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夫が一週間ほど前に仕事の一環で久しぶりにパリに行ってきた。一晩、パリ市内に住むある還暦を過ぎたご婦人のアパートに泊めていただいたそうだ。若干年上の長年の先輩的存在の人で、顔は私は知らないのだが、時々、仕事の話に出てくる人。巴里のカルティエ・ラタンにあるアパートに住んでいるそうだ。わあ、いいなあ、カルティエ・ラタン、画廊も多くて、昔、よく散歩もしたなあ、老舗のカフェもあって、いいねえ、と言うと、夫は、うん、でも、彼女のアパートは古くてね、水漏れとかあって、書籍の一部が被害を受けていたらしいよ、と。 住まいで水漏れがあると、かなりまずいでしょ。仮に水漏れの修理を呼んだとしても、とにかく本にどこもかしこも埋もれているので、その本をすべてほかの場所に持っていかなくてはいけないが、彼女も年老いているので、そんな力はなく、本って重いからね、そもそも、ほかの開いた場所がないから、と続ける夫の話を聞きながら、つい笑いがこみ上げてくる。恐ろしすぎる。で、仮にどうにかこうにか本を移しても、また元に戻さなくてはいけないわけで。たぶん、天井まで本が埋まっているんだろう。と、いうか、わりに他人事ではないかも、と思いつつ。そうだ。ものが多すぎて片付かない、というレベルを超えて、本に埋もれる地獄。埃はたまり、蜘蛛の巣ははる。年老いてしまうと、力はなくなるわけだし。そうなる前にどうにかしないといけないのか。ほんとうに大切にしたいものも埋もれているような状態は確かに残念だし。モノをほんとうに減らし、掃除をし、すっきり豊かな気持ちで暮らす人には脱帽。住まいをすっきりさせるのは夢でも、カップルで暮らす時は半分目をつむったほうがいいんだろう。この空間を開けたと思った場所に夫が本を積み上げてゆく時は何も言わないけれど、心の中では結構 心が 折れる。自分がした行為なら結構許せるのにね。砂の城を波がさらってゆく。住まいと言うのは、いろんな形があるけれど、ある若いカップルの家を訪ねた時は、楽しかった。やっぱり本が一杯。赤ちゃんもいるので、おもちゃもそれなりにある。で、お茶カップは何がいい?と私たちに聞くたびに、くまさんカップを見せたり、豚さんカップを見せたりする。何故か、カップがみんなアニマル。あれは楽しかった。普通のカップがないんだ、と納得。なんというか、どういう環境でも笑いがそれなりに取れる住まいはそれはそれでいいのかな、と思う。
2021.06.29
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ベルギーのお医者さんの話です。彼はコロナ感染したので、すでに抗体はできているわけで、コロワク接種を拒否したのです。が、接種拒否及び、頃枠のリスクをほかの病院にも伝えたことで、病院から解雇された、と話していました。接種後に血栓の問題を発症した患者をみたからでしょう。2021年6月18日に集まった医師や栄養士などの集いで動画を通じて話されたことです。rapid test 抗体検査 TROD のことも話しています。韓国で特によく使用されたテストだと話しています。100%の確率とは言えないが、かなり信頼できるテストであり、さらに1000円前後の安い費用でコロナウィルスにかかっているかどうかが検査ができます。これは中国や韓国で開発されたものだそうです。ちなみにPCR検査は国外に行きたい人が、ワクチン接種を拒否し、PCR検査で陰性証明書が欲しい人は、自腹を切ることになり、そういった場合は、3万円前後。フランスの微生物学者でバクテリアを多く発見し、医療分野ではかなりの尊敬を集めているラウル博士も、この 抗体検査 を何故フランス政府が公認しないのか不可解だと話しています。ラウル博士 Ph.D. Didier Raoult は南仏マルセイユのメディテラネ感染症研究所(フランス国立大学病院)で、ヒドロキシクロロキン処方の治療法を政府や医療機関に承認を求めて四苦八苦を続け、実際に治療で患者も治っている上、60年に渡って副作用のない安全なものを何故に認めてもらえないのか、納得できず、何か全く別の理由があるのか、と理解に苦しんでいます。抗体検査は指先に針をさっと刺して誰でも簡単に、自分の体内に新型コロナウィルスを攻撃できる免疫グロブリンがあるかないか、がわかる検査です。これはコロナワクチンを接種する必要性があるかないかの判断材料にもなる、とラウル博士は話しています。新型コロナウィルスに感染しても無症候で終わり、すでに免疫ができている場合も、体内に免疫ができている、ということもあります。(参照 IHU Les chiens & l'information 2021年 6月10日頃)抗体検査 TRODはフランスでは薬局が販売を認めるように動き、2020年の7月から10月末までに限り、販売を許可した、とフランス経済誌エコーの記事にありました。