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アレキサンダーを無事、家まで送り届けると、今度はマルグレートと一緒にクッキー*を焼きました。明日、初めて会いに行くOma(マルグレートのお母さん、Old mama)へのプレゼント。ここで起きたのが”ラッピング事件”。焼きあがったクッキーを可愛い袋に詰め、さあ、ラッピング、というとき、なかなかうまくいかないマルグレートを見かねた私、ついつい、「手伝っていい?」と申し出たところ、いつものコワ~イ、しかめっ面で、「日本人は器用だものね」との返事。・・あれあれ、もしや、気分を害した!?嫌われちゃったら、どーするよー!?・・不安。別段理由があるわけでなく、(なんか悪いコトしちゃった・・?)と不安になるのは癖になってて、またまた内心、ひょえ~~。とりあえず、ラッピングを終えたところで、もう夜も遅いことだし、(私たちは夜行性!)部屋へ戻り、未来の授業計画などを立てながらも、まだまださっきの事件(!?)を引きずっていたところ、ワイン**片手に、「ユーリー☆」とご機嫌ガオでやってきたのは、マルグレート。しばらくおしゃべりして、遊んでったよ。よかったぁ。あんなことで怒っちゃうよなマルグレートではないのに、私ったら、バカだなー・・。でも、私のこんなドキドキは、もう少し、続くのかもしれません・・。(・・つづく。)photo:メアスブルクの港。丘の上は、旧城と新城。隣には、レストランやホテルがいっぱいで、泳ぎに来てる子たちが、どぼん、どぼん、と気持ちよさげに飛び込んで遊んでました。
Jul 27, 2007
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ちょうどお迎えのお母さんたちがぱらぱらとやってくる時間で、子どもたちはお母さんに、自分の描いた絵を見せたり、チュッなんて挨拶のスキンシップを交わしたり。そんな中、アレキサンダーは、まだお迎えの来ていないお友達と一緒に、元気に部屋を駆け回っていて、そのお友達の中でも、パスカルくんが、1番のお友達とのこと。私の姿を見つけると、子どもらしい人懐こさで、いろんなこと話しかけてくれるんだけど、いかんせん、言葉が解らない・・せっかくたくさんお話してくれたのに、上手に返事できなくて、ごめんね。(ホントに、残念!!)幼稚園からの帰り道、アレキサンダーが、風に舞う落ち葉と追いかけっこする中、聞こえてきたのは12時の鐘。聞き惚れたー・・たくさんの落ち葉の舞う中、きれいな葉っぱを拾いながら。そういえば、今朝も、新聞を取るのに玄関の扉を開けて一歩外に踏み出したとき、まだ明けきらない空一面に星が瞬いていてすごくキレイで、驚きでした。(・・つづく。)photo:子どもたちの飛び込んで遊んでた、港。その建物はレストランで、わたしは昼まっから、甘いフランケンワインを飲みながら、フランツェージッシュツヴィーベルズッペ(フランス風玉ねぎスープ)など食べて、軽く酔っ払っていい気分♪
Jul 23, 2007
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お昼過ぎ、アレキサンダーが通ってる幼稚園へ、マルグレートと一緒にお迎えに行くことに。アレキサンダーは、マルグレートの息子シュテファンと、その奥さん、アネグレート(ドイツ語の名前って、すごい、こうして並べると・・)の間のひとり息子。つまり、マルグレートの孫。幼稚園へは、徒歩で10分かからないほど。町に大きく聳え立つ、カトリック教会のお隣です。エントランスは広く、天井も高く、外からの明るい陽光がいっぱいに降り注ぐ、とても素敵なつくり。壁や天井はとてもカラフル、園児や先生の手作りによる工作や絵がいっぱいに飾られていて、楽しい雰囲気溢れんばかり。アレキサンダーのクラスを覗いてみると、そこはやはり、明るい色彩に溢れていて、織り機などたくさんの手作業の道具や編み物、人形、画用紙などが、ざっくばらんに、しかしきちんと、収納されてます。水槽の中には小ちゃなお魚。吹き抜けの部屋は、窓がとても大きく、明るく、はしごを上ればそこは楽しい中2階。アットホームで、まるで我が家にいるような、心地よさと温もりに溢れた場所。(・・つづく。)
Jul 21, 2007
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何より印象的だったのは、Herrブルンツの仕事環境。もちろん、整頓された資料のファイルがぎっしりと並んではいるものの、日当たりの良い窓辺には、きれいな観葉植物が可愛らしく配置され、水がぽこぽこ流れる仕掛けがあったりして、「こんなに心地よく落ち着いた空間の中にいたならば、仕事が嫌になんて、なれるはずがない!」と思えるほどに、とても素敵な環境でした。そう、ドイツ人は、いつだって、何をおいても、自分にとっての快適さ、心地よさを求める人たちなのです。マルグレートはこの2日間、お昼寝のあと、いつも紅茶をいれてくれました。(ドイツ滞在中は毎日昼食後、カウチでお昼寝してました。気持ちよかったー。)今度からは私がいれてあげよう。しかも午前中に、”ひまわりが好き”なこと話していたら、あら、ひまわりのイラストのきれいなカップにいれてくれてたんだ。ありがとう。そんな彼女の、さりげない優しさの、ひとつひとつが心に沁みます。・・働いたぁー。ガーデニングに日曜大工、(買ってきた本棚の組み立て、説明書を見ながら、奮闘してみたけれど、けっきょくシュテファンがやってきて、あっという間に完成。)、思わず夢中。*Herr・・英語のMr.(ミスター)Herrブルンツなら、ブルンツさん!女性の場合はfrau。この後もたくさん出てくる表現です。(・・つづく。)photo:メアスブルクって、ボーデン湖畔のステキな観光地。わたしはドイツではここが、いちばん、好きだ。も一度行きたい、あの灼けるような、海辺。
