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GFA・ジュヌヴレイ(エマニュエル・ルジェ) ヴォーヌ・ロマネ・レ・ラヴィオル [2004]750ml
珍しいワインです。滅多に日本に来ないですね。
ジャイエの前座に選びました。
04のドメーヌ・ルジェと比べるとやや地味ですがこのワインの方がジャイエに似ていると思います。ルジェ特有の過度な抽出感は少ないと思います。
柔らかいラズベリーの香りと、軽く熟成したピノのふくよかさが素晴らしく、バランスの取れた良いワインです。
香りはルジェの04より弱いですが、骨格となるミネラルの密度は高い様に思いました。
販売店資料より
正真正銘エマニュエル・ルジェが造ったワインです。
"ELEVE ET MIS EN BOUTEILLE PAR EMMANUEL ROUGET"
(エマニュエル・ルジェによる栽培・醸造、ビン詰め)
全てのラベルに書かれています。
『GFA・ジュヌヴレイ』は、ボーヌにあるホテル兼レストランの元オーナーシェフ、ジャン・クロテ氏が友人数名がと共同経営していた会社。
(GFAとはフランスで会社形態の略、Groupement Foncier Agricole)
この社は、サヴィニー・レ・ボーヌ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ヴォーヌ・ロマネに畑を所有しており、ワイン造りを友人であるエマニュエル・ルジェ氏に全てお願いしているそうです。
ラベル下部にも記載されている様に、"ELEVE ET MIS EN BOUTEILLE PAR EMMANUEL ROUGET"と書かれています。畑の管理から、醸造・瓶詰め・熟成全てを、エマニュエル・ルジェ氏が行っています。
夕飯の1時間前に12~13℃前後で抜栓しておきました。まだ少し紫がかったガーネット色、赤い花、薔薇、スミレ、ハイビスカスなどの花とグリオット、プラム、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー、イチゴ、カシスなどのフルーツが感じられます。そして赤身肉、鞣革、黒胡椒、杜松の実、ナツメグ、オレガノ、タイム、ローズマリー、ミント、桂皮、バニラビーンズなどのハーブと樽香、茸、腐葉土、湿った土のニュアンスがあり、それらが上手く調和しています。2004年ということでそろそろ飲み頃ではないかと予想はしていたのですが、案の定素晴しい飲み頃に入りだしていました。最初は少し沈んだ印象でしたが、時間とともに静かに綺麗に開きだしヴォーヌロマネの気品さと奥深さを伴った味わいへと変化しました。過熟の2003年と高評価の2005の間に挟まれた2004VT、非常に評価の難しい年ではありますが、この数年の内に飲むのであれば高価な2005よりも美味しく飲めると感じました。ワインは実際飲んでみなければ判りません。 2010.10.25
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