フランス政府の公式欄では、2021年3月16日の健康の高機関 la Haute Autotrité de Santé (HAS) から好評を得たとのことで、4月12日から薬局で再び購入できるそうです。5月21日からは5.2ユーロ(約550円)を超えて販売してはいけない、とされ、社会保険の対象にはならず、自腹を切ってください、とのことです。つまり、個人で検査はしていいけれど、陰性なら自己満足で終わり、陽性なら隔離するか、さらにPCR検査をするか、病院にいくか、と勧めています。Depuis le 12 avril 2021, il est possible d'acheter en pharmacie des autotests antigéniques par parélèvement nasal pour dépister le Covid-19 selon l'avis favorable de la Haute Autorité de santé (HAS) du 16 mars 2021.(Service Publique.fr)フランスでは、le test antigénique 抗原検査 であれば、2020年9月から使用許可が下りているそうですが、それはフランス国内だけ有効の話です。2021年7月1日の時点で、フランス国外に旅行する場合は、欧州連盟のパスポートワクチン接種証明が必要になり、中国ロシアのコロナワクチンを除くものを接種するか、PCR検査で陰性証明書をださなくてはいけない、とされています。抗体検査 TRODをベルギーやフランスでは政府が輸入を拒否し、使用を禁止した。思うに、政治的理由があったのかな、とは思います。抗体検査は中国開発検査ということで、そういう中国由来のものをできるだけ排除する方針が暗黙の了解でできてしまった背景もあるのでしょうか。それでなくても、コロナウィルス自体も中国の武漢から発生してしまったわけだから、余計です。PCR検査はアメリカ製品で現時点でフランスではただで提供していますが、国外に出て帰国する場合にこの検査は2万円を超える金額になります。しかも、開発者 Kary Mullis 氏が亡くなっているので、もう詳細は聞けず。しかし、医者の立場にしてみれば、安く信憑性も高い抗体検査を政府が勝手に禁止したのは理解ができない、ということになるでしょう。このお医者さん Dr.Résimont がインタビューに答えた動画があります。フランス語で、中級を終了した人ならある程度は理解できるのでは、と思います。Coronavirus - Cvid 19 Docteur Stephane Résimont-"J'accuse"現場の医師の声はねじ伏せられている、ということは、新しいことではありませんが。怖いですね。追記rapid test 抗体検査 イン・ヴィトロテストで、体内に免疫グロブリンの IgG と IgM があるかどうかを探るテスト。免疫グロブリンの IgG と IgM が新型コロナウィルスを攻撃する。le test rapide Diaquick Covid-19gG/igM est un test immunochromatographique en phase solide, un test in vitro, un test qui détecte la présence d'anticorps IgG et IgM dans l'oargnisme et dirigés contre le coronavirus Covid-19. immunochromatographique 免疫クロマトグラフィー法rapid test = TROD (des tests rapides d'orientation diagnostique =診断目的の抗体検査) 抗体=免疫グロブリン immunoglobulin(タンパク質)IgG 血液中に存在して、体内に侵入してきた微生物、異物と戦う。補体(蛋白)を活性化する。IgA 唾液や消化液、痰などに存在して、粘膜での防御機構の主役を演ずる。IgM 抗原による刺激後、最も早く出現して微生物、異物と戦う。補体(蛋白)を活性化する。IgD Bリンパ球の分与に関与する?(今のところ、まだよくわかっていない) IgE アレルギー、寄生虫の排除に関与する。(Qlife 『免疫グロブリンとは』より参照)le test antigénique 抗原検査 = le test virologique rapide autorisé depuis septembre 2020 en France qui recherche la présence de protéines du virus Sars-Cov-2 dans l'oraganisme et donne leurs résultats en 30minutes. この抗原検査は、70%の信憑性 と2021年1月か2020年12月頃にIHUでちらっと言われている。Sanofi ou Ministère : qui bloque la vente d'hydroxychloroquine ?
