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2006 CP92
リリース直後賛否両論あったワインです。
ルロワらしい、らしくない・・・も。
ボジョレーの様な、料理酒の様な、唯の軽い酒・・・・
私も2008年の春に飲んだ時はつまらないワインだと思いました。
マダムの名前で1000円中身は1200円なんて思って飲んでいました。
今日飲んでみると一年半で落ち着いたのか、表情が全く違います。
厚ぼったいガメイを薄いピノで割ったワインと言う印象だったのが、巧く二つの要素が溶け合って新しい類型の無いワインに仕上がっています。
薄旨系とも違った、軽いと言うよりエレガントなスタイリッシュなワインです。
ルロワを見直しました。4万のワインは美味しく作れても安いワインは下手糞だと思っていたのですが、これは違いました。残念なことは多くの人がこのワインを既に飲み干していて、私と同じ感動を得られる人が非常に少ないと言う事です。
ガメイだのピノだのでなく、非常にエレガントで美味しいワインです。
色はやや薄めのルビー色、香りはキャンディー、スミレ、クランベリー、味わいは綺麗な酸、優しいタンニン、ふくよかなボディー、優しく余韻の美しい果実味、飲んでいて楽しくなってくるワインです。
食後に飲んだのですが、飲めば飲むほどお腹が減って来て何か食べたくなるワインです。
何時もこういう方向に化けてくれるならルロワのACブルより旨いと思います。軽く冷やしぎみの温度から初めて徐々にグラスの中で温度を上げて飲むと良いでしょう。
ベリーAやガメイ、ピノ、似ていますね。
2年経つとこうも違う・・・ワインの評価は難しいですね。
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