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2006年01月06日
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カテゴリ: 沖縄関係
新暦正月で、餅は食い飽きたという方には辛い話でしょうね。

沖縄の風習として、旧暦12月8日(新暦1月7日)に作られるムーチー(鬼餅)があります。
沖縄文化の餅作りは、もち米に水を加えながら石臼で碾(ひ)くか、水に浸したもち米を搗(つ)き、後から蒸し上げたモノが中心でした。
しかし近年では、予め粉にしてあるもち米「糯米粉(もちごめこ)」に水を加えて練り蒸す事が多くなりました。
仮に日本本土のもち米を蒸してから、臼と杵で搗き上げる方法をしていては、度々作る準備に手間取りますね。
そんな餅文化の中でも、特に旧暦12月8日に作る鬼餅(ムーチー)は餅の一大イベントです。

練った糯米粉(もちごめこ)を平たくのばし、細長い長方形をつくってサンニン(月桃)やクバの葉で包んで蒸します。
特に、香り良く防虫抗菌作用のあるサンニンで包んだものは人気があります。
今では、街の菓子屋で一年中買う事ができます。

その様にして作る餅文化は、年中行事に冠婚葬祭にお供えされ、作り続けられており、大よそ日本中でも最大の餅消費地域ではないでしょうか。

水で練り上げた餅米の粉を、平たく伸ばしながらサンニン(月桃)やクバ(蒲葵・ビロウ)の葉に挟む様に包みこみ蒸したモノです。

ムーチー(鬼餅)には、厄払いの意味があります。
仏壇・かまど(火の神)・神棚などに供え、家族一同、特に子供の健康を願います。


沖縄民話「ムーチー(鬼餅)」
昔々、
首里の金城と言う村に、兄と妹が住んでいました。
兄は、大里村に移り住んでからは、鬼となり人を喰うようになってしまいました。
その噂を聞いた妹は、兄が知らないモノで退治しようと考えました。
ごく普通の柔らかな餅と鉄クギを混ぜた鉄餅を用意して、兄を誘いました。
兄が、大里村から金城へ移動中、妹は山の途中で待ち伏せしました。

何食わぬ顔で妹は、兄に鉄クギ入りの鉄餅を渡し、食べる様にすすめました。
妹は普通の餅を食べました。
兄は、こんな固いモノをムシャムシャ食べている妹が少し怖く感じました。
それと同時に、わざと兄に見える様に着物の裾(すそ)を開いて座りました。
妹は、平然と餅を食べています。

さり気無く、兄の前に着物の裾を開いて妹が座り直します。
妹の下の口が兄の目に入りました。
兄は、「それは何か」と妹に問いました。
妹は、「上の口は餅を食います。下の口は鬼を喰らいます」と答えました。
すると兄は驚いて、崖から転げ落ち、死んでしまいました。

というのが、有名な「ムーチー(鬼餅)」のはなしです。


沖縄の餅!ムーチー(5個入り) 沖縄の餅!ムーチー(5個入り)

この時期、寒さが厳しくなる「ムーチービーサの日」





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最終更新日  2006年01月06日 08時37分27秒
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