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Tchaikovsky Francesca da Rimini Joe Duddell Ruby: world premiereBartók Concerto for Orchestra Colin Currie percussionBournemouth Symphony OrchestraMarin Alsop conductor今年初のProms。今年はアルゲリッチもキーシンも来ない比較的地味なプログラム。今日はボーンマス・オケというイギリスの地方オケであったため、余り期待はしていなかったが、World PremiereのRubyはとても面白かった。チャイコの曲はダンテの神曲(地獄篇)をモチーフにしたおどろおどろしい曲。女性指揮者のAlsopさんは骨太な指揮だったが、全体的に一本調子なのがたまに傷。その次のRubyという曲では、イギリスのコンペティションで優勝したパーカッショニストが主役。彼がステージ前面に陣取り、鉄琴木琴ドラムに銅鑼の間を慌しく動き回りながら奏でた音楽は、UKプレミアのこれまた若い音楽家の作曲による曲。クラッシックというよりは映画音楽だったけれど、なかなか興味深かった。特に鉄琴のパイプ部分をバイオリンの弦でこすって、少しシンセサイザーっぽい音を出すところが面白かった。そんな音の作り方ってあるんだ。後半のバルトークはまとまりに欠けて、いまいち。
2003/07/25
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この夏に企画している稲門イベント会の散歩コースを探しに、本日もウオ-キングの1日なり。前日すっかり数が増えてしまった散歩コースガイドをいろいろとひっくり返しながら、なぜか「Marlow」という街に気が行った。どこかで見た記憶がある。それもよい記憶。何となく雰囲気のいい名前ではないか!ということで、なんだか分からないけれど、ここに行くことに決定。あとで調べてみるとここは、かの林望先生のエッセイにも登場した英国らしい村の一つとのこと。パディントンを正午に出発。Maidenheadへ。そこでMarlowを終点とする単線に乗り換えると、テムズがちらりと見える瀟洒な雰囲気が漂ってきた。ところがMarlowで降車するとなんと無人駅。「これは失敗、何もない街か」と思うも、多くの人々の後をつけてみると街の中心部へ。ハイストリートのようなところを歩きながら、インフォメーションで街の地図をもらい、早速Walkingガイドブックに従って歩き始めた。本日のコースは10KM。最初はしばらく住宅街のようなところを歩いていたため、あいかわらず記述が不親切なガイドブックを読んで、道を探るのに一苦労。稲門の人々が迷わないように目印を探したり、デジカメで撮影をしたりしながら進んだ。ウォーキングはこうした地図読みの楽しさも一つの楽しみ。特に英語で記述した文書を読み解くのは難しくも楽しい。前置詞の使い方とか、よっぽど身につくぞお。とのんびりしたこと言っているのも束の間、いよいよ道に迷ってきた。今回のコースは最初Thames Vallayを見渡す野原を歩いた後、Thames河畔まで至り、河沿いを歩いて街に戻るコースだったのだけれど、見落としそうな道ばかりで、かなり苦労。そして、半分ほど来たところで、とうとう大きく道から逸れてしまった。最初は気付かずずんずん歩いていたのだけれど、どうも地図や記述と違う。「並木を抜けると左手に美しい風景が」・・・抜けてみたけれど、これは特段美しいのだろうか?美しいの規準は民族により人により異なるからな、などと納得しながら進んだのだけれど、どうやらプライベートキャンプ地に入り込んでいる模様。やっとテムズ河畔に行き着き、そこで地図に書いているとおり左折し、しばらく歩くと、いきなり行き止まり。ここでもう一度地図を見て、すっかり途中で道を間違えていた事にやっと気付いた。何とか修正を試みるが、そこは私有地。あちこちに行く手を阻むものがあり、結局は間違いの起点まで戻って、出直すことになってしまった。最初は「地図を読むって楽しいね!」とわくわくだったけれど、このときにはすっかり疲れが蓄積され、せっかく美しい河畔の散歩なのに足を引きずっての散歩となってしまった。それでも途中でアイスクリームを食べて少し回復したけれど。「皆が間違えないようなコースの下見を!」と思って旅したはずだったのに、結局本人が迷ってしまっては元も子もない。というわけで、Marlow散歩企画は没。隠れ家的街ではあったけどね。
