには従おうとするミクラス。基地に戻った彼ら。そして新たな怪獣が宇宙からやってきた。その怪獣の名はケルビム。ミクラスの実験のさいに怪我をしたマリナにかわりコノミがミライとともに出撃する。ガンフェニックスで近づこうとする彼らだったが、ケルビムがはき出す火球により、街は被害を受ける。そこでミライは、コノミとともに地上にあり、コノミにマケット怪獣を使うべきだという。コノミは迷いながらも、ミクラスを出現させるが、ケルビムに睨まれた恐怖でその場を逃げ出してしまう。またミクラスもコノミのあとを追うように逃げ出し、そして時間切れで消えてしまう。一方ケルビムもいずこかに消えてしまう。基地に戻ったコノミは臆病な自分に落ち込み、かつて働いていた保育園に向かう。保育園では子供たちが描いたGUYSの隊員になったコノミの絵が飾られていた。その絵にたまらず逃げ出すコノミ。そこにマリナが現れて、一体今度は何から逃げるのかと問う。ほかの隊員たちもやってきて、兎を助け出すために戻ったコノミは決して臆病ではないと告げる。そこに再びケルビムが現れたとの報に、彼らは出撃する。ミライはコノミにミクラスにとってコノミは母親なんだといって、彼女を励ます。コノミはミクラスを出現させると、もう逃げ出さないから戦ってと、ミクラスに訴える。ミクラスはその声に答えるように必死に戦う。そしてタイムリミットが近づいたとき、メビウスが現れ、ミクラスと戦いを交代し、ミクラスは消滅する。しかしメビウスは至近距離での戦いにケルビムの角により苦戦を強いられる。リュウたちが角に攻撃をかけようとしたとき、いち早く銃により破壊される。驚いたリュウたちが見ると、そこにはあたったことに呆然とするコノミがいた。メビウスはケルビムを両断すると、再び宇宙に帰っていく。基地に戻ったコノミはミクラスと別れなければならないことを知る。《感想》出だしを見て、今回はコメディ? と思ってしまった。でも内容はやはりちょっとシリアスだったかな。それほどきついものではなかったけど。何より印象的だったのは、ウルトラセブンの変身シーンのオマージュが描かれていたことかな。コノミの眼鏡を使って、セブンが変身する真似をするのはとっても懐かしかったな。勇気のでるおまじないだとミライはごまかしていたけど(本当はごまかしていたわけではないのだろうけど)。ウルトラセブンの変身の真似だと言えば、さすがにコノミに変に思われてしまうからだろうけど。またミクラスはウルトラセブンに出てきた怪獣なんだろうか。テッペイがミクラスの管理者はウルトラセブンと言いかけていたのだけど。隊長が彼の言葉をさえぎるように話しだしたからはっきりとはわからなかった。隊長は意識してやったことなんだろうか?でもおもしろかった。ウルトラマンシリーズも次々とDVDになっているようだし、戦隊シリーズばかりではなく、こちらも少し本腰を入れて見てみようかな。
2006.05.02
第7話「ナンなの? おっかけ迷惑娘」今回のメインはメガブラック。耕一郎を追っかける後輩の女の子に、耕一郎が困惑して……。というのが大きな流れの一つだけど、それと同時にネジレジアの攻撃を千里が発見するというのがもう一つの流れかな。グランセイザーを見ていても思ったんだけど、メガレンジャーもそれほど深刻な話はないし、内容自体ぎっしり詰まっているという感じでもないから、あらすじとして、あまり書きようがない。それは決して悪いことではないと思う。でもストーリー自体が詰まっていなくても、おもしろいんだよね。今回も耕一郎の困惑する様子が良かったし、それに対して千里の反応も、なんだか青春しているなぁという感じで。30分がとても短く感じられる作品もあれば、まだ終わらないのかと思う作品もあるけど、メガレンジャーはそのどちらでもなくて、ちょうどいい具合に今のところ収まっているかな。ただこれがリアルで見ていたとしたら、もっと先が見たくなる感じがする作品ではあると思う。ビデオだから、まとめてみることができて嬉しいし、すぐに次の巻を借りたくなってしまう。第8話「負けるか! 逆転チームワーク」この話はも今までに比べると重たかった。一人で突っ走るレッド。その彼をかばって怪我をするブラック。そしてレッドはその無謀なやり方をみんなから責められてしまう。レッドはそのことで落ち込むんだけど、素直に謝ることができない。そして再び一人で敵の幹部であるユガンデと戦うことに。負けそうになったその時、ほかの仲間が駆けつけくる。レッドはユガンデを倒してみんなの仲間になりたかったんだと言う。怪我をした体を押して駆けつけたブラックは、健太を友達としたときから、無茶をすることは覚悟していたという。その言葉にレッドは彼らを仲間として意識する。そしてメガレンジャーたちはギャラクシーメガに乗り込んでユガンデを倒す。感想……今回は少々シリアスだった。上記のあらすじが主な流れなんだけど、もう一つの流れがこの話にはあって、久保田博士と彼の友人であった鮫島博士との関係がレッドとほかの仲間たちとの関連性の中で語られるのがとても印象的だった。久保田博士は、鮫島博士を助けることはできなかったことへの苦い思いと、レッドを助けることができたブラックたちのことを対比しているのが良かった。今までのところ、電磁戦隊メガレンジャーはおもしろい作品だと思う。ストーリーのバランスも悪くはないし。これからどうなるかわからないけど、楽しみ。
2006.05.01
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