☆ひとりぐらしの部屋へようこそ☆

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2012年11月27日
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カテゴリ: 最近聴いた演奏会
以下、チラシより↓

正真正銘最後の<モーツァルト・トリオ>
円熟の名手たちの”衝突”と”調和”が織りなす「究極の室内楽」

トリオ誕生秘話、そしてラストコンサートへ

1983年、藤原真理の自宅にかかって来た一本の電話 ― それはカントロフ率いる弦楽トリオのチェリストが急病になり、
急遽代役を引き受けてくれないかという打診だった。

2日後に迫った公演のために藤原はすぐに日本を発った。

弦楽トリオのうち一人を替えるというのは、音楽作りが根本から変わってしまう。

しかも藤原にとって初めての演目、初めての共演相手だ。



ソウルでの初舞台は聴衆の熱狂と共に幕を閉じ、その後日本で行われた、フルートの名手ニコレとの録音も大成功に終えた。

偶然の機会に恵まれて誕生した新生弦楽トリオは<モーツァルト・トリオ>としてそのまま活動することを決めたのだった。

各人がソリストとして多忙を極める中、3年後に待望のパリデビューを果たし、
その後「モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調」、「ベートーヴェン:弦楽三重奏曲」全曲などを次々にリリース、多くの話題を呼んだ。

結成から約30年を経た2011年3月、藤原の呼びかけで決まった日本でのツアーは東日本大震災の影響でやむなく中止。

しかもカントロフは指揮活動に専念するため、ヴァイオリン演奏からの引退を宣言。

しかし今回このコンサートのためだけに再びステージに立つことを決断し、ついに念願の舞台が実現する。

歳月を経てさらに輝きと密度を増して登場する名手たちの最後の共演にどうぞご期待ください。

↑チラシ、ここまで。

このチラシを見たとき、
これは是非とも聴かなければ!と思いました。


仕事の忙しいのと思いっきり重なるよなぁ…。

そう思うとなかなかチケットを買う気になれずにいたのですが、
そうこうするうちに、公演の日は近づいて…。

たぶん、大丈夫だろう!と、2日前に決断。
チケットを購入。


無事、聴くことができたのでした。

カントロフさんのヴァイオリン、本当に素晴らしかった!!

「トリオには広すぎるホール」(藤原さん曰く)は、裏を返せば客が少ないということですが、
演奏者に申し訳ないくらい、悲しいくらいにお客さんが少なくて…。

でも、演奏後のあたたかい拍手からは、
あの日の聴衆は、本当にクラシックを愛する、室内楽を愛する人たちであることが感じられました。

心から聴きたい人だけが聴きに行っていた、素敵な演奏会だったと思います。

あぁ、本当に聴きに行って良かった!!




ジャン=ヤック・カントロフ:ヴァイオリン
ウラディミール・メンデルスゾーン:ヴィオラ
藤原 真理:チェロ


モーツァルト/バッハ
6つのプレリュードとフーガ KV404aより第1番

ベートーヴェン
弦楽三重奏曲 ハ短調 作品9-3

シューベルト
弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D471
(第2楽章:ウラディミール・メンデルスゾーン校訂版/世界初演)

ベートーヴェン
弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 作品8







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最終更新日  2012年12月02日 11時58分37秒


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