Jul 19, 2007
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マルグレートは、でも笑いません。いつもとても真剣な表情で、私のことをじっと見つめながら、話を聞くので、なんだかいつも叱られているような気がして、内心、ひょえ~~、です。(さすが、微笑みの国ニッポンで生まれ育った私。コワイカオに弱い・・)それでもなんとか笑わせようと、私のほうも、試行錯誤・・。・・役所での手続きもすべて終え、後は定期的に訪れて、手続きを更新してゆくのみとなりました。今回訪問したのは、いわゆる市役所のようなところなのですが、私を担当したHerrブルンツは、とても気さくでチャーミング。日本の皇族や沖縄問題なんかに関心を持っていて、そんな話をきっかけに、お互いの国の物価、お肉の値段や野菜の値段を情報交換。「美容院の料金は、うちの奥さんのパーマ代と変わらないんだねー」なんて、楽しいおしゃべりできました。(・・つづく。)
Jul 18, 2007
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そんな1日も無事終わり、再び日が暮れ、夜を迎えると、今度はパチパチと燃え上がる暖炉*の前のソファに腰を下ろし、ふたりして、いろんなお話をしました。話題は地元に伝わる神聖な英雄の話から、日本のふるさとの話にまで発展し、優雅に世界地図**を広げて眺めたり・・。そして、ふたりともすっかり忘れてしまっていた夕食を思い出し、昼間のショッピングで買ったザウアークラウト(酢キャベツ)と、スライスしたトマトの上に、小さく刻んだタマネギを乗せて塩コショウしたものをテーブルに並べ、パンと一緒にいただいたのでした。言葉はまだまだだけれども、そんな私をさりげなく気遣ってくれるマルグレートのやさしさを敏感に感じ取れること、これも、楽しい時間を作るための、ひとつのコツなんだな、と思った1日でもありました。*暖炉・・当然のように、居間に設えてある暖炉。パチパチ、パーン!時折、薪の爆ぜるその音の大きさに驚かされながらも、炎って、落ち着きます。キャンドルの明かりだけが灯る居間で過ごす時間は、とっても優雅でとってもpretty。ちなみにマルグレートは日本の友人から送ってもらう、いろんな柄のマッチ箱を、とっても重宝してました。**世界地図・・ドイツ人の家に招待されると、よく、世界地図を開いて、私の住む日本、しかも、細かな地名までがローマ字表記されている地図で、ぴたり、「ここに住んでるのね」と確認されることがありました。これは、気質?でも、私としては、関心をもたれてうれしいし、とっても優雅な関心だな、とさらに感心、したものでした。(・・つづく。)phpto:外は一面、雪景色。教室はセントラルヒーティングであったか。外はどんなに寒くても、部屋に入ればあったか~なのが、ドイツ。それでいて、夏は、涼し~い。一歩家に入ると、ひんやーり、してる。だから、扇風機も、クーラーも、ないのだ。ちょっと信じられないでしょう? * * *窓には手作りの、可愛らしい絵や飾り付けをするのが、こちら風。どの家も、それぞれ個性的で、見てるだけでとっても楽しいのです。
Jul 17, 2007
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現金なもの。ちょっぴり涙のそのあとは、またまたショッピングセンターへお買い物。旅の初日は忙しいのです。大型ショッピングセンターの食品売り場に並ぶ、珍しい品物の数々に、「これは何?」「お、おおき~い!」などと、いちいち口を挟まずにおれずにいると、その、ついつい口を挟んでしまったすべての商品を、マルグレートはこれまた大きなショッピングカートに、放り込む放り込む。こりゃ、なるべく口をつぐんでなくちゃ、なんて思うほど。(ドイツに暮らしておもったことは、すべてが、でかい、ということ。家の大きさ、行き交う人の恰幅のよさもさることながら、とりわけ驚いたのは、自転車の車輪の大きさ、散歩に連れられて歩く犬の大きさ、そして庭で見つけたのっそり移動中のカタツムリまでも・・!)(・・つづく。)photo:ドイツの家はほんとにみんな個性的。住んでる人の趣味で、ほんと、魅力的な上、似たような家がない。その中で、いいな、と思った家。
Jul 17, 2007
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