2003/07/19
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Haydn¥tString Quartet in C op 54 no 2Beethoven¥tString Quartet in E minor op 59 no 2 ’Razumovsky’朝からWigmoreホールでCoffeeコンサート。Ysayeカルテットの奏でる弦楽四重奏。ハイドンは典型的なロイヤル室内楽だったけれど、ベートーベン、特に3楽章のワルツ系は面白かった。コンビを組んで10年以上というベテランカルテットだけに、息のあいかたも見事。ビオラの控えめな響きに個人的に心惹かれた。このあとは、シェリーが振舞われるのもCoffeeコンサートの楽しみ。シェリーを昼間から飲んで陽気な父母も、「朝から優雅ね~」と英国をまたもや賞賛。このあとは、私人のコレクションとしては世界有数のウオレス・コレクションへいき、豪華なターコイズブルーの食器やロリコン的な肖像画をたっぷり眺めたのち、ロイヤルチャイナの飲茶で昼食。セルフリッジで最後の買い物に精を出してもらったのち、帰宅。特に何をしたという週末ではなかったけれど、「自然体でもこんな素敵な週末があるんだよ」ということを父母に伝えられていればいいな、と思う。
2003/07/13
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両親が滞在の最後の週末。朝方、近所の市場を散策した後、午後からオックスフォードへ。晴れ女の母がいるせいか、ここ数日のロンドンは地中海性気候になってしまったのでは、と思えるほどの好天気が続いている。そんな眩しいばかりの日差しの中、オックスフォード運河からテムズ河に出るフットパスを散策。途中で子供を連れた白鳥と道ですれ違い威嚇されたり、様々な種類の鴨を愛でたり、牛を眺めたり、地図を見るのに苦労したりしながら、1時間半余り歩いて鬱蒼と茂る庭の奥深くのパブへ。途中出くわした面白い光景は、羽を膨らませ怒りを漲らせた白鳥が一羽、鴨がそれこそ100羽くらい集まっている地点にすすーっと近づき、「ここは俺様の領土じゃ」とばかりに鴨を次々に蹴散らしていたところ。情けないことに100羽もいる鴨は団結もせず、逃げ惑うばかり。結局皆が陸に追い上げられ、誰もいなくなった河でやっと羽を鎮めた白鳥は悠然たる姿。下克上だな~。残念ながらランチパブは終わってしまったけれど、おいしいエールを飲んでしばし休息した後は、河沿いを離れてMeadowを横切り街へ。凧揚げする人、単に昼寝する人、スケッチする人、様々に週末を過ごす人を見て、父母は「豊かっていうのはこういうことね」「日本にこんな場所があるだろうか」と感心しきり。街は先ほどの静けさとはうってかわった賑わいで、アリスショップなどを見て、皇太子様の通学していたマートンカレッジなどを見たのち帰途に。
2003/07/12
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バッハ Violin Sonata in C minor BWV1077、プロコフィエフ Violin Sonata no 1、ベートーベン Violin Sonata no 9 in A op 47 ’Kreutzer’誕生日の本日はWigmoreホールで樫本大進のコンサート。曲目はバッハ、プロコとベートーベンのクロイツェルソナタ。彼の演奏はいい意味でも悪い意味でも「手垢のついていない音色」。感情の盛り上げ方や、聴かせ所の持っていき方などには未熟さが垣間見えるものの、非常に自然なスタイルの演奏だった。バッハは少し面白みがなかったが、プロコは彼の若さとマッチした起伏の激しい音楽だった。でも、そんな彼のナチュラルさをぶち壊しにしていたのが、伴奏者。常に前へ出たがり、抑えるところを抑えない荒い演奏。伴奏者として全くの失格だ。一旦彼の容赦ないあつかましさが気になり始めると、そればかりに気が行ってしまい、せっかくの大進の演奏に向かえなかった。その後はお気に入りのモロッコ料理屋Original Tagineへ。家のメールにも会社のメールにもしばらく会っていない東京の友人、留学時代の友人などからのメッセージがたくさん。嬉しかった。自分の誕生日はしっかり宣伝する癖に、人の誕生日をなかなか覚えない自分を反省だな。