2021.06.27
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夫が、今朝いとこと電話で話をしていた。1931年前に生まれたおばあちゃまの話だ。90歳を少し超えたくらいになるのか。ファイザーを接種したそうである。一回目接種後に、顔面神経麻痺 paralysie facial 二回目の接種後の、肺塞栓症 embolie pulmonaire になり、今では毎日、看護婦さんが手当てをしに彼女のアパートに通っているそうだ。もともと16歳の時から腸に関係する持病もあり、複雑な状態になっているそうだ。犬の好きな未亡人で、元気な笑顔を見せたいた彼女にはもうどのくらい前からあってないだろう。そんな大変なことになるなんて。第二次世界大戦の時は子供だったはずのおばあちゃま。肺塞栓症は血栓が肺動脈に詰まる病気らしい。接種後の血栓の問題は時々記事で目にすることがあったが、自分の知っている人に起こるとは。やはり90歳前後の夫婦は今年の3月中にファイザーを接種済みで、その後も普通に電話やメールをされているので、このコロナワクチンばかりは人によっては怖い症状にもなるのだろう。追記2021年7月24日上記のおばあちゃまのお孫さんが遊びに来てくれて、最近の彼女の写真を見せてくれました。大きなジョッキを前にして笑顔満面、大満足そう。久しぶりのビールだったのだろう。ほっと一安心。お孫さんは苦笑しながら、家族の中にはもう酒類は禁止だ、という声も出たけど、と年老いて、あれもだめ、これもダメと言われるのも逆効果かも、と。私もそう思う。
2021.06.26
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荒れ地、と言えば荒れ地。うちの敷地には木々があり、草も生い茂っている。近所の家々は時々雨も降った5月の晴れ間を利用して、芝刈り機が大活躍していた。地面すれすれに草は刈られて見た目にはすっきりしている。が、赤土と日照時間の多い南仏で濃い緑の芝生を得たい場合は、水やりがかかせない。うちはそのままにしている。すると、この赤土の中に一体どれだけの種が入っているんだろう、と思うくらい、いろんな草や花が生い茂る。プロヴォンス地方特有のピンク色の愛らしいオーキデは今年もいくつか咲いてくれた。紫色のムスカリの仲間も。ほんとうに美しい。春先は小さなマーガレットのような花もたくさん咲いた。何故、みんな刈り取ってしまうの?最近は雑草の間にスイートピーも咲いている。名前の知らない花も咲いている。赤や白のレンゲソウもたくさん咲き、蝶や虫、バッタの赤ちゃんやテントウムシも姿を見せた。5月の中旬だったか、サハラ砂漠からくるらしいヤツガシラも二羽見ることができた。くちばしにミミズなどをくわえていた。夏になれば、深紅の野生のカーネーションも咲くだろう。ラベンダーやタイムは自分が植えたけれど、それも小さな花をたくさんつけてくれた。けれど、ぱっと、うちの野原を見れば、雑草がただ生い茂っているだけにしか見えない。お隣のさながら4つ星ホテルなみのお庭とは天と地の差がある。それにしても雑なる草、といっても、いろんな種類の草が生い茂る。その合間に雨のあと、きのこのボレも実り、にんにくと一緒に炒めて食べた。青い小さな蝶も舞い始めて外に出るのが楽しい。
2021.06.13
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野原と化している敷地の片隅に植えた記憶もないミントが育っていたので、はちみつを入れて、空の牛乳瓶に入れ、思い切り振って、冷蔵庫に入れ、飲んでみる。後口にミントがかすかに残り、清涼感がある。想えば、亡き母は夏になると、よく冷やした麦茶のほかにこうしたはちみつ水を用意していたなあ、と。日本の姉に電話すると、梅干しをつけてみたそうだ。今までにも、ぬか漬けで小茄子をつけてみた、とか話していて、食欲をそそられた。日本ではそういうキットが販売されていて、素人でもできるそうである。ぬか漬けの小茄子、亡き母もよくつけていた。おいしかったなあ。小さな青い小茄子。ミントと言えば、ペリエのような発砲水に入れてもおいしい。パリ市内に大昔いた時は、イスラム教のモスケに誘われていったことがある。熱いミント水にお砂糖がたっぷり入った甘い飲み物だった。砂漠のど真ん中でこういうのを地べたに座って飲むんだろうなあ、と思いながら、雰囲気がとてもパリ市内とは思えない不思議な空間だった。
