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途中、休憩で休んだ路肩のパーキングでは、レナちゃんという1歳2ヶ月の女の子のお孫さんを連れた老夫婦と知り合い、なかなか受け付けようとしないおやつのヨーグルトを代わりに食べさせてあげたり、ちょっとだけ仲良くしました。とってもかわいくって、声をかけずにいられなかったのだけれど、なんだか得した気分のコミュニケーション。子どもたちと過ごす未来に希望が見えた感じかな?ドライブの果て、帰り着いた我が家では、さっそくスープとポテトの料理を手早く作り、パンと一緒に食べたあと、しばしお昼寝。何事も、手早く上手くやるのが私たち。料理はわりと大雑把だけど、その分、ハーブなどの香辛料を上手に使うのが、ドイツ流。そうこうしているうち、アネグレートがやってきて、シュテファンの仕事場まで一緒に迎えに行こうと誘われました。(・・つづく。)photo:アウトバーンで出会った女の子。可愛かったから、声をかけずにはいられませんでした。
Oct 15, 2007
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おはよう。今日はまだ朝の眠たい6時半。これまで3日間のお礼をバルトラウトに告げ、再びルッテンでの生活に戻る、お別れの日。朝の光が眩しく差し込むダイニングで、最後の朝食。いつか日本に帰ったら、私も大音響のヘンデルで、優雅に朝食をとってみたいもの。バルトラウトには”生活を楽しむ”ということを、そのライフスタイルや笑顔から学びました。お別れはあっという間。車に乗り込むまでに「ありがとう」と、3日間の感謝を込めてあいさつし、バルトラウトのこれからのしあわせな日々と、いつかまた会える日が来ることを願いました。陽気なradioを聴きながら、やってきたときと同じ道を走る、楽しいドライブ。空は快晴。3日間の間に、ずいぶん木々の紅葉も進んだようで、行きの車中ではまだ緑色だった木々の葉も、黄色や赤と、おしゃれな色に色づいて、とてもキレイ。長い長いドライブ再び・・。(・・つづく。)
Oct 14, 2007
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pm10:20。ドイツ俳句協会の、2番目に偉いという人がやってきて、なにやら楽しげにたくさんおしゃべりして帰ってゆきました。(ちなみにプレジデントはマルグレート。)夕食は、今夜も食べたい人だけが、勝手に食べたのでした。私はおいしかったお昼の料理の残りのスープを、パンと一緒にいただきました。もう眠たい・・。ドイツ語はなかなか聞き取れるようになりません。2番目に偉い彼は、とても優しくソフトでチャーミング。帰り際、廊下に掛かる鏡の前で立ち止まって、髪をちょっと整えたり。外から窓越しに部屋の中を眺めると、窓辺には植物がいっぱいで、白いレースのカーテンと揺れるキャンドルの灯りが、素敵。外が寒いだけに、なおさら暖かさが感じられます。バルトラウトにはこの3日間、本当にお世話になりました。あなたの明るさが、私の心を、金・土・日と、3日間、素敵に育ててくれました。ありがとう。心から、感謝します。(・・つづく。)photo:庭の木の中では、ジャスミンの花が大好きでした。♪かみにジャスミンの花~・・って、あったよね。時々、歌ってました。
Oct 11, 2007
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秋深く、落ち葉がひらひらと舞う光景の中、道すがら、バルトラウトの学校の生徒たちとも会いました。にこやかに挨拶を交わしたら、握手の手を差し出すのがこちら風。バルトラウトの知り合いのベビーとも顔をあわせればにっこり。けたけた笑う、とてもかわいい赤ちゃんでした。その後、地下からの塩水で健康を促進するという施設の見学。説明を受けていると、いろんな知らない単語のオンパレード。面白かったのでたくさんメモしてみたけれど、とても覚え切れません・・。今、トマトと肉とたまねぎとピーマンと生クリームの素晴らしい料理が、オーブンの中でできつつあるところ。でも、出来上がるまではあと2時間もあるのですが・・。(2時間後)おいしかった!(想像できるでしょ?)(・・つづく。)
Oct 11, 2007
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朝食はヘンデルを聴きながら。素晴らしい。・・エルベ河を訪れました。感激!静かにもやる対岸の森。とうとうと横たわる深い河を、静かに下る貨物船。旧東ドイツ領の家は、まだ多くがボロボロです。それで今、どんどん新しく改築されてる真っ最中で、改装されたかわいらしいアパートのような住宅も、たくさん並んで見られます。でも、決して、すべてを取り壊し、また最初から立て直すのでなく、もとの骨組みを基礎に大切に保ちつつ、住みよく直すための作業。さすが、古いものを大切にする、ヨーロッパらしい精神が伺えます。(・・つづく。)photo:エルケと一緒に訪れたエルベ河。静かにたゆたう水の流れ。向こう岸。ぼんやり夢を見てるみたい。親子連れがいるでしょ、ドイツでは、いろんな川岸を歩いてみたけど、いつも親子連れがいっぱい。ちっちゃな子から、イケてる高校生まで、親子が仲良し。山登りやサイクリング然り。