2003/07/09
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両親とスイス旅行年に1回の両親との旅行。去年はベニス、ドロミテ渓谷、ヴェローナ、ボローニャ。そして今年はスイスへ。3日(木)前夜はロンドンでの友人をたくさん呼んで、皆で両親を交えて中華を食べに行った。酒豪のWに付き合い酒をしていたら12時過ぎてしまい、朝4時起きはかなりきつかった。バスでLuton空港へ行きZurichへ。空港からすぐに電車に乗ってまずはルツェルンへ。曇り空のため湖の美しさが楽しめなかったけれどクリーンな街という印象。その後ゴールデン・パスラインに乗ってインターラーケンへ。飛行機の中から母親と6ヶ月の近況をあれこれあれこれおしゃべりしてきたけれど、とうとう疲れて眠りこけていたら、やはり「ゴールデン」なだけある美しい峠越えの車窓風景だったらしい。起こしてくれればいいのに~。インターラーケンについたのも夕方で、ウィンブルドンテニスをホテルでしばし見た後、街に出て全くいけていないイタリア料理を食べる。バスクリン色の美しい川の流れるインターラーケン。4日(金)早起きして、ユングフラウへ。グリンデンワルド・クライネシャデックを経由してTop Of Europeといわれるユングフラウヨッホへ上ったはいいけれど、全くの悪天候で目の前ただ吹雪。昨年ドロミテ渓谷での悪天候を彷彿とさせられる(この渓谷にあこがれていた母はなくなく写真集を見ながらホテルでときを過ごした)。「雨女のあんたのせいよ。あんたが居ると卒業式でも旅行でも何でも雨」とすっかり責任転嫁させるけれど、確かにその通りなので、なんだか申し訳ない気分になってくる。余りにも寒いのですぐに下山し、今度はラウターブルンネン経由でミューレンへ。崖の上のミューレンは、いわゆる「日本人の多い」スイスとは一線を画していて、私的には今回の旅の目玉商品だったのに、ここでも雨。ホテルに荷物をおろししばし散策するもすぐに帰ってきて、再びウィンブルドン。あまりにもくやしいので、私はパーカーをかぶって散歩に再びでかけた。目の前の山は見えるのに、ああ、ユングフラウ3山よ、いずこ?5日(土)朝の5時から「山の頂上観測」チャンネルを見ていた父に嬉しそうに「朝一番のロープウェーで上がるぞ!晴れているぞ!」と叩きおこされた。確かにロープウェー駅までの道のりでは、昨日はさっぱり見えなかった山の遠景が広がっている。ロープウェーに乗り込み、出発。しばらくして厚い雲に突入「やはり見えないか」とがっかりしたのも束の間、ずぼっと雲から抜けて目の前に広がるのは朝日に映えるユングフラウ3山。雲海の上に立ち並ぶ3千メートル級の山脈。昨年の雨に降られたドロミテ、昨日の何も見えなかったユングフラウの恨みも何も一気に吹き飛んだ。「暗雲突き抜けて歓喜の国へ」。007で登場して有名となったシルトホルン展望台で1時間半あまり山を見たり写真を撮ったり。スイスの偉大さを目前にできることも嬉しいけれど、はしゃぐ両親を見るのがもっと嬉しい。宿に帰って朝食を。このBlmentalホテルは昨日の夕食といい結構レストランもおいしくて、帰り際には「Small Present」と奥さん手作りのレースの花瓶敷を下さるなどアットホームでよいところだった。気高いアイガーの眺望がすばらしいこのMurren。少しメインルートから外れていたけれど来てよかった。この後下山してWengenに戻り、そこから再びロープウェーで登り、クライネシャデックまでの1時間あまりのハイキング。このコースがまた素晴らしい。ユングフラウ3山(あいにく雲で隠れた時間が長かったが)を前方にみながら、なだらかな道を野の花愛でながら進んだ。クライネシャデックを2時過ぎに出て、インターラーケンを経由し(預けていた荷物がロッカーから出ずに一騒動)、スピーツ、Brigを経てZermattに到着したのは、8時くらい。夜はスイス料理を食べに。6日朝からこれでもか!の快晴。Zermattの街から美しいマッターホルンを眺め、景観の美しい列車世界5本の指に入るというゴルナグラード鉄道に乗った。Zermattの町を抜け、マッターホルンを前方に見ながらどんどん山を上る。スイスの鉄道は本当に素晴らしい。運賃が高いのが難点だが、運賃が高い癖に時間どおりに走らない、すぐ止まるイギリス列車を思えば、素晴らしいパフォーマンス。展望台からは目の前に氷河が見えたが、昔カナダで見たコロンビア大氷原の美しい水色の氷原と比べると、灰色で薄汚れた印象。