2021.06.13
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時々、IHU のラウル博士の動画を理解しようとして見ている。今日みた動画は、最初の部分しか聞いてないが、話の中で、犬が新型コロナウィルス感染者をかぎ取る、という実験をマルセイユの感染病の国立研究所 IHU がし、消防署と協力して、犬を指導、パリでも同様の実験がされ、その結果、97%の確率で成功率が高いことがわかった、という話。やっぱり、わんこはすごい。わんこよ、あなたの出番よ。犬は実際、すでに麻薬の捜査でも活躍している。そう言えば、薪を注文する南仏の青年もぬいぐるみのような巻き毛の犬を飼っているが、なんと、高級食材で知られるトリュフを見つけてくれる、ここほれわんわんなのである。南仏の大学関連のガードマンもシェパード犬と一緒に構内を回っていたのを思い出す。偶然、昔、知人にくっついて行った時、そうしたガードマンと話をすることがあった。「あいこ」と呼ぶと、体格もいいシェパードがすくっと立ち上げる。ああ、かっこいい。でも、名前がねえ。「あいこ」何故でしょう。いまだに謎です。特に親日家とか日本の漫画を読んでそうな人には思えなかった。英国で狼が好きで狼を野生のまま保護し、狼の専門家になったショーン・エリス氏の著作の中でも、狼が病気の人を匂いで嗅ぎ分ける話が載っていた。なので、母狼に見捨てられる赤ちゃん狼は病気だから長生きしないことがわかっているため、見捨ててしまう、と言う話。もう一つの話はもっと感動的だったかなあ、忘れてしまった。あ、がん患者がわかる犬の話だったかなあ。さて、犬は感染しないのか、とふと思った。が、思うに、免疫力のある犬なら、仮に感染しても無症候か、軽症ですむのではないか、と思う。人間もストレスがたまって無理をして免疫力が衰えている時、高齢になって免疫力が減少し、唾液が少なくなっている人が重症化してしまったのではないだろうか。液体も関係しているのか。湿った布、汗の中、石鹸で洗濯していない雑巾とかそんな場所でウィルスは生き延びているのか。昨年こんな記事があった。フランスの北のほうの小学校だったか、一人の児童がコロナ陽性だと診断された。が、その児童の同級生で感染した子はいなかった。その感染していると診断された児童もまったく何事もなく、日々が過ぎ、陰性になっていた、と言う。それでフランスでは、子供は感染しないんじゃないか、と思う意見が主流になり、小学校と中学校は割と早くに解除されていた。夕べのニュース番組で28分番組がある、その中に二人のジャーナリストが招待されていた。一人の金髪の女性は、全員接種しなくてはいけない、当然の如く言い、もう一人のスイスの雑誌から派遣されてパリで仕事をするジャーナリストは、接種証明書のある人間だけが劇場や映画館に入館できるというふうにしないといけません、と断言していた。ほかにも招待者がいたが、何故か、反対意見を言う人は一人としていなかった。28分だから議論は無理かとも思う。思うに、テレビ番組に登場して博士や医者が新型コロナワクチンに懸念を示す意見を述べると、陰謀説を受け入れ、広めようとする番組としてレッテルが貼られてしまうことを恐れているようにも思えないではない。昨年の夏から今年の春先までちょくちょく田舎から田舎へと移動し、行く先々でいろんな人に遭遇したけれど、田舎ってそんなに外来者が来ないせいもあると思うのだけど、新型コロナウィルスを信じない人もいて、報道番組はいつも大袈裟だからね、という感じだった。ただの風邪でしょ、とか、いや、ただの風邪とは違うとは思う(汗)、と思いつつ、一応、マスクが義務化されていたので、みんなしてはいたけど、緑豊かなほとんど人も車も通らない田園風景のど真ん中で周囲に人はいないし、あほらしいことよ、とマスクをはずして話をすることもあった。