さっこらの備忘録
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三回忌になります。 転院した病院は食べ物に関しては緩かったので、 娘は悔いなく大好きな生バナナやいちごを移植からまもない時期でも食べることができました。 ただ、住環境に関しては厳しくて、娘のベッドの中で添い寝はできませんでした。 まだ2歳になったばかりで病院に入院して、完全看護だからと、 14時から19時の間だけしか会えず、夫に寂しかった~と言っていたそうです。 看護師さんや先生達に可愛がられまくって、私以上に看護師さんの名前を覚えていた娘。 いつでも笑顔で歌を歌って、しろくまちゃんのホットケーキやはらぺこあおむしを暗誦して、 寂しさを紛らわせていたのかもしれません。 転院先の住環境で残念なところは付き添いは一人だけと決まっていて、 親子三人で過ごせたのは2ヶ月の入院生活の中で最初と最期の日だけでした。 そんな中で、亡くなる3日前に病院の横のファミリーハウスで 七段のお雛様を飾り、私の母がケーキの土台を焼き、 娘と一緒に飾りつけをして、身内が全員集まったとき、 本当に楽しそうでした。 すでに肺に転移があり肺に水がたまって、酸素マスクをしていましたが、 帰るときまで笑顔でした。 泣いたのは一回だけ。 「ここでねんねする~!」といって帰るコールをしたのに駄々をこねました。 病気になってから半年以上も会えなかったおじいちゃん、おばあちゃんず、おじさん、おばさんずに会えて、 本当に楽しかったんだろうと思います。 家のように過ごしながら治療が受けられたらいいなを実現してくれる チャイルド・ケモ・ハウスを応援するのはそれがきっかけです。
2014年01月31日
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