マッターホルンは「孤高の山」という名称そのもの。スカイブルーの空に映えてそれは美しかったけれど、山が近くに見えすぎるせいか、昨日のシルトホルンの頂上で見たときのような「神々しさ」はなかった。この日はマッターホルン観光のみだったので、充分頂上で堪能したのち、1駅電車で戻り、そこからまたもやハイキング。まずは、日本人天国「逆さマッターホルン」へ。湖に写る山はさすがに美しく、水面が揺れて様々な表情を見せるのもまた美しき。今日のハイキングは下りがきつかったため、両親はホウホウの体だったが、ゆっくりゆっくり様々な角度のマッターホルンを楽しみながらの下山。夜はピザを食べる。ちょっとメイン通りから外れたレストランだったけれど、おいしかったな。7日Zermattからミラノへ。たった4時間近くでそこはもう違う国の違う空気。Brigを出てすぐに長いトンネルを通過、そしてそこは陽光さざめくイタリア。この明らかな空気の差はナンなのだろう。ミラノに到着してからはホテルに荷物を置いて、買い物に邪魔な父もやっぱり置き去りにして、母と中心地へ。3時からのバーゲン開戦に備えて、ナポレオネーゼ通りの近くの瀟洒なレストランでボンゴレの昼食。3時から、この通りをドゥォーモまで3往復ぐらいして、買い物しまくり。ロンドンでは殆ど刺激されない買い物意欲が大爆発。一番のお気に入りは憧れブランドタニノクリスチのエナメルサンダル。この靴を履きこなすだけの優雅さが備わったとは言いがたいが、まずは道具から始めよ、だ。7時の父との待ち合わせまでの時間はあっという間にすぎた。この日の楽しみにしていた夕食は駅の近くのシチリア料理。タコのカルパッチョ(サラミのようなタコだった)に手長エビとカニをふんだんにつかったタリオリッテ。メインはお魚でお魚ペーストを挟んで軽く焦げ目を付けた本日のディッシュ。レモンのシャーベットにアマレットがサービスでついて、しめて一人5千円足らず(プラスもちろんワイン)。これだからイタリアは止められない。翌日8日は朝の4時に起き、4時半のバスに乗って、空港へ。そして9時半には既に会社へ出社。父と母は来年どこに行こうか(というか連れて行ってもらうか)もう考え始めている。
2003/07/03
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Igor Stravinsky The Firebird Suite (1919)Camille Saint-Saens Piano Concerto No.2 in G minorSergey Rachmaninov Symphonic DancesAlexander Lazarev conductor Simon Trpceski piano 2000年に開催された英国World Piano Competitonの準優勝者であるマケドニア出身のSimon(若干24歳)の演奏。当時、その3人のファイナリストがコンチェルトで競う本選を見に行った。最初の演奏者はかなりいまいちで、「やっぱり素人の大会だ」と思ったところ、次に出てきたこのSimonがプロコフィエフの超絶技巧ピアコンをいともやすやすと弾き、スタンディングオベーション。3人目はブラ1を弾き、技術の上ではミスタッチも目立ったが、味のある演奏。さて、優勝は2番目か3番目か。自分なりに考えたとき「Simonは技術的には卓越している。彼の軽い指運びはこの曲では最大限に活かされるだろう。しかし、はたして彼はロマンチックな音楽や円熟味のある音楽が弾けるだろうか。単なる技術屋ではないのだろうか」と考え、自分としては3番目が優勝と思い、事実結果も同じだった。そのSimonがここにこうして登場。いや~成長しているな、と嬉しくなる演奏振りだった。彼のお得意の繊細かつ正確な速い指運びに加え、ロマンティシズムもたたえ、聴き所がつかめないサンサーンスのピアノコンチェルトを「サロンの高貴な会話」風にきめてくれた。音量に乏しいのが若干気になるが(身体も小さい)、繊細なピアニズムを持った若手ピアニストとして今後もますます活躍の場が増すだろう。火の鳥はオケ裏の木琴に一番近い席で聞いていたのだが、あいかわらず聞かせどころ目白押しの面白い曲だった。シンフォニックダンスは途中冗長で寝ちゃいそうになるのを除けば(つまり最初と最後)は分厚い音楽だった。
2003/07/01
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