こんな美しい大自然の中で。ただ、夏場に川や湖で遊べる場所として有名らしい田舎に立ち寄った時、ホテルの経営者なのか女性が電話先に怒ったふうな声で、「閉めてますよ、うち、報道ご存じないんですか」と八つ当たりを食らったこともあり、その話を夫にすると、「そんなホテルは誰もいかないな、客に対して失礼だな」とちょっぴり怒っていた。まあ、私だって報道だけ聞いて大パニックの時もあったし、ホテルなら死活問題でもあるだろうから、気が狂いそうになるのもわからないではない。幸い、ほかのホテルが開いていたので、助かった。おおらかそうなオーナーが笑顔で迎え入れてくれ、大型犬もいた。ただ、飲食店も自粛ということでホテルのレストランも閉まり、夕食はなかった。残っていたパンか何かを食べたのかな。この南仏の田舎はテレビの報道ではマルセイユはすごいことになっている、と言われた時期もあったが、マルセイユから結構離れているので、いつも同じ顔を見て過ごす田舎の人たちは全く怯える様子もない。逆に夫がたまに都会に出て戻ってくるので、自分が夫と二人で感染して村の人たちに感染させたらまずい、と究極の自粛と距離を保ってはいた。それでも食事に招待してくれる人がいて、一応6人という人数を守ってはいた。幸い、みんなその後も何ともないようではあるけれど、仕事のほうが大変みたいで。たまにスーパーに買い物に出た時も、「ええ、こんなにたくさん車がはしっているのお?」と驚いたくらいだった。思うに、その時は午後6時だったか7時には自宅にいないと罰金の対象になるらしく、それもあったのかな、と思う。現在は午後11時以降は自宅にいないといけない。今年も6月の中旬にはプラタナスの木々の下での村人たちの食事会やペタンク大会が開催される。食事会に参加する人は各自お皿とフォークナイフ持参で参加する。数年前に夫と参加したが、お皿やフォークナイフをそうと知らずに忘れてしまった。幸い、村で顔なじみになった男性がすぐ近くに住んでいるからと貸してくれたことがあった。料理は村でレストランを開くシェフが担当することが多いので味は抜群。最近は、この南仏、夜の11時まで外出をしていい、ということになり、これからの観光シーズンの到来となる。
2021.06.12
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独裁政治のナチスがユダヤ人迫害をした、という話で、フランスでは映画にもなっているのだけど、ユダヤ人を救ったレジスタンスがいた一方で、密告者もいたわけで。いきなり、今、部屋に掃除機をかけながら、ふと思ったことで、何故そんなことを思ったんだろう。掃除機をかけるまで、日本で惑珍節酒するしないで仲間外れにされそうな人の話を読んだからかも知れない。あなた、節酒してないでしょ、寄らないで、うつるから。集団免疫のために私も嫌だったけど、周りがうるさいから、犠牲になって節酒したのよ、あなたもしなさい。しないんなら、もう寄らないで。うつるから。同調圧力というものらしい。フランスでもすでにあるテレビ番組での激しい議論の抜粋部分がユーチューブに流れ、惑珍に異議を唱える専門家を指して、こいつは優しい言葉遣いで陰で集団免疫に歯止めを掛けようと企んでいるんだ、こんな奴は殺せ、とものすごい形相で叫んでいた。まあ、驚きました。フランス語のコメント欄でも、怖い、というのがたくさん連なり。この発言とほぼ同時に、狂ってる、と言う声が聞こえてほっとしたものの、司会者も焦って、「いや、彼も本気で言ってるわけではないんですよ」と繕っていた。いやあ、フランスにこういう人がいたんだ、と長年フランスに住んでいるものの、あらためて怖い人は怖いんだな、と思った。いや、確かに議論で白熱化する場面は結構身近でも見てはきているけど、殺せ、という極端な発言は聞いたことはない。たいがい、「嘘だ」とか「信じない」とかそういう発言で叫ぶし、自分の信念を延々と語るとかね。と、いうわけで、その殺意をもたれてしまった人は誰なのか、と検索したら、感染学の専門家で、事細かに惑珍はいろんな実験を飛ばしまくってできたものだと説明をしていた。