Oct 10, 2007
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言葉ができないのにこんなに快適なんて、信じられない。今日で1週間がたちました。私はこのお返しに、精一杯がんばることしかありません。一生懸命ドイツ語勉強して、コミュニケーションして、熱心に誠実に。「時よ、お前は美しい。」(ゲーテ『ファウスト』より。)そんな言葉が心に浮かびます。私の心に、美しさがいっぱい。そう、「今日のこと、どうだった?」バルトラウトが私に尋ねたとき、「あのレストランの中での雰囲気、ろうそくの炎と共に中世の世界へトリップしてしまいそうだった、あの雰囲気が、とても素敵だった」と言いたかったのに、”雰囲気(アトモスフェレ)”という単語が見当たらず、”空気(ルフト)”と表現したところ、しばらくしてから、やっと誰かが、「あー、アトモスフェレね」って、なんだかみんなで大ウケしたのが印象的な、夜でした。ほとんど連想ゲームな会話だけど、言ってみるもんだ。こんなぶきっちょなコミュニケーションも、いつか楽しい思い出となるのでしょう・・。(・・つづく。)photo:3人姉妹とその両親。ザビーネとホルガー。この日は、大晦日。大晦日のフォンデュ☆〃ホルガーは、マルグレートやザビーネと踊って上機嫌。外で打ち上げた花火の火薬を詰めなおして、ミニ花火作ったり。(ちょっと危なかったけどね。)ザビーネは、ご多分にもれずヘヴィースモーカーですが、自分でたばこ作っちゃうの。たばこの中身(なんていうのかな?)いつも携帯してて、紙でくるくるっと巻いて、火をつける。わたしもたばこ吸うなら、きっとこんな風にする!ってくらい。なんだか不良一家みたいだ。けどね、仲良しで、ほんわか。憧れの一家でした^^☆〃
Oct 8, 2007
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彼女たちを見てると、まさに、人生を心から楽しんでいるのが分かります。楽しいこと、心地よいことが大好きで、相手のしあわせを共に心から喜び、分かち合えるおおらかさ。すべて笑いに変えてしまうユーモア。私も日本へ帰ったら、彼女たちのような人生(生活)を送りたいと、ひしと思うのでした。明日はエルベ河に連れてってもらいます。岸辺の散歩。楽しみ☆(・・つづく。)photo:ディナ。おかっぱ頭をショートに。バラの花の似合う、曇りがちな北海の町、どこを切り取っても絵になっちゃう町、ファーレルに住む3人姉妹の真ん中の女の子。家族が集まるのは、暖炉の前のスペース。玄関を入ると、ロビーみたいに広がるスペースです。暖炉の周りには、薪が積まれ、いい感じ。
Oct 4, 2007
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バルトラウトの自宅へ戻り、居間で再び紅茶とクッキーを頂いてます。(よくおなかに入るなー・・)「今日はお昼間たくさん食べたから、夕飯はもういらないわね」バルトラウトがそう言って、「でも、おなかが空いたら言ってね」と、付け加えます。何度も何度も気を使って尋ねてくれるバルトラウト。実際、ドイツ滞在中は、お昼にケーキなど甘いものを摂った日は、お夕食抜きなんて、ざらでした。ドイツ滞在も7日目になると、みんなが笑うところで一緒に笑えなくても、ぜんぜん平気、気にならない。時々私に話を振ってくれて、そんなときには、すごく時間はかかるんだけど、すごい忍耐強く私の話を聞いてくれるので、問題ナシ。もう、子どもみたいにすっかり安心しきっている私。ほんと、子どもみたいにのびのびと自由。マルグレートもバルトラウトも、私のすべてをそのまんま、丸ごと受け入れてくれるので、私の中には何の心配もないわけです。こうしなくっちゃ、とか、ああしなくっちゃ、とか、緊張してではなく、やりたいように、やれる。お手伝い然り。(・・つづく。)
Oct 3, 2007
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そうしてふたたび、今度はお別れの挨拶をしなくてはなりません。別れ際、短かった出会いにもかかわらず、感動的に抱きしめられ、ドイツ人の心の温かさを深く感じました。さようなら、心優しくお茶目な東ドイツの俳人たち。私にとって憧れのシチュエーションで心溶かされたこの時間は、それだけで、100万円の価値もあるほどの、素晴らしい体験でした。ちなみに私が作った俳句。「中世に 迷い込んだる 炎かな」(季語なし)**「中世に 迷い込んだる 炎かな」・・キャンドルの炎を見つめていると、レストランの雰囲気ともあいまって、まるで本当に中世の世界へタイムトリップしてしまいそう。。な気持ちを詠みこんで!?みました。専門の方には、申し訳ないハイクです。(・・つづく。)photo:生まれてはじめて、海外へ。もちろん行き先はドイツ。ルフトハンザ。写真撮ってる自分が窓ガラスに写ってました。
Oct 2, 2007
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