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ラス・カーズの真のセカンドの登場です。
ラスカーズの門の下に可愛い小さいライオンがこっちを向いて座っています。
クロ・デ・マルキと比べるとセカンドらしいエチケットです。
味はラスカースの凝縮感を薄めた様なワインですが、バランス的には酸もタンニンも豊富で、果実感が比較的薄いので古典的ワインに感じます。
04はともかく、05,06のクロ・デ・マルキが果実味旺盛で飲みやすかったのですが、単純に直ぐに飲んで美味しいのはクロ・デ・マルキの方かも知れません。
ラスカーズ程では無いにしても2~3年は寝かせて飲んだ方が良いワインです。
今後は如何なるか分かりませんが、10年以上の熟成が必要なラスカーズ、3~5年で飲めるプティ・リオン、買って直ぐに飲めるクロ・デ・マルキと言う構成になるのかも知れません。
サンジュリアン的なジュワーンと来る感じは少なく、ラスカーズやラトゥール系の味です。コンサルタント的な感じは少なく、古典的なボルドーと言う感じです。
色は輝く深いガーネット、香はカシス、弱めのインク、甘草、東洋的スパイス、弱めのチョコレート、味わいはしっかりしたタンニンと酸、エレガントな果実味、ふくよかなボディー、今時珍しい古典的ボルドーです。
販売店資料より
真のセカンドワインが生まれました。
ラス・カーズの強みは、メドック街道の東に、石垣に囲まれるグラン・クロの畑。このシャトー・ラトゥールに隣接する、歴史的なグラン・クロの区画から、本物のセカンド・ワインを「プティ・レオン・ド・レオヴィル」の名前で2007ヴィンテージから発売します。
ボルドーのトップシャトーは、区画ごとの選別を厳しくし、ワインの品質を高めるためにヴィンテージにかかわらず、収穫されたブドウの40~60%しか、グランヴァン(ファーストラベル)に使わなくなっている。ラス・カーズも例外ではなく、1990年代から、優良なヴィンテージでもグランヴァンの割合が少なく、実際には、飛び地の畑のブドウをクロ・デュ・マルキに格下げしてきた。今回、クロの区画をさらに選別することによって、グランヴァンの品質を高めるとともに、プティ・レオン・ド・レオヴィルとクロ・デュ・マルキを含めた3本立ての体制で、スーパーセカンドのTOPを目指します。
2010年3月10日YOMIURIオンライン掲載の記事より
シャトー・グリュオ・ラローズ 1994 2012/05/21
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ 1997… 2012/05/21
3つの比較 2012/05/20
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