まあ、そこから、フランスで陰謀説として一掃されかけたことに関わった専門家たちの話に辿り着く。問題の専門家たちの一人でノーベル賞受賞歴のある学者を最初に招待したジャーナリストは番組を下ろされたのか自ら降りたのかは不明だけれど、今はユーチューバーとして世の中の空気を正常にしたい、と頑張っている一見クールな熱血漢だった。先の危険な扇動発言をした男性に、熱く激しく食い掛った人だ。あなたの発言は自由に反する発言だと。ジャーナリストは個人のチャンネルで言ったのか覚えていないが、自分はレジスタンスの立場をとる、と熱かった。Ricardo の何とかというチャンネルをもつRichard Boutryさん。レジスタンスのフランス人は彼のような人たちだったのかも知れない、と私などは思わずうるうるしてしまった。エリュアールのような詩人がナチスの独裁からフランスの自由精神を守ろうとしていたことをふと思い出す。何人かの専門家医たちの話を聞いて決して理数系でない自分にわかった一つのことは、どうやら日本でもすでに知られていることだった。故ロな惑珍は未知との遭遇が待っている、ということ。小心者の私はこんなことを書くだけでも密告され、身元がばれて強制送還かなあ、という妄想に浸りながら書いている。ちゃんとマスクもして人との距離もとり、自粛にも励んでいるんだけど。フランス在住の日本人はまさか実名を出して、この件に関して思うままに書くわけがないだろう、とまで妄想してしまう。だから長いものに巻かれていつかは節酒するかもしれない。夫もできる限り避ける、と断言した次の日にやっぱりするか、と揺れる姿を見て可笑しいくらいだが、そのうち、私も笑えなくなるのか。数年前の一年間有効のチフスワクチンで懲りた。ただ、最近、南仏の若い医者のルイ・フシェ先生が、堂々と明るい姿で、自粛はどちらかと言えば無意味だった、このウィルスとは長期的観測で共存していかなくちゃいけないので、やりすぎの自粛でおののいてばかりの生活などはすべきじゃない、と明るい空気を世の中に送り始めている。パーマカルチャーにも大いに関心を寄せ、確か自らも時間のある時に野菜を育てていた話をしたかな。共存して助け合って植物も育ち、これがだめなら他の手もあると、人間もそうやって生きてていくんだよ、と。ミシェル・フーコーの言葉も何か言ってたなア。何だったかな、忘れちゃったけど。で、惑珍には何を言っていたか忘れてしまった。ウィルスは集団免疫のためと言う立場をとる医師の疫病学専門のブランシィエ博士(医薬品開発会社の起業家なのか?新薬には肯定的な博士)は、クロロキン処方で治療にあたるマルセイユにある大学病院のラウル医師を相当嫌っているのか、全く鼻先にもかけない、と豪語するような発言をする人も、フシェ医師の自粛はやりすぎだった、という意見には賛同している。私はこのブランシィエ博士が嫌っているらしいこのマルセイユのラウル博士は大好きだし、ほんとうに穏やかで紳士的で全く自然体で飾らず、どんな質問にも時々笑いを入れて話し、半年前にも、みんな落ち着かなくちゃいけないよ、と言っていた。自粛で家庭内暴力も増えたり、たとえば、親同士がケンカして、子供がどこかに逃げたいわ、と思っても、外に出れば罰金が待っている行き場なしというネガティヴな社会現象もあり、小規模な飲食店はつぶれることもあったらしく、またマスク義務化で、バスの運転手がマスクをしない人に注意して暴力を振るわれる事件も起きた。パリ郊外では中華レストランに差別用語を書いて日本にもこれは報道されていた。こんなパニックを起こしては本末転倒である。とは言え、田舎で呑気に生息している自分にとっては、自粛期間もそうでない時もさして大きな差はなかったけれど。たまに町に出て、カフェやレストランが閉まっているのを見て幾ばくかの寂しさはあった。こういう時でも政府は地域住民の食生活には大事な存在として定期的に開かれる朝市(マルシェ)やパン屋さんには店を開ける許可を下していた。さて、ラウル博士の話の内容を全部自分は理解しているのかどうか自分も数回聞いて病名などをチェックしてわかるかわからないかのぎりぎりで理解しているつもりで、わからない部分もある。とりあえず、私が報道記事を読んで大パニックでブログを書いていた去年の春ほどの心配は実はしなくて良かったのか、というところまでは理解しているつもりである。あの時は、フランス政府がともかく自粛だ、これは戦争状態だ、と大々的に国民にメッセージを告げ、多くの店もコンサート会場も美術館も閉じたが、それも一時的にしようのない話か、と罰金制度も効果を示し、意外にフランスはおとなしく政府に従った。昨年、それでも自粛が若干緩和された夏あたりからフランス国内を動いて、思ったより多くの人がマスクをしながらもマルシェに出たり、パン屋に行ったり、人が外に出ているのを見た。店という店にはアルコール消毒ジェルが置かれている。幸い、滞在先では民宿ホテルを見つけることもできた。意外に英語圏の人が民宿のオーナーだったりして。思い切り英語なまりのフランス語を楽しむこともできた。ディディエ・ラウル Didier Raoult 博士。地元の人たちの中には、あなたの治療のお陰で家族が助かってほんとうに感謝しているとコメントも寄せている。そう、コロナウイルスはサースコヴィッドと呼ばれるものと形が似ていると観察して見出し、過去にそのために使用されて特許も切れて安く手に入るクロロキンと呼ばれる薬があったので、それを処方したもので治療にあたり、患者は危機を脱して退院している、と。今も治療にあたっている。ところが、メディアでこの博士の話が出た途端に超問題人間として、一体、何者だあ、と言わんばかりに、例の若くてハンサムなブランシィエ博士のような医学博士や長年医療番組を報道しているお茶の間の人気者の医者たちから危険人物に近い扱いを受け、さらに他の番組では毒舌家で挑発するのが大得意で有名な司会者のインタビューに答え、「あなた、人を殺すんですか」みたいな発言までされてしまい、「あなたのような言い方を私はこれまでされたことは一度たりともありません。このような扱いを受けるのであれば私はこの場を去ります」と穏やかだが毅然とした口調でほんとうに椅子から立ち上がりかけその場を去ろうとし、司会者がまあまあと引き留め、それから、博士が説明をし、最後に笑顔で二人は番組を終了する、ということもあった。フランスの番組は昔から時々、出演者が腹を立てて去ってしまうこともあったので、それほど驚きはしない。この博士はフランスで彼独自の処方箋で治療するということが知られたためか、国民議会(下院)もしくは元老院(上院)のもとで行われる政府の情報管理議会と呼ばれるような場所で2020年の6月くらいに説明を求められた。一見、裁判のような形式で、嘘をつくと罰金付きの刑務所行きであることを前提に真実を述べることを誓う。この会見で博士は、「私は微生物研究の目的で(私には専門的過ぎて意味不明の)5つの会社の創設者のメンバーです」と言った後、苦笑しながら、「まあ、これまでに二個の会社が沈没しちゃいまして」と笑いを誘っていた。この国民議会での博士の言論に何点かの嘘があるとパリ及びイル・ド・フランス地方を管轄する公的医療機関のディレクターが異議申し立てを発していた。この機関は欧州にも影響を与える機関である。異議申し立ての代表者はマルタン・イーシュ氏。かつてはアベ・ピエール神父が創設したエマユスの代表者も務めた人で、脳神経学で博士号希望学生を指導する資格を持ち、フランス行政国立学院を卒業している。マクロン大統領もこの学院を卒業している。財界政界との繋がりを多く持つ人材を輩出するエリート官僚養成学校として知られる。なんだか長くなってしまった。それで二か月前のラウル教授の話では、フランス国内にすでに30株の変異コロナウィルスがあるらしい。教授はコロナワクチンと呼ばれているものは感染者増加で膨れ上がった場合の緊急事態にのみ使用されるべきで、いろんな分析データが不足しているものなので、この先何が身体に起こるのか全く見えない、運がいいか悪いかは接種後も長期的に見なくてはいけない、とはっきり言っている。あ、誰かがドアをノックしている。あ、猫か。
